JP2018078365A - 制御装置、制御システム及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】状況に適した性能の外部機器をユーザに推奨できる制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、所定の機能を実行するように構成された内蔵機能実行部と、前記内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信する通信部と、前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得して、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得する性能取得部112と、前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかの判定を行う判定部113と、前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて前記判定の結果を参照し、前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨する推奨制御部114とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御システム及び制御方法に関する。
近年、様々な分野で情報通信技術(ICT)が活用されている。このような中、通信機能を有してインターネット等のネットワークに接続して使用される形態を有する電子機器又はそれを含むシステム、すなわちIoT機器等のネットワーク機器への注目が高まっている。例えば、特許文献1には、使用したい無線通信装置が自車内に存在するものか否かを判別する技術が開示されている。
このように、ユーザが使用したいネットワーク機器又は使用したい機能を有するネットワーク機器をネットワーク内で検索して使用することには需要がある。しかしながら、近年の、例えばスマートフォンのような多機能化した情報通信装置は、それ自身が既に多様な機能を有している場合がある。また、ネットワークへの接続の状況、情報通信装置等のネットワーク機器の動作の状況等によっては、通信が出来ず、機能の全てが使用できない場合もある。さらに、ユーザは、他のネットワーク機器を所持しているか否かを把握していない場合もあるし、他のネットワーク機器のうち何れを選択すれば良いのか分からない場合もある。
特開2009−267666号公報
本発明は、状況に適した性能を有する外部機器をユーザに推奨できる制御装置、制御システム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、制御装置は、所定の機能を実行するように構成された内蔵機能実行部と、前記内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信する通信部と、前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得して、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得する性能取得部と、前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかの判定を行う判定部と、前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて前記判定の結果を参照し、前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨する推奨制御部とを備える。
本発明の一態様によれば、制御システムは、前記制御装置と、1つ以上の前記外部機器とを備える。
本発明の一態様によれば、制御方法は、所定の機能を実行することと、前記機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信することと、前記機能の性能を内蔵機能性能として取得して、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得することと、前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかの判定を行うことと、前記機能が実行されているときに機能実行時の状況に応じて前記判定の結果を参照し、前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨することとを含む。
本発明によれば、状況に適した性能を有する外部機器をユーザに推奨できる制御装置、制御システム及び制御方法を提供できる。
図1は、第1の実施形態に係る制御システムの構成例の概略を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るICレコーダの外観の概略の一例を示す模式図である。 図3は、第1の実施形態に係る性能別外部機器DBの構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るスマートフォン制御処理の一例を示すフローチャートである。 図5Aは、第1の実施形態に係るスマートフォンの動画モードが選択された時の様子を示す模式図である。 図5Bは、第1の実施形態に係るスマートフォンによるICレコーダ推奨の様子を示す模式図である。 図5Cは、第1の実施形態に係るスマートフォンとICレコーダとの連携使用の様子の一例を示す模式図である。 図6は、第2の実施形態に係る制御システムの構成例の概略を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態に係るスマートフォンとICレコーダとレンズ型カメラとを含む制御システムの構成の一例を示す模式図である。 図8Aは、第2の実施形態に係るスマートフォン制御処理の一例を示すフローチャートである。 図8Bは、第2の実施形態に係るスマートフォン制御処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係るレンズ型カメラ制御処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第2の実施形態に係るICレコーダ制御処理の一例を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
<制御システムの構成>
本発明における第1の実施形態について説明する。第1の実施形態に係る制御システム1の構成例の概略を図1にブロック図として示し、これを参照して本実施形態に係る制御システム1の構成について説明する。本実施形態に係る制御システム1は、制御装置であるスマートフォン100と外部機器であるICレコーダ200とを含む。
以下、本実施形態に係るスマートフォン100が制御装置として機能し、ICレコーダ200がスマートフォン100にとっての外部機器として機能する場合を例として説明をする。なお、制御システム1では、制御装置は、所定の機能を内蔵機能として有し、当該内蔵機能を実行するように構成された内蔵機能実行部を備える。外部機器は、上述の内蔵機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を少なくとも1つ備える。本実施形態では、スマートフォン100は、内蔵機能として、通話、E−mailの送受信、撮影、録音などの機能を有し、これらを実行する内蔵機能実行部を有する。ICレコーダ200は、外部機能実行部として、録音機能を実行するための構成を有する。スマートフォン100とICレコーダ200とは通信を行う。
スマートフォン100は、制御部110と、表示制御部111と、第1の通信部121と、第2の通信部122と、記録部130と、内蔵表カメラ部141と、内蔵裏カメラ部142と、内蔵収音部143と、操作部150と、表示部160と、時計部170とを備える。
制御部110は、スマートフォン100の各部の動作に係る制御を行う。表示制御部111は、例えばスマートフォン100の取得する情報に基づいて表示情報を生成し、当該表示情報を後述する表示部160へ出力する。また、表示制御部111は、例えばリサイズ等の表示に係る画像処理を担っていてもよい。
制御部110は、性能取得部112と、判定部113と、推奨制御部114とを備える。性能取得部112は、例えばスマートフォン100の備える内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として、例えばICレコーダ200の備える外部機能実行部の性能を外部機能性能として、それぞれ取得する。性能取得部112は、例えば、スマートフォン100の内部に記録されていたものを読み出したり、スマートフォン100の型番等からサーバ、インターネット等に構築されているデータベースを参照して検索したりして、スマートフォン100の内蔵機能性能を取得する。また、性能取得部112は、例えば、ICレコーダ200の内部に記録されていたものを読み出したり、ICレコーダ200の型番等から性能別外部機器DB131を参照して検索したりして、外部機能性能を取得する。なお、性能取得部112が参照したり検索したりするデータベースは、性能別外部機器DB131に限らず、サーバ、インターネット等に構築されているデータベースであってもよい。また、性能取得部112は、例えば、内蔵機能又は外部機能が作動させられて得られた情報の品質等を判定して得られる性能を、内蔵機能性能又は外部機能性能として取得してもよい。各部の性能にも各種性能があり、情報取得回路やシステムとしては、波長特性、感度、指向性、S/N比、ゲイン、A/D変換のサンプリング周波数、A/D変換における細かさやダイナミックレンジ、周波数特性、記録方式、温湿度特性、電池性能、省エネ性能等を列挙することができる。制御部110は、スマートフォン100が使用される状況、シーン、ユーザのニーズ等の判定、内蔵機能性能と外部機能性能との比較等において、これらのどれかを使ったり、複数組み合わせて使ったりし得る。これにより、様々な要求性能が判定可能となる。判定部113は、例えばスマートフォン100が適切な画質で画像を取得できているか否か、適切な音質及び音量で音声データを取得できているか否か等、動作時の状況においてスマートフォン100が内蔵機能を実行する十分な性能を有しているか否かを判定する。また、判定部113は、例えば内蔵機能性能と外部機能性能とのうち、比較可能な所定機能について何れの性能が高いかを判定する。推奨制御部114は、例えば内蔵機能実行部がスマートフォン100の内蔵機能を実行しているときに、機能実行時の状況に応じて上記判定の結果を参照し、判定部113による判定において外部機能性能の方が内蔵機能性能よりも高ければ、当該外部機能性能を有する外部機器の使用をユーザに推奨する。
