JP2018078980A - 在不在センサ装置、及び在不在センサ装置の在不在判定方法 - Google Patents

在不在センサ装置、及び在不在センサ装置の在不在判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低減させた在不在センサ装置を提供すること。【解決手段】生体の生体振動を検出し、生体振動に基づいた生体信号を生成する生体監視用センサ10と、生体信号に基づいて生体が居るかどうかの在不在判定を行うマイクロコントローラ50と、マイクロコントローラ50が在不在判定を行うアクティブモードと、マイクロコントローラが在不在判定を一時的に停止するスリープモードと、を切り替えるアクティベート信号を生成するタイマー40と、を備え、マイクロコントローラ50は、アクティベート信号に基づいて、アクティブモードとスリープモードとを切替えつつ在不在判定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、在不在センサ装置、及び在不在センサ装置の在不在判定方法に関する。
生体の生体振動を検出する生体センサが医療・介護分野等で開発されている。例えば、生体センサがベッド等に設置されると、生体(例えば、人)が生体センサを意識することなく、生体の生体振動が検出される。このような生体センサを、例えば、人がベッド等に居る(在)か居ない(不在)か、を検出する装置等に利用することが提案されている。
例えば、特許文献1には、振動や電磁誘導に伴うノイズの影響を低減し、人に違和感を与えないで確実に在、不在を判定する監視装置が開示されている。例えば、特許文献1の監視装置は、人の体動を検出する体動検出手段と時系列データに変換するデータ収集手段と時系列データの分散値を算出する分散値算出手段とこの分散値により人の在、不在を判定する判定手段とを備えている。
また、特許文献2には、被験者が在床しているか否かを適切に判定可能とする在床判定装置が開示されている。例えば、特許文献2の在床判定装置は、敷寝具と共に使用可能であり、敷寝具上における被験者の生体変位を測定し、測定結果を示す測定信号を出力するセンサ部と、測定信号を第1ゲインで増幅して第1出力信号として出力する第1信号処理部と、第1出力信号をAD変換して得た複数の第1レベル値を出力する第1AD変換部と、複数の第1レベル値のばらつきの程度を示すばらつき尺度に応じて、被験者が在床しているか否かを判定する判定部とを備えている。
特開平7−204166号公報 特開2013−146532号公報
しかしながら、これらの監視装置及び在床判定装置では、人の在不在の判定を行う際に複雑な演算が行われる。このため、これらの監視装置及び在床判定装置では、消費電力が大きくなる。そこで、本発明は、消費電力を低減させた在不在センサ装置を提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による在不在センサ装置は、生体の生体振動を検出し、生体振動に基づいた生体信号を生成する生体監視用センサと、生体信号に基づいて生体が居るかどうかの在不在判定を行うマイクロコントローラと、マイクロコントローラが在不在判定を行うアクティブモードと、マイクロコントローラが在不在判定を一時的に停止するスリープモードと、を切り替えるアクティベート信号を生成するタイマーと、を備え、マイクロコントローラは、アクティベート信号に基づいて、アクティブモードとスリープモードとを切替えつつ在不在判定を行う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、消費電力を低減させた在不在センサ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る生体監視用センサの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の使用状況の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の使用状況の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の一例を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の一例を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の動作例の概略を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の動作例の概略を示す図である。 本発明の意実施の形態2に係る在不在センサ装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る生体監視用センサの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る生体監視用センサの他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
<在不在検出装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の構成の一例を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る生体監視用センサの一例を示す図である。図2(a)は、生体監視用センサ10の平面図である。図2(b)は、生体監視用センサ10の断面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の使用状況の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る在不在センサ装置の使用状況の他の例を示す図である。
在不在センサ装置1は、図1に示すように、例えば、生体監視用センサ10、生体信号増幅部20、生体信号変換部30、マイクロコントローラ50、タイマー40、電池(バッテリ)60、無線モジュール70等を備えている。これらのうち、例えば、生体信号増幅部20、生体信号変換部30、マイクロコントローラ50、タイマー40、バッテリ60、無線モジュール70等は、図1に示すように、解析ボード80に搭載されている。
