JP2018084971A - プログラミング講座管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムを提供することにある。【解決手段】プログラミング授業講座を管理するプログラミング講座管理システム10は、それぞれが各加盟店の複数の教室のそれぞれに設けられた複数の入退室管理端末40と、複数の入退室管理端末40に接続する管理データベースと、複数の入退室管理端末40と管理データベースとに接続する管理端末110と、を備える。管理端末110は、講座実施管理マスターで管理されている複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラミング講座管理システムに関する。
コンピュータの普及により、文部科学省では、初等中等教育段階におけるプログラミング教育を推進している(非特許文献1参照)。
また、小・中学生から高校生までを対象とした子供向けプログラミング塾と称して、プログラミングを教える講座(プログラミング授業講座)も実施されている(非特許文献2)。
他方、プログラミング授業講座を効率よく行う仕組みとして、コンピュータ化に伴うコミュニケーション不足を少しでも補い、親しみのあるコミュニケーションツールとして利用することのできる教室内ネットワークシステム(特許文献1)が提案されている。
しかし、プログラミング授業講座を効率よく行うためには、このようなコミュニケーションツールだけでは不十分である。特に、プログラミング授業講座の指導形式を個別指導型で行う場合、最も重要かつ作業時間を必要とするスケジュール作成という事務作業が、特許文献1に記載の教室内ネットワークシステムを用いても、大幅に短縮されないという課題を有する。
特開2004−118548号公報
http://jouhouka.mext.go.jp/school/programming_zirei/ http://iteen.jp/
つまり、このような子供向けプログラミング塾におけるプログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムが求められている。
本発明の目的は、プログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムを提供することにある。
本発明のプログラミング講座管理システムは、プログラミング授業講座を管理するプログラミング講座管理システムであって、それぞれが各加盟店の複数の教室のそれぞれに設けられた複数の入退室管理端末と、前記複数の入退室管理端末に接続する管理データベースと、前記複数の入退室管理端末と前記管理データベースとに接続する管理端末と、を備え、前記管理データベースは、それぞれが、加盟店に対して振られた加盟店IDと各教室に振られた教室IDと各教室に収容できる生徒収容人数とを有する複数の加盟店情報を管理する加盟店管理マスターと、それぞれが、プログラミング授業講座に対して振られた講座IDとプログラミング授業講座を構成する複数の授業コマのそれぞれに対して振られた複数の授業コマIDとを有する複数のプログラミング授業講座を管理する講座マスターと、それぞれがプログラミング授業講座を教える講師に振られた講師IDを有する複数の講師情報を管理する講師マスターと、生徒に対して、生徒に振られた生徒IDと講座IDに対する受講額とを有する複数の生徒情報を管理する生徒マスターと、それぞれが各授業コマIDに対して、プログラミング授業講座を行う教室ID及び講師IDと生徒IDとを有する複数の授業講座実施情報を管理する講座実施管理マスターと、を含み、前記管理端末は、前記講座実施管理マスターで管理されている前記複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を表示することを特徴とする。
本発明のプログラミング講座管理システムにおいて、前記管理端末は、これから行う授業に対応する授業コマIDに対して教室IDと講師IDと生徒IDとを選定させ、選定された教室IDと講師IDと生徒IDとを前記講座実施管理マスターに管理させることを特徴とする。
本発明のプログラミング講座管理システムにおいて、各講師情報は、さらに、前記プログラミング授業講座を教える講師に対する授業コマ当たりの講師単価を有し、前記管理端末は、前記入退室管理端末で取得した、プログラミング授業講座を行った教室ID及び講師IDと、出席した生徒IDとを前記講座実施管理マスターで管理し、前記講座実施管理マスターから、プログラミング授業講座でまだ授業をしていない授業コマに対応する授業コマIDとその授業コマを受講すべき生徒に対応する生徒IDを抽出し、抽出された授業コマIDと生徒IDに基づいて、受講額と講師単価とから算出されるプログラミング授業講座の実施費用が低くなるように、その授業コマを実施すべき教室に対応付けられた教室IDと、担当すべき講師IDと、受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する講師選定工程を含むことを特徴とする。
