JP2018073187A - 自律走行車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャシに取り付けられるカバーの変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサの構造の簡素化を図るようにした自律走行車両を提供する。【解決手段】シャシ12aとそれに変位可能に取り付けられるカバー12bとの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサ40を備えた自律走行車両において、接触センサが、シャシに弾性部材を介して取り付けられると共に、カバーとシャシの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個のプレート80と、プレートとシャシのいずれかに配置されてそれらの変位に比例する出力を生じる検出素子82と、検出素子の出力に基づいて障害物との接触を検出する検出部84とを備える。【選択図】図4

Description

この発明は自律走行車両に関し、より詳しくは障害物との接触を検出する接触センサを備えた自律走行車両に関する。
この種の自律走行車両はシャシに変位可能に取り付けられるカバーのシャシとの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサを備えており、本出願人も先に特許文献1において同種の接触センサを提案している。
特許文献1記載の接触センサは、シャシの相互に離間した位置に重力軸方向に平行になると共に、カバーに取り付けられた3個の軸(保持軸)と、軸の基部に収容された磁性体(永久磁石)と、磁性体から所定距離だけ離間した位置に配置される磁気センサとを備えている。
また、それぞれの軸の中央付近には複数枚の円板からなるガイドが設けられ、軸を円板に穿設された貫通孔に挿通させて動きを水平方向に制限するように構成される。
国際出願PCT/JP2015/85956号
特許文献1記載の自律走行車両の接触センサは3個の軸を備えることで構成部品数が増加すると共に、動きを水平方向に制限するガイドも必要となって構成が複雑となる不都合があった。
従って、この発明の課題は上記した不都合を解消し、シャシに変位可能に取り付けられるカバーのシャシとの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサの構造の簡素化を図るようにした自律走行車両を提供することにある。
上記した課題を解決するため、この発明は、シャシと前記シャシに変位可能に取り付けられるカバーとを備え、前記シャシに取り付けられた駆動輪で自律走行すると共に、前記シャシとカバーの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサを備えた自律走行車両において、前記接触センサが、前記シャシに弾性部材を介して取り付けられると共に、前記カバーとシャシの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個のプレートと、前記プレートとシャシのいずれかに配置されて前記プレートとシャシの間の変位を示す出力を生じる検出素子と、前記検出素子に接続され、前記検出素子の出力に基づいて前記障害物との接触を検出する検出部とを備える如く構成した。
この発明に係る自律走行車両にあっては、接触センサが、シャシに弾性部材を介して取り付けられると共に、カバーとシャシの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個のプレートと、プレートとシャシのいずれかに配置されてプレートとシャシの間の変位を示す出力を生じる検出素子と、検出素子に接続され、検出素子の出力に基づいて前記障害物との接触を検出する検出部とを備える如く構成したので、カバーとシャシの間に、3個の軸とガイドに代え、少なくとも1個のプレートを備えるように構成したことで、構成部品点数を減少させることができて構成を簡易にすることができる。
即ち、軸に代え、重力軸方向と直交する方向に延びるプレートを配置すると共に、そのプレートとシャシのいずれかに両者の変位を示す出力を生じる検出素子を設けるように構成したので、プレートの動きを水平方向に制限するガイドが不要となり、よって構成を簡易にすることができる。
