JP2018085707A - ワイヤレススピーカシステム、位置検知システム、アンテナ装置、照明装置、スピーカ装置及び位置検知方法 - Google Patents

ワイヤレススピーカシステム、位置検知システム、アンテナ装置、照明装置、スピーカ装置及び位置検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素化された構成で、人の位置を検知できるワイヤレススピーカシステムを提供する。
【解決手段】携帯端末40及び複数のスピーカ装置を備えるワイヤレススピーカシステム10であって、複数のスピーカ装置の各々は、音声を出力する出音部25と、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナ27と、第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナ28とを有し、携帯端末40は、複数のスピーカ装置の各々の第一信号及び第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する無線通信部41と、複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する検知部44と、再生用スピーカ装置を制御するスピーカ制御部42とを有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、ワイヤレススピーカシステム、位置検知システム、アンテナ装置、照明装置、スピーカ装置及び位置検知方法に関する。
従来、スピーカの近くにおける人の有無を人感センサで検知して、スピーカの近くに人が居る場合にだけスピーカから音声を出力するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−42265号公報
本開示は、簡素化された構成で、ユーザの位置を検知できるワイヤレススピーカシステムなどを提供する。
本開示の一態様に係るワイヤレススピーカシステムは、携帯端末及び複数のスピーカ装置を備えるワイヤレススピーカシステムであって、前記複数のスピーカ装置の各々は、音声を出力する出音部と、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、前記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、前記携帯端末は、前記複数のスピーカ装置の各々の前記第一信号及び前記第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する無線通信部と、前記複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、前記第一強度及び前記第二強度に基づいて検知する検知部と、前記再生用スピーカ装置を制御するスピーカ制御部とを有する。
本開示の一態様に係るワイヤレススピーカシステムは、簡素化された構成で、人の位置を検知できるワイヤレススピーカシステムなどを提供できる。
図1は、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係るスピーカ装置の概要を示す斜視図である。 図3は、実施の形態1に係るスピーカ装置の概要を示す断面図である。 図4は、実施の形態1に係るスピーカ装置の第一アンテナ及び第二アンテナの放射特性の概要を示す図である。 図5は、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステムの動作の流れを示すシーケンス図である。 図6は、実施の形態1に係る位置検知方法を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態2に係るワイヤレススピーカシステムの機能構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態2に係るワイヤレススピーカシステムの動作の流れを示すシーケンス図である。 図9は、変形例に係るワイヤレススピーカシステムの構成を示すレイアウト図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明、及び、実質的に同一の構成に対する重複説明などを省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。つまり、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示における技術を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステムについて説明する。本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステムは、携帯端末と複数のスピーカ装置とを備え、複数のスピーカ装置のうち、携帯端末に近い位置にある一つ以上の再生用スピーカ装置を検知する。この再生用スピーカ装置に音声信号を送信することで、携帯端末を保持するユーザが、再生用スピーカ装置が再生する音声を聴くことができる。以下、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステムの全体構成及び動作について説明する。
[1−1.全体構成]
まず、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステムの全体構成について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10の機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、ワイヤレススピーカシステム10は、人に近い位置にあるスピーカ装置である再生用スピーカ装置を検知し、再生用スピーカ装置を用いて音声を再生するシステムである。ワイヤレススピーカシステム10は、携帯端末40及び複数のスピーカ装置20a、20b、20c及び20dを備える。本実施の形態では、ワイヤレススピーカシステム10は、さらに、アクセスポイント50と、記憶装置60とを備える。また、図1には示されないが、複数のスピーカ装置は、それぞれ、照明器具を有する。当該照明器具の構成については後述する。以下、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10の各構成要素について説明する。
[1−1−1.スピーカ装置]
本実施の形態に係るスピーカ装置について、図面を用いて説明する。
