JP2018084331A - 半径方向に挿入された単一の部分から成る変向エレメントを備えた転動体ねじ山伝動装置 - Google Patents

半径方向に挿入された単一の部分から成る変向エレメントを備えた転動体ねじ山伝動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、転動体ねじ山伝動装置であって、その小型化と製造の効率化が目的である。
【解決手段】少なくとも1つの変向切欠きは、それぞれ第1の領域と第2の領域とを有し、第2の領域は第1の領域の半径方向内側に配置され、第1の領域は一定の第1の横断面形状60を持って組付け軸線53の方向に延在し、第2の領域は、一定の第2の横断面形状70を持って組付け軸線53の方向に延在し、第2の横断面形状70は、組付け軸線53の方向で見て、第1の横断面形状60の内側に配置され、第2の横断面形状70のその他の区域が第1の横断面形状60と合致し、第2の横断面形状70は組付け軸線53の方向で見て、戻り通路34の領域で第1の横断面形状60の第1の区域61と合致している第1の区域71を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の、転動体ねじ山伝動装置に関する。
独国特許出願公開第10012810号明細書に基づき、エンドレスな転動体循環路を備えた転動体ねじ山伝動装置が公知である。転動体用の対応する変向エレメントは、ねじ軸の長手方向軸線に対して直角に延在している組付け軸線の方向に組み付けられる。
本発明の利点は、ボール状の転動体が特に小さな直径を有し、かつねじ軸が同じく小さな直径を有する場合でも、変向エレメントがなお射出成形法で製作可能となることにある。ここで念のため付言しておくと、射出成形の際に生じる寸法誤差は、変向エレメントのサイズとはほとんど無関係である。したがって、小さな変向エレメントの場合には、寸法誤差と寸法の公称値との比は、特に不都合となる。さらに、この転動体ねじ山伝動装置は、特に廉価である。変向エレメント用の射出成形工具は、単純に構成されている。変向エレメントは、一体部品から形成されている。変向エレメント用の専用の取付け手段は必要とされない。変向切欠きは、フライス加工によって簡単に製作可能である。
独立請求項の記載によれば、少なくとも1つの変向切欠きが、それぞれ第1の領域と第2の領域とを有し、第2の領域が、第1の領域の半径方向内側に配置されており、第1の領域が、一定の第1の横断面形状を持って組付け軸線の方向に延在しており、第2の領域が、一定の第2の横断面形状を持って組付け軸線の方向に延在しており、第2の横断面形状が、組付け軸線の方向で見て、少なくとも所定区域において第1の横断面形状の内側に配置されており、第2の横断面形状のその他の区域が、第1の横断面形状と合致しており、第2の横断面形状が、組付け軸線の方向で見て、戻り通路の領域で、第1の横断面形状の第1の区域と合致している第1の区域を有することが提案される。
好ましくは、両変向切欠きは同一に形成されており、この場合、これらの両変向切欠きは、その組付け軸線が平行になるように互いに180°回転させられて配置されている。好ましくは、これらの変向切欠きは、長手方向軸線と戻り通路の中心軸線とを含む対称平面に対して鏡像対称に形成されている。好ましくは、両変向エレメントは同一に形成されている。転動体は、好ましくはボール状に形成されている。戻り通路は、好ましくは長手方向軸線に対して平行に延在している。第2の横断面形状は、必ずしもエンドレスに閉じられた輪郭を形成する必要はない。以下に図5につき説明するように、別の幾何学形状との交差に基づき、中断された輪郭であってもよい。
従属請求項では、本発明の有利な改良形と改善形とが記載されている。
本発明の好適な構成では、第1の横断面形状の第1の区域および/または第2の横断面形状の第1の区域が、真っ直ぐに形成されている。これにより、変向エレメントと戻り通路との間の移行部における、転動体の、特にスムーズな転動が得られる。前記第1の区域は、好ましくは長手方向軸線に対して直角に延在している。
