JP2018084755A - 光ファイバアレイコネクタ及び光モジュール - Google Patents

光ファイバアレイコネクタ及び光モジュール Download PDF

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松田  学
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【課題】環境温度が変化してもストレスによるトラブルが生じず、また、経年劣化や脱ガス等の懸念もない、長期信頼性が確保できる光ファイバアレイコネクタを提供する。【解決手段】光ファイバアレイコネクタ7を、複数の溝1を有するガラス台座2と、端部が複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバ3と、複数の溝及び複数のガラス光ファイバの端部を覆うガラス蓋4と、溝とガラス光ファイバとガラス蓋との隙間に設けられたガラス体5とを備え、ガラス台座、複数のガラス光ファイバ及びガラス蓋はガラス体により固定されているものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバアレイコネクタ及び光モジュールに関する。
従来、例えば、基板に設けられた複数のV溝に光ファイバを設け、押さえ板で光ファイバを挟み、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤で固定して、光ファイバアレイとすることが提案されている。
また、例えば、基板上に複数の溝を有する樹脂層を設け、溝に光ファイバを収納し、その上に蓋を設け、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤で固定して、光ファイバアレイとすることも提案されている。
特開2003−248141号公報 特開2005−266549号公報
しかしながら、光ファイバを固定するのに、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤を用いているため、台座や蓋にガラスを用いると、熱膨張係数の違いによって、環境温度の変化に伴うストレスの影響を無視できなくなる。
また、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤は、有機物であるため、経年劣化や脱ガス等の懸念もある。
本発明は、例えば環境温度が変化してもストレスによるトラブルが生じず、また、経年劣化や脱ガス等の懸念もないものとして、長期信頼性を確保することを目的とする。
1つの態様では、光ファイバアレイコネクタは、複数の溝を有するガラス台座と、端部が複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、複数の溝及び複数のガラス光ファイバの端部を覆うガラス蓋と、溝とガラス光ファイバとガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、ガラス台座、複数のガラス光ファイバ及びガラス蓋はガラス体により固定されている。
1つの態様では、光モジュールは、基板上に搭載された光部品と、基板上に搭載され、光部品に光学的に接続された光ファイバアレイコネクタとを有し、光ファイバアレイコネクタは、複数の溝を有するガラス台座と、端部が複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、複数の溝及び複数のガラス光ファイバの端部を覆うガラス蓋と、溝とガラス光ファイバとガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、ガラス台座、複数のガラス光ファイバ及びガラス蓋はガラス体により固定されている。
1つの側面として、例えば環境温度が変化してもストレスによるトラブルが生じず、また、経年劣化や脱ガス等の懸念もないものとして、長期信頼性を確保することができるという効果を有する。
本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの構成を示す模式的断面図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの変形例の構成を示す模式的断面図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの製造方法を説明するための模式的断面図である。 本発明の課題を説明するための模式的斜視図である。 本発明の課題を説明するための模式的斜視図である。 本発明の課題を説明するための模式的斜視図である。 本発明の課題を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第1具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタの第2具体例の構成及び製造方法を説明するための模式的斜視図である。 (A)、(B)は、本実施形態にかかる光モジュールの構成例を示す模式図であって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のA−A′線に沿う断面図である。 (A)、(B)は、本実施形態にかかる光モジュールの構成例を示す模式図であって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のA−A′線に沿う断面図である。 (A)、(B)は、本実施形態にかかる光モジュールの構成例を示す模式図であって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のA−A′線に沿う断面図である。
以下、図面により、本発明の実施の形態にかかる光ファイバアレイコネクタ及び光モジュールについて、図1〜図24を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光ファイバアレイコネクタは、コネクタを備える光ファイバアレイであって、光ファイバを束ねてその端部をコネクタで一体化したものである。
本実施形態では、図1に示すように、光ファイバアレイコネクタ7は、複数の溝(ここではV溝)1を有するガラス台座2と、端部が複数の溝1のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバ3と、複数の溝1及び複数のガラス光ファイバ3の端部を覆うガラス蓋4とを備える。
そして、溝1とガラス光ファイバ3の隙間に設けられ、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体5で、ガラス台座2、複数のガラス光ファイバ3及びガラス蓋4が固定されている。
このように、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体5を用いて固定することで、例えば環境温度が変化してもストレスによるトラブルが生じず、また、経年劣化や脱ガス等の懸念もないものとして、長期信頼性を確保することができる。
特に、図2に示すように、複数のガラス光ファイバ3は、径が同じであり、それぞれ、溝1の中でガラス蓋4の側に位置し、ガラス蓋からの高さ方向において、中心位置が揃っていることが好ましい。
また、ガラス台座2、ガラス蓋4及びガラス体5は、複数のガラス光ファイバ3の両端部に設けられていることが好ましい(例えば図14、図21参照)。
ここでは、ガラス台座2は、例えば石英ガラスなどのガラス材を用いて加工された台座(ガラス製台座;例えば石英ガラス製台座)であって、複数個所に溝(ここではV溝)1が加工されたものである。また、複数の溝1は、等間隔に設けられている。
また、ガラス蓋4は、例えば石英ガラスなどのガラス材を用いて加工された蓋(ガラス製蓋;例えば石英ガラス製蓋)である。
また、ガラス光ファイバ3は、伝送容量を増大させるために、複数本並列に設けられ、コネクタで一体化し、複数本の光ファイバを束ねてアレイ状とした光ファイバアレイとしている。
また、ガラス光ファイバ3の端部は、被覆を剥いで芯線がむき出しになっており、この端部でむき出しになっている芯線が溝1に装着され、この芯線と溝1の隙間に、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体5が充填されている。
また、複数の溝1が等間隔に設けられているため、これらの溝1に装着される複数のガラス光ファイバ3は均等な間隔で固定されることになる。
ところで、このように構成しているのは、以下の理由による。
近年、大規模コンピューターの処理速度の高速化に伴い、コンピューター内の複数のCPU間でやりとりする情報の信号処理が電気信号では追いつかないほど高速大容量になってきた。
このため、これまでの電子デバイスでは対応しきれなくなり、光信号を用いたシリコンフォトニクスを用いて電気を光に置き換えて高速化を図り、さらには伝送路である光ファイバを複数本並列化して伝送容量を増大させる試みが行なわれている。
この際、例えばガラスからなる台座(基板)2に例えばグラインダー等を用いて複数の溝(例えばV溝)1を刻み(例えば図4参照)、複数の溝1のそれぞれに光ファイバ3をはめ込んだ後(例えば図5参照)、上から蓋4をして、複数本並列化した光ファイバ3をCPUパッケージに接続することが考えられる。
しかしながら、例えばグラインダーによって形成される複数の溝(例えばV溝)1の深さにはばらつきがあるため、蓋4をしてもがたつきが生じてしまうことになる。
このため、溝1と光ファイバ3の隙間に例えば紫外線硬化樹脂などの硬化樹脂を用いた接着剤(硬化樹脂と接着剤の混合物)6を充填し(例えば図6参照)、蓋4をした後に樹脂を硬化させて、蓋4、光ファイバ3及び台座2を固定することが考えられる(例えば図7参照)。