この発明の実施形態に係る自律走行車両を全体的に示す概念図である。 図1の自律走行車両の上面図である。 図1の自律走行車両の作業エリアなどの説明図である。 図1の自律走行車両のシャシとプレートの平面図である。 図1の自律走行車両のシャシとプレートの側面図である。 図4のシャシとプレートを模式的に示す説明図である。 同様に図4のシャシとプレートを模式的に示す説明図である。 同様に図4のシャシとプレートを模式的に示す説明図である。
図1はこの発明の実施形態に係る自律走行車両を全体的に示す概念図、図2は図1の自律走行車両の上面図、図3は図1の自律走行車両が自律走行する作業エリアの平面図、図4は自律走行車両のシャシとプレートの平面図、図5はその側面図である。
図1などにおいて符号10は自律走行車両(以下「車両」という)を示す。車両10は具体的には芝刈り機からなる。車両10の車体12はシャシ(車体フレーム)12aとシャシ12aに変位可能に取り付けられるカバー12bからなる。
車両10は、前後方向においてシャシ12aの前側にステー12cを介して固定される比較的小径の左右2個の前輪14を備えると共に、後側にシャシ12aに直接取り付けられる比較的大径の左右の後輪16を備える。
車両10のシャシ12aの中央位置付近には芝刈り作業用のブレード(作業機、具体的にはロータリブレード)20が取り付けられると共に、その上部には電動モータ(原動機。以下「作業モータ」という)22が配置される。ブレード20は作業モータ22に接続され、作業モータ22によって回転駆動される。
ブレード20にはユーザの手動操作自在なブレード高さ調節機構24が連結される。ブレード高さ調節機構24はユーザの操作可能なハンドル24a(図4と図5に示す)を備え、ユーザがそのハンドル24aを手で廻すことでブレード20の接地面GRからの上下方向の高さが調節可能に構成される。
車両10のシャシ12aには、ブレード20の後端側で2個の電動モータ(原動機。以下「走行モータ」という)26L,26Rが取り付けられる。走行モータ26L,26Rは左右の後輪16に接続され、前輪14を従動輪、後輪16を駆動輪として左右独立に正転(前進方向への回転)あるいは逆転(後進方向への回転)させる。ブレード20と作業モータ22と走行モータ26などはカバー12bで被覆される。
この実施形態において、車両10はユーザが運搬可能な重量と寸法を有し、例えば全長(前後方向長さ)71cm程度、全幅55cm程度、高さ30cm程度の寸法を有する。
車両10の後部には搭載充電ユニット30とそれに接続される搭載電池(バッテリ)32とが格納されると共に、シャシ12aには一対の電池充電端子34が前端位置の前方に突出するように取り付けられる。電池充電端子34は搭載充電ユニット30に接続される。作業モータ22と走行モータ26も搭載電池32に接続され、搭載電池32から通電される。
車両10において車体12の前側には左右2個の磁気センサ36L,36Rが配置されると共に、後側には1個の磁気センサ36Cが配置され、それぞれ磁界の大きさ(磁界強度)を示す信号を出力する。
また、車体12には、車両10が障害物や異物との接触によるカバー12bとシャシ12aとの間の変位を検出する接触センサ40が取り付けられる。接触センサ40の詳細は後述する。
シャシ12aの中央位置付近には収納ボックスが設けられると共に、その内部に収納された回路基板42上にはCPUと、I/Oと、メモリ(ROM,EEPROM,RAM)などを備えたマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(Electronic Control Unit。制御装置。以下「ECU」という)44が搭載される。
また、回路基板42上には、ECU44に近接して車両10の重心位置のz軸(重力軸)回りの角速度(ヨーレート)を示す出力を生じる角速度センサ46と、車両10に作用するx,y,z軸の直交3軸方向の加速度を示す出力を生じる加速度センサ50と、地磁気に応じた絶対方位を示す出力を生じる方位センサ52と、GPS衛星からの電波を受信して車両10の現在位置を示す出力を生じるGPSセンサ54が設けられる。
また、車両10の左右の後輪16の付近には左右の後輪16の車輪速を示す出力を生じる車輪速センサ56が配置されると共に、シャシ12aとカバー12bの間にはユーザなどによってカバー12bがシャシ12aからリフトされたことを検出するリフトセンサ60が配置される。搭載電池32には搭載電池32の消費電流を示す出力を生じる電流センサ62が配置される。
