JP2018071986A - 管理用部材、鋼構造物、劣化検出方法および劣化推定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態に係る管理用部材として、鋼構造物の一つである鋼製照明柱に設けられた管理用部材を例示する。図1Aおよび図1Bは、鋼製照明柱5、および鋼製照明柱5に形成された内部空洞の配線や漏電を管理するための開口部7の蓋(以下、管理用部材1ともいう)を示した図である。図1Bに示すように、本実施形態に係る管理用部材1は、鋼構造物を管理する目的で鋼構造物に装着される管理用部材1であって、管理用部材本体と、管理用部材本体の表面(露出側、大気側等金属腐食が生じる面)に貼付されたカードセンサ100と、鋼製照明柱5に用いられる防錆塗料と同一の塗料によってカードセンサ100が被覆されるように形成された塗膜部3と、を少なくとも備える。
本実施形態に係る劣化検出および推定方法として、鋼製照明柱にカードセンサを貼付して防錆塗膜の劣化状況を推定する劣化検出および推定方法を例示する。図2は、防錆塗膜の劣化状況を推定する劣化検出および推定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る劣化検出および推定方法は、鋼構造物に塗布された防錆塗膜の劣化状況を検出および推定する劣化検出および推定方法であって、管理用部材の表面に検知部が腐食が危惧される側となるようにカードセンサを貼付し(ステップS101)、カードセンサを貼付した管理用部材に対し、鋼構造物に用いられる防錆塗料と同一の塗料を用いて、カードセンサが被覆されるように防錆塗膜を形成する(ステップS102)。管理用部材に防錆塗料によって形成される塗膜部の厚さは、鋼製照明柱に防錆塗料によって形成される塗膜の厚さと同等か、もしくは薄いことが好ましい。また、管理用部材にカードセンサをそのまま貼り付けても良いが、管理用部材に予め凹部を設けて貼り付けても良い。
v:反応速度、t:時間、W0:塗膜の全厚み、W:劣化反応した塗膜の厚み、A:速度定数
W=W0{1−exp(−At)} ・・・(2)
ここで、塗膜の厚みが95%劣化した時点を、鋼材保護における限界厚みと規定する。また、限界厚みに到達した時間を劣化到達時間(ta)と規定する。
Wlim=W0{1−exp(−A(ta))} ・・・(4)
Wlim=0.95×Ws ・・・(5)
Wlim=Ws{1−exp(−A(Ts))} ・・・(6)
となり、式(6)の変数は、塗膜の劣化反応の速度定数Aのみとなるため、これを算出することができる。
We:施工厚みの99%の厚み
速度定数の算出には95%厚みを用い、劣化時期の推定では、工学的に99%厚みを用いて計算することが望ましい。
1.9=2×{1−exp(−A×3)}
A=0.9985
3×0.99=3.0×(1−exp(−0.9985×t))
t=4.61(年)
以下、カードセンサ100の一例として、磁性シートを設けたRFIDカードセンサについて説明する。図4は、RFIDカードセンサ100の概略構成を示す図である。RFIDカードセンサ100は、基板111、腐食検知部(以下、単に検知部ともいう)113、集積回路を有する制御部115、誘導アンテナ117および磁性シートを備え、金属材で形成された検知部113の電気的特定を示す無線信号を出力する。基板111は、板状に形成された両面基板であって、いずれか一方の面に検知部113が実装されている。制御部115は、基板111のいずれか他方の面に検知部113と電気的に接続されるように実装され、誘導アンテナ117に照射された磁界によって生ずる起電力で駆動する。
図5Aは、本実施形態に係る防錆塗膜下の鋼材の腐食環境を把握するためのRFIDカードセンサの製造方法を示すフローチャートである。図5Bは、本製造方法によって作製したRFIDカードセンサ100の概要を示す図である。
本実施形態に係るRFIDカードセンサの計測は、専用の無線通信機器(以下、単にリーダライタともいう。)を用いて実施する。通信機器および通信周波数は、使用する基板に対応した周波数のものを使用する必要がある。本実施形態に係るRFIDカードセンサでは、13.56MHz帯に対応したリーダライタを使用している。当該のリーダライタを、センサの直上近傍に位置させ、電磁界を励起してセンサの駆動電力とし、通信および計測を実施する。計測は、腐食検知部の電気抵抗を、デジタルデータに変換し、デジタルデータをリーダライタで読み込み、読み込んだデジタルデータをリーダライタでアナログ値(電気抵抗値)に換算して、当該の数値変化から、防錆塗料下の鋼材の腐食環境を判定する。一例として、初期値が5Ωの腐食検知部が、腐食環境に至った場合、電気抵抗が5kΩに変化し、この電気抵抗の変化をリーダライタで計測した場合に、腐食環境と判定する。