本発明のプログラミング講座管理システムにおいて、前記管理データベースは、さらに、それぞれが、生徒IDと、各生徒の講師に対する相性度と、その講師に対応する講師IDとその生徒が受講した講座コマに対応する講座コマIDとを有する複数の講師相性情報を管理する受講管理マスターを含み、前記講師選定工程は、さらに、前記複数の講師相性情報に基づいて、担当すべき講師IDと受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定することを特徴とする。
本発明のプログラミング講座管理システムにおいて、前記入退室管理端末は、前記生徒IDを読み取る際に、前記生徒の講師に対応する相性の程度を入力する入力部を有し、前記管理端末は、入力された生徒IDと相性度とを有する講師相性情報として前記受講管理マスターに登録することを特徴とする。
本発明によれば、受講額と講師単価とから算出されるプログラミング授業講座の実施費用が低くなるように、その授業コマを実施すべき教室に対応付けられた教室IDと、担当すべき講師IDと受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する講師選定工程を含むので、プログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムを提供することができる。
本発明に係るプログラミング講座管理システムのブロック図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの入退室管理端末の概略図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの加盟店管理マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講座マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講師マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの生徒マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講座実施管理マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの受講管理マスターの構造を説明するための図である。 図1に示したプログラミング講座管理システムの受講する際の流れを示すフローチャートである。 図1に示したプログラミング講座管理システムの受講が終わった際の流れを示すフローチャートである。 図1に示したプログラミング講座管理システムの講師を選定する際の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るプログラミング講座管理システムのブロック図である。
図1に示すように、本発明に係るプログラミング講座管理システム10は、プログラミング授業講座を管理するシステムである。プログラミング講座管理システム10は、複数の加盟店20と、管理データベース100と、管理端末110とを備える。
各加盟店20は複数の教室30を有する。複数の教室30はそれぞれ複数の入退室管理端末40を有する。したがって、複数の教室30は、各加盟店20に設置されており、複数の入退室管理端末40は、それぞれ、複数の教室30に設置されている。
管理データベース100は、複数の入退室管理端末40にネットワーク5を介して接続している。管理端末110は、複数の入退室管理端末40と管理データベース100とにネットワーク5を介して接続している。
管理端末110は、管理データベース100の、後述する講座実施管理マスター600で管理されている複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を表示する表示部(例えば、モニタ)を備える。管理端末110は、さらに、これから行う授業に対応する授業コマIDに対して教室IDと講師IDと生徒IDとを選定させる入力部(例えば、キーボード)とを備えていることが好ましい。
管理端末110は、管理データベース100に記録されている、講師が書き込んだ授業の様子を閲覧することができる指導報告ページ、授業の進み具合を確認できる進捗閲覧ページ、授業内容を表示する教材ページ、生徒Hの入退室履歴閲覧ページ、売り上げの詳細閲覧ページ等を表示することができる。
図2は、図1に示したプログラミング講座管理システムの入退室管理端末の概略図である。
図2に示すように、入退室管理端末40は、生徒HのカードKを認識するカメラのような認識装置41と、認識した結果を表示するモニタ42とを有し、例えば、入退室管理システム「Kazasu」(商品名、株式会社学書製、http://www.anshin-kazasu.com/)を用いることができる。