本発明の別の好適な構成では、第1の横断面形状および/または第2の横断面形状が、それぞれ第1の区域と第2の区域と第3の区域と第4の区域とを有し、これら第1〜第4の区域はそれぞれ真っ直ぐに形成されていて、この場合、これら第1〜第4の区域は一緒になって1つの方形を規定している。その結果、変向エレメントは、この変向エレメントが、長手方向軸線の方向において変向切欠き内で最小限に移動可能となると同時に、長手方向軸線に対して直交する方向で変向切欠き内に案内されるように形成され得る。これにより、変向エレメントの組付けが容易になる。第1の横断面形状においては、長手方向軸線の方向における前記方形の幅が、好ましくは、長手方向軸線に対して直交する方向における前記方形の長さの40%〜60%である。第2の横断面形状においては、前記方形が、好ましくは正方形である。第1の区域、第2の区域、第3の区域もしくは第4の区域のうちの互いに隣接し合う2つの区域の間の移行部は、好ましくは丸められて形成されている。
本発明のさらに別の好適な構成では、前記少なくとも1つの変向切欠きの第1の領域と第2の領域との間の移行部が、少なくとも所定区域において、平坦な第1の面によって形成され、この第1の面は組付け軸線に対して直角に配置されている。その結果、変向エレメントは特に僅かな構成スペースしか必要としない。第1の面は、さらに、エンドミルを用いて簡単に製作可能である。第1の面と第1の領域との間の移行部は、シャープなエッジを形成するように、または丸められて形成されていてもよい。上記の丸みは、第1の領域もしくは第2の領域が製作される際に、戻り通路の領域において好ましくは除去される。このことは、好ましくはエンドミルを用いて行われ、このエンドミルの回転軸線は組付け軸線に対して平行に向けられている。
本発明のさらに別の好適な構成では、戻り通路が、前記少なくとも1つの変向切欠きの第1の領域に開口している。第1の領域は、この個所で、変向エレメントと戻り通路との間での転動体のスムーズな移動が行われ得るような大きさに、問題なく形成され得る。
本発明のさらに別の好適な構成では、戻り通路が、前記少なくとも1つの変向切欠きへの移行部に面取り部を備えており、この場合、対応する変向エレメントは、面取り部に適合された位置調整突出部を有し、この位置調整突出部は面取り部内に係合している。これにより、変向エレメントは、戻り通路に対して相対的に位置調整される。さらに、この面取り部は、変向通路の半径方向内側の輪郭を画定する画定部を形成し、この画定部は簡単にかつ廉価に製作可能である。この面取り部は、好ましくは完全に前記少なくとも1つの変向切欠きの第1の領域内に配置されている。
本発明のさらに別の好適な構成では、変向通路が、当該変向エレメントに設けられた曲げられた溝によって形成され、この曲げられた溝は、少なくとも所定区域において第2の面によって覆われており、この第2の面は、少なくとも所定区域において、第1の横断面形状の第1の区域によって形成される。曲げられた溝は、アンダカットなしに形成されていてもよく、これにより、この曲げられた溝は、単純な、特に2つの部分から成る射出成形型を用いて製作可能である。第2の面は、転動体の転動を妨げる可能性がある段部を有さない。好ましくは、曲げられた溝は、所定区域において、当該変向切欠きの第2の領域によって覆われる。
本発明のさらに別の好適な構成では、少なくとも1つの変向エレメントが、曲げ弾性的なアームを有し、この曲げ弾性的なアームは、プリロードをかけられて、当該変向切欠きの、対応する第1の領域に接触して、変向エレメントが戻り通路の方向に押圧されるようになっている。これにより、変向エレメントは、戻り孔への移行部においてギャップなしに変向切欠きに接触している。さらに、位置調整突出部が前記面取り部へ押圧されるので、戻り通路に対して相対的な変向エレメントの最適な位置調整が与えられている。さらに、これにより、変向エレメントが変向切欠きから脱落することが阻止される。曲げ弾性的なアームにかけられるプリロード力は、好ましくは長手方向軸線の方向に向けられている。
本発明のさらに別の好適な構成では、曲げ弾性的なアームが、係止突出部を有し、この係止突出部は対応する係止切欠き内に係合しており、この係止切欠きは当該変向切欠きの第1の領域に開口している。これにより、変向エレメントは、付加的に、変向切欠きからの脱落を防止される。
本発明のさらに別の好適な構成では、係止切欠きが、戻り通路と整合するように配置されている。これによって、係止切欠きは、戻り通路とともに廉価に製作され得る。特に、係止切欠きと、戻り通路に設けられた面取り部とを、1回の作業工程で製作することが考えられる。
