JP2018073080A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】非同期処理におけるデータ処理要求であっても、二重発注によるミスやユーザへの処理の煩わしさを防ぐことを可能とする。【解決手段】未発注データの発注処理を、当該未発注データの発注依頼とは非同期で実行する情報処理装置であって、未発注データの発注依頼を受け付けた後に、発注処理を非同期で実行している間は、未発注データを処理待ちとして登録する。発注依頼を受け付けた後に、未発注データの検索依頼を新たに受け付けた場合に、登録された未発注データと、データベースから新たに検索された未発注データとが重複する未発注データがあるか判断し、重複する未発注データがある場合、重複する未発注データを除外する。除外した検索結果をクライアント端末に送信し、非同期での実行が完了した場合に、登録された未発注データを処理完了状態とする。【選択図】なし

Description

本発明は、非同期処理を受け付ける情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
一般に、基幹システムなどでは、データベース(サーバー)とクライアントのデータが同期していることが望まれるが、実際、処理負荷などを考慮し、同期処理と非同期処理が選択、組み合わせたシステムが構築されている。
非同期処理を行う具体的な処理としては特許文献1で開示されている。
この特許文献1においてはクライアント計算機システムと非同期に処理実行可能とすることで、クライアント計算機システムの処理要求完了後のセッション切断を可能とし、操作端末の占有を解除することで、クライアント計算機システムにおける該処理以外の処理実行を可能としている。
特開平9−34762号公報
しかしながら、MRP(Material Requirements Planning)にて大量に生成された発注依頼データに基づく発注作業をサーバに依頼する場合、複数のユーザが操作することになり、単に処理状況を通知するだけでは、対象データがどのような状態なのか確認する作業も負荷となる。
たとえば、あるユーザAが非同期での発注処理命令を送信した後、別のユーザBが発注状況確認画面で発注処理を検索すると、ユーザAにより非同期処理に指定された処理だが、未だに処理されていないデータもユーザBが検索した発注処理の検索結果に表示されてしまう。その為、複数のユーザで発注画面を操作すると、二重発注が生じてしまう。
この二重発注に対してはエラーチェックをしているサーバもあるが、発注依頼データは大量に指定されて実行されることが多いため、実際には大量のエラーログが出力され、本来確認してユーザが対処しないといけないエラーが判別できなくなるという課題も生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、データベースサーバが、クライアント端末からの非同期でのデータ処理要求を受け付けると、処理要求を受け付けたデータに予約識別情報を付与し、クライアント端末から新たな処理要求があった場合は、予約識別情報が付与されたデータ以外のデータ処理要求を受け付けることにより、二重発注によるミスやユーザへの処理の煩わしさを防ぐことが出来る。
上記課題を解決するために、本発明は、未発注データの発注処理を、当該未発注データの発注依頼とは非同期で実行する情報処理装置であって、未発注データの発注依頼を受け付ける受付手段と、前記発注依頼を受け付けた後に、前記発注依頼を受け付けた未発注データの発注処理を非同期で実行している間は、前記未発注データを処理待ちとして登録する登録手段と、前記発注依頼を受け付けた後に、未発注データの検索依頼を新たに受け付けた場合に、前記登録手段により登録された未発注データと、データベースから新たに検索された未発注データとが重複する未発注データであるか否かを判断する重複判断手段と、前記重複していると判断した未発注データを、前記受け付けた検索依頼に対する検索結果から除外処理する除外処理手段と、前記除外処理した検索結果を表示するべく制御する表示制御手段と、前記非同期での実行が完了した場合に、前記処理待ちとして登録された未発注データを処理完了状態とする処理完了登録手段と、を備えることを特徴とする。
本願発明では、非同期処理におけるデータ処理要求であっても、二重発注によるミスやユーザへの処理の煩わしさを防ぐことを可能にする。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態のクライアント端末100、サーバ101の各種端末のハードウエア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末のソフトウェア構成を示す図である。 本実施形態における発明が解決しようとする課題を説明するための画面に表示されるイメージの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態のクライアント端末100およびアプリケーションサーバ101における制御処理手段の一例を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第3のフローチャートである。 本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第4のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るクライアント端末100のディスプレイ210に表示される画面のイメージの一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るデータの遷移の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るデータの遷移の一例を示す模式図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報処理システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、情報処理システムは、ユーザが操作する複数のクライアント端末100と、ネットワーク110を介して接続されるアプリケーションサーバ101および、データベースサーバ102を有している。