図2及び図3は、それぞれ、本実施の形態に係るスピーカ装置20の概要を示す斜視図及び断面図である。図4は、本実施の形態に係るスピーカ装置20の第一アンテナ27及び第二アンテナ28の放射特性の概要を示す図である。なお、図2では、スピーカ装置20の構成要素のうち、照明器具30、出音部25、第一アンテナ27及び第二アンテナ28だけが示されており、その他の構成要素については省略されている。また、図3においては、スピーカ装置20の構成要素のうち、照明器具30、出音部25、第一アンテナ27及び第二アンテナ28の他に、スピーカ装置20を動作させるための回路が収納された回路ボックス38が示されている。図1に示されるスピーカ装置20a、20b、20c及び20dは、いずれも、図2及び図3に示されるスピーカ装置20と同様の構成を有する。また、図4においては、第一アンテナ27及び第二アンテナ28の放射特性を示すために、第一アンテナ27及び第二アンテナ28が、実際に配置される位置とは異なる位置に示されている。
複数のスピーカ装置の各々は、音声信号を無線通信によって受信し、当該音声信号に対応する音声を再生するワイヤレススピーカである。図1に示されるように、スピーカ装置20a及び20bは、それぞれ、出音部25a及び25bと、第一アンテナ27a及び27bと、第二アンテナ28a及び28bと、無線通信部21a及び21bと、アンテナ制御部22a及び22bと、記憶部23a及び23bと、音響処理部24a及び24bとを備える。また、上述のとおり、スピーカ装置20a及び20bは、それぞれ図2及び図3に示されるような照明器具30を備える。図1に示されるスピーカ装置20c及び20dも、スピーカ装置20a及び20bと同様の構成を有する。また、ワイヤレススピーカシステム10は、さらに、スピーカ装置20a、20b、20c及び20dと同様のスピーカ装置を備えてもよい。以下、複数のスピーカ装置を代表して、スピーカ装置20aの構成要素について説明する。
無線通信部21aは、第一アンテナ27a及び第二アンテナ28aからそれぞれ送信される第一信号及び第二信号を生成し、アンテナ制御部22aに出力する。また、無線通信部21aには、第一アンテナ27a及び第二アンテナ28aが受信した各信号がアンテナ制御部22aを介して入力される。無線通信部21aは、アンテナ制御部22aから入力された音声信号などを記憶部23a又は音響処理部24aに出力する。
アンテナ制御部22aは、無線通信部21aから入力された第一アンテナ27a用の第一信号及び第二アンテナ28a用の第二信号をそれぞれ第一アンテナ27a及び第二アンテナ28aに出力する。これにより、第一アンテナ27a及び第二アンテナ28aは、それぞれ第一信号及び第二信号を出力する。また、アンテナ制御部22aは、第一アンテナ27a及び第二アンテナ28aから入力された信号を無線通信部21aに出力する。
記憶部23aは、無線通信部21aから入力された音声信号、及び、無線通信部21aが無線通信において用いる識別子などの情報を記憶する。ここで、当該識別子は、スピーカ装置などの各機器の無線通信における混信を防ぐために各機器に付与される名称である。記憶部23aは、例えば、フラッシュメモリなどの記憶素子で構成される。
音響処理部24aは、無線通信部21a又は記憶部23aから取得した音声信号に対して復号などの処理を施し、処理が施された音声信号を出音部25aに出力する。
出音部25aは、音響処理部24aが処理を施した音声信号に対応する音声を出力する。出音部25aは、例えば、振動板、ボイスコイル、マグネットなどを備える周知のスピーカユニットでもよい。
第一アンテナ27aは、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する。本実施の形態では、第一アンテナ27aは、図2〜図4に示される第一アンテナ27のようなモノポールアンテナである。第一アンテナ27aとして、モノポールアンテナを用いることで、図4の放射特性を表す球状面27Dのように、第一アンテナ27aの放射特性を、第一アンテナ27aの長手方向に垂直な平面内において無指向性とすることができる。なお、球状面27Dの中心から球状面27D上の各点に向かう向きの放射強度がドットのハッチングで表されている。球状面27Dにおいてドットの密度が濃くなるにしたがって放射強度が増大する。図4に示されるように、第一アンテナ27は、第一アンテナ27の長手方向に垂直な第一平面内において無指向性となるような放射特性を有する。本実施の形態では、第一平面は、水平面に平行な面である。
また、第一アンテナ27aは、携帯端末40、アクセスポイント50などから送信された信号を受信する。第一アンテナ27aが送受信する信号において用いられる規格は、特に限定されないが、本実施の形態では、Wi−Fi(登録商標)である。
第二アンテナ28aは、上記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する。本実施の形態では、第二アンテナ28aは、図2〜図4に示される第二アンテナ28のような環状のアンテナである。第二アンテナ28aとして、環状のアンテナを用いることで、図4の放射特性を表す球状面28Dのように、第二アンテナ28aは所定の方向に指向性を有する。図4に示される第二アンテナ28は、第一平面に交差する方向に指向性を有する。図1に示される第二アンテナ28aも図4に示される第二アンテナ28と同様に、第一平面に交差する方向に指向性を有する。本実施の形態では、第二アンテナ28及び28aは、第一平面に略垂直な方向に指向性を有する。ここで、本実施の形態では、第一平面は水平方向に平行であるため、第二アンテナ28及び28aは、略鉛直方向に指向性を有する。これにより、第二アンテナ28及び28aから送信される第二信号は、第一アンテナ27及び27aから送信される第一信号より、狭い領域において受信される。
第二アンテナ28aは、携帯端末40から送信された信号を受信する。なお、第二アンテナ28aは、他の機器から送信された信号を受信してもよい。第二アンテナ28aが送受信する信号において用いられる規格は、特に限定されないが、本実施の形態では、Bluetooth(登録商標)である。
なお、図2〜図4には示されないが、スピーカ装置20は、第一アンテナ27及び第二アンテナ28と、照明器具30とを一体化するための構成を有する。例えば、照明器具30に第一アンテナ27及び第二アンテナ28を固定するための治具が設けられてもよい。また、第一アンテナ27及び第二アンテナ28をそれぞれプリント基板上に形成して、当該プリント基板を照明器具30に固定するための構成を照明器具30に設けてもよい。
図2及び図3に示される照明器具30は、スピーカ装置20に含まれる器具である。このように、スピーカ装置20が照明器具30を有することにより、スピーカ装置20の出音部25などと照明器具30とを一体化できるため、出音部25などと照明器具とを別々に配置する場合より設置スペースを縮小することができる。また、スピーカ装置20に、照明器具30用の電力を供給することができるため、電力供給のための配線を簡素化することができる。
また、本実施の形態では、照明器具30は、図3に示されるように、天井板などの造営材90に埋め込み配設されるダウンライトである。この場合、スピーカ装置20が天井板などの造営材90に配設される。これにより、携帯端末40を保持するユーザの上方から、第二信号を鉛直方向に向けて放射することができる。このため、携帯端末40が受信する第二信号の受信強度である第二強度を検出し、第二強度の大きいスピーカ装置20を検知することで、ユーザに近い位置に配置されたスピーカ装置を検知することができる。
