JP2018081000A - Emc試験タイミング発生システム - Google Patents

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【課題】 本発明は、従来手動でおこなっていたBCI試験、放射イミュニティ試験等のノイズ影響試験を、自動化することによって精度と速度を向上させるものである。【解決手段】 従来の人間が行っていた役割である、ノイズ印加確認に基づく試験開始タイミング信号の投入を、電子的におこなう装置を付加することによって、従来の装置の設備をほとんどそのまま使用して、自動化するものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、EMC試験(電磁両立性試験)のためのシステムに関し、特に車載機器に代表される機器の放射イミュニティ試験における試験作業の合理化のための方法及び装置に関し、特にBCI試験において好適な、タイミング発生システムに関する。
EMC(電磁両立性)とは、電気・電子機器が発する電磁波が、他のどのような機器やシステムに対しても悪影響を与えず、また、他の機器・システムからの電磁波を受けても、悪影響を及ぼされず適切な動作をおこなうことができる性能のことである。
そして、EMC試験は、この性能を試験することである。EMC試験に関しては、各種の工業規格等も制定されており、その試験をおこなうための規格も制定されている。
ECM試験のうち、電子機器やその配線に対して加えられる電磁波に対する影響を試験するものとして、BCI(Bulk Current Injection)試験は、想定されるノイズ電流を、誘導電流として発生させ、その電流による悪影響の有無、程度を試験するものである。
BCI試験の方法についての、ISO規格として、例えば車両のEMC試験に関し規定したISO−11452がある。
ISO−11452−4には、車両用の被試験機器(DUT:Device Under Test)に接続したハーネスに対してノイズ信号を印加してBCI試験を行うことに関し規定されており、具体的にはハーネスにノイズ印加プローブをとりつけ、別に取り付けた検出プローブによるノイズモニタ信号検出をトリガとして、そのトリガに基づくタイミングで、DUTの動作における規定された測定および所望の測定が行われるものである。
また、DUTとハーネスとが、共にノイズ電磁界にさらされた際のDUTの動作を試験するために、電波暗室内で放射イミュニティの試験をする場合もあり、ISO−11452−2は、このような、放射イミュニティの試験に関して規定している。このような場合も、ノイズに対するDUTの動作を試験するのであって、ノイズの周波数毎にDUTの動作を測定するものである。
このように、ノイズを印加して、その影響を試験するEMC試験においては、発生させるノイズの印加を所望の条件となるように制御し、また、そのノイズによるDUTの動作を、所望の各種動作に関して、ノイズを印加しては試験する、という作業を行う。
このような、DUTの動作における測定は、印加するノイズ信号の周波数を変えて、各周波数において測定する必要がある。古くは、この測定周波数の数は少ないものであったが、近年はより緻密な測定が要求されるため、非常に多くの周波数において測定を実施しなければならないようになった。従って、実際の測定においては、ノイズ周波数を変化させては測定をおこなうという、非常に多数回の周波数を変えて繰り返すという操作が必要である。
トリガとなるノイズモニタ信号検出に基づいて、DUTの動作における測定を開始するという動作のために、従来、ノイズモニタ信号検出を人間が確認し、確認に基づいてDUTの測定開始指令を入力していた。しかしながら、周波数を変えては繰り返す必要が生じ、さらに測定回数も測定周波数の数が非常に増加したため、ノイズモニタ信号の検出を人手でおこなうことには多くの問題が生じていた。
そもそもノイズモニタ信号検出確認およびDUT測定開始指令を、人手でおこなっていたのは、DUTがBCI試験を行う操作者にとってブラックボックスのままにしておくことが業界慣行であるため、測定開始信号以外のDUT制御に関して信号処理する必要がなく、従って、DUT制御装置に対して測定開始信号のみを供給すれば足りていたこと、また、要求される測定回数も少なかったので、人手によるノイズ印加確認とDUT制御装置への開始信号供給が最も簡潔・安価であったことによる。
