JP2018072404A - カメラのファインダ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一般的なEVFの電気的な接続方法としては、リード線やフレキシブル基盤による方法が考えられるが、その場合ミラー駆動の際の妨げとなる恐れがある。【解決手段】レンズからの被写体像をファインダに導く、被写体観察位置とレンズからの被写体像を撮像素子に受光させる撮像位置の間で往復回動運動するメインミラーを、撮像素子の撮影画像等を表示する表示機能と被写体像をファインダに導くミラーの機能を併せもつように構成し、メインミラーのミラー機能を使って焦点板上の被写体像を、ファインダで観察するOVFモードと、メインミラーのアップ状態で被写体のライブビュー画像をメインミラーの表示機能で表示してファインダで観察するEVFモードを有するカメラのファインダ装置において、EVFモード時の表示部との電気的な接続を接点ピンと接続部で行い、メインミラーをロックする事で安定した電源供給、通信等が行なえる機構を設けた。【選択図】 図1(a)
Description
本発明は、カメラのファインダに関し、特に光学ファインダ(OVF)と電子ビューファインダ(EVF)の両方の機能を持った一眼レフカメラの、前記電子ビューファインダ(EVF)モード時の電気的な接続方法に関するものである。
従来、カメラのファインダとして光学ファインダ(OVF)と電子ビューファインダ(EVF)があり、OVFは、電力を消費することなく、被写体像を鮮明に表示することができる等、優れた特徴を有している。
一方、EVFは、白黒モード、セピア調モード、色調や彩度の調整等、画像処理の結果を反映して表示を行える。また、撮像素子の連続的な撮影画像を表示する、いわゆるライブビュー表示が可能となっている。更に、EVFにおいてもOVFと同様に接眼レンズを覗いて被写体像を観察できるものもある。
例えば、特許文献1では、撮影光路内にミラーを配置したデジタルカメラにおいて、ミラーが損傷し難いデジタルカメラを提供するとして、撮影レンズを通過した被写体光束を撮像して被写体像信号出力するCCDと、このCCDの光路内にあって、制御信号に応じて被写体光束を反射若しくは透過する状態に変化する液晶ミラーと、この液晶ミラーが反射状態にあるときに反射された被写体光束を受光して撮影レンズの焦点状態を検出する測距/測光センサと、液晶ミラーが透過状態にあるときにCCDから出力される被写体像信号に基づいて被写体の動画像をスルー画表示する背面液晶モニタを具備し、液晶ミラーが反射状態にあるときはスルー画表示にあたって動画像に代えて静止画像を表示するとなるものが開示されている。
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、EVFモードへ切換えた際の液晶ミラーの電気的な接続の方法、ミラーロック方法については何ら明記されていない。また、一般的なEVF時の電気的な接続方法としては、リード線やフレキシブル基盤による方法が考えられるが、ミラー駆動系へ設置した場合ミラー駆動の際の妨げとなる恐れがある。
そこで、本発明の目的は、OVFモードからEVFモードに切り替えた際に安定した電源供給、通信等を行う為に、EVFモード時にはミラーアップ状態でロックする機構を設け不用意にミラーがダウンしないようにしたカメラのファインダ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、レンズからの被写体像をファインダに導く、被写体観察位置とレンズからの被写体像を撮像素子に受光させる撮像位置の間で往復回動運動するメインミラーを、撮像素子の撮影画像を表示する表示機能と被写体像をファインダに導くミラーの機能を併せもつように構成し、メインミラーのミラー機能を使って焦点板上の被写体像を、ファインダで観察するOVFモードと、メインミラーのアップ状態で被写体のライブビュー画像をメインミラーの表示機能で表示してファインダで観察するEVFモードを有するカメラのファインダ装置において、EVFモード時にメインミラーの表示器との電気的な接続を接点ピンと接続部によって行うことを特徴とするカメラのファインダ装置である。