ここで、計測で用いる無線通信機器について説明する。図6は、本実施形態で用いる無線通信機器(リーダライタ)の概略図である。図6(a)は、PCを接続して使用する据置型(出力:1W)リーダライタ300である。図6(b)は、ハンディ型(出力:0.25W)リーダライタ500である。表2に各リーダライタの仕様を示す。
次に、本実施形態に係るRFIDカードセンサに用いる磁性シートについて説明する。磁性シートは、ノイズ抑制シートや電波吸収シートとも呼ばれ、薄く偏平なフェライト系材料を高密度に配した複合材料シートである。磁性シートは、一般に高い電気抵抗と磁気損失性(磁気共鳴性)を備えるため、高周波ノイズ等を熱に変換して抑制することができる。
B:磁束密度(Wb/m2)、H:磁界の強さ(A/m)、μ:透磁率(H/m)
μ´:実部透磁率、μ´´:虚部透磁率
μ´=(le/μ0AeN2)×Lm ・・・(9)
μ´´=(le/μ0AeN2)×(Rm/2πf) ・・・(10)
Le:実効磁路長(m)、μ0:真空の透磁率=4π×10−7(H/m)、
Ae:実行断面積(m2)、N:測定用コイルの巻き数、
Lm:測定インダクタンス(H)、Rm:測定抵抗(Ω)
13.56MHz帯のRFIDの通信距離と磁性シートの透磁率特性との関係を確認するため、リーダライタの種類、磁性シートの種類によるRFIDカードセンサの基板とリーダライタのアンテナ間の通信可能距離を測定した。測定に用いた各機器は、以下の通りである。
(1)RFIDカードセンサ
RFIDカードセンサは、同一ロットで作製したRFIDカードセンサを2台用意し、1台は樹脂被覆しないRFIDカードセンサ(図4)、もう1台は検知部113を除く部分を浸漬被覆法によって保護用樹脂125で外装成形したRFIDカードセンサ(図9)を用いた。
(2)無線通信機器(リーダライタ)
表2および図6に示した据置型およびハンディ型の2種類を用意した。ハンディ型においては、丸型アンテナの脱着を行い、丸型アンテナ有無による場合を測定した。
(3)磁性シート
磁性シートは、透磁率特性の異なる4種類の磁性シートを用意した。表3に使用した磁性シートの詳細を示す。図10は、磁性シート種類ごとの透磁率特性を示した図である。
図11は、通信距離試験の概略を示した図である。磁性シート119は、基板111と同一寸法(54mm×86mm)に裁断して使用した。図4に示した基板111の制御部115の実装面(検知部113の裏面)に、樹脂123を形成し、さらに重なるよう磁性シート119を貼付する。基板111の制御部の実装面に形成した樹脂123の厚さは、0.2mmから1.0mmが好ましい。また、磁性シート119の厚さは、0.05mmから1.0mmである。磁性シート119の2つの主要面のうち、樹脂と接していない主要面を鋼材127に接するように、RFIDカードセンサを設置した。図11では、基板、樹脂、磁性シートをさらに保護用樹脂125(厚さ:最大2.0mm)で外装成形されたRFIDカードセンサが鋼材に設置された状態を示している。RFIDカードセンサは、保護用樹脂125で外装成形されていることが好ましいが、保護用樹脂がなくても良い。
(1)鋼材貼付による通信距離の変化
図12は、磁性シート無しで、基板を鋼材に貼付した場合の通信距離の変化を示した図である。背面鋼材が無い場合の計測可能距離は、リーダライタごとに、据置型で16cm、ハンディ型の丸型アンテナ有りで14cm、丸型アンテナ無しで5cmであった。一方、基板を直接鋼材に貼付した場合、いずれのリーダライタを用いても、基板との通信はできず、背面鋼材の影響によって無線通信が阻害されることが確認できた。
次に、磁性シートを基板背面に設置した場合の、背面鋼材の有無による通信距離をリーダライタごとに測定した。図13は、磁性シート(MM−SD−005)を用いた場合の通信距離の変化を示した図である。磁性シートを配したことにより、基板の計測可能距離に著しい低下が認められた。また、基板を鋼板に貼付した場合には、据置型リーダライタと、ハンディ型リーダライタの丸型アンテナ有りでは、無線通信ができなかった。MM−SD以外の磁性シート(RFB、Hu、Su)を貼付した場合であっても無線通信ができなかった。一方、ハンディ型リーダライタの丸型アンテナ無しの場合では、無線通信ができた。
次に、基板とハンディ型リーダライタとの間の通信距離や応答性の阻害要因について検討する。基板とハンディ型リーダライタとの間の通信距離や応答性の阻害要因として、基板に磁性シートを直接貼付していることが考えられる。そこで、磁性シートの厚み、基板と磁性シートとの間の樹脂の有無による影響について検討した。
