JP2018072023A - PM sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、内燃機関から排出された排気ガスに含まれる粒子状物質(Particurate Matter、以下、PMという)の量を検出可能なPMセンサに関する。 The present disclosure relates to a PM sensor capable of detecting the amount of particulate matter (Particulate Matter, hereinafter referred to as PM) contained in exhaust gas discharged from an internal combustion engine.
内燃機関から排出される排気ガス中には、PMが含まれる。PM除去のために、排気ガスの通路(以下、排気通路という)にはPMフィルタが配置される。このPMフィルタとしては、例えば、ディーゼルパティキュレートフィルタがある。 The exhaust gas discharged from the internal combustion engine contains PM. In order to remove PM, a PM filter is disposed in an exhaust gas passage (hereinafter referred to as an exhaust passage). An example of the PM filter is a diesel particulate filter.
PMフィルタは、PMを捕集し続けると目詰まりを起こす。このため、排気系には、PMフィルタに堆積したPM堆積量が所定量に達したと判定した場合に、PMフィルタ内のPMを強制的に燃焼し、PMフィルタから除去する(つまり、PMフィルタの再生処理を行う)機能が設けられている。 The PM filter is clogged when PM is continuously collected. For this reason, in the exhaust system, when it is determined that the amount of PM deposited on the PM filter has reached a predetermined amount, the PM in the PM filter is forcibly burned and removed from the PM filter (that is, the PM filter). (Reproduction processing) is provided.
前述のようなPMフィルタ内のPM堆積量の判定またはPMフィルタ内の故障判定等のために、PMセンサが使用されることが知られている。このようなPMセンサは、排気系を構成する排気通路のうち、PMフィルタよりも下流側または上流側に配置され、排気系通路を流れる排気ガスの一部を内部に取り込み、所定の処理を行った後に排気通路に排出するように構成される。 It is known that a PM sensor is used for the determination of the PM accumulation amount in the PM filter or the failure determination in the PM filter as described above. Such a PM sensor is disposed on the downstream side or upstream side of the PM filter in the exhaust passage constituting the exhaust system, takes in a part of the exhaust gas flowing through the exhaust system passage, and performs predetermined processing. After that, it is configured to discharge into the exhaust passage.
このようなPMセンサは、排気ガスの一部を内側に取り込める収容空間を有するケース部材と、ケース部材の収容空間に配置された多孔質体と、多孔質体を挟んで互いに対向する少なくとも一対の電極とを有しており、多孔質体内に堆積するPMにより一対の電極間の静電容量が変化することを利用して、排気ガス中のPMの量を推定することができる(例えば、特許文献1参照)。 Such a PM sensor includes a case member having an accommodation space capable of taking a part of exhaust gas inside, a porous body disposed in the accommodation space of the case member, and at least a pair of facing each other across the porous body The amount of PM in the exhaust gas can be estimated using the fact that the capacitance between the pair of electrodes changes due to PM deposited in the porous body (for example, patents) Reference 1).
また、前述の特許文献1に記載されたPMセンサは、PM量の推定を継続的に行う必要がある。このため、PMセンサは、多孔質体内に堆積したPMを、燃焼により定期的に除去するためのヒータ(電気ヒータ)を有している。このようなヒータは、多孔質体および一対の電極と共に筒状の保持部材に覆われた(外嵌された)状態で、PMセンサを構成する筒状のケース部材の内面に支持されている。
Further, the PM sensor described in
本開示では、ヒータの保持手段の改良を提示することを目的とする。 An object of the present disclosure is to provide an improvement of a heater holding means.
本開示は、ケースと、ケースの内部に収容されたセンサ部と、センサ部の外面に当接した保持面を有し、センサ部をケースの内部で支持している支持部材と、を備え、センサ部が、排気ガスの通路上に配置された多孔質体と、多孔質体を挟んで相対向する一対の電極と、通電に基づいて発熱するヒータとを備えており、ヒータは、配列方向に第一のピッチで隣り合って配置された複数の第一のヒータ要素と、配列方向に第一のピッチよりも小さい第二のピッチで隣り合って配置された複数の第二のヒータ要素とを有し、支持部材の保持面が、第一のヒータ要素と配列方向に関して整合している、PMセンサに向けられる。 The present disclosure includes a case, a sensor unit housed in the case, and a support member that has a holding surface in contact with the outer surface of the sensor unit and supports the sensor unit inside the case. The sensor unit includes a porous body disposed on the exhaust gas passage, a pair of electrodes opposed to each other with the porous body interposed therebetween, and a heater that generates heat based on energization. A plurality of first heater elements arranged adjacent to each other at a first pitch, and a plurality of second heater elements arranged adjacent to each other at a second pitch smaller than the first pitch in the arrangement direction; And the holding surface of the support member is directed to the PM sensor that is aligned with the first heater element in the alignment direction.
