JP2018081448A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】PDLで印刷データを出力するのかを容易に判断可能にする。【解決手段】複数のページ記述言語の印刷データを作成する情報処理装置は、印刷設定画面において、印刷に使用するページ記述言語の選択を受け付け、プリンタードライバーがインストールされるときに生成されるキューに対応する設定情報ファイルを読み取り、プリンタードライバーがインストールされたときの識別情報を読み取り、印刷設定画面に表示する初期値を、それぞれで読み取った値に従って決定し、それぞれで読み取った値に従って受け付け可能な表示にするか否かを切り替え、切り替えられた表示に従って印刷データを作成する。【選択図】図13
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関し、特に複数のページ記述言語の印刷データを出力可能なプリンタードライバー、およびそのプリンタードライバーをインストールするためのインストーラーを備えた情報処理装置に関する。
情報処理装置にインストールされるプリンタードライバーの中には、情報処理装置上で作成された文書を印刷するために文書画像をページ単位にプリンターに描画させるためのページ記述言語と呼ぶ)で印刷データを作成するドライバーがある。近年のプリンターは、複数のページ記述言語(以下PDL(Page Description Language)と呼ぶ)をサポートしているため、そのPDLごとにプリンタードライバーが用意されていることがある。このような環境では、どのPDLに対応したプリンタードライバーをインストールすればよいか、ユーザーが判断に困る状況が発生する。そこで、プリンター側でサポートしているPDLごとに異なるプラグアンドプレイIDを定義する。そして、そのプリンターに接続されている情報処理装置側でプラグアンドプレイによって検出したプラグランドプレイIDに対応するプリンタードライバーを自動選択し、インストールすることを前提とした構成のプリンターおよびプリンタードライバーがある。
一方、近年のプリンタードライバーの中には、複数種類のPDLで印刷データを出力可能な構成のプリンタードライバー(以下マルチPDLドライバーと略す)もある(例えば、特許文献1)。従来のマルチPDLドライバーでは、例えば、ユーザーからの印刷要求に従って表示する印刷設定画面の中の一部の設定項目で印刷データとして出力するときのPDLの種類をユーザーが任意に設定できる構成になっている。図16(A)に示す印刷設定画面6000では、その中の設定項目「出力PDL」6010は、図16(B)に示す6110のようにプルダウン形式で設定可能なPDL種が表示され、ユーザーが任意のPDLを設定することができる。
ここで、Windows OSのコンピューターでは、WSD接続されたプリンターを検出した場合、Windows Update(登録商標)サービスの条件に合えば、同サービスのサーバーより対象のプリンタードライバーを自動的にインストールする。その結果、インストーラーを介さずにプラグアンドプレイに従ってプリンタードライバーがインストールされるという現象が、ユーザーが意識しないところで発生することになる。
一方、マルチPDLプリンターが一度インストールされている情報処理装置と、PDLごとに異なるプラグアンドプレイIDが定義され、操作部よりそのプラグアンドプレイIDの設定変更が可能なプリンターとの構成を想定する。この場合、プリンター側の設定変更が発生すると、同じマルチPDLドライバーのプリントキューが新たに作成されることになる。それぞれ、異なるPDLのプラグアンドプレイIDに従って作成されたプリントキューであるが、ユーザーは情報処理装置の表示上で、どちらのプリントキューがどのPDLに対応したものか判断ができない。これがユーザーの意識しないところで発生すると、ユーザーはますます混乱してしまう。
本発明は、上記課題を鑑みて、同じマルチPDLドライバーのプリントキューが複数生成されても、それぞれがどのPDLで印刷データを出力するのかが容易に判断できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、複数のページ記述言語の印刷データを作成する情報処理装置であって、印刷設定画面において、印刷に使用する前記ページ記述言語の選択を受け付ける受付手段と、プリンタードライバーがインストールされるときに生成されるキューに対応する設定情報ファイルを読み取る第1の読み取り手段と、前記プリンタードライバーがインストールされたときの識別情報を読み取る第2の読み取り手段と、前記受付手段に表示する初期値を、前記第1の読み取り手段および前記第2の読み取り手段のそれぞれで読み取った値に従って決定する決定手段と、前記受付手段の表示に関して、前記第1の読み取り手段および前記第2の読み取り手段のそれぞれで読み取った値に従って受け付け可能な表示にするか否かを切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段によって切り替えられた表示に従って前記印刷データを作成する作成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、同じマルチPDLドライバーのプリントキューが複数生成されても、それぞれがどのPDLで印刷データを出力するのかが容易に判断できる情報処理装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面などを参照して説明する。なお、本明細書で説明するシステムおよび方法は、各デバイスのログを収集、加工し、送信するものである。