図3に示されるように、照明器具30は、光源34と、光源34が配置される器具本体31とを有する。照明器具30は、さらに、カバー部材32と、光学部材33と、反射部材35とを有する。
光源34は、照明器具30から出射される光を生成する発光モジュールである。光源34は、器具本体31に形成された凹部36内に配置される。光源34は、所定の光を放射状に出射する。本実施の形態では、光源34は、LED(Light Emitting Diode)を有する発光モジュールである。光源34は、例えば白色光を出射するように構成されている。
器具本体31は、照明器具30の本体部分であり、凹部36が形成され、凹部36に光源34が配置される。これにより、凹部36の開口端部31aから光を出射させることができる。本実施の形態では、器具本体31は、有底筒状の形状を有し、円柱状の凹部36が形成されている。また、器具本体31の底部31bに形成された開孔31hを覆うように出音部25が配置される。これにより、光が出射される開口端部から、光の出射方向とほぼ同じ方向に音声を出力することができる。
また、器具本体31の凹部36には、第二アンテナ28が配置される。ここで、器具本体31を導電材料で形成し、凹部36の形状を適切に設計することによって第二アンテナ28の指向性を好適化することができる。本実施の形態では、アルミニウムなどの金属材料で形成された器具本体31の凹部36内に第二アンテナ28を配置することで、第二アンテナ28からの電波を、凹部36の内部から開口端部31aに向かう方向に集中させることができる。
図3に示される反射部材35は、光源34からの光の配光を制御する部材である。本実施の形態では、反射部材35は、光源34からの光を光学部材33に向けて反射させる。反射部材35は、図3に示すように、光源34からの光が入射される側(図2の上側)の端部から、当該光が出射される側の端部に向かって内径が漸次大きくなるように構成された筒状の形状を有する。反射部材35の内面において、光源34からの光が反射される。反射部材35は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)など硬質の白色樹脂材料で形成される。
図3に示される光学部材33は、反射部材35からの光が入射される透光性の部材である。光学部材33は、反射部材35から入射した光の配光を制御して出射する機能を有してもよい。本実施の形態では、光学部材33は有底円筒状のカバーであり、反射部材35及び光源34を覆う。光学部材33は、反射部材35からの光を集光し、略円形の断面を有する光を出射してもよい。光学部材33は、透光性材料で形成されており、例えばアクリル、ポリカーボネート(PC)などの透明樹脂材料、又は、ガラス材料などの透明材料で形成される。
図3に示されるカバー部材32は、光学部材33の周囲に配置され、第二アンテナ28などを覆う環状の部材である。カバー部材32は、第二アンテナ28などを覆い、かつ、第二アンテナ28からの電波を透過させる。カバー部材32を形成する材料は、電波を透過させることができる材料であれば特に限定されない。カバー部材32は、例えば、樹脂材料で形成される。
図3に示される回路ボックス38は、スピーカ装置20を動作させるための回路が収納される筐体である。回路ボックス38は、スピーカ装置20の各処理部を構成する電子回路、及び、照明器具30に電力を供給するための電源回路が収納される。回路ボックス38と第一アンテナ27及び第二アンテナ28との間は信号を送受信するための信号線でそれぞれ接続されている。また、回路ボックス38と照明器具30の光源34とは、光源34に電力を供給するための電線で接続されている。また、回路ボックス38と出音部25とは、出音部25に音声信号に対応する信号を送信するための信号線で接続されている。
[1−1−2.携帯端末]
携帯端末40は、可搬型の端末である。携帯端末40は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、ノート型パソコンなどであってもよい。図1に示される携帯端末40は、無線通信部41と、記憶部43と、検知部44と、スピーカ制御部42と、端末アンテナ47とを有する。
無線通信部41は、複数のスピーカ装置の各々の第一信号及び第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する。ここで、第一強度及び第二強度は、いわゆる受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)であってもよい。また、無線通信部41は、各スピーカ装置から送信される第一信号及び第二信号に含まれる各スピーカ装置の識別子を抽出する。そして、無線通信部41は、各スピーカ装置に対応する識別子、第一強度及び第二強度を記憶部43に出力する。
また、無線通信部41は、再生用スピーカ装置に音声を再生させるための制御信号をアクセスポイント50に送信する。
記憶部43は、無線通信部41から入力された各スピーカ装置に対応する識別子、第一強度及び第二強度を記憶する。また、記憶部43は、各スピーカ装置に対応する第一強度及び第二強度を検知部44に出力する。記憶部43は、例えば、フラッシュメモリなどの記憶素子で構成される。
検知部44は、複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する。本実施の形態では、検知部44は、記憶部43に記憶された第一強度及び第二強度が入力され、第一強度及び第二強度の差を演算する。検知部44は、第一強度及び第二強度の差に基づいて、再生用スピーカ装置を検知する。このような強度差を用いることで、各スピーカ装置の個体差、各スピーカ装置の周辺の電波遮蔽物の有無などが第一強度及び第二強度に与える影響を相殺することができる。
スピーカ制御部42は、再生用スピーカ装置を制御する。本実施の形態では、スピーカ制御部42は、音声データを特定する信号と、再生用スピーカ装置の識別子とを含む信号を生成し、当該信号を無線通信部41及び端末アンテナ47を介してアクセスポイント50に送信する。これにより、アクセスポイント50は、記憶装置60から音声データに対応する音声信号を受信し、再生用スピーカ装置に音声信号を送信する。このようにして、スピーカ制御部42は、再生用スピーカ装置を間接的に制御する。なお、スピーカ制御部42は、再生用スピーカ装置によって音声を再生する際の音量などの情報に対応する信号を併せて送信してもよい。スピーカ制御部42によって特定される音声データは、例えば、携帯端末40のユーザが、携帯端末40にインストールされたソフトウェアなどを用いて選択してもよいし、携帯端末40にインストールされたソフトウェアによってランダムに選択されてもよい。
端末アンテナ47は、第一信号及び第二信号を受信し、かつ、アクセスポイント50に信号を送信するアンテナである。本実施の形態では、端末アンテナ47は、Wi−Fi規格及びBluetooth(登録商標)規格に対応する信号を送受信することができるアンテナである。