本開示によれば、PMセンサを構成するヒータのうち、支持部材の保持面と配列方向に関して整合する第一のヒータ要素に相当する部分と、ヒータのうちの他の部分との温度差を小さくし得るため、多孔質体の温度ムラをスムーズに出来る。その結果、多孔質体に温度ムラに起因する熱応力が発生し難くなり、これによって、壊れにくいPMセンサを提供することが可能となる。 According to the present disclosure, a temperature difference between a portion corresponding to the first heater element that matches the holding surface of the support member and the arrangement direction in the heater constituting the PM sensor and the other portion of the heater is reduced. Therefore, the temperature unevenness of the porous body can be made smooth. As a result, it is difficult for thermal stress due to temperature unevenness to occur in the porous body, and this makes it possible to provide a PM sensor that is not easily broken.
図1〜6を参照して、本開示に係るPMセンサ3について詳説する。
The
[1.PMセンサが組み込まれる部分の周辺構成例]
図1には、内燃機関1と、排気系2と、本開示に係るPMセンサ3とが示されている。
内燃機関1は、典型的にはディーゼルエンジンである。
排気系2は、大略的には、排気通路4を構成する排気管5と、酸化触媒6と、PMフィルタ7とを有している。酸化触媒6は、排気通路4においてPMフィルタ7よりも上流側に設けられている。PMフィルタ7は、典型的には、ディーゼルパティキュレートフィルタである。
[1. Peripheral configuration example of the part where the PM sensor is incorporated]
FIG. 1 shows an
The
The
PMセンサ3は、排気通路4においてPMフィルタ7よりも下流側に設けられている。PMセンサ3がPMフィルタ7よりも上流側(より具体的には、酸化触媒6とPMフィルタ7との間)に設けられる場合、PMセンサ3は、典型的には、PMフィルタ7におけるPM堆積量の推定等のために使用される。一方、PMセンサ3がPMフィルタ7よりも下流側に設けられる場合、PMセンサ3は、典型的には、PMフィルタ7の故障判定等のために使用される。なお、図1は、PMセンサ3をPMフィルタ7よりも下流側に設けた例を示している。このようなPMセンサ3は、排気ガスの一部を内部に取り込み、取り込んだ排気ガスに対して所定の処理を行った後に、排気通路4に排出するように構成されている。
The
[2.PMセンサ]
図2〜3Bを参照して、本開示の構成例の一例に係るPMセンサ3について詳説する。
[2. PM sensor]
The
[2−1.PMセンサの詳細な構成]
PMセンサ3は、取付部8と、ケース部材9と、センサ部10と、支持部材11と、制御部12とを備えている。
なお、図1を除く各図には、L軸、W軸およびT軸が描かれている。L軸、W軸およびT軸は、PMセンサ3の長さ方向、幅方向および高さ方向を示し、各方向は互いに直交する。具体的には、本構成例の場合、PMセンサ3の長さ方向は、ケース部材9の軸方向(図2の上下方向)に一致する。また、PMセンサ3の幅方向と高さ方向とは、ケース部材9の径方向であって、互いに直交する2方向と一致する。さらに、以下の説明では、PMセンサ3の長さ方向、幅方向および高さ方向をそれぞれ、長さ方向L、幅方向Wおよび高さ方向Tと記載することがある。また、長さ方向Lの正方向側(図2の下側)を先端側といい、同じく負方向側(図2の上側)を後端側という。
[2-1. Detailed configuration of PM sensor]
The
In each figure except FIG. 1, the L axis, the W axis, and the T axis are drawn. The L axis, the W axis, and the T axis indicate the length direction, the width direction, and the height direction of the
