JP2018072947A - 情報処理システム、プログラム、処理実行方法 - Google Patents

情報処理システム、プログラム、処理実行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の処理の連携が容易な情報処理システムを提供すること。【解決手段】処理が定義された処理定義情報に基づいて前記処理を実行する情報処理システム100であって、抽象化された出力処理を有する第一の処理定義情報101と、抽象化された入力処理を有する第二の処理定義情報102を記憶する記憶手段51aと、前記第一の処理定義情報が実行された場合、前記出力処理の後に前記入力処理を実行すると判断し、前記出力処理に設定された第二のユーザに関する情報に基づいて前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報を実行する処理実行手段53と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、プログラム及び処理実行方法に関する。
日常的な業務や手続などの流れをワークフローといい、ワークフローを情報処理装置で自動化したシステムをワークフローシステムという。また、ワークフローシステムでどのような処理を行うかが定義された情報をワークフロー情報という。ワークフローシステムはこのワークフロー情報を参照してワークフローを実行する。
図1は、ワークフロー情報の概念図を示す。3つの処理が組み合わされワークフローが構築されている。ユーザはワークフローシステムが用意したユーザインタフェースをPC(Personal Computer)に表示させ、予め用意された処理を組み合わせてワークフローを定義する。ワークフローを管理するサーバはユーザの定義を取得してワークフロー情報を作成する。各処理にはスキャンなどの入力、プリントなどの出力、OCR(Optical Character Reader)、又は、ファイルの形式を自動でPDF等に変換するファイル変換など様々なものがある。したがって、ユーザは用意されている処理を組み合わせることでユーザに適したワークフローを定義できるため、定型業務などを効率よく実行できる。
また、一度、作成したワークフロー情報をユーザは必要に応じて変更することができる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ワークフローにより提供されるサービスをフローの組み合わせによって柔軟に変更するワークフローシステムが開示されている。
しかしながら、従来のワークフローシステムでは、あるユーザのワークフローの変更が他のユーザのワークフローにも影響するという問題があった。図を用いて説明する。
図2(a)はユーザAが定義したワークフローであり、図2(b)はユーザBが定義したワークフローである。ユーザAとユーザBがワークフローで連携する業務を行なっている。まず、ユーザAはある原稿(書類)をスキャンし、OCRを行いユーザBにメールで送信するというワークフローを利用している。ユーザBはユーザAからメールを受信するとメールの書誌的事項等をQRコード(登録商標)に変換してメールで受信した文書に添付し、クラウドストレージに保存する。
このようにワークフローが連携する場合に、例えばユーザBが他のワークフローからデータを受信する処理のメールアドレスを変更すると、ユーザAはワークフローのメール送信の処理における宛先(ユーザB)のメールアドレスも変更しなければならない。
このように、異なるワークフローが連携する場合、一方のワークフローの変更が他方のワークフローに影響し、他方のワークフローも変更する必要が生じてしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、複数の処理の連携が容易な情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、処理が定義された処理定義情報に基づいて前記処理を実行する情報処理システムであって、抽象化された出力処理を有する第一の処理定義情報と、抽象化された入力処理を有する第二の処理定義情報を記憶する記憶手段と、前記第一の処理定義情報が実行された場合、前記出力処理の後に前記入力処理を実行すると判断し、前記出力処理に設定された第二のユーザに関する情報に基づいて前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報を実行する処理実行手段と、を有する。
複数の処理の連携が容易な情報処理システムを提供することができる。
ワークフロー情報の概念図である。 ユーザAとユーザBのワークフローを説明する図の一例である。 連携する複数のワークフローの定義に関する概念を示す図である。 ワークフローシステムの概略的なシステム構成図の一例である。 ワークフローサーバの概略的なハードウェア構成図の一例である。 MFPのハードウェア構成図の一例である。 ワークフローサーバ、PC、クラウドストレージ及びMFPが有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 ワークフローシステムの全体的な動作を示すシーケンス図の一例である。 ユーザがワークフローサーバへログインする際のログイン画面の一例を示す図である。 ユーザAが操作するワークフロー定義画面の一例を示す図である。 ユーザBが受信するメールの内容の一例を示す図である。 許可設定画面の一例を示す図である。 ワークフロー連携設定画面の一例を示す図である ユーザAが受信するメールの内容の一例を示す図である。 MFPに表示されたフロー選択画面の一例である。 ユーザAがスキャンを実行した場合のワークフローシステムの動作手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施する情報処理システムと情報処理システムが行う処理実行方法について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
<ワークフローの概略>
図3は、連携する複数のワークフローの定義に関する概念を示す図である。ユーザAが実行するワークフロー101の処理はスキャン、OCR及びOUTであり、ユーザBが実行するワークフロー102の処理はIN、QRコード(登録商標。以下、省略する)付与及びストレージに保存である。
OUT又はINの処理は、2つのワークフローが処理の対象となるデータの送受信を行う際の抽象化された入出力である。抽象化とは、具体的な出力先又は入力元は定まっていないが、OUTは処理の対象のデータの出力を行い、INは処理の対象のデータの入力を行うという意味である。しかし、OUTの後にはINが実行されると決まっている。
ワークフロー101のユーザはユーザBに関する情報をOUTに設定することでユーザBを出力先に設定する。ワークフロー102のユーザの同意が得られた場合、後述するワークフローサーバはユーザAに関する情報をINに設定しユーザAを入力元にする。これにより、ユーザAのワークフローとユーザBのワークフローがOUTとINにより結びつけられる。