以降の説明および発明の図の中で、当事者にとって周知であり、本発明の説明を理解するために必要ない箇所は、本明細書では省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係るシステムの概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るシステムは、クライアントコンピューター100と、プリントサーバー400と、PDL形式の印刷データを受信し認証印刷を行うことが可能なプリンターA200と、プリンターB201を備える。なお、図1では、2台のプリンターが接続された構成を示しているが、これに限定することなく、例えば、1台でも3台以上であってもよい。これらのプリンターは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に代表されるネットワーク300を介して接続され通信可能である。なお、プリンターA200およびプリンターB201は、印刷機能のみを備えるシングルファンクションプリンター(SFP)でも、印刷機能、スキャン機能、複写機能を備えるマルチファンクションプリンター(MFP)であってもよい。
図1は、本発明に係るシステムの概略構成を示すブロック図である。本実施形態に係るシステムは、クライアントコンピューター100と、プリントサーバー400と、PDL形式の印刷データを受信し認証印刷を行うことが可能なプリンターA200と、プリンターB201を備える。なお、図1では、2台のプリンターが接続された構成を示しているが、これに限定することなく、例えば、1台でも3台以上であってもよい。これらのプリンターは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に代表されるネットワーク300を介して接続され通信可能である。なお、プリンターA200およびプリンターB201は、印刷機能のみを備えるシングルファンクションプリンター(SFP)でも、印刷機能、スキャン機能、複写機能を備えるマルチファンクションプリンター(MFP)であってもよい。
図2は、本発明に係るクライアントコンピューター100のハードウェア構成およびソフトウェア構成を示すブロック図である。本実施形態のクライアントコンピューター100は、図2(A)で示されるハードウェアで構成されている。CPU101は、主記憶装置102のROM1021、RAM1022、または補助記憶装置105に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。RAM1022は、CPU101が各種処理を行う際のワークエリアとしても使用される。補助記憶装置105は、オペレーティングシステム(OS)1053やプリンタードライバー1052、アプリケーションソフト1051等を記録する。以降の説明では、主記憶装置102と補助記憶装置105を合わせて記憶装置と記載する。
マウスやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイス1032やキーボード1031などの入力機器は、入力I/F103を通じて接続され、ユーザーがコンピューターに対して各種指示を与えるためのデバイスである。出力I/F104は、データを外部に出力するためのインターフェースであり、モニター1041などの出力機器に対してデータを出力する。通信I/F106は、ネットワーク300を通してプリンター(200、201等)と通信するためのインターフェースである。バス107は、共通データシステムバスで、I/Fやモジュール間でデータのやりとりを行う。
また、クライアントコンピューター100は、CPU101が記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述するフローチャートの各ステップの処理を図2(B)に示すソフトウェア構成で実現する。プリンタードライバー1052は、ドライバーインストーラー(以下、インストーラーと略す)10510によってクライアントコンピューター100上にインストールされる。ドライバーインストール処理部10530は、OS1053のプロセスの中で、インストーラー10510やOS内の別プロセスの指示に基づいてプリンタードライバー1052のインストール処理を行う。そのインストール処理過程において、プリンタードライバー1052に対応するキュー(以下、プリントキューと略す)10531が生成される。プリントキュー10531は、ユーザーの印刷指示に従ってプリンタードライバー1052が出力した印刷データをジョブとして管理できるようにしたOS1053上の仕組みである。
図3は、本発明に係るプリンターのシステム構成を示すブロック図である。プリンター2000の処理は、全て記憶部2030に記憶されたソフトウェアを制御部2040におけるメモリ2042にロードしてCPU2041が実行することによって実現される。表示部2010は、パネルなどの出力装置、操作部2020は、タッチパネルや各種ボタンによる入力装置を示す。また、記憶部2030には、OS2031や各種プログラム2032が保存されている。ネットワーク通信部2050は、ネットワーク300に接続して外部装置とのデータの入出力を行う。USB通信部1060は、USBで接続された外部装置とのデータの入出力を行う。印刷部2070は、制御部2040の指示に従って用紙にトナーやインクを定着させて目的の画像を物理用紙上に形成することで印刷を行う。