取付部8は、PMセンサ3を、PMフィルタ7よりも下流側に設けられた排気管5のボス13に取り付けるためのものである。このようなボス13には、排気管5を貫通する状態で貫通孔が形成されており、この貫通孔の内周面には雌ネジ14が形成されている。取付部8は、後端側半部(図2の上側半部)に外周面が六角形状の頭部15が設けられ、同じく先端側半部(図2の下側半部)の外周面に雄ネジ16が形成されている。このような雄ネジ16は、雌ネジ14と螺合可能である。また、取付部8には、センサ部10から引き出される導線17、18(図3A、3Bを参照)を挿通可能な1対の貫通孔19が設けられている。なお、PMセンサ3が、PMフィルタ7よりも上流側(例えば、酸化触媒6とPMフィルタ7との間)に設けられる場合には、排気管5のうち、酸化触媒6とPMフィルタ7との間に相当する部分にボス(図示省略)を設ける。そして、当該ボスにPMセンサ3を取り付ける。
The
ケース部材9は、外ケース20と、内ケース21とにより構成されている。
外ケース20は、例えば、円筒状の形状を有する。外ケース20の先端部および後端部は閉止されずに、所定の内径φ1を有する開口部となっている。このような外ケース20は、後端部を取付部8の先端部に固定されている。
The
The
内ケース21は、例えば、有底円筒状の形状を有する。本構成例の場合、内ケース21は、長さ方向Lの寸法が、外ケース20の長さ方向Lの寸法よりも大きい。また、内ケース21の外径φ2は、外ケース20の内径φ1よりも小さい。また、内ケース21の後端部は閉止されずに、所定の内径φ3を有する開口部となっている。さらに、内ケース21の後端寄り部分には、複数の入口(具体的には、貫通孔)22が内ケース21の外周面の周方向に沿って、等間隔に離隔した状態で形成されている。なお、図の視認性の観点で、図2では、1個の入口にのみ参照符号22が付されている。また、内ケース21の先端部には、底部23が設けられており、完全ではないがほぼ閉止されている。より具体的には、底部23の略中央には、内径φ3よりも小径の出口(具体的には、貫通孔)24が少なくとも1個形成されている。このような内ケース21は、外ケース20の内部空間25に収容された状態で、後端部を取付部8の先端部に固定されている。
The
外ケース20と内ケース21とが取付部8に固定された状態で、外ケース20の中心軸と内ケース21の中心軸とが、同軸上に位置している。さらに、内ケース21の先端部が、外ケース20の先端縁よりも先端側に突出している。この状態で、内ケース21の外周面と外ケース20の内周面との間には、円筒状の隙間26が形成されている。
In a state where the
このような隙間26の先端部は開口しており、外ケース20の径方向外側に存在する外側空間27と、隙間26とが連通している。また、隙間26の後端寄り部分は、入口22を介して、内ケース21の内部空間28の後端寄り部分と連通している。このようにして、外側空間27から隙間26に流入した排気ガスが、隙間26を流通して内ケース21の内部空間28に流入できるようにしている。なお、内ケース21の内部空間28に流入した排気ガスは、内ケース21の底部23に形成された出口24を通って外側空間27に流出できる。即ち、排気ガスは、外側空間27 → 隙間26 → 入口22 → 内ケース21の内部空間28 → 出口24 →外側空間27の経路で流通する。
The front end of such a
センサ部10は、図3A〜3Bに示すように、対をなす少なくとも2個の電極29(図示は、5個の電極29a〜29e)と、少なくとも1層の多孔質体30(図示は4個の多孔質体30a〜30d)と、少なくとも1個のヒータ31(図示は5個のヒータ31a〜31e)とを備えている。
As shown in FIGS. 3A to 3B, the
電極29(29a〜29e)は、略矩形平板状の面状導体からなる。電極29は、所定方向(本構成例の場合、高さ方向Tに一致する方向)に、所定の間隔だけ離隔した状態で配列されている。そして、高さ方向Tに隣り合う(換言すれば、対向する)電極29に関しては、一方の電極29が制御部12が備える静電容量検出回路(図示省略)の第一の端子に接続されている場合には、他方の電極29が静電容量検出回路の第二の端子に接続されている。具体的には、図3A、3Bに示すセンサ部10の場合、高さ方向Tに関する片側(図3A〜3Bの上側)から1、3、5番目の電極29a、29c、29eを導線17aを介して第一の端子に接続すると共に、同じく2、4番目の電極29b、29dを導線17bを介して第二の端子に接続している。このようにして、高さ方向Tに隣り合う2個(換言すれば、1対)の電極29により、コンデンサを構成している。
The electrode 29 (29a-29e) consists of a substantially rectangular flat plate-like planar conductor. The
多孔質体30(30a〜30d)は、例えば、電気絶縁性を有する多孔質セラミックスシートからなる複数の矩形板状の隔壁32の組み合わせからなる。このような隔壁32は、それぞれが所定方向(本構成例の場合、長さ方向Lに一致する方向)に延在し、かつ、高さ方向Tに平行な矩形板状に形成されている。このような隔壁32は、高さ方向Tに隣り合う電極29の間の空間に、所定方向(本構成例の場合、幅方向Wに一致する方向)に間隔をあけて配置されている。このようにして、高さ方向Tに隣り合う電極29の間の空間が、複数の隔壁32により幅方向Wに区画されて、例えば、長さ方向Lに延在しかつ幅方向Wに隣り合う第一直方体空洞33および第二直方体空洞34が形成される。