OUTとINはメールアドレスなどの具体的な宛先が設定される必要がない。OUTとINは自動的に接続されるものであり、OUTではユーザBに関する情報が設定されていればよい。INでは少なくともユーザAに関する情報が設定されていればよい。これにより、ワークフローサーバはユーザAのワークフロー101の処理結果にユーザBのワークフロー102の各処理を施すことができる。ユーザBがメールアドレスを変更してもユーザAがワークフロー101を定義し直すことなく2つのワークフローが連携することができる。
<用語について>
出力処理とは、データを出力する処理である。入力処理とは、データの入力を受け付ける処理である。具体的には、ある装置から別の装置にデータが移動するために、ある装置が行う処理が出力処理であり、別の装置がデータを取得する処理は入力処理である。
<システム構成例>
図4は、ワークフローシステム100の概略的なシステム構成図の一例である。ローカルネットA(符号は9A)及びローカルネットB(符号は9B)はそれぞれインターネット8に接続されている。ローカルネットA、Bは、企業などの施設に構築されたLANである。また、インターネット8とは、コンピュータを世界的な規模で接続すると共に世界中のネットワークが相互接続されたネットワークである。ローカルネットA、B及びインターネット8は有線又は無線のいずれで構築されていてもよく、一部が有線又は無線で構築されていてもよい。
ローカルネットAにはユーザAのPC10A及びMFP30(Multi-Function Peripheral)が接続されている。ユーザAはこのMFP30を用いて原稿をスキャンする。ただしMFP30はローカルネットBに接続されてもよい。また、ローカルネットBにはユーザBのPC10Bが接続されている。
MFP30は、処理の対象のデータが入力される機器の一例であり、少なくともスキャナ機能を有する。MFP30は、この他、プリンタ機能及びファクシミリ機能を有していてもよい。MFP30は、複合機、画像形成装置、多機能プリンタ、コピー機又はオフィス機器などと呼ばれる場合がある。また、スキャナ機能で原稿を画像データに変換するにはスキャナ機能でなくてもよい。例えば、データが入力される機器として、MFP30の代わりにデジタルカメラやデジタルカメラの機能を有する各種の機器でもよい。また、テレビ会議端末のように映像を配信する機器でもよい。この場合は映像に例えば音声認識を施して、クラウドストレージ70が映像と共に保存する使い方が可能になる。
ユーザAのPC10A又はユーザBのPC10Bは、ユーザA及びユーザBが操作する端末装置として使用される情報処理装置である(例えば、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、ワークステーション等)。PCの他、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、又はウェアラブルPCなどと呼ばれていてもよい。PC10A,10Bは、ユーザがワークフローを定義するために使用される。
また、インターネット8にはワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70が接続されている。ワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70はローカルネットA又はBに接続されていてもよい。
ワークフローサーバ50は、一台以上の情報処理装置により実現されており、二台以上のワークフローサーバ50が存在してもよい。ワークフローサーバ50は情報処理システムの一例である。ワークフローサーバ50は、ワークフローの全体的な実行を制御する。具体的には、ユーザがワークフローを定義するためのWebサーバとして機能し、処理が定義された処理定義情報としてのワークフロー情報を記憶しておく。ユーザからの要求に応じてワークフロー情報を提供し、ユーザが選択したワークフローをワークフローサーバ50又はネットワーク上の各種の情報処理装置のリソースを利用してワークフロー情報に基づいて実行する。
クラウドストレージ70は、インターネット8上のストレージ(記憶装置)である。クラウドストレージ70の他、オンラインストレージと呼ばれる場合もある。クラウドストレージ70を利用することで、企業が自社でファイルサーバ環境を構築する必要がなく、必要な分だけ容量を増減することができる。また、クラウドストレージ70上の文書データを、インターネット8を介してアクセスしたPC等が取り出すことができる。
クラウドストレージ70は大容量のストレージを有するが、ストレージ機能だけでなく情報処理装置としての機能を有することが一般的である。クラウドストレージ70は、一台以上のコンピュータにより実現されており、二台以上のクラウドストレージ70が存在してもよい。クラウドストレージ70はワークフローサーバ50と一体でもよい。
ワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70は、クラウドコンピューティングに対応していることが好ましい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。ワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70は、1つの筐体に収納されていたりひとまとまりの装置として備えられていたりする必要はなく、負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成される。また、一台の情報処理装置の中の仮想化環境に構築されていたり、複数台の情報処理装置に跨って構築されたりしてもよい。
なお、ローカルネットA,BのPC10A、10BやMFP30はインターネット8に接続しているワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70にアクセスできるが、逆に、ワークフローサーバ50及びクラウドストレージ70がPCやMFP30に直接、アクセスすることはない(ファイアウォールにより通信が制限されるため)。
<ハードウェア構成例>
図5は、ワークフローサーバ50の概略的なハードウェア構成図の一例である。ワークフローサーバ50は、CPU201と、CPU201が使用するデータの高速アクセスを可能とするメモリ202とを備える。CPU201及びメモリ202は、システム・バス203を介して、ワークフローサーバ50の他のデバイス又はドライバ、例えば、グラフィクス・ドライバ204及びネットワーク・ドライバ(NIC)205へと接続されている。
グラフィクス・ドライバ204は、バスを介してLCD(ディスプレイ装置)206に接続されて、CPU201による処理結果をモニタする。また、ネットワーク・ドライバ205は、トランスポート層レベル及び物理層レベルでワークフローサーバ50をネットワークNへと接続して、PCやクラウドストレージ70とのセッションを確立させている。
システム・バス203には、更にI/Oバス・ブリッジ207が接続されている。I/Oバス・ブリッジ207の下流側には、PCIなどのI/Oバス208を介して、IDE、ATA、ATAPI、シリアルATA、SCSI、USBなどにより、HDD(ハードディスクドライブ)209などの記憶装置が接続されている。HDD209はワークフローサーバ50の全体を制御するプログラム209pを記憶している。HDD209はSSD(Solid State Drive)でもよい。プログラム209pは記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
