JP2018073253A - 運転手モニタ装置及び運転手モニタ方法 - Google Patents

運転手モニタ装置及び運転手モニタ方法 Download PDF

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Akihiko Iguchi
明彦 井口
松田 智秀
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智秀 松田
石井 康二
Koji Ishii
康二 石井
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Abstract

【課題】画像を記録するためのデータ容量を削減する。【解決手段】運転手モニタ装置100は、運転手を撮影することで撮影画像111を生成する運転手モニタカメラ102と、撮影画像111から記録画像112を生成する信号処理部105と、撮影画像111を用いて運転手の異常状態を判断する判断部107と、信号処理部105で生成された記録画像112を記録する記録部106と、を備え、信号処理部105は、判断部107により、異常状態であると判断された場合、撮影画像111の一部画像を切り出すことで、撮影画像111より画素数が少ない第1画素数の記録画像112を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転手を撮影し、撮影した画像を記録する運転手モニタ装置及び運転手モニタ方法に関する。
従来、ドライブレコーダにおいて、画像を記録するためのデータ容量を削減するために、画像の重要度に基づき、記録する画像の解像度又はフレームレートを制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、車外の画像に加え、車内の運転手をモニタする技術も知られている。
特開2010−134745号公報
このような運転手モニタ装置では、画像を記録するためのデータ容量をより削減することが望まれている。
そこで、本発明は、画像を記録するためのデータ容量を削減できる運転手モニタ装置又は運転手モニタ方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る運転手モニタ装置は、運転手を撮影することで撮影画像を生成するカメラと、前記撮影画像から記録画像を生成する信号処理部と、前記撮影画像を用いて前記運転手の異常状態を判断する判断部と、前記信号処理部で生成された前記記録画像を記録する記録部と、を備え、前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像の一部画像を切り出すことで、前記撮影画像より画素数が少ない第1画素数の前記記録画像を生成する。
本発明は、画像を記録するためのデータ容量を削減できる運転手モニタ装置又は運転手モニタ方法を提供できる。
図1は、実施の形態1に係る運転手モニタ装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る運転手モニタ装置の処理を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態1に係る検知状態と切り出し領域との関係を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る切り出し処理を説明するための図である。 図5は、実施の形態1に係る学習処理のフローチャートである。 図6は、実施の形態2に係る運転手モニタ装置の構成を示す図である。 図7は、実施の形態2に係る学習処理のフローチャートである。
本発明の一態様に係る運転手モニタ装置は、運転手を撮影することで撮影画像を生成するカメラと、前記撮影画像から記録画像を生成する信号処理部と、前記撮影画像を用いて前記運転手の異常状態を判断する判断部と、前記信号処理部で生成された前記記録画像を記録する記録部と、を備え、前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像の一部画像を切り出すことで、前記撮影画像より画素数が少ない第1画素数の前記記録画像を生成する。
これによれば、異常状態であると判断された場合に、撮影画像の一部の画像のみが記録される。これにより、画像を記録するためのデータ容量を削減できる。
例えば、前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記異常状態に関連する部分を切り出すことで前記記録画像を生成してもよい。
これによれば、異常状態に関連する部分の画質の劣化を抑制しつつ、画像を記録するためのデータ容量を削減できる。
例えば、前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態でないと判断された場合、前記撮影画像の全体を含む前記記録画像を生成してもよい。
これによれば、記録画像の全体のデータ容量を削減できる。
例えば、前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態でないと判断された場合、前記撮影画像の全体を圧縮することで、前記第1画素数の前記記録画像を生成してもよい。
これによれば、正常時及び異常状態時の両方において記録される画像のサイズを統一できるので、記録画像の管理等を容易に行うことができる。