The porous body 30 (30a to 30d) is composed of, for example, a combination of a plurality of rectangular plate-shaped
隣り合う第一直方体空洞33と第二直方体空洞34とは、例えば、第一直方体空洞33の先端部が閉止されかつ後端部が開口している場合には、幅方向Wに関して隣に存在する第二直方体空洞34の後端部が閉止されかつ先端部が開口している。換言すれば、幅方向Wに隣り合う第一直方体空洞33と第二直方体空洞34とは、長さ方向Lに関して互いに反対側の端部が開口し、同じく互いに反対側の端部が閉止している。このような関係は、第一直方体空洞33と第二直方体空洞34との全組み合わせに同様に当てはまる。
The adjacent first
なお、図3A、3Bでは、高さ方向Tに隣り合う電極29の間の空間は、多孔質体30により、高さ方向Tには区画されず、幅方向Wにのみ合計5個の直方体空洞(つまり、第一直方体空洞33および第二直方体空洞34)に区画される。また、図3A、3Bでは、第一直方体空洞33および第二直方体空洞34において、閉止された長さ方向Lに関する端部にハッチングが付されている。
3A and 3B, the space between the
また、本構成例では、4個の多孔質体30(30a〜30d)が、高さ方向Tに電極29およびヒータ31を介して隣り合うように配列されている。そして、高さ方向Tに隣り合う多孔質体30同士は、長さ方向Lに関して反転させた構造関係を有している。即ち、高さ方向Tに隣り合う1対の多孔質体30に関して、高さ方向Tに隣り合う第一直方体空洞33と第二直方体空洞34との組み合わせもまた、前述した幅方向Wに隣り合う第一直方体空洞33と第二直方体空洞34との関係と同様の関係を有している。
In this configuration example, the four porous bodies 30 (30a to 30d) are arranged in the height direction T so as to be adjacent to each other via the
少なくとも一個のヒータ31(31a〜31e)は、例えば、線状、面状あるいは板状の導体から成り、絶縁性セラミックシート35(図示は、5個のセラミックシート35a〜35e)内に埋設されている。このようなヒータ31は、通電に基づいて発熱することにより、多孔質体30の表面上または内部に存在するPMを燃焼させる機能を有する。
The at least one heater 31 (31a to 31e) is made of, for example, a linear, planar, or plate-like conductor, and is embedded in an insulating ceramic sheet 35 (illustrated five
本構成例の場合、ヒータ31(31a〜31e)は、電極29(29a〜29e)の高さ方向Tに関する片側(図3A、3Bの上側)に積層されている。また、ヒータ31のうち、高さ方向Tに関する片側(図3A、3Bの上側)から2〜5番目のヒータ31b〜31eに関しては、高さ方向Tに関する片側に多孔質体30(30a〜30d)が積層されている(つまり、ヒータ31b〜31eは、電極29と多孔質体30とにより挟持されている)。一方、ヒータ31のうち、高さ方向Tに関して最も片側のヒータ31aに関しては、高さ方向Tに関する片側に多孔質体30が存在していない(つまり、ヒータ31aは、電極29と多孔質体30とにより挟持されていない)。なお、ヒータ31(31a〜31e)の配置は、本構成例の場合に限定されるものではない。
In the case of this configuration example, the heater 31 (31a to 31e) is stacked on one side (the upper side of FIGS. 3A and 3B) in the height direction T of the electrode 29 (29a to 29e). Further, among the
ヒータ31はそれぞれ、多孔質体30の表面上または内部に存在するPMを燃焼させる観点から、多孔質体30の長さ方向Lの寸法とほぼ同じ寸法、かつ、多孔質体30の幅方向Wの寸法とほぼ同じ寸法を有しているのが好ましい。
Each of the
以下、図4〜6を参照しつつ、本構成例のヒータ31の構造を説明する。なお、図4はヒータ31およびセラミックシート35の構造を模式的に示すと共に、ヒータ31と支持部材11の保持面40との関係を模式的に示した平面模式図である。本構成例のヒータ31は、セラミックシート35に埋設されているが、視認性の観点から、図4では、ヒータ31を実線で表すと共に梨地模様を付している。また、図5は図4のA−A断面図で、図6は図4のB−B断面図である。なお、図4〜6には、電極29および多孔質体30を省略している。
Hereinafter, the structure of the