第1の通信部121と第2の通信部122とは、例えばスマートフォン100の備える通信部に含まれる。第1の通信部121は、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)、Near Field Communication(NFC)、ZigBee(登録商標)等の低消費電力の通信規格を用いて、ICレコーダ200との間で通信を行う。以下、スマートフォン100の備える第1の通信部121を介して行われる通信を第1の通信と称する。スマートフォン100の備える第2の通信部122は、例えばWi−Fi(登録商標)等の第1の通信と比較して高速の通信規格を用いて、例えばICレコーダ200との間で通信を行う。以下、スマートフォン100の備える第2の通信部122を介して行われる通信を第2の通信と称する。
記録部130には、スマートフォン100の動作に係る各種設定及び情報、ICレコーダ200から取得する情報等が記録される。内蔵表カメラ部141と内蔵裏カメラ部142とは、例えば撮像素子と撮像光学系とをそれぞれ含み、各々の撮像素子の撮像面に結像した被写体像に基づいて画像を生成して出力する撮影機能を実行する。なお、本実施形態では内蔵表カメラ部141と内蔵裏カメラ部142とは、同様に撮影機能を実行するが、互いに異なる方向を撮影できるように互いに異なる位置に配置されている。内蔵収音部143は、例えばマイクロフォンを備え、収音して音声データを出力する録音機能を実行する。なお、音声データは、人の声に限らず収音したあらゆる音のデータを含む。操作部150は、例えば、押しボタン、タッチパネルを含む。操作部150は、例えばユーザの操作結果を取得し、これに基づいて操作信号を生成して制御部110へ出力する。表示部160は、例えば液晶ディスプレイを含み、表示制御部111が生成する表示情報に基づいて表示を行う。時計部170は、時刻情報を生成して制御部110へ出力する。当該時刻情報は、例えば取得データの記録時に使用される。なお、内蔵機能実行部は、例えば内蔵表カメラ部141、内蔵裏カメラ部142、内蔵収音部143を含む。
ここで、第1の実施形態に係るICレコーダ200の外観の概略の一例を模式図として図2に示し、図1及び図2を参照してICレコーダ200の構成について説明をする。
ICレコーダ200は、制御部210と、記録部230と、収音部243と、操作部250と、時計部270とを備える。制御部210は、ICレコーダ200の各部の動作に係る制御を行う。制御部210は、表示制御部211と、収音制御部212とを備える。表示制御部211は、例えばICレコーダ200の取得する情報に基づいた表示情報、ICレコーダ200の操作に係る表示情報等を生成し、これらの表示情報を後述する表示部260へ出力する。収音制御部212は、ICレコーダ200の備える収音部243の動作に係る制御を行う。記録部230には、例えばICレコーダ200の有する録音機能が実行される時に取得される情報、ICレコーダ200の各部の動作に係る情報等が記録される。収音部243は、例えばマイクロフォンを備え、ICレコーダ200の有する録音機能を実行する。操作部250は、ユーザの操作結果を取得する。また、操作部250は、例えば押しボタン、ダイヤル、スライダ、タッチパネル等を含む。表示部260は、例えば液晶ディスプレイを含み、表示制御部211が生成する表示情報に基づいて表示を行う。時計部270は、時刻情報を出力する。なお、外部機能実行部は、例えば収音部243を含む。
ICレコーダ200は、第1の通信部221と第2の通信部222とをさらに備える。第1の通信部221は、スマートフォン100の備える第1の通信部121と第1の通信によって通信する。第1の通信は、例えばスマートフォン100とICレコーダ200との間での制御信号の送受信を含む。第2の通信部222は、スマートフォン100の備える第2の通信部122と第2の通信によって通信する。第2の通信は、例えばスマートフォン100とICレコーダ200との間でのICレコーダ200の取得データの送受信を含む。
なお、スマートフォン100の有する内蔵機能は、上述した撮影機能、録音機能に限らず、例えば、表示機能、音声又は画像の再生機能、電話機能、電子メール機能等を含んでいてもよい。また、ICレコーダ200を含む外部機器が実行できる機能を外部機能と称する。なお、ICレコーダ200の有する外部機能は、上述した録音機能に限らず、例えば、表示機能、音声又は画像の再生機能等を含んでいてもよい。
以下、スマートフォン100の有する複数の機能のうち、スマートフォン100の備える内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を備える外部機器があるものを特定機能と称する。また、当該外部機器の有する複数の機能のうち、特定機能に対応する機能を特定外部機能と称する。本実施形態では、ICレコーダ200の他、スマートフォン100と通信できる外部カメラがあるものとする。本実施形態では、例えばスマートフォン100の有する内蔵機能のうち撮影機能と録音機能とが特定機能に含まれおり、また、ICレコーダ200の有する録音機能が特定外部機能に含まれているとして説明をする。
スマートフォン100の備える記録部130には、性能別外部機器DB131が設けられている。第1の実施形態に係る性能別外部機器DB131の構成の一例を図3に示す。図3に示すように、性能別外部機器DB131には、例えばスマートフォン100の特定機能とその性能、当該特定機能に類似する特定外部機能とその性能等が記録される。本実施形態では、例えば、スマートフォン100の有する録音機能の性能としてMP−3形式での録音ができること、撮影機能の性能として焦点距離28mmから100mmでの撮影ができることが記録されている。例えば、外部機器であるICレコーダ200の有する録音機能の性能としてはリニアPCM形式での録音ができることが記録されている。例えば、外部機器である第1のカメラの有する撮影機能の性能としては焦点距離300mmでの撮影ができること、録音機能の性能としてはMP−3形式での録音ができることが記録されている。例えば、外部機器である第2のカメラの有する撮影機能の性能としては焦点距離18mmでの撮影ができることが記録されている。なお、性能別外部機器DB131に含まれる情報は、各々の特定外部機能を示すアイコンに係る情報を含む。本実施形態では、制御装置であるスマートフォン100は、これらの情報を、外部機器であるICレコーダ200、第1のカメラ又は第2のカメラとの通信によって取得する。
ここで再び図1を参照して、本実施形態に係る制御システム1の構成について説明を続ける。ICレコーダ200の備える記録部230は、性能情報格納部231を備える。性能情報格納部231には、特定外部機器の有する特定外部機能に係る情報が記録されている。例えば本実施形態では、性能情報格納部231に記録されている情報は、ICレコーダ200の有する録音機能の性能を含む。録音機能にも各種性能があり、感度、指向性、S/N比、ゲイン、A/D変換のサンプリング周波数、A/D変換における細かさやダイナミックレンジ、周波数特性、記録方式、温湿度特性、電池性能、省エネ性能等を列挙することができる。制御部110は、スマートフォン100が使用される状況、シーン、ユーザのニーズ等の判定、内蔵機能性能と外部機能性能との比較等において、これらのどれかを使ったり、複数組み合わせて使ったりし得る。これにより、様々な要求性能が判定可能となる。これら各種性能は、標準化によって、スマートフォン100の類似機能と比較可能なように整理されていてもよいし、例えば外部機器の機種名などによって、スマートフォン100が、内蔵、又は外部のデータベースにアクセスして得た情報から類推されてもよい。
なお、スマートフォン100の記録部130及びICレコーダ200の記録部230は、それぞれ例えばフラッシュメモリのような不揮発性メモリを有するが、Static Random Access Memory(SRAM)やDynamic Random Access Memory(DRAM)のような揮発性メモリをさらに有していてもよい。また、スマートフォン100の記録部130及びICレコーダ200の記録部230は、それぞれ1つのメモリ等で構成されてもよいし、複数のメモリ等が組み合わされて構成されてもよい。
なお、スマートフォン100の制御部110と、表示制御部111と、ICレコーダ200の制御部210と、表示制御部211とは、Central Processing Unit(CPU)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Field Programmable Gate Array(FPGA)、Digital Signal Processor(DSP)又はGraphics Processing Unit(GPU)等の集積回路等を含む。スマートフォン100の制御部110と、表示制御部111と、ICレコーダ200の制御部210と、表示制御部211とは、それぞれ1つの集積回路等で構成されてもよいし、複数の集積回路等が組み合わされて構成されてもよい。また、スマートフォン100の制御部110と表示制御部111とが、1つの集積回路等で構成されてもよい。これら集積回路等の動作は、例えばスマートフォン100の記録部130、ICレコーダ200の記録部230又は集積回路等がその内部に備える記録領域に記録されたプログラムに従って行われる。
<制御システムの動作>
第1の実施形態に係るスマートフォン制御処理の一例を図4にフローチャートとして示し、これを参照して本実施形態に係る制御システム1の動作について説明する。なお、ICレコーダ200では第1の通信について待機状態であるとする。