入退室管理端末40は、授業コマを受講し終えた場合において、生徒HのカードKに対応した生徒IDを読み取る際に、生徒Hの講師に対する相性の程度を入力する入力部を有することが好ましい。入力部は、例えば、モニタ42に表示された「よい」、「普通」、「悪い」のアイコン43であり、カードKをかざした生徒Hが、モニタ42に表示された「よい」、「普通」、「悪い」のアイコン43をタップすることで、生徒Hの講師に対する相性度の入力が行われ、後述する管理データベース100の受講管理マスター700に登録する。
次に、管理データベース100の説明をする。管理データベース100は、各種データを管理することができるデータベースであり、加盟店管理マスター200と、講座マスター300と、講師マスター400と、生徒マスター500と、講座実施管理マスター600と、受講管理マスター700とを含む。
(加盟店管理マスター)
図3は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの加盟店管理マスターの構造を説明するための図である。
図3に示すように、管理データベース100の加盟店管理マスター200は、複数の加盟店情報を管理する。複数の加盟店情報は、それぞれ、複数の加盟店20に対応する。各加盟店情報は、加盟店20に対して振られた加盟店IDと各教室30に振られた教室IDと各教室30に収容できる生徒収容人数Nとを有する。
例えば、加盟店IDが100の加盟店は、教室IDが101と102と103の教室を有し、教室IDが101の教室は10人の生徒を収容でき、教室IDが102の教室は5人の生徒を収容でき、教室IDが103の教室は8人の生徒を収容することができることを示している。
加盟店管理マスター200は、さらに、契約期間、加盟店ごと売り上げを管理してもよい。加盟店毎の売り上げとしては、加盟店全体の売り上げ、教室毎の売り上げ、プログラミング授業講座毎の売り上げを挙げることができる。
(講座マスター)
図4は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講座マスターの構造を説明するための図である。
図4に示すように、管理データベース100の講座マスター300は、複数のプログラミング授業講座を管理する。各プログラミング授業講座は、そのプログラミング授業講座に対して振られた講座IDと、複数の授業コマIDとを有する。複数の授業コマIDは、それぞれ、そのプログラミング授業講座を構成する複数の授業コマに対して振られたIDである。
例えば、講座IDが100のプログラミング授業講座は、授業コマとして、「はじめに」と「導入」があり、「はじめに」の授業コマに対して101の授業コマIDが振られており、「導入」の授業コマに対して102の授業コマIDが振られている。
講座マスター300は、さらに、プログラミング授業講座の難易度、受講対象年齢情報を管理してもよい。
(講師マスター)
図5は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講師マスターの構造を説明するための図である。
図5に示すように、管理データベース100の講師マスター400は、複数の講師情報を管理する。各講師情報は、プログラミング授業講座を教える講師に振られた講師IDと講師に対する授業コマ当たりの講師単価とを有する。例えば、講師IDが100の講師は、講師単価が10,000円となっている。
講師マスター400は、さらに、講師の授業コマ当たりの講師単価の他に、事務所業(チューター等)給の設定、講師単価の昇給予定設定(昇給額及び昇給予定日)、講師の交通費を管理してもよい。
(生徒マスター)
図6は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの生徒マスターの構造を説明するための図である。
図6に示すように、管理データベース100の生徒マスター500は、複数の生徒の情報(生徒情報)を管理する。各生徒の情報は、生徒に振られた生徒IDと、その生徒のカードIDと、講座IDに対する受講額(授業額)とを有する。例えば、生徒IDが100の生徒は、K02のカードIDを有し、受講額が5,000円となっている。
生徒マスター500は、さらに、受講内容の設定(教材や受講回数)、季節に応じた受講内容の設定、受講可能曜日及び時間を管理してもよい。
(講座実施管理マスター)
図7は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの講座実施管理マスターの構造を説明するための図である。
図7に示すように、管理データベース100の講座実施管理マスター600は、複数の授業講座実施情報を管理する。各授業講座実施情報は、プログラミング授業講座を行った教室ID及び講師IDと出席した生徒IDとを有する。例えば、授業コマIDが101の授業コマは、101の教室IDの教室で行われ、生徒IDが100、101及び102の生徒が出席したことを示している。