図4〜6に示すヒータ31は、連続した線状の導体から成り、全体が同じ金属材料(例えば、タングステン合金、ニッケル合金等)により構成されている。このようなヒータ31は、1本の連続した線状の導体が蛇行するように折れ曲がった形状を有している。具体的には、ヒータ31は、複数個(図示の場合、13個)のヒータ要素36(36a、36b)を、配列方向である長さ方向Lに離隔した状態で互いに幅方向Wに平行に配列している。そして、長さ方向Lに隣り合うヒータ要素36同士の幅方向Wに関する端部を、連続部39a、39bにより交互に連続して、ヒータ要素36同士を直列に連続している。なお、長さ方向Lに関して最も後端側(図4の右端側)のヒータ要素36の幅方向Wに関する片端部(図4の下端部)には、導線18aが連続している。一方、長さ方向Lに関して最も先端側(図4の左端側)のヒータ要素36の幅方向Wに関する他端部(図4の上端部)には、導線18bが連続している。このような導線18a、18bは、制御部12に接続されている。なお、本構成例の場合、ヒータ31が直列に連続しているが、ヒータの構造は、このような構造に限定されない。例えば、ヒータ要素36(36a、36b)同士が不連続な状態で設けられていてもよい。
The
また、本構成例の場合、長さ方向Lに隣り合うヒータ要素36同士の間隔(以下、単に「ピッチ」という)を、部分的に異ならせている。換言すれば、ヒータ31は、長さ方向Lに隣り合うヒータ要素36同士のピッチが大きい大ピッチ部37と、同じくピッチが小さい小ピッチ部38とを備えている。具体的には、ヒータ31の長さ方向Lに関する中間部を構成する第一のヒータ要素36a同士のピッチPaが、ヒータ31の長さ方向Lに関する両端部を構成する第二のヒータ要素36b同士のピッチPbよりも大きい(Pa>Pb)。なお、本構成例の場合、ピッチPaが第一のピッチであり、ピッチPbが第二のピッチである。また、ピッチとは、長さ方向Lに隣り合うヒータ要素36の中心(つまり、長さ方向Lに関する中央位置)同士の距離をいう。従って、長さ方向Lに隣り合うヒータ要素36同士が接している場合には、ピッチはヒータ要素36の長さ方向Lに関する寸法である。また、本構成例の場合、ピッチPaおよびピッチPbを一定の値としている。ただし、ピッチPaおよびピッチPbは一定でなくても良い。3種類以上の異なるピッチが存在する場合には、最も小さいピッチが第一のピッチであり、それ以外のピッチのうち少なくとも1個のピッチが第二のピッチとなる。また、図4に示す構造の場合、第一のヒータ要素36aは3個である。ただし、3個のヒータ要素36aのうち、長さ方向Lに関する両端の第一のヒータ要素36aは、第二のヒータ要素36bとも長さ方向Lに隣り合っている。このため、3個のヒータ要素36aのうち、長さ方向Lに関する両端の第一のヒータ要素36aは、第二のヒータ要素36bとしての個数にも含まれる。即ち、本構成例の場合、第一のヒータ要素36aが3個、第二のヒータ要素36bが12個のように数える。
Further, in the case of this configuration example, the interval between the
また、本構成例の場合、ヒータ31は、少なくとも全てのヒータ要素36において、ヒータ要素36を流れる電流の方向に直交する仮想面に関する断面積が等しい。従って、ヒータ要素36同士の単位長さあたりの電気抵抗値(換言すれば、単位長さあたりの発熱量)は互いに等しい。このようなヒータ31は、絶縁性セラミックシート35に埋設されている。なお、ヒータ31は、全長にわたり前記仮想面に関する断面積が変化しないのが好ましい。ただし、大ピッチ部37全体の発熱量をより小さくしたい場合には、大ピッチ部37の第一のヒータ要素36aの前記仮想面に関する断面積を、小ピッチ部38の第二のヒータ要素36bの前記仮想面に関する断面積よりも大きくすることもできる。すなわち、大ピッチ部37の第一のヒータ要素36aの単位長さ当たりの電気抵抗値(換言すれば、単位長さあたりの発熱量)を、小ピッチ部38の第二のヒータ要素36bの単位長さ当たりの電気抵抗値(換言すれば、単位長さあたりの発熱量)よりも小さくする。
In the case of this configuration example, the
支持部材11は、例えば、耐熱性を有する繊維状のマットまたはセラミックにより構成された筒状部材である。このような支持部材11の内周面である保持面40は、センサ部10の高さ方向Tに関する両側面(図3Aの上下方向両側面)および幅方向Wに関する両側面(図3Aの左右方向両側面)により画成される外周面45に沿うような形状を有するのが好ましい。なお、図5〜6には、セラミックシート35に覆われたヒータ31を1層のみ示し、センサ部10を構成する電極29、多孔質体30等の部材を省略している。
The
一方、支持部材11の外周面41は、ケース部材9を構成する内ケース21の内周面に沿うような形状を有するのが好ましい。具体的には、支持部材11の外周面41は、内ケース21の内周面に、締り嵌めまたは僅かな隙間を介して内嵌可能な形状を有するのが好ましい。
On the other hand, it is preferable that the outer
