JP2018078507A - 電子機器及び表示制御方法 - Google Patents

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【課題】電子機器及び表示制御方法を提供する。【解決手段】実施形態の電子機器は、入力部と、判定部と、映像信号処理部と、を具備する。前記入力部は、再生信号を受け付ける。前記判定部は、前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの音声信号の特性を判定する。前記映像信号処理部は、前記判定部が判定した前記音声信号の特性に基づいて前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの映像信号に対する映像信号処理を変える。【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器及び表示制御方法に関する。
コンテンツ(番組)の映像情報を表示する際、映像情報の特性に応じて画質を設定する技術が提案されている。
特開2008−172408号公報
上述した映像情報の特性としては、例えば映画やライブ映像のような撮影された映像をベースとした特性、例えばアニメーションやコンピュータグラフィックのような線と着色により描かれた映像をベースとした特性、あるいは主として文字列により構成される映像をベースとした特性、等がある。
上述したベースとなる映像の特性に加え、映像情報を表示する表示装置(電子機器)に映像情報を提供する映像供給方法に依存する特性が存在する。
しかしながら、視聴者が映像情報の特性を認識し、その特性に合わせて表示装置の表示方法を設定(最適化)することは、実質的に困難である。
この発明の目的は、映像情報の特性に基づいて、表示装置が表示する映像の画質を設定する電子機器及び表示制御方法を提供することである。
実施形態の電子機器は、入力部と、判定部と、映像信号処理部と、を具備する。前記入力部は、再生信号を受け付ける。前記判定部は、前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの音声信号の特性を判定する。前記映像信号処理部は、前記判定部が判定した前記音声信号の特性に基づいて前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの映像信号に対する映像信号処理を変える。
実施形態の電子機器(テレビジョン放送受信端末)の要部の一例を示す概略図。 実施形態の電子機器における映像情報の特性の判定方法の一例をソフトウェア的に示す概略図。 実施形態の電子機器における映像情報の特性と特性毎の設定画質の一例を示す概略図。
以下、図面を参照して、実施の一形態について説明する。
図1は、実施形態に係わる電子機器、例えばテレビジョン放送受信端末(以下テレビジョン装置と称する)の要部を説明する概略ブロック図である。
図1が示すテレビジョン装置100は、空間波による伝送(放送)やネットワークを経由した配信により供給される番組(コンテンツと称する場合もある)のうちの視聴者(ユーザ)が選択した番組を受信して再生する。なお、番組(コンテンツ)の取得は、例えばコンテンツサーバ(番組提供元)へのアクセス(参照と選択的な取得(ダウンロード))等であってもよい。また、以下に説明する個々の要素や構成は、マイクロコンピュータ(処理装置、CPU(Central Processing Unit))によりソフトウェアで実現するものであってもよいし、ハードウェアで実現するものであってもよい。なお、番組は、ストリームあるいは情報と称する場合もあり、映像及び映像に付属する音声あるいは音楽、等からなる。また、映像は、動画と静止画あるいはテキスト(コード化された符号列で示される文字や記号等で表される情報)ならびにその任意の組み合わせを含む。
テレビジョン装置100は、BS/CSデジタル放送受信用の受信用のアンテナ115が受信し、入力端子101を経由してチューナ102aに入力する衛星デジタルテレビジョン放送信号、あるいは地上波放送受信用のアンテナ116が受信し、入力端子103を経由してチューナ104aに入力する地上デジタルテレビジョン放送信号から任意のチャンネルのテレビジョン放送すなわち番組(コンテンツ)を再生する。