ステップS101において、制御部110は、スマートフォン100の有する各々の内蔵機能を示すアイコン、すなわち機能別アイコンを表示部160に一覧表示させる。本ステップの処理は、例えば、スマートフォン100が電源オンとする操作をされたとき、スリープ状態を解除する操作をされたとき等に行われる。
ステップS102において、制御部110は、ユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて、ステップS101で表示したアイコンのうち特定機能を示すアイコンが選択されたか否かを判定する。本ステップの処理は、例えばユーザがステップS101において何れかの機能別アイコンを選択したときに実行される。なお、選択されたアイコンの示す機能が特定機能であるか否かは、例えば、制御部110が記録部130を参照して判定する。スマートフォン制御処理は、特定機能以外の内蔵機能が選択されたと判定された場合はステップS120へ進み、特定機能が選択されたと判定された場合はステップS103へ進む。
本実施形態では、ステップS102でユーザがスマートフォン100を操作して、動画モードを実行する場合を例として説明をする。なお、動画モードは、例えば動画撮影が実行される機能であり、特定機能に含まれる機能であるとする。
ステップS103において、制御部110は、ステップS102で選択された動画モードを実行するために、例えば内蔵表カメラ部141又は内蔵裏カメラ部142と内蔵収音部143とを起動する。以下、内蔵表カメラ部141と内蔵裏カメラ部142とのうち、例えば内蔵裏カメラ部142が起動する場合を例として説明を続ける。制御部110は、内蔵裏カメラ部142の取得する画像に基づいてライブビュー表示を開始する。なお、例えばユーザ操作に応じて、この時点で内蔵裏カメラ部142による動画撮影動作が開始される。
ステップS104において、制御部110は、例えば、選択された動画モードの実行によって取得された画像と音声とを解析する。ここで、第1の実施形態に係るスマートフォン100の動画モードが選択された時の様子を模式図として図5Aに示す。このときユーザU1は、ピヨピヨという鳴き声S1を発する鳥O1を注目被写体としてスマートフォン100を用いて動画撮影を開始しようとしているとする。このようなとき、例えば、制御部110は内蔵裏カメラ部142の取得する画像と内蔵収音部143の取得する音声とを解析してユーザU1が撮影したい対象物を判定し、鳥O1を注目被写体として特定する。その後、制御部110は、例えば、当該画像が適切な画質又は鳥O1に適した構図を有しているか否か、当該音声データが鳥O1の鳴き声S1を適切な音質、音量等で捉えているか否か等を判定する。さらに制御部110は、例えばユーザの操作、スマートフォン100の使用状況、スマートフォン100が使用されている場面等から、動画モードの実行に際して求められている特性を性能に係る要件として特定し、また、当該要件として求められている性能の程度を性能要件として取得する。
図4を再び参照して、本実施形態に係る制御システム1の動作について説明を続ける。ステップS105において、制御部110は、例えば第1の通信部121に外部機器との間で第1の通信を行わせ、外部機器から外部機器性能を取得する。また、このとき制御部110は、第1の通信によって当該外部機器が使用可能な状態であるか否かの情報を取得する。また、制御部110は、当該情報を性能別外部機器DB131へ記録する。第1の通信には、消費電力が少なく、常に通信イネーブル(待ち受け等)にできる、Bluetooth Low Energy(BLE)などを無線通信に利用すればよい。BLEの通信はコマンド主体で、このコマンド通信は通信期間が一過性であるから、通信回線を次々に切り替えられ、例えばBLEの通信を利用すれば通信相手の順次検索が可能となる。
以下、ステップS105において、例えば鳥O1がユーザの撮りたい被写体であること、鳥O1が鳴いていること等が検出され、鳥O1を被写体として動画撮影をするために要求される特性は適切な音質での録音であると判定された場合を例として説明を続ける。
ステップS106において、制御部110は、性能別外部機器DB131を参照し、内蔵収音部143の性能と外部機能実行部の外部機能性能とを比較して、高音質で録音できる、すなわち性能に係る要件を満たす外部機器があるか否かを判定する。制御部110は、このような判定によって、当該外部機器との連携によって性能向上ができるか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、性能向上可能であると判定された場合はステップS107へ進み、性能向上可能ではないと判定された場合はステップS108へ進む。
ステップS107において、制御部110は、ステップS104における解析の結果に基づき、現在の状況において、スマートフォン100の備える内蔵裏カメラ部142又は内蔵収音部143の性能が、性能に係る要件として求められている性能要件を満たしているか否かを判定する。すなわち、制御部110は、例えばスマートフォン100の現在の状況に応じて、何れの性能要件が要求されるかを判定し、また、スマートフォン100が当該性能要件を満たしているか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、性能要件を満たしていると判定された場合はステップS108へ進み、満たしていないと判定された場合はステップS110へ進む。なお、制御部110は、ステップS106又はステップS107の後にステップS108へ進む前に、内蔵裏カメラ部142による動画撮影動作を開始するようにしてもよい。
ここでは、単純化して、スマートフォン100が性能要件を満たしているか否かの判定ステップS107を、わかりやすく、「状況に応じて」、と書いているが、様々な性能向上策を盛り込んでも良い。この「状況」は、対象物の状態、ユーザの選んだ機能やその機能に関する各種性能(感度、指向性、S/N比、ゲイン、A/D変換のサンプリング周波数、A/D変換における細かさやダイナミックレンジ、周波数特性、記録方式、温湿度特性、電池性能、省エネ性能等)、操作の手順や過程などの特徴等に応じて判定される。当該判定は、これらのうちの一つに応じて行われてもよい。例えば、スマートフォン100の電池の消耗が激しい時には、対応する機能を有する外部機器があって、当該外部機器の電池残量が十分にある場合、他の性能が比較された結果にかかわらず、現在、スマートフォン100によって実行されている機能は、当該外部機器によって引き継がれて実行されてもよい。これは、極めて単純な判定で推奨が可能となる例となる。
ステップS108において、制御部110は、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて、当該動画モードを終了するか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、終了しないと判定された場合はステップS104へ戻りステップS108において終了すると判定されるまで動画モードを実行し、終了すると判定された場合はステップS109へ進む。ステップS109において、制御部110は、動画モードを終了するために、起動させていた内蔵裏カメラ部142と内蔵収音部143とを終了させる。その後、スマートフォン制御処理はステップS101へ戻る。
ステップS110において、制御部110は、スマートフォン100と当該外部機器とが連携して動画モードを実行可能であるか否かが判定される。本ステップにおいて連携可能ではないと判定されるのは、例えば、ステップS105で取得した情報に基づいて、現在、当該外部機器がユーザU1の周囲に存在しない等、当該外部機器が使用可能な状態ではないとき、存在はするが第2の通信が確立できない状態のとき等を含む。スマートフォン制御処理は、連携可能であると判定された場合はステップS111へ進み、連携可能ではないと判定された場合はステップS108へ進む。なお、第2の通信が確立できるか否かの判定は、連携することがユーザによって選択され、連携が開始される際に行われてもよい。
例えば、図3を参照して説明した本実施形態に係わる性能別外部機器DB131によると、ICレコーダ200と第1のカメラとが録音機能を有する。また、スマートフォン100の内蔵機能は性能要件を満たしていないとするとき、第1のカメラの録音機能はスマートフォン100の録音機能と同様のMP−3形式での収音であって、音質の向上は見込めない。このようなとき、制御部110は、現在の使用状況下ではICレコーダ200の録音に係る性能は、スマートフォン100の録音に係る性能と比べて高いと判定する。以下、ICレコーダ200が、連携可能な外部機器として判定された場合を例として説明を続ける。
ステップS111において、制御部110は、ICレコーダ200の使用をユーザU1に推奨する表示情報を表示部160に表示させる。ここで、第1の実施形態に係るスマートフォンによるICレコーダ推奨の様子を模式図として図5Bに示す。図5Bに示すように、制御部110は、例えば、きれいに録音できますという通知A1を表示部160に表示させる。したがって、ユーザU1は通知A1を見て、ICレコーダ200を使用すればよいことが分かる。ステップS112において、制御部110は、ユーザU1がスマートフォン100と推奨したICレコーダ200とを連携して使用すると選択したか否かを、例えばユーザU1の操作に応じた操作部150の出力に基づいて判定する。スマートフォン制御処理は、連携すると判定された場合はステップS113へ進み、連携しないと判定された場合はステップS108へ進む。
ステップS113において、制御部110は、スマートフォン100とICレコーダ200とによる動画モードを開始する。制御部110は、第1の通信部121にICレコーダ200の動作を開始させる制御信号を第1の通信によって送信させる。また、制御部110は、第2の通信部122にICレコーダ200との間で第2の通信を確立させ、当該第2の通信によってICレコーダ200が収音する音声データを取得する。ここで、第1の実施形態に係るスマートフォン100とICレコーダとの連携の様子の一例を模式図として図5Cに示す。図5Cに示すように、ユーザU1はスマートフォン100と、使用を推奨されたICレコーダ200とを連携して使用して、適切な画質及び画質で撮影したいと思う注目被写体について動画撮影を行うことができる。