さらに、上記目的を達成するために、本発明は、レンズからの被写体像をファインダに導く、被写体観察位置とレンズからの被写体像を撮像素子に受光させる撮像位置の間で往復回動運動するメインミラーで、撮像位置に退避した時に該メインミラーの裏面側の開口部を塞ぐ為の遮光板を有し、該遮光板のメインミラー側の面に撮像素子の撮影画像等を表示する表示部を設け、レンズからの被写体像をメインミラーでファインダに導いて被写体を観察するOVFモードと、メインミラーのアップ状態で前記遮光板に設けた表示部に被写体のライブビュー画像を表示してファインダで観察するEVFモードを有するカメラのファインダ装置において、EVFモード時の表示部との電気的な接続を接点ピンで行い、メインミラーをロックする事で安定した電源供給、通信等が行なえる機構を設けたことを特徴とするカメラのファインダ装置である。
上記の発明の概要は、本発明の特徴を全て列挙したものではない。
本発明によればミラー駆動部表示機能を備えたカメラにおいて、EVFモード時の表示器への電気的な接続が容易に行うことが出来、不用意にミラーがダウンしなくなる為、安定した電源供給、通信等が行なえるカメラのファインダ装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわるカメラの概略構成図である。以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[実施例1]
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施例による、カメラのファインダ装置について説明する。図1において、カメラ本体1には、レンズマウント3を介して撮影光学系を有する撮影レンズユニット2が着脱可能に装着されている。前記撮影レンズユニット2は交換可能ではなく、カメラ本体1に一体的に固定されていてもよい。
以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施例による、カメラのファインダ装置について説明する。図1において、カメラ本体1には、レンズマウント3を介して撮影光学系を有する撮影レンズユニット2が着脱可能に装着されている。前記撮影レンズユニット2は交換可能ではなく、カメラ本体1に一体的に固定されていてもよい。
カメラ本体1には、メインミラー4が被写体像をファインダに導く位置と被写体像を撮像素子17へ導く位置の間で、回動可能にヒンジ軸7aで軸支されている。撮影を行うための被写体像を撮像素子17へ導く位置では、不図示のミラー駆動機構によりメインミラー4の先端がストッパー14に当接して停止する。
メインミラー4が停止した際にカメラ本体側の接点ピン20と図1(b)に示すメインミラー側の接続部22が当接することで電気的な接続がなされる。メインミラー4は、通常ハーフミラーになっていて、反射した光束はファインダへと導かれ、透過した光束は、サブミラー8にて下方へ反射し焦点検出装置18へと導かれる。サブミラー8は保持枠7の開口部(不図示)を塞ぐ位置で止まる。
カメラ本体1には、撮像素子17への光量を制御するシャッタ16、焦点板11、ペンタプリズム12、接眼レンズユニット13、等が配置されている。そして、焦点板11、ペンタプリズム12、接眼レンズユニット13によって光学ファインダ(OVF)が構成されている。
撮像素子17には、撮影光学系を通過した被写体像(光学像)が結像し、撮像素子17は、光電変換によって光学像に応じた電気信号(アナログ信号又は画像信号)を出力する。撮像素子17として、例えば、CMOSセンサが用いられる。なお、CMOSセンサの代わりにCCDセンサなどの他の撮像デバイスを用いるようにしてもよい。メインミラー4は光軸19に対して45度傾けて配置され、撮影レンズユニット2から入射した光はメインミラー4によって分光(分岐)される。
一方、メインミラー4で反射した光は、光軸19に対して90度の角度で上方に向かい、焦点板11およびペンタプリズム12を介して接眼レンズユニット13に導かれる。また焦点板11に投影された被写体像を、撮影者は接眼レンズユニット13内のレンズをカメラの操作部材である不図示のボタンを操作して、視度調整モータ60を駆動して撮影者の視度に合わせて鮮明な被写体像を確認することができる。
メインミラー4は、図1(b)で示すハーフミラーからなるミラー部5と、その裏側にEL素子からなる透明表示部材を使ったEVF表示部6が配置されて、保持枠7によってミラー部5とEVF表示部6が保持されている。保持枠7には、撮影レンズユニット2から入射した光を焦点検出装置18に導く為の開口部(不図示)が設けられている。EVF表示部6には接点ピン20と電気的な接続を行う接続部22と電気回路21を備えている。