本発明のさらに別の好適な構成では、組付け軸線の方向で見て、第1の横断面形状と第2の横断面形状との間で、ねじ山通路の1つの区域が、基体によって直接に画定される。これにより、転動体が、変向エレメントに沿って荷重を伝達するように転動することが回避される。これにより、変向エレメントは、損傷を受けるおそれがある。
もちろん、上記で挙げられた特徴および以下でさらに説明する特徴は、それぞれ記載された組合せの形でしか使用可能でないわけではなく、別の組合せや単独の形でも、本発明の枠から逸脱することなく、使用可能である。
以下に、本発明を添付の図面に基づき、より詳細に説明する。
本発明による転動体ねじ山伝動装置の縦断面図である。 図1に示した転動体ねじ山伝動装置のナットの斜視図である。 図1に示した転動体ねじ山伝動装置の変向エレメントの斜視図である。 図3に示した変向エレメントの別の斜視図である。 変向切欠きをその組付け軸線の方向で見た概略図である。
図1には、本発明による転動体ねじ山伝動装置10の縦断面図が示されており、この場合、長手方向軸線11は切断平面に配置されている。転動体ねじ山伝動装置10は、ねじ軸20とナット30とを有し、ナット30は、ねじ軸20を取り囲んでいる。ねじ軸20の外周面21は、長手方向軸線11に関して実質的に円筒状に形成されている。外周面21には、長手方向軸線11に関して螺旋状に延在しているねじ軸溝22が配置されており、ねじ軸溝22の横断面プロファイルは、ボール状の転動体14に適合されている。図面を見やすくするために、図1には単一の転動体14しか図示されていないが、実際にはほぼ循環通路13全体が転動体14で満たされている。ねじ軸20は鋼から成り、この場合、ねじ軸20は少なくともねじ軸溝22の領域において焼入れされている。
ナット30は、鋼から成る基体31を有し、この場合、基体31は少なくともナット溝33の領域において焼入れされている。ナット30の内周面32は、長手方向軸線11に関して実質的に円筒状に形成されている。ナット30の内周面32に設けられたナット溝33は、長手方向軸線11に関して螺旋状に形成されており、この場合、ナット溝33はねじ軸溝22と同じピッチを有する。転動体14は、ねじ軸溝22にもナット溝33にも係合しているので、ナット溝33は、ねじ軸溝22とともに、転動体14のための螺旋状のねじ山通路12を形成している。
ナット30には、本実施形態では同一の2つの変向エレメント40が収容されている。これらの変向エレメント40は、それぞれ持上げ突起(図3中の符号42)を備えていて、この持上げ突起がねじ軸溝22内に係合しており、この場合、変向エレメント40は、曲げられた変向通路41を有する。この変向通路41は、ねじ山通路12を戻り通路34に接続する。戻り通路34は、円筒状の孔の形で基体31に形成されており、この円筒状の孔は、長手方向軸線11に対して平行に配置されている。この孔は、基体31をその全長にわたって貫通しており、この場合、前記孔は、変向エレメント40が収容されている変向切欠き50と交差している。両変向エレメント40の間で、前記孔は戻り通路34を形成しており、この場合、前記孔は、その他に2つの係止切欠き56を形成していて、両係止切欠き56は戻り通路34に対して整合するように配置されている。係止切欠き56は、戻り通路34に比べて増大された直径を有するので、戻り通路34には、係止切欠き56を通じて面取り部35が製作可能である。
変向エレメント40は、それぞれ曲げ弾性的なアーム45を備えている。曲げ弾性的なアーム45には、それぞれ1つの円筒状の係止突出部(図4中の符号46)が配置されており、この係止突出部は、対応する係止切欠き56内に係合している。
変向切欠き50は、それぞれ1つの半径方向外側の第1の領域51を有する。この第1の領域51は、一定の第1の横断面形状(図5中の符号60)を持って、組付け軸線53の方向に延在している。組付け軸線53は、長手方向軸線11と直角に交差している。変向切欠き50は、ナット30を組付け軸線53の方向で貫通しているので、第1の領域51は外部に対して開いており、これによりこの個所で変向エレメント40が組み込まれる。変向切欠き50は、さらに半径方向内側の第2の領域52を有する。この第2の領域52は、一定の第2の横断面形状(図5中の符号70)を持って、組付け軸線53の方向に延在している。第1の領域51と第2の領域52との間の移行部には、平坦な第1の面54が設けられており、第1の面54は、組付け軸線53に対して直角に配置されている。さらなる詳細については、図5に対する説明を参照するものとする。