生体監視用センサ10は、例えば、図2(a)、図2(b)に示すように、振動伝達板11、生体振動検出部12を備えている。生体監視用センサ10は、図2(b)に示すように、振動伝達板11の主面11aに生体振動検出部12が積層されて構成されている。生体監視用センサ10は、生体(例えば、人)の生体振動を検出し、検出された生体振動を生体信号として生体信号増幅部20へ出力する。詳しくは、人の生体振動が振動伝達板11を介して生体振動検出部12に伝達される。生体振動検出部12は、伝達された生体振動に基づいて所定の生体信号(例えば、電圧)を生成する。生体振動検出部12は、生成した生体信号を生体信号増幅部20へ出力する。
生体監視用センサ10は、例えば、図3に示すように、椅子1001の座部1010の座面1010aに設置される。このとき、例えば、解析ボード80は、座部1010の裏面1010bや、背もたれ部1020の背面1020b等に設置される。
また、生体監視用センサ10は、例えば、図4に示すように、ベッド2001に設置される。例えば、生体監視用センサ10は、ベッドマット2010を支持するベッドマット支持部2020の上面2020aに設置される。あるいは、生体監視用センサ10は、例えば、ベッドマット2010の上面2010aに設置されてもよい。
振動伝達板11は、例えば、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリエチレンテレフタラート(PET:Polyethyleneterephthalate)、ポリオキシメチレン又はポリアセタール(POM:Polyoxymethylene、Polyacetal)等の樹脂からなる。
振動伝達板11の形状は、生体監視用センサ10が設置される場所に応じて任意に変更されてもよい。例えば、生体監視用センサ10が、図4に示すベッド2001に設置される場合には、振動伝達板11は、例えば矩形状に形成される。この場合、振動伝達板11の長手方向の長さは、例えば、600mm〜900mm程度である。また、振動伝達板11の長手方向の長さは、例えば、ベッド2001の幅方向の長さと同程度であってもよい。また、この場合、振動伝達板11の短手方向の長さは、例えば、20mm〜100mmである。
一方、振動伝達板11の厚みは、例えば、0.5mm〜5mmであることが好ましい。振動伝達板11の厚みが0.5mmより薄いと、振動伝達板11の耐久性が低下するからである。また、振動伝達板11の厚みが5mmより厚いと、生体振動が振動伝達板11から生体振動検出部12へ伝達されにくくなるからである。
生体振動検出部12は、例えば、生体振動を電気信号に変換する圧電トランスデューサーからなる。圧電トランスデューサーは、例えば、強誘電性を有する樹脂からなる。強誘電性を有する樹脂には、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF:PolyVinylidene DiFluoride)が用いられる。生体振動検出部12は、振動伝達部11から伝達された生体振動を検出し、生体振動に基づいて、例えば、電圧等の電気信号からなる生体信号を生成する。生体振動検出部12は、生成した生体信号を生体信号増幅部20へ出力する。なお、生体振動検出部12は、振動伝達板11の主面11aの任意の位置に配置されてもよい。
振動伝達板11の積層方向、すなわち振動伝達板11の主面11aの法線方向から見た生体振動検出部12は、例えば、矩形状に形成されている。この場合、生体振動検出部12は、振動伝達板11の主面11aに、例えば、長手方向が振動伝達板11の長手方向に沿い、短手方向が振動伝達板11の短手方向に沿うように配置される。
この場合、生体振動検出部12の長手方向の長さは、例えば、20mm〜500mmである。また、生体振動検出部12の短手方向の長さは、例えば、3mm〜20mmである。生体振動検出部12の長さがこのように規定されるのは、以下の理由による。生体振動検出部12の長手方向の長さが20mmを下回り、かつ短手方向の長さが3mmを下回る場合、生体振動検出部12が小さすぎて、生体振動の検出能力が不足するからである。また、生体振動検出部12の長手方向の長さが500mmを超え、かつ短手方向の長さが20mmを超える場合、生体振動検出部12は、サイズが大きく、生体振動以外の外部振動の影響を受けやすくなり、検出された生体振動に大きなノイズが含まれることがあるからである。また、生体振動検出部12の面積が大きいと、小さいノイズでも振動伝達板11の歪みが発生し、多くのノイズを拾ってしまうからである。
振動伝達板11の法線方向からみた生体振動検出部12の形状は、矩形に限定されず、例えば、円形や楕円形等であってもよい。生体振動検出部12の厚みは、例えば0.1mm〜1.0mmである。
振動伝達板11の寸法と生体振動検出部12の寸法について、それぞれ説明したが、これらの寸法は生体監視用センサ10としての全体のバランスを考慮して設定される。例えば、振動伝達板11の寸法と生体振動検出部12の寸法との比率は、長手方向及び短手方向のいずれにおいても、振動伝達板11の長さが生体振動検出部12の長さの1.5倍〜2.5倍であることが望ましい。
生体信号増幅部20は、生体監視用センサ10から出力された生体信号を増幅する。例えば、生体信号増幅部20は、生体信号の電圧を増幅する。生体信号増幅部20は、例えば、電圧等が増幅された生体信号を生体信号変換部30へ出力する。
生体信号増幅部20は、例えば、マイクロコントローラ50による制御により、生体信号の増幅を行う増幅実行モードと、生体信号の増幅を一時的に停止する増幅停止モードと、を切り替える。例えば、生体信号増幅部20は、マイクロコントローラ50から出力される増幅モード切替信号に基づいて増幅実行モードと増幅停止モードとを切り替える。なお、増幅モード切替信号の詳細については後述する。
生体信号変換部30は、アナログ信号の生体信号をデジタル信号に変換する。生体信号変換部30は、例えば、生体信号増幅部20から出力された増幅された生体信号をデジタル信号に変換する。生体信号変換部30は、生体信号増幅部20から出力された増幅された生体信号を所定のタイミングでサンプリングし、サンプリングした増幅された生体信号をデジタル信号に変換する。生体信号変換部30は、例えば、マイクロコントローラ50から指示された所定のタイミングにより、生体信号をサンプリングする。生体信号変換部30は、デジタル信号に変換された生体信号をマイクロコントローラ50へ出力する。