なお、通常の紫外線硬化樹脂などの硬化樹脂を用いた接着剤6では、耐熱性に問題があるため、コンピューターの筐体内の環境温度の変化に対応するために耐熱性の高い接着剤を用いることになる。
しかしながら、光ファイバ3を固定するのに、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤6を用い、台座2や蓋4にガラスを用いると、熱膨張係数の違いによって、環境温度の変化に伴うストレスの影響を無視できなくなる。
また、例えば紫外線硬化樹脂を用いた接着剤6は、有機物であるため、経年劣化や脱ガス等の懸念もある。
なお、清浄で平滑なガラス面同士を合わせて約200度程度の高温で焼結処理し、合わさった2つの界面を融着して一体化する技術を利用して、ガラス台座2にガラス蓋4をして約200度程度の高温で焼結処理することで、溝1を形成した台座2の頭頂部の平坦部と蓋4のガラス同士を融着して固定することも考えられる。
この場合、機械的強度のみならず環境温度の熱履歴による利点もあるが、上述の場合と同様に、溝1内の間隙は、台座2や蓋4に用いるガラスとは熱膨張係数の違う接着剤、即ち、例えば紫外線硬化樹脂などの硬化樹脂を用いた接着剤6で充填されているため、溝1の側面での界面の機械的強度及び熱履歴によるストレスを除去することは非常に困難である。
そこで、例えば環境温度が変化してもストレスによるトラブルが生じず、また、経年劣化や脱ガス等の懸念もないものとして、長期信頼性を確保すべく、上述のように構成している。
そして、上述のような構成を有する光ファイバアレイコネクタ7は、以下のようにして製造することができる。
まず、図3に示すように、複数の溝(ここではV溝)1を刻んだガラス台座2(ここでは石英ガラス製のV溝付き台座)とガラス蓋4でガラス光ファイバ3を挟み込み、その隙間に、焼結後に有機物の含有率がきわめて低い、具体的には、焼結後に炭素含有率、水素含有率がそれぞれ約5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体5となる、二酸化ケイ素を主成分とするスピンオングラス(SOG)5Xを充填する。
そして、高温で焼結するとスピンオングラスの有機系溶剤はほとんど蒸発して純度の高いガラス体5になり、溝1を刻んだガラス台座2とガラス蓋4のみならず、ガラス台座2、スピンオングラスから変化した二酸化ケイ素を含むガラス体(二酸化ケイ素焼結体;二酸化ケイ素を主成分とするガラス体)5、ガラス蓋4がすべて融着してほぼ一体化する(図1参照)。
このようにして、上述のように構成される光ファイバアレイコネクタ7を製造することができる。
これにより、光ファイバ3は、その周囲をほぼ同質のガラス体5で固定されるため、環境温度が変化してもストレスによるトラブルは生じず、さらには有機物等がほとんど存在しないため、経年劣化や脱ガス等の懸念は生じず、長期信頼性が確保される。
以下、図8〜図14を参照しながら、具体例(第1具体例)を挙げて説明する。
まず、図8に示すように、厚さ約2mm、奥行き約5mmの石英ガラス板からなるガラス台座(石英ガラス製台座;基板)2に、約250μm間隔で、溝の間隔を精密に制御できるグラインダーを用いて、深さ約140μm程度のV溝1を、束ねる光ファイバ3の本数分だけ刻む。
次に、図9に示すように、ガラス光ファイバ3(ここでは被膜を剥いだ光ファイバの芯線)をV溝1に配置する。
そして、図10に示すように、厚さ約1mmの石英ガラス板からなるガラス蓋(石英ガラス製蓋)4で蓋をする。
その後、図11に示すように、V溝1を刻んだガラス台座2、ガラス光ファイバ3、ガラス蓋4を、平滑な表面を有する金属プレート上(図示せず)に立てて、図12に示すように、V溝1の隙間に、成分100%の二酸化ケイ素からなるガラス体(シリカガラス体)をメタノール溶媒に溶かした、通称「スピンオングラス」(SOG)5Xを注入(充填)する。
このとき、V溝1を刻んだガラス台座2、ガラス蓋4を立てた状態で底面となる部分(即ち、金属プレートと接する部分)をあらかじめ平滑に研磨しておくことで、平滑な底面が平滑な表面を有する金属プレートと接することになるため、注入したSOG5Xが漏れることはない。
そして、この状態を保持したまま、約200度から約240度の焼結炉内で処理(焼結処理)することで、SOG5Xの溶媒のメタノールはほとんど揮発してしまい、図13に示すように、V溝1を刻んだガラス台座2とガラス蓋4が接している界面のみならず、SOG5Xから変化した二酸化ケイ素を含むガラス体(炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体)5がV溝1を刻んだガラス台座2やガラス蓋4と接している界面も融着して界面が消失し、これらが一体化し、ガラス台座2、複数のガラス光ファイバ3及びガラス蓋4が固定される。
なお、溶剤が揮発し、ガラス体5が若干収縮するが、ファイバ3の奥行き方向はしっかりと充填されているため、機械的強度に問題はない。