また、I/Oバス208には、USBなどのバスを介して、キーボード及びマウス(ポインティング・デバイスと呼ばれる)などの入力装置210が接続され、システム管理者などのオペレータによる入力及び指令を受け付けている。
なお、図示したワークフローサーバ50のハードウェア構成は、ワークフローサーバ50が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。また、クラウドコンピューティングに対応するため、本実施例のワークフローサーバ50の物理的な構成は固定的でなくてもよく、負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。
ユーザA、BのPC10A、10B及びクラウドストレージ70のハードウェア構成図は、ワークフローサーバ50と同様であるか、又は、異なるとしても本実施形態のワークフローシステム100の説明の上で支障はないものとする。
<<MFP30のハードウェア構成図>>
図6は、MFP30のハードウェア構成図の一例である。MFP30は、例えば図6に示すようなハードウェア構成により実現される。MFP30は、コントローラ300、操作パネル306、外部I/F307、通信I/F308、プリンタ309、スキャナ310及び近距離無線通信装置311などを有している。
コントローラ300はCPU301、RAM302、ROM303と、NVRAM304、HDD305を有する。ROM303は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM302はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM304は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD305はプログラム305pやデータが格納されている。
CPU301は、ROM303やNVRAM304、HDD305などからプログラム305pやデータ、設定情報等を302上に読み出し、処理を実行することで、MFP30全体の制御や機能を実現する。
操作パネル306はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部(タッチパネルを備えている)とを有する。外部I/F307は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体312等がある。なお、記録媒体312には、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
通信I/F308は、ネットワークNを介した通信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、ローカルネットAを介してワークフローサーバ50と通信する。
プリンタ309は、印刷対象データを印刷して出力するための印刷装置である。スキャナ310は原稿を光学的に読み取って電子データに変換する読み取り装置である。
近距離無線通信装置311は、例えば、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)の通信規格にしたがった通信装置である。例えば、NFCの場合はリーダ・ライタなどと呼ばれる場合がある。
本実施例に係るMFP30は、上記したハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
<機能について>
図7(a)は、ワークフローサーバ50が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。ワークフローサーバ50は、ユーザ管理部51、メール送受信部52、フロー処理部53、フロー処理許可部54、UI部55、OCR処理部56、QRコード生成部57、PDF生成部58、及び、データ送受信部59を有する。
ワークフローサーバ50が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
ユーザ管理部51は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ユーザのPC10A、10B又はMFP30からワークフローサーバ50へログインの受け付け、認証する。認証が成立した場合、ユーザはワークフローを実行できる。また、表1に示すようなユーザに関するユーザ情報を管理している。ユーザ情報はユーザ情報DB53aに記憶されている。
メール送受信部52は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、メールの送受信を行う。
フロー処理部53は図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ワークフロー情報に基づいてワークフローを実行する。また、表2〜4に示すようなワークフローに関する情報を管理している。ワークフローに関する情報はワークフロー情報DB51aに記憶されている。
フロー処理許可部54は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、連携する2つのワークフローに関しワークフローの結合に関する処理を行う。すなわち、ユーザAがOUTにユーザBに関する情報を設定すると、ユーザBにその旨の通知し、ユーザBが許可するとINにユーザAに関する情報を設定する。詳細は表3,4等で説明される。
UI部55は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ユーザのPC10A、10B及びMFP30が表示するUI(ユーザインタフェース)のための画面情報を提供する。すなわち、Webサーバ(又はWebアプリの提供)の機能を有する。画面情報は例えばHTML、スクリプト言語及びCSS(Cascading Style Sheets) 等で作成される。本実施形態では、例えばユーザがPC10A,10Bを操作してワークフローを定義するための画面情報が提供される。
OCR処理部56は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、MFP30から送信された画像データにOCR処理を施してテキストデータを生成する。
QRコード生成部57は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ワークフローに関する情報(例えばユーザAから送信されたワークフローである旨等)をQRコードにデコードする。
PDF生成部58は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、画像データとOCR処理で得られたテキストデータを有するPDFを生成する。例えば、テキストデータが透明に重ね合わされた透明PDFを作成する。
データ送受信部59は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介してPC10A,10B及びMFP30の間でデータの送受信を行う。