[1−1−3.アクセスポイント]
図1に示されるアクセスポイント50は、携帯端末40及び複数のスピーカ装置と無線通信を行い、かつ、記憶装置60との間で通信を行う。具体的には、アクセスポイント50は、携帯端末40から、無線通信によって音声信号及び当該音声信号の送信先のスピーカ装置に関する情報を含む信号を受信する。アクセスポイント50は、当該信号に基づいて記憶装置60から音声信号を取得し、当該音声信号を再生用スピーカ装置に送信する。ワイヤレススピーカシステム10が、アクセスポイント50を備えることにより、記憶装置60に記憶された音声データに対応する信号を、携帯端末40を介することなく再生用スピーカ装置に送信することができる。アクセスポイント50は、無線通信部51と、変換部52と、記憶部53と、有線通信部54と、APアンテナ57とを有する。
無線通信部51は、携帯端末40からの信号を受信し、変換部52に出力する。また、無線通信部51は、変換部52から入力された音声信号を、APアンテナ57を用いて再生用スピーカ装置に送信する。
変換部52は、無線通信部51から入力された無線通信用信号を有線通信用信号に変換して有線通信部54又は記憶部53に出力する。また、変換部52は、有線通信部54又は記憶部53から入力された有線通信用信号を無線通信用信号に変換して無線通信部51に出力する。
記憶部53は、変換部52及び有線通信部54から入力された信号を記憶する。記憶部53は、主に、有線通信部54から入力された音声信号を一時的に記憶し、変換部52に出力する。記憶部53は、例えば、DRAMなどの記憶素子で構成される。
有線通信部54は、記憶装置60と有線通信を行う。具体的には、記憶装置60に、音声データを特定する信号を送信して、記憶装置60から当該音声データに対応する音声信号を受信する。有線通信部54は、受信した音声信号を、直接、又は、記憶部53を介して、変換部52に出力する。
APアンテナ57は、携帯端末40から制御信号を受信し、かつ、再生用スピーカ装置に音声信号を送信するアンテナである。本実施の形態では、APアンテナ57は、Wi−Fi規格に対応する信号を送受信することができるアンテナである。
[1−1−4.記憶装置]
図1に示される記憶装置60は、アクセスポイント50に接続され、再生用スピーカ装置に送信される音声データを記憶するNAS(Network Attached Storage)である。本実施の形態では、記憶装置60は、有線通信部61と、記憶部62とを備える。本実施の形態では、ワイヤレススピーカシステム10が記憶装置60を備えることにより、携帯端末40に音声データを記憶させる必要がなくなるため、携帯端末40の記憶容量を低減することができる。
本実施の形態では、記憶装置60は、有線通信部61と、記憶部62とを有する。
有線通信部61は、アクセスポイント50から送信された音声データを特定する信号を受信する。有線通信部61は、当該信号に対応する音声データを記憶部62から取得し、音声データに対応する音声信号をアクセスポイント50に送信する。
記憶部62は、再生用スピーカ装置で再生する音声データなどを記憶する。記憶部62は、有線通信部61から入力された信号に対応する音声データを有線通信部61に出力する。記憶部62は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの装置で構成される。
[1−2.動作]
本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10の動作について図面を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10の動作の流れを示すシーケンス図である。図6は、本実施の形態に係る位置検知方法を示すフローチャートである。
図5に示されるように、まず、複数のスピーカ装置の各々が、第一信号及び第二信号を携帯端末40に送信する(S10)。ここで、第一信号及び第二信号には、それぞれ、各スピーカ装置に固有の識別子などが含まれる。これにより、第一信号及び第二信号がどのスピーカ装置から送信された信号であるかを識別することができる。
続いて、携帯端末40は、複数のスピーカ装置から出力された第一信号及び第二信号を受信し、それらの信号に基づいて自らの位置を検知する(S20)。
ここで、携帯端末40における位置検知方法について、図6を用いて説明する。
図6に示されるように、携帯端末40は、複数のスピーカ装置の各々から出力される第二信号の受信強度である第二強度を検出する(S21)。続いて携帯端末40は、第二強度が第一閾値以上であるかを判断する(S22)。ここで、すべての第二強度が第一閾値未満であれば(S22でNO)、再度各スピーカ装置の第二強度を検出する(S21)。一方、第二強度の少なくとも一つが第一閾値以上であれば(S22でYES)、第二強度が第一閾値以上であるスピーカ装置を選別する(S23)。ここで、第一閾値は、携帯端末40の近辺に配置された一部のスピーカ装置だけが選別されるような値に設定される。第一閾値は、例えば、‐60dBm程度であってもよい。あるいは、第一閾値は、第二信号の受信強度として想定される最大値の百万分の1程度の値でよい。第二信号は、鉛直方向に指向性を有する第二アンテナから出力される信号であるため、携帯端末40の近辺に配置された一部のスピーカ装置を除いてほとんどのスピーカ装置からの第二信号の受信強度は第一閾値未満となる。図1に示されるワイヤレススピーカシステム10において、例えば、スピーカ装置20a及び20bからの第二信号だけが、第一閾値以上となると仮定する。
続いて、各スピーカ装置の第一信号の受信強度である第一強度を検出する(S24)。検出された第一強度に基づいて、選別された各スピーカ装置の第一強度と第二強度との強度差を演算し、当該強度差が第二閾値以上であるかを判断する(S25)。本実施の形態では、強度差は、第二強度から第一強度を引いた値で定義される。このように強度差を用いることで、各スピーカ装置の個体差、各スピーカ装置の周辺の電波遮蔽物の有無などが第一強度及び第二強度に与える影響を相殺することができる。第二閾値は、第一信号及び第二信号の強度に応じて適宜設定することができる。
ここで、選別されたすべてのスピーカ装置において強度差が第二閾値未満であれば(S25でNO)、再度各スピーカ装置の第二強度を検出するステップS21に戻る。一方、強度差の少なくとも一つが第二閾値以上であれば(S25でYES)、強度差が第二閾値以上であるスピーカ装置を再生用スピーカ装置として検知する(S26)。これにより、携帯端末40がどのスピーカ装置の近くに位置するかを検知できる。つまり、携帯端末40を保持するユーザの位置を検知できる。図1に示されるワイヤレススピーカシステム10において、例えば、スピーカ装置20aからの第一信号と第二信号との強度差だけが、第二閾値以上となると仮定する。この場合、スピーカ装置20aだけが再生用スピーカ装置として選別される。