講座実施管理マスター600は、さらに、早退又は遅刻をした生徒に対応する生徒IDを管理してもよい。
(受講管理マスター)
図8は、図1に示したプログラミング講座管理システムの管理データベースの受講管理マスターの構造を説明するための図である。
図8に示すように、管理データベース100の受講管理マスター700は、複数の講師相性情報を管理する。各講師相性情報は、生徒IDと、各生徒の講師に対する相性度(例えば、「よい」を「A」、「普通」を「B」、「悪い」を「C」とする)と、その講師に対応する講師IDとその生徒が受講した講座コマに対応する講座コマIDとを有する。例えば、100の生徒IDに対応する生徒は、101の講座コマIDに対応する講座コマを担当した、100の講師IDの講師の授業の相性度を「A」と評価している。101の生徒IDに対応する生徒は、101の講座コマIDに対応する講座コマを担当した、100の講師IDの講師の授業の相性度を「B」と評価している。
また、100の生徒IDに対応する生徒は、102の講座コマIDに対応する講座コマを担当した、101の講師IDの講師の授業の相性度を「A」と評価している。
(受講開始)
図9は、図1に示したプログラミング講座管理システムの受講する際の流れを示すフローチャートである。
図9を参照して、プログラミング講座管理システム10の受講する際の流れを説明する。
まず、管理端末110は、管理データベース100の講座実施管理マスター600から、プログラミング授業講座でまだ授業をしていない授業コマに対応する授業コマIDとその授業コマを受講すべき生徒に対応する生徒IDを抽出し、抽出された授業コマIDに対応する授業コマの内容と、生徒IDに対応する生徒の情報と、講師IDに対応する講師の情報を、教室30に対応する入退室管理端末40に表示させる(ステップST01及びST03)。
次に、管理端末110は、入室の際に、生徒HのカードKを入退室管理端末40にかざして入退室管理端末40が読み取った生徒IDを取得する(ステップST05)。
そして、入退室管理端末40で取得した、講座を行った教室ID及び講師IDと、出席した生徒IDとを講座実施管理マスター600で管理する(ステップST07)。
このようにして、授業コマの開始時から出席した生徒に対応する生徒IDを受講した講座コマIDと教室IDと講師IDとに関連付けて講座実施管理マスター600で管理することができる。
(受講終了)
図10は、図1に示したプログラミング講座管理システムの受講が終わった際の流れを示すフローチャートである。
図10を参照して、プログラミング講座管理システム10の受講が終わった際の流れを説明する。
まず、管理端末110は、退出の際に、生徒HのカードKを入退室管理端末40にかざして入退室管理端末40が読み取った生徒IDを取得する(ステップST11)。
次に、生徒Hが、モニタ42に表示された「よい」、「普通」、「悪い」のアイコン43をタップすることで、生徒Hの講師に対する相性度の入力が行われ、管理端末110は、相性度を生徒IDに対応付けて取得する(ステップST13)。
そして、管理端末110は、生徒IDと、講師に対する相性度と、その講師に対応する講師IDとその生徒が受講した講座コマに対応する講座コマIDとを有する講師相性情報を受講管理マスター700で管理する(ステップST15)。
このようにして、授業コマの最後まで出席した生徒に対応する生徒IDを受講した講座コマIDと教室IDと講師IDと相性度とに関連付けて講座実施管理マスター600で管理することができる。
こうして、生徒IDと、各生徒の講師に対する相性度と、その講師に対応する講師IDとその生徒が受講した講座コマに対応する講座コマIDとを取得する。
(講師選定)
図11は、図1に示したプログラミング講座管理システムの講師を選定する際の流れを示すフローチャートである。
図11を参照して、講師を選定する際の流れを説明する。
管理端末110は、講座実施管理マスター600から、プログラミング授業講座でまだ授業をしていない授業コマに対応する授業コマIDとその授業コマを受講すべき生徒に対応する生徒IDを抽出する(ステップST21及びST23)。
管理端末110は、講座実施管理マスター600で管理されている複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を、管理端末110の操作者が見やすいように、表示する。具体的には、管理端末110は、管理データベース100に記録されている、講師が書き込んだ授業の様子を閲覧することができる指導報告ページ、授業の進み具合を確認できる進捗閲覧ページ、授業内容を表示する教材ページ、生徒の入退室履歴閲覧ページ、売り上げの詳細閲覧ページ等を表示することができる。