そして、従来技術においては、ノイズモニタ信号検出は音響信号で報知され、その音響を認識したオペレーターが測定開始信号としてのスイッチ操作を、DUT制御装置に対しておこなう、というものであった。測定開始後のDUT制御装置からの信号の処理・評価は、DUTがブラックボックスであるため、DUT所有者の行う作業となっていた。
この、BCI試験等の試験における、人手による開始信号供給は、いかなるDUTであっても、DUTの機能詳細を知る必要なく、DUT試験ができるという利点はあるものの、人間によるノイズモニタ信号の確認と、人間による測定開始信号の入力という作業であるため、正確性の点でタイミングのばらつきを伴うという問題点、および、人間は疲労するため長時間の連続動作に堪えないという問題点があった。
例えば特許文献1には、EMS(電磁耐久性)試験およびEMI(電磁妨害)試験について開示されているものの、ノイズの発生タイミングと試験機器の動作タイミングの間の連携に関しては、「測定器26は、これらの各種信号を通信制御回路26aに出力させたり、通信制御回路26aから各アンテナエレメント14の受信信号に関する検出情報を入力したりし、EMS試験およびEMI測定を行うための各種処理(EMS試験処理およびEMI測定処理)を実行するマイクロコンピュータ(マイコン)26bを備えている。」(段落番号0045)、「EMS試験処理が開始されると、図4に示すように、まず、S110では、通信制御回路26aを介して送信機22を制御することにより、一様な電磁波あるいは複合的な電磁波を照射したり、特定位置に電磁波を照射したりするとともに、支持面12a上の各位置に設けられた検出センサによる検出値を入力し、その入力した検出値を基に、送信機22を校正する。」(0049)という記載があるのみであり、ノイズ印加タイミングについての具体的な工夫には言及していない。
また特許文献2には、EMC試験装置の運転に関し開示されているが、「本実施形態のEMC試験装置では、発振器12からの高周波信号が増幅器14を介して放射アンテナ10に入力されると、放射アンテナ10から試験用電波を試験対象物2に向けて放射する。すると、放射アンテナ10から放射された試験用電波は、試験対象物2に照射されると共に反射板20に反射され、反射板20に反射された試験用電波も、試験対象物2に照射される。
つまり、本実施形態のEMC試験装置では、放射アンテナ10から放射された試験用電波と、反射板20に反射された試験用電波とを、試験対象物2に放射するようにされている。
このため、本実施形態のEMC試験装置によれば、反射板20を用いていない従来のEMC試験装置に比べて、放射アンテナ10から放射された試験用電波を試験対象物2に効率よく照射することができるので、試験対象物2の設置点での試験用電波の電界強度を大きくすることができる。
従って、試験対象物2に照射する試験用電波の電界強度が決まっている場合には、従来のEMC試験装置と比べて増幅器14の出力を下げることができるので、増幅器14のコストを下げて、EMC試験装置を低コストで実現できるようになる。」(段落番号0021)という記載があるのみであって、やはり具体的な記載はなく、上記の問題点を解決することはできないものであった。
さらに特許文献3(段落番号0011、0091)はBCI試験に関する発明が開示されているものの、やはり試験の具体的手順・方法に関して明確な記載はない。
特開2013−072785号公報 特開2007−132718号公報 特開2014−030167号公報
本発明は、機能、構造等が不知の被試験機器(DUT)であっても、BCI試験等の試験を自動的に実施できるEMC試験タイミングの発生方法及び装置であり、DUTの制御装置に対して規定のEMC試験開始タイミング信号を供給することのみを行うことによって、DUTの機能・構造が不知でもEMC試験を正確かつ効率的に、人手を介さずにおこなうことを可能とするものである。
さらに、EMC試験における試験周波数の数を、人手では到底不可能なほど大きくして、非常に多数の周波数における試験を必要とする場合でも、正確確実迅速に試験を実施するシステムを実現することができる。
本発明は、従来人手でおこなっていた、EMC試験タイミング発生を自動化するために、EMC試験におけるノイズモニタ信号に基づく音響報知用の信号を利用して、EMC試験において必要な試験開始タイミング信号を、EMC試験装置における電源供給回路およびDUTの制御装置へ供給するように構成するものである。
試験開始タイミング信号は、ノイズモニタ信号を入力として所望の時間遅れを伴ってEMC試験装置における電源供給回路にタイミング信号を供給するようにしてもよく、DUT制御装置へのタイミング信号供給においても、所望の時間遅れを伴って供給してもよい。