図2には、図1に示した転動体ねじ山伝動装置のナット30の斜視図が示されている。図2で見て、左側の変向エレメント40は、対応する変向切欠き50が見えるようにするために図示されていない。特に、平坦な第1の面54が看取され得る。この第1の面54の下方で、ナット溝(図1もしくは図5中の符号33)が、ナット30の基体31に配置されている。転動体は、ナット溝において、変向エレメント40の損傷を懸念する必要なしに、荷重を伝達するように転動することができる。第1の面54の上方で、変向エレメント40のために大きな構成スペースが提供されており、この場合、特に、曲げ弾性的なアーム45と、大きな曲率半径を有する変向通路(図1中の符号41)とのために十分なスペースが存在している。
さらに、図面から判るように、第1の領域51は、戻り通路34の領域において、段部なしに第2の領域52へ移行している。なぜならば、第1の横断面形状と第2の横断面形状とが、この場所で合致しているからである。この領域は、平坦な第2の面55を形成しており、この第2の面55は、長手方向軸線11に対して直角に向けられている。第2の面55は、変向エレメント40に設けられた、曲げられた溝(図3中の符号44)を覆うので、閉じられた変向通路が得られる。転動体のスムーズな転動は、段部なしの第2の面55によって妨げられない。それにもかかわらず、変向切欠き50は、組付け軸線(図1中の符号53)に対して平行に配置された回転軸線を有するエンドミルを用いて、簡単に製作可能である。
念のため付言しておくと、図2に図示されたナット30は、たとえば米国特許第7070041号明細書に基づき公知であるような線状運動装置において使用するために設計されている。しかし、本発明は、ほぼ円筒状のコンベンショナルなナットのためにも、同様に良好に使用可能である。
図3には、図1に示した転動体ねじ山伝動装置の変向エレメント40の斜視図が示されている。変向エレメント40は、単一の部分から一体に形成されており、この場合、変向エレメント40は、プラスチック、特にポリアミドから成る。この変向エレメント40は、射出成形法において製作されており、この場合、変向エレメント40は、可動のスライダなしで十分となる、2つの部分から成る射出成形型が使用され得るように形成されている。射出成形型のパーティング面80は、一点鎖線で示されている。このパーティング面80は、長手方向軸線に対して直角に延在している。
変向エレメント40はベース区域81を有し、このベース区域81の外側形状は、変向切欠きの第1の領域に適合されている。ベース区域81は平坦な第3の面83を有し、この第3の面83は、組付け軸線(図1中の符号53)に対して直角に向けられている。この第3の面83は、変向切欠きの第1の面(図2中の符号54)に載置されているか、またはこの変向切欠きの第1の面に対して僅かな間隔を置いて配置されている。第3の面83には、持上げ突出部82が配置されており、この持上げ突出部82は、変向切欠きの第2の領域内に係合する。持上げ突出部82の周面形状は、第2の横断面形状に適合されている。しかし、長手方向軸線の方向における第2の横断面形状の幅は、持上げ突出部82の対応する幅よりもやや大きく形成されており、これにより、戻り通路に設けられた面取り部(図1中の符号35)に、位置調整突出部43が、問題なく挿入され得る。ねじ軸溝(図1中の符号22)に対向して位置している、持上げ突出部82に設けられた第4の面84は、僅かな間隔を置いて、前記ねじ軸溝に対して等距離の位置に形成されている。
持上げ突出部82は、持上げ突起42を形成している。この持上げ突起42は、変向通路を形成する曲げられた溝44の端部に配置されている。曲げられた溝44は、長手方向軸線の方向においてアンダカットなしに形成されているので、前記射出成形型は問題なく開放され得る。曲げられた溝44は、2つの曲げ部を形成している。持上げ突起に設けられた曲げ部によって、転動体は、ほぼ接線方向でねじ軸溝から持ち上げられる。位置調整突出部の領域に設けられた曲げ部によって、転動体は、長手方向軸線の方向に変向され、ひいては戻り通路の方向に変向される。