生体信号変換部30は、例えば、マイクロコントローラ50による制御により、生体信号のデジタル変換を行う変換実行モードと、生体信号のデジタル変換を一時的に停止する変換停止モードと、を切り替える。例えば、生体信号変換部30は、マイクロコントローラ50から出力される変換モード切替信号に基づいて変換実行モードと変換停止モードとを切り替える。なお、変換モード切替信号の詳細については後述する。
タイマー40は、マイクロコントローラ50が、後述する在不在判定を一時的に停止しているスリープモードから、マイクロコントローラ50が在不在判定を行うアクティブモードへ切り替えるアクティベート信号を生成する。タイマー40は、生成したアクティベート信号をマイクロコントローラ50へ出力する。
また、タイマー40は、例えば、時間の測定を行う。例えば、タイマー40は、アクティベート信号を前回アサートしてから経過した時間を測定する。
タイマー40は、例えば、カウンターを備え、カウンターのカウント数に基づいて時間を測定してもよい。また、タイマー40は、例えば時計を備え、時計の時刻に基づいて時間を計測してもよい。
マイクロコントローラ50は、タイマー40から出力されたアクティベート信号に基づいて、アクティブモードとスリープモードとを切替えつつ在不在判定を行う。アクティブモードでは、例えば、マイクロコントローラ50の内部クロックが発生している。一方、スリープモードでは、例えば、マイクロコントローラ50の内部クロックの発生が停止している。あるいは、内部クロックが発生していても、内部クロックの周波数が小さくなっている。
例えば、マイクロコントローラ50は、アクティブモードで在不在判定を1回行うとスリープモードに切り替わり、所定の時間間隔でアクティブモードに切り替わる。マイクロコントローラ50では、このようなモード切替動作が繰り返し行われ、在不在判定が繰り返し行われる。
マイクロコントローラ50は、生体信号の解析を行う。マイクロコントローラ50は、生体信号に基づいて生体が居るかどうかの在不在判定を行う。マイクロコントローラ50は、例えば、生体信号変換部30でデジタル信号変換された生体信号に基づいて在不在判定を行う。マイクロコントローラ50は、例えば、デジタル信号変換された生体信号から電圧を抽出し、抽出した電圧に基づいて在不在判定を行う。
マイクロコントローラ50は、在不在判定において、前回の生体信号と今回の生体信号との差分の絶対値である生体信号変動値を算出する。例えば、マイクロコントローラ50は、前回のデジタル信号化された増幅された生体信号(例えば、電圧)と、今回のデジタル信号化された増幅された生体信号(例えば、電圧)との差分の絶対値である生体信号変動値(例えば、電位差)を算出する。また、マイクロコントローラ50は、生体信号変動値と所定の変動閾値とを比較し、生体が居るかどうかを仮判定(予備判定)する第1の在不在判定を行う。
第1の在不在判定において、生体信号変動値が変動閾値を超えている場合、マイクロコントローラ50は、生体が居るものと仮判定する。そして、マイクロコントローラ50は、生体が居るものと仮判定した回数である生体検出回数をカウントする。一方、第1の在不在判定において、生体信号変動値が変動閾値以下である場合、マイクロコントローラ50は、生体が居ないものと仮判定する。この場合、マイクロコントローラ50は、生体検出回数をカウントしない。
また、マイクロコントローラ50は、直近で所定の回数(例えば、N回)行われた第1の在不在判定において、生体が居るものと仮判定された回数である生体検出回数(例えば、M回)が、生体が居るかどうかの判定基準となる所定の在不在判定回数(例えば、L回)以上であるかどうかを判定する第2の在不在判定を行う。また、マイクロコントローラ50は、第2の在不在判定において、生体検出回数が在不在判定回数以上である場合、生体が居る(すなわち、「在」)ものと判定し、生体検出回数が在不在判定回数未満である場合、生体が居ない(すなわち、「不在」)ものと判定する。
また、マイクロコントローラ50は、仮判定(第1の在不在判定)が行われた回数(N回)、及び生体が検出された回数(M回)に基づく所定の割合(例えば、M/N×100(%))を算出することにより、在不在判定を行ってもよい。例えば、マイクロコントローラ50は、この割合が、仮判定(第1の在不在判定)が行われた回数(N回)、在不在判定回数(L回)に基づく所定の割合(例えば、L/N×100(%))以上である場合、生体が居る(すなわち、「在」)ものと判定する。また、マイクロコントローラ50は、所定の割合(M/N×100(%))が所定の割合(L/N×100(%))未満である場合、生体が居ない(すなわち、「不在」)ものと判定する。
なお、仮判定(第1の在不在判定)の回数(N回)、及び在不在判定回数(L回)が大きいと、在不在を誤判定する可能性が小さくなるが、在不在判定結果が変動するまでの時間が長くなる。このため、これらの回数は、許容される時間内に在不在判定結果が変動するように設定されることが望ましい。
マイクロコントローラ50は、今回の在不在判定結果と前回の在不在判定結果とが異なると判定した場合、今回の在不在判定結果を無線モジュール70を介して出力する。
また、マイクロコントローラ50は、生体信号増幅部20が生体信号の増幅を行う増幅実行モードと、生体信号増幅部20が生体信号の増幅を一時的に停止する増幅停止モードとを切り替える増幅モード切替信号を生成する。また、マイクロコントローラ50は、アクティブモードからスリープモードへ切り替わる前に、増幅実行モードから増幅停止モードへ切り替える増幅モード切替信号を生成する。マイクロコントローラ50は、例えば、生体信号変換部30から出力された、デジタル信号に変換された生体信号の入力を受け付けると、生体信号増幅部20を増幅実行モードから増幅停止モードに切り替える増幅モード切替信号を生成する。
また、マイクロコントローラ50は、スリープモードからアクティブモードへ切り替わった後、増幅停止モードから増幅実行モードへ切り替える増幅モード切替信号を生成する。マイクロコントローラ50は、生成した増幅モード切替信号を生体信号増幅部20へ出力する。
また、マイクロコントローラ50は、生体信号変換部30が生体信号のデジタル変換を行う変換実行モードと、生体信号変換部30が生体信号のデジタル変換を一時的に停止する変換停止モードとを切り替える変換モード切替信号を生成する。また、マイクロコントローラ50は、アクティブモードからスリープモードへ切り替わる前に、変換実行モードから変換停止モードへ切り替える変換モード切替信号を生成する。マイクロコントローラ50は、例えば、生体信号変換部30から出力された、デジタル信号に変換された生体信号の入力を受け付けると、生体信号変換部30を変換実行モードから変換停止モードに切り替える変換モード切替信号を生成する。