試験開始タイミング信号は、DUT制御装置の機能・構成等が不知であるので、DUT制御装置が受け入れられる形式の信号として、DUT制御装置に入力し、DUTに依存する各種試験項目等に関しては本発明は関与しない。試験開始タイミング信号は、ノイズ周波数毎に試験をおこなうのであるから、周波数を変更するたびに発生される。
また、試験開始タイミング信号は、DUT制御装置側から見た場合に、従来人手でおこなっていたキー操作と同一の信号となるように構成され、そのためには、例えばDUT制御装置であるパソコンのUSB端子に試験開始タイミング信号を入力し、該パソコンにUSB入力信号がキー操作と同一の信号となるような追加ソフトウエアをインストールすることにより、人手での操作と同一の回路構成はそのままにして、自動試験が可能となる。
なお、ノイズモニタ信号により発生する音響報知については、音響の発生を止める必要はなく、音響報知に基づく人手によるタイミング信号供給も可能であるように切換可能とすることもできる。
本願の発明は、以下の態様を含む。
[1] 電子機器の試験を実施する方法であって、
ノイズ電波発生装置を駆動し、発生したノイズ電波の結果生じたノイズ電波の所定の印加状態を確認する信号であるノイズタイミング信号を発生し、該ノイズタイミング信号に基づいて試験タイミング発生回路が試験タイミング信号を発生し、該試験タイミング信号を、試験対象電子機器を制御する対象制御検出装置に入力し、
該試験タイミング信号は、前記対象制御検出装置が手動にてタイミング信号を入力される場合と同一の信号を、該対象制御検出装置において生成するものであることを特徴とする、前記方法。
[2] 試験がBCI試験または放射イミュニティ試験である、[1]に記載の方法。
[3] ノイズタイミング信号が、音響信号および/または画像信号である、[1]または[2]に記載の方法。
[4] 試験タイミング信号が、前記対称制御検出装置の、ノイズタイミング信号受け入れのための形式となるように構成された信号である、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5] ノイズ発生装置の制御を自動的におこなう、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6] ノイズ発生装置の制御が、ノイズの周波数変更およびノイズ発生タイミングの制御である、[5]に記載の方法。
[7] 試験がISO 11452に規定されたBCI試験である、[2]〜[6]のいずれか一項に記載の方法。
[8] 電子機器の試験のための[1]〜[7]のいずれか一項に記載の方法を実行するシステムであって、
ノイズ発生装置と、ノイズ発生装置から発生したノイズの結果生じた信号を検出し、該検出信号に基づいてノイズタイミング信号を発生するノイズモニタ装置と、ノイズモニタ装置からのノイズタイミング信号に基づいて試験タイミング信号を発生する試験タイミング発生回路と、試験タイミング発生回路からの試験タイミング信号を、試験対象電子機器の制御装置に入力する手段とを含む、前記システム。
[9] 試験がBCI試験であり、ノイズ発生装置およびノイズモニタ装置はBCI試験における試験対象電子機器と負荷シミュレータの間に設けられ、試験タイミング信号は電源およびDUT制御装置に入力するように構成された、[8]に記載のシステム。
[10] ノイズモニタ装置、試験タイミング発生回路および/または電子機器制御装置に入力する手段の、信号発生タイミングの設定が可変である、[8]または[9]に記載のシステム。
本発明によれば、従来音声報知に基づき人手でおこなっていたEMC試験を、従来のDUT装置に関連した部分の変更なしに、またはほとんどなしに、自動的におこなうようにすることができ、その結果、DUT装置側に人手による試験と同一の状態で自動化のための変更を何らあたえることなく、若干の追加ソフトのみで、長時間連続試験をおこなっても精度が落ちることがない自動化を実現できる、という効果がある。
図1は本発明方法を実施可能な装置の一例の模式図である。 図2は、本発明のノイズ注入プローブのON・OFFおよびタイミング発生回路によるDUT電源のリレー回路のON・OFFの、タイミングチャートである。
図1に、本発明の方法を実施する装置の一例であるBCI試験装置を示す。