例えば、前記異常状態は、第1異常状態と第2異常状態とを含み、前記信号処理部は、前記判断部により、前記運転手が前記第1異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として、前記第1画素数の領域を切り出すことで前記第1画素数の前記記録画像を生成し、前記判断部により、前記運転手が前記第2異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として、前記第1画素数より多い第2画素数の領域を切り出すことで前記記録画像を生成してもよい。
これによれば、異常状態の種別に応じて適切な領域の画像のみを記録できる。
例えば、前記信号処理部は、前記判断部により、前記運転手が前記第2異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記第2画素数の領域を切り出し、切り出した領域を圧縮することで前記第1画素数の前記記録画像を生成してもよい。
これによれば、異常状態に応じて切り出す領域のサイズが異なる場合において、記録される画像のサイズを統一できるので、記録画像の管理等を容易に行うことができる。
例えば、前記第1異常状態は、前記運転手の閉眼状態であり、前記第2異常状態は、前記運転手のわき見状態であり、前記信号処理部は、前記判断部により、前記運転手がわき見状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記運転手の顔部分を切り出し、前記判断部により、前記運転手が閉眼状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記運転手の眼部分を切り出してもよい。
例えば、前記カメラは、予め定められた固定倍率で前記運転手を撮影することで前記撮影画像を生成してもよい。
これによれば、カメラの機能を簡略化できるとともに、必要な領域の解像度の低下を抑制できる。
例えば、前記判断部は、前記記録部に記録された前記記録画像に基づいて、前記異常状態の判断基準を更新してもよい。
これによれば、記録画像を用いて学習を行うことができるので、異常状態の判断の精度を向上できる。
例えば、前記運転手モニタ装置は、さらに、前記記録画像を蓄積する蓄積部を有するサーバと無線通信する通信部を備えてもよい。
例えば、前記通信部は、さらに、蓄積された前記記録画像に基づいて前記サーバにより決定された前記異常状態の判断基準を受信し、前記判断部は、受信した前記判断基準を新たな判断基準として更新してもよい。
これによれば、記録画像を用いて学習を行うことができるので、異常状態の判断の精度を向上できる。
また、本発明の一態様に係る運転手モニタ方法は、運転手を撮影することで撮影画像を生成する撮影ステップと、前記撮影画像から記録画像を生成する信号処理ステップと、前記撮影画像を用いて前記運転手の異常状態を判断する判断ステップと、前記信号処理ステップで生成された前記記録画像を記録する記録ステップと、を含み、前記信号処理ステップでは、前記判断ステップにより、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像の一部画像を切り出すことで、前記撮影画像より画素数が少ない第1画素数の前記記録画像を生成する。
これによれば、異常状態であると判断された場合に、撮影画像の一部の画像のみが記録される。これにより、画像を記録するためのデータ容量を削減できる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
まず、本実施の形態に係る運転手モニタ装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る運転手モニタ装置100の構成を示す図である。図1に示すように、運転手モニタ装置100は、例えば、車両120に搭載されるドライブレコーダであり、前方カメラ101と、運転手モニタカメラ102と、センサ103と、GPS104と、信号処理部105と、記録部106と、判断部107とを備える。
前方カメラ101は、車両120の周囲を撮影することで画像(画像信号)を生成する撮像装置である。
運転手モニタカメラ102は、車両の内部の運転手を撮影することで撮影画像111を生成する。例えば、運転手モニタカメラ102は、予め定められた固定倍率で(ズーム倍率を変更せずに)運転手を撮影することで撮影画像111を生成する。
センサ103は、加速度センサ及びジャイロセンサ等の力学量センサである。GPS104は、GPS(Global Positioning System)を利用して、車両120の現在位置を取得する。
信号処理部105は、前方カメラ101で撮影された画像、センサ103で得られた検知結果、及びGPS104で得られた位置情報を記録部106に記録する。なお、信号処理部105は、これらの情報の一部のみを記録してもよいし、これらの情報に所定の処理を施したうえで記録部106に記録してもよい。
また、信号処理部105は、運転手モニタカメラ102で得られた撮影画像111から記録画像112を生成する。記録部106は、記録画像112を記録(蓄積)する。
判断部107は、運転手モニタカメラ102で得られた撮影画像111を用いて運転手の異常状態を判断する。
なお、ここでは、運転手モニタ装置100がドライブレコーダである場合を例に説明を行うが、運転手モニタ装置100は、運転手を撮影し、得られた画像を記録する機能を有すればよい。つまり、運転手モニタ装置100は、前方カメラ101、センサ103及びGPS104等を備えなくてもよい。