また、車両10には、作業の動作開始などを指令するメインスイッチ64と非常停止を指令する非常停止スイッチ66がユーザの操作自在に設けられる。さらに、カバー12bは上面で大きく切り欠かれてそこにユーザの指令などの入力のためのキーボードやタッチパネルなどの入力機器68が設けられると共に、それに隣接してディスプレイ70が設けられる。入力機器68とディスプレイ70はECU44に接続され、ディスプレイ70にはECU44の指令に応じて作業モードなどの各種の情報が表示される。
磁気センサ36、接触センサ40、角速度センサ46などのセンサ類の出力とメインスイッチ64などのスイッチ類の出力はECU44に送られる。ECU44は、それらの出力に基づき、搭載電池32から走行モータ26に通電すると共に、制御値を出力して走行モータ26の動作を制御することで車両10の走行を制御する。
また、ECU44は磁気センサ36の出力から作業エリア(作業領域)ARを検出(認識)し、それに基づいて作業モータ22に通電して作業エリアARで作業する。
図3に示す如く、作業エリアARは、その周縁の配置されるエリアワイヤ(電線)72によって区画される。作業エリアARには車両10の搭載電池32を充電するための充電ステーション74が配置される(図3では車両10などの大きさを誇張して示す)。
この発明の特徴は上記した構成を備えた車両10の接触センサ40の構造にあるので、以下それについて図4以降を参照して説明する。
図4は図1に示す車両10のシャシ12aの平面図、図5はその側面図である。
図示の如く、シャシ12aの重力軸方向において上方にはプレート80が設けられる。プレート80は取り外し可能な係止部材(図示せず)を介してカバー12bに取り付けられると共に、側面視においてカバー12bとシャシ12aの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個の平坦な板材からなる。
図6から図8はプレート80とシャシ12aを模式的に示す説明図である。
尚、この明細書において「重力軸方向」は、図1に示す如く、接触センサ40が取り付けられた車両10が接地面GR上に置かれたときの直交座標系における重力軸方向(鉛直軸方向。z軸方向)を意味する。
図4に示す如く、プレート80は半円形部と方形部が合体された形状を呈し、半円形部の中央は大きく穿孔され、そこからブレード高さ調節機構24のハンドル24aが突出するように構成される。プレート80は鉄材などの磁性体からなる。シャシ12aとカバー12bは合成樹脂材からなる。尚、プレート80は磁性体が埋め込まれた樹脂材からなるようにしても良い。
プレート80とシャシ12aのいずれか、より詳しくは図6に示すようにシャシ12aのプレート80との当接面には検出素子82が配置されると共に、シャシ12aには検出素子82に接続される検出部84が設けられる。
図4に示す如く、検出素子82は相互に離間した位置に、車体12の長軸線12CLに対して左右対称に複数個(具体的には6個)配置される。
検出素子82は磁電変換素子、例えばホール効果素子からなり、プレート80とシャシ12aの間の物理的な変位に比例する出力を生じる。検出部84は検出素子82の出力に基づいて建造物、敷石、動物、人間などの障害物との接触の有無を検出する。
より具体的には、検出素子82の出力は検出部84でアナログ値からデジタル値にAD変換され、変換されたAD値がECU44に送られ、そこで時間当たりの変化量が閾値と比較され、閾値を超えたとき、障害物と接触したなどと判定してオン信号を出力する。
プレート80は、シャシ12aにコイルばね(弾性部材)86を介して取り付けられる。即ち、プレート80はコイルばね86を介してシャシ12aに取り付けられ、コイルばね86によってシャシ12aに向けて付勢されるように取り付けられる。
コイルばね86はプレート80の周縁に相互に離間した位置に配置される複数個、具体的には車体12の長軸線12CLに対して左右対称に複数個、より具体的には重力軸方向において前輪14の上方付近の長軸線12CL上に配置される1個のコイルばね86aと後輪16の上方付近に2個のコイルばね86b,86cの計3個からなる。
