JP2018090075A - 車両用のブレーキシステムの液圧制御ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液圧制御ユニット50は、ポンプの吸込側に連通する供給流路に設けられているダンパユニット37を備えている。ダンパユニット37は、一端側に開口部60aを有して他端側に底部を有する有底筒形状をしており、開口部60aを介して内部空間が供給流路15と連通するカートリッジ60と、カートリッジ60内において、カートリッジ60の軸心方向に移動自在に設けられたロッド63と、ロッド63の外面とカートリッジ60の内面との間に設けられ、カートリッジ60の内部空間を、底部側の第1空間61と開口部60a側の第2空間62とに仕切るシーリングリング64と、第1空間61に設けられ、ロッド63を第2空間62側へ押圧するバネ65と、を備えている。
【選択図】図4
Description
なお、以下では、本発明に係る液圧制御ユニットを含むブレーキシステムが、四輪車に搭載されている場合について説明しているが、本発明に係る液圧制御ユニットを含むブレーキシステムは、四輪車以外の他の車両(二輪車、トラック、バス等)に搭載されてもよい。また、以下で説明する構成、動作等は、一例であり、本発明に係る液圧制御ユニットを含むブレーキシステムは、そのような構成、動作等である場合に限定されない。また、各図において、同一の又は類似する部材又は部分には、同一の符号を付している、又は、符号を付すことを省略している。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
以下に、本実施の形態に係るブレーキシステムを説明する。
<ブレーキシステムの構成及び動作>
本実施の形態に係るブレーキシステムの構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るブレーキシステムの、システム構成の例を示す図である。
ここで、副流路14の上流側端部が、本発明の第2上流側端部に相当する。副流路14の下流側端部が、本発明の第1下流側端部に相当する。主流路13の途中部13bが、本発明の第2途中部に相当する。供給流路15の上流側端部が、本発明の第1上流側端部に相当する。供給流路15の下流側端部が、本発明の第2下流側端部に相当する。副流路14の途中部14aが、本発明の第1途中部に相当する。
込め弁31が開放され、弛め弁32が閉鎖され、第1切換弁35が開放され、且つ、第2切換弁36が閉鎖されている状態で、車両100のブレーキペダル16が操作された際に、ブレーキペダル16のポジションセンサの検出信号及び液圧回路2の液圧センサの検出信号から、液圧回路2の液圧の不足又は不足の可能性が検知されると、制御器52は、アクティブ増圧制御動作を開始する。
ブレーキシステム1は、図2に示されるような、倍力装置17が省略されたブレーキシステム1であってもよい。このような倍力装置17が省略されたブレーキシステム1の場合、使用者のブレーキペダル16の踏力は、倍力装置17で倍力されず、直接、マスタシリンダ11のピストンに伝達されることとなる。このため、使用者がブレーキペダル16を踏み込もうとした際、マスタシリンダ11のピストンを介して、ブレーキペダル16には、液圧回路2内のブレーキ液の液圧が反力として作用する。
実施の形態に係るブレーキシステムのダンパユニットの詳細について説明する。
図3及び図4は、本発明の実施の形態に係るブレーキシステムの、ダンパユニットの搭載状態を示す部分断面図である。なお、図3は、ダンパユニット37のカートリッジ60の内部空間にブレーキ液が流入していない状態を示している。また、図4は、ダンパユニット37のカートリッジ60の内部空間にブレーキ液が流入している状態を示している。
上述のように、制御器52の一部は、制御基板53として構成されている。そして、液圧制御ユニット50は、制御基板53を収容するハウジング54を備えている。このハウジング54は、基体51の一部(側面51a側)を覆うように、基体51に取り付けられている。つまり、制御基板53は、ハウジング54を介して、基体51に取り付けられている。この制御基板53は、込め弁31、弛め弁32、第1切換弁35及び第2切換弁36のソレノイドに電力を供給する複数のコイル53aを備えている。
図6に示すように、ダンパユニット37のカートリッジ60は、第1空間61と該カートリッジ60の外部空間とを連通し、空気が流通する貫通穴60bが形成されていてもよい。このようにカートリッジ60を構成した場合、第1空間61内の空気が温度上昇によって膨張した際、貫通穴60bから外部に流出することができる。また、第1空間61内の空気が温度低下によって収縮した場合、貫通穴60bから第1空間61へ外部の空気が流入することができる。このため、カートリッジ60に貫通穴60bを形成することにより、温度変化によって第1空間61内の空気の圧力が変化することを抑制でき、温度変化によるダンパユニット37の減衰性能の変化をより抑制することができる。また、カートリッジ60に貫通穴60bを形成することにより、第1空間61内の空気がシーリングリング64とカートリッジ60の内面との間を通って内部流路55側に流出した場合も、貫通穴60bから第1空間61へ外部の空気が流入することとができる。このため、カートリッジ60に貫通穴60bを形成することにより、長期に渡ってダンパユニット37を使用しても、第1空間61内の空気の圧力変化を抑制することができるので、長期に渡る減衰性能の安定性がより向上する。