図4は、本実施形態に係るプリンター2000の表示部2010の画面遷移例を示す図である。ここで示す画面は、プリンター2000の表示部2010であるパネルに表示され、タッチパネルや各種ボタンなどの操作部2020によるユーザーからの入力を受け付けて遷移する。本実施形態では、図4を用いてクライアントコンピューター100におけるプラグアンドプレイのためのプリンター2000上の設定画面に関して説明する。なお、プラグランドプレイとは、コンピューターと周辺機器を接続するだけで適切なドライバーが自動でインストールされて周辺機器が使用可能になる技術のことで、プリンタードライバーのインストールにおいても適用可能な技術である。プラグランドプレイにおける周辺機器の識別にはプラグアンドプレイID(以下、PnP IDと略す)が使用される。
本実施形態において、「システム管理設定」2110は、プリンター2000の各種システム管理を設定するための画面である。「システム管理設定」2110において、「ページ記述言語(PnP)」2111がユーザーによって操作部2020を介して選択された後の画面が「ページ記述言語(PnP)」2120の画面である。本実施形態では、「ネットワーク」2121と「USB」2122のそれぞれに対してPnP IDを指定することができる。
「ネットワーク PnP ID」2130は、「ネットワーク」2121を選択した後の画面である。プリンター2000のシステム管理者は、この画面でネットワークプラグアンドプレイをさせたいPnP IDを指定する。なお、本実施形態に係るプリンター2000は、複数のPDLをサポートし、それぞれのPDLに対するPnP IDを使用してクライアントコンピューター100にプラグアンドプレイを発生させることができる。
プリンター2000は、「ネットワーク PnP ID」2130で指定されたPnP IDをクライアントコンピューター100との接続時にクライアントコンピューター100に対して送信する。本実施形態において、デフォルトの設定は「PCL」2132であるが、ここにはプリンター2000がPnP IDとして使用できるIDに対応するPDL名が全て列挙されている。「PS」2133は、クライアントコンピューター100がプラグアンドプレイで接続するマルチPDLドライバーの出力PDLをPSとして動作ためのPnP IDである。システム管理者が「PS」2133を選択すると、プリンター2000のネットワークPnP IDの設定が「PS」に変更される。こうしていずれかのPDL名が選択されると画面は「ページ記述言語(PnP)」に戻る。
図5は、本発明に係るマルチPDLドライバーのインストールセットの構成を示すブロック図である。本実施形態において、インストールセット1100は、インストーラープログラム1110と、ドライバーセットアップ情報ファイル(以下、セットアップ情報ファイルと略す)1120と、ドライバーファイル群1130から構成される。インストーラープログラム1110は、実行形式のプログラムファイルであり、クライアントコンピューター100上でユーザーによって起動されると、RAM1022にロードされ、CPU101によって実行される。セットアップ情報ファイル1120は、マルチPDLドライバーをクライアントコンピューター100にインストールするために必要な情報がテキスト形式で記載されたファイルである。具体的には、ドライバーのバージョン情報やドライバーのモデル名、ドライバーを構成するファイルの名称などが記載されている。OS1053は、セットアップ情報ファイル1120を元にドライバーのインストールを行うことができる。なお、セットアップ情報ファイル1120は、Windows(登録商標)OSにおいてはINFファイルと呼ばれている。
図6は、図5において上述したセットアップ情報ファイル1120の記述内容を示す図であり、特にマルチPDLドライバーにおける記述例を示す。図6(A)は、PnP IDに関係なくマルチPDLドライバーとして同じモデル名を表示させる場合の記述例である。[Version]セクション5101には、ドライバーのクラスやドライバーのバージョンが含まれる。セクション5102は、ドライバーのクラスがプリンターに対するドライバーであることを示している。セクション5103は、セットアップ情報ファイル1120の提供元のメーカー名を示している。なお、「%OEM%」は、セットアップ情報ファイル1120の後半に存在する不図示の「String」セクションで定義されている文字列を示している。セクション5104は、ドライバーの作成日およびバージョンを示している。
セクション5106は、続くセクション5107が[Manufacturer]として、ドライバーが扱うデバイスのメーカー名を示す行であることを示している。セクション5107は、具体的なメーカー名とそれに対応するモデル名セクションのセクション名を示している。本実施形態では、メーカー名として「XXXX」、モデル名セクションのセクション名として「xxxx」が指定されている。なお、モデル名セクションとは、インストールするマルチPDLドライバーのモデル名とそれに対応するドライバーファイル群1130、プラグアンドプレイのIDなどをリストしたセクションである。セクション5109は、続くセクション5110〜5115が「abc」というセクション名のモデル名セクションであることを示している。
セクション5110は、「ABC Printer」のモデル名のマルチPDLドライバーのファイル群のファイル名が不図示の[PCL]セクションに記載されていることを示している。なお、[PCL]セクションには、ドライバーファイル群1130の各ファイルのファイル名などが記載されている。セクション5110は同時に、WSD Discoveryにおいて「PCL」のPnP IDでプラグアンドプレイが発生した時に「ABC Printer」のモデル名でマルチPDLドライバーをインストールするということも示されている。なお、WSD Discoveryは、WSD(Web Services on Devices)プロトコルで定義され、ネットワークプラグアンドプレイのために使用される。セクション5110の「WSDPRINT¥」は、プリンター2000がWSDプロトコルのプリンターであることを示している。セクション5111では、同様にUSB接続時に「PCL」のPnP IDでプラグアンドプレイが発生した時に「ABC Printer」のモデル名でマルチPDLドライバーをインストールするということが示されている。
