JP2018071831A - 水管スケール除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スケールの除去に伴う水管の損傷を防止できる水管スケール除去装置を提供すること。【解決手段】本発明の水管スケール除去装置は、水管6表面に付着しているスケールを除去する回転ブラシ装置2と、水管6における付着したスケールを除去したい箇所まで、該回転ブラシ装置2を遠隔操作により走行する走行装置4と、該走行装置4を走行させる走行ガイド部5と、からなる水管スケール除去装置1であり、回転ブラシ装置2に用いるブラシ211は、ブラシ211を支持するカップから内部中空の円筒状に延出しており、回転ブラシ装置2のブラシ211が、遠心力により外周側に拡開された状態で、水管6に付着したスケールに接触し、該スケールを払い落として除去することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、水管スケール除去装置に関し、より詳しくは、スケールの除去に伴う水管の損傷を防止できる水管スケール除去装置に関する。
ごみ焼却施設の廃熱ボイラーは、燃焼室に連通するボイラー煙道に伝熱管を設けて、該煙道を流通する排ガスから熱回収するように構成される。
特許文献1は、排ガス中の腐食成分による伝熱管の腐食を防止するために、排ガス中に腐食成分を中和する中和剤を吹き込み、中和剤を煤塵と混合状態で伝熱管の表面に付着させることによって配管を保護し、腐食を抑制することを開示している。
また、同じく特許文献1は、自動槌打ち装置によって伝熱管を槌打ちして、伝熱管の表面に付着した煤塵等を落とすことも記載している。
特開平10−148303号公報
しかし、特許文献1が記載する槌打ち装置では、これらのスケールを十分に除去することは困難である。槌打ちの強度を強めれば、伝熱管を損傷する。
そこで本発明の課題は、スケールの除去に伴う水管の損傷を防止できる水管スケール除去装置を提供することにある。
また本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
(請求項1)
水管表面に付着しているスケールを除去する回転ブラシ装置と、
前記水管における付着したスケールを除去したい箇所まで、該回転ブラシ装置を遠隔操作により走行する走行装置と、
該走行装置を走行させる走行ガイド部と、からなる水管スケール除去装置であり、
前記回転ブラシ装置に用いるブラシは、ブラシを支持するカップから内部中空の円筒状に延出しており、
前記回転ブラシ装置のブラシが、遠心力により外周側に拡開された状態で、水管に付着したスケールに接触し、該スケールを払い落として除去することを特徴とする水管スケール除去装置。
(請求項2)
前記走行装置は、前記ブラシ装置固定部の下部構造を固定する走行ステージと、該走行ステージに、前記ブラシ装置の前進後退を可能に支持する複数のタイヤとを有することを特徴とする請求項1記載の水管スケール除去装置。
(請求項3)
前記走行ガイド部は、複数のタイヤに挟み込まれた走行レールと、該走行レールを支持する走行レール支持部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の水管スケール除去装置。
本発明によれば、スケールの除去に伴う水管の損傷を防止できる水管スケール除去装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る水管スケール除去装置を示す斜視図 図1に示した水管スケール除去装置の正面図 (a)は図1に示した水管スケール除去装置の平面図、(b)は図2における(b)−(b)線断面図、(c)は図2における(c)−(c)線断面図 払い動作の一例を説明する図 配管群に対する水管スケール除去装置の配置の一例を説明する平断面図 図5の拡大平断面図 回転ブラシによる払い処理を行っている実施例を示す写真 水管の減肉状態の一例を説明する写真
以下に、本発明を実施するための形態について詳しく説明する。
図1〜3を参照して、本発明の一実施形態に係る水管スケール除去装置について説明する。
図1は水管スケール除去装置の一例を示す斜視図である。図2は図1に示した水管スケール除去装置の正面図である。図3(a)は図1に示した水管スケール除去装置の平面図、図3(b)は図2における(b)−(b)線断面図、図3(c)は図2における(c)−(c)線断面図である。
水管スケール除去装置1は、ブラシ装置固定部3によって着脱可能に固定された回転ブラシ装置2と、回転ブラシ装置2を走行可能に支持する走行装置4と、走行装置4の走行可能にする走行ガイド部5とにより構成される。
回転ブラシ装置2は、清掃部本体21、回転装置22を備え、ここでは図示しない水管からスケール(灰)を除去する。
