JP2018072871A - 減圧弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁機構Mを、弁口6を移動可能に貫通する弁棒16と、弁棒16の一端部に設けられたダイヤフラム17と、弁棒16の他端部に設けられ弁口6の一方の開口縁に形成された弁座7と対向可能な弁体9とを備えて構成し、二次室5と弁座7との間には弁体9およびそのホルダー25を収容する弁体移動空間10が形成されるとともに、ホルダー25には弁体移動空間10の内壁に沿って摺動して弁機構Mの変位を案内可能な案内突部30が形成されている。
【選択図】図1
Description
(1)本発明の減圧弁の前記案内部は、前記ホルダーの外周面から周方向に沿って放射状に突出し、前記弁体移動空間の内壁に沿って摺動する複数の突部によって形成される構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、全周に亘って放射状に突出する複数の突部によって弁機構の移動案内が確実になり、かつ摺動抵抗の低減にも寄与することができる。
(2)また、前記弁体移動空間のうち前記ホルダーと軸方向に対向する側には閉止プラグによって閉止される作業用開口が形成される構成としてもよい。
このような構成によれば、閉止プラグが開放した状態では、作業用開口が開放されるため、同開口を通して弁棒に対する弁体及びホルダーの取付け作業を容易かつ円滑に行うことができる。
次に、本発明の減圧弁を具体化した実施例について、図面を参照しつつ説明する。
弁体9は弁座7に着座して閉弁状態とし、図1に示すように、弁座7から離間することで開弁状態となる。
かくして、弁体9を弁座7に対して正しく向き合わせることができるため、所期の設定流量を確保することができる。しかも、従来より、弁体移動空間10はもともと弁体9周りに十分なスペースが確保されていたところであるため、ホルダー25にリブ29や案内突部30を形成したとしても、弁体移動空間10は何ら拡張せずに済む。すなわち、弁ケーシング1の大型化を回避することができ、ひいては弁機構Mの姿勢安定化構造を付加しても減圧弁A自体を小型のままに維持することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、案内突部30をリブ29の途中に形成したが、リブ29を省略して案内突部30のみを設けるようにしてもよい。
(2)上記実施例では、案内突部30をホルダー25側に形成したが、弁体移動空間10の内壁側に形成するようにしてもよい。
(3)上記実施例では、各案内突部30と弁体移動空間10の内壁とが弁体移動空間10の内壁の全周に亘って点接触し合う関係としたが、弁体移動空間10の内壁は、例えば、二次室5側の一部が所定角度範囲だけ形成されないことがあり、そのような場合には、案内突部30は点接触しない角度範囲を有することになる。
(4)上記実施例では、各案内突部30をホルダー25に一体に形成したが、別体であってもよい。すなわち、案内突部30はホルダー25あるいは弁体移動空間の内壁とは別体に設けられたものを、これらに組み付けるようにしてもよい。
5…二次室
6…弁口
7…弁座
9…弁体
10…弁体移動空間
11…閉止プラグ
16…弁棒
17…ダイヤフラム
24…調整ばね
25…ホルダー
30…案内突部(案内部(突部))
31…作業用開口
A…減圧弁
M…弁機構
Claims (3)
- 一次室と、
弁口を介して前記一次室と連通可能な二次室と、
前記弁口の開度を調整するよう前記弁口の軸線に沿って変位可能な弁機構とを備えた減圧弁であって、
前記弁機構は、
前記弁口を移動可能に貫通する弁棒と、前記弁棒の一端部に設けられたダイヤフラムと、前記弁棒の他端部に設けられ前記弁口の一方の開口縁に形成された弁座と対向可能な弁体とを備えてなり、
前記ダイヤフラムは前記二次室の圧力によって閉弁方向に付勢するようになっている一方、前記ダイヤフラムには開弁方向に付勢する調整ばねが接続されており、
前記二次室と前記弁座との間には前記弁体およびそのホルダーを収容する弁体移動空間が形成されるとともに、前記ホルダー及び前記弁体移動空間の内壁のいずれかには前記弁機構の変位を案内可能な案内部が形成されていることを特徴とする減圧弁。 - 前記案内部は、前記ホルダーの外周面から周方向に沿って放射状に突出し、前記弁体移動空間の内壁に沿って摺動する複数の突部によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の減圧弁。
- 前記弁体移動空間のうち前記ホルダーと軸方向に対向する側には閉止プラグによって閉止される作業用開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の減圧弁。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016207638A JP2018072871A (ja) | 2016-10-24 | 2016-10-24 | 減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016207638A JP2018072871A (ja) | 2016-10-24 | 2016-10-24 | 減圧弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018072871A true JP2018072871A (ja) | 2018-05-10 |
Family
ID=62115427
Family Applications (1)
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JP2016207638A Pending JP2018072871A (ja) | 2016-10-24 | 2016-10-24 | 減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018072871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020091555A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | タイム技研株式会社 | 減圧弁 |
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2016
- 2016-10-24 JP JP2016207638A patent/JP2018072871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020091555A (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | タイム技研株式会社 | 減圧弁 |
JP7190732B2 (ja) | 2018-12-04 | 2022-12-16 | タイム技研株式会社 | 減圧弁 |
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