位置調整突出部43は曲げられた溝44によって切り込まれている円錐体として形成されている。位置調整突出部43の領域では、転動体の半径方向内側の面が、戻り通路に設けられた面取り部(図1中の符号35)を介して転動する。この面取り部は、本実施形態ではコスト上の理由から、円錐状もみ下げ加工部の形で形成されている。しかし、この面取り部は、円形に丸められていてもよく、これにより、転動体の転動はほとんど妨げられなくなる。
さらに、変向エレメント40に設けられた第1の切欠き85について言及しておくと、この第1の切欠き85は、一方では材料節約のために役立つ。さらに、第1の切欠き85は、射出成形型内でのプラスチックの冷却時における変向エレメント40の歪みが、最小限に抑えられるように配置されている。
図4には、図3に示した変向エレメント40の別の斜視図が示されている。ベース区域81は第5の面86を有し、この第5の面86は第3の面83から離れる方向に向けられている。この第5の面86は、本実施形態では、平坦で、かつ組付け軸線(図1中の符号53)に対して直角に配置されている。図2から判るように、第5の面86は、基体内に最小限に没入されて配置されている。
曲げ弾性的なアーム45は、ベース区域81に設けられた第2の切欠き87内に配置されている。この第2の切欠き87は、方形の溝として形成されており、この溝は、組付け軸線の方向に、ベース区域81の全高にわたって延在している。曲げ弾性的なアーム45は、ほぼL字形に形成されている。L字体を形成する大小異なる両脚のうち短いほうの脚部88は、第2の切欠き87の底部と一体的に結合されており、この場合、L字体の短い脚部88は、長手方向軸線の方向に延在している。この短い脚部88は、曲げ弾性的なアーム45のL字体を形成する長いほうの脚部89のための運動用自由空間を提供している。長い脚部89は、ほぼ組付け軸線の方向に延在しており、この場合、この長い脚部89は、対応する変向切欠き内への変向エレメント40の組込みを容易にする挿入斜面90を形成している。L字体の長い脚部89は、対応する変向切欠き内への変向エレメント40の組込みの際に、この長い脚部89が弾性的に変形されるように配置されている。このときに、長い脚部89の自由端部に設けられた係止突出部46は、対応する係止切欠き(図1中の符号56)内へスナップ式に係合して係止される。係止突出部46は、この場合、長手方向軸線から離れる方向での変向エレメントの運動だけを阻止する。したがって、係止突出部46は半径方向外側においてのみ、円筒状に形成されているので、係止突出部46は係止切欠きに適合されている。この係止突出部46の半径方向内側は、挿入斜面90を段部なしに継続させている。
図5には、変向切欠き50をその組付け軸線53の方向で見た概略図が示されている。変向切欠き50の半径方向外側の第1の領域の、第1の横断面形状60は、第1の区域61と第2の区域62と第3の区域63と第4の区域64とを有し、これら第1〜第4の区域61;62;63;64はそれぞれ真っ直ぐに形成されており、この場合、これら第1〜第4の区域61;62;63;64は一緒になって1つの方形を規定している。これら第1〜第4の区域61;62;63;64は、長手方向軸線11に対して直角に向けられているか、または長手方向軸線11に対して平行に向けられている。対応する角隅はすべて、丸み65を備えており、この丸み65の半径は、好ましくは変向切欠き50を製作するエンドミルの半径に等しい。
変向切欠き50の半径方向内側の第2の領域の、第2の横断面形状70は、第1の区域71と第3の区域73と第4の区域74とを有し、これらの区域71;73;74はそれぞれ真っ直ぐに形成されている。この場合、これらの区域71;73;74は一緒になって1つの方形を規定している。さらに、図5には、一点鎖線として真っ直ぐな第2の区域72が描き込まれており、この第2の区域72は同じく方形の一辺を形成している。係止切欠き56の直径が十分に小さい場合には、この係止切欠き56は、第2の領域の側部を物理的に画定する画定部となる。しかし、本実施形態では、係止切欠きの直径およびその穿孔深さをそれぞれ、第2の区域72が完全に切り取られるような大きさに形成する構成が採用されている。