チューナ102aは、制御部105からの制御信号に基づいて所望のチャネルの放送信号を選局し、選局したチャンネルの放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器102bに出力する。PSK復調器102bは、制御部105からの制御信号に基づいて、チューナ102aが選局した放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(TS)を抽出して、TS復号器102cに出力する。TS復号器102cは、制御部105からの制御信号に基づいてトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部106内の図示しないSTDバッファへ出力する。TS復号器102cはまた、放送信号が含むセクション情報を信号処理部106内の図示しないセクション処理部へ出力する。
チューナ104aは、制御部105からの制御信号に基づいて所望のチャネルの放送信号を選局する。チューナ104aは、選局したチャンネルの放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器104bに出力する。OFDM復調器104bは、制御部105からの制御信号に基づいて、チューナ104aが選局したチャンネルの放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを抽出して、TS復号器104cに出力する。TS復号器104cは、制御部105からの制御信号に基づいてトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPESを、信号処理部106内の図示しないSTDバッファへ出力する。TS復号器104cはまた、放送信号が含むセクション情報を信号処理部106内の図示しないセクション処理部へ出力する。
なお、信号処理部106には、入力端子115a、115b、115cを通じて外部入力信号が入力可能である。外部入力信号の供給元としては、例えばSTB(Set Top Box(外部チューナと称する場合もある))、映像記録再生装置(レコーダと称する場合もある)、映像再生装置(プレーヤと称する場合もある)もしくはビデオカメラ装置、等、任意である。特に、ビデオカメラ装置は、カメラ装置としての形態に支配されるものではなく、画像撮影が可能な携帯可能な端末装置、例えばタブレットPC(Personal Computer)装置やスマートフォン、等であってもよい。信号処理部106はまた、入力端子115a、115b、115cから供給されたデジタル(またはアナログ)の映像信号及び音声信号をデコード処理や高画質化・高音質化処理することができる。但し、入力信号がアナログ信号である場合は、図示しないA−D(Analog to Digital)変換回路にてA−D変換した後、信号処理部106に入力される。
信号処理部106は、テレビジョン装置100が受信中の(放送中の)番組の視聴時には、TS復号器102cおよびTS復号器104cからそれぞれ供給されるデジタルの映像信号及び音声信号に対して選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部107及び音声処理部108に出力する。一方、番組録画時には、TS復号器102cおよびTS復号器104cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して選択的に所定のデジタル信号処理を施した信号を、制御部105を介して記憶部(例えば、HDD(Hard Disk Drive))170に記億する。また、信号処理部106は、録画番組再生時には、制御部105を介して記憶部170から読み出した録画番組のデータに所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部107及び音声処理部108に出力する。
制御部105には、信号処理部106から、番組を取得するための各種データ(B−CASデスクランブル用の鍵情報等)や電子番組ガイド(EPG)情報、組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力される。制御部105は、これら入力された情報からEPG、字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部107へ出力する。
制御部105はまた、番組録画および番組予約録画を制御する機能を有する。例えば、番組予約受付時には、ディスプレイ(表示部)114に電子番組ガイド(EPG)情報を表示するための表示信号をグラフィック処理部107に出力し、操作部120またはリモートコントローラ121による視聴者入力(ユーザ指示)に基づく予約内容を所定の記憶手段に設定する。そして、設定された時刻に予約番組を録画するようチューナ102a、104a、PSK復調器102b、OFDM復調器104b、TS復号器102c、104cおよび信号処理部106を制御する。
信号処理部106内の図示しないセクション処理部は、TS復号器102cあるいは104cから入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部105へ出力する。