管理端末110は、抽出された授業コマIDと生徒IDとに基づいて、プログラミング授業講座の実施費用が低くなるように、その授業コマを実施すべき教室に対応付けられた教室IDと、担当すべき講師IDと、受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する(講師選定工程:ステップST25)。
なお、管理端末110は、これから行う授業に対応する授業コマIDに対して教室IDと講師IDと生徒IDとを管理端末110の操作者に選定させ、選定された教室IDと講師IDと生徒IDとを講座実施管理マスター600に管理させてもよい。
プログラミング授業講座の実施費用は、受講額と講師単価とから算出する。具体的には、例えば、生徒マスター500を参照して生徒IDに対応する受講額の合計を算出し、また、講師マスター400を参照して講師IDに対応する講師単価に講座コマの時間を乗じて講師単価を算出し、これらの合計が少なくなる組み合わせを算出する。実施費用の算出に当たっては、さらに、教室IDに対応する教室の使用単価に講座コマの時間を乗じた教室使用額を考慮してもよいし、時間帯によって講師単価が変動する場合は、講座コマを実施する時間帯を変更させてもよい。
次に、管理端末110は、受講管理マスター700を参照して、講師と生徒との相性度を確認する(ステップST27)。
相性度の確認は、例えば、相性度を数値化して、相性度の数値が所定数値以下であるか否かで行う。所定数値を超えている場合は「OK」として、その選定した講師で確定する。他方、所定数値以下である場合は「NG」として、アラートを発し(ステップST29)、再び、講師の選定を行う。
以上の説明から明らかなように、プログラミング講座管理システム10によれば、管理端末110は、講座実施管理マスター600で管理されている複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を表示し、これから行う授業コマIDに対して教室IDと講師IDと生徒IDとを選定し、選定された教室IDと講師IDと生徒IDとを講座実施管理マスター600に管理させる。このため、プログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムを提供することができる。
また、管理端末110は、入退室管理端末40で取得した、プログラミング授業講座を行った教室ID及び講師IDと、出席した生徒IDとを講座実施管理マスター600で管理し、講座実施管理マスター600から、プログラミング授業講座でまだ授業をしていない授業コマに対応する授業コマIDとその授業コマを受講すべき生徒に対応する生徒IDを抽出し、抽出された授業コマIDと生徒IDとに基づいて、受講額と講師単価とから算出されるプログラミング授業講座の実施費用が低くなるように、その授業コマを実施すべき教室に対応付けられた教室IDと、担当すべき講師IDと、受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する講師選定工程を含む。このため、プログラミング授業講座を効率よく行うためのプログラミング講座管理システムを提供することができる。
また、プログラミング講座管理システムを個別指導型の指導形式の授業に用いた場合、管理データベース100に記録されている各マスターにアクセスすることにより、最も重要かつ時間を必要とするスケジュール作成という事務作業を大幅に短縮させることができる。このため、加盟店の人件費を節約することができると共に、生徒指導において高い効果を見込むことができる。
また、管理データベース100に記録されている各マスターにアクセスすることにより、講師の質(指導するプログラミング言語の種類、講師の性別、講師の練度)と生徒との組み合わせの状況を調整することができる。
また、プログラミング講座管理システムを、本部(フランチャイザー)と複数の加盟店(フランチャイジー)との構成に適用した場合、プログラミング講座管理システムを通して、本部からマニュアル、カリキュラム(指導カリキュラム情報)をオンラインで配布したり、本部の教務担当者と加盟店との間の質疑応答(例えば特定のバグの直し方など)をオンラインでやり取りしたりすることが可能となるため、労働集約型のサービス業(フランチャイズ)にも関わらず、サービスクオリティを均質化することができる。
特に、日進月歩のプログラミングの世界において、いち早く生徒に対する指導カリキュラム情報を更新し、本部と加盟店とが共有するためには、アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider、ASP)によって本部と加盟店との間で、財務会計、給与計算、労務管理、営業・顧客管理、販促、マーケティングツール、教材システムの相互コミュニケーションを円滑に行うことが、個別指導型のプログラミグ教育にとって必要不可欠である。
また、入退室管理システムによって、生徒が教室に滞在した滞在時間や利用頻度などのビッグデータを集積することができ、新サービスの情報源とすることができる。