図4を再び参照して、本実施形態に係る制御システム1の動作について説明を続ける。ステップS114において、制御部110は、スマートフォン100とICレコーダ200との連携を終了するか否かを、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて判定する。スマートフォン制御処理は、終了しないと判定された場合は本ステップにおいて終了すると判定されるまで当該連携を継続し、終了すると判定された場合はステップS115へ進む。ステップS115において、制御部110は、第1の通信によってICレコーダ200の動作を終了させる制御信号を送信し、当該連携を終了させる。その後、スマートフォン制御処理はステップS103へ戻る。なお、ステップS112で連携しないと判定された後、ステップS115で連携を終了する処理が行われた後、ステップS108へ進むようにしてもよい。
ステップS102で特定機能以外の内蔵機能が選択された場合、ステップS120において、制御部110は、選択された内蔵機能に含まれる機能を示すアイコンを表示部160に表示させる。ステップS121において、制御部110は、ステップS120で表示した機能を示すアイコンのうち何れかが選択されたか否かを、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて判定する。スマートフォン制御処理は、何れかの機能を示すアイコンが選択されたと判定された場合はステップS123へ進み、選択されてないと判定された場合はステップS122へ進む。ステップS122において、制御部110は、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて、機能別アイコンの一覧表示へ戻るか否かを判定する。本ステップは、例えばステップS121において操作部150が戻る、終了等のユーザの操作を検知した場合、操作部150が所定の時間ユーザの操作を検知しなかった場合等に行われる。スマートフォン制御処理は、戻ると判定された場合はステップS101へ戻り、戻ると判定されなかった場合はステップS120へ戻る。
ステップS123において、制御部110は、ステップS121で選択された内蔵機能に係る動作を開始させる。ステップS124において、制御部110は、当該内蔵機能の動作を終了させるか否かを例えばユーザ操作に応じて判定する。スマートフォン制御処理は、終了しないと判定された場合は本ステップで終了すると判定されるまで当該内蔵機能の動作に係る処理を継続し、終了すると判定された場合は当該内蔵機能の動作を終了させる処理を行い、ステップS101へ戻る。
なお、本実施形態では、スマートフォン100の性能が不足しているときに例えば性能別外部機器DB131を参照した結果、より高い性能を有する外部機器があれば、当該外部機器を検索すると説明したが、これに限定されない。本実施形態に係る技術は、例えば、スマートフォン100の性能が不足していると判定された時点で、当該性能を向上させることができる外部機器が使用できる状態か否かを検索するものであってもよい。また、このとき性能取得部112は、例えば第1の通信によって外部機器から外部機能性能を取得してもよい。さらに、本実施形態に係る技術は、例えば、スマートフォン100の特定機能が選択された時点で、当該検索を行ってもよい。また、スマートフォン100は、スマートフォン100の性能が不足していなくても、スマートフォン100の性能よりも高い性能を有する外部機器があれば、当該外部機器を推奨するように構成されていてもよい。また、制御部110は、性能要件を満たす外部機器が使用可能な状態ではないときに、当該外部機器を用意することで性能向上が見込める旨をユーザに提示してもよい。本実施形態では、スマートフォン100と外部機器とが通信を行い性能別外部機器DB131に含まれる情報を取得する例を示したが、これらの情報は、スマートフォン100と外部機器との通信以外の方法で、性能別外部機器DB131に記録されてもよい。
また、本実施形態では、通知A1のように文字列によって推奨表示をする場合を例として説明したが、これに限定されない。推奨表示は、例えばICレコーダ200を示すアイコンを表示して行うものであってもよい。
なお、本実施形態では、スマートフォン100と連携して使用できる外部機器の候補としてICレコーダ200と第1のカメラと第2のカメラとを示して説明したが、これに限定されない。外部機器は、特定外部機能と通信機能とを実行できる電子機器であればよく、1つであっても2つ以上の複数であってもよい。
なお、本実施形態では、ICレコーダ200のみが連携可能であるとユーザに推奨される場合を例として説明したが、これに限定されない。例えば、連携可能と判定される外部機器が複数検出された場合には、複数の外部機器が推奨されてもよい。このとき、推奨表示は、推奨される複数の外部機器が一覧表示されてもよいし、例えばユーザのスワイプ等の操作に基づいて順に表示されてもよい。また、推奨される外部機器の間に、例えば性能の優劣によって優先順位が付されていてもよい。この優先順位は、例えばユーザによって予め設定されていてもよいし、画質、音質、記録可能時間、バッテリー残量、ユーザの過去の選択履歴、使用頻度等に基づいて設定されてもよい。
<制御システムの利点>
このように、本実施形態に係る技術は、ユーザが選択したスマートフォン100の機能が実行されるとき、スマートフォン100の性能が当該機能の実行に足る機能実行時の状況に応じた性能を有しているか否かを判定する。また、内蔵機能性能と外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかを判定した結果は、例えば、内蔵機能実行部がスマートフォン100の機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて参照される。当該機能の実行に係る性能を向上できる外部機器があり、スマートフォン100の内蔵機能実行部が要求されている性能要件を満たしていないと判定される場合に、本実施形態に係る技術は、スマートフォン100と当該外部機器との連携をユーザに推奨する。したがって、ユーザは、本実施形態に係るスマートフォン100を使用すれば、スマートフォン100の性能によらず、適切な機器を使用して、選択した機能を使用することができる。
また、本実施形態に係る制御システム1は、例えばスマートフォン100とICレコーダ200との間で音声データについて通信しているときでも、第1の通信によって録音開始指示、ゲインの増減操作等のICレコーダ200の動作に係る制御信号の通信ができる。したがってユーザは、本実施形態に係る制御システム1を使用すれば、ICレコーダ200を含む特定外部機器の取得データを受信しながら、当該機器の操作ができる。
また、本実施形態に係る制御システム1では、例えばBLE等の低消費電力で通信待機できる第1の通信によって制御信号等を送受信し、例えばWi−Fi等の第2の通信によって外部機器の取得データを受信している。このように、本実施形態に係る制御装置は2つの異なる通信形態を用いて外部機器との通信を行うため、例えばライブビュー表示によって第2の通信が占有されていても、第1の通信では一過性の通信である制御信号等の送受信を、順次異なる外部機器との間で行うことができる。
例えば、スマートフォン100とICレコーダ200との連携時に第2の通信部122が行う第2の通信は、ICレコーダ200が取得する連続データ取得を含む継続的な通信である。第2の通信ではスルー画を送信するため、通信容量の多いWi−Fi通信などを想定しており、前述のBLE等を用いる第1の通信のような、簡単なアクセス、応答といった一過性の情報交換ではなく、通信確立に手間をかけるという意味でも、容量の大きなデータを順次送信するという点でも、回線を占有する通信となる。Wi−Fi等の第2の通信がデータ通信等によって占有されていても、BLE等の第1の通信は、もう一方の通信として自由にアクセスする相手を変える等して他の機器を検索可能である。
なお、例えば第2の通信が確立できない状況では、本実施形態に係る制御装置は、外部機器の設定条件、データ取得状況等を含む情報を第1の通信によって連携可能であると判定された外部機器から取得し、当該情報に基づいて、当該外部機器と連携した場合に取得できると想定されるデータに係る情報を補助表示として表示してもよい。当該補助表示は、例えば、外部機器性能であってもよい。また、当該補助表示は、アイコン表示でもよいし、図形、文字列等の表示でもよい。
[第2の実施形態]
本発明における第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点について説明し、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
<制御システムの構成>
第2の実施形態に係る制御システム1の構成例の概略をブロック図として図6に示し、これを参照して本実施形態に係る制御システム1の構成について説明する。以下、本実施形態に係る制御システム1が、例えば、スマートフォン100とICレコーダ200とレンズ型カメラ300とを含む場合を例として、制御システム1の構成及び動作について説明する。
本実施形態に係るスマートフォン100及びICレコーダ200の備える各部は第1の実施形態と同様であるとする。なお、本実施形態に係るICレコーダ200は、さらに撮像部241を備える。撮像部241は、光学系242を備える。撮像部241は、例えば撮像素子をさらに備え、光学系242を介して入射した光線が当該撮像素子の撮像面に結像した被写体像に基づいて画像データを生成して出力する。
レンズ型カメラ300は、制御部310と、記録部330と、撮像部341と、操作部350と、画像特徴抽出部360と、時計部370と、センサ部380とを備える。