また、図3で示すように、EVFモード時にはメインミラー4を駆動し、前記接点ピン20との電気的な接続が行なわれる。アクチュエータ23が動き出しロックレバー24が回転する仕組みになっている。ロックレバー24が回転することで前記メインミラー4にロックを掛け、不用意にメインミラー4が落ちることのないようにする。
EVF表示部6は、OVFモードでは、透明状態で撮影レンズユニット2から入射した光は、メインミラー4を通過して焦点検出部18に入る。EVF表示部6は、EL(エレクトロルミネッセンス)素子を用いることにより、透明度と透過率が高く焦点検出装置18への光量の低下を少なく出来る。
前記、EVF表示部6には、EL素子を用いた透明表示部材の他に、液晶表示部材、蛍光表示管等を用いることができる。以上が本発明の第1の実施例のカメラの概略構成の説明である。
図2は、本実施例における、電気ブロック図で、17は被写体からの反射光を電気信号に変換する撮像素子である。撮像素子17には、焦点検出機能を持つものもあり、画素部の中に位相差オートフォーカスをするための焦点情報信号の検出用画素を配置した撮像素子も開示されている。
31は、前置処理回路であり、撮像素子17の出力ノイズ除去のためのCDS回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を備えている。32はアナログ出力をデジタル信号化するA/D変換器。33はバッファメモリ、34はメモリの読み書き動作や、リフレッシュ動作等を制御するためのメモリコントローラ、39は撮影シーケンスなどシステムを制御するためのシステム制御用CPU。35は、拡張ユニット36とのインターフェースである。
36は、着脱自在な拡張ユニットであり、カメラ本体に接続して各種処理や操作を行うためのものである。37は、後述するメモリカード38との接続のためのインターフェース、38はカメラからのデータを記録する記録媒体で、EEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性固体メモリ素子等を有する着脱可能なメモリカード。40は、システムに電源を投入するためのカメラのメインスイッチである。
41は、レリーズスイッチ(不図示)で、押圧することで自動焦点機能や自動露出機能等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチと撮影スタンバイスイッチON後にレリーズボタンが更に押圧されることによって撮影を行う撮影スイッチの機能を持つ。42は、カメラを外部から操作するための操作部材制御部で撮影モードの切換え等を行う。43は、ファインダの切換を行うためのスイッチで、光学ファインダ(OVF)と電子ビューファインダ(EVF)の切換を行うファインダ切換えSW。44は、メインミラー4のミラー部5の反射率を制御するための調光ミラー制御部である。
45はファインダ内表示部、46はライブビュー状態での被写体像を表示するための外部表示である。47は撮影補助等、EVFモード時にライブビュー画像を表示するEVF表示部6の表示切換えや制御を行う表示制御部、48は、カメラの制御を行うための電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ。
パルス発生回路49で発生した走査クロックのうち垂直走査用のクロックは、垂直駆動変調回路50によって、クロック周波数が所定の周波数に変調されて、撮像素子17に入力される。この垂直駆動変調回路50によって電子先幕のリセット走査の走査パターンが決定される。
51は、レンズ2の駆動、ミラーを駆動するためのミラー駆動モータ52、接眼レンズユニット13内のレンズを駆動する視度調整モータ60、ミラーをロックするためのミラーロック駆動回路62などを駆動するメカ系駆動回路である。53は、シャッタ16の制御を行うためのシャッタ制御回路で、撮像素子17への露光時間の制御を行う。54は、メインミラー4の駆動やチャージ等を行うミラー駆動モータ52の制御に使われる位相信号である。
55は、被写体測光のための測光装置、56は、焦点検出装置18等からの出力を使って被写体測距のための制御を行う測距装置、57は、電子ブザーであり、各種の警告や作動状態を音に変換するものである。59は、電池等カメラの電源58の電圧を一定の出力電圧に変換するDC/DCコンバータであり、システム制御用CPU39をはじめとする各回路に電源を供給する。接点ピン20へはEVF表示部6の電源供給と表示制御を実装するため、DC/DCコンバータ59と表示制御部47が接続されている。以上が本発明の実施形態にかかわる電機ブロック図の説明である。