その後、ガラス光ファイバ3のもう一方の端部にも同様の工程を行なうことで、図14に示すように、光ファイバアレイを構成する複数のガラス光ファイバ3の両端がコネクタ8によって保持された光ファイバアレイコネクタ7となる。なお、このような光ファイバアレイコネクタ7は、例えば光モジュールに組み込まれることになる(例えば図22〜図24参照)。
これにより、ガラス光ファイバ3は、その周囲をほぼ同質のガラス体5で固定されるため、環境温度が変化してもストレスによるトラブルは生じず、さらには有機物等がほとんど存在しないため経年劣化や脱ガス等の懸念は生じず、長期信頼性が確保されることになる。
ところで、焼結前にガラス蓋4の方を下側にした状態とし、ガラス光ファイバ3が蓋4側に沈み込むようにして焼結工程を行なうことで、ガラス光ファイバ3の上下方向の位置(中心点)をそろえることも可能である(例えば図2参照)。
以下、図15〜図21を参照しながら、具体例(第2具体例)を挙げて説明する。
まず、図15に示すように、厚さ約2mm、奥行き約5mmの石英ガラス板からなるガラス台座(石英ガラス製台座;基板)2に、約500μm間隔で、溝の間隔を精密に制御できるグラインダーを用いて、深さ約140μm程度のV溝1を、束ねる光ファイバ3の本数分だけ刻む。
次に、図16に示すように、ガラス光ファイバ(ここでは被膜を剥いだ光ファイバの芯線)3をV溝1に配置する。
そして、図17に示すように、厚さ約1mmの石英ガラス板からなるガラス蓋(石英ガラス製蓋)4で蓋をする。
その後、平滑な表面を有する金属プレートを平面に対して60度傾けた状態とし(図示せず)、この金属プレートの平滑な表面上に、図18に示すように、V溝1を刻んだガラス台座2、ガラス光ファイバ3、ガラス蓋4を立てて、図19に示すように、V溝1の隙間に、成分100%の二酸化ケイ素からなるガラス体(シリカガラス体)をメタノール溶媒に溶かした、通称「スピンオングラス」(SOG)5Xを注入(充填)する。
このとき、V溝1を刻んだガラス台座2、ガラス蓋4を立てた状態で底面となる部分(即ち、金属プレートと接する部分)をあらかじめ平滑に研磨しておくことで、平滑な底面が平滑な表面を有する金属プレートと接することになるため、注入したSOG5Xが漏れることはない。
このように、金属プレートを平面に対して60度傾けた状態とし、その上に、V溝1を刻んだガラス台座2、ガラス光ファイバ3、ガラス蓋4を立てる際に、ガラス蓋4が下側になるようにすることで、ガラス光ファイバ3がV溝1の中でガラス蓋4の側に位置するようになり、その結果として、光ファイバアレイを構成する複数のガラス光ファイバ3の中心位置(中心点)が揃うことになる(例えば図2参照)。
そして、この状態を保持したまま、約200度から約240度の焼結炉内で処理(焼結処理)することで、SOG5Xの溶媒のメタノールはほとんど揮発してしまい、図20に示すように、V溝1を刻んだガラス台座2とガラス蓋4が接している界面のみならず、SOG5Xから変化した二酸化ケイ素を含むガラス体(炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体)5がV溝1を刻んだガラス台座2やガラス蓋4と接している界面も融着して界面が消失し、これらが一体化し、ガラス台座2、複数のガラス光ファイバ3及びガラス蓋4が固定される。
なお、溶剤が揮発し、ガラス体5が若干収縮するが、ファイバ3の奥行き方向はしっかりと充填されているため、機械的強度に問題はない。
その後、ガラス光ファイバ3のもう一方の端部にも同様の工程を行なうことで、図21に示すように、光ファイバアレイを構成する複数のガラス光ファイバ3の両端がコネクタ8によって保持された光ファイバアレイコネクタ7となる。なお、このような光ファイバアレイコネクタ7は、例えば光モジュールに組み込まれることになる(例えば図22〜図24参照)。
これにより、ガラス光ファイバ3は、その周囲をほぼ同質のガラス体5で固定されるため、環境温度が変化してもストレスによるトラブルは生じず、さらには有機物等がほとんど存在しないため経年劣化や脱ガス等の懸念は生じず、長期信頼性が確保されることになる。
なお、上述の第1具体例及び第2具体例では、V溝1を刻んだガラス台座2の頭頂部の平坦部とガラス蓋4の平滑面が密着して熱処理後に融着するものとしているが、V溝1を刻んだガラス台座2の頭頂部の平坦部とガラス蓋4の平滑面の隙間に、SOG5Xから変化した二酸化ケイ素を含むガラス体(炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体)5が存在する状態になっていても良い(例えば図1、図2参照)。
また、V溝1の深さや間隔、台座2や蓋4等の厚さ等の寸法は、上述の第1具体例及び第2具体例で示した数値に限られるものではなく、用いられる用途に応じて自由に変えても良い。またガラス光ファイバ3の本数も、用いられる用途に応じて自由に変えても良い。また、溝1の形状についても、V溝形状に限られるものではなく、例えばU溝など、光ファイバ3を保持できる形状の溝であれば良い。