次に、本実施の形態に係る運転手モニタ装置100の動作を説明する。図2は、運転手モニタ装置100による画像記録処理のフローチャートである。なお、図2に示す処理は、例えば、1フレーム又は複数フレームごとに行われる。
図2に示すように、信号処理部105は、運転手モニタカメラ102から撮影画像111を取得する(ステップ番号S101)。次に、判断部107は、撮影画像111を分析することにより運転手の異常状態を検知する(S102)。図3は、異常状態と、後述する切り出し領域との関係を示す図である。図3に示すように、異常状態とは、例えば、わき見(顔の向き)、わき見(視線)、居眠り(頭部揺れ)、居眠り(閉眼)、及び瞬き等である。具体的には、判断部107は、判断基準に基づき、1フレーム又は連続する複数フレームの撮影画像111を解析することで、これらの異常状態を検知する。なお、瞬きについては、瞬きが増えるほど眠気が増す傾向があるため、瞬きによっても異常状態を検知することができる。
次に、信号処理部105は、判断部107による判定結果に応じて、撮影画像111を圧縮することで記録画像112を生成する。図4は、わき見(顔の向き)、わき見(視線)、及び正常(異常なし)の場合の信号処理部105による処理例を示す図である。
具体的には、図2に示すように、わき見(顔の向き)、又は居眠り(頭部揺れ)が検知された場合(S103でYes)、図4のわき見(顔の向き)に示すように、信号処理部105は、FHD(1920×1080画素)の撮影画像111から顔部分のXGA(1024×768画素)の領域を切り出すことで、切り出し画像を生成する。さらに、信号処理部105は、XGA(1024×768画素)の切り出し画像を圧縮することでVGA(640×480画素)の記録画像112を生成し、生成した記録画像112を記録部106に保存する(S104)。
また、わき見(視線)、居眠り(閉眼)、又は瞬きが検知された場合(S105でYes)、図4のわき見(視線)に示すように、信号処理部105は、FHD(1920×1080画素)の撮影画像111から眼部分のVGA(640×480画素)の領域を切り出すことでVGA(640×480画素)の記録画像112を生成し、生成した記録画像112を記録部106に保存する(S106)。
また、異常状態が検知されなかった場合(S103のNoかつS105でNo)、図4の正常に示すように、信号処理部105は、FHD(1920×1080画素)の撮影画像111の全体を圧縮することでVGA(640×480画素)の記録画像112を生成し、生成した記録画像112を記録部106に保存する(S107)。
また、異常状態が検知された際には、検知された異常状態を示す情報が、その判断に用いられた撮影画像111から生成された記録画像112に対応付けられて記録部106に格納される。なお、運転手モニタ装置100は、異常状態が検出された場合に、異常状態が検出された旨、又は警告等を運転手に通知してもよい。
なお、ここで示したFHD(Full High Definition)、XGA(eXtended Graphics Array)及びVGA(Video Graphics Array)等の解像度(画素数)は一例であり、上記に限定されるものではない。
このように、信号処理部105は、判断部107により、異常状態であると判断された場合、撮影画像111の一部画像を切り出すことで、撮影画像111より画素数が少ない第1画素数(例えば、VGA)の記録画像112を生成する。ここで、切り出される領域は、撮影画像111内の異常状態に関連する部分であり、例えば、異常状態の判断に用いられる部分である。具体的には、上述したように、顔の向き等により判断される異常状態(わき見(顔の向き)及び居眠り(頭部揺れ))の場合には、顔部分が切り出される。また、眼の開閉又は視線等により判断される異常状態(わき見(視線)、居眠り(閉眼)、及び瞬き)の場合には、眼付近の部分が切り出される。
このように、異常状態であると判断された場合に、撮影画像111の一部の画像のみが記録されることで、画像を記録するためのデータ容量を削減できる。さらに、画像全体を圧縮する場合に比べ、異常状態に関連する部分に関しては画質の低下を抑制できるので、必要な部分の画質の低下を抑制しつつ、データ容量を削減できる。
また、信号処理部105は、判断部107により、異常状態でないと判断された場合、撮影画像111の全体を圧縮することで第1画素数(例えば、VGA)の記録画像112を生成する。また、異常状態は、第1異常状態(例えば、わき見(視線)、居眠り(閉眼)、又は瞬き)と第2異常状態(例えば、わき見(顔の向き)又は居眠り(頭部揺れ))とを含む。信号処理部105は、判断部107により、運転手が第1異常状態であると判断された場合、撮影画像111から第1画素数(例えば、VGA)の領域を切り出すことで第1画素数(例えば、VGA)の記録画像112を生成する。また、信号処理部105は、判断部107により、運転手が第2異常状態であると判断された場合、撮影画像111から第1画素数(例えば、VGA)より多い第2画素数(例えば、XGA)の領域を切り出し、切り出した領域を圧縮することで第1画素数(例えば、VGA)の記録画像112を生成する。
これにより、記録画像112の全体のデータ容量を削減できる。さらに、正常時及び異常状態時の両方において記録される画像のサイズを統一できる。また、異常状態の種別に応じて切り出す領域のサイズが異なる場合においても、記録される画像のサイズを統一できる。よって、記録画像112の管理等を容易に行うことができる。