コイルばね86のそれぞれは一端で固定具861を介してプレート80に固定されると共に、他端でフック862(図5に示す)を介してシャシ12aに固定される。
また、4個のコイルばね86の近傍には、複数個の可撓性を有して屈伸自在なワイヤ(弾性部材)90が配置され、プレート80をシャシ12aに緩やかに接続する。
ワイヤ90はプレート80の周縁に相互に離間した位置に配置されると共に、車体12の長軸線12CLに対して左右対称に複数個、より具体的には前輪14側のコイルばね86の左右に配置される2個のワイヤ90a,90bと、後輪16側のコイルばね86b,86cの近傍に配置される2個のワイヤ90c,90dの計4個からなる。
詳細な図示は省略するが、ワイヤ90のそれぞれは一端で固定具901を介してプレート80に固定されると共に、他端でフック(図示せず)を介してシャシ12aに固定される。
次いで、図6から図8を参照して車両10の接触センサ40の検出動作を説明する。尚、図6から図8では車両10の進行方向を左とする。
図6に示す如く、車両10の走行時、プレート80はコイルばね86によって常にシャシ12aに、より詳しくはそこに配置される検出素子82に向けて押し付けられる(付勢される)。このとき、ワイヤ90a,90b,90c,90dは全て屈曲状態にある。
次いで、車両10が障害物と接触してカバー12bが変位し、図7に想像線で示す如く、プレート80を後方に距離dだけ変位させる力が作用したとする。接触センサ40の検出素子82はプレート80とシャシ12aの物理的な変位に比例する出力を生じ、検出部84(とECU44)は検出された力が閾値を超えるとき、障害物との接触があったと検出(判定)してオン信号を出力する。
そのとき、図7に示す如く、前輪14側のワイヤ90a,90bが伸張すると共に、後輪16側のワイヤ90c,90dが屈曲することで、プレート80はワイヤ90c,90dの限界長さ(距離d)まで離間する。
尚、図8に示す如く、車両10の走行時あるいは停止時、カバー12bがユーザなどによってシャシ12aから持ち上げられた場合、前輪14側のワイヤ90a,90bと後輪16側のワイヤ90c,90dが共に伸張することで、カバー12b(とプレート80)のシャシ12aからの変位は、ワイヤ90の伸張限界内に制約される。
尚、この場合、プレート80とシャシ12aの物理的な変位は重力軸方向の変位であるため、接触センサ40に代わり、リフトセンサ60(とECU44)によってカバー12bのリフトが検出(判定)される。
上記した如く、この実施形態においては、シャシ12aと前記シャシ12aに変位可能に取り付けられるカバー12bとを備え、前記シャシ12aに取り付けられた駆動輪(走行モータ26で駆動される後輪16)で自律走行すると共に、前記シャシ12aとカバー12bとの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサ40を備えた自律走行車両10において、前記接触センサ40が、前記シャシ12aに弾性部材(コイルばね)86を介して取り付けられると共に、前記カバー12bとシャシ12aの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個のプレート80と、前記プレート80とシャシ12aのいずれかに配置されて前記プレート80とシャシ12aの間の変位に比例する出力を生じる検出素子82と、前記検出素子82に接続され、前記検出素子82の出力に基づいて前記障害物との接触を検出する検出部84とを備える如く構成したので、カバー12bとシャシ12aの間に、3個の軸とガイドに代え、少なくとも1個のプレート80を備えるように構成したことで、構成部品点数を減少させることができて構成を簡易にすることができる。
即ち、軸に代え、重力軸方向と直交する方向に延びるプレート80を配置すると共に、そのプレート80とシャシ12aのいずれかに両者の変位を示す出力を生じる検出素子82を設けるように構成したので、プレート80の動きを水平方向に制限するガイドが不要となり、よって構成を簡易にすることができる。
さらには、プレート80が弾性部材(コイルばね)86を介してシャシ12aに取り付けられるように構成したので、走行中のカバー12bの振動を抑制することができる。
また、前記検出素子82が、相互に離間した位置に配置される複数個の検出素子からなる如く構成したので、上記した効果に加え、障害物との接触の検知精度を向上させることができる。