ワークフロー情報DB51a及びユーザ情報DB53aはワークフローサーバ50が有する他、ワークフローサーバ50がアクセスできる場所にあればよい。
<<PCの機能例>>
図7(b)は、PC10A,10Bが有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。PC10A,10Bは、UI表示部11、データ送受信部12及びメール送受信部13を有する。
PC10A、10Bが有するこれら各機能部は、図5に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
UI表示部11は、図5のCPU201がプログラム209pと画面情報を処理すること等により実現され、ワークフローサーバ50又はクラウドストレージ70から送信された画面情報を用いてユーザインタフェースを表示させる。
メール送受信部13は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、メールの送受信を行う。
データ送受信部12は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。
<<クラウドストレージ70の機能例>>
図7(c)は、クラウドストレージ70が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。クラウドストレージ70は、ユーザ管理部71、UI部72、ファイル管理部73、及びデータ送受信部74を有する。
クラウドストレージ70が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
ユーザ管理部71は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ユーザのPC10A,10Bからワークフローサーバ50へログインの受け付け、認証する。認証のためのユーザ情報はワークフローサーバ50が有するユーザ情報DB53aを使ってもよいし、独自のユーザ情報DBを有していてもよい。
UI部72は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ユーザのPC10A,10Bが表示するUIのための画面情報を提供する、Webサーバ(又はWebアプリの提供)の機能を有する。本実施形態では、ユーザがPC10A,10Bを操作してクラウドストレージ70を操作するための画面情報が提供される。
ファイル管理部73は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、ワークフローサーバ50やユーザのPC10A、10Bから送信されたファイルをHDD209等に書き込む。また、ユーザのPC10A,10Bから要求されたファイルをHDD209から読み出す。
データ送受信部74は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、インターネット8等を介したデータの送受信を行う。
<<MFP30の機能例>>
図7(d)は、MFP30が有する機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。MFP30は、UI表示部31、データ送受信部32及びスキャン部33を有する。
MFP30が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD305からRAM302に展開されたプログラム305pに従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
UI表示部31は、図6のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、ワークフローサーバ50又はクラウドストレージ70から送信された画面情報を用いてユーザインタフェースを表示させる。
スキャン部33は、図6のCPU301がプログラム305pを実行しスキャナ310を制御すること等により実現され、原稿を読み取り画像データを生成する。
データ送受信部32は、図6のCPU301がプログラム305pを実行し通信I/F308を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。
<ユーザ情報>
ユーザ管理部51が管理するユーザ情報について表1を用いて説明する
Figure 2018072947
表1は、ワークフローサーバ50のユーザ管理部51が管理するユーザ情報の一例である。ユーザ情報はユーザ情報DB53aに記憶されている。ユーザ情報は、ユーザID、表示名、パスワード、及び、所持しているフローIDの各項目を有する。ユーザIDはユーザを特定する情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。フローID以外のIDについても同様である。
ユーザIDとパスワードはユーザがワークフローサーバ50にログインするためのログイン情報であり、表示名はMFP30等がユーザの名称として表示するユーザ名である。所持しているフローIDはユーザが定義した(又は受け取った、管理する)ワークフロー情報を特定するための情報である。
なお、表1のユーザIDはメールアドレスが例示されているが、本実施形態ではこのメールアドレスはユーザを識別するために使用される。したがって、ユーザIDとしてのメールアドレスは変更されない。ユーザIDとしてメールアドレスを使用しないことも可能である。この場合は、ユーザIDにユーザIDとは別のメールアドレスが紐付けられる態様になり、ユーザIDは変更されないが、メールアドレスは変更が可能になる。仮にユーザBのメールアドレスが変更されても、ユーザAのワークフローのOUTにはユーザBのユーザIDが設定されるので支障がない。
<ワークフロー情報>
ワークフロー情報について表2〜表4を用いて説明する。
Figure 2018072947
表2は、ワークフロー情報の一例である。ワークフロー情報は、フローID、フロー名、処理ID、及び、説明の各項目を有する。フローIDは表1と同じものである。フロー名はワークフロー情報が表示される際の名称である。処理IDの項目にはワークフローが有する各処理が設定されている。処理IDの項目はワークフローで実行される各処理の順番も設定されている。説明は、ワークフローがどのような処理を含むかの情報である。
<処理データ>
Figure 2018072947
表3は、処理データの一例である。処理データはワークフロー情報のより詳細な情報である。表3の処理データはフローIDが1と2のワークフロー情報が含む処理の処理名、及び処理設定を示している。表3の処理データは、ユーザBがユーザAのワークフローのOUTを許可する前の例である。表3(a)はユーザAのワークフロー情報であり、表3(b)はユーザBのワークフロー情報である。
処理設定には、各処理のパラメータが設定されている。抽象化された処理である処理3のOUTでは、出力先となるユーザBのユーザIDが設定されている(後述するようにユーザAが設定する)。OUTにはユーザBのワークフローそのものが指定されるわけではなく、あくまでユーザBが指定されればよい。表3では、OUTにユーザBのメールアドレスが設定されているが、ユーザを特定できる情報であればよい。
