JP2018075075A5 - - Google Patents

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送信コイル105と送信機107は送信部として機能し、送信機107が生成する高周波信号を送信コイル105に送信することにより送信コイルから高周波磁場が照射される。受信コイル106と受信機108は受信部として機能し、受信コイル106が検出した核磁気共鳴信号は受信機108を通して計算機109に送られる。なお、図2では、送信コイル105と受信コイル106とに別個のものを用いる場合を示しているが、送信コイル105と受信コイル106との機能を兼用する1つのコイルで構成してもよい。
本実施形態のMRI装置では、被検体の所定の物性値の影響を含む核磁気共鳴信号を発生さるパルスシーケンスが格納されている。所定の物性値は、被検体の酸素量特性を反映した物性値であり、例えば、磁化率や 或いは「 との差R’」などである。 及び は、それぞれ、真の横緩和時間 の逆数、みかけの横緩和時間 の逆数であり、TEの異なる複数のエコー信号を用いて算出することができる。一般に (T )はグラディエントエコーを用いて、 (T )はスピンエコーを用いて算出される。
これらの処理は、図3に示す酸素摂取率分布算出部330の各部により実現することができる。すなわち、図3(a)に示ように、酸素摂取率分布算出部330は、複素画像Iから酸素摂取率を反映した物性値分布を算出する物性値分布算出部331と、算出した物性値分布から、少なくとも2つ種類以上の生体組織に分離した組織分離画像を算出する組織分離部332と、組織分離画像のいずれかを酸素摂取率に対応する画素値に変換する酸素摂取率変換部333と、組織分離画像において、任意の画素の画素値とその周囲の画素の平均値が略等しいという条件に基づいて酸素摂取率分布を推定する酸素摂取率分布推定部334と、を備える。酸素摂取率分布算出部330は、図3(b)に示すように、酸素摂取率分布推定部334が算出した推定酸素摂取率分布に対して補正を行う補正部を備えていてもよい。図示する例では、酸素摂取率分布算出部330は、任意の静脈の酸素摂取率と脳全体の酸素摂取率の平均値が略等しいという条件に基づいて部分体積により低下した酸素摂取率を補正し、最終的な酸素摂取率分布を得る部分体積効果補正部335を備える。
計測された各エコーkr、kp、ksを座標軸とする3次元のk空間上(メモリ空間)に配置される。このとき、一つのエコーはk空間上でkr軸に平行な1ラインを占める。このRSSGシーケンス550により得られる絶対値画像は、TEが短いエコーの場合はT1(縦緩和時間)強調画像、TEが長いエコーの場合は画素内の位相分散を反映した 強調画像となる。
本実施形態の磁化率分布算出部331は、これらの方法を用いて定量的磁化率(QSM)分布を算出する。本実施形態では、いずれの方法を用いて定量的磁化率分布を算出してもよい。
本実施形態では、粒状成分を分離した後、静脈成分を分離するので、磁化率分布において高磁化率となる淡蒼球や赤核、黒質などの鉄タンパク(フェリチン)沈着組織を取り除いた静脈の磁化率分布を算出することができる。
ここで、任意の静脈の酸素摂取率をOEFSSS、バイナリマスクM内にある画素数をN、画素位置iにおける生体組織の酸素摂取率をOEF(i)とすると、上述した条件(任意の静脈の酸素摂取率と脳全体の酸素摂取率の平均値が等しいという条件)は、式(8)で表すことができる。PVCは式(8)を満たすための部分体積効果補正係数である。
Figure 2018075075
任意の静脈の酸素摂取率OEFSSSは、例えば、組織分離処理において、静脈として分離された画像(磁化率分布画像)から任意の静脈に相当する1ないし複数の画素を選択し、その変換処理S1103後の酸素摂取率を用いることができる。
以上の処理S1101〜S1105により、図4の酸素摂取率分布算出処理(酸素量特性算出)S1003が完了する。なお、図6に示すフローは一例であり、その一部の処理を省いたり、順番を入れ替えたりすることも本実施形態に含まれる。例えば、図6の部分体積効果補正を省いたり、部分体積効果補正を組織分離画像算出後や酸素摂取率変換後に実施したりすることもあり得る。また部分体積効果補正以外に、適宜フィルタなどを用いた平滑処理などを施してもよい。さらに、算出した酸素摂取率を用いて、その他の酸素量特性、例えば酸素飽和度や酸素代謝率などを算出することも可能である。