本発明のタイミング発生システムを用いて行うBCI試験は、ISO11452−4に規定するような試験と同様のものであり、本発明のタイミング発生に関しては、しかしながらISO11452−4には格別限定がされていないものである。
また、放射イミュニティ試験において本発明の方法を実施する場合は、図1における構成が、たとえばISO11452−2に規定する様なものとなる。
図1における試験品(DUT)5は、負荷シミュレータ8、人工回路網9および電源10に、ワイヤハーネスを介して接続されている。
BCI試験においては、所定の周波数のノイズ信号を、ハーネスを通したノイズ印加プローブ7によって印加し、所定の配置の場所に設けたノイズモニタプローブ6によってハーネスにノイズが印加されていることを電圧計11によって確認し、電圧計の出力を計測制御用PC12で検知して、この検知信号に基づき従来技術ではPC12から音声信号Aが出力されてこれに基づき音を発生させていた。この音に基づいてオペレーターがDUTの電源をONとするとともにDUT5の制御装置である信号モニタ用PC4のスイッチを操作し、その操作に基づいてDUT制御装置であるPC4が、DUT5の各種信号の検出・確認をおこなって、ノイズが与える影響を測定していた。
本発明は、この音声信号Aを入力として、DUT電源10からの電源供給用のリレー回路3の作動と、DUT制御装置である信号モニタ―用PC4の試験開始信号の供給をおこなうタイミング発生回路1を作動させるものである。
タイミング発生回路1からのDUT制御用出力は、DUT制御装置であるPCが必要とする信号形式となるように、キー押し信号発生装置2で波形および遅延時間をあらかじめ定めた態様に調製して、PCに供給される。
DUT制御装置であるPC4は、例えばUSBポートから、オペレーターがキー操作によりタイミング信号を与えていた際の信号と同一の効果となるような信号を、USBポートからのタイミング信号によって生成するように、人手による操作の状態に追加された信号処理ソフトウエアがインストールされている。
DUTのノイズ印加がおよぼす影響についての必要な試験、すなわち、例えばISO11452に規定するような、必要な項目の試験に加えて所望の測定を終えると、一つのノイズ周波数での所望の測定インターバルが終了したことになる。
次いで、次のノイズ周波数に変更して再び測定し、そのインターバルが終了すると、さらに次の周波数に変更してさらに試験をおこなう。
ある周波数での試験のインターバルから、次の周波数での試験のインターバルへ移る時間を設定して自動的に周波数移動をおこなってもよく、また一つのインターバルの終了信号をDUT制御PC4が出力し、それを受けて信号発生器16は、次のノイズ周波数とした信号を発生し、そのノイズ信号が印加プローブ7によって加えられ、加えられたノイズ信号に起因する信号をノイズモニタプローブ6で検出し、以下前記したと同様に試験が行われるようにしてもよい。
この動作を、必要なだけの異なった周波数において繰り返すことによって、所望の周波数のノイズによる、BCI試験を自動的に完了することができる。
周波数変更試験インターバルは調節可能であり、要求されるノイズ周波数における試験インターバルを、所望の時間長に設定することが可能である。 したがって、たとえば、周波数を0.1秒ごとに一桁ずつ高くしていって試験を繰り返すといったことも、また、1時間ごとに一桁ずつ高くしていくことも、さらには1日ごとに一桁ずつ高くするといったことも、自在に可能であり、周波数の増加、減少ステップもまた所望に応じて適宜設定可能である。
図2に示すように、DUTが動作状態に落ち着くのは、ノイズ印加プローブによりノイズが印加された結果ノイズモニタプローブ6に電圧が発生し、その電圧を確認してBCI試験のためにDUTに電源が供給されるためのリレー回路がONとなってからである。このONはノイズ印加からはタイムラグが生じる。
次に、ノイズ印加を終了した際に、DUTの動作終了を何時させるかは、DUTの試験として何をおこなうかによって変わるので、本願発明においては、電源リレー回路のOFFタイミングを、タイミング発生回路1で調整可能としてある。したがって図2におけるリレー回路のOFFタイミングは、DUTの仕様や試験項目の要求や、DUTの応答特性に基づいて可変とすることができる。
キー押し信号発生装置2からDUT制御用PC4のUSBポートに入力されるタイミング信号は、DUT制御用PC4にとってはオペレーターがキー操作によりタイミング信号を与えていた際の信号と同一の効果となるような信号であり、USBポートからのタイミング信号によって生成するような信号処理ソフトウエアがDUT制御用PC4にインストールされることによって、人手によるキー操作と同一の作用をPC4に対してもたらす。
