JP2018073769A - ヒータ制御装置、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1−1]画像形成装置の構成
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置の要部を示した概念図である。又、図2は、画像形成装置の構成を示したブロック図である。本実施形態の画像形成装置は、画像データに基づき電子写真方式の画像形成処理を行うことにより、用紙Zへの画像印刷を行うものである。具体的には、画像形成装置は、その要部として、4つの主プロセス装置1と、一次転写装置2と、二次転写装置3と、定着装置4と、ヒータ制御装置7(図2参照)と、を備える。
本実施形態の画像形成装置では、使用する色空間としてCMYK空間が採用されている。そして、4つの主プロセス装置1は、CMYK空間を構成する4色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)のトナー像をそれぞれ形成する。尚、使用する色空間に応じて、主プロセス装置1の設置数が変更されてもよい。例えば、モノクロの画像形成装置の場合、主プロセス装置1は1つとなる。
一次転写装置2は、中間転写ベルト21と、4つの一次転写ローラ22と、を有する。中間転写ベルト21は、その外周面が4つの感光体ドラム11の何れとも対向する様に、駆動ローラ211と支持ローラ212とにループ状に張架されている。4つの一次転写ローラ22は、中間転写ベルト21を間に介在させて4つの感光体ドラム11のそれぞれと対向する位置に1つずつ設けられている。一次転写ローラ22の各々は、これと対向する感光体ドラム11に担持されているトナー像を中間転写ベルト21に転写する。具体的には、一次転写ローラ22は、対向する感光体ドラム11との間に電位差を生じることにより、トナー像を構成しているトナーに静電気力を生じさせ、その静電気力を利用してトナー像を中間転写ベルト21へ移動させる。
二次転写装置3は、中間転写ベルト21に担持されているフルカラーのトナー像を用紙Zに転写する二次転写ローラ31を有する。具体的には、二次転写ローラ31は、駆動ローラ211との間に電位差を生じることにより、トナー像を構成しているトナーに静電気力を生じさせ、その静電気力を利用してトナー像を用紙Zへ移動させる。
定着装置4は、用紙Zに転写されたトナー像を当該用紙Zに定着させる。図3は、定着装置4を示した概念図である。図3に示される様に、定着装置4は、加熱部41と、駆動ローラ42と、定着ベルト43と、加圧ローラ44と、を備える。
ヒータ制御装置7は、定着装置4において上記複数の発熱部41h(1)〜41h(N)を制御する装置である。図5は、ヒータ制御装置7の構成を示したブロック図である。図5に示される様に、ヒータ制御装置7は、複数の電流センサ7A(1)〜7A(N)と、複数の遮断器7B(1)〜7B(N)と、異常検知部7Cと、通電制御部7Eと、を備える。通電制御部7Eは、発熱部41h(1)〜41h(N)への通電量I(1)〜I(N)を制御する。
本実施形態において、検知対象とされる異常には、発熱部41h(n)と伝熱板411との間の絶縁破壊(フィルムヒータ412を構成する絶縁フィルムの破壊)が含まれている。そして、発熱部41h(n)への通電量I(n)は、その様な絶縁破壊に敏感に反応して上昇することになる。よって、通電量I(n)には、発熱部41h(n)における異常(絶縁破壊等)が即座に現れることになる。そこで、本実施形態では、通電量I(n)の検出を通じて、発熱部41h(n)において生じた異常を精度良く且つ即座に検知する。具体的には、以下の通りである。
図7は、第2実施形態におけるヒータ制御装置7の構成を示したブロック図である。図7に示される様に、ヒータ制御装置7は、温度センサ7Dを更に備えていてもよい。温度センサ7Dは、加熱実行領域Rhの温度Tを検出する。具体的には、温度センサ7Dは、加熱実行領域Rhの温度Tについて、伝熱板411の長手方向411c(用紙Zの幅方向に一致)における温度分布を検出する。そして、通電制御部7Eは、温度センサ7Dで検出される検出温度Tcに基づき、発熱部41h(1)〜41h(N)への通電量I(1)〜I(N)を個別に制御する。
上記実施形態において、ヒータ制御装置7は、複数の発熱部41h(1)〜41h(N)を幾つかのグループに分け、グループごとに、上述した異常検知や通電制御が実行されてもよい。
2 一次転写装置
3 二次転写装置
4 定着装置
7 ヒータ制御装置
7A 電流センサ
7B 遮断器
7C 異常検知部
7D 温度センサ
7E 通電制御部
11 感光体ドラム
12 帯電部
13 露光部
14 現像部
15 クリーニング部
21 中間転写ベルト
22 一次転写ローラ
31 二次転写ローラ
41 加熱部
41h 発熱部
42 駆動ローラ
43 定着ベルト
44 加圧ローラ
211 駆動ローラ
212 支持ローラ
411 伝熱板
411a 外周面
411b 内周面
411c 長手方向
412 フィルムヒータ
413 断熱層
I 通電量
Ia 総通電量
Ic 検出通電量
It 閾値
ΔI 振れ幅
L レーザ
Pf 定着位置
Ra 区画領域
Rh 加熱実行領域
T 温度
Tc 検出温度
Z 用紙
Claims (6)
- 加熱実行領域を区画して形成される複数の区画領域にそれぞれ配された複数の発熱部を制御するヒータ制御装置であって、
前記複数の発熱部への通電量を個別に検出する複数の電流センサと、
前記複数の電流センサのそれぞれで検出される検出通電量に基づき、前記複数の発熱部における異常を個別に検知する異常検知部と、
を備える、ヒータ制御装置。 - 前記異常検知部は、前記複数の発熱部のうち、前記検出通電量が閾値に達した発熱部について異常であると判断する、請求項1に記載のヒータ制御装置。
- 前記複数の発熱部にそれぞれ直列に接続されており、対応する発熱部への通電を遮断することが可能な複数の遮断器を更に備え、
前記異常検知部は、前記発熱部における異常を検知したとき、当該発熱部に接続されている前記遮断器を動作させて通電を遮断する、請求項1又は2に記載のヒータ制御装置。 - 前記加熱実行領域の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサで検出される検出温度に基づき、前記複数の発熱部への通電量を個別に制御する通電制御部と、
を備える、請求項1〜3の何れかに記載のヒータ制御装置。 - 用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させる定着装置であって、
定着位置を通過する用紙の幅方向に拡がった加熱実行領域を有し、当該加熱実行領域を区画して形成される複数の区画領域にそれぞれ配された複数の発熱部を含んだ加熱部と、
前記加熱部における前記複数の発熱部の制御に適用された、請求項1〜4の何れかに記載のヒータ制御装置と、
を備える、定着装置。 - 電子写真方式で形成されたトナー像を用紙に転写する転写装置と、
用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させる定着装置であって、定着位置を通過する用紙の幅方向に拡がった加熱実行領域を有し、当該加熱実行領域を区画して形成される複数の区画領域にそれぞれ配された複数の発熱部を含んだ定着装置と、
前記定着装置における前記複数の発熱部の制御に適用された、請求項1〜4の何れかに記載のヒータ制御装置と、
を備える、画像形成装置。
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JP2016216038A JP2018073769A (ja) | 2016-11-04 | 2016-11-04 | ヒータ制御装置、定着装置、及び画像形成装置 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03198056A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-29 | Brother Ind Ltd | 熱定着装置 |
JPH0478796U (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-09 | ||
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JP2009245729A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 面状ヒータ並びにそれを用いた定着装置、静電潜像担持体及び画像形成装置 |
-
2016
- 2016-11-04 JP JP2016216038A patent/JP2018073769A/ja active Pending
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