なお、ここでは、異常状態でないと判断された場合に記録画像112を生成するが、これは、常に生成する動作に限定されるものではなく、記録画像112を間引いて生成してもよいし、異常状態でない記録画像112を上書きして保存するようにしてもよい。
また、ここでは、異常状態の種別、及び、異常の有無によらず、記録画像112のサイズが同一になる例を示したが、同一でなくてもよい。また、わき見(顔の向き)等において、切り出し画像が圧縮されているが、圧縮されなくてもよい。同様に、正常時に圧縮が行われなくてもよい。また、わき見(視線)等において、切り出された画像が、さらに圧縮されてもよい。
また、図3等に示す異常状態の種別は一例であり、これ以外の種別が異常状態に含まれてもよい。
次に、判断部107による学習処理について説明する。図5は、判断部107による学習処理のフローチャートである。
まず、判断部107は、記録部106に記録された記録画像112に基づいて、異常状態の判断基準を更新する(S111)。例えば、判断部107は、外部より入力された教師データに基づく機械学習(単に学習とも記す)により、撮影画像111を用いた異常状態の判断基準を更新する。なお、判断部107は、外部からの入力又はセンサ等の検知結果に基づく危険度合いに基づく機械学習により、異常状態の判断基準を更新してもよい。または、判断部107は、危険度合いが高い場合には、異常状態と判断されやすくなるように判断基準を更新し、判断部107は、危険度合いが低い場合には、より異常状態と判断されにくくなるように判断基準を更新してもよい。なお、機械学習の手法としては、ニューラルネットワーク等の任意の手法を用いることができる。
そして、判断部107は、以降の判断処理において、更新された判断基準を用いて異常状態を判断するように設定する(S112)。
このように、記録画像112を用いて学習を行うことで、異常状態の判断の精度を向上できる。また、上述したように、本実施の形態では、記録画像112において異常状態の判断に用いられた領域の画質の低下が抑制されている。よって、学習処理の精度を向上できる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、学習処理を車両120内で行う例を述べた。本実施の形態では、学習処理をサーバで行う例について説明する。
図6は、本実施の形態に係る運転手モニタ装置100A及びサーバ130の構成を示す図である。なお、以下では、実施の形態1との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
図6に示す運転手モニタ装置100Aは、図1に示す運転手モニタ装置100の構成に加え、サーバ130と無線通信を行う通信部108を備える。サーバ130は、例えば、建屋121内に設置されており、通信部131と、蓄積部132と、解析部133とを備える。
図7は、本実施の形態に係る運転手モニタ装置100Aにおける学習処理のフローチャートである。まず、通信部108は、記録部106に記録された記録画像112をサーバ130に送信する(S121)。
サーバ130の通信部131は、運転手モニタ装置100Aから送信された記録画像112を受信し、受信した記録画像112を蓄積部132に記録する。解析部133は、蓄積された記録画像112に基づいて異常状態の判断基準を決定(更新)する。なお、この更新方法は、例えば、上述した実施の形態1における判断部107による処理と同様である。次に、通信部131は、決定された判断基準113を運転手モニタ装置100Aに送信する。
運転手モニタ装置100Aの通信部108は、サーバ130から送信された判断基準113を受信する(S122)。判断部107は、受信した判断基準を新たな判断基準として更新する(S123)。また、判断部107は、以降の判断処理において、更新された判断基準を用いて異常状態を判断するように設定する(S124)。
このように、記録画像112を用いて学習を行うことで、異常状態の判断の精度を向上できる。また、運転手モニタ装置において学習処理を行う場合に比べ、運転手モニタ装置における処理量を低減できる。また、サーバ130において複数の運転手モニタ装置で得られた情報を用いて学習処理を行えるので学習の精度を向上できる。
また、本実施の形態では、記録画像112において異常状態の判断に用いられた領域の画質の低下が抑制されているので、サーバ130における学習の精度を向上できる。また、上述したように本実施の形態では、記録画像112のデータ量を削減できるので、運転手モニタ装置100Aとサーバ130との間の通信容量を削減できる。
以上、本発明の実施の形態に係る運転手モニタ装置について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態に係る運転手モニタ装置に含まれる各処理部は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、本発明は、運転手モニタ装置により実行される運転手モニタ方法として実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本発明を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る運転手モニタ装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、運転手モニタ装置に適用でき、例えば、ドライブレコーダ等に適用できる。