図5に戻り、再生用スピーカ装置を検知した後、携帯端末40のスピーカ制御部42は、再生用スピーカ装置に音声を出力させるための制御信号をアクセスポイント50に送信する(S30)。制御信号を受信したアクセスポイント50は、携帯端末40が指定した音声信号を記憶装置60に出力させるための出力指示信号を記憶装置60に送信する(S40)。出力指示信号を受けた記憶装置60は、指定された音声信号をアクセスポイント50に送信する(S60)。アクセスポイント50は、記憶装置60から受信した音声信号を再生用スピーカ装置に送信する(S70)。再生用スピーカ装置は、アクセスポイント50から受信した音声信号に基づいて音声を再生する(S80)。
以上のように、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10においては、複数のスピーカ装置の中から、携帯端末40に近い位置にある一つ以上の再生用スピーカ装置を検知し、当該再生用スピーカ装置によって音声を再生する。これにより、携帯端末40を保持するユーザは、携帯端末40の近辺に配置された再生用スピーカ装置に音声を再生させることができる。また、ユーザが移動した場合には、移動先の位置の近辺に配置された再生用スピーカ装置に音声を再生させることができる。例えば、ユーザが、図1に示されるスピーカ装置20aの近辺からスピーカ装置20bの近辺までが移動した場合、スピーカ装置20bが再生用スピーカ装置となる。この場合、図1のAPアンテナ57からスピーカ装置20bの第一アンテナ27bに延びる点線の矢印で示されるように、音声信号は、アクセスポイント50から再生用スピーカ装置であるスピーカ装置20bに送信される。これにより、スピーカ装置20bに音声を再生させることができる。このように、ユーザが移動する場合においても、随時再生用スピーカ装置を検知して音声を再生させることができるため、ユーザは、近くに位置するスピーカ装置から途切れることなく音声を聴き続けることができる。しかも、ワイヤレススピーカシステム10では、スピーカ装置が人感センサなどを別途備える必要がないため、構成を簡素化することができる。
[1−3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム10は、携帯端末40及び複数のスピーカ装置を備えるワイヤレススピーカシステムである。複数のスピーカ装置の各々は、音声を出力する出音部25と、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナ27と、第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナ28とを有する。携帯端末40は、複数のスピーカ装置の各々の第一信号及び第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する無線通信部41と、複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する検知部44と、再生用スピーカ装置を制御するスピーカ制御部42とを有する。
これにより、ワイヤレススピーカシステム10においては、複数のスピーカ装置の中から、携帯端末40に近い位置にある一つ以上の再生用スピーカ装置を検知し、当該再生用スピーカ装置によって音声を再生することができる。また、ユーザが移動する場合においても、随時再生用スピーカ装置を検知して音声を再生させることができるため、ユーザは、常に近くに位置するスピーカ装置から途切れることなく音声を聴き続けることができる。しかも、ワイヤレススピーカシステム10では、スピーカ装置が人感センサなどを別途備える必要がないため、構成を簡素化することができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10において、検知部44は、第一強度と第二強度との差に基づいて、一つ以上の再生用スピーカ装置を検知してもよい。
このように強度差を用いることで、各スピーカ装置の個体差、各スピーカ装置の周辺の電波遮蔽物の有無などが第一強度及び第二強度に与える影響を相殺することができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10において、複数のスピーカ装置の各々は、さらに、照明器具30を有してもよい。
これにより、スピーカ装置20の出音部25などと照明器具30とを一体化できるため、出音部25などと照明器具と別々に配置する場合より設置スペースを縮小することができる。また、スピーカ装置20に、照明器具30用の電力を供給することができるため、電力供給のための配線を簡素化することができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10において、照明器具30は、光源34と、凹部36が形成され、凹部36に光源34が配置される器具本体31とを有し、第二アンテナ28は、凹部36に配置されてもよい。
これにより、器具本体31をアルミニウムなどの金属材料で形成する場合に、第二アンテナ28からの電波を、凹部36の内部から開口端部31aに向かう方向に集中させることができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10において、照明器具30は、造営材90に埋め込み配設されるダウンライトであってもよい。
この場合、スピーカ装置20が天井板などの造営材90に配設される。これにより、携帯端末40を保持するユーザの上方から、第二信号を鉛直方向に向けて出力することができるため、携帯端末40が受信する第二信号の受信強度である第二強度を検出し、第二強度の大きいスピーカ装置20を検知することで、ユーザに近い位置に配置されたスピーカ装置を検知することができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10は、さらに、携帯端末40の外部に配置され、一つ以上の再生用スピーカ装置に送信される音声データを記憶する記憶装置60を備えてもよい。
これにより、携帯端末40に音声データを記憶させる必要がなくなるため、携帯端末40の記憶容量を低減することができる。
また、ワイヤレススピーカシステム10は、さらに、記憶装置60から音声信号を受信し、音声信号を一つ以上の再生用スピーカ装置に送信するアクセスポイント50を備えてもよい。
これにより、記憶装置60に記憶された音声データに対応する信号を、携帯端末40を介することなく再生用スピーカ装置に送信することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るワイヤレススピーカシステムについて説明する。本実施の形態では、ワイヤレススピーカシステムは、携帯端末の外部に記憶装置を備えなくてもよく、携帯端末が記憶している音声データを使用する。以下の本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステムの全体構成及び動作について、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステム10との相違点を中心に説明する。