したがって、係止切欠き56は、ナットの内周面(図1中の符号32)に向かって開いており、これにより、複数の切断縁76が生ぜしめられる。前記区域71;72;73;74は、長手方向軸線11に対して直角に向けられているか、または長手方向軸線11に対して平行に向けられている。対応する角隅はすべて、丸み75を備えており、この丸み75の半径は、好ましくは、変向切欠き50を製作するエンドミルの半径に等しい。第2の横断面形状70の、第2の区域72と第3の区域73と第4の区域74とは、第1の横断面形状60の完全に内側に配置されている。第2の横断面形状70の第1の区域71だけが、第1の横断面形状60の第1の区域61と合致している。この第1の区域71のところでは、基体に面取り部35を備えた戻り通路34が配置されている。
ナット溝33は、図5に2本の破線の形で書き込まれている。このナット溝33は、所定区域において、ハッチングで図示された領域15において、第1の横断面形状60と第2の横断面形状70との間で延在している。この領域では、転動体が、荷重を伝達するように基体に支持されており、この場合、プラスチックから成る変向エレメントの損傷を懸念しなくて済む。
さらに付言しておくと、変向切欠き50は、長手方向軸線11と、戻り通路34の中心軸線とを含む対称平面16に関して鏡像対称に形成されている。
10 転動体ねじ山伝動装置
11 長手方向軸線
12 ねじ山通路
13 エンドレスな循環通路
14 転動体
15 第1の横断面形状の内側で基体により画定されるねじ山通路の区域
16 対称平面
20 ねじ軸
21 ねじ軸の外周面
22 ねじ軸溝
30 ナット
31 基体
32 ナットの内周面
33 ナット溝
34 戻り通路
35 面取り部
40 変向エレメント
41 変向通路
42 持上げ突起
43 位置調整突出部
44 曲げられた溝
45 曲げ弾性的なアーム
46 係止突出部
50 変向切欠き
51 変向切欠きの第1の領域
52 変向切欠きの第2の領域
53 組付け軸線
54 第1の面
55 第2の面
56 係止切欠き
60 第1の横断面形状
61 第1の横断面形状の第1の区域
62 第1の横断面形状の第2の区域
63 第1の横断面形状の第3の区域
64 第1の横断面形状の第4の区域
65 丸み
70 第2の横断面形状
71 第2の横断面形状の第1の区域
72 第2の横断面形状の第2の区域
73 第2の横断面形状の第3の区域
74 第2の横断面形状の第4の区域
75 丸み
76 切断縁
80 パーティング面
81 ベース区域
82 持上げ突出部
83 第3の面
84 第4の面
85 第1の切欠き
86 第5の面
87 第2の切欠き
88 L字体の短い脚部
89 L字体の長い脚部
90 挿入斜面

Claims (11)

  1. 転動体ねじ山伝動装置(10)であって、
    長手方向軸線(11)に沿って延在しているねじ軸(20)と、
    前記ねじ軸(20)を取り囲んでいるナット(30)と、
    を備え、
    前記ねじ軸(20)の外周面(21)と前記ナット(30)の内周面(32)との間に、前記長手方向軸線(11)に関して螺旋状に延在している少なくとも1つのねじ山通路(12)が設けられており、該少なくとも1つのねじ山通路(12)に、それぞれ2つの別個の変向エレメント(40)が対応して配置されており、該変向エレメント(40)は、それぞれ前記ナット(30)の基体(31)に設けられた、対応する変向切欠き(50)内に収容されており、該変向エレメント(40)は、それぞれ1つの曲げられた変向通路(41)を画定しており、該変向通路(41)は、一方の端部に持上げ突起(42)を備え、該持上げ突起(42)は、対応するねじ山通路(12)内に係合しており、互いに対応する前記両変向通路(41)は、前記基体(31)内に延在している戻り通路(34)を介して互いに接続されていて、1つのエンドレスな循環通路(13)が生ぜしめられており、該循環通路(13)内に、一列の転動体(14)が収容されており、少なくとも1つの変向切欠き(50)が、前記基体(31)を、前記長手方向軸線(11)と直角に交差する組付け軸線(53)の方向で貫通している、転動体ねじ山伝動装置(10)において、