清掃部本体21は、複数の線条体により構成される回転ブラシ211と、回転ブラシ211を支持するカップ状のブラシ支持部212と、ブラシ支持部材212と回転装置22とを接続し、回転装置22の回転力をブラシ支持部212に伝える回転軸213を備える。
回転ブラシ211は、ブラシ支持部212の中心側は、線条体が設けられていない内部中空になっており、全体として略円筒状に設けられている。そして、カップ状のブラシ支持部材212からテーパー状に前方に延出している。
また、回転ブラシ211は、全体として、清掃部本体21のブラシ支持部212が回転装置22によって回転駆動することで、遠心力が働き、外周側に拡開される。従って、回転ブラシの材質としては、上記の拡開する程度の柔軟さを有していることが好ましい。
また、回転ブラシ211は、全体として、水管の硬度以下の低いブラシ硬度を有することが好ましい。これにより、ブラシ211の全体としての動きの自由度(流動性)が向上し、スケールを水管から除去する際に、水管の損傷をより顕著に防止できる。
したがって、複数の線条体からなる回転ブラシ211の各線条体の材質や太さは、複数の線条体が全体として上述した柔軟さとブラシ硬度の条件を満たすように適宜選択することができる。
複数の線条体の材質としては、金属線条体や樹脂線条体により構成することができる。金属線条体は、スケール除去性能に優れる。樹脂線条体は、応力を緩和する緩衝性能に優れる。そして、複数の線条体の全本数に対して、金属線条体の本数は70%〜80%の範囲が好ましく、樹脂線条体の本数は30%〜20%の範囲であることが好ましい。これらの範囲で構成することにより、柔軟な樹脂線条体が、遠心力によって金属線条体を付勢し、複数の線条体211全体を好適に拡開することができる。
金属線条体の材質としては、例えば、鋼、真鍮、ステンレス等が挙げられる。また、金属線条体は、例えば、鋼、真鍮又はステンレスからなる芯と、金、銅又はアルミニウムからなる鞘とからなる芯鞘構造を有することもできる。
樹脂線条体の材質としては、例えば、ナイロン、ポリアミド、ポリエステル等が挙げられる。
上記の他、線条体の材質として、上述したような樹脂にアルミニウム等の金属粉末を混合したものを用いることもできる。このとき、金属粉末の含有量を調節することによって、複数の線条体全体としての柔軟さやブラシ硬度を調節することができる。
ブラシ211の線条体の形状は、ストレート状でも波線状でもよい。また、異なる形状のものを組み合わせて用いてもよく、撚り線であってもよい。
ブラシ支持部212は、外周形状が円状のカップ状のものが好ましい。これにより、ブラシ211を回転時に拡開させることができる。
回転軸213は、清掃部本体21に一体に設けられてもよいし、回転装置22に一体に設けられてもよい。また、清掃部本体21と別体で、清掃部本体21と回転装置22を接続するように構成されていてもよい。
また、清掃部本体21は、回転装置22又は回転軸213と着脱可能に接続されていることが好ましい。これにより、ブラシ211が摩耗により、使用できない場合に、交換を容易に行うことができる。
本態様において、ブラシ211は、無回転時には、主に回転軸213方向に配向されている。そして、ブラシ211は、回転時には、カップ状のブラシ支持部212の外周側の縁部で屈曲して、回転軸213に対して外周側に傾斜するように拡開される。
回転装置22は、筐体221を備え、筐体221内に図示しないモーター等からなる回転機構を備えている。かかる回転機構によって回転軸213を回転駆動可能に構成されている。回転装置22は、遠心力によってブラシ211を拡開させる程度の回転動力を発生するものであれば格別限定されない。
ブラシ装置固定部3は、回転装置22の上部に配置される上部構造31と、回転装置22の下部に配置される下部構造32とを有している。これら上部構造31と下部構造32との間に回転装置22を構成する筐体221を挟持し、ボルトによる上下方向からの締め付けによって回転装置22を固定している。
走行装置4は、走行ステージ41と、後述する走行ガイド部5上を回転駆動する複数(図示の例では4つ)のタイヤ42とにより構成されている。走行ステージ41は、上部部材411と下部部材412とにより構成されている。上部部材411には、ブラシ装置固定部3の下部構造32が、ボルトや溶接等により固定される。一方、下部構造412には、タイヤ42が、回転可能な状態で固定される。走行ステージ41を構成する上部部材411と下部部材412とは、ボルトや溶接等により互いに固定される。