ストッパー67は、カートリッジ60内からロッド63が飛び出すことを抑制できればよく、ダンパユニット37の構成の一部である必要は必ずしもない。例えば、図7に示すように、ストッパー67を基体51と一体形成してもよい。また、オリフィス68も、ダンパユニット37の第2空間62に流入するブレーキ液の流れを絞ることができれば、ダンパユニット37の構成の一部である必要は必ずしもない。例えば、図7に示すように、基体51にオリフィス68を形成してもよい。
例えば、図8に示すように、ロッド63の外面全周に渡って凹溝63aを形成し、該凹溝63aにシーリングリング64を挿入し、シーリングリング64をロッド63に固定してもよい。ここで、シーリングリング64をロッド63に固定する場合、シーリングリング64の内径は、ロッド63におけるシーリングリング64の取り付け位置の外径よりも、若干小さく設計される。ロッド63にシーリングリング64を取り付けた際、シーリングリング64が若干伸ばされることにより、シーリングリング64とロッド63との間に隙間ができないようにするためである。このため、図8のようにロッド63の凹溝63aにシーリングリング64を取り付ける場合、シーリングリング64の内径は、ロッド63に形成された凹溝63aの底部の外径よりも、若干小さく設計されることとなる。そして、図8のようにロッド63の凹溝63aにシーリングリング64を取り付ける場合、ロッド63の凹溝63a以外の部分(凹溝63aの底部よりも外径が大きい部分)をシーリングリング64の内周側に挿入した後、ロッド63の凹溝63aにシーリングリング64を取り付けることとなる。
本実施の形態に係るブレーキシステムの効果について説明する。
ブレーキシステム1の液圧制御ユニット50では、供給流路15にダンパユニット37が設けられている。そのため、第2切換弁36が開いた状態でポンプ34が駆動されることで生じる脈動が、供給流路15及びマスタシリンダ11を介して、ブレーキシステム1の入力部(例えばブレーキペダル16等)に伝搬することが抑制される。したがって、本実施の形態に係る液圧制御ユニット50をブレーキシステム1に採用することにより、使用者のブレーキシステムの使用感を向上することができる。
Claims (7)
- 車両用のブレーキシステムの液圧制御ユニットであって、
前記ブレーキシステムは、
マスタシリンダとホイールシリンダとを連通させる主流路と、前記主流路のブレーキ液を逃がす副流路と、前記副流路の途中部である第1途中部にブレーキ液を供給する供給流路と、を有する液圧回路を含み、
前記副流路の下流側端部である第1下流側端部は、前記主流路の途中部である第2途中部に接続されており、
前記供給流路の上流側端部である第1上流側端部は、前記マスタシリンダに連通し、
前記液圧制御ユニットは、
前記主流路のうちの前記第2途中部を基準とする前記ホイールシリンダ側の領域に設けられている込め弁と、
前記副流路において該副流路の上流側端部である第2上流側端部と前記第1途中部との間となる領域に設けられている弛め弁と、
前記副流路のうちの前記第1途中部と前記第1下流側端部との間の領域に設けられ、吸込側が該第1途中部に連通し、吐出側が該第1下流側端部に連通するポンプと、
前記主流路のうちの前記第2途中部を基準とする前記マスタシリンダ側に設けられている第1切換弁と、
前記供給流路に設けられている第2切換弁及びダンパユニットと、を備えており、
前記ダンパユニットは、
一端側に開口部を有して他端側に底部を有する有底筒形状をしており、前記開口部を介して内部空間が前記供給流路と連通するカートリッジと、
前記カートリッジ内において、該カートリッジの軸心方向に移動自在に設けられたロッドと、
該ロッドの外面と前記カートリッジの内面との間に設けられ、前記カートリッジの前記内部空間を、前記底部側の第1空間と前記開口部側の第2空間とに仕切るシーリングリングと、
前記第1空間に設けられ、前記ロッドを前記第2空間側へ押圧するバネと、
を備えた、
液圧制御ユニット。 - 前記カートリッジは、前記第1空間と該カートリッジの外部空間とを連通し、空気が流通する貫通穴が形成されている、
請求項1に記載の液圧制御ユニット。 - 前記第2空間に流入するブレーキ液の流れを絞るオリフィスを備えた、
請求項1又は請求項2に記載の液圧制御ユニット。 - 前記供給流路の一部を構成する内部流路を有する基体と、
前記込め弁、前記弛め弁、前記ポンプ、前記第1切換弁、及び前記第2切換弁の動作を司る制御器の一部を構成する制御基板と、
内部に前記制御基板を収容し、前記基体の一部を覆うハウジングと、を備え、
前記カートリッジは、前記基体に設けられて、前記開口部を介して前記内部空間が前記基体の前記内部流路に連通しており、
前記カートリッジの一部は、前記基体の外面から前記ハウジングの内部に突出している、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。 - 前記シーリングリングは、一対のガイドリングによって該カートリッジの軸心方向に挟持され、前記ロッド又は前記カートリッジに固定されている、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。 - 前記ダンパユニットは、前記供給流路において該供給流路の下流側端部である第2下流側端部と前記第2切換弁との間となる領域に設けられている、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。 - 前記ダンパユニットは、前記供給流路のうちの前記第1上流側端部と前記第2切換弁との間の領域に設けられている、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット。
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