セクション5111の「USBPRINT¥」は、プリンター2000がUSBプロトコルのプリンターであることを示している。セクション5112〜5115についても、セクション名およびPnP IDが「PS」あるいは「LIPS」に変わるが、その内容については、セクション5110およびセクション5111と同様である。
図6(B)は、マルチPDLドライバーとしてのモデル名にPnP IDに対応するPDL名を付加したモデル名で表示させる場合の記述例である。図6(B)において、図6(A)との違いは、セクション5210〜5215の箇所である。セクション5210では、WSD Discoveryにおいて「PCL」のPnP IDでプラグアンドプレイが発生した時に「ABC Printer 〔PCL〕」のモデル名でマルチPDLドライバーをインストールするということが示されている。セクション5211では、同様にUSB接続時に「PCL」のPnP IDでプラグアンドプレイが発生した時に「ABC Printer 〔PCL〕」のモデル名でマルチPDLドライバーをインストールするということが示されている。セクション5112〜5115についても、セクション名、PnP ID、およびモデル名に付加されるPDL名称が「PS」あるいは「LIPS」に変わるがセクション5210およびセクション5211と同様である。
次に、インストーラー10510におけるマルチPDLドライバーのインストール処理の流れを図7〜9を用いて説明する。図7および図8は、インストーラー10510におけるマルチPDLドライバーのインストール処理の流れを示すフローチャートである。なお、本フローに係るインストーラー10510は、補助記憶装置105に記録されており、RAM1022にロードされ、CPU101によって実行される。
まず、インストーラー10510は、ユーザーによってプログラムを起動されると、マルチPDLドライバーのセットアップ方法を選択するための画面(不図示)を表示し、ユーザーからセットアップ方法の選択を待つ(ステップS101)。本実施形態では、セットアップ方法として、「標準セットアップ」、ユーザーが任意にデバイス選択やポート選択が可能な「カスタムセットアップ」、USB接続されたプリンターのドライバーをインストールするための「USB接続セットアップ」から選択する。そして、ステップS101において、ユーザーが選択したセットアップ方法に従ってそれぞれのセットアップ(インストール)を実行する。
まず、ステップS101において、「カスタムセットアップ」が選択された場合、ステップS131に進み、カスタムセットアップによるインストールが行われ、処理が終了する。一方、ステップS101において、「標準セットアップ」が選択された場合、インストーラー10510は、標準セットアップ画面(不図示)を表示し(ステップS102)する。そして、新たなマルチPDLドライバーの追加や既存マルチPDLドライバーの更新といった指示を待つ。次に、ステップS103において、インストーラー10510は、TCP(IPv4/IPv6)、WSDのプロトコル単位にプリンターを探索する。そして、探索が終了すると、インストーラー10510は、図9(A)のようにプリンターの探索結果を表示する(ステップS104)。
ここで、図9(A)のインストーラー画面(表示手段)において、エリア502は、ユーザーがインストール対象のマルチPDLドライバーをプリンター名で選択するためのエリアである。そして、ステップS103の探索結果として、TCP/IPとWSDのいずれかのプロトコルで見つかったプリンターをプリンター名で列挙して表示する。本実施形態では、インストール対象としてエリア503のプリンター「ABC Printer」のチェックボックスにチェックが入っている。ユーザーは、エリア502でインストール対象のマルチPDLドライバーをプリンター名で選択した後でボタン505を押すことにより(ステップS105)、次の画面に進むことができる。
図7に戻って、ステップS105において、インストール対象としてプリンターが選択されたか否かを判定する。そして、プリンターが選択された場合、つまりインストール対象のマルチPDLドライバーが確定した場合(Yes)、ステップS106に進む。そして、インストーラー10510は、ステップS107〜ステップS112による「出力PDL」の選択処理を、インストール対象のマルチPDLドライバーすべてに対して完了するまで繰り返す(ステップS106)。ここで、「出力PDL」は、マルチPDLドライバーがどのPDLの印刷データを出力するかの初期値である。
インストーラー10510は、「出力PDL」の選択処理が完了していないマルチPDLドライバーを1つ選択(ステップS107)する。次に、そのマルチPDLドライバーをインストールしようとする対象のプリンター機種のPnP IDが検出できているか否か(対象プリンターのPnP IDが存在するか否か)を判定する(ステップS108)。PnP IDが検出できた場合(Yes)、インストーラー10510は、PnP IDに対応するPDLを初期値とした図9(B)のような「出力PDL」選択画面を表示する(ステップS109)。ここで、図9(B)において、本実施形態では、エリア512で「PS」というPDLが初期値として表示されている。一方、ステップS108で対象のプリンター機種のPnP IDが検出できない場合(No)、インストーラー10510は、対象のプリンターの推奨PDLを初期値とした「出力PDL」選択画面(不図示)を表示する(ステップS110)。