アプリケーションサーバ101は、クライアント端末100からアクセスされ、データベースサーバ102が有するデータを参照したり、登録、更新、削除等の処理を命令するサーバであり、クライアント端末100は、ユーザがデータベースサーバのデータを検索、参照、更新することが可能な情報処理装置である。
データベースサーバ102は、クライアント端末100からの指示により、アプリケーションサーバを介して、データベースサーバ102内のデータベースを管理している。
なお、以下では、図1のような複数の筐体で構成されたシステムにおける処理として説明しているが、クライアント端末一つの機器からなる装置に適用しても良いし、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良い。
図2は、本発明の実施形態のクライアント端末100、アプリケーションサーバ101、データベースサーバ102などの各種端末のハードウエア構成を示す図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、各サーバあるいは各クライアントの後述する各種機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア、一時待避領域等として機能する。
入力コントローラ205は、入力部209からの入力を制御する。この入力部209としては、特に、サーバやクライアント等の端末では、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。また、印刷装置等では、タッチパネル、ボタン、スイッチ等が挙げられる。
出力コントローラ206は、出力部210の表示を制御する。この出力部210としては、たとえば、液晶ディスプレイ等が挙げられる。
外部メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。加えて、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための各種テーブル、パラメータが記憶されている。この外部メモリ211としては、ハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等が挙げられる。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器との通信制御処理を実行する。
本発明を実現するためのプログラム(図14)は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
図3は、本発明の情報処理システムにおけるソフトウェア構成を示す図である。
図3のアプリケーションサーバ101は、以下の構成を有する。すなわち、301は、受付部であり、クライアント端末100からの検索条件などにより検索された発注依頼処理データのIDなどを受け付ける。
302は、登録部であり、受付部301で受け付けた発注依頼処理データを非同期処理の未発注データの処理待ち情報として登録する処理を行う。
303は、重複判断部であり、登録部302により未発注データの登録を受け付けた後、新たに受付部301から検索依頼を受け付けた場合に、過去に登録部302で登録された未発注データと重複していないか判断する。
304は、除外処理部であり、重複判断部303で重複していると判断された場合に、新たに受付部301から検索依頼を受け付けた検索結果から重複する未処理データを除外する処理を行う。
305は、表示制御部であり、除外処理部で除外されて残った検索結果をクライアント端末100のディスプレイ210に表示させる処理を行う。
306は、処理完了登録手段であり、受付部301で受け付けた発注依頼処理データ内の非同期処理が終了すると、処理完了状態として登録する処理を実行する。
以下、図4を参照して、本実施形態における発明が解決しようとする課題を説明する。
図4は、本実施形態における発明が解決しようとする課題を説明するための画面に表示されるイメージの一例を示す模式図である。
図4の400は、MRPにおける発注画面の例であり、401の検索条件欄に発注したい品目や納期、発注先などをユーザが入力して、検索ボタン402を押下すると、検索結果一覧が403欄に表示される。実際にはこの一覧は1万件を越えるデータが表示される。
検索結果一覧画面403から、ユーザが発注を依頼したい項目に404のようなチェックボックスにチェックを付けて、発注ボタン405を押下することにより、発注処理が開始される。同期処理の場合、例えば1万件のデータについて、図示していないチェックボックスの全選択ボタンの押下により、検索結果の全てを選択して発注処理を行うと、1万件のデータ全ての処理が終わるまで、発注画面400は操作できなくなる。
そのため、MRPなどの大量のデータを扱い、画面のレスポンスが悪くなるシステムの場合、非同期に処理実行可能とすることで、クライアント端末100の処理要求完了後のセッション切断を可能とし、操作端末の占有を解除することで、クライアント端末100における該処理以外の処理実行を可能としている。非同期処理を正常に受け付けると、406のような、正常受付完了の旨をすぐに表示して、引き続き発注画面を操作することができる。
図4の400のように一度、発注依頼を受け付けて非同期処理の全てが終了していない段階で、再度検索ボタン411を押下すると(410の画面)、414のような検索結果が表示される。すなわち、以前に発注依頼を行った依頼No001は既に処理が終わっているので表示されていないが、非同期処理により依頼No002とNo003は、未だ処理が終了していないことがある(412の枠内)。この状態で、例えば、図示していないチェックボックスの全選択ボタンの押下により、検索結果の全てを選択して発注処理を行う(発注ボタン413を押下する)と、以前、発注依頼した依頼No002とNo003と新たにNo004の項目が選択されて発注処理を行う。すると、依頼No002とNo003(412の枠内)は、以前発注依頼をしているので、二重発注となってしまう課題が生じる。