また、本部が、加盟店側の生徒登録情報(日時、学年、売上)、講師の勤務状況等をリアルタイムで把握することによって、いわゆる学習塾業態で問題化しているブラックバイト状況の防止や労務管理の徹底、さらに、経営指導に渡るサポートを行うことができる。
フランチャイズの本部の経営指導義務は、加盟店の経営指導までが本部のサポート範囲である旨、最高裁判決が認めているが、プログラミング講座管理システムの活用によって、フランチャイズ規制関連諸法を遵守し、脱法的なフランチャイズの横行を防止することができ、日本のフランチャイズ実情を改善し、フランチャイズの加盟店との良好かつ風通しの良い関係性構築に大きく寄与することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
5 ネットワーク
10 プログラミング講座管理システム
20 加盟店
30 教室
40 入退室管理端末
41 認識装置
42 モニタ
43 アイコン
100 管理データベース
110 管理端末
200 加盟店管理マスター
300 講座マスター
400 講師マスター
500 生徒マスター
600 講座実施管理マスター
700 受講管理マスター
H 生徒
K カード

Claims (5)

  1. プログラミング授業講座を管理するプログラミング講座管理システムであって、
    それぞれが各加盟店の複数の教室のそれぞれに設けられた複数の入退室管理端末と、
    前記複数の入退室管理端末に接続する管理データベースと、
    前記複数の入退室管理端末と前記管理データベースとに接続する管理端末と、
    を備え、
    前記管理データベースは、
    それぞれが、加盟店に対して振られた加盟店IDと各教室に振られた教室IDと各教室に収容できる生徒収容人数とを有する複数の加盟店情報を管理する加盟店管理マスターと、
    それぞれが、プログラミング授業講座に対して振られた講座IDとプログラミング授業講座を構成する複数の授業コマのそれぞれに対して振られた複数の授業コマIDとを有する複数のプログラミング授業講座を管理する講座マスターと、
    それぞれがプログラミング授業講座を教える講師に振られた講師IDを有する複数の講師情報を管理する講師マスターと、
    生徒に対して、生徒に振られた生徒IDと講座IDに対する受講額とを有する複数の生徒情報を管理する生徒マスターと、
    それぞれが各授業コマIDに対して、プログラミング授業講座を行う教室ID及び講師IDと生徒IDとを有する複数の授業講座実施情報を管理する講座実施管理マスターと、
    を含み、
    前記管理端末は、
    前記講座実施管理マスターで管理されている前記複数の授業講座実施情報のうち、特定の授業講座実施情報を表示する、プログラミング講座管理システム。
  2. 前記管理端末は、
    これから行う授業に対応する授業コマIDに対して教室IDと講師IDと生徒IDとを選定させ、
    選定された教室IDと講師IDと生徒IDとを前記講座実施管理マスターに管理させる、請求項1に記載のプログラミング講座管理システム。
  3. 各講師情報は、さらに、前記プログラミング授業講座を教える講師に対する授業コマ当たりの講師単価を有し、
    前記管理端末は、
    前記入退室管理端末で取得した、プログラミング授業講座を行った教室ID及び講師IDと、出席した生徒IDとを前記講座実施管理マスターで管理し、
    前記講座実施管理マスターから、プログラミング授業講座でまだ授業をしていない授業コマに対応する授業コマIDとその授業コマを受講すべき生徒に対応する生徒IDを抽出し、
    抽出された授業コマIDと生徒IDとに基づいて、受講額と講師単価とから算出されるプログラミング授業講座の実施費用が低くなるように、その授業コマを実施すべき教室に対応付けられた教室IDと、担当すべき講師IDと、受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する講師選定工程を含む、請求項1に記載のプログラミング講座管理システム。
  4. 前記管理データベースは、さらに、それぞれが、生徒IDと、各生徒の講師に対する相性度と、その講師に対応する講師IDとその生徒が受講した講座コマに対応する講座コマIDとを有する複数の講師相性情報を管理する受講管理マスターを含み、
    前記講師選定工程は、さらに、前記複数の講師相性情報に基づいて、担当すべき講師IDと受講させるべき生徒に対応付けられた生徒IDとを選定する、請求項3に記載のプログラミング講座管理システム。
  5. 前記入退室管理端末は、前記生徒IDを読み取る際に、前記生徒の講師に対応する相性の程度を入力する入力部を有し、
    前記管理端末は、入力された生徒IDと相性度とを有する講師相性情報として前記受講管理マスターに登録する、請求項4に記載のプログラミング講座管理システム。
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