制御部310は、レンズ型カメラ300の各部の動作に係る制御を行う。制御部310は、トリミング部311と、撮影制御部312と、ピント・画角情報部313と、画角制御部314と、リサイズ部315とを備える。トリミング部311は、画像に対してトリミング加工を施す。撮影制御部312は、例えば撮影に係る各種設定を行い、撮像部341による撮像を制御する。ピント・画角情報部313は、撮像部341の取得した画像に基づいて、レンズ型カメラ300による撮影時の焦点の状態、画角等の設定に係る情報を取得する。画角制御部314は、例えば、ピント・画角情報部313の出力に基づいて撮像部341による撮像の画角を制御する。リサイズ部315は、例えば、撮像部341の取得する画像に対してリサイズ加工を施す。
記録部330には、例えばレンズ型カメラ300の有する撮影機能が実行される時に取得される情報、レンズ型カメラ300の各部の動作に係る情報等が記録される。記録部330は、性能情報格納部331を備える。性能情報格納部331には、例えばレンズ型カメラ300の有する機能、当該機能の性能、当該機能を示すアイコンに係る情報等が記録されている。
撮像部341は、光学系342を備える。撮像部341は、例えば撮像素子をさらに備え、光学系342を介して入射した光線が当該撮像素子の撮像面に結像した被写体像に基づいて画像データを生成して出力する。操作部350は、ユーザの操作結果を取得する。また、操作部350は、例えば押しボタン、ダイヤル、スライダ、タッチパネル等を含む。画像特徴抽出部360は、例えば撮像部341の取得する画像に含まれる特徴を検出する。ここで抽出される画像特徴は、例えば、被写体の認識、被写体の判別等に用いられる。時計部370は、時刻情報を出力する。センサ部380は、例えば、電子コンパス、加速度センサ、輝度センサ、GPSセンサ等を含み、レンズ型カメラ300の筐体、周囲の状態を取得して出力する。
レンズ型カメラ300は、第1の通信部321と第2の通信部322とをさらに備える。第1の通信部321は、スマートフォン100の備える第1の通信部121と第1の通信によって通信する。第1の通信は、例えばスマートフォン100とレンズ型カメラ300との間での制御信号の送受信を含む。レンズ型カメラ300の第2の通信部322は、スマートフォン100の備える第2の通信部122と第2の通信によって通信する。第2の通信は、例えばスマートフォン100とレンズ型カメラ300との間でのレンズ型カメラ300の取得データの送受信を含む。
第2の実施形態に係るスマートフォン100とICレコーダ200とレンズ型カメラ300とを含む制御システム1の構成の一例を模式図として図7に示す。スマートフォン100は、図7に示すようなアダプタ190を備えていてもよい。このときICレコーダ200はアダプタ190の備えるICレコーダ取付け部191を介して、レンズ型カメラ300はアダプタ190の備えるレンズ型カメラ取付け部192を介して、それぞれスマートフォン100に固定されるような形態であってもよい。
本実施形態に係る性能別外部機器DB131には、少なくとも、撮影機能を有する外部機器としてICレコーダ200とレンズ型カメラ300とが、録音機能を有する外部機器としてICレコーダ200が記録されているとする。
<第2の実施形態に係る制御システムの動作>
第2の実施形態に係るスマートフォン制御処理の一例を図8A及び図8Bにフローチャートとして示し、これを参照して動画モードが選択される場合を例として本実施形態に係る制御システム1の動作について説明する。
ステップS201において、制御部110は、機能別アイコンを一覧表示した後、動画モードが選択されたか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、動画モード以外のスマートフォン100の内蔵機能が選択された場合、何も選択されなかった場合等、動画モードが選択されていないと判定された場合はステップS202へ進み、選択されたと判定された場合はステップS203へ進む。ステップS202において、制御部110は、選択されたスマートフォン100の内蔵機能に係る各々の処理を行う。その後、例えばスマートフォン制御処理はステップS201へ戻る。
ステップS203において、制御部110は、動画モードが選択されたため、動画モードを実行するためのスマートフォン100の備える各部を起動する。以下、ここで内蔵裏カメラ部142と内蔵収音部143とが起動される場合を例として説明を続ける。ステップS204において、制御部110は、内蔵裏カメラ部142より画像を取得し、内蔵収音部143より音声データを取得する。また、制御部110は、表示制御部111に取得した画像及び音声データに基づいて表示情報を生成させ、表示部160にライブビュー表示を開始させる。なお、音声データに基づいた表示情報は、例えば音量又は音声レベルを示すバー等を表示するための情報、音声取得中であることをユーザに通知するための情報等を含む。
ステップS205において、制御部110は、ユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて、ユーザがどのような動画撮影条件の調整を行ったのかに係る操作履歴情報を取得する。当該操作履歴情報は、例えば、ユーザが焦点距離を望遠側又は広角側に操作した、音声取得のゲインを増減した、露出を調整した等のユーザの操作結果に係る情報を含む。当該操作履歴情報は、例えば、ユーザが焦点距離を望遠端又は広角端まで操作した等、スマートフォン100の性能の限界まで操作したことをさらに含んでいてもよい。
ステップS206において、制御部110は、ステップ205で取得した操作履歴情報に基づいて、シーン判定、対象物判定、音量判定、操作判定を行う。例えば、制御部110は、シーン判定によって現在の撮影環境において、スマートフォン100の有する撮像感度が十分か否か等を判定する。例えば、制御部110は、対象物判定によって、ユーザが撮影しようとしている注目被写体を特定し、当該注目被写体に適した構図、画質の画像が得られているか否か、当該注目被写体の発する音声を適した音質で取得できているか否か等を判定する。例えば、制御部110は、音量判定によって、当該注目被写体の発する音声を十分な音量で取得できているか否か等を判定する。例えば、制御部110は、操作判定によって、ユーザがどのような撮影条件で動画モードを実行させようとしているのかを判定する。制御部110は、例えば、ユーザが音声取得のゲインを最大値まで操作した場合、ユーザはさらに高い音声取得のゲインで動画モードを実行したい可能性があると判定する。制御部110は、これらの判定処理を行うことにより、スマートフォン100の有する各々の内蔵機能に係る性能が、その時点の撮影環境において、ユーザの望む動画の取得に足る性能であるか否かを判定する。
このように、本実施形態に係るスマートフォン100は、内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信し、前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得し、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得し、前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかを判定し、前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて上記判定結果を参照する。ただし、この状況判定と性能比較判定や、そのための通信の順番は、変更しても良いことは言うまでもない。
以下、例えばステップS205乃至ステップS206において、ユーザが焦点距離を望遠端まで操作したことに基づいて、制御部110が、さらに望遠の性能を有する外部機器を推奨する場合を例として説明を続ける。
ステップS207において、制御部110は、ユーザがスマートフォン100の動画撮影機能の有する性能が実現できる望遠端までズーム操作したか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、望遠端まで操作されたと判定された場合はステップS208へ進み、望遠端まで操作されていないと判定された場合はステップS216へ進む。
ステップS208において、制御部110は、性能別外部機器DB131を参照し、また、第1の通信部121に第1の通信をさせて、スマートフォン100の有する撮影機能と比べてより望遠側を撮影できる外部機器があるか否かを判定する。ステップS209において、制御部110は、ステップS208の判定結果に基づいて、さらに望遠の外部機器が検出されたか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、検出されたと判定された場合はステップS210へ進み、検出されなかったと判定された場合はステップS216へ進む。
このように、本実施形態に係る制御装置であるスマートフォン100は、前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて性能比較判定をしてもよい。ただし、状況判定、性能比較判定、そのための通信の順番は、変更しても良いことは言うまでもない。また、本実施形態に係る制御装置は、内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信し、前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得し、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得し、前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかを判定するが、当該判定は予め行われてもよい。このように予め判定をやっておくと通信を何度もする必要がなくなる。一方で、本実施形態に係る制御装置は、状況判定を逐次行うような場合には、予め通信で結果を得ておいてもよいし、状況に応じて、比較すべき項目を変更して通信による比較を行ってもよい。あるいは、利用状況ごとと言うよりも、そのユーザ特有の嗜好などを判定して、推奨が行われてもよい。
ステップS210において、制御部110は、検出された外部機器を示すアイコンを表示部160に表示させ、ユーザに当該外部機器を推奨する。以下、ここで撮影機能を有する外部機器として性能別外部機器DB131に記録されているICレコーダ200とレンズ型カメラ300とのうち、レンズ型カメラ300が推奨された場合を例として説明を続ける。したがって、本ステップにおいて制御部110は、現在の状況ではスマートフォン100とレンズ型カメラ300とを連携させれば、より望遠での動画撮影が可能であることをユーザに対して推奨する。望遠のニーズがあること、あるいはそのような状況、シーンであることは、ここでは望遠端までのユーザ操作によって判定している。