したがって、試験タイミングを与えられてからのPC4の動作は、自動化する前と同一であり、たとえば音響に基づき人手でキーを押していた設備一式を全く変更せずに、単にUSBタイミング信号処理部分のみに関して処理ソフトウエアを追加すれば済むものであって、本発明のために改造や変更は不要である。
本発明においては、ノイズ印加状態でのEMC試験を行う際に、DUTがどのような機器であって、どのような信号の状態を測定するのかは、本発明の範囲外の事項である。したがって、DUTをブラックボックスのままとして、単にEMC試験の開始をDUT制御PCに入力することに関する構成の追加だけで、DUT機器の種類やDUT制御装置の如何にかかわらず本願発明を実施することが可能である。
上記の説明における音声信号Aではなく、DUTの状況を観察する撮像装置の映像を観察する形式のBCI試験装置であって、タイミング報知を映像中のインポーズ信号で映像表示により行うものの場合には、インポーズ信号を上記の音声信号Aに代えて用いて、タイミング発生回路に入力すればよい。
1 タイミング発生回路
2 キー押し信号発生装置
3 リレー回路
4 DUT制御PC(信号モニタ用PC)
5 DUT(Devuice Under Test:試験品)
6 ノイズモニタプローブ
7 ノイズ印加プローブ
8 負荷シミュレータ
9 Artificial Network
10 DUT用電源
11 電圧計
12 計測制御用PC
13 インポーザ
14 電力計
15 増幅器
16 ノイズ信号発生器

Claims (10)

  1. 電子機器の試験を実施する方法であって、
    ノイズ電波発生装置を駆動し、発生したノイズ電波の結果生じたノイズ電波の所定の印加状態を確認する信号であるノイズタイミング信号を発生し、該ノイズタイミング信号に基づいて試験タイミング発生回路が試験タイミング信号を発生し、該試験タイミング信号を、試験対象電子機器を制御する対象制御検出装置に入力し、
    該試験タイミング信号は、前記対象制御検出装置が手動にてタイミング信号を入力される場合と同一の信号を、該対象制御検出装置において生成するものであることを特徴とする、前記方法。
  2. 試験がBCI試験または放射イミュニティ試験である、請求項1に記載の方法。
  3. ノイズタイミング信号が、音響信号および/または画像信号である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 試験タイミング信号が、前記対称制御検出装置の、ノイズタイミング信号受け入れのための形式となるように構成された信号である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ノイズ発生装置の制御を自動的におこなう、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ノイズ発生装置の制御が、ノイズの周波数変更およびノイズ発生タイミングの制御である、請求項5に記載の方法。
  7. 試験がISO 11452に規定されたBCI試験である、請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 電子機器の試験のための請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を実行するシステムであって、
    ノイズ発生装置と、ノイズ発生装置から発生したノイズの結果生じた信号を検出し、該検出信号に基づいてノイズタイミング信号を発生するノイズモニタ装置と、ノイズモニタ装置からのノイズタイミング信号に基づいて試験タイミング信号を発生する試験タイミング発生回路と、試験タイミング発生回路からの試験タイミング信号を、試験対象電子機器の制御装置に入力する手段とを含む、前記システム。
  9. 試験がBCI試験であり、ノイズ発生装置およびノイズモニタ装置はBCI試験における試験対象電子機器と負荷シミュレータの間に設けられ、試験タイミング信号は電源およびDUT制御装置に入力するように構成された、請求項8に記載のシステム。
  10. ノイズモニタ装置、試験タイミング発生回路および/または電子機器制御装置に入力する手段の、信号発生タイミングの設定が可変である、請求項8または9に記載のシステム。
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