グラフィック処理部107は、信号処理部106内の図示しないAVデコーダが出力するデジタルの映像信号と、OSD(On Screen Display)処理部109が生成するOSD信号と、データ放送による画像データと、制御部105が生成するEPG/字幕信号と、を合成して映像処理部110へ出力する。グラフィック処理部107はまた、字幕放送による字幕を表示する場合、制御部105からの制御に基づき、映像信号に字幕情報(字幕映像)を重畳する処理を行う。
グラフィック処理部107から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部110に供給される。映像処理部110は、入力されたデジタルの映像信号をディスプレイ114が表示可能なデジタル映像信号もしくは出力端子111を介して接続する外部機器が表示可能なフォーマットの表示信号に変換し、ディスプレイ114もしくは出力端子111に出力する。
音声処理部108は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ113で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ113もしくは出力端子112を介して接続される外部機器、例えば音響再生装置(例えば、多チャンネルスピーカシステム)に出力する。なお、音響再生装置が後段に説明するHDMI(登録商標)経由で音響信号(Audio)を受け取ることができる場合には、音響再生装置がHDMI端子136と接続されてもよい。
テレビジョン装置100は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部105によって統括的に制御されている。制御部105は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)105aと、CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)105bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ105cと、を含む。
制御部105は、操作部120からのユーザ指示入力に対応する操作情報、あるいはリモートコントローラ121からのユーザ指示入力を受信部122において受け付けた操作情報に基づいて、各部を制御する。
制御部105はまた、通信I/F(Inter Face)131を介してLAN端子132と接続し、LAN端子132と接続する任意のLAN対応の機器との間で、情報の受け渡しを行う。
制御部105はさらに、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠するUSB I/F133を介してUSB端子134と接続し、USB端子134と接続するUSB規格の下で動作する各種USB機器(例えばUSB接続のHDDやメモリカード)との間で、情報の受け渡しを行う。
制御部105はまた、カードI/F141を介してメモリカード143が装着可能なカードホルダ142と接続し、カードホルダ142に装着されるメモリカード143との間で、情報の受け渡しを行う。
また、制御部105は、High-definition Digital Media Interface(ハイディフィニションデジタルメディアインタフェース(以下HDMI(登録商標)と略称する))規格に準拠するHDMI135を介してHDMI端子136と接続する。これにより制御部105は、HDMI端子136と接続する任意のHDMI対応機器との間の情報(映像信号、オーディオ信号及び制御信号)の受け渡し(送信と受信と)が可能である。
制御部105はさらに、表示制御処理ブロック105dと、表示画質判定部105eと、を含む。表示制御処理ブロック105dは、表示画質判定部105eによる表示画質判定結果に基づいて、映像処理部110が出力映像信号(ディスプレイ114または出力端子111に出力する表示信号)に反映するノイズリダクション処理のレベルや鮮鋭化(ナイキスト周波数以上の情報を再現する超解像処理を含む)処理の程度、輪郭補正もしくはγ特性の補正のうちの少なくとも1つを設定する。なお、表示制御処理ブロック105dにおける表示制御処理すなわち出力映像信号に反映するノイズリダクション処理や鮮鋭化処理、輪郭補正もしくはγ特性の補正は、ハードウェアにより実行するものであってもよいし、ソフトウェアで実行するものであってもよい。