また、マイクロコントローラ50は、スリープモードからアクティブモードへ切り替わった後、変換停止モードから変換実行モードへ切り替える変換モード切替信号を生成する。マイクロコントローラ50は、生成した変換モード切替信号を生体信号変換部30へ出力する。
バッテリ60は、例えば、生体信号増幅部20、生体信号変換部30、マイクロコントローラ50、タイマー40、無線モジュール70等、在不在センサ装置1を構成する各部へ電力を供給する。本実施の形態では、バッテリ60には、例えば、いわゆる乾電池、ボタン電池、リチウム電池、ニッケル水素電池、ニッケル・カドニウム電池等の各種電池が用いられる。
無線モジュール70は、例えば、図1に示すように、無線通信を介して外部装置3001と接続される。無線モジュール70は、例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の方式の近距離無線を介して外部装置3001と接続される。また、無線モジュール70は、例えば、図1に示すように、無線LAN(Local Area Network)装置3011及びネットワーク3012を介して外部装置3001と接続される。外部装置3001は、例えば、データ格納用のサーバ、パソコンやタブレット等の端末等である。
無線モジュール70は、例えば、マイクロコントローラ50が今回の在不在判定結果と前回の在不在判定結果とが異なると判定した場合、今回の在不在判定結果を外部装置3001へ出力する。無線モジュール70は、例えば、ナースコールシステム等で使用される外部装置3001へ今回の在不在判定結果を出力する。
解析ボード80は、例えば、基板などの板状の部材で構成されている。解析ボード80には、例えば、生体監視用センサ10、生体信号変換部30、マイクロコントローラ50、タイマー40、無線モジュール70等を接続する配線等が設けられている。
なお、在不在センサ装置1は、例えば、足踏みマット式等の離床センサと同様に用いられてもよい。また、在不在センサ装置1は、有線で外部装置3001と接続されてもよい。例えば、在不在センサ装置1及び外部装置3001に図示しない接続ポートが設けられ、互いの接続ポートを接続ケーブルで接続されることにより、在不在センサ装置1及び外部装置3001が有線で接続される。
<在不在判定方法>
次に、在不在センサ装置1を用いた在不在判定方法について説明する。図5及び図6は、本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の一例を示すフローチャート図である。図7、図8は、本発明の実施の形態1に係る在不在判定方法の動作例の概略を示す図である。図7(a)は、生体信号変換部30で変換された生体信号を示す図である。図7(a)の縦軸は、相対的な値を示している。図7(b)は、生体信号変動値を示す図である。図7(b)は、併せて、判定基準(変動閾値)0.2を一点鎖線で示している。図7(c)は、予備判定(仮判定)結果PFを示す図である。予備判定結果PFは、生体が検出された場合1であり、生体が検出されなかった場合0である。図8(a)は、生体検出回数を示す図である。図8(a)は、直近8回の予備判定において、予備判定結果PFが1となった回数を示している。図8(b)は在不在判定結果を示す図である。図8(b)では、図8(a)の生体検出回数Mが在不在判定回数(L=3)以上の場合には、在不在判定結果は1である。一方、生体検出回数Mが在不在判定回数(L=3)未満の場合には、在不在判定結果は0である。
なお、図7、図8には、0.2秒毎にサンプリングが行われる場合の例が示されている。また、図7、図8では、約1.5秒以前と約3.1秒以降は、生体(例えば、人)が実際に居らず(不在)、約1.5秒から約3.1秒までは、生体が実際に居る(在)場合の例が示されている。
在不在判定方法では、図5〜6に示すように、ステップS10〜S110が行われる。まず、ステップS10では、タイマー40は、マイクロコントローラ50がスリープモードに切り替わってから経過した時間を計測する。
ステップS20(第1のステップ)では、マイクロコントローラ50がスリープモードに切り替わってから経過した時間が、所定の時間を経過すると、タイマー40は、マイクロコントローラ50を活性化させる。例えば、タイマー40が、マイクロコントローラ50をスリープモードからアクティブモードに切り替える。例えば、タイマー40は、スリープモードからアクティブモードへ切り替えるアクティベート信号をマイクロコントローラ50へ出力する。マイクロコントローラ50がアクティブモードに切り替わると、マイクロコントローラ50では、内部クロックが発生し動作を開始する。これにより、マイクロコントローラ50は、在不在判定を行うことが可能な状態となる。
ステップS30では、マイクロコントローラ50は、生体信号増幅部20、生体信号変換部30を活性化させる。例えば、マイクロコントローラ50は、生体信号増幅部20を増幅停止モードから増幅実行モードへ切り替える増幅モード切替信号を生体信号増幅部20へ出力する。また、マイクロコントローラ50は、生体信号変換部30を変換停止モードから変換実行モードへ切り替える変換モード切替信号を生体信号変換部30へ出力する。
そして、生体信号増幅部20は、生体監視用センサ10から出力された生体信号の増幅を行う。また、生体信号増幅部20は、増幅した生体信号を生体信号変換部30へ出力する。
ステップS40では、生体信号増幅部20の出力が安定した後、生体信号変換部30は、増幅された生体信号をデジタル信号に変換する。例えば、生体信号変換部30は、生体信号増幅部20から出力された生体信号を所定のタイミング(例えば、0.2秒ごと)でサンプリングし、サンプリングした生体信号をデジタル信号に変換する。生体信号変換部30は、例えば、マイクロコントローラ50から指示されたタイミングにより、生体信号をサンプリングする。生体信号変換部30は、デジタル信号に変換された生体信号をマイクロコントローラ50へ出力する。例えば、図7(a)には、増幅されデジタル変換された生体信号の波形が示されている。