ユーザBがワークフローの連携を許可する前なので、処理IDが4のINには処理設定がない。ユーザBによってユーザAのワークフローのOUTとの連携が許可されるまで、INには"accepted":false"など、ユーザBの許可待ちであることが設定されていてよい。
Figure 2018072947
表4は、ユーザBによってユーザAのワークフローのOUTとの連携が許可された後の処理データの例である。表3と比較すると処理4の「IN」に処理設定が設定されている。この処理設定では、ユーザAのワークフローのデータが入力されること(from)、ユーザAのユーザID(user-a@example.com)、入力を許可するフローID(acceptFlowId":1)、及び、許可されたこと("accepted":true)が追加されている。
表4のOUTとINの処理設定により、ワークフローサーバ50はユーザAのワークフローとユーザBのワークフローを連携させることができる。まず、処理1、2まで実行されると、処理3はOUTという処理なので、ユーザBのユーザIDが特定される。表1のユーザ情報によりユーザBが所持している1つ以上のフローIDが特定される。このフローIDで特定されるワークフロー情報のうち、最初の処理がINであるワークフロー情報が特定される。処理1〜3のフローIDは1で、ユーザAのワークフローなので、INにユーザAとフローID=1が設定されているユーザBのワークフロー情報が特定される。
このように、OUTにユーザBのユーザID、INにユーザAのユーザIDが設定されることで、2つのワークフローが連携可能になる。また、ユーザBがINという処理に含む複数のワークフロー情報を有する場合、INに連携するフローIDやユーザIDが設定されているので適切なワークフロー同士が連携できる。
<動作手順>
図8は、ワークフローシステム100の全体的な動作を示すシーケンス図の一例である。
S1:ユーザBのPC10Bが後述するワークフロー(入力ワークフロー)を定義する。具体的には、ユーザBがPC10Bを操作してPC10Bをワークフローサーバ50と通信させ、ワークフローサーバ50のUI部55が作成する画面情報をPC10BのUI表示部11が表示する。PC10BはユーザBの操作を受け付けることでワークフローの定義を受け付ける。定義内容がワークフローサーバ50に送信され、ワークフロー情報がユーザBに対応付けて記憶される。
S2:ユーザAのPC10Aも同様にワークフロー(出力ワークフロー)を定義する。
S3:ユーザAのPC10AはユーザAの操作を受け付け、自分のワークフローの出力処理としてOUTの設定を受け付ける。ユーザAのPC10AはこのOUTの設定をワークフローサーバ50に送信する。OUTには少なくともユーザBに関する情報が設定されている。OUTにユーザBに関する情報が設定されることでOUTでユーザBのワークフローにデータが出力されることが分かる。
S3.1:ワークフローサーバ50のデータ送受信部59はOUTを含むワークフローの定義を受信し、フロー処理許可部54がOUTの設定がユーザBであることを検出する。そして、メール送受信部52を使ってユーザBにメールで通知する。なお、メールサーバを介したメールの送受信は省略されている。
S3.2:ワークフローサーバ50のフロー処理許可部54は、ユーザAのワークフロー情報についてユーザBからの許可を待っていることを登録しておく。したがって、ユーザAのワークフロー情報は実行可能な状態とならない。
S4:ユーザBのPC10BはユーザBの操作を受け付けるか又は自動的にメールを受信する。ユーザBはメールを見て後述する操作を行いユーザAのワークフローとの連携を許可する。
S5:ユーザBのPC10Bは連携の許可に関する操作を受け付け、データ送受信部12がワークフローサーバ50にユーザAのワークフロー情報の出力先となることの許可を通知する。
S5.1:ワークフローサーバ50のフロー処理許可部54はユーザAのワークフロー情報についてユーザBから許可された旨を登録し、ユーザBのワークフロー情報のINにユーザAに関する情報を設定する。
S5.2:ワークフローサーバ50のメール送受信部52はユーザBから許可されたことをユーザAにメールで通知する。
S6:ユーザAは自分のワークフローを実行するためMFP30にログインする。MFP30のUI表示部31はユーザAのログイン情報(ユーザ名とパスワード、ICカード、又は生体認証情報等)を受け付ける。
S6.1:MFP30のデータ送受信部32はワークフローサーバ50にログインを要求する。これにより、ユーザAがワークフローサーバ50にログインすると、ユーザAが実行可能なワークフローがMFP30にダウンロードされる。ユーザAが定義したワークフローのみが表示されてもよいし、ユーザAが実行しうる全てのワークフローが表示されてもよい。
S7:ユーザAは自分がステップS2で設定したワークフローを選択する。ワークフローを実行するとMFP30がスキャンを実行する。MFP30のスキャン部33は原稿をスキャンして画像データを生成する。
S7.1:ワークフローが実行されているので、MFP30のデータ送受信部32はスキャン結果(画像データ)をワークフローサーバ50に送信する。あるいはワークフロー情報に各処理の実行主体が設定されており、MFP30はこれを参照してスキャン結果(画像データ)をワークフローサーバ50に送信する。
S7.1.1:ワークフローサーバ50のフロー処理部53はユーザAのワークフローを実行する。
S7.1.1.1:まず、ワークフローサーバ50のOCR処理部56がOCR処理を実行する。OCR処理で得られたテキストデータと画像データをPDFとして生成する。
S7.1.1.2:次に、フロー処理部53はユーザAのワークフローのOUTがユーザBのワークフローを指定しているので、ユーザBのワークフローを実行する。
S7.1.1.2.1:まず、フロー処理部53はQRコード生成部57を用いて、PDFにQRコードを付与する。QRコードの内容は例えばユーザAのワークフローと連携したこと、日時などである。
S7.1.1.2.2:ワークフローサーバ50のデータ送受信部59はQRコードが付与されたPDFをクラウドストレージ70に保存する。
<画面例>
続いて、図8のシーケンス図で使用されるいくつかの画面例を説明する。
<<ログイン画面>>
図9は、ユーザがワークフローサーバ50へログインする際のログイン画面401の一例を示す。このログイン画面401は図8のステップS1,S2又はステップS6で表示される。ログイン画面401はPC10A,10B又はMFP30のいずれでも表示可能である。ログイン画面401は、ユーザID欄402、パスワード欄403、及びアカウント作成欄404を有する。すでにログイン情報を有する場合、ユーザはユーザID欄402にユーザID(メールアドレス)を入力し、パスワード欄403にパスワードを入力する。ログイン情報を有ない場合、アカウント作成欄404をユーザが押下することでログイン情報を作成できる。
<<ワークフロー定義画面>>
図10は、ユーザAが操作するワークフロー定義画面411の一例を示す図である。このワークフロー定義画面411は、図8のステップS1,S2で表示されるが図10はステップS2のものである。ワークフロー定義画面411はメニュー部412、処理一覧部413、書誌設定部414、処理編集部415、及び説明部416を有している。メニュー部412は、画面遷移などを引き起こすボタン等を有するがログアウトボタン412a以外は省略されている。