次に、ステップS111において、「出力PDL」の選択が完了したか否かを判定する。「出力PDL」の選択が完了した場合(Yes)、インストーラー10510は、選択された「出力PDL」の値を対象プリンター情報と関連付けて保存する(ステップS112)。そして、ステップS106に戻って、インストーラー10510は、ステップS105で選択されたインストール対象のマルチPDLドライバーの数が1つの場合は、そのままステップS113に進む。一方、インストール対象のマルチPDLドライバーの数が複数の場合は、マルチPDLドライバーの数分繰り返してからステップS113に進む。
ステップS113〜ステップS117の直前には、インストーラー10510は、図9(C)に示すような画面にて、インストール内容をエリア522に表示する。そして、ボタン524の「開始」ボタン押下に従ってステップS113〜ステップS117にて対象のマルチPDLドライバーのインストール処理を順番に実行する。まず、ステップS113において、選択された全てのプリンターに関して、インストールが完了したか否かを判定する。インストールが完了した場合(Yes)、処理を終了し、インストールが完了していない場合(No)、ステップS114に進む。次に、ステップS114において、インストールが完了していないプリンターについてインストール処理を開始する。そして、ステップS115で、インストーラー10510は、対象のマルチPDLドライバーに対応するプリントキュー10531の作成をOS1053に指示し、プリントキュー10531が作成されるのを待つ。
次に、プリントキュー10531単位に情報保持が可能で、インストール後のマルチPDLドライバーが参照可能な情報ファイルである不図示のキュープロパティバッグ(以下、QPBと呼ぶ)に「出力PDL」の値を書き込む。つまり、ステップS112で対象プリンター情報と関連付けて保持しておいた「出力PDL」の値を書き込む。そして、インストーラー10510は、ステップS116において、プリントキュー10531に対応するQPBを介し、プリントキュー10531の名称の変更手続きを行う。ここで、プリントキュー10531の名称を変更する理由は、マルチPDLドライバーとしての印刷設定画面で出力PDLを切り替え可能なプリンタードライバーであるにも関わらず、ユーザーを混乱させてしまう可能性があるためである。つまり、図6(B)に示すようなセットアップ情報ファイル1120に従ったモデル名のままだと、そのモデル名に付加されているPDLと実際に印刷データとして出力するPDLが異なるケースが発生し、ユーザーを混乱させてしまう可能性があるためである。そこで、インストーラー10510は、プリントキュー10531が図6(A)と(B)のいずれのセットアップ情報ファイル1120で作成されたものであっても、PDLを識別する情報が付加されていない名称に変更する。つまり、図6(A)のセットアップ情報ファイル1120で作成されたときと同じPDL名が付加されていないモデル名(例えば、「ABC Printer」)に変更する。
一方、ステップS101において、「USB接続セットアップ」が選択された場合、インストーラー10510は、USB接続セットアップ画面(不図示)を表示する(ステップS121)。次に、インストーラー10510は、OS1053がUSBプラグアンドプレイによって接続対象のプリンターのPnP IDを検出するのを待つ(ステップS122)。プリンターのPnP IDが検出された場合(Yes)、インストーラー10510は、マルチPDLドライバーのインストール処理を開始する。次に、インストーラー10510は、対象のマルチPDLドライバーに対応するプリントキュー10531の作成をOS1053に指示する。そして、プリントキュー10531が作成されるのを待って、PnP IDに対応するPDLを初期値とした図9(B)の「出力PDL」選択画面を表示する(ステップS123)。次に、ステップS124において、「出力PDL」の選択が完了したか否かを判定する。インストーラー10510は、「出力PDL」の選択が完了した場合(Yes)、その選択された「出力PDL」の値をステップS123で作成されたプリントキュー10531に対応するQPBに書き込む(ステップS125)。その後のステップS126〜ステップS127は、ステップS116〜ステップS117と同一である。
図10(A)〜(D)は、本実施形態に係るOS1053が表示するインストール済みのドライバーの内容を確認するためのドライバー確認画面の一例を示す図である。特に、本実施形態に係るWSD通信が可能なプリンター2000に対応するマルチPDLドライバーがインストールされた状態を示す。例えば、インストーラー10510を介さず、OS1053が「PS」というPnP IDの検出に対して図6(A)のセットアップ情報ファイル1120に従ってマルチPDLドライバーをインストールした場合には、図10(A)の内容が表示される。エリア7002〜エリア7003は、クライアントコンピューター100に接続されている周辺機器のドライバー(以下、デバイスドライバーと呼ぶ)を示すものである。エリア7012〜エリア7013は、インストール済みのマルチPDLドライバーを示すものであり、プリントキュー10531に対応している。特に、エリア7012は、前述のようにインストーラー10510を介さずインストールされた場合のマルチPDLドライバーのプリントキュー10531を示している。そのため、エリア7012のモデル名は、図6(A)のセットアップ情報ファイル1120の中のエリア5112の記述に従った名称になっている。