また、前記弾性部材が、前記プレート80の周縁に配置されて前記プレート80を前記シャシ12a、より詳しくはそこに配置される検出素子82に向けて付勢する複数個のコイルばね86からなる如く構成したので、上記した効果に加え、外力が作用しない初期状態においてプレート80とシャシ12aを所期の位置に保持することができ、よって障害物の検知精度を向上させることができる。
また、前記弾性部材が、複数個のワイヤ90からなる如く構成したので、上記した効果に加え、プレート80の離間限界を確実に制限することができる。即ち、ワイヤ90は外力が作用したときには伸張することでプレート80の水平方向や重力軸方向の動き(換言すればカバー12bの動作範囲)を伸張限界内に制約することができ、よってカバー12bならびにプレート80の大幅な変位による他の弾性部材あるいは部品の破損を防ぐことができる。
尚、上記において、車両10として作業エリアARの周縁に配置されるエリアワイヤ72の磁界を検出しながら自律走行する自律走行車両を例示したが、車両10は、その種の自律走行車両に限られるものではない。
また、車両10を芝刈り車両に適用したが、この発明はそれに限られるものではなく、他の自律走行可能な自律走行車両に適用可能である。
また、検出素子82として磁電変換素子、例えばホール効果素子を用いたが、それに限られるものではなく、プレート80とシャシ12aとの物理的な変位に比例する出力を生じるものであれば、どのようなものであっても良い。また、検出素子82の配置位置に樹脂系の弾性部材を配置すると共に、検出素子82そのものはシャシ12aの適宜な位置に配置するようにして良い。
また、プレート80を1個の板材から構成したが、2個またはそれ以上に分割しても良い。
また、プレート80をシャシ12aに取り付けるためにコイルばね86とワイヤ90からなる弾性部材を用いたが、弾性部材はそれらに限られるものではなく、プレート80をシャシ12aに向けて付勢できると共に、プレート80の限度以上の変位を防止できるものであれば、どのようなものであっても良い。
10 自律走行車両(車両)、12 車体、12a シャシ、12b カバー、14 前輪、16 後輪、20 ブレード、22 電動モータ(作業モータ)、24 ブレード高さ調節機構、26 電動モータ(走行モータ)、30 搭載充電ユニット、32 搭載電池、34 電池充電端子、36 磁気センサ、40 接触センサ、44 電子制御ユニット(ECU)、46 角速度センサ、50 加速度センサ、52 方位センサ、54 GPSセンサ、56 車輪速センサ、60 リフトセンサ、62 電流センサ、68 入力機器、70 ディスプレイ、72 エリアワイヤ、74 充電ステーション、80 プレート、82 検出素子、84 検出部、86 コイルばね(弾性部材)、90 ワイヤ(弾性部材)、AR 作業エリア

Claims (4)

  1. シャシと前記シャシに変位可能に取り付けられるカバーとを備え、前記シャシに取り付けられた駆動輪で自律走行すると共に、前記シャシとカバーの間の変位を検知して障害物との接触を検出する接触センサを備えた自律走行車両において、前記接触センサが、
    前記シャシに弾性部材を介して取り付けられると共に、前記カバーとシャシの間に重力軸方向と直交する方向に延びるように配置される少なくとも1個のプレートと、
    前記プレートとシャシのいずれかに配置されて前記プレートとシャシの間の変位に比例する出力を生じる検出素子と、
    前記検出素子に接続され、前記検出素子の出力に基づいて前記障害物との接触を検出する検出部と、
    を備えることを特徴とする自律走行車両。
  2. 前記検出素子が、相互に離間した位置に配置される複数個の検出素子からなることを特徴とする請求項1記載の自律走行車両。
  3. 前記弾性部材が、前記プレートの周縁に配置されて前記プレートを前記シャシに向けて付勢する複数個のコイルばねからなることを特徴とする請求項1または2記載の自律走行車両。
  4. 前記弾性部材が、複数個のワイヤとからなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自律走行車両。
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