100、100A 運転手モニタ装置
101 前方カメラ
102 運転手モニタカメラ
103 センサ
104 GPS
105 信号処理部
106 記録部
107 判断部
108 通信部
111 撮影画像
112 記録画像
113 判断基準
120 車両
121 建屋
130 サーバ
131 通信部
132 蓄積部
133 解析部

Claims (12)

  1. 運転手を撮影することで撮影画像を生成するカメラと、
    前記撮影画像から記録画像を生成する信号処理部と、
    前記撮影画像を用いて前記運転手の異常状態を判断する判断部と、
    前記信号処理部で生成された前記記録画像を記録する記録部と、を備え、
    前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像の一部画像を切り出すことで、前記撮影画像より画素数が少ない第1画素数の前記記録画像を生成する
    運転手モニタ装置。
  2. 前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記異常状態に関連する部分を切り出すことで前記記録画像を生成する
    請求項1記載の運転手モニタ装置。
  3. 前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態でないと判断された場合、前記撮影画像の全体を含む前記記録画像を生成する
    請求項1又は2記載の運転手モニタ装置。
  4. 前記信号処理部は、前記判断部により、前記異常状態でないと判断された場合、前記撮影画像の全体を圧縮することで、前記第1画素数の前記記録画像を生成する
    請求項3記載の運転手モニタ装置。
  5. 前記異常状態は、第1異常状態と第2異常状態とを含み、
    前記信号処理部は、
    前記判断部により、前記運転手が前記第1異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として、前記第1画素数の領域を切り出すことで前記第1画素数の前記記録画像を生成し、
    前記判断部により、前記運転手が前記第2異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として、前記第1画素数より多い第2画素数の領域を切り出すことで前記記録画像を生成する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の運転手モニタ装置。
  6. 前記信号処理部は、
    前記判断部により、前記運転手が前記第2異常状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記第2画素数の領域を切り出し、切り出した領域を圧縮することで前記第1画素数の前記記録画像を生成する
    請求項5記載の運転手モニタ装置。
  7. 前記第1異常状態は、前記運転手の閉眼状態であり、
    前記第2異常状態は、前記運転手のわき見状態であり、
    前記信号処理部は、
    前記判断部により、前記運転手がわき見状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記運転手の顔部分を切り出し、
    前記判断部により、前記運転手が閉眼状態であると判断された場合、前記撮影画像から前記一部画像として前記運転手の眼部分を切り出す
    請求項5又は6記載の運転手モニタ装置。
  8. 前記カメラは、予め定められた固定倍率で前記運転手を撮影することで前記撮影画像を生成する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の運転手モニタ装置。
  9. 前記判断部は、前記記録部に記録された前記記録画像に基づいて、前記異常状態の判断基準を更新する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の運転手モニタ装置。
  10. 前記運転手モニタ装置は、さらに、
    前記記録画像を蓄積する蓄積部を有するサーバと無線通信する通信部を備える
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の運転手モニタ装置。
  11. 前記通信部は、さらに、蓄積された前記記録画像に基づいて前記サーバにより決定された前記異常状態の判断基準を受信し、
    前記判断部は、受信した前記判断基準を新たな判断基準として更新する
    請求項10記載の運転手モニタ装置。
  12. 運転手を撮影することで撮影画像を生成する撮影ステップと、
    前記撮影画像から記録画像を生成する信号処理ステップと、
    前記撮影画像を用いて前記運転手の異常状態を判断する判断ステップと、
    前記信号処理ステップで生成された前記記録画像を記録する記録ステップと、を含み、
    前記信号処理ステップでは、前記判断ステップにより、前記異常状態であると判断された場合、前記撮影画像の一部画像を切り出すことで、前記撮影画像より画素数が少ない第1画素数の前記記録画像を生成する
    運転手モニタ方法。
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