サーバによっては二重発注に対してはエラーチェックをしているが、MRPなどの場合、大量のエラーログが出力されため、本来確認してユーザが対処しないといけないエラーが判別できなくなるという課題も生じる。
以上の課題を解決するための処理を図5〜図8のフローチャート並びに図10、図11のデータ構成図の遷移を参照して説明する。
図5は、本発明の実施形態のクライアント端末100およびアプリケーションサーバ101における制御処理手段の一例を示す第1のフローチャートであり、図中のS501〜S509は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図5のフローチャートは、クライアント端末100において、MRPなどアプリケーションプログラムを起動して、発注依頼処理などを行うために検索画面を表示した際に開始されるフローチャートである。
まず、図5のステップS501において、クライアント端末100のCPU201は、ユーザから発注処理する項目を検索する条件の入力を受け付ける。
次に、ステップS502において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS501で受け付けた検索条件を受信し、データベースサーバ102と連携して、該当するデータを抽出する。ステップS502の処理を図7を参照して説明する。
図7は、本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第3のフローチャートであり、図中のS701〜S705は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図7のフローチャートは、アプリケーションサーバ101において、クライアント端末100から検索条件を受信すると開始されるフローチャートである。
まず、図7のステップS701において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、クライアント端末100から受信した検索条件をSQLなどに変換し、データベースサーバ102に送信する。送信されたSQLを元に、データベースサーバ102のCPU201は、該当する検索を実行し、検索結果を返送する。図7の例では、発注依頼テーブルから検索条件に合う検索結果を返している。返送された結果はステップS702において、アプリケーションサーバ101により受信される。図10を参照して、検索処理実行後に受信されるデータの例を説明する。
図10は、本発明の実施形態に係るデータの遷移の一例を示す模式図である。
図10の1010は、クライアント端末100において、検索ボタンが押下された際にアプリケーションサーバ101が受信し、データが遷移する一例である。ステップS702において、アプリケーションサーバ101は、たとえば、1011のようなデータを受信する。詳細は後述する。図7のフローチャートの説明に戻る。
次に、図7のステップS703において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、データベースサーバ102から、非同期処理依頼テーブルから既に発行されている発注依頼情報を取得する。図10の例を参照すると、1012のような既に発行されている発注依頼情報を取得する。非同期処理依頼テーブルについては後述する。
次に、ステップS704において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS702で取得した検索結果から、ステップS703で取得した発行されている発注依頼情報を除外する処理を行う。既に発行されている発注依頼情報を発注依頼テーブルから検索した結果から除外することにより、二重に発注処理を行うことを防ぐことができる。詳細は後述する。
次に、ステップS705において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップステップS704において除外した検索結果をクライアント端末100に送信する命令を発行する。以上の処理により、アプリケーションサーバ101は、発注処理を二重に行うことを防ぐ事が可能となる。図5のフローチャートの説明に戻る。
図5のステップS502の処理を終えると、次にステップS503において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS705の送信命令に則ってクライアント端末100に検索結果を送信する。
次に、ステップS504において、クライアント端末100のCPU201は、ステップS503で送信された検索結果をディスプレイ210に表示する。表示された画面の例を図9を参照して説明する。
図9は、本発明の実施形態に係るクライアント端末100のディスプレイ210に表示される画面のイメージの一例を示す模式図である。
図9は、以前に図4の400の発注画面を入力した後で、再検索した際の画面イメージである。
900は非同期処理中のデータを非表示にするチェックボックスがOFFの場合の例(902)である。この場合、ステップS705で送信される検索結果は、既に発行されている発注依頼情報を発注依頼テーブルから検索した結果から除外する前の結果と、除外した後の結果を受信することになる。その場合でも二重発注にならないように、発注依頼を実行するチェックボックス904は非アクティブ化している。
910は非同期処理中のデータを非表示にするチェックボックスがONの場合の例(911)である。この場合、ステップS705で送信される検索結果は、既に発行されている発注依頼情報を発注依頼テーブルから検索した結果から除外された結果のみである。この場合、既に発注依頼を受けている情報は表示されていないので、二重発注になることを防ぐことが出来る。どちらの場合でも、図示していないチェックボックスの全選択ボタンの押下した場合でも、二重発注になることを防ぐことができる。図5のフローチャートの説明に戻る。