また、上述の第1具体例及び第2具体例では、被覆を剥いだガラス光ファイバ3を用いる場合を例に挙げて説明しているが、ガラス光ファイバ3の配置の間隔を狭くする目的で、ガラス光ファイバ3のクラッドも剥いでコアだけの状態としたものを用いても良い。
また、光ファイバ3は、ガラス台座2やガラス蓋4と同様のガラス系材料からなるガラス光ファイバであれば良く、ステップインデックス型でも、グレーデッドインデックス型でも良い。なお、ガラス光ファイバ3を、ガラス系光ファイバ又はシリカ系光ファイバともいう。このようなガラス光ファイバ3であれば、ガラス台座2、ガラス蓋4及び充填物であるガラス体(炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体)5と同様のガラス系材料からなり、これらとの熱膨張係数の違いが小さいため、環境温度の変化による熱ストレスの影響が抑制されることになる。
また、上述の第1具体例及び第2具体例では、スピンオングラス5Xを用いているが、これに限られるものではなく、二酸化ケイ素からなるガラス体を溶媒に溶かしたものであり、焼結後に、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むガラス体5となるものを用いれば良い。
ところで、上述のように構成される光ファイバアレイコネクタ7を備えるものとして光モジュールを構成することができる。
なお、この場合、光モジュールは、光ファイバアレイコネクタを搭載した光モジュールであって、光ファイバアレイコネクタを組み込んだパッケージである。
本実施形態では、光モジュール11は、基板9上に搭載された光部品10と、基板9上に搭載され、光部品10に光学的に接続された光ファイバアレイコネクタ7とを備える(例えば図22〜24参照)。そして、光ファイバアレイコネクタ7が、上述のように構成される(例えば図1、図2、図14、図21参照)。
このような光モジュール11としては、基板9上に搭載された光部品10と、基板9上に搭載され、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ7とを備え、さらに、基板9上に搭載され、光部品10に電気的に接続されたCPU12を備え、光部品10が、レーザアレイ13を含むものがある(例えば図22、図23参照)。
例えば、図22(A)、図22(B)に示すように、基板9としてのパッケージ基板101上に、光部品10としてのシリコンフォトニクス光回路108と、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ110〜112(7)と、光部品10に電気的に接続されたCPU103(12)とが搭載された光モジュール100(11)がある。
ここでは、シリコンインターポーザ102上に、シリコンフォトニクス光回路108と、CPU103とが搭載されており、これらが、シリコンインターポーザ102に設けられた金属配線104で接続されている。なお、これをCPUパッケージともいう。
また、シリコンフォトニクス光回路108は、半導体レーザアレイ105(13)と、ドライバ回路106と、貫通金属配線107と、光導波路109とを備える。
そして、貫通金属配線107及びシリコンインターポーザ102に設けられた金属配線104を介して、半導体レーザアレイ105(13)及びドライバ回路106とCPU103(12)とが接続されている。
また、光導波路109を介して、半導体レーザアレイ105(13)と光ファイバアレイコネクタ110〜112(7)とが接続されている。これにより、CPUパッケージに備えられる半導体レーザアレイ105(13)と、光ファイバコネクタ110〜112(7)に備えられる複数本並列化した光ファイバ3とが光学的に接続されることになる。
また、光ファイバアレイコネクタ110〜112(7)は、シリコンフォトニクス光回路108と結合させるためのコネクタ110(8)と、複数の光ファイバ111(3)と、パッケージ外部との接続のためのコネクタ112(8)とを備える。ここで、コネクタ110、112(8)は、光ファイバ111(3)を保持する部分であって、上述のガラス台座2、ガラス蓋4、ガラス体5によって構成される。
このような光モジュール100(11)は、コンピューター内の複数のCPU間で信号(情報)のやりとりを行なう場合に信号処理の高速化を図るために用いられる。
また、光モジュール11は、光部品10が、受光素子アレイ14を含むものとしても良い(例えば図23参照)。
つまり、光モジュール11を、基板9上に搭載された光部品10と、基板9上に搭載され、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ7とを備え、さらに、基板9上に搭載され、光部品10に電気的に接続されたCPU12を備え、光部品10が、レーザアレイ13と、受光素子アレイ14とを含むものとしても良い(例えば図23参照)。