ステップS50では、マイクロコントローラ50は、生体信号増幅部20、生体信号変換部30を非活性化させる。例えば、マイクロコントローラ50は、生体信号増幅部20を増幅実行モードから増幅停止モードへ切り替える増幅モード切替信号を生体信号増幅部20へ出力する。また、マイクロコントローラ50は、生体信号変換部30を変換実行モードから変換停止モードへ切り替える変換モード切替信号を生体信号変換部30へ出力する。
そして、生体信号増幅部20は、生体監視用センサ10から出力された生体信号の増幅を停止する。生体信号変換部30は、増幅された生体信号のデジタル信号への変換を停止する。
ステップS60(第2のステップ)では、マイクロコントローラ50が、前回の生体信号と今回の生体信号との差分の絶対値である生体信号変動値を算出する。例えば、マイクロコントローラ50は、前回のデジタル信号化された増幅された生体信号(例えば、電圧)と、今回のデジタル信号化された増幅された生体信号(例えば、電圧)との差分の絶対値である生体信号変動値(例えば、電位差)を算出する。例えば、図7(b)には、図7(a)に示す生体信号の波形に基づいて算出された生体信号変動値が示されている。
ステップS70(第3のステップ)では、マイクロコントローラ50が、生体信号変動値と所定の変動閾値とを比較し、生体が居るかどうかを仮判定(予備判定)する第1の在不在判定を行う。第1の在不在判定において、生体信号変動値が変動閾値を超えている場合(YES)、マイクロコントローラ50は、生体が居るものと仮判定する。そして、マイクロコントローラ50は、図5に示すように、生体が居るものと仮判定した回数である生体検出回数をカウントする。
一方、第1の在不在判定において、生体信号変動値が変動閾値以下である場合(NO)、マイクロコントローラ50は、生体が居ないものと仮判定する。この場合、マイクロコントローラ50は、図5に示すように、生体検出回数をカウントしない。
図7、図8の例では、図7(b)の一点鎖線で示す変動閾値を超えている各時刻では、生体が居るものと仮判定されている。この場合、生体検出回数がカウントされる。一方、変動閾値以下の各時刻では、生体が居ないものと仮判定されている。この場合、生体検出回数はカウントされない。
ステップS80(第4のステップ)では、マイクロコントローラ50が、直近で所定の回数(N回)行われた第1の在不在判定においてカウントされた生体検出回数(M回)が、生体が居るかどうかの判定基準となる所定の在不在判定回数(L回)以上であるかどうかを判定する第2の在不在判定を行う。
また、マイクロコントローラ50は、第2の在不在判定において、生体検出回数(M回)が在不在判定回数(L回)以上(M≧L)である場合(YES)、図5に示すように、生体が居るもの(すなわち、「在」)と判定する。一方、マイクロコントローラ50は、第2の在不在判定において、生体検出回数が在不在判定回数未満(M<L)である場合(NO)、図5に示すように、生体が居ないもの(すなわち、「不在」)と判定する。
図7、図8では、予備判定(仮判定)回数Nが8、在不在判定回数Lが3である場合の例が示されている。図7(a)では、在不在判定の開始後、0.8秒で外乱ノイズの影響で、生体信号変動値が大きくなっている。このため、図7(b)に示すように、生体信号変動値が変動閾値(0.2)を超え、図7(c)に示す予備判定(仮判定)結果が1となっている。このとき、生体検出回数Mは、図8(a)に示すように、1となるが、在不在判定回数L(例えば、L=3)未満である。よって、在不在判定結果は、図8(b)に示すように、0であり、不在判定のままとなっている。また、3.0秒で生体信号変動値が小さくなって、予備判定(仮判定)結果が0となっているが、在判定のままとなっている。このように、直近N回の生体検出回数を算出して判定することで、単発的なノイズの影響を除去できる。
約1.5秒以降で、生体が居るようになって生体信号変動値が大きくなってから行われた仮判定の回数が増えることで、1.8秒に在不在判定結果は「在」へ変動する。
その後、約3.1秒に生体が再び居なくなり、生体信号変動値が小さくなってから行われた仮判定の回数が増えることで、4.2秒に在不在判定結果は、「不在」へ変動する。
このように、不在から在に変わるときはLサンプル程度、在から不在に変わるときは(N−L)サンプル程度、遅れて在不在判定結果が遷移する。予備判定(仮判定)回数N及び在不在判定回数Lの両方を大きくすると誤判定の可能性が小さくなるが、判定が変わるまでの時間が長くなる。許容される時間内で在不在判定結果が変化するように、予備判定(仮判定)回数Nと生体検出回数Mを設定することが望ましい。
図6のステップS90では、マイクロコントローラ50が、今回の在不在判定結果と、前回の在不在判定結果とが同一であるがどうかを判定する在不在変動判定を行う。在不在変動判定において、マイクロコントローラ50が、今回の在不在判定結果と、前回の在不在判定結果とが異なると判定した場合、図6に示すように、ステップS100の処理が行われる。一方、在不在変動判定において、マイクロコントローラ50が今回の在不在判定結果と、前回の在不在判定結果とが異なると判定した場合、ステップS110の処理が行われる。
ステップS100では、無線モジュール70が、無線通信を介して今回の在不在判定結果を外部装置3001へ出力する。
ステップS110(第5のステップ)では、マイクロコントローラ50が、アクティブモードからスリープモードに切り替わる。マイクロコントローラ50がスリープモードに切り替わると、マイクロコントローラ50では、例えば、内部クロックの発生が停止する。
<本実施の形態による効果>
本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。例えば、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、アクティベート信号に基づいて、アクティブモードとスリープモードとを切り替えつつ在不在判定を行う。この構成によれば、マイクロコントローラ50は、間欠的な動作を行うので、消費電力が低減される。
また、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、在不在判定において、生体信号変動値と所定の変動閾値とを比較し、生体が居るかどうかを仮判定する第1の在不在判定を繰り返し行う。