[画像表示:S100
酸素摂取率分布算出部330が算出した酸素摂取率分布や磁化率分布は、ディスプレイ110(図)に表示することができる。或いは外部記憶装置111に画像データとして格納し、所望の表示装置で表示されてもよい。表示の形態は、特に限定されず、例えば酸素摂取率分布は、図8(c)に示すような等高線やカラーマップとして表示することができる。
本実施形態においても計算機109及び酸素摂取率算出部330の構成は、第一実施形態と同様であるが、計測制御部310は2つ以上の複数のエコー時間のエコーを計測し、エコー時間が異なる複数の複素画像を取得する制御を行う。また物性値分布算出部331、及び酸素摂取率変換部333の処理内容が異なる。具体的には、また物性値分布算出部331では、複数のエコー時間の複素画像から、R 分布を算出し、酸素摂取率変換部333では、R 分布の各画素値を酸素摂取率に変換する。本実施形態では、図3における物性値分布算出部331は、R 分布算出部と読み替える。
[酸素摂取率変換:S1103]
酸素摂取率変換部333は、S1102で分離した静脈のR 分布の各画素値(R 値)を酸素摂取率に変換する。静脈のR 値は、デオキシヘモグロビンの濃度、すなわち酸素摂取率に比例することが知られている(Xiang He他、 ” Quantitative BOLD: Mapping of Human Cerebral Deoxygenated Blood Volume and Oxygen Extraction Fraction: Default State”、 Magnetic Resonance in Medicine、2007年、57巻、115−126頁の式1と式2を参照)。ここで、静脈の横緩和速度をR、ヘマトクリット(血液中に占める血球の体積の割合を示す数値)をHct、単位ヘマトクリットあたりの動静脈間の磁化率差をΔχdoとすると、酸素摂取率OEFは式(11)で表される。
なお第一実施形態で説明した変形例、例えばモルフォロジーフィルタバンク以外の組織分離方法を採用することや、図4に示す手順の入れ替え、部分体積効果補正の省略等は、本実施形態においても同様に適用することができる。
が求められるパルスシーケンスとしては、例えば図10に示すように、反転パルス702−2や702−3を追加したMulti−echo SEシーケンス750を用いることができる。このシーケンスの詳細な説明は省略するが、このシーケンスでは、図5のGrEシーケンスと同様に、複数のTEの異なるエコー710、711が得られる。これらのエコーは静磁場の不均一の影響を含まないスピンエコーであり、図10のシーケンスを、スライス方向及び位相エンコード方向の各エンコード量を異ならせて繰り返すことにより複数のSE画像用データ(k空間データ)が得られる。画像再構成部320はこれら画像用データを再構成し、TEが異なる複数のSE画像を得る。
[R 分布(R’分布)算出:S1101]
第二実施形態のR 分布(R’分布)算出ステップS1101と同様に、物性値算出部(R 分布算出部)331はTEの異なる複数の画像の強度情報を用いて、画素毎に見かけの横緩和速度R を算出し、R 分布を得る。計測において、GrE系パルスシーケンスのみを用いた場合にはR 分布が得られるが、第二実施形態の変形例のようにSE系パルスシーケンスを併用した場合にはR’(=R )分布が得られる。以下、R 分布とR’ 分布を代表して、R 分布が得られたものとして説明する。

Claims (1)

  1. 請求項4記載の磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記酸素量特性分布推定部は、
    脳組織の酸素量特性の任意の画素の画素値とその周囲の画素の平均値が略等しいという条件と、
    脳組織の酸素量特性の任意の画素の周囲の平均値と、静脈の酸素量特性の任意の画素の周囲の平均値が略等しいという条件とに基づいて前記対象領域の酸素量特性分布を推定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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