なお、表示画質判定部105eは、制御部105による制御の下で、HDMI端子136と接続する機器がプレーヤ(再生装置)もしくはレコーダ(記憶再生装置)である場合に、これから再生しようとしている光ディスク(記憶媒体)への情報記憶時の記憶方式を推定(判定)する。光ディスクとしては、例えばBD(Blu-ray(登録商標)Disc/ブルーレイディスク)規格やDVD(Digital Versatile Disk)規格に準拠する光ディスクが利用可能である。表示制御処理ブロック105dは、表示画質判定部105eが推定した記憶方法に基づいて、制御部105による制御の下で、ディスプレイ114または出力端子111へ出力する出力映像信号の表示画質を設定する。
図2は、実施形態に係わる電子機器において映像情報の特性を判定(推定)して、その推定結果に基づいて表示画質を設定する方法の一例を示すフローチャートである。
HDMI端子136からHDMI135を介して入力する再生信号(映像(Video)及び音響(Audio))を受け付け(ステップ11)、受け付けた再生信号のうちの音響信号(Audio)に適用されている音声コーデック(CODEC)が第1の方式、例えばAAC(Advanced Audio Coding)であるか否かを判定する(ステップ12)。なお、音声コーデックにAACを用いることは、社団法人電波産業会、すなわちARIB(Association of Radio Industries and Businesses)が規定する標準規格におけるデジタル放送の音声符号化方式に準拠している。
音声コーデックがAACである場合(ステップ12−YES)、表示制御処理ブロック105dにおいて、画質設定を、「放送コンテンツ」用に設定する(ステップ13)。
音声コーデックが第2の方式、例えば非圧縮系のPCM(Pulse Coded Module)である場合(ステップ12−NO)、表示制御処理ブロック105dにおいて、画質設定を、「パッケージメディア」用に設定する(ステップ14)。
なお、「放送コンテンツ」用画質設定とは、放送(あるいは配信)により提供される番組(コンテンツ)を、レコーダにより記憶媒体、例えば光ディスクに記憶した(書き込んだ)情報の再生時に適用する画質設定とする。また、「パッケージメディア」用画質設定とは、情報が光ディスクの成型時に光ディスクと一体的に形成されている(コンテンツ供給元(版権者)が販売もしくは有料賃貸を目的として作成したスタンプ方式の)光ディスクが保持する情報の再生時に適用する画質設定とする。
より詳細には、光ディスクが「放送コンテンツ」を保持している(レコーダにより情報が書き込まれた光ディスクである)場合、音響(音声)成分(Audio)は、音声コーデックとして、通常は、音声コーデックとしてAACが用いられている。一方、光ディスクが「パッケージメディア」である場合、光ディスクが保持している情報は、光ディスクの成型時に、例えばスタンプ方式により、(光ディスクに)一体的に記憶されている。このため、「パッケージメディア」が保持する映像信号は、圧縮の程度を抑え、高いダイナミックレンジを確保して記億されている場合が多い。また、音響信号は、PCM方式を用い、非圧縮で記憶されている場合が多い。なお、パッケージメディアであっても情報が書き込また光ディスクである場合があるが、少なくとも音声信号が非圧縮で記録されている(非放送)コンテンツを保持した光ディスクについては、便宜上、パッケージメディアと称する。
すなわち、パッケージメディアと称する光ディスクが保持する情報は、例えば映画館での上映を目的として作成された映画や、コンサート会場において収録されたライブ映像である場合が多い。このためパッケージメディアと称する光ディスクが保持する情報のうちの音響信号は、PCM方式を用い非圧縮で記憶されている、と推定できる。これに対し、番組を録画した(光ディスクに情報を書き込んだ)光ディスクにおいては、多くの場合、音声(音響)情報は、音声コーデック(CODEC)としてAAC(Advanced Audio Coding)が用いられている場合が多い。
従い、HDMI端子136からHDMI135を経由して入力する映像信号について、音声(音響)情報に対する圧縮の有無、すなわち音声(音響)情報がPCM方式で記憶されているかAACを用いて(圧縮されて)記憶されているかを判定することで、映像情報の圧縮の程度を推定できる。なお、レコーダ装置において、記憶媒体が保持する情報が番組を録画したものである場合には、音声(音響)情報は、情報量を圧縮する何らかの音声コーデックにより、情報が圧縮されている。
図3は、音声コーデックの種類に対する出力映像信号の表示画質の関係を示す。