このような支持部材11は、図2、5、6に示すように、センサ部10の外周面45うち、長さ方向L(換言すれば、ヒータ要素36の配列方向)に関してヒータ31の大ピッチ部37の一部と整合する部分(換言すれば、大ピッチ部37の一部とケース部材9の径方向に重畳する部分)に外嵌されると共に、ケース部材9を構成する内ケース21の内周面に内嵌されている。このようにして支持部材11により、センサ部10をケース部材9(具体的には、内ケース21)の内側に支持している。
2, 5, and 6, the
従って、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の大ピッチ部37の一部と高さ方向T(換言すれば、ケース部材9の径方向)に正対(換言すれば、重畳)している。換言すれば、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の大ピッチ部37の一部と長さ方向L(換言すれば、ヒータ要素36の配列方向)に整合している。具体的には、本構成例の場合、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の大ピッチ部37を構成する1個の第一のヒータ要素36aと高さ方向Tに正対している。即ち、本構成例の場合、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の第二のヒータ要素36bと高さ方向Tに正対していない。なお、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の大ピッチ部37を構成する3個の第一のヒータ要素36aの全てと高さ方向Tに正対していてもよい。
Therefore, the holding
換言すれば、本構成例の場合、ヒータ31の大ピッチ部37のうち、支持部材11の保持面40と高さ方向Tに正対する部分全体の質量は、図4に二点鎖線αで示すように、小ピッチ部38が保持面40と高さ方向Tに正対したと仮定した場合における、小ピッチ部38の保持面40と正対する部分全体の質量よりも小さい。即ち、支持部材11の保持面40は、ヒータ31のうち、高さ方向Tに正対した場合に最も質量が小さくなる部分と正対している。
In other words, in the case of this configuration example, the mass of the entire portion of the
本構成例の場合、センサ部10のうち、支持部材11が外嵌された部分以外の部分は、他の部材(ケース部材9以外の部材)により覆われていない。即ち、センサ部10の小ピッチ部38は、他の部材(ケース部材9以外の部材)により覆われていない。従って、センサ部10のうち、支持部材11が外嵌された部分以外の部分と、内ケース21の内周面との間には、内ケース21の径方向に関する円筒状の隙間42a、42b(図2参照)が存在している。このような隙間42aと隙間42bとは、支持部材11により、排気ガスが実質的に流通できないように仕切られているのが好ましい。
In the case of this configuration example, portions of the
なお、本構成例の場合、支持部材11の保持面40は、ヒータ31の大ピッチ部37を構成する1個の第一のヒータ要素36aと高さ方向Tに正対している(換言すれば、長さ方向Lに関して整合している)。ただし、ヒータ31の構造は図示の構造に限定されるものではない。例えば、ヒータの変形例の1例として、図7に示すように、ヒータ31aの大ピッチ部37aの第一のヒータ要素36aの数を増やすこともできる。この場合には、支持部材11aの保持面40aは、大ピッチ部37aの2個の第一のヒータ要素36aと高さ方向T(図7の表裏方向)に正対している(換言すれば、長さ方向Lに関して整合している)。
In the case of this configuration example, the holding
制御部12は、ECU(Electronic Control Unit)等であって、センサ再生制御部43と、PM量導出部44とを機能ブロックとして含む。各機能ブロック43、44は、例えば、プログラムを実行するマイコンにより実現される。
The
センサ再生制御部43は、予め定められたタイミングで(より具体的には、対をなす二個の電極29により構成する各コンデンサの静電容量に応じて)、各ヒータ31を通電させて、多孔質体30に堆積するPMを燃焼させる(即ち、センサ再生処理を行う)。
The sensor
PM量導出部44は、所定期間(例えば、センサ再生処理終了時から次のセンサ再生開始時まで)における静電容量の変化量に基づいて、内燃機関1からの排気ガス中の総PM量を推定する。
The PM
前述したセンサ再生処理および総PM量の推定に関しては、特開2016−008863号公報等で詳説されているため、ここでは、それぞれの詳説を控える。 Since the sensor regeneration process and the estimation of the total PM amount described above are described in detail in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2006-008863 and the like, detailed descriptions thereof are omitted here.