そして、マイクロコントローラ50は、仮判定(第1の在不在判定)において、生体信号変動値が変動閾値を超えている場合、生体が居るものと仮判定し、生体が居るものと仮判定した回数である生体検出回数をカウントする。そして、マイクロコントローラ50は、直近で所定の回数行われた仮判定においてカウントされた生体検出回数が、生体が居るかどうかの判定基準となる所定の在不在判定回数以上であるかどうかを判定する。そして、マイクロコントローラ50は、生体検出回数が在不在判定回数以上である場合、生体が居るものと判定し、生体検出回数が在不在判定回数未満である場合、生体が居ないものと判定する。
この構成によれば、生体の在不在判定において複雑な処理が行われないので、消費電力が低減される。また、これにより、在不在判定に要する時間が短縮される。また、高性能なマイクロコントローラを用いなくてもよいので、製造コストが低減される。
また、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、今回の在不在判定結果と、前回の在不在判定結果と、が同一であるがどうかを判定する在不在変動判定を行う。また、マイクロコントローラ50が、在不在変動判定において、今回の在不在判定結果と、前回の在不在判定結果とが異なると判定した場合、無線モジュール70は、無線通信を介して今回の在不在判定結果を外部装置3001へ出力する。この構成によれば、在不在判定結果が変動した場合にのみ、在不在判定結果が出力されるので、在不在判定結果の出力に要する電力が低減される。
また、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、デジタル信号に変換された生体信号に基づいて在不在判定を行う。この構成によれば、生体信号がデジタル変換されるので、マイクロコントローラ50における生体信号の解析が効率的に行われる。
また、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、アクティブモードからスリープモードへ切り替わる前に、生体信号変換部30を変換実行モードから変換停止モードへ切り替え、スリープモードからアクティブモードへ切り替わった後、生体信号変換部30を変換停止モードから変換実行モードへ切り替える。この構成によれば、生体信号変換部30は、活性化された状態と非活性化された状態とが切り替えられるので、生体信号変換部30における消費電力が低減される。
また、本実施の形態によれば、生体信号を増幅する生体信号増幅部20が設けられている。この構成によれば、生体監視用センサ10から出力された微弱な生体信号が増幅されるので、生体信号の取扱いが容易になる。また、生体の在不在判定の精度が向上する。
また、本実施の形態によれば、マイクロコントローラ50は、アクティブモードからスリープモードへ切り替わる前に、生体信号増幅部20を増幅実行モードから増幅停止モードへ切り替え、スリープモードからアクティブモードへ切り替わった後、生体信号増幅部20を増幅停止モードから増幅実行モードへ切り替える。この構成によれば、生体信号増幅部20は、活性化された状態と非活性化された状態とが切り替えられるので、生体信号増幅部20における消費電力が低減される。
また、本実施の形態によれば、在不在センサ装置1を構成する各部へ電力を供給するバッテリが設けられている。この構成によれば、外部電源を設ける必要がなくなるので、設置場所の選択肢が拡大される。また、在不在センサ装置1と外部電源とを接続する配線が不要になるので、在不在センサ装置1の設置が容易になる。
また、本実施の形態によれば、バッテリが乾電池で構成されている。この構成によれば、バッテリの交換が容易に行われるので、汎用性が向上する。
また、本実施の形態によれば、生体監視用センサ10は、生体の生体振動を伝達する振動伝達板11と、生体振動に基づいて生体信号を生成する生体振動検出部12と、を備えている。この構成によれば、生体振動が効率的に生体振動検出部12へ伝達されるので、生体振動の検出精度が向上する。
また、本実施の形態によれば、生体振動検出部312が圧電トランスデューサーからなる。この構成によれば、生体振動が電気信号からなる生体信号に変換されるので、マイクロコントローラ50での在不在判定が効率的に行われる。
また、本実施の形態によれば、在不在センサ装置1が椅子1001に設置される。この構成によれば、椅子1001の利用者の在不在が検出される。これにより、例えば、椅子1001が、店舗に設置されれば、店舗の稼働状況を算出することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態では、生体監視用センサの他の構成について説明する。太陽電池を備えた在不在センサ装置について説明する。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則としてその説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態2に係る在不在センサ装置の構成の一例を示す図である。本実施の形態では、図9に示すように、バッテリが太陽電池260で構成されている。太陽電池260は、図9に示すように、太陽電池パネル261、電源制御部262、蓄電素子263を備えている。
太陽電池パネル261は、例えば、照明光等により発電する。太陽電池パネル261は、照射される光の光量に応じた電力を発生させる。太陽電池パネル261は、例えば、1枚であってもよいし複数枚であってもよい。太陽電池パネル261は、発生させた電力を電源制御部262へ出力する。
電源制御部262は、太陽電池パネル261から出力された電力に対する電源制御を行う。例えば、電源制御部262は、例えば、太陽電池パネル261から出力された電力の電圧を所定の電圧に調整する電圧調整を行う。電源制御部262は、例えば、いわゆるDC−DCコンバータ等で構成されている。電源制御部262は、電源制御が行われた電力を蓄電素子263へ出力する。また、電源制御部262は、電源調整が行われた電力を在不在センサ装置201を構成する各部へ供給してもよい。
蓄電素子263は、電源制御部262から出力された電源制御された電力を蓄電する。また、蓄電素子263は、蓄電した電力を、在不在センサ装置201を構成する各部へ供給する。蓄電素子263は、例えば、大容量コンデンサ(スーパーキャパシタ)やいわゆる二次電池等で構成されている。
なお、蓄電素子263が、在不在センサ装置201を構成する各部へ電力を供給する際、例えば、電源調整部262が、蓄電素子263から出力された電力の電源調整を行ってもよい。
