JP2018076624A - 水着 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保水性生地部(6a−6d)と通常生地部分(7a−7b)を含む水着(5)であって、保水性生地は凹凸を有し、保水性生地部分(6a−6d)は少なくとも臀部を覆う位置に配置され、通常生地部分(7a−7b)はその他の部分に配置されている。保水性生地は二重編物又は二重織物であり、接結(ステッチ)がある部分がとない部分があり、接結(ステッチ)がある部分が凹部であり、接結(ステッチ)がない部分が凸部である。
【選択図】図3
Description
図11に示す保水性測定装置20を用いて測定した。タテ10cm、ヨコ10cm、面積100cm2の生地23を弛み、折り目がないように冶具22で広げてばねばかり21に吊り下げ、容器24の中に入れた20℃ないし24℃の水25につけ、ゆっくりと持ち上げて水が滴らなくなるまで待ち、重量を測定する。
<伸長率>
JIS L1096 A法 カットストリップ法に従って測定した。試験片の幅5cm、つかみ間隔20cmとした。初荷重は試験片の幅で1mの長さにかかる重力に相当する荷重とした。引張速度20cm/minとした。17.7N(1.8kg)荷重時の伸長率(%)を測定した。伸長率はストレッチ性を示す。
<着用試験>
大学生競泳選手男子8名、女子7名により、1日2時間で15日間のインターバルトレーニングに使用して着用試験をした。着用者には水流抵抗感の有無を評価してもらい、水中姿勢はモニターカメラで観察して評価した。
図7〜9に示す測定方法及び装置を使用した。図7Aはこの測定に使用する円筒状基体(モデル)の側面図、図7Bは図7AのI−I線断面図である。この円筒状基体(モデル)31の先端33は球面状であり、後端34は先細り状である。円筒部32には水着の生地サンプル39を取り付ける。取り付けは円筒部32に生地サンプル39を巻き付け、円筒状治具38a,38bで押さえ、先端部33と後端部34を挿入する。円筒部32に取り付ける生地サンプル39の面積は約0.019m2である。円筒部32の下部には、おもり35を挿入する。また円筒状基体(モデル)31の軸部には中空部(パイプ)36を入れておき、ここに図8〜9に示すようにワイヤ37を挿入する。円筒状基体(モデル)31の水中における重さは水着生地を取り付けた状態で0.3N、体積は1.7×10-4m3とした。全体は樹脂製である。中空部36は直径2.3mmとした。モデル31は直径30mm,長さ300mmで、生地を装着する部分が200mmであった。質量は、装着した生地サンプルを含めて88gになるようにし、生地およびモデルの浮力を考慮し基体の内部に錘を装着して、水中での重さが0.3Nとなるよう統一した。
u2=k2/t2
Δt=t2
(但し、k1は図9のレーザ点47から第1測定ポイント48までの落下距離(mm)、t1は図9のレーザ点47から第1測定ポイント48までの通過時間(秒)、k2 は第1測定ポイント48から第2測定ポイント49までの落下距離(mm)、t2は第1測定ポイント48から第2測定ポイント49までの通過時間(秒)、本例の場合k1は100mm、k2は200mmとした。)
<編物>
(1)保水性生地
ポリエステルマルチフィラメント生糸(171decitex、85decitex)、とスパンデックス繊維(44decitex)を使用し、22ゲージのダブルニット編機(丸編機)を使用して図5〜図6に示す二重編み組織の編物を編成した。この編物を染色した。この編物は単位面積当たりの質量(目付)360g/m2であった。凹凸形状はともにタテ約10mm、ヨコ約8mmの長方形であり、静置状態における厚さは凹部が約1mm、凸部が約3mmであった。この編物は凹凸形状の長方形の長辺が人体の身長方向になるように水着に配置する。このように方向性をそろえてこの編物を図7〜9の測定装置で測定した摩擦抵抗値は、0.090であった。また、この編物の伸長率はタテ方向(体長方向)75%,ヨコ方向55%であった。
(2)通常生地
ポリエステルマルチフィラメント加工糸(33decitex、56decitex)を使用し、32ゲージのトリコット編機を使用してハーフトリコット組織の編物を編成した。この編物を染色した。撥水処理はしていない。この編物は単位面積当たりの質量(目付)200g/m2であった。この編物を図7〜9の測定装置で測定した摩擦抵抗値は0.084であった。この編物の伸長率はタテ方向(体長方向)43%,ヨコ方向136%であった。