[2−1.全体構成]
本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステムの全体構成について図面を用いて説明する。
図7は、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110の機能構成を示すブロック図である。
図7に示されるように、ワイヤレススピーカシステム110は、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステム10と同様に、携帯端末140及び複数のスピーカ装置20a、20b、20c及び20dを備える。一方、ワイヤレススピーカシステム110は、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステム10と異なり、アクセスポイント及び記憶装置を備えなくてもよい。
本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110を構成する複数のスピーカ装置は、実施の形態1に係る複数のスピーカ装置と同様である。
本実施の形態に係る携帯端末140は、実施の形態1に係る携帯端末40と同様に、無線通信部141と、スピーカ制御部142と、記憶部143と、検知部144と、端末アンテナ147とを有する。
無線通信部141は、複数のスピーカ装置の各々の第一信号及び第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する。また、無線通信部141は、各スピーカ装置から送信される第一信号及び第二信号の受信強度を検出し、かつ、第一信号及び第二信号に含まれる各スピーカ装置の識別子を抽出する。そして、無線通信部141は、各スピーカ装置に対応する識別子、第一強度及び第二強度を記憶部143に出力する。
また、無線通信部141は、再生用スピーカ装置に音声を再生させる音声信号を記憶部143から取得して、端末アンテナ147を用いて再生用スピーカ装置に送信する。
記憶部143は、無線通信部141から入力された各スピーカ装置に対応する識別子、第一強度及び第二強度を記憶する。また、記憶部143は、各スピーカ装置に対応する第一強度及び第二強度を検知部144に出力する。さらに、記憶部143は、再生用スピーカ装置で再生する音声データなどを記憶する。記憶部143は、例えば、フラッシュメモリなどの記憶素子で構成される。
検知部144は、実施の形態1に係る検知部44と同様に、複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する。
スピーカ制御部142は、再生用スピーカ装置を制御する。本実施の形態では、スピーカ制御部142は、音声データを特定する信号と、再生用スピーカ装置の識別子とを含む信号を生成し、当該信号を無線通信部141に出力する。これにより、無線通信部141は、記憶部143から音声データに対応する音声信号を取得し、端末アンテナ147を用いて、再生用スピーカ装置に音声信号を送信する。このようにして、スピーカ制御部142は、再生用スピーカ装置を間接的に制御する。
端末アンテナ147は、実施の形態1に係る端末アンテナ47と同様のアンテナである。具体的には、端末アンテナ147は、Wi−Fi規格及びBluetooth(登録商標)規格に対応する信号を送受信することができるアンテナである。
[2−2.動作]
本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110の動作について、図面を用いて説明する。
図8は、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110の動作の流れを示すシーケンス図である。
図8に示されるように、まず、複数のスピーカ装置の各々が、第一信号及び第二信号を携帯端末140に送信する(S110)。続いて、携帯端末140は、複数のスピーカ装置から出力された第一信号及び第二信号を受信し、それらの信号に基づいて自らの位置を検知する(S120)。ここで用いられる検知方法は、図6に示される検知方法と同様である。
再生用スピーカ装置を検知した後、スピーカ制御部142は、音声データを特定する信号を無線通信部141に出力する。無線通信部141は、スピーカ制御部142からの信号によって特定された音声データに対応する音声信号を記憶部143から取得し、端末アンテナ47を用いて、当該音声信号を再生用スピーカ装置に送信する(S130)。再生用スピーカ装置は、携帯端末140から受信した音声信号に基づいて音声を再生する(S140)。
以上のように、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110においても、実施の形態1に係るワイヤレススピーカシステム10と同様に、複数のスピーカ装置の中から、携帯端末140に近い位置にある一つ以上の再生用スピーカ装置を検知し、当該再生用スピーカ装置によって音声を再生できる。これにより、携帯端末140を保持するユーザが移動した場合においても、随時再生用スピーカ装置を検知して音声を再生させることができるため、ユーザは、常に近くに位置するスピーカ装置から音声を聴き続けることができる。また、本実施の形態では、アクセスポイント及び記憶装置が不要であるため、システムを簡素化することができる。
[2−3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係るワイヤレススピーカシステム110において、携帯端末140は、一つ以上の再生用スピーカ装置に送信される音声データを記憶する記憶部143を有する。
これにより、ワイヤレススピーカシステム110では、アクセスポイント及び記憶装置が不要となるため、構成を簡素化することができる。
(変形例など)
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
また、本開示における各構成要素は、回路でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本開示における各処理をコンピュータが実行してもよい。例えば、コンピュータが、プロセッサ(CPU)、メモリ及び入出力回路等のハードウェア資源を用いてプログラムを実行することによって、本開示における各処理を実行する。具体的には、プロセッサが処理対象のデータをメモリ又は入出力回路等から取得してデータを演算したり、演算結果をメモリ又は入出力回路等に出力したりすることによって、各処理を実行する。
また、本開示における各処理を実行するためのプログラムが、コンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の非一時的な記録媒体に記録されてもよい。この場合、コンピュータが、非一時的な記録媒体からプログラムを読み出して、プログラムを実行することにより、各処理を実行する。