解析ボード80には、例えば、電源制御部262、蓄電素子263が搭載されている。また、在不在センサ装置201の設置場所に応じて、例えば、太陽電池パネル261が解析ボード80に搭載されてもよい。
本実施の形態によれば、前述の実施の形態による効果に加え、以下の効果が得られる。例えば、本実施の形態によれば、太陽電池パネル261が発電した電力が在不在センサ装置1の各部へ供給されるので、電池交換が不要になり、保守作業が軽減される。
なお、太陽電池261とともに、電池60が設けられてもよい。これにより、電池60だけの場合よりも電池寿命が延長される。また、照明を消した場合など、太陽電池261の発電量が一時的に低下するような状況にも対応することが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態では、生体監視用センサの他の構成について説明する。例えば、生体振動検出部の圧電トランスデューサーが圧電セラミックからなる場合について説明する。なお、以下では、前述の実施の形態と重複する箇所については、原則としてその説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る生体監視用センサの構成の一例を示す図である。図10(a)は、生体監視用センサ310の平面図、図10(b)は、生体監視用センサ310の断面図である。生体監視用センサ310は、例えば、図10(a)、図10(b)に示すように、振動伝達板11、生体振動検出部312を備えている。生体監視用センサ310は、図10(b)に示すように、振動伝達板11の主面11aに生体振動検出部312が積層されている。
生体振動検出部312を構成する圧電トランスデューサーは、強誘電性を有する圧電セラミックからなる。生体振動検出部312に用いられる圧電セラミックとしては、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸鉛(PbTiO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PB(Zr,Ti)O)等が挙げられる。
振動伝達板11の積層方向、すなわち振動伝達板11の法線方向から見た生体振動検出部312は、例えば略円形状に形成されている。この場合、法線方向から見た振動伝達板11の形状は、例えば、矩形状や略円形状等である。例えば、振動伝達板11の形状が略円形状である場合、振動伝達板11の直径は、例えば20mm〜41mmであることが好ましい。また、生体振動検出部312の直径は、例えば14mm〜25mmであることが好ましい。
生体振動検出部17の直径をこのように規定するのは、以下の理由による。生体振動検出部312の直径が14mm未満となる場合、生体振動検出部312が小さすぎて、生体振動の検出能力が不足するからである。また、生体振動検出部312の直径が25mmを超える場合には、生体振動検出部312が大きすぎて、検出された生体振動に大きなノイズが乗ってしまうことがあるからである。生体振動検出部312の厚みは、例えば0.3mm〜0.8mmである。
次に、生体監視用センサのその他の構成について説明する。図11は、本発明の実施の形態3に係る生体監視用センサの他の例を示す図である。図11(a)は、生体監視用センサ410の平面図、図11(b)は、生体監視用センサ410の断面図である。
生体監視用センサ410は、図11(a)、図11(b)に示すように、振動伝達板11と生体振動検出部17との間に、金属板418が設けられている。金属板418は、例えば、樹脂からなる振動伝達板11とセラミックからなる生体振動検出部312とを接合させる部材である。
金属板418は、例えば、銅やアルミニウム等の金属からなる。振動伝達板11の積層方向視における、すなわち振動伝達板11の法線方向から見た金属板18の形状は、例えば、生体振動検出部312に合わせた形状である。生体振動検出部312の形状が略円形であれば、金属板418の形状は、例えば、略円形である。この場合、金属板18の直径の長さは、生体振動検出部15の直径より大きくなるよう、例えば20mm〜41mmであることが好ましい。
本実施の形態によれば、生体振動検出部312が強誘電性を有する圧電セラミックからなる。この構成によれば、安価な圧電セラミックが生体振動検出部17に用いられるので、製造コストが低減される。
また、本実施の形態によれば、振動伝達板11と生体振動検出部312との間に金属板418が設けられている。この構成によれば、振動伝達板11と圧電セラミックからなる生体振動検出部312とが容易に接合されるので、信頼性が向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。なお、図面に記載した各部材や相対的なサイズは、本発明を分かりやすく説明するため簡素化・理想化しており、実装上はより複雑な形状となる場合がある。
1…在不在センサ装置、10…生体監視用センサ、20…生体振動増幅部、30…生体振動変換部、40…タイマー、50…マイクロコントローラ、60…電池、70…無線モジュール、201…在不在センサ装置、260…太陽電池、1001…椅子、2001…ベッド、3001…外部装置

Claims (13)

  1. 生体の生体振動を検出し、前記生体振動に基づいた生体信号を生成する生体監視用センサと、
    前記生体信号に基づいて前記生体が居るかどうかの在不在判定を行うマイクロコントローラと、
    前記マイクロコントローラが前記在不在判定を行うアクティブモードと、前記マイクロコントローラが前記在不在判定を一時的に停止するスリープモードと、を切り替えるアクティベート信号を生成するタイマーと、
    を備え、
    前記マイクロコントローラは、前記アクティベート信号に基づいて、前記アクティブモードと前記スリープモードとを切替えつつ前記在不在判定を行う、
    在不在センサ装置。