次に、図5のステップS505において、クライアント端末100のCPU201は、ユーザから発注処理を実行するデータを受け付ける。図4や図9を参照して説明する。
たとえば、図4において、ユーザが404のように発注依頼を実行するチェックボックスにチェックを入れ、発注ボタン405を押下することで発注処理を実行するデータを受け付ける。同様に、図9のチェックボックス912などにチェックを入れ、発注ボタン913を押下すると、チェックボックスにチェックの入った発注データは発注依頼がなされる。
ステップS505において受け付けられた発注処理データは、アプリケーションサーバ101に送信される。
次に、ステップS506において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、データベースサーバ102に発注依頼をかける。詳細な処理を図6を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第2のフローチャートであり、図中のS601〜S604は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図6のフローチャートは、アプリケーションサーバ101において、クライアント端末100から発注依頼情報を受信すると開始されるフローチャートである。
まず、図6のステップS601において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、データベースサーバ102から非同期処理を行う非同期処理Noの発行を依頼する。
次に、ステップS602において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、非同期処理依頼テーブルにステップS601で発行された非同期処理NoでステップS505から受信した発注処理データを登録する。非同期処理Noが発行されて、非同期処理依頼テーブルに発注依頼データを登録する処理を図10の1000を参照して説明する。
図10の1000は、図6の処理を説明するための模式図である。まず、ステップS601において、発行された非同期処理Noである「00001」を1001において取得し、ステップS602において、1002のように、非同期処理依頼テーブルに登録する。非同期処理依頼テーブルの詳細を説明する。
1列目は発行された非同期処理の非同期処理Noであり、このテーブルのキーである。2列目は処理区分であり、図10の例では、発注処理である。3列名は処理パラメータであり、具体的な発注依頼が行われる発注データであり、ステップS505から受信した発注依頼処理データである。4列目は完了フラグであり、この非同期処理が終了すると完了フラグが立つ(1になる)。すなわち、未発注データを処理待ちとして登録すると完了フラグが0となり、完了フラグが0である非同期処理Noの発注依頼処理データは処理待ち状態となる。以上のような非同期処理依頼テーブルをステップS602で登録する。図6のフローチャートの説明に戻る。
次に、図6のステップS603において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS601で発行された非同期処理Noの発注処理を起動する。なお、この起動処理は非同期処理であるため、無事に起動した際には、直ぐにステップS604において、起動完了メッセージをクライアント端末100に送信する命令を発行する。ステップS603の発注処理の起動の処理を図8を参照して説明する。
図8は、本発明の実施形態のアプリケーションサーバ101およびデータベースサーバ102における制御処理手段の一例を示す第4のフローチャートであり、図中のS801〜S807は各ステップを示す。各ステップの処理は、それぞれのシステムの外部メモリ211に格納されたアプリケーションプログラムを、それぞれのシステムのCPU201がRAM203上にロードして実行することにより実現される。
図8のフローチャートは、アプリケーションサーバ101において、発注処理が起動された(ステップS603の処理の)際に開始されるフローチャートである。
まず、図8のステップS801において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS601で発行された非同期処理Noを取得する。
次に、ステップS802において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS801で取得した非同期処理Noの発注依頼データを非同期処理依頼テーブルから取得する。すなわち、ステップS602で登録された発注依頼データを取得する。
次に、ステップS803において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、非同期処理依頼テーブルから既に採番されている発注依頼データを取得する。この処理は、図7のステップS703の処理と同様である。
次に、ステップS804において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、ステップS802で取得した発注依頼データから、ステップS803で取得した発注依頼データを除外する処理を行う。この処理により、非同期処理中に発注依頼データが二重に登録されていても、新規に採番している発注依頼データからデータを除外することにより、二重発注を防ぐことができる。
次に、ステップS805において、アプリケーションサーバ101のCPU201は、発注処理を開始し、各レコード毎に発注処理(ステップS806)を行い、データベースサーバ102の発注テーブルにデータを投入する。ステップS806の処理を発注依頼データがなくなるまで実行する(ステップS807)。
図11を参照して、非同期で処理される検索処理実行後に受信されるデータの例を説明する。
図11は、本発明の実施形態に係るデータの遷移(非同期処理依頼テーブル)の一例を示す模式図である。