また、上記各実施の形態では、各スピーカ装置が照明器具を備える構成を示したが、各スピーカ装置は必ずしも照明器具を備えなくてもよい。
また、本開示における技術は、携帯端末の位置を検知する位置検知システムとして実現されてもよい。つまり、この位置検知システムは、携帯端末及び複数のアンテナ装置を備える位置検知システムであって、複数のアンテナ装置の各々は、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、携帯端末は、第一信号の受信強度である第一強度と、第二信号の受信強度である第二強度とを検出する無線通信部と、複数のアンテナ装置の一部である一つ以上の近接アンテナ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する検知部とを有する。これにより、携帯端末及びそれを保持するユーザがどのアンテナ装置の近くに居るのかを検知できる。
また、本開示における技術は、携帯端末の位置を検知する位置検知方法として実現されてもよい。つまり、この位置検知方法は、携帯端末及び複数のアンテナ装置を用いる位置検知方法であって、複数のアンテナ装置の各々は、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、位置検知方法は、携帯端末によって、第一信号の受信強度である第一強度と、第二信号の受信強度である第二強度とを検出し、複数のアンテナ装置の一部である一つ以上の近接アンテナ装置を、第一強度及び第二強度に基づいて検知する。これにより、携帯端末及びそれを保持するユーザがどのアンテナ装置の近くに居るのかを検知できる。
また、本開示における技術は、携帯端末40の位置を検知するためのアンテナ装置として実現されてもよい。つまり、このアンテナ装置は、第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有する。このようなアンテナ装置は、携帯端末及びそれを保持するユーザがどのアンテナ装置の近くに居るのかを検知するために利用できる。
また、本開示における技術は、携帯端末の位置を検知できる照明装置として実現されてもよい。つまり、当該照明装置は、上記アンテナ装置と照明器具とを備える。このような照明装置を複数用いることで、携帯端末40を保持するユーザの位置を検知して、ユーザの近くに位置する照明装置の照明器具を点灯させる照明システムを実現できる。このような照明システムにおいては、例えば、携帯端末40を保持するユーザの近くに位置するアンテナ装置である近接アンテナ装置を携帯端末40によって検知することができる。これにより、近接アンテナ装置を備える照明装置の照明器具を点灯させることができる。また、ユーザが移動する場合においても、随時近接アンテナ装置を検知し、近接アンテナ装置を備える照明装置の照明器具を点灯させることができるため、ユーザは、常に近くに位置する照明器具によって照明される。
また、本開示における技術は、携帯端末40の位置を検知できるスピーカ装置として実現されてもよい。つまり、このスピーカ装置は、上記アンテナ装置と、音声を出力する出音部とを備える。このようなスピーカ装置を複数用いることで、携帯端末40を保持するユーザの位置を検知して、ユーザの近くに位置するスピーカ装置によって音声を再生するワイヤレススピーカシステムを実現できる。
また、上記各実施の形態に係るスピーカ装置20は、第一アンテナ27及び第二アンテナ28をそれぞれ一つずつ有するが、これらのアンテナの個数は特に限定されない。以下、スピーカ装置の変形例として、二つの指向性のアンテナを有する構成について図面を用いて説明する。
図9は、本変形例に係るワイヤレススピーカシステムの構成を示すレイアウト図である。
図9に示されるように、本変形例に係るワイヤレススピーカシステムは、携帯端末240とスピーカ装置220a及び220bとを備える。
スピーカ装置220aは、第一アンテナ227aと、第二アンテナ228aと、第三アンテナ229aと、出音部225aとを有する。
本変形例に係る第一アンテナ227aは、実施の形態1に係る第一アンテナ27と同様の第一平面内において無指向性のアンテナである。
本変形例では、第二アンテナ228aは、実施の形態1に係る第二アンテナ28と同様に指向性を有するが、指向性の方向は、第一平面に交差する方向でなくてもよい。本変形例では、第二アンテナ228aは、出音部225aの出音の向きと同様の向きに指向性を有する。つまり、第二アンテナ228aは、図9において、スピーカ装置220aから左に進む向きに指向性を有する。また、第二アンテナ228a及び第三アンテナ229bは同程度の信号出力を有する。
また、スピーカ装置220aは、さらに、第三アンテナ229aを有する。第三アンテナ229aは、実施の形態1に係る第二アンテナ28と同様に指向性を有するが、指向性の向きは第二アンテナ228aと異なる。本変形例では、第三アンテナ229aは、図9において、スピーカ装置220aから右に進む向きに指向性を有する。
出音部225aは、実施の形態1に係る出音部25と同様のスピーカユニットであるが、水平方向に出音の指向性を有する。本変形例では、出音部225aは、図9のスピーカ装置220aから左に進む向きに出音の指向性を有する。
スピーカ装置220bも、スピーカ装置220aと同様に、第一アンテナ227aと、第二アンテナ228bと、第三アンテナ229bと、出音部225bとを有する。
なお、図示しないが、スピーカ装置220a及び220bは、実施の形態1に係るスピーカ装置20と同様に、アンテナ制御部、無線通信部、記憶部及び音響処理部を有する。
図9に示されるように、第一室101及び第二室102が壁103を隔てて隣り合っており、第一室101の壁103付近にスピーカ装置220aを配置し、第二室102の壁103と対向する壁付近にスピーカ装置220bを配置する場合を考える。なお、図9には、携帯端末240を保持するユーザが第一室101に居る場合と、第二室102に居る場合とが示されている。
ここで、第一室101に携帯端末240を保持するユーザが居る場合には、第一室101に配置されたスピーカ装置220aの方が、第二室102に配置されたスピーカ装置220bより近い。このため、第一室101に配置されたスピーカ装置220aの第二アンテナ228aからの信号の受信強度が、第二室102に配置されたスピーカ装置220bの第二アンテナ228bからの信号の受信強度より大きい。したがって、再生用スピーカ装置としてスピーカ装置220aを容易に検知できる。
一方、第二室102の壁103付近に携帯端末240を保持するユーザが居る場合には、第二室102に配置されたスピーカ装置220bよりも第一室101に配置されたスピーカ装置220aの方が携帯端末240に近い。このため、スピーカ装置220aの第二アンテナ228aからの信号が、何らかの障害物で反射された場合などに、第一室101に配置された第二アンテナ228aからの信号の受信強度の方が、第二室102に配置された第二アンテナ228bからの信号の信号強度より大きくなり得る。したがって、再生用スピーカ装置としてスピーカ装置220aを検知することがあり得る。