例えば、図23(A)、図23(B)に示すように、基板9としてのパッケージ基板1001上に、光部品10としてのシリコンフォトニクス光回路1010と、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ1012〜1014(7)と、光部品10に電気的に接続されたCPU1003(12)とが搭載された光モジュール1000(11)としても良い。
ここでは、シリコンインターポーザ1002上に、シリコンフォトニクス光回路1010(10)と、CPU1003(12)とが搭載されており、これらが、シリコンインターポーザ1002に設けられた金属配線1004で接続されている。なお、これをCPUパッケージともいう。
また、シリコンフォトニクス光回路1010(10)は、半導体レーザアレイ1005(13)と、ドライバ回路1006と、受光素子アレイ1007(14)と、TIA(トランスインピーダンスアンプ)1008と、貫通金属配線1009と、光導波路1011とを備える。
そして、貫通金属配線1009及びシリコンインターポーザ1002に設けられた金属配線1004を介して、半導体レーザアレイ1005(13)及びドライバ回路1006とCPU1003(12)とが接続されており、また、受光素子アレイ1007(14)及びTIA1008とCPU1003(12)とが接続されている。
また、光導波路1011を介して、半導体レーザアレイ1005(13)及び受光素子アレイ1007(14)と光ファイバアレイコネクタ1012〜1014(7)とが接続されている。これにより、CPUパッケージに備えられる半導体レーザアレイ1005(13)及び受光素子アレイ1007(14)と、光ファイバコネクタ1012〜1014(7)に備えられる複数本並列化した光ファイバ3とが光学的に接続されることになる。
また、光ファイバアレイコネクタ1012〜1014(7)は、シリコンフォトニクス光回路1010(10)と結合させるためのコネクタ1012(8)と、複数の光ファイバ1013(3)と、パッケージ外部との接続のためのコネクタ1014(8)とを備える。ここで、コネクタ1012、1014(8)は、光ファイバ1013(3)を保持する部分であって、上述のガラス台座2、ガラス蓋4、ガラス体5によって構成される。
このような光モジュール1000(11)は、コンピューター内の複数のCPU間で信号(情報)のやりとりを行なう場合に信号処理の高速化を図るために用いられる。
また、光モジュール11は、CPU12を備えないものとして構成されていても良い(例えば図24参照)。
つまり、光モジュール11を、基板9上に搭載された光部品10と、基板9上に搭載され、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ7と、パッケージ外部との接続のためのコネクタ15とを備え、光部品10が、レーザアレイ13と、受光素子アレイ14とを含むものとしても良い(例えば図24参照)。
例えば、図24(A)、図24(B)に示すように、基板9としてのパッケージ基板2001上に、光部品10としてのシリコンフォトニクス光回路2010(10)と、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ2012〜2014(7)と、ピンを含むコネクタ2003(15)とが搭載された光モジュール2000(11)としても良い。
ここでは、シリコンインターポーザ2002上に、シリコンフォトニクス光回路2010(10)が搭載されており、これとピンを含むコネクタ2003(15)とが、シリコンインターポーザ2002に設けられた金属配線2004で接続されている。
また、シリコンフォトニクス光回路2010(10)は、半導体レーザアレイ2005(13)と、ドライバ回路2006と、受光素子アレイ2007(14)と、TIA2008と、貫通金属配線2009と、光導波路2011とを備える。
そして、貫通金属配線2009及びシリコンインターポーザ2002に設けられた金属配線2004を介して、半導体レーザアレイ2005(13)及びドライバ回路2006とピンを含むコネクタ2003(15)とが接続されており、また、受光素子アレイ1007(14)及びTIA1008とピンを含むコネクタ2003(15)とが接続されている。
この場合、パッケージ外部からの電気信号がピンを含むコネクタ2003(15)を介して入力され、また、パッケージ外部へ電気信号がピンを含むコネクタ2003(15)を介して出力されることになる。
また、光導波路2011を介して、半導体レーザアレイ2005(13)及び受光素子アレイ2007(14)と光ファイバアレイコネクタ2012〜2014(7)とが接続されている。これにより、半導体レーザアレイ2005(13)及び受光素子アレイ2007(14)と、光ファイバコネクタ2012〜2014(7)に備えられる複数本並列化した光ファイバ2013(3)とが光学的に接続されることになる。