本態様において、水管スケール除去装置1にはエアパージ43が設けられている。エアパージ43は、圧縮空気入口431と、流路432と、噴射口433とにより構成されている。圧縮空気入口431は、図示しないエアチューブを介して図示しない圧縮空気供給装置に接続可能に構成されている。本態様では、圧縮空気入口431を走行装置4の前方に設けている。流路432は、圧縮空気入口431に導入された圧縮空気を噴射口433に導く。本態様では、アルミニウムのブロックからなる下部部材412に機械加工を施すことによって、下部部材412内に流路432を形成している。流路432は、下部部材412の前方(前端面)から中央部近傍まで延びた後、更に下方に向けて延び、下部部材412の下面に開口して噴射口433を形成している。噴射口433は、4つのタイヤ42の中心位置近傍に配置されている。エアパージ43は、噴射口433から圧縮空気を四方八方に向けて噴射し、払い処理に伴って生じた塵等を除去する。これにより、走行装置4や走行ガイド部5への塵等の付着が防止され、走行装置4の走行を安定化できる等の効果が得られる。
走行ガイド部5は、走行レール51、走行レール支持部52を備えた長尺状の部材である。
走行レール51は、走行レール支持部52上に支持されている。走行レール51は、例えばボルトや溶接等により走行レール支持部52上に固定することができる。走行レール51の材質は格別限定されず、例えば、ゴム、樹脂、金属等により構成することができる。
走行レール51は断面がT字形であり、走行ステージ41に設けられた複数のタイヤ42が両側から噛み合わされている。これにより、走行装置4は、走行レール51に沿って前進及び後退が可能になっている。
走行レール支持部52は、下方に開口するコの字形の断面を有しており、長尺状の走行レール51を支持できる程度の長尺状の部材により形成することができる。
走行装置4は、自走式であってもよいし、手動式であってもよい。何れの方式においても、走行ガイド部5を備えることによって、ブラシ装置2を遠隔操作により正確に、所望の位置に移動できるため、作業者の手が届かない配管についても好適に払い処理できる。
自走式の場合、図示しない駆動機構(例えばモーター等)を設けて、該駆動機構に有線又は無線で接続された図示しないコントローラにより操作可能に構成することができる。走行をプログラムにより自動制御してもよい。
手動式の場合、例えば、図示しない長尺状の操作ロッドを取り付けて、手動により操作可能に構成することができる。
以下に、水管スケール除去装置1による作用について、図4に基づいて説明する。ここでは、水管6の表面(外周面)を払い動作によって処理する場合について説明する。
図4に示すように、ブラシ211は、回転軸213の回転に伴って生じた遠心力により拡開されており、ブラシ支持部212よりも外周側に拡開されている。
拡開されたブラシ211は、後方にブラシ支持部212が存在しないため、後方への動きが制限されにくい。その結果、ブラシ装置2を前進させてブラシ211を水管6に接触させると、ブラシ211は後方へ逃げることができ、ブラシ211を水管6へ強く押圧することが回避される。これにより、水管6の表面に対して、直交方向の力が加わることが抑制され、主に平行方向の力によって、水管6の表面のスケールを払うことができる。このような「払い動作」の作用によって、スケールの除去に伴う水管6の損傷が防止される。
特にブラシ211は、ブラシ支持部212よりも外周側に拡開されているため、回転速度が高速である。そのため、遠心力によって拡開される程度の柔軟さがあっても、払い動作によって水管6のスケールを十分に除去できる。また、柔軟であるが故に、後方への動きも十分に許容され、水管6に対して損傷を招くおそれがない。つまり、本発明によると、スケール除去性能の確保と水管損傷防止とを両立することができる。
更に、清掃部本体21のブラシ211を、水管6の表面硬度よりも低いブラシ硬度で構成することにより、上述した「払い動作」との相乗効果で、配管の損傷を確実に防止することができる。
次に、水管スケール除去装置1を、作業員の手の届かない複数の水管6からなる配管群に使用する場合の一例について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、複数の水管6からなる配管群は、ごみ焼却炉の燃焼室に連通する煙道7に設けられている。配管群は、複数の水管6が碁盤目状に配置されている。例えば、水管6は、図5中に示すX方向及び該X方向と直交するY方向のそれぞれに所定のピッチで繰り返し配置されている。各々の水管6は、X、Y方向と直交するZ方向に伸びている。
水管6の材質としては、格別限定されず、例えばSUS310等のステンレス等が挙げられる。この場合、ブラシ211は、SUS310等のステンレス以下の硬度であることが好ましい。配管の損傷を防止するためである。
ごみ焼却炉の稼働時において、配管群が、図5の矢印Y方向に向かって煙道7を流通する排ガスGと接触することによって熱回収が行わる。この場合、排ガスGは、水管6にスケールを付着させる。