<水着>
得られた編物を用いて図1〜2に示す競泳者練習用水着を縫製した。この水着の乾燥時質量は125g、保水後の質量は650gであった。結果は表1にまとめて示す。
保水性生地を使わず、保水性生地の部分も通常生地とした以外は実施例1と同様に水着を縫製した。この水着の乾燥時質量は94g、保水後の質量は320gであった。結果は表1にまとめて示す。
通常生地を使わず、通常生地の部分も保水性生地とした以外は実施例1と同様に水着を縫製した。この水着の乾燥時質量は155g、保水後の質量は1180gであった。結果は表1にまとめて示す。
実施例1の保水性生地と通常生地を使用し、図3A−Bに示す水着を縫製した。この水着の乾燥時質量は100g、保水後の質量は756gであった。結果は表1にまとめて示す。
保水性生地を使わず、保水性生地の部分も通常生地とした以外は実施例2と同様に水着を縫製した。この水着の乾燥時質量は56g、保水後の質量は190gであった。結果は表1にまとめて示す。
2,6a−6d,10 保水性生地部分
3,7a−7b,9a−9c 通常生地部分
4 生地のない部分
11 保水性生地
12 凸部
13 凹部
14 表地
15 裏地
16 フリー糸
17 接結糸(ステッチ糸)
20 保水性測定装置
21 ばねばかり
22 冶具
23 生地
24 容器
25 水
31 円筒状基体(モデル)
32 水着生地
33,46 モデルの先端
34 モデルの後端
40 摩擦抵抗測定装置
41 水槽
42 水
43 遮蔽シート
44 ランプ
45 ハイスピードカメラ
47 レーザ点
48 第1測定ポイント
49 第2測定ポイント
50 人体骨格
51 頭蓋骨
52 外果前方
53 肩峰
54 重心
55 丹田
56 大転子
Claims (7)
- 保水性生地部分と通常生地部分を含む水着であって、
前記保水性生地は凹凸を有し、前記保水性生地部分は少なくとも臀部を覆う位置に配置され、
前記通常生地部分はその他の部分に配置されていることを特徴とする水着。 - 保水性生地部分と通常生地部分を含む水着であって、
前記保水性生地は凹凸を有し、前記保水性生地部分は少なくとも着用者の重心を覆う位置に配置され、
前記通常生地部分はその他の部分に配置されていることを特徴とする水着。 - 前記保水性生地は、二重編物又は二重織物であり、接結(ステッチ)がある部分がとない部分があり、前記接結(ステッチ)がある部分が凹部であり、前記接結(ステッチ)がない部分が凸部である請求項1又は2に記載の水着。
- 前記凹凸は規則的に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の水着。
- 前記水着は、保水後質量が300〜1,000gである請求項1〜4のいずれかに記載の水着。
- 前記保水性生地は、単位面積当たりの保水後質量が1500〜4000g/m2である請求項1〜5のいずれかに記載の水着。
- 前記通常生地は、単位面積当たりの保水後質量が500〜900g/m2である請求項1〜6のいずれかに記載の水着。
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
US1562720A (en) * | 1922-08-10 | 1925-11-24 | Fred L Pettee | Bathing garment |
JPS6086514U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-14 | ジエイエーライフサービス株式会社 | 練習用水着 |
US5659898A (en) * | 1994-10-18 | 1997-08-26 | Bell, Jr.; Charles | Exercise suit having flexible elongated weights between elastic fabric layers |
CN203555187U (zh) * | 2013-11-05 | 2014-04-23 | 北京服装学院 | 分体式训练用阻力泳装 |
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2016
- 2016-11-11 JP JP2016220159A patent/JP6549083B2/ja active Active
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