    前記少なくとも1つの変向切欠き(50)は、それぞれ第1の領域(51)と第2の領域(52)とを有し、該第2の領域(52)は、前記第1の領域(51)の半径方向内側に配置されており、該第1の領域(51)は、一定の第1の横断面形状(60)を持って前記組付け軸線(53)の方向に延在しており、前記第2の領域(52)は、一定の第2の横断面形状(70)を持って前記組付け軸線(53)の方向に延在しており、前記第2の横断面形状(70)は、前記組付け軸線(53)の方向で見て、少なくとも所定区域において前記第1の横断面形状(60)の内側に配置されており、前記第2の横断面形状(70)のその他の区域は、前記第1の横断面形状(60)と合致しており、前記第2の横断面形状(70)は、前記組付け軸線(53)の方向で見て、前記戻り通路(34)の領域で、前記第1の横断面形状(60)の第1の区域(61)と合致している第1の区域(71)を有することを特徴とする、転動体ねじ山伝動装置(10)。
  2. 前記第1の横断面形状(60)の前記第1の区域(61)および/または前記第2の横断面形状(70)の前記第1の区域(71)は、真っ直ぐに形成されている、請求項1記載の転動体ねじ山伝動装置。
  3. 前記第1の横断面形状(60)および/または前記第2の横断面形状(70)は、それぞれ第1の区域(61;71)と第2の区域(62;72)と第3の区域(63;73)と第4の区域(64;74)とを有し、これらの区域は、それぞれ真っ直ぐに形成されており、これらの区域は、一緒になって1つの方形を規定している、請求項1または2記載の転動体ねじ山伝動装置。
  4. 前記少なくとも1つの変向切欠き(50)の前記第1の領域(51)と前記第2の領域(52)との間の移行部が、少なくとも所定区域において、平坦な第1の面(54)によって形成され、該第1の面(54)は、前記組付け軸線(53)に対して直角に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の転動体ねじ山伝動装置。
  5. 前記戻り通路(34)は、前記少なくとも1つの変向切欠き(50)の前記第1の領域(51)に開口している、請求項1から4までのいずれか1項記載の転動体ねじ山伝動装置。
  6. 前記戻り通路(34)は、前記少なくとも1つの変向切欠き(50)への移行部に面取り部(35)を備え、対応する前記変向エレメント(40)が、前記面取り部(35)に適合された位置調整突出部(43)を有し、該位置調整突出部(43)は、前記面取り部(35)内に係合している、請求項5記載の転動体ねじ山伝動装置。
  7. 前記変向通路(41)は、当該変向エレメント(40)に設けられた、曲げられた溝(44)によって形成され、該溝(44)は、少なくとも所定区域において第2の面(55)によって覆われており、該第2の面(55)は、少なくとも所定区域において、前記第1の横断面形状(60)の前記第1の区域(61)によって形成される、請求項1から6までのいずれか1項記載の転動体ねじ山伝動装置。
  8. 少なくとも1つの変向エレメント(40)は、曲げ弾性的なアーム(45)を有し、該曲げ弾性的なアーム(45)は、プリロードをかけられて、当該変向切欠き(50)の、前記対応する第1の領域(51)に接触して、前記変向エレメント(40)は前記戻り通路(34)の方向に押圧されるようになっている、請求項1から7までのいずれか1項記載の転動体ねじ山伝動装置。
  9. 前記曲げ弾性的なアーム(45)は、係止突出部(46)を有し、該係止突出部(46)は、対応する係止切欠き(56)内に係合しており、該係止切欠き(56)は、当該変向切欠き(50)の前記第1の領域(51)に開口している、請求項8記載の転動体ねじ山伝動装置。
  10. 前記係止切欠き(56)は、前記戻り通路(34)と整合するように配置されている、請求項9記載の転動体ねじ山伝動装置。
  11. 前記組付け軸線(53)の方向で見て、前記第1の横断面形状(60)と前記第2の横断面形状(70)との間で、前記ねじ山通路(12)の1つの区域(15)が、前記基体(31)によって直接に画定される、請求項1から10までのいずれか1項記載の転動体ねじ山伝動装置。
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