このように、前記外部機能性能の方が、状況、シーン、ニーズなどで要求されている前記内蔵機能の性能よりも高ければ(状況、シーンにふさわしければ、ニーズに近ければ)、前記外部機器の使用を推奨する推奨制御部114と前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得する性能取得部112と、を備える制御装置があるので、ユーザはさらに高性能での機器利用を楽しむことができる。ニーズと書くと、ユーザに最初から、希望や思いがあるように見えるが、ここでは、シーンや操作等を判定してユーザに気付きを与えて、ニーズを引き出しているとも言える。ただし、ここでは、選択した機能や操作の状態といった要素で単純化した記載をして、説明を明解にしている。
ステップS211において、制御部110は、ステップS210において推奨表示されたレンズ型カメラ300を示すアイコンが選択されたか否かを例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて判定する。スマートフォン制御処理は、選択されたと判定された場合はステップS212へ進み、選択されていないと判定された場合はステップS216へ進む。
このような推奨と選択の関係は、機器やシステムが人工知能を有する場合に非常に重要である。当該関係は、装置やシステムとユーザとのコミュニケーションのような形とも捉えられ、問いかけと答えを繰り返すことによって、ユーザの好みが人工知能によって学習され、次回以降の推奨パターン、あるいは選択に反映されるような工夫を行うことができる。
このように推奨時の推奨データと、実際の選択の結果については、常に学習可能なように又は記録若しくは入力できるように、例えば、状況ごとのテーブル形式などで取り出せるようにしておくことが有効である。特に、状況や操作、ニーズを総合的に判定するのは難しいので、人工知能を利用すれば精度の向上が期待できる。
ステップS212において、制御部110は、スマートフォン100とレンズ型カメラ300との間での第2の通信を確立させるために第2の通信部122を動作させる。また、制御部110は、レンズ型カメラ300の電源をオンにするための制御信号を生成し、第1の通信によってレンズ型カメラ300へ送信する。ステップS213において、制御部110は、当該第2の通信が確立したか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、確立していないと判定された場合は本ステップで確立したと判定されるまでステップS212の処理を継続し、確立したと判定された場合はステップS214へ進む。
ステップS214において、制御部110は、レンズ型カメラ300の取得した画像を第2の通信によって取得し、当該画像に基づいてライブビュー画像を表示部160に表示させる。また、制御部110は、ここまで起動していたスマートフォン100の備える内蔵裏カメラ部142による撮影機能を終了させる。
ステップS215において、制御部110は、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいてレンズ型カメラ300を操作するための制御信号を生成し、当該制御信号を第1の通信によってレンズ型カメラ300へ送信する。また、制御部110は、当該制御信号に基づく操作後にレンズ型カメラ300が取得した画像を第2の通信によって取得し、当該画像に基づいて表示部160にライブビュー表示をさせる。したがって、ユーザは、操作が適用された後のライブビュー画像を見ながら、レンズ型カメラ300を操作できる。
ステップS216において、制御部110は、音声データの取得状況が良好か否かを判定する。スマートフォン制御処理は、良好であると判定された場合はステップS219へ進み、良好でないと判定された場合はステップS217へ進む。
ステップS217において、制御部110は、例えばステップS208と同様にして、スマートフォン100の備える内蔵収音部143と比べて収音性能の高い外部機器があるか否かを判定する。
ステップS218において、制御部110は、当該外部機器があるか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、当該外部機器がないと判定された場合は本ステップでは処理を行わずにステップS219へ進む。一方で、当該外部機器があると判定された場合は、制御部110は、ステップS210と同様にして当該外部機器を示すアイコンを表示して、ステップS211と同様にして当該アイコンが選択されたか否かを判定する。ここで当該アイコンが選択されたと判定された場合は既に第2の通信が確立しているため、ステップS214及びステップS215と同様の処理を当該外部機器に対して行う。その後、スマートフォン制御処理はステップS219へ進む。
以下、ステップS218においてICレコーダ200が推奨されてユーザによって選択された場合を例として説明を続ける。なお、何れの外部機器とも連携をしない場合には、例えばスマートフォン100の内蔵裏カメラ部142と内蔵収音部143とによって動画撮影動作が実行されることになる。
ステップS219において、制御部110は、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて、動画撮影を行うか否かを判定する。スマートフォン制御処理は、動画撮影を行うと判定された場合はステップS220へ進み、行わないと判定された場合はステップS221へ進む。
ステップS220において、制御部110は、連携すると選択されたICレコーダ200に対して収音を、レンズ型カメラ300に対して撮影を、それぞれ開始させる制御信号を生成し、各々の機器に対して当該制御信号を第1の通信又は第2の通信によって送信し、動画撮影を開始させる。その後、スマートフォン制御処理は、ステップS219に戻り、ステップS219において動画撮影を行わないと判定されるまで処理を続ける。
ステップS221において、制御部110は、動画撮影を実行した後の場合は、当該動画撮影によって取得された動画データ、音声データをファイル化して記録部130へ記録する。また、制御部110は、ICレコーダ200によって収音された音声データとレンズ型カメラ300によって撮影された動画データとを関連付ける。関連付けの代わりに、ICレコーダ200によって収音された音声データとレンズ型カメラ300によって撮影された動画データとを1つのファイルに記録してもよい。
ステップS222において、制御部110は、ICレコーダ200及びレンズ型カメラ300との連携を終了するか否かを、例えばユーザの操作に応じた操作部150の出力に基づいて判定する。スマートフォン制御処理は、連携を終了すると判定された場合はステップS223へ進み、終了しないと判定された場合はステップS219へ戻る。ステップS223において、制御部110は、スマートフォン100とICレコーダ200及びレンズ型カメラ300との第1の通信及び第2の通信を終了させる。その後、スマートフォン制御処理は、ステップS201へ戻る。
第2の実施形態に係るカメラ制御処理の一例を図9にフローチャートとして示し、これを参照してレンズ型カメラ300がスマートフォン100と連携して使用される場合を例に本実施形態に係る制御システム1の動作について説明を続ける。
ステップS301において、制御部310は、スマートフォン100から送信された第1の通信を受信するまで、レンズ型カメラ300を待機状態とする。スマートフォン100から第1の通信を受信した場合、カメラ制御処理は、ステップS302へ進む。
ステップS302において、制御部310は、スマートフォン100から送信された第1の通信によって性能情報が要求されているか否かを判定する。また、制御部310は、要求されていると判定した場合には、自機器の性能情報を性能情報格納部331から読み出し、第1の通信によってスマートフォン100へ送信する。要求されていないと判定された場合は処理を行わない。なお、本ステップの動作は、ステップS208に対応する。本ステップの動作は、性能情報が要求されていないときにも行われてよい。
ステップS303において、制御部310は、スマートフォン100から第1の通信で電源をオンとする制御信号を受信したか否かを判定する。カメラ制御処理は、受信したと判定された場合はステップS304へ進み、受信していないと判定された場合はステップS301へ戻る。なお、本ステップの動作は、ステップS212に対応する。
ステップS304において、制御部310は、例えばユーザの操作に応じた操作部350の出力に基づいて、レンズ型カメラ300を単独で動作させる。本ステップの処理は、例えばスマートフォン100とレンズ型カメラ300との連携が行われていないときに、ユーザがレンズ型カメラ300を単独で使用する場合に処理が行われる。カメラ制御処理は、ユーザがレンズ型カメラ300の使用を終了した場合、ステップS304においてレンズ型カメラ300が使用されていない場合等、レンズ型カメラ300の動作が終了した場合はステップS301へ戻る。なお、本ステップの処理は、第1の通信を受信したときに終了するようにしてもよい。
ステップS305において、制御部310は、第1の通信によって受信した当該制御信号に基づいてレンズ型カメラ300の電源をオンにする。また、制御部310は第2の通信を確立するための動作を開始する。本ステップの処理は、ステップS212に対応する。
ステップS306において、制御部310は、第2の通信が確立したか否かを判定する。レンズ型カメラ制御処理は、第2の通信が確立されたと判定された場合はステップS307へ進み、確立できていないと判定された場合はステップS301へ戻る。本ステップの処理は、ステップS213に対応する。
ステップS307において、制御部310は、撮像部341に撮像させて取得する画像に基づいて、ライブビュー表示のための表示情報を、第2の通信を用いてスマートフォン100へ送信する動作を開始する。本ステップの処理は、ステップS214に対応する。