処理一覧部413には、ユーザが選択可能な処理の一覧が表示される。ユーザは所望の処理をマウスや指でドラッグして処理編集部415に移動させる。書誌設定部414は、表2のフローデータのフロー名と説明がユーザにより入力される欄である。ユーザはPC10A、10Bを操作してフロー名と説明を入力できる。
処理編集部415は、ユーザが処理とその順番を編集するための領域である。ユーザは処理一覧部413からドラッグした処理と処理を矢印で結ぶことで処理の順番を定義したり変更したりすることができる。これにより実際の処理の接続状態を視覚的に表現できる。図10ではOUTの処理が選択されている。説明部416は、処理編集部415で選択されている処理の詳細を表示すると共に、ユーザが設定可能な処理設定の入力欄である。例えばOUTの処理では出力先のユーザを指定するためユーザID(本実施形態ではメールアドレス)が入力される。
<<メールの内容>>
図11は、ユーザBが受信するメールの内容の一例を示す図である。このメールは図8のステップS4で表示される。図10のワークフロー定義画面411のOUTの処理でユーザAはユーザBのユーザIDを指定したため、フロー処理許可部54がユーザBのメールアドレスにメールを送信する。フロー処理許可部54はメールにユーザAが図10のワークフロー定義画面411で設定した内容を含めることができる。
「ユーザAから以下の許可が求められています。」という記載421によりユーザBはでユーザAからの要求であることが分かる。フロー処理許可部54はログインしたユーザAを特定しているためユーザAからの要求であることをメールに記載できる。
「種別:フローへの接続許可」という記載422により、ユーザBはユーザBのワークフローへの接続(連携)の許可であることが分かる。フロー処理許可部54はOUTという処理により接続許可であることを判断しメールに記載する。また、「フローの名前:業務1」という記載423により、ユーザBはフロー名が「業務1」であることが分かる。フロー処理許可部54は書誌設定部414の記載に基づきフロー名が「業務1」であることをメールに記載する。
「説明:ユーザBへOCRファイルを送信する」という記載424により、ユーザBはユーザBのワークフローに対しOCRファイルが送信されることが分かる。フロー処理許可部54は書誌設定部414の記載に基づき「説明」をメールに記載する。
「URL: https:// www.si.ricoh.co.jp /flow/accept/f57c7b214b59480bb3e135d6035c3243」という記載424は、ユーザBが要求を許可又は許可しない設定をワークフローサーバ50に行うための接続先である。「問い合わせ:https://www.ricoh.co.jp/support/」という記載426は、ユーザBが不明点を問い合わせるための接続先である。これらのURLは「f57c7b214b59480bb3e135d6035c3243」を除き予め決まっている。「f57c7b214b59480bb3e135d6035c3243」はユーザAからユーザBへの要求に固有の情報であり、フロー処理許可部54が生成する。ユーザBが「f57c7b214b59480bb3e135d6035c3243」を指定してアクセスするようにユーザBからの許可又は不許可であることをワークフローサーバ50が検出できる。
ユーザBが記載425のURLを押下するとPC10Bがワークフローサーバ50のフロー処理許可部54と通信する。UI部55は画面情報を生成しデータ送受信部59がユーザBのPC10Bに送信する。これによりユーザBのPC10Bは図12の許可設定画面431を表示する。
<<許可設定画面>>
図12は、許可設定画面431の一例を示す。許可設定画面431は図11のメールの内容の「URL: https:// www.si.ricoh.co.jp /flow/accept/f57c7b214b59480bb3e135d6035c3243」をユーザBが押下(選択)すると表示される。
許可設定画面431は、「許可する」ボタン432、「許可しない」ボタン433、フロー名欄434、説明欄435、及び、ワークフロー欄436を有する。ユーザBは、ユーザAからのワークフローの連携を許可する場合、「許可する」ボタン432を押下し、連携を許可しない場合、「許可しない」ボタン433を押下する。フロー名欄434、説明欄435及びワークフロー欄436には図10のワークフロー定義画面411でユーザAが設定した内容が表示される。
ユーザBが「許可する」ボタン432を押下すると「許可する」ボタン432が押下された旨はワークフローサーバ50に送信され、フロー処理許可部54はUI部55が生成する画面情報を取得しデータ送受信部59を介してユーザBのPC10Bに送信する。これにより図13のワークフロー連携設定画面441が表示される。ワークフロー連携設定画面441はユーザBがワークフローの連携に関する設定を行うためのユーザインタフェースである。
ユーザBが「許可しない」ボタン433を押下すると、ワークフローの設定に関する処理は終了する。
<<ワークフロー連携設定画面>>
図13は、ワークフロー連携設定画面441の一例を示す。ワークフロー連携設定画面441は、フロー一覧部442、ボタン一覧部443、及び連携設定部444を有する。フロー一覧部442には、ユーザBが使用できるワークフローのフロー名の一覧442a及び「フローを作成する」ボタン442bが表示されている。ユーザBが使用できるとは、例えばユーザBが所属する部署に対応付けられているワークフロー情報である。図13の例では、ユーザAとBが同じ部署等であるため、ユーザBのワークフロー情報(業務2)に加え、ユーザAのワークフロー情報(業務1)が表示されている。
「フローを作成する」ボタン442bは、ユーザBがワークフローの連携のための操作を行うのではなく、新たなワークフローをユーザBが定義するためのボタンである。
ボタン一覧部443は、「元の画面に戻る」ボタン443a、「許可せずに終了する」ボタン443b、及び「表示中のフローを選択する」ボタン443cを有する。「元の画面に戻る」ボタン443aは図12の許可設定画面431に戻るためのボタンである。「許可せずに終了する」ボタン443bは、ワークフローの連携に関する処理を終了させるボタンである。「表示中のフローを選択する」ボタン443cは、ユーザAのワークフローと連携させるユーザBのワークフローをユーザBが決定するためのボタンである。
連携設定部444には、ユーザAのワークフローの処理と、ユーザBがフロー一覧部442で選択したワークフローの処理が視覚的に表示される。ユーザAのワークフローにOUT444bという処理があり、ユーザBがフロー一覧部442で選択したワークフローにIN444cという処理がある場合、ユーザBのPC10BのUI表示部11はOUT444bとIN444cを矢印444aで接続する。こうすることで、ユーザBは視覚的に2つのワークフローが連携することを把握できる。ユーザBがマウスや指でOUTとINを接続させることで2つのワークフローを連携させてもよい。