[2−2.PMセンサの動作]
図1において、内燃機関1から排出された排気ガスは、酸化触媒6およびPMフィルタ7により処理されて、排気通路4の下流側に向けて流れる。PMフィルタ7を通過した排気ガスの一部がPMセンサ3の内部に取り込まれる。より具体的には、図2に示すように、排気ガスは、隙間26を流通して、入口(貫通孔)22から内ケース21の内部空間28に流入する。その後、排気ガスは、多孔質体30の後端側開口部から第一直方体空洞33に流入する。ここで、第一直方体空洞33は、排気ガスの通路の下流(先端)側端部が閉止されているため、排気ガスは、隔壁32を通過して、第二直方体空洞34の内部に流入する。第二直方体空洞34は、排気ガスの通路の上流(後端)側端部が閉止されているため、排気ガスは第二直方体空洞34の下流(先端)側開口部から、外側空間27に流出する。
[2-2. Operation of PM sensor]
In FIG. 1, the exhaust gas discharged from the
PM量導出部44は、前述の通り、対をなす電極29により構成されるコンデンサから導線17(17a、17b)を介して得られる静電容量の変化量(より具体的には、所定期間における変化量)に基づいて、内燃機関1からの排気ガス中の総PM量を推定する。また、センサ再生制御部43は、予め定められたタイミングで、導線18(18a、18b)を介してヒータ31に通電して、多孔質体30に堆積するPMを燃焼させる。
As described above, the PM
[2−3.PMセンサの主たる作用・効果]
本構成例に係るPMセンサ3によれば、センサ再生処理の際のヒータ31(センサ部10)の長さ方向Lに関する温度ムラをスムーズにし得る。
即ち、本構成例に係るPMセンサ3の場合、センサ部10をケース部材9(内ケース21)の内側に支持するための支持部材11を、センサ部10の長さ方向Lに関する一部にのみ外嵌すると共に、ヒータ31のうち、支持部材11に覆われている(外嵌されている)部分に大ピッチ部37(つまり、第一のヒータ要素36a)を設けている。このため、ヒータ31およびセンサ部10のうち、支持部材11に覆われて放熱しにくい部分の温度上昇を抑えて、当該部分と、支持部材11により覆われていない部分との温度差を小さくし得る。この結果、ヒータ31およびセンサ部10の長さ方向Lに関する温度ムラをスムーズにできる。
[2-3. Main functions and effects of PM sensor]
According to the
That is, in the case of the
[2−4.PMセンサの他の作用・効果]
また、センサ部10の長さ方向Lに関する温度分布にムラがあると、例えば、セラミックにより構成されている、多孔質体30およびヒータ31が埋設されたセラミックシート35の膨張量にも長さ方向Lに関してムラが生じ、クラック等の損傷が発生する可能性がある。本構成例によれば、ヒータ31(センサ部10)の長さ方向Lに関する温度分布のムラをスムーズにし得るため、多孔質体30およびセラミックシート35の膨張量の長さ方向Lに関するムラを低減できる。この結果、PMセンサ3の耐久性の向上を図れる。
また、本構成例の場合、ヒータ31は、第一のヒータ要素36aと第二のヒータ要素36bとが直列に連続した状態で形成されている。このようなヒータ31の構造は造り易いため、製造コストの低減を図れる。
[2-4. Other functions and effects of PM sensor]
Further, if the temperature distribution in the length direction L of the
In the case of this configuration example, the
[2−5.付記]
前述した構成例に係るセンサ部10において、電極29(29a〜29e)とヒータ31(31a〜31e)との高さ方向Tに関する位置関係を反対にすることもできる。
[2-5. Addendum]
In the
また、ヒータ31(31a〜31e)は少なくとも1個のヒータ31(ヒータ31a〜31eのうちのいずれか1個)を設ければ良い。特に、本構成例の場合、高さ方向Tに関して両端側に配置されたヒータ31a、31eのうちの少なくとも一方のヒータが存在する構造に適用するのが好適である。
The heater 31 (31a to 31e) may be provided with at least one heater 31 (any one of the
また、図3A、3Bに示す構造ように、ヒータ31(31a〜31e)を高さ方向Tに積層した構成を採用した場合に、全てのヒータに前述の構成例の特徴部分の構成を適用する必要はない。即ち、高さ方向Tに積層した複数個のヒータのうちの少なくとも1個のヒータ(例えば、高さ方向Tに関して最も片側に配置されたヒータ)に、前述の構成例のヒータ31の構成を採用すれば良い。
3A and 3B, when the configuration in which the heaters 31 (31a to 31e) are stacked in the height direction T is adopted, the configuration of the characteristic portion of the above configuration example is applied to all the heaters. There is no need. That is, the configuration of the
また、ヒータの構造については、図4、7に示すヒータ31の構造に限定されるものではない。例えば、ヒータ31を構成するヒータ要素36(36a、36b)の数を図4、7に示す構造と異ならせることもできる。また、前述した構成例の場合、ヒータ31が、1本の連続した線状の導体が蛇行するように折れ曲がった形状を有している。ただし、例えば、ヒータは、多孔質体30の外周面に巻きつけられたコイル状の構成を採用してもよい。この場合には、コイル状のヒータの素線のピッチが、前述した構成例の大ピッチ部37と小ピッチ部38との関係となるように規制すればよい。
Further, the structure of the heater is not limited to the structure of the
また、外ケース20および内ケース21の形状も、前述した構成例の場合に限定されない。例えば、外ケース20および内ケース21として、中心軸に直交する仮想面に関する断面形状が多角形状のものを採用できる。また、PMフィルタを構成するケース部材は、図2に示すような外ケース20と内ケース21とからなる構造だけでなく、例えば、単一の筒状部材により構成することもできる。
Further, the shapes of the