ステップS308において、制御部310は、撮影条件の設定又は撮影指示といった操作信号を第1の通信によって受信したか否かを判定する。カメラ制御処理は、受信したと判定された場合はステップS309へ進み、受信していないと判定された場合はステップS310へ進む。本ステップの処理は、ステップS215及びステップS220に対応する。
ステップS309において、制御部310は、ステップS308で受信した操作信号に基づいて処理を行う。例えば撮影条件の設定指示を受信したとき、制御部310は、レンズ型カメラ300の撮影条件を設定する。また、撮影指示を受信したとき、制御部310は、撮像部341に撮影動作をさせる。
ステップS310において、制御部310は、レンズ型カメラ300とスマートフォン100との連携を終了する処理を行うか否かを例えばスマートフォン100から第1の通信で受信する制御信号に基づいて判定する。なお、本判定は、レンズ型カメラ300の備える操作部350の出力に基づいて行われてもよい。カメラ制御処理は、終了すると判定された場合はステップS311へ進み、終了しないと判定された場合はステップS307へ戻る。本ステップの処理は、ステップS223に対応する。
ステップS311において、制御部310は、レンズ型カメラ300の備える第2の通信部322の動作を終了させ、レンズ型カメラ300の電源をオフにする。
第2の実施形態に係るICレコーダ制御処理の一例を図10にフローチャートとして示し、これを参照してICレコーダ200がスマートフォン100とさらに連携して使用される場合を例に本実施形態に係る制御システム1の動作について説明を続ける。
ステップS401において、制御部210は、スマートフォン100から送信された第1の通信を受信するまで、ICレコーダ200を待機状態とする。スマートフォン100から第1の通信を受信した場合、ステップS402へ進む。本ステップの動作は、性能情報が要求されていないときにも行われてよい。
ステップS402において、制御部210は、スマートフォン100から送信された第1の通信によって性能情報が要求されているか否かを判定する。また、制御部210は、要求されていると判定した場合には、自機器の性能情報を性能情報格納部231から読み出し、第1の通信によってスマートフォン100へ送信する。要求されていないと判定された場合は処理を行わない。なお、本ステップの動作は、ステップS217に対応する。
ステップS403において、制御部210は、例えばユーザの操作に応じた操作部250の出力に基づいて、ICレコーダ200を単独で動作させるか否かを判定する。ICレコーダ制御処理は、単独でICレコーダ200を動作させると判定された場合はステップS404へ進み、動作させないと判定された場合はステップS405へ進む。ステップS404において、制御部210は、例えばユーザの操作に応じた操作部250の出力に基づいて、ICレコーダ200を単独で動作させる。当該動作の終了後、ICレコーダ制御処理はステップS401へ戻る。なお、本ステップの処理は、第1の通信を受信したときに終了するようにしてもよい。
ステップS405において、制御部210は、スマートフォン100から第1の通信によって電源オンとする制御信号等を受信したか否かを判定する。ICレコーダ制御処理は、受信したと判定された場合はステップS406へ進み、受信していないと判定された場合はステップS401へ戻る。本ステップの動作は、ステップS218に対応する。
ステップS406において、制御部210は、電源をオンとする制御信号に基づいてICレコーダ200の電源をオンにして、例えば第2の通信を確立するための動作を開始する。また、制御部210は、例えばスマートフォン100から第1の通信によって受信した操作信号に基づいて、ICレコーダの収音条件を設定する。制御部210は、第2の通信の確立後、収音を指示する制御信号を受信した場合は収音動作を開始させ、収音を終了する制御信号を受信するまで動作を続ける。その後、制御部210は、例えばICレコーダ200とスマートフォン100との連携を終了する制御信号を受信したとき、第2の通信を終了させ、ICレコーダ200の電源をオフとする。ICレコーダ制御処理はステップ401へ戻る。本ステップの処理は、ステップS218乃至ステップS223に対応する。
なお、本実施形態では、ユーザが望遠端まで操作したことと、音声データの取得状況とに基づいて推奨される外部機器が判定される場合を例として説明したが、これに限定されない。例えば、注目被写体を判定して注目被写体に適した構図で画像を取得できるカメラが推奨されてもよいし、暗いシーンと判定されたときに高感度特性(常用感度)を有するカメラが推奨されてもよい。また、例えば夜景の撮影時等、明暗差が激しいと判定されたシーンでは当該撮影シーンに適したダイナミックレンジを有するカメラが推奨されてもよい。さらに、例えば風景の撮影時等、高周波被写体を含むと判定されたシーンでは、当該撮影シーンに適した画素数や画素ピッチを有する撮像素子を備えるカメラ、当該撮影シーンに適したMTF特性を有するレンズを備えるカメラ等が推奨されてもよい。このように、本実施形態に係る制御装置は、シーン、状況、操作などに応じて外部機器を推奨することができる。
<第2の実施形態に係る情報通信装置の利点>
本実施形態に係る制御システム1は、第1の実施形態で得られる利点に加えて、以下のような利点を有する。本実施形態に係る制御システム1は、スマートフォン100の取得したユーザの操作履歴情報に基づいて、シーン判定、対象物判定、音量判定、操作判定を行い、スマートフォン100の有する各々の内蔵機能に係る性能が、ユーザの選択した機能を実行する十分な性能を有しているか否かを判定する。したがって、本実施形態に係る制御システム1を使用すれば、ユーザは、選択した機能を、より適切な性能を有する外部機器を用いて実行できるようになる。
ここで、機能と書いたが、スマートフォンなど携帯端末、情報処理装置では様々な機能があり、それを拡張できる。ここで、特に注力して説明したのが、情報取得機能であるが、情報取得用の機能でも、単純に性能といっても各種性能があり、これらのうちのどの要素が拡張可能かを判定する必要がある。つまり、波長特性、感度、指向性、S/N比、ゲイン、A/D変換のサンプリング周波数、A/D変換の細かさやダイナミックレンジ、周波数特性、フレームレート、記録方式、温湿度特性、電池性能、省エネ性能等を、この候補として列挙することができる。本実施形態に係る制御システム1は、シーン、状況、操作などに応じて、この機能拡張的な通信連携を行う。
カメラに類した機能の性能では、絞り、シャッタースピード、感度、焦点距離、画角、ピント合わせ性能やレスポンスなどの限界特性などを上げることができる。本実施形態に係る制御システム1は、状況に応じて、これらのどれかを使ったり、複数組み合わせて使ったりし得る。これにより、様々な要求性能が判定可能となる。また、情報再生系では、色再現性など忠実度や、ゲインやS/N比や明るさや周波数特性などに係る内蔵機能性能又は外部機能性能を整理してデータベースへ記録しておき、これら性能が比較可能なようにしておけばよい。
<変形例>
なお、制御システム1が、スマートフォン100のような情報通信端末を含む場合を例として説明したが、これに限定されない。制御システム1は、スマートフォン100の代わりに、例えば、タブレットPC、カメラ等の、1つ以上の内蔵機能と通信機能とを実行できる電子機器を含んでいてもよい。また、本実施形態において、スマートフォン100とICレコーダ200又はレンズ型カメラ300とは通信をするが、この通信の形態は、有線であっても無線であってもよく、さらにインターネット等の通信回線を介して行われるものであってもよい。したがって、外部機器はIoT機器に含まれるものであってもよい。なお、インターネット等の通信回線を介して通信が行われる場合には、スマートフォン100とICレコーダ200とレンズ型カメラ300とが、例えばそれぞれGPSセンサを備え、GPS測位値等を取得して各々の自機器の位置情報を取得できるようにしてもよい。
また、ユーザが動画モードを選択する場合の外部機器の推奨について説明したが、これに限定されない。例えばスマートフォン100で音楽再生の機能を選択したときに、スマートフォン100の外部にあるスピーカ等を推奨してもよいし、例えば動画再生の機能を選択したときにTVやPC用ディスプレイ等の画面表示機能を有する機器等を推奨してもよいし、例えば動画再生機能の実行時にTV等の画面表示機能を有する機器と同時にスピーカ等の音声出力機能を有する機器を推奨してもよい。
また、性能別外部機器DB131に記録される情報は、例えば、予め登録等が行われて記録されていてもよいし、ICレコーダ200又はレンズ型カメラ300等の外部機器に係る情報が性能別外部機器DB131に記録されていない場合等に取得されて記録されてもよい。なお、外部機器に係る情報が性能別外部機器DB131に記録されていない場合は、例えばスマートフォン100に当該外部機器が初めて接続されたとき等を含む。さらに、スマートフォン100の有する内蔵機能が選択されたときに、選択された内蔵機能に類似する機能を実行できる外部機器があるか否かを、第1の通信によって検索して判定してもよい。
また、制御部110は、連携可能な外部機器がユーザの周囲に発見されなかった場合でも、例えば当該外部機器が性能別外部機器DB131に記録されており、かつ、当該外部機器の実行できる外部機能の性能がスマートフォン100の実行する内蔵機能の性能と比べて高い場合には、当該機器があれば使用すると良い旨をユーザに通知するような推奨表示を行ってもよい。
また、外部機器は、例えばテレビ、PCディスプレイ、スピーカ、PC、スマートフォン等であってもよい。また、スマートフォン100の代わりに、例えばカメラが用いられる場合等は、交換レンズ、ストロボ等が外部機器に含まれていてもよい。さらに例えば、内視鏡のような処置具に本技術を適用してもよく、ユーザに使用できる外部機器を推奨するようにしてもよい。第1の実施形態及び第2の実施形態においては、撮影という切り口を重視した説明を行ったが、これに限定されない。周辺装置の検索及び通信が簡単にできることは便利であって需要が高いため、本技術は、民生用途のみならず、シーン、状況、操作などに応じて、機能拡張的な通信連携を行うものであれば、産業用途、医療、バイオ用途の観察用、診断用の機器においても、広く利用可能である。