ここで、図10(A)の状況に対して、図4の「ネットワーク PnP ID」2130で示されるネットワーク PnP IDの設定が「PCL」2132に変更された場合、OS1053は、「PCL」というPnP IDを検出する。それに対して、同様にインストーラー10510を介さず図6(A)のセットアップ情報ファイル1120に従ってOS1053がマルチPDLドライバーをインストールした場合、図10(B)の内容が表示される。エリア7112がPnP ID「PS」に対応するマルチPDLドライバーのプリントキュー10531で、エリア7113がPnP ID「PCL」に対応するマルチPDLドライバーのプリントキュー10531に対応する。エリア7113が「ABC Printer(1 コピー)」と表示されるのは、PnP ID「PS」に対応するマルチPDLドライバーのモデル名とPnP ID「PCL」に対応するマルチPDLドライバーのモデル名が同じで定義されているためである。OS1053は、それらを区別する目的で、後にインストールする側のモデル名に「(1 コピー)」といった文字列を付加する。
このように、図6(A)のセットアップ情報ファイル1120で構成されるインストールセット1100が使用される環境において、ユーザーはマルチPDLドライバーがどのPnP IDに対応したものか、図10(B)のような表示名称だけでは判断できない。つまり、上記環境において、インストーラー10510を介さずにプラグアンドプレイに従ってマルチPDLドライバーがインストールされた場合、ユーザーは、図10(B)のような表示名称だけでは判断がつかない。このようなユーザーの不都合を回避するためには、セットアップ情報ファイル1120として図6(B)の内容を使用すればよい。例えば、インストーラー10510を介さず、OS1053が「PS」というPnP IDを検出してマルチPDLドライバーをインストールした場合、プリントキュー10531の表示は、図10(C)のエリア7212に示す表示になる。同様に、図4の「ネットワーク PnP ID」2130で示されるネットワークPnP IDの設定が「PCL」2132に変更され、OS1053が「PCL」というPnP IDを検出してマルチPDLドライバーをインストールする場合がある。この場合、図10(C)の状況に対して、PnP ID「PCL」に対応するマルチPDLドライバーのプリントキュー10531の表示名称は、図10(D)のエリア7312に示す表示になる。
このように、セットアップ情報ファイル1120で構成されるインストールセット1100が使用され、インストーラー10510を介さずにプラグアンドプレイに従ってマルチPDLドライバーがインストールされた場合、ユーザーは、容易に判断できる。つまり、この場合、ユーザーは、それぞれのマルチPDLドライバーがどのPnP IDに対応したものか表示名称だけで容易に判断することができる。なお、インストーラー10510を介さずにプラグアンドプレイに従ってインストールされたマルチPDLドライバーは、プリントキュー10531の表示名称にPnP IDに対応するPDL名が付加されている。従って、マルチPDLドライバーは、後述する図11の処理フローに従い、印刷設定画面で出力PDLの設定を変えられないように対象の設定項目を無効化する。また、セットアップ情報ファイル1120で構成されるインストールセット1100が使用される環境で、インストーラー10510を介してインストールされたマルチPDLドライバーは、図15(B)の印刷設定画面で出力PDLの設定を変えることができる。
次に、ユーザーからの印刷要求に伴う、マルチPDLドライバーにおける印刷設定および印刷データ作成の一連の処理の流れを図11〜図16を用いて説明する。図11は、本実施形態に係るマルチPDLドライバーにおける印刷設定項目「出力PDL」の表示制御処理を示すフローチャートである。なお、本フローおよび後述する図12および図13の各フローに係るマルチPDLドライバーは、補助記憶装置105に記録されており、RAM1022にロードされ、CPU101によって実行される。
まず、図11において、ユーザーの印刷指示に伴うOS1053からの印刷設定画面の表示要求(ステップS201)を受ける。次に、マルチPDLドライバーは、自身のQPB(設定情報ファイル)に「出力PDL」の値が書き込まれているか否かを確認する(ステップS202:第1の読み取り手段)。QPBの「出力PDL」の値は、前述した図7のステップS115又はステップS123あるいは後述する図12のステップS302によって書き込まれる。次に、ステップS202において、「出力PDL」の値が書き込まれていた場合、マルチPDLドライバーは、QPBの「出力PDL」の値を参照して、その値を印刷設定画面の設定項目「出力PDL」の初期値として決定する(ステップS203)。次に、マルチPDLドライバーは、印刷設定画面の設定項目「出力PDL」に関して、設定変更が可能な有効表示に設定し(ステップS204:切り替え手段)、図15(A)の印刷設定画面を表示する。図15(A)の画面の例は、図8(B)のインストーラー10510の「出力PDL」選択画面で「PS」が選択されてインストールされたときのマルチPDLドライバーの印刷設定画面である。そして、設定項目「出力PDL」は、図15(B)に示すようにプルダウンで表示されている他のPDL(本実施形態では、「PCL」)に変更することができる。
一方、ステップS202でQPBに「出力PDL」の値が書き込まれていない場合(No)、ステップS205に進む。そして、マルチPDLドライバーは、プラグアンドプレイによるインストール時にOS1053内の所定の記憶領域に、対象のドライバーに対応するプリンター機種のPnP ID(識別情報)があるか否かを判定する(ステップS205:第2の読み取り手段)。対象プリンターのPnP IDが存在している場合(Yes)、ステップS206へ進み、対象プリンターのPnP IDが存在していない場合(No)、ステップS208へ進む。