また、光ファイバアレイコネクタ2012〜2014(7)は、シリコンフォトニクス光回路2010(10)と結合させるためのコネクタ2012(8)と、複数の光ファイバ2013(3)と、パッケージ外部との接続のためのコネクタ2014(8)とを備える。ここで、コネクタ2012、2014(8)は、光ファイバ2013(3)を保持する部分であって、上述のガラス台座2、ガラス蓋4、ガラス体5によって構成される。
このような光モジュール2000(11)は、例えばCPUパッケージに、ピンを含むコネクタ2003(15)を介して接続することで、コンピューター内の複数のCPU間で信号(情報)のやりとりを行なう場合に信号処理の高速化を図るために用いられる。
なお、ここでは、光部品10が、レーザアレイ13と、受光素子アレイ14とを含むものとしているが、これに限られるものではなく、例えば、光部品10が、レーザアレイ13を含み、受光素子アレイ14を含まないものとしても良い。つまり、光モジュール11を、基板9上に搭載された光部品10と、基板9上に搭載され、光部品10に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタ7とを備え、光部品10が、レーザアレイ13を含むものとしても良い。
また、光モジュールは、光部品が、半導体光増幅器アレイ(SOAアレイ)を含むものとしても良い。
つまり、光モジュールを、基板上に搭載された光部品と、基板上に搭載され、光部品に光学的に接続され、上述のように構成された光ファイバアレイコネクタとを備え、光部品が、半導体光増幅器アレイを含むものとしても良い。
このような光モジュールは、光部品として、例えば半導体光増幅器アレイを用いたシリコンフォトニクス系波長可変レーザを備える光モジュールに適用可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
以下、上述の実施形態に関し、更に、付記を開示する。
(付記1)
複数の溝を有するガラス台座と、
端部が前記複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、
前記複数の溝及び前記複数のガラス光ファイバの前記端部を覆うガラス蓋と、
前記溝と前記ガラス光ファイバと前記ガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、
前記ガラス台座、前記複数のガラス光ファイバ及び前記ガラス蓋は前記ガラス体により固定されていることを特徴とする光ファイバアレイコネクタ。
(付記2)
前記ガラス体は、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むことを特徴とする、付記1に記載の光ファイバアレイコネクタ。
(付記3)
前記複数のガラス光ファイバは、それぞれ同じ径であることを特徴とする、付記1又は2に記載の光ファイバアレイコネクタ。
(付記4)
前記複数のガラス光ファイバは、それぞれ、前記溝の中で前記ガラス蓋の側に位置し、前記ガラス蓋からの高さ方向において、中心位置が揃っていることを特徴とする、付記1乃至3のいずれかに記載の光ファイバアレイコネクタ。
(付記5)
前記ガラス台座、前記ガラス蓋及び前記ガラス体は、前記複数のガラス光ファイバの両端部に設けられていることを特徴とする、付記1乃至4のいずれかに記載の光ファイバアレイコネクタ。
(付記6)
基板上に搭載された光部品と、
前記基板上に搭載され、前記光部品に光学的に接続された光ファイバアレイコネクタとを有し、
前記光ファイバアレイコネクタは、
複数の溝を有するガラス台座と、
端部が前記複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、
前記複数の溝及び前記複数のガラス光ファイバの前記端部を覆うガラス蓋と、
前記溝と前記ガラス光ファイバと前記ガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、
前記ガラス台座、前記複数のガラス光ファイバ及び前記ガラス蓋は前記ガラス体により固定されていることを特徴とする光モジュール。
(付記7)
前記複数のガラス光ファイバは、径が同じであり、それぞれ、前記溝の中で前記ガラス蓋の側に位置し、前記ガラス蓋からの高さ方向において、中心位置が揃っていることを特徴とする、付記6に記載の光モジュール。
(付記8)
前記ガラス台座、前記ガラス蓋及び前記ガラス体は、前記複数のガラス光ファイバの両端部に設けられていることを特徴とする、付記6又は7に記載の光モジュール。
(付記9)
前記基板上に搭載され、前記光部品に電気的に接続されたCPUを備え、
前記光部品は、レーザアレイを含むことを特徴とする、付記6乃至8のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記10)