図3は、実施例1のEVFについての説明図で、図1(b)は、メインミラー4の拡大断面図、図3(a)、は、EVFモード時の側面図、図3(b)はアンロック時の拡大断面図3(c)はミラーロック機構時の拡大断面図である。図4は、実施例1の動作説明のフローチャートで(a)はOVFモードでの撮影動作の説明。(b)はOVFモードからEVFモードに切換えるときの動作説明。(c)はEVFモードでの撮影動作の説明で、図1、図2、図3を併用して説明する。
図4(a)のS101でカメラのメインSW40をONにすると、ファインダは、通常OVFモードの状態でカメラが起動する。OVFモードでは、メインミラー4は、図1の状態になっている。S101で、カメラのメインSW40がOFFの場合は、S100のスタンバイに戻る。
次にS102でレリーズSW41が押されるとS103に進んで、ミラー駆動モータ52が作動して、不図示のミラー駆動機構によりメインミラー4が跳ね上がる。レリーズSW41がOFFの場合は、S101に戻る。S104でシャッタ16の先羽根が作動すると、S105では撮像素子17に露光が行われる。所定の秒時経過後にS106でシャッタ16の後羽根が走行して露光が終了する。
S107では、ミラー駆動モータ52が作動して、不図示のミラー駆動機構によりメインミラー4が図1のミラーダウン状態になる。同時にS108で、シャッタ16のチャージが行われてシャッタ16は走行前の状態に戻ってOVFモードでの露光が終了する。その後、S102に戻りレリーズSW41がONになっていると撮影を続けることになる。OVFモードでは、メインミラー4で反射した被写体像をファインダで観察するため撮影の度にメインミラー4が作動する。以上がOVFモードでの作動説明になる。
次に、撮影者が、ファインダ切換えSW43をEVFモードに切り換えるときの動作を図4(b)のフローチャートと図2、図3を併用して説明する。図4(b)のS201で、ファインダ切換えSW43でEVFモードが選択されるとS203に進む、OVFモードが選択された場合は、S202に進んで図4(a)のOVFモードでの撮影シーケンスに進む。S203では、ミラー駆動モータ52が作動して、ライブビュー位相まで作動すると位相信号54によってミラー駆動モータ52は停止して、図3のように、不図示のミラー駆動機構によりメインミラー4が跳ね上がる。
メインミラー4は、ストッパー14に当接して、止まりその状態を維持する。S204へ進み接点部22はメインミラー4がストッパー14に当接した位置で接点ピン20と電気的な接続が行われる。S205でミラーロック駆動回路62を作動しアクチュエータ23が駆動してロックレバー24が回転することでメインミラー4にロックを掛ける。ロックを掛けることで不用意にメインミラー4が落ちることのないようにし電気回路部21に電源供給される。
S206では、シャッタ16の先羽根(不図示)が走行する。S207でアパチャ(不図示)が開放されて撮像素子17に撮影レンズユニット2からの被写体像が結像する。S208では、接眼レンズユニット13内のレンズを視度調整モータ60を駆動して、焦点板11に合っていた焦点をEVF表示部6に合うようにする。S209では、撮像素子17で受光したライブビュー画像をDC/DCコンバータ59からの電圧供給と表示制御部47からの信号によりEVF表示部6に表示される。
撮影者は、EVF表示部6に表示されるライブビュー画像をファインダで確認する事ができるようになり、EVFモードへの切り換わりは終了する。撮影者がファインダ切換えSW43でOVFモードに切換えるまでは、メインミラー4が跳ね上がった、図3の状態が維持されて、撮影が行われることになる。
但し、EVFモードの状態でカメラのメインSW40をOFFにしたときには、電源を切る前に、OVFモードにしてから電源をOFFにしてもよい。OVFモードにすることで、撮像素子17をシャッタ16の羽根で覆う事ができて、待機状態での撮像素子17へのゴミの付着を少なくできる。
次に、EVFモードで撮影を行う場合の動きを図4(c)のフローチャートと図1、図2、図3を併用して説明する。図4(c)のS301では、電子先幕を使った撮影か、メカシャッタを使った撮影かを撮影者が選択して、電子先幕を選択した場合はS302に進み、メカシャッタを選択した場合にはS309に進む。
S302でレリーズSW41がONになるとリセット走査S303が行なわれて、S304では撮像素子17に露光が行なわれる。S302でレリーズSW41がOFFの場合はS300のスタンバイに戻る。所定時間経過後にS305でシャッタ16の後羽根が走行して露光が終了する。S306ではシャッタ16のチャージが行われてシャッタは走行前の状態に戻る。