図11の1101は、ステップS802で取得する発注依頼データであり、非同期処理Noが「00002」の場合の例である。
次の1102は、ステップS803で取得する既に発行されている非同期処理Noの発注依頼データである。図11の例では、既に発行されている非同期処理Noである「00001」の発注依頼データを取得している。
次の1103では、ステップS804において、ステップS802で取得した1101のデータから、ステップS803で取得したデータを除く処理を実行する。その結果、1行目と2行目のデータは除外されている
1104は、ステップS806において処理される発注依頼データの例であり、図11の例では、依頼No004だけとなる。
最後に、1105において、依頼No004の処理が終了すると、非同期処理No「00002」の発注依頼データが全て終了したので、完了フラグを立てる。すなわち、完了フラグが1である非同期処理Noの発注依頼処理データを処理完了状態として登録する。この完了フラグにより、非同期処理中かそうでないかを判断することができる。
以上の処理により、非同期処理中に発注依頼データが二重に登録されていても、新規に採番している発注依頼データから二重に登録さているデータを除外することにより、二重発注を防ぐことができる。
なお、本願発明の検索処理(図7)を使用していれば、発注依頼データが二重に登録されることがないので、ステップS802からステップS804の処理は省くことも可能であり、他の同期処理システムや本願発明の検索処理(図7)を使用していないシステムと併用している場合などに、ステップS802からステップS804の処理が有効になる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 クライアント端末
110 ネットワーク
101 アプリケーションサーバ
102 データベースサーバ

Claims (5)

  1. 未発注データの発注処理を、当該未発注データの発注依頼とは非同期で実行する情報処理装置であって、
    未発注データの発注依頼を受け付ける受付手段と、
    前記発注依頼を受け付けた後に、前記発注依頼を受け付けた未発注データの発注処理を非同期で実行している間は、前記未発注データを処理待ちとして登録する登録手段と、
    前記発注依頼を受け付けた後に、未発注データの検索依頼を新たに受け付けた場合に、前記登録手段により登録された未発注データと、データベースから新たに検索された未発注データとが重複する未発注データであるか否かを判断する重複判断手段と、
    前記重複していると判断した未発注データを、前記受け付けた検索依頼に対する検索結果から除外処理する除外処理手段と、
    前記除外処理した検索結果を表示するべく制御する表示制御手段と、
    前記非同期での実行が完了した場合に、前記処理待ちとして登録された未発注データを処理完了状態とする処理完了登録手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記登録手段は、前記未発注データの発注処理が非同期で実行中であることを識別可能な情報として有効化し、前記処理完了登録手段は、前記未発注データの発注処理が非同期で実行中であることを識別可能な情報を無効化することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段は更に、前記除外処理した検索結果により、前記除外処理された未発注データの発注依頼を受け付けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 未発注データの発注処理を、当該未発注データの発注依頼とは非同期で実行する情報処理装置における情報処理方法であって、
    未発注データの発注依頼を受け付ける受付ステップと、
    前記発注依頼を受け付けた後に、前記発注依頼を受け付けた未発注データの発注処理を非同期で実行している間は、前記未発注データを処理待ちとして登録する登録ステップと、
    前記発注依頼を受け付けた後に、未発注データの検索要求を新たに受け付けた場合に、前記登録ステップにより登録された未発注データと、データベースから新たに検索された未発注データとが重複する未発注データであるか否かを判断する重複判断ステップと、
    前記重複していると判断した未発注データを、前記受け付けた検索要求に対する検索結果から除外処理する除外処理ステップと、
    前記除外処理した検索結果を表示するべく制御する表示制御ステップと、
    前記非同期での実行が完了した場合に、前記処理待ちとして登録された未発注データを処理完了状態とする処理完了登録ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  5. 未発注データの発注処理を、当該未発注データの発注依頼とは非同期で実行する情報処理装置として動作させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    未発注データの発注依頼を受け付ける受付手段と、
    前記発注依頼を受け付けた後に、前記発注依頼を受け付けた未発注データの発注処理を非同期で実行している間は、前記未発注データを処理待ちとして登録する登録手段と、
    前記発注依頼を受け付けた後に、未発注データの検索要求を新たに受け付けた場合に、前記登録手段により登録された未発注データと、データベースから新たに検索された未発注データとが重複する未発注データであるか否かを判断する重複判断手段と、
    前記重複していると判断した未発注データを、前記受け付けた検索要求に対する検索結果から除外処理する除外処理手段と、
    前記除外処理した検索結果を表示するべく制御する表示制御手段と、
    前記非同期での実行が完了した場合に、前記処理待ちとして登録された未発注データを処理完了状態とする処理完了登録手段として動作させることを特徴とするプログラム。
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