なお、連携設定部444には、ユーザ欄、名前欄、及び説明欄があるが、いずれもワークフロー定義画面411で設定された情報が表示される。
「表示中のフローを選択する」ボタン443cが押下されると、ユーザAのワークフロー(業務1)とユーザBが選択したワークフロー(業務2)が連携する旨がワークフローサーバ50に送信される。
ワークフローサーバ50のフロー処理許可部54は業務1,業務2を連携させると判断し、表4の処理データを作成する。すなわち、処理4のINという処理に「{"from":"user-a@example.com", "acceptFlowId":1、"accepted":true}」を設定する。これによりユーザAのユーザID、フローID、及び、ユーザBがユーザAのワークフローの連携を許可する旨がワークフロー情報に設定される。
<<メールの内容>>
図14は、ユーザAが受信するメールの内容の一例を示す図である。このメールは図8のステップS5.2で表示される。図13のワークフロー連携設定画面441でユーザBが許可したため、フロー処理許可部54がユーザAのメールアドレスにメールを送信する。フロー処理許可部54はユーザAが図10のワークフロー定義画面411で設定した内容を含めることができる。
「ユーザBにより、連携が許可されました。」という記載451で、ユーザAは、ユーザBがワークフローの連携を許可したことが分かる。フロー処理許可部54はユーザBにワークフロー連携設定画面441を提供したことからユーザBが許可したことを判断しメールに記載できる。
「フローの名前:業務1」という記載452により、ユーザAは、ユーザAが連携を要求したワークフローを判断できる。「フローの名前」はワークフロー連携設定画面441に含まれている。「説明:ユーザBへOCRファイルを送信する」という記載453により、ユーザAは、ユーザAが連携を要求したワークフローの内容が分かる。「説明」はワークフロー連携設定画面441に含まれている。
「URL: https://www.si.ricoh.co.jp/」という記載454は、ワークフローサーバ50のURLであり、ユーザAはログインしてワークフロー情報などを確認できる。「問い合わせ:https://www.ricoh.co.jp/support/」という記載455は図11のものと同じである。
<<MFP30のフロー選択画面>>
図15は、MFP30に表示されたフロー選択画面461の一例である。フロー選択画面461は図8のステップS7で表示される。フロー選択画面461は、ユーザAがワークフローサーバ50にログインするとMFP30の操作パネル306に表示される。フロー選択画面461は選択ボタン462、説明ポップアップ463、及び実行ボタン464を有する。
選択ボタン462はワークフローを選択するためのボタンであり、ここではユーザAが実行しうる全てのワークフローのフロー名が表示される。業務1、業務2、業務3が表示されているが、業務1は、ユーザBにより許可されていない場合、業務1は表示されない。仮に表示される仕様であるとしても(図8のシーケンス図のS3.2で許可待ちのワークフローも表示する仕様)、ユーザAが実行するとエラーとなる。
また、ユーザAが指で選択ボタン462を押下すると、MFP30のUI表示部31はボタンに対応するワークフローの説明やワークフローを所持しているユーザの表示名を表示する。これらは画面情報に含まれている。
<スキャン実行時のワークフローシステム100の動作>
図16は、ユーザAがスキャンを実行した場合のワークフローシステム100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図16の処理はユーザAがワークフローを選択し、実行ボタン464を押下することでスタートする。
MFP30はワークフロー情報を解析すると1番目の処理がスキャンなので、スキャン部33が原稿をスキャンする(S10)。
スキャン部33は表4の処理データの1番目の処理の処理設定を参照し、原稿の画像データを生成する(S20)。
MFP30のデータ送受信部32は画像データをワークフローサーバ50に送信する(S30)。ワークフローサーバ50に送信するという判断は、ワークフローの実行時の動作として予め定められている。あるいは、各処理の実行主体がワークフロー情報に定義されている場合もあり、この場合、MFP30は実行主体(ワークフローサーバ50)に画像データを送信する。
ワークフローサーバ50のデータ送受信部59は画像データとワークフロー情報を受信する。フロー処理部53は、スキャンより後の工程を呼び出し可能(実行可能)であるか否かを判断する(S40)。すなわち、ワークフロー情報のスキャンより後の処理を実行するクラウド上の機器と通信できるか、又はワークフロー情報のスキャンより後の処理を実行するソフトウェアモジュールを有しているか等を確認する。
呼び出し可能でない場合(S50のNo)、ワークフローサーバ50はワークフローを実行せず図16の処理は終了する。
呼び出し可能な場合(S50のYes)、ワークフローサーバ50のフロー処理部53はワークフロー情報で定義されている次の処理を実行する(S60)。
2番目の処理はOCRなので、OCR処理部56が画像データにOCRを施し、PDF生成部58がテキストデータ付きのPDFを生成する(S70)。
3番目の処理はOUTであるので、フロー処理部53はユーザBのワークフローフロー情報を読み出す(S80)。すなわち、OUTの処理設定を参照するとユーザBのユーザIDが設定されているので、表1のユーザ情報を参照しユーザBが所持しているフローID=2を特定する。表2のフローデータによると、フローID=2のワークフロー情報が有する処理は処理4〜6である。表4の処理データによると、処理4はINであるのでOUTの後に実行できる。また処理4のINの処理設定を参照すると、ユーザAのユーザIDが設定されている。実行している業務1のフローIDは1であるが、表1によればフローID=1のユーザIDはユーザAを示している。また、処理4のINにはフローID=1が設定されているが、実行している業務1のフローIDは1である。以上から、フロー処理部53はフローID=2のワークフロー情報を実行すると判断し、これをワークフロー情報DB51aから読み出す。
次に、5番目の処理はQRスタンプなので、ワークフローサーバ50のフロー処理部53はQRコード生成部57を用いて、PDFにQRコードを付与する(S90)。
6番目の処理はストレージに保存なので、ワークフローサーバ50のデータ送受信部59はQRコード付きのPDFをクラウドストレージ70に保存する(S100)。なお、ユーザA及びBが後でPDFにアクセスできるようにアクセストークンが添付される。このアクセストークンはメールなどでユーザA,Bに通知される。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態のワークフローシステム100は、具体的な出力先又は入力元が定まっていないOUTとINという処理により、2つのワークフローを連携させることができる。OUTとINにはそれぞれユーザに関する情報が設定されればよく、連携する相手が変更にならない限り一方のワークフロー情報の変更が他方のワークフロー情報に影響しない。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では異なるユーザのワークフローを連携させる旨を説明したが、同じユーザの複数のワークフローを連携させてもよい。ユーザは自分の複数のワークフローを組み合わせて様々な処理を実行できる。