図14に示す通り、基板と磁性シートとの間に樹脂を設けた方が良いことが確認できた。そこで、次に、磁性シートの違いによる通信距離について検討した。図16および図17は、樹脂被覆基板における樹脂シートの種類と厚みの違いにおける通信距離の変化を示した図である。なお、各図に参考値として、背面鋼材および磁性シート無しの基板の通信距離を示す。図16および図17に示す通り、磁性シートの厚みによって通信距離が変化し、使用した4種類の磁性シート(RFB、MM−SD、Hu、Su)に最適な厚みが存在することが確認できた。これは、同一の透磁性を有するシートでも、厚みによって電波吸収特性が異なることに起因するものと考えられる。
RFIDカードセンサは、新設の鋼構造物では、防錆塗料を塗布していない状態で、鋼材に表面に接着する。接着剤は、耐水性や対環境性が高く、RFIDカードセンサを固定できるものであれば種類は問わない。ただし、金属粉末のように、電波や磁界に影響を及ぼす材料は、接着材料として好ましくない。接着剤は、例えばエポキシ系樹脂やアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙げられる。
本実施形態では、カードセンサを鋼構造物に装着される管理用部材に貼付し、鋼構造物に用いられる防錆塗料と同一の防錆塗料でカードセンサを覆い、カードセンサから出力される電気的特性を示す無線信号から防錆塗膜の劣化状況を推定する劣化推定する方法を説明したが、その他の鋼構造物へも適用することができる。
2 カバー
3 塗膜部
5 鋼構造物、鋼製照明柱
7 開口部
10 地表
100 RFIDカードセンサ
111 基板
113 腐食検知部、検知部
115 制御部
117 誘導アンテナ
119 磁性シート
123 樹脂
125 保護用樹脂
127 鋼材
131 アンテナ部
133 制御部
151 リーダライタ本体
153 丸型アンテナ部
161 リーダライタ
163 アンテナ(外部アンテナ)
201 鋼橋
203 プラントの鋼製燃料タンク
205 鉄塔
300 据置型リーダライタ
500 ハンディ型リーダライタ
Claims (6)
- 鋼構造物を管理する目的で前記鋼構造物に装着される管理用部材であって、
管理用部材本体と、
前記管理用部材本体の表面に貼付され、金属材で形成された検知部を有するカードセンサと、
前記鋼構造物に用いられる防錆塗料と同一の防錆塗料によって、前記カードセンサが被覆されるように前記管理用部材本体の表面に形成された塗膜部と、を備え、
前記カードセンサは、前記検知部の電気的特性を示す信号を出力することを特徴とする管理用部材。 - 前記カードセンサは、
板状に形成され、いずれか一方の面に前記検知部が実装された基板と、
前記基板のいずれか他方の面に前記検知部と電気的に接続されるように実装され、前記検知部の電気的特性を示す特性信号を出力する制御部と、
前記特性信号を無線信号として出力する誘導アンテナと、を備え、
前記制御部は、前記誘導アンテナに対して照射された磁界によって生ずる起電力で駆動することを特徴とする請求項1記載の管理用部材。 - 前記カードセンサは、前記制御部を被覆するように前記基板の他方の面上に設けられた磁性シートをさらに備えることを特徴とする請求項2記載の管理用部材。
- 前記カードセンサを有する面が外気と対向する側に向くように、請求項1から請求項3のいずれかに記載の管理用部材が装着された鋼構造物。
- 鋼構造物に塗布された防錆塗膜の劣化状況を検出する劣化検出方法であって、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の管理用部材を、前記鋼構造物に取り付ける工程と、
前記カードセンサが出力する信号に基づいて、前記管理用部材の防錆塗膜の劣化状況を検出し、前記鋼構造物に塗布された防錆塗膜の劣化状況を検出する工程と、を含むことを特徴とする劣化検出方法。 - 鋼構造物に塗布された防錆塗膜の劣化状況を推定する劣化推定方法であって、
前記鋼構造物を管理する目的で前記鋼構造物に装着される管理用部材の表面にカードセンサを貼付する工程と、
前記カードセンサが貼付された管理用部材に対し、前記鋼構造物に用いられる防錆塗料と同一の防錆塗料を用いて、前記カードセンサが被覆されるように防錆塗膜を形成する工程と、
前記カードセンサが貼付され、前記防錆塗膜が形成された管理用部材を、前記鋼構造物に取り付ける工程と、
前記カードセンサが出力する信号に基づいて、前記管理用部材の防錆塗膜の劣化状況を検出し、前記鋼構造物に塗布された防錆塗膜の劣化状況を推定する工程と、を含むことを特徴とする劣化推定方法。
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