次に、マルチPDLドライバーは、OS1053内の所定の記憶領域に保持されていた対象のプリンター機種のPnP IDに対応するPDLを印刷設定画面の設定項目「出力PDL」の初期値として決定する(ステップS206)。次に、マルチPDLドライバーは、印刷設定画面の設定項目「出力PDL」に関して、設定変更が不可能な無効表示に設定する(ステップS207:切り替え手段)。そして、図14(A)あるいは図14(B)の印刷設定画面(受付手段)を表示する。図14の画面の例は、いずれもインストーラー10510を介さずにOS1053が「PS」というPnP IDを検出してインストールされたときのマルチPDLドライバーの印刷設定画面である。画面の設定項目「出力PDL」には、「PS」が設定された状態で、設定変更ができない形で表示されている。図14(A)では、グレイアウトによって無効化され、図14(B)では、設定項目「出力PDL」そのものの非表示によって設定変更ができない状態となっている。
次に、対象のマルチPDLドライバーとして推奨するPDL(例えば、「PCL」)を印刷設定画面の設定項目「出力PDL」の初期値として決定する(ステップS208)。次に、マルチPDLドライバーは、印刷設定画面の設定項目「出力PDL」に関して、設定変更が可能な有効表示に設定し(ステップS209:切り替え手段)、図16(A)と同じ印刷設定画面を表示する。本フローにおいて、図16(A)は、インストーラー10510を介さず、プラグアンドプレイ以外の手段でインストールされたときのマルチPDLドライバーの印刷設定画面である。そして、設定項目「出力PDL」は、図16(B)のようにプルダウンで表示されている他のPDL(本実施形態では、「PS」)に変更することができる。
図12は、本実施形態に係るマルチPDLドライバーの印刷設定項目「出力PDL」の設定変更処理の流れを示すフローチャートである。まず、マルチPDLドライバーは、図15〜図16に示すような印刷設定画面上でのユーザーによる設定項目「出力PDL」の設定変更操作による設定変更要求があったか否かを判定する(ステップS301)。設定変更要求があった場合(Yes)、その要求に従って変更後の設定項目「出力PDL」の値を自身のQPBに書き込む(ステップS302)。
図13は、本実施形態に係るマルチPDLドライバーの印刷データ作成処理を示すフローチャートである。まず、マルチPDLドライバーは、ユーザーの印刷指示に伴うOS1053からの印刷要求が行われたか否かを判定する(ステップS401)。印刷要求が行われた場合(Yes)、マルチPDLドライバーは、OS1053内の所定の記憶領域に保持されている印刷設定を取得し(ステップS402)、自身のQPBの「出力PDL」の値が書き込まれているか否かを判定する(ステップS403)。
そして、ステップS403において、QPBに「出力PDL」の値が書き込まれていると判定された場合(Yes)、マルチPDLドライバーは、QPBに書き込まれている「出力PDL」の値が「自動」か否かを判定する(ステップS404)。ここで、「自動」とは、プラグアンドプレイ以外でインストールされたドライバーが対象のプリンターから「ネットワーク PnP ID」2130のPnP ID値を取得した場合、該値を「出力PDL」として印刷データ作成処理に使用するモードのことである。次に、ステップS404でQPBの「出力PDL」の値が「自動」であると判定された場合(Yes)、ステップS405に進む。そして、WSD通信で取得した図4の「ネットワーク PnP ID」2130で示されるネットワークPnP IDの設定値に従ったPDLで印刷データを作成する(ステップS405)。一方、「自動」でない場合(No)、QPBの「出力PDL」の値に従ったPDLで印刷データと作成する(ステップS406)。
一方、ステップS403でQPBに「出力PDL」の値が書き込まれていないと判定された場合(No)、ステップS407に進む。そして、マルチPDLドライバーは、プラグアンドプレイによるインストール時にOS1053内の所定の記憶領域に保持されているPnP IDの中に、対象のプリンター機種のPnP IDが存在しているか否かを判定する(ステップS407)。マルチPDLドライバーは、ステップS407で対象のマルチPDLドライバーに対応するプリンター機種のPnP IDが存在している場合(Yes)、PnP IDに従ったPDLで印刷データを作成する(ステップS408)。そして、存在していない場合(No)、対象のマルチPDLドライバーとして推奨するPDLで印刷データを作成する(ステップS409)。
以上、本実施形態によれば、インストーラーを介さずにプラグアンドプレイによるインストールにおいて、同じマルチPDLドライバーのプリントキューが複数生成されても、それぞれがどの出力PDLに設定されるマルチPDLドライバーかを容易に判断できる。一方、インストーラーを介してのインストールでは、接続されているプリンターの設定状況に合わせて最適な出力PDLでマルチPDLドライバーが初期設定されるため、出力PDLに関するユーザーの初期設定漏れを軽減することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
Claims (9)
- 複数のページ記述言語の印刷データを作成する情報処理装置であって、
印刷設定画面において、印刷に使用する前記ページ記述言語の選択を受け付ける受付手段と、
プリンタードライバーがインストールされるときに生成されるキューに対応する設定情報ファイルを読み取る第1の読み取り手段と、