前記光部品は、レーザアレイを含むことを特徴とする、付記6乃至8のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記11)
前記光部品は、受光素子アレイを含むことを特徴とする、付記9又は10に記載の光モジュール。
(付記12)
前記光部品は、半導体光増幅器アレイを含むことを特徴とする、付記6乃至8のいずれか1項に記載の光モジュール。
1 溝(V溝)
2 ガラス台座
3 ガラス光ファイバ
4 ガラス蓋
5 ガラス体
5X スピンオングラス(SOG)
6 接着剤
7 光ファイバアレイコネクタ
8 コネクタ
9 基板
10 光部品
11 光モジュール
12 CPU
13 レーザアレイ
14 受光素子アレイ
15 コネクタ
100 光モジュール
101 パッケージ基板
102 シリコンインターポーザ
103 CPU
104 金属配線
105 半導体レーザアレイ
106 ドライバ回路
107 貫通金属配線
108 シリコンフォトニクス光回路
109 光導波路
110〜112 光ファイバアレイコネクタ
1000 光モジュール
1001 パッケージ基板
1002 シリコンインターポーザ
1003 CPU
1004 金属配線
1005 半導体レーザアレイ
1006 ドライバ回路
1007 受光素子アレイ
1008 TIA(トランスインピーダンスアンプ)
1009 貫通金属配線
1010 シリコンフォトニクス光回路
1011 光導波路
1012〜1014 光ファイバアレイコネクタ
2000 光モジュール
2001 パッケージ基板
2002 シリコンインターポーザ
2003 ピンを含むコネクタ
2004 金属配線
2005 半導体レーザアレイ
2006 ドライバ回路
2007 受光素子アレイ
2008 TIA
2009 貫通金属配線
2010 シリコンフォトニクス光回路
2011 光導波路
2012〜2014 光ファイバアレイコネクタ

Claims (10)

  1. 複数の溝を有するガラス台座と、
    端部が前記複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、
    前記複数の溝及び前記複数のガラス光ファイバの前記端部を覆うガラス蓋と、
    前記溝と前記ガラス光ファイバと前記ガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、
    前記ガラス台座、前記複数のガラス光ファイバ及び前記ガラス蓋は前記ガラス体により固定されていることを特徴とする光ファイバアレイコネクタ。
  2. 前記ガラス体は、炭素含有率、水素含有率がそれぞれ5%以下の二酸化ケイ素を含むことを特徴とする、請求項1記載の光ファイバアレイコネクタ。
  3. 前記複数のガラス光ファイバは、それぞれ同じ径であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の光ファイバアレイコネクタ。
  4. 前記複数のガラス光ファイバは、それぞれ、前記溝の中で前記ガラス蓋の側に位置し、前記ガラス蓋からの高さ方向において、中心位置が揃っていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の光ファイバアレイコネクタ。
  5. 前記ガラス台座、前記ガラス蓋及び前記ガラス体は、前記複数のガラス光ファイバの両端部に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の光ファイバアレイコネクタ。
  6. 基板上に搭載された光部品と、
    前記基板上に搭載され、前記光部品に光学的に接続された光ファイバアレイコネクタとを有し、
    前記光ファイバアレイコネクタは、
    複数の溝を有するガラス台座と、
    端部が前記複数の溝のそれぞれに設けられた複数のガラス光ファイバと、
    前記複数の溝及び前記複数のガラス光ファイバの前記端部を覆うガラス蓋と、
    前記溝と前記ガラス光ファイバと前記ガラス蓋との隙間に設けられたガラス体とを備え、
    前記ガラス台座、前記複数のガラス光ファイバ及び前記ガラス蓋は前記ガラス体により固定されていることを特徴とする光モジュール。
  7. 前記基板上に搭載され、前記光部品に電気的に接続されたCPUを備え、
    前記光部品は、レーザアレイを含むことを特徴とする、請求項6に記載の光モジュール。
  8. 前記光部品は、レーザアレイを含むことを特徴とする、請求項6に記載の光モジュール。
  9. 前記光部品は、受光素子アレイを含むことを特徴とする、請求項7又は8に記載の光モジュール。
  10. 前記光部品は、半導体光増幅器アレイを含むことを特徴とする、請求項6に記載の光モジュール。
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