なお、ユーザによって選択された機能に係る動作が、推奨された外部機器によって実行されているとき、スマートフォン100が該外部機器の取得しているデータを第2の通信によって取得する場合を例として説明したが、これに限定されない。例えば、スマートフォン100の備える時計部170、ICレコーダ200の備える時計部270、レンズ型カメラ300等の出力に基づいて、各々の機器が取得するデータを同期させ、後に関連付けて記録することができるようにしてもよい。データ間の同期は、例えば外部機器がデータ取得を開始する時に、同期信号を第1の通信によってスマートフォン100へ送信して行うようにしてもよい。
なお、スマートフォン100の備える操作部150の出力に基づいて推奨された外部機器の選択、連携終了の操作に係る判定が行われると説明したが、これに限定されない。例えば、ICレコーダ200の備える操作部250、レンズ型カメラ300の備える操作部350の出力に基づいて判定が行われてもよく、スマートフォン100と外部機器との間の通信が切断されたときに判定が行われてもよい。
なお、スマートフォン100とICレコーダ200又はレンズ型カメラ300とは、例えばアダプタ190を介して取り付けできるとして説明をしたが、これに限定されない。このような外部機器は、使用者が持って使用されてもよいし、スマートフォン100以外のものに取り付けて使用されてもよい。
なお、フローチャートで示した各々の処理、及び各々の処理内の各ステップは、その順序を変更でき、また、追加及び削除もできる。これら各々の処理は、記録部130、記録部230又は記録部330等に記録された各々のプログラムによって実行される。各々のプログラムは、予めスマートフォン100、ICレコーダ200又はレンズ型カメラ300の内部に記録されていても、別の記録媒体に記録されていてもよい。これらスマートフォン100、ICレコーダ200、レンズ型カメラ300又は別の記録媒体への記録の方法は様々であり、製品出荷時に記録されるものでもよく、配布された記録媒体が利用されて記録されるものでもよく、インターネット等通信回線が利用されて記録されるものでもよい。さらに、プログラムという切り口のみならず、人工知能(AI)による判定なども利用可能で、ユーザの行動を判定して、どのようなシーンでどのような機材がよく選択され、よく使われているかをAIが継続的に学習、あるいは、第三者の行動様式を学習させておけば、関連機器の検索、レコメンドは、より広い分野で利用可能となる。また、AIに限らず、DSP等を用いたニューラルネットワークを利用してもよい。
<付記>
なお、本発明の上記実施形態には、以下の発明も含まれる。
[1]
所定の機能を実行するように構成された内蔵機能実行部と、
前記内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器が記録される記録部と、
前記記録部から前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得する性能取得部と、
前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得して前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち何れの性能が高いかを判定する判定部と、
前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨する推奨制御部と、
前記外部機器の使用が選択されたときに当該外部機器との間で通信を行い、前記外部機能実行部の動作に係る情報の送受信を行う通信部と
を備える制御装置。
[2]
前記性能取得部は、前記通信によって外部機能性能を取得して記録部へ記録する、
[1]に記載の制御装置。
1…制御システム、100…スマートフォン、110…制御部、111…表示制御部、112…性能取得部、113…判定部、114…推奨制御部、121…第1の通信部、122…第2の通信部、130…記録部、131…性能別外部機器DB、141…内蔵表カメラ部、142…内蔵裏カメラ部、143…内蔵収音部、150…操作部、160…表示部、170…時計部、200…ICレコーダ、210…制御部、211…表示制御部、212…収音制御部、221…第1の通信部、222…第2の通信部、230…記録部、231…性能情報格納部、241…撮像部、242…光学系、243…収音部、250…操作部、260…表示部、270…時計部、300…レンズ型カメラ、310…制御部、311…トリミング部、312…撮影制御部、313…ピント・画角情報部、314…画角制御部、315…リサイズ部、321…第1の通信部、322…第2の通信部、330…記録部、331…性能情報格納部、341…撮像部、342…光学系、350…操作部、360…画像特徴抽出部、370…時計部、380…センサ部。

Claims (13)

  1. 所定の機能を実行するように構成された内蔵機能実行部と、
    前記内蔵機能実行部の機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信する通信部と、
    前記内蔵機能実行部の性能を内蔵機能性能として取得して、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得する性能取得部と、
    前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかの判定を行う判定部と、
    前記内蔵機能実行部が前記機能を実行しているときに機能実行時の状況に応じて前記判定の結果を参照し、前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨する推奨制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記判定部は、
    性能に係る要件を取得し、
    前記外部機能性能が前記要件を満たしているか否かを判定し、
    前記推奨制御部は、前記外部機能性能が前記要件を満たしているとき、前記外部機器の使用を推奨する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定部は、前記内蔵機能性能が前記要件を満たしているか否かをさらに判定し、
    前記推奨制御部は、前記内蔵機能性能が前記要件を満たしておらず、前記外部機能性能が前記要件を満たしているとき、前記外部機器の使用を推奨する、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記判定部は、
    前記要件として求められている特性を特定し、
    求められている前記特性についての前記外部機能性能が前記内蔵機能性能よりも高いとき、前記要件を満たしていると判定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記内蔵機能実行部の動作を操作するための操作部をさらに備え、
    前記判定部は、前記操作部への操作履歴に基づいて、前記求められている特性を特定する、
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記判定部は、
    前記要件として求められている前記性能の程度を性能要件として特定し、
    前記外部機能性能が前記性能要件よりも高いとき、前記要件を満たしていると判定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記判定部は、前記内蔵機能性能が前記性能要件よりも低いか否かをさらに判定し、
    前記推奨制御部は、前記内蔵機能性能が前記性能要件よりも低く、前記外部機能性能が前記性能要件よりも高いとき、前記外部機器の使用を推奨する、
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記性能取得部は、前記通信によって前記外部機器が使用できる状態にあるか否かの情報を取得し、
    前記推奨制御部は、前記外部機器が使用できる状態であるときに前記外部機器の使用を推奨する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御装置。
  9. 前記性能取得部は、前記通信によって前記外部機器が使用できる状態にあるか否かの情報を取得し、
    前記推奨制御部は、前記外部機器が使用できる状態ではないときに前記外部機器の用意を推奨する、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御装置。
  10. 前記通信部は、前記推奨制御部が推奨した前記外部機器の使用が選択されたときに当該外部機器との間で通信を行い、前記外部機能実行部の動作に係る情報の送受信を行う、請求項1に記載の制御装置。
  11. 前記通信部は、第1の通信部と第2の通信部とを備え、
    前記第1の通信部は、前記外部機器を検索する通信を含む第1の通信を行い、
    前記第2の通信部は、前記外部機器が取得するデータを含む通信を含む第2の通信を行い、
    前記第2の通信は、前記第1の通信と比べて高速である、
    請求項1に記載の制御装置。
  12. 請求項1乃至11の何れか1項に記載の制御装置と、
    1つ以上の前記外部機器と
    を備える、制御システム。
  13. 所定の機能を実行することと、
    前記機能と同一の機能を実行するように構成された外部機能実行部を有する外部機器と通信することと、
    前記機能の性能を内蔵機能性能として取得して、前記通信によって前記外部機能実行部の性能を外部機能性能として取得することと、
    前記内蔵機能性能と前記外部機能性能とのうち比較可能な所定機能について何れの性能が高いかの判定を行うことと、
    前記機能が実行されているときに機能実行時の状況に応じて前記判定の結果を参照し、前記外部機能性能の方が前記内蔵機能性能よりも高ければ前記外部機器の使用を推奨することと
    を含む制御方法。
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