  2. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    前記マイクロコントローラは、前記在不在判定において、前回の前記生体信号と今回の前記生体信号との差分の絶対値である生体信号変動値を算出し、前記生体信号変動値と所定の変動閾値とを比較し、前記生体が居るかどうかを仮判定する第1の在不在判定を繰り返し行い、前記第1の在不在判定において、生体信号変動値が変動閾値を超えている場合、前記生体が居るものと仮判定し、前記生体が居るものと仮判定した回数である生体検出回数をカウントし、直近で所定の回数行われた前記第1の在不在判定においてカウントされた前記生体検出回数が、前記生体が居るかどうかの判定基準となる所定の在不在判定回数以上であるかどうかを判定する第2の在不在判定を行い、前記第2の在不在判定において、前記生体検出回数が前記在不在判定回数以上である場合、前記生体が居るものと判定し、前記生体検出回数が前記在不在判定回数未満である場合、前記生体が居ないものと判定する、
    在不在センサ装置。
  3. 請求項2に記載の在不在センサ装置において、
    無線通信を介して外部装置と接続される無線モジュールを備え、
    前記マイクロコントローラは、今回の在不在判定結果と、前回の前記在不在判定結果と、が同一であるかどうかを判定する在不在変動判定を行い、前記在不在変動判定において、前記今回の在不在判定結果と、前記前回の在不在判定結果と、が異なると判定した場合、
    前記無線モジュールは、前記無線通信を介して前記今回の在不在判定結果を前記外部装置へ出力する、
    在不在センサ装置。
  4. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    アナログ信号の前記生体信号をデジタル信号に変換する生体信号変換部を備え、
    前記マイクロコントローラは、前記デジタル信号に変換された前記生体信号に基づいて前記在不在判定を行う、
    在不在センサ装置。
  5. 請求項4に記載の在不在センサ装置において、
    前記マイクロコントローラは、前記生体信号変換部が前記生体信号のデジタル変換を行う変換実行モードと、前記生体信号変換部が前記生体信号のデジタル変換を一時的に停止する変換停止モードとを切替える変換モード切替信号を生成し、
    前記アクティブモードから前記スリープモードへ切り替わる前に、前記変換実行モードから前記変換停止モードへ切り替える前記変換モード切替信号を生成し、前記スリープモードから前記アクティブモードへ切り替わった後、前記変換停止モードから前記変換実行モードへ切り替える前記変換モード切替信号を生成する、
    在不在センサ装置。
  6. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    前記生体信号を増幅する生体信号増幅部を備えている、
    在不在センサ装置。
  7. 請求項6に記載の在不在センサ装置において、
    前記マイクロコントローラは、前記生体信号増幅部が前記生体信号の増幅を行う増幅実行モードと、前記生体信号増幅部が前記生体信号の増幅を一時的に停止する増幅停止モードとを切替える増幅モード切替信号を生成し、
    前記アクティブモードから前記スリープモードへ切り替わる前に、前記増幅実行モードから前記増幅停止モードへ切り替える前記増幅モード切替信号を生成し、前記スリープモードから前記アクティブモードへ切り替わった後、前記増幅停止モードから前記増幅実行モードへ切り替える前記増幅モード切替信号を生成する、
    在不在センサ装置。
  8. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    前記マイクロコントローラ及び前記タイマーへ電力を供給するバッテリを備えている、
    在不在センサ装置。
  9. 請求項8に記載の在不在センサ装置において、
    前記バッテリは、乾電池で構成されている、
    在不在センサ装置。
  10. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    前記マイクロコントローラ及び前記タイマーへ電力を供給する太陽電池を備えている、
    在不在センサ装置。
  11. 請求項1に記載の在不在センサ装置において、
    前記生体監視用センサは、
    前記生体の前記生体振動を伝達する振動伝達板と、
    前記生体振動に基づいて前記生体信号を生成する生体振動検出部と、
    を備えている、
    在不在センサ装置。
  12. 請求項11に記載の在不在センサ装置において、
    前記生体振動検出部は、前記生体振動を電気信号に変換する圧電トランスデューサーからなる、
    在不在センサ装置。
  13. 生体の生体振動を検出し、前記生体振動に基づいた生体信号を生成する生体監視用センサと、
    前記生体信号に基づいて前記生体が居るかどうかの在不在判定を行うマイクロコントローラと、
    前記マイクロコントローラが前記在不在判定を行うアクティブモードと、前記マイクロコントローラが前記在不在判定を一時的に停止するスリープモードと、を切り替えるタイマーと、
    を備えた在不在センサ装置の在不在判定方法であって、
    前記タイマーが、前記マイクロコントローラを前記スリープモードから前記アクティブモードに切り替える第1のステップと、
    前記マイクロコントローラが、前回の前記生体信号と今回の前記生体信号との差分の絶対値である生体信号変動値を算出する第2のステップと、
    前記マイクロコントローラが、前記生体信号変動値と所定の変動閾値とを比較し、前記生体が居るかどうかを仮判定する第1の在不在判定を行い、前記第1の在不在判定において、前記生体信号変動値が前記変動閾値を超えている場合、前記生体が居るものと仮判定し、前記生体が居るものと仮判定した回数である生体検出回数をカウントする第3のステップと、
    前記マイクロコントローラが、直近で所定の回数行われた前記第1の在不在判定においてカウントされた前記生体検出回数が、前記生体が居るかどうかの判定基準となる所定の在不在判定回数以上であるかどうかを判定する第2の在不在判定を行う第4のステップと、
    前記タイマーが、前記マイクロコントローラを前記アクティブモードから前記スリープモードに切り替える第5のステップと、
    が行われ、
    前記第4のステップにおいて、前記マイクロコントローラは、前記生体検出回数が前記在不在判定回数以上である場合、前記生体が居るものと判定し、前記生体検出回数が前記在不在判定回数未満である場合、前記生体が居ないものと判定する、
    在不在センサ装置の在不在判定方法。
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