また、図7の構成例は、ワークフローサーバ50、PC10A、10B、クラウドストレージ70、及びMFP30の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。また、ワークフローサーバ50、PC10A、10B、クラウドストレージ70、及びMFP30の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
なお、ユーザAのワークフロー情報は第一の処理定義情報の一例であり、ユーザBのワークフロー情報は第二の処理定義情報の一例であり、OUTは出力処理の一例であり、INは入力処理の一例であり、ワークフロー情報DB51aは記憶手段の一例であり、フロー処理部53は処理実行手段の一例であり、フロー処理許可部54は連携処理手段の一例であり、UI部55は画面情報作成手段の一例であり、データ送受信部59は送信手段の一例である。ユーザAは第一のユーザの一例であり、ユーザBは第二のユーザの一例であり、操作パネル306は表示装置の一例であり、UI表示部31は表示手段の一例である。
10A,10B PC
30 MFP
50 ワークフローサーバ
51 ユーザ管理部
52 メール送受信部
53 フロー処理部
54 フロー処理許可部
55 UI部
56 OCR処理部
57 QRコード生成部
58 PDF生成部
59 データ送受信部
70 クラウドストレージ
100 ワークフローシステム
特開2014‐95986号公報

Claims (10)

  1. 処理が定義された処理定義情報に基づいて前記処理を実行する情報処理システムであって、
    抽象化された出力処理を有する第一の処理定義情報と、抽象化された入力処理を有する第二の処理定義情報を記憶する記憶手段と、
    前記第一の処理定義情報が実行された場合、前記出力処理の後に前記入力処理を実行すると判断し、前記出力処理に設定された第二のユーザに関する情報に基づいて前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報を実行する処理実行手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記第一の処理定義情報は第一のユーザに対応付けられており、
    前記処理実行手段は、前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報のうち、前記入力処理に第一のユーザに関する情報が設定されている前記第二の処理定義情報を特定して実行する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記処理実行手段は、更に、前記第一の処理定義情報の識別情報が前記入力処理に設定されている前記第二の処理定義情報を特定して実行する請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. ネットワークを介して前記出力処理に前記第二のユーザに関する情報が設定された前記第一の処理定義情報を受信した場合、前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報が出力先となっている旨を前記第二のユーザに通知する連携処理手段を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第二のユーザへの通知にはURLが含まれており、前記第二のユーザが操作する端末装置が前記URLの選択を受け付けた場合、
    前記第一の処理定義情報が有する複数の処理を視覚的に表示する画面情報を作成する画面情報作成手段と、
    前記画面情報を前記端末装置に送信する送信手段と、を更に有する請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記連携処理手段が、前記第二の処理定義情報を指定して前記第一の処理定義情報の出力先とすることを許可する旨を前記第二のユーザから取得した場合、
    前記第二の処理定義情報の前記入力処理に、前記第一の処理定義情報に対応付けられた第一のユーザに関する情報を設定し、
    前記処理実行手段は、前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報のうち、前記入力処理に第一のユーザに関する情報が設定されている前記第二の処理定義情報を特定して実行する請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記画面情報作成手段は、前記第一の処理定義情報の複数の処理を視覚的に表示すると共に、前記第二のユーザに対応付けられた1つ以上の前記第二の処理定義情報を選択可能に表示する画面情報を作成し、
    前記端末装置が前記第二の処理定義情報の選択を受け付けた場合、前記第一の処理定義情報の複数の処理を視覚的に表示すると共に、前記第一の処理定義情報の前記出力処理と前記第二の処理定義情報の前記入力処理を接続して表示する請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 1つ以上の前記第一の処理定義情報を表示装置に表示し、第一のユーザによる選択を受け付ける表示手段と、
    前記第一の処理定義情報が含む処理を実行する実行手段と、を有する機器を有し、
    前記表示手段は、前記第一のユーザの操作に応じて前記第一の処理定義情報の処理に関する情報を表示する請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 処理が定義された処理定義情報に基づいて前記処理を実行する情報処理装置に、
    抽象化された出力処理を有する第一の処理定義情報と、抽象化された入力処理を有する第二の処理定義情報を記憶する記憶手段を参照させ、
    前記第一の処理定義情報が実行された場合、前記出力処理の後に前記入力処理を実行すると判断し、前記出力処理に設定された第二のユーザに関する情報に基づいて前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報を実行する処理実行手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 処理が定義された処理定義情報に基づいて前記処理を実行する情報処理システムが行う処理実行方法であって、
    処理実行手段が、抽象化された出力処理を有する第一の処理定義情報と、抽象化された入力処理を有する第二の処理定義情報を記憶する記憶手段を参照するステップと、
    処理実行手段が、前記第一の処理定義情報が実行された場合、前記出力処理の後に前記入力処理を実行すると判断し、前記出力処理に設定された第二のユーザに関する情報に基づいて前記第二のユーザに対応付けられている前記第二の処理定義情報を実行するステップと、を有する処理実行方法。
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