そこで、本変形例に係るワイヤレススピーカシステムでは、第三アンテナ229a及び229bを用いている。第三アンテナ229a及び229bは、それぞれ第二アンテナ228a及び228bに対して反対向きの指向性を有する。このため、第二室102の壁103付近に携帯端末240を保持するユーザが居る場合には、携帯端末240において、第一室101の壁103付近に配置された第三アンテナ229aからの信号の受信強度は、第二アンテナ228aからの信号の受信強度より強い。このように、第三アンテナ229aからの信号の受信強度が第二アンテナ228aからの信号の受信強度より大きい場合には、携帯端末240はスピーカ装置220aの裏側に配置されていると推測される。このため本変形例では、第一室101に配置されたスピーカ装置220aは、再生用スピーカ装置として検知されず、第二室102に配置されたスピーカ装置220bが再生用スピーカ装置として検知される。
以上のように、本変形例では、携帯端末240の近くで、かつ、別室に配置されているスピーカ装置を再生用スピーカ装置として検知することを抑制できる。
本開示は、ユーザの位置に追随して動作するシステムに適用可能である。例えば、ワイヤレススピーカシステム、照明システムなどに特に有効である。
10、110 ワイヤレススピーカシステム
20、20a、20b、20c、20d、220a、220b スピーカ装置
21a、21b、41、141、51 無線通信部
22a、22b アンテナ制御部
23a、23b、43、53、62、143 記憶部
24a、24b 音響処理部
25、25a、25b、225a、225b 出音部
27、27a、27b、227a、227b 第一アンテナ
27D、28D 球状面
28、28a、28b、228a、228b 第二アンテナ
30 照明器具
31 器具本体
31a 開口端部
31b 底部
31h 開孔
32 カバー部材
33 光学部材
34 光源
35 反射部材
36 凹部
38 回路ボックス
40、140、240 携帯端末
42、142 スピーカ制御部
44、144 検知部
47、147 端末アンテナ
50 アクセスポイント
52 変換部
54、61 有線通信部
57 APアンテナ
60 記憶装置
90 造営材
101 第一室
102 第二室
103 壁
229a、229b 第三アンテナ

Claims (13)

  1. 携帯端末及び複数のスピーカ装置を備えるワイヤレススピーカシステムであって、
    前記複数のスピーカ装置の各々は、
    音声を出力する出音部と、
    第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、
    前記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、
    前記携帯端末は、
    前記複数のスピーカ装置の各々の前記第一信号及び前記第二信号の各受信強度である第一強度及び第二強度をそれぞれ検出する無線通信部と、
    前記複数のスピーカ装置の一部である一つ以上の再生用スピーカ装置を、前記第一強度及び前記第二強度に基づいて検知する検知部と、
    前記再生用スピーカ装置を制御するスピーカ制御部とを有する
    ワイヤレススピーカシステム。
  2. 前記検知部は、前記第一強度と前記第二強度との差に基づいて、前記一つ以上の再生用スピーカ装置を検知する
    請求項1に記載のワイヤレススピーカシステム。
  3. 前記複数のスピーカ装置の各々は、さらに、照明器具を有する
    請求項1又は2に記載のワイヤレススピーカシステム。
  4. 前記照明器具は、
    光源と、
    凹部が形成され、前記凹部に前記光源が配置される器具本体とを有し、
    前記第二アンテナは、前記凹部に配置される
    請求項3に記載のワイヤレススピーカシステム。
  5. 前記照明器具は、造営材に埋め込み配設されるダウンライトである
    請求項3又は4に記載のワイヤレススピーカシステム。
  6. 前記ワイヤレススピーカシステムは、さらに、
    前記携帯端末の外部に配置され、前記一つ以上の再生用スピーカ装置に送信される音声データを記憶する記憶装置を備える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイヤレススピーカシステム。
  7. 前記ワイヤレススピーカシステムは、さらに、
    前記記憶装置から音声信号を受信し、前記音声信号を前記一つ以上の再生用スピーカ装置に送信するアクセスポイントを備える
    請求項6に記載のワイヤレススピーカシステム。
  8. 前記携帯端末は、前記一つ以上の再生用スピーカ装置に送信される音声データを記憶する記憶部を有する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイヤレススピーカシステム。
  9. 携帯端末及び複数のアンテナ装置を備える位置検知システムであって、
    前記複数のアンテナ装置の各々は、
    第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、
    前記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、
    前記携帯端末は、
    前記第一信号の受信強度である第一強度と、前記第二信号の受信強度である第二強度とを検出する無線通信部と、
    前記複数のアンテナ装置の一部である一つ以上の近接アンテナ装置を、前記第一強度及び前記第二強度に基づいて検知する検知部とを有する
    位置検知システム。
  10. 第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、
    前記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有する
    アンテナ装置。
  11. 請求項10に記載のアンテナ装置と、
    照明器具とを備える
    照明装置。
  12. 請求項10に記載のアンテナ装置と、
    音声を出力する出音部とを備える
    スピーカ装置。
  13. 携帯端末及び複数のアンテナ装置を用いる位置検知方法であって、
    前記複数のアンテナ装置の各々は、
    第一平面内において無指向性であって、第一信号を送信する第一アンテナと、
    前記第一平面に交差する方向に指向性を有し、第二信号を送信する第二アンテナとを有し、
    前記位置検知方法は、
    前記携帯端末によって、前記第一信号の受信強度である第一強度と、前記第二信号の受信強度である第二強度とを検出し、
    前記複数のアンテナ装置の一部である一つ以上の近接アンテナ装置を、前記第一強度及び前記第二強度に基づいて検知する
    位置検知方法。
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