図3が示すように、パッケージメディア(光ディスクが保持する情報が、光ディスクの成型時に光ディスクと一体的に記憶されている)と判定できた(音声コーデックがPCMである)コンテンツについては、再生映像に対する画質設定を、放送コンテンツ用(音声コーデックがAACである)に比較して、“ノイズリダクション”及び“輪郭補正”の程度を1段階または2段階、弱めるものとする。一方で、“鮮鋭化処理”については、微小信号領域から動作させることが好ましい。なお、“ダイナミックγ(γ補正)”については、映像信号から取得できる輝度信号のうちの最もレベルの低い信号と最もレベルの高い信号との間のダイナミックレンジに対応する範囲に設定することが好ましい。その場合、ディスプレイ114の照明装置の輝度についても、映像信号から取得できる輝度信号のうちのレベルの低い信号に対応する表示期間において、輝度を低減することが好ましい。なお、照明装置がディスプレイ114の表示領域を複数に分割して個別に照明できる場合、映像信号から取得できる輝度信号のうちのレベルの高い信号に対応する表示領域及び表示箇所において、輝度を増大することにより、一層、再生映像(表示映像)のダイナミックレンジを広げることができる。
すなわち、HDMI端子136から入力する再生信号入力(コンテンツ)がパッケージメディア(光ディスクに記憶された非放送)コンテンツと判定できた場合は、高画質映像のディテール情報を引き出すことに主眼を置いた再生とする。例えば、鮮鋭化(超解像)処理を、微小信号領域から動作させることにより、細かなテクスチャや、絵の描き込みによる筆のタッチや背景等を好適に再現することができる。また、放送コンテンツ(録画したコンテンツ)に比べてS/N(信号対ノイズ)比が高い場合が多いため、ノイズリダクションは、情報量重視の設定で動作させる。すなわち、圧縮の程度を抑え、弱いノイズリダクション動作にとどめる設定とする。これにより、例えば映画(コンテンツ)において、フィルムグレイン(質感)を確保することが可能となる(フィルムグレインを低減しすぎて作品の質感(雰囲気)が失われることを抑止できる)。
逆に、HDMI端子136から入力する再生信号入力が放送コンテンツを録画したコンテンツと判定できた場合は、MPEG圧縮により輪郭線近傍に発生しやすいモスキートノイズを強調しないよう、“鮮鋭化(超解像)処理”において、輪郭線近傍を強調しない、等のノイズを考慮した処理を行う(パッケージメディア用に比較して程度を弱める)。なお、ノイズリダクションについては、ランダムノイズやモスキートノイズに対して重点的に動作させることで、S/N比の高いすっきりとした映像を提供することができる。
なお、図3が示す鮮鋭化処理の程度、ノイズリダクション処理のレベルや輪郭補正、もしくはγ特性の補正のそれぞれは、例えばメニュー画面から設定モードを起動してユーザ(視聴者)が任意に設定できることは、もちろんである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…テレビジョン装置(電子機器)、105…制御部、105d…表示制御処理ブロック、105e…表示画質判定部、110…映像処理部、114…ディスプレイ(表示部)、135…HDMI(再生信号入力部)。

Claims (6)

  1. 再生信号を受け付ける入力部と、
    前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの音声信号の特性を判定する判定部と、
    前記判定部が判定した前記音声信号の特性に基づいて前記入力部が受け付けた前記再生信号のうちの映像信号に対する映像信号処理を変える映像信号処理部と、
    を具備する電子機器。
  2. 前記判定部は、前記音声信号に対する圧縮処理の有無を判定する請求項1の電子機器。
  3. 前記映像信号処理部は、前記判定部が前記音声信号に対して圧縮処理が実施されていると判定した場合に、前記映像信号処理部における鮮鋭化処理の程度、ノイズリダクション処理のレベル、輪郭補正もしくはγ特性の補正のうちの少なくとも1つを前記音声信号に対して圧縮処理が実施されていない場合に比較して強める請求項2記載の電子機器。
  4. 前記映像信号処理部は、前記判定部が前記音声信号に対して圧縮処理が実施されていないと判定した場合に、前記映像信号処理部における鮮鋭化処理の程度、ノイズリダクション処理のレベル、輪郭補正もしくはγ特性の補正のうちの少なくとも1つを前記音声信号に対して圧縮処理が実施されている場合に比較して強める請求項2記載の電子機器。
  5. 前記映像信号に対応する画像を表示する表示部をさらに具備する請求項1、2、3、4のいずれかの電子機器。
  6. 再生信号を受け付け、
    受け付けた再生信号のうちの音声信号の特性を判定し、
    判定した音声信号の特性に基づいて、受け付けた再生信号のうちの映像信号に対する映像信号処理を変える
    表示制御方法。
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