さらに、前述した構成例の場合、支持部材11をケース部材9の円周方向に関して全周にわたり連続した筒状に構成し、このような支持部材11を、センサ部10の外周面のうち、前記円周方向に関する全周に外嵌している。ただし、支持部材はこのような構成に限定されない。例えば、支持部材を、前記円周方向に関する1箇所位置に不連続部を有する部分筒状として、センサ部10の外周面のうち、前記円周方向に関する一部のみを支持する構成を採用することもできる。また、支持部材を、ケース部材9の円周方向に分割(例えば、2分割)した分割型の構成とすることもできる。
Further, in the case of the above-described configuration example, the
前述した構成例では、センサ部10を、高さ方向Tに積層した、電極29、多孔質体30およびヒータ31により構成している。ただし、センサ部の構造は、このような構造に限定されるものではない。例えば、筒状の多孔質体の径方向内側と径方向外側に電極を配置し、ヒータを、多孔質体の径方向内側または径方向外側に設けるような構成を採用することもできる。このような構成を採用した場合には、前述した構成例に係るヒータの構造を適宜適用したヒータを採用できる。
In the configuration example described above, the
また、前述した構成例では、支持部材11(図2参照)により、センサ部10の長さ方向Lに関する1箇所位置のみを支持している。ただし、2個以上の支持部材により、センサ部10の長さ方向Lに関する複数箇所を支持する構成を採用することもできる。このような構成を採用した場合には、ヒータのうち、長さ方向Lに関して複数個の支持部材が外嵌されている部分に、前述した構成例のような大ピッチ部37を設ける。
In the configuration example described above, only one position in the length direction L of the
また、前述した構成例では、センサ部10として、排気ガスの通路上に配置された多孔質体と、該多孔質体を挟んで相対向する少なくとも一対の電極と、ヒータと、を有する、いわゆる静電容量型のものを例に挙げて説明したが、これに限定されない。センサ部10は、例えば、公知の電気抵抗型のものでもよい。すなわち、本開示において、センサの形式は特に限定されず、ケースの内部に支持部材を介して支持されたセンサ部に、PMを燃焼除去するヒータが設けられているものであれば、本開示に係る構成を適用し得る。
In the above-described configuration example, the
本開示に係るPMセンサは、ディーゼルエンジンを搭載した車両だけでなく、ガソリンエンジンを搭載した車両の用途にも有用である。 The PM sensor according to the present disclosure is useful not only for a vehicle equipped with a diesel engine but also for a vehicle equipped with a gasoline engine.
7 PMフィルタ
9 ケース部材
10 センサ部
11 支持部材
29、29a、29b、29c、29d、29e 電極
30、30a、30b、30c、30d 多孔質体
31、31a、31b、31c、31d、31e ヒータ
36 ヒータ要素
37 大ピッチ部
38 小ピッチ部
40 保持面
7
Claims (2)
前記ケースの内部に収容されたセンサ部と、
前記センサ部の外面に当接した保持面を有し、前記センサ部を前記ケースの内部で支持している支持部材と、を備え、
前記センサ部が、排気ガスの通路上に配置された多孔質体と、前記多孔質体を挟んで相対向する一対の電極と、通電に基づいて発熱するヒータとを備えており、
前記ヒータは、配列方向に第一のピッチで隣り合って配置された複数の第一のヒータ要素と、
配列方向に前記第一のピッチよりも小さい第二のピッチで隣り合って配置された複数の第二のヒータ要素とを有し、
前記支持部材の保持面が前記第一のヒータ要素と前記配列方向に関して整合している、PMセンサ。 Case and
A sensor unit housed in the case;
A holding surface that is in contact with the outer surface of the sensor unit, and a support member that supports the sensor unit inside the case, and
The sensor unit includes a porous body disposed on an exhaust gas passage, a pair of electrodes opposed to each other with the porous body interposed therebetween, and a heater that generates heat based on energization,
The heater is a plurality of first heater elements arranged adjacent to each other at a first pitch in the arrangement direction;
A plurality of second heater elements arranged adjacent to each other at a second pitch smaller than the first pitch in the arrangement direction;
The PM sensor, wherein a holding surface of the support member is aligned with the first heater element with respect to the arrangement direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016208733A JP2018072023A (en) | 2016-10-25 | 2016-10-25 | PM sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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-
2016
- 2016-10-25 JP JP2016208733A patent/JP2018072023A/en active Pending
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