前記プリンタードライバーがインストールされたときの識別情報を読み取る第2の読み取り手段と、
前記受付手段に表示する初期値を、前記第1の読み取り手段および前記第2の読み取り手段のそれぞれで読み取った値に従って決定する決定手段と、
前記受付手段の表示に関して、前記第1の読み取り手段および前記第2の読み取り手段のそれぞれで読み取った値に従って受け付け可能な表示にするか否かを切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段によって切り替えられた表示に従って前記印刷データを作成する作成手段と、
を有する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記作成手段は、前記切り替え手段によって前記受付手段が受け付け可能な表示になっている場合は、前記受付手段によって受け付けたページ記述言語で印刷データを作成し、前記受付手段が受け付け不可能な表示になっている場合は、前記決定手段によって決定したページ記述言語で印刷データを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記切り替え手段は、前記第1の読み取り手段が前記設定情報ファイルを読み取った場合、および前記第1の読み取り手段が前記設定情報ファイルを読み取れず、かつ前記第2の読み取り手段が前記識別情報を読み取れない場合、前記受付手段が受け付け可能な表示に切り替え、前記第1の読み取り手段が設定情報ファイルを読み取れず、かつ前記第2の読み取り手段が前記識別情報を読み取った場合、前記受付手段が受け付け不可能な表示に切り替える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記第1の読み取り手段が前記設定情報ファイルを読み取った場合、前記初期値を、前記第1の読み取り手段が読み取った値に決定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記第2の読み取り手段が前記識別情報を読み取った場合、前記初期値を、前記第2の読み取り手段が読み取った値に決定し、前記2の読み取り手段が前記識別情報を読み取れない場合、前記初期値を、前記プリンタードライバーが推奨する値に決定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記インストール時に前記ページ記述言語の選択画面を表示する表示手段
をさらに備え、
前記表示手段は、前記第2の読み取り手段が読み取った値に応じて前記選択画面を表示する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記ページ記述言語を読み取る第3の読み取り手段
をさらに備え、
前記表示手段は、前記作成されるキューの名称を、前記第3の読み取り手段で読み取った前記ページ記述言語を識別する情報が付加されていない名称に変更して表示する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 複数のページ記述言語の印刷データを作成する情報処理装置の制御方法であって、
印刷設定画面において、印刷に使用する前記ページ記述言語の選択を受け付ける受付工程と、
プリンタードライバーがインストールされるときに生成されるキューに対応する設定情報ファイルを読み取る第1の読み取り工程と、
前記プリンタードライバーがインストールされたときの識別情報を読み取る第2の読み取り工程と、
前記受付工程で表示する初期値を、前記第1の読み取り工程および前記第2の読み取り工程のそれぞれで読み取った値に従って決定する決定工程と、
前記受付工程における表示に関して、前記第1の読み取り工程および前記第2の読み取り工程のそれぞれで読み取った値に従って受け付け可能な表示にするか否かを切り替える切り替え工程と、
前記切り替え工程で切り替えられた表示に従って前記印刷データを作成する作成工程と、
を有する
ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016222552A JP2018081448A (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016222552A JP2018081448A (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018081448A true JP2018081448A (ja) | 2018-05-24 |
Family
ID=62197191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016222552A Pending JP2018081448A (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018081448A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11494196B2 (en) | 2019-08-27 | 2022-11-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information-processing device deleting unspecified device information to complete setup process |
-
2016
- 2016-11-15 JP JP2016222552A patent/JP2018081448A/ja active Pending
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