チャージ完了後にS307でシャッタ16の先羽根が走行して、アパチャ開口部が開放されて撮像素子17からのライブビュー画像をEVF表示部6に表示して、ファインダで被写体の観察が可能になる。S308ではレリーズSW41がONの場合は、S303に進んで次の撮影が行われる。S308ではレリーズSW41がOFFの場合はS300のスタンバイに戻る。
次に、S301でメカシャッタが選択されるとS309に進む。S309でレリーズSW41がONになるとS310に進み、OFFの場合は、S300のスタンバイに戻る。S310ではシャッタ16がチャージされて、シャッタ16は走行前の状態に戻る。S311ではシャッタ16の先羽根が走行し、S312では撮像素子17に露光が行われる。所定の秒時経過後にS313でシャッタ16の後羽根が走行して露光が終了する。
S314ではシャッタ16のチャージが行われるとS315に進んでレリーズSW41がONの場合は、S311に進んで次の撮影が行われる。S315でレリーズSW41がOFFの場合は、S316に進んでシャッタ16の先羽根が走行して、アパチャ開口部が開放されて撮像素子17からのライブビュー画像をEVF表示部6に表示して、ファインダで被写体の観察が可能になってS300のスタンバイに戻る。
また、メインミラー4のミラー部5を反射率が可変の調光ミラーで構成し、EVFモードでEVF表示部6に表示を行う際に、調光ミラー制御部44でミラー部5の反射率を下げることでミラー部5の透過率が上がって、よりEVF表示部6の表示が見やすくなる。以上がEVFモードでの動作説明になる。
メインミラー4を撮像素子17の撮影画像等を表示する表示機能と被写体像をファインダに導くミラーの機能を併せもつように構成したファインダ装置において、EVF表示部6との電気的な接続を接点ピン20と接続部22で行う。メインミラー4をストッパー14に当接した位置でロックをすることで不用意にミラーがダウンしなくなる為、安定した電源供給、通信等が行なえEVFモード時の表示器への電気的な接続が容易に行うことが出来る。
以上が本発明の第1の実施例のカメラのファインダ装置の説明である。
1 :カメラ本体
2 :撮影レンズユニット
4 :メインミラー
6 :EVF表示部
11 :焦点板
12 :ペンタプリズム
13 :接眼レンズユニット
14 :ストッパー
16 :シャッタ
17 :撮像素子
20 :接点ピン
22 :接続部
23 :アクチュエータ
24 :ロックレバー
39 :マイクロコントローラ
44 :調光ミラー制御部
47 :表示制御部
52 :ミラー駆動モータ
60 :視度調整モータ
104:メインミラー
106:EVF表示部
108:接続部
109:遮光板
2 :撮影レンズユニット
4 :メインミラー
6 :EVF表示部
11 :焦点板
12 :ペンタプリズム
13 :接眼レンズユニット
14 :ストッパー
16 :シャッタ
17 :撮像素子
20 :接点ピン
22 :接続部
23 :アクチュエータ
24 :ロックレバー
39 :マイクロコントローラ
44 :調光ミラー制御部
47 :表示制御部
52 :ミラー駆動モータ
60 :視度調整モータ
104:メインミラー
106:EVF表示部
108:接続部
109:遮光板
Claims (2)
- レンズ(2)からの被写体像をファインダに導く、被写体観察位置とレンズ(2)からの被写体像を撮像素子(17)に受光させる撮像位置の間で往復回動運動するメインミラー(4)を、撮像素子(17)の撮影画像を表示する表示機能と被写体像をファインダに導くミラーの機能を併せもつように構成し、
メインミラー(4)のミラー機能を使って焦点板(11)上の被写体像を、ファインダで観察するOVFモードと、メインミラー(4)のアップ状態で被写体のライブビュー画像をメインミラー(4)の表示機能で表示してファインダで観察するEVFモードを有するカメラのファインダ装置において、EVFモード時の表示部(6)との電気的な接続を接点ピン(20)で行い、EVFモード時にはメインミラー(4)をロックする機構(23、24)を設けたことを特徴とするカメラのファインダ装置。 - 前記ロック機構は、メインミラー(4)をロックするレバー(24)と、ロックレバー(24)を駆動するアクチュエータ(23)から構成されていることを特徴とする請求項1記載のカメラのファインダ装置。
Priority Applications (1)
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