廃熱ボイラーは、多数の水管を備え、作業者の手が届かない水管が多い。しかも、手の届かない水管から蒸気が漏洩・噴出する事故が報告されている。水管内の蒸気は、高温であり、例えば3MPaにも達する高圧であるため、安全確保が急務である。そのため、作業者の手が届かない水管のスケールを水管の損傷も防止しつつ、十分に除去することが好ましい。水管の損傷は、水管の寿命短縮を招き得るからである。このような場合に、上述した本発明に係る水管スケール除去装置1を使用することによって、スケールの除去に伴う水管の損傷を防止することができる。
更に、腐食しやすい部位のスケールを除去することによって、伝熱効率も回復することができる。この場合、走行ガイド部5を水管の上下方向(Z方向)に可動可能にすることによって、ブラシ装置2によって上下方向で水管のスケールを除去することができる。
また、このような問題について更に言及すれば、水管の損傷は、肉厚測定の誤差も招き得る。肉厚測定によって、水管寿命を評価することができ、この肉厚測定の誤差は、水管寿命の評価も誤らせる。その結果、水管の本来の交換時期を見落とし、事故の原因になり得る。作業者の手が届かない水管に付着したスケールを好適に除去できれば、肉厚測定の誤差を減らし得る。
払い処理を行うに際して、まず、水管スケール除去装置1を水管6と水管6との間に配置する。これにより、ブラシ装置2の走行経路を確保した状態で、ブラシ装置2の走行過程で、側方に配置された水管6のスケールを払い動作により処理できる。
図6に示すように、長尺状の走行ガイド部材5は、水管群の中心部に、ブラシ装置2の清掃部本体21を到達させる長さを有することが好ましい。これにより、清掃部本体21によって、水管群の中心部に配置される水管6の表面に付着したスケールを除去することができる。
図7は回転ブラシによる払い処理を行っている実施例を示す写真であり、(a)及び(b)のいずれのいず写真も付着スケールを払い処理している実例を示している。
このとき、走行ガイド部材5の走行レール51が、排ガスGの流通方向(Y方向)に沿うように水管スケール除去装置1を配置することが好ましい。
図8の写真に示すように、減肉している部分は、使用時における排ガスGの流通方向に対して約45°程度傾斜した表面である。
このため、走行ガイド部材5を、排ガスの流通方向(Y方向)に沿うように配置することによって、清掃部本体21の複数の線条体211が45°傾斜表面に対して良好に接触し、払い処理を施すことができる。
この装置を肉厚測定の前処理として使用すれば、肉厚測定精度を向上することができる。
本態様において、水管6の間を走行するブラシ装置2を構成する清掃部本体21のブラシ211以外の部分は、隣り合う水管間の間隙よりも小さい幅を有し、ブラシ211の部分は、回転に伴う遠心力によって、流通方向に対して左右に45°程度傾斜した表面を払い処理することができる程度の幅を有することが好ましい。ブラシ装置2の左右に配置される水管6を並行して払い処理することができ、作業効率が向上する。
なお、ブラシ211は、カップ状のブラシ支持部212の底部側に、例えば挟持、接着又は熱融着によって固定することができる。特にブラシ211が樹脂を含む場合は、熱融着や接着剤等によって、ブラシ支持部212に固定することも好ましい。また、ブラシ211の基端部を熱融着して一体化した状態で、ブラシ支持部212に固定してもよい。
1:水管スケール除去装置
2:ブラシ装置
21:清掃部本体
211:(回転)ブラシ
212:ブラシ支持部
22:回転装置
221:筐体
23:回転軸
3:ブラシ装置固定部
31:上部構造
32:下部構造
4:走行装置
41:走行ステージ
411:上部部材
412:下部部材
42:タイヤ
43:エアパージ
431:圧縮空気入口
432:流路
433:噴射口
5:走行ガイド部材
51:走行レール
52:走行レール支持部材
6:水管
7:煙道

Claims (3)

  1. 水管表面に付着しているスケールを除去する回転ブラシ装置と、
    前記水管における付着したスケールを除去したい箇所まで、該回転ブラシ装置を遠隔操作により走行する走行装置と、
    該走行装置を走行させる走行ガイド部と、からなる水管スケール除去装置であり、
    前記回転ブラシ装置に用いるブラシは、ブラシを支持するカップから内部中空の円筒状に延出しており、
    前記回転ブラシ装置のブラシが、遠心力により外周側に拡開された状態で、水管に付着したスケールに接触し、該スケールを払い落として除去することを特徴とする水管スケール除去装置。
  2. 前記走行装置は、ブラシ装置固定部の下部構造を固定する走行ステージと、該走行ステージに、前記ブラシ装置の前進後退を可能に支持する複数のタイヤとを有することを特徴とする請求項1記載の水管スケール除去装置。
  3. 前記走行ガイド部は、複数のタイヤに挟み込まれた走行レールと、該走行レールを支持する走行レール支持部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の水管スケール除去装置。

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