JP2018071334A - アルミ製断熱サッシ - Google Patents
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Abstract
【課題】 樹脂製サッシやアルミと樹脂の複合サッシの断熱性、耐風性、耐候性、剛性課題を解決する。【解決手段】 熱伝導率が高いが耐候性と剛性、強度のあるアルミ製障子とアルミ製サッシ枠を、密着強度と断熱性能の高い樹脂断熱材で剛性と強度を確保し、間隔を離すことで断熱性能を確保したことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明はアルミ製外枠とアルミ製内枠だけで構成する断熱サッシの技術分野である。
現在市販されている断熱サッシは、樹脂製サッシ、樹脂とアルミの複合サッシ、木製サッシのみである。
樹脂製サッシは内部の補強金物が熱伝達し、樹脂製とアルミ製の複合サッシは断熱性能に限界があり、木製サッシはメンテナンス対応に課題があった。
樹脂製サッシは耐風強度、樹脂とアルミの複合サッシは結露対策、木製サッシは紫外線劣化の課題が付きまとっていた。
本発明は、熱伝導率の高い課題があったが、一方で耐候性と剛性、強度のあるアルミ製障子とアルミ製サッシ枠を、密着強度と断熱性能の高い樹脂断熱材で、一層の剛性強度をアップさせ、間隔を離すことで断熱性能を確保したことを特徴とする。
本発明は以上の構造になっているため、剛性と耐候性の強いアルミフレームだけで断熱性能の高い開口部の施工が可能となる。
本発明は、断熱性能と密着強度の高い樹脂断熱材を用いているため、ビス止めやホゾ止めよりはるかに優れた強度を有する効果がある。
本発明は、サッシを構成する部材の形状が極めてシンプルなため、加工手間を大幅に削減出来る効果がある。
断熱性能が求められる開口部の高断熱サッシとして、開き形式窓と引違い形式窓の形態となる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。
図1は本発明の開き形式窓である。
断熱ガラス8を抑えるビート材9と、水切りビート材10を掴む形状のアルミ製障子外枠1と同じく、アルミ製障子内枠2を樹脂繋ぎ材3で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入する。
アルミ製サッシ外枠7と防水クッション材13を取り付けたアルミ製サッシ内枠6を樹脂繋ぎ材4で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入した形状を、四方を同等に構成した手段を用いている。
断熱ガラス8を抑えるビート材9と、水切りビート材10を掴む形状のアルミ製障子外枠1と同じく、アルミ製障子内枠2を樹脂繋ぎ材3で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入する。
アルミ製サッシ外枠7と防水クッション材13を取り付けたアルミ製サッシ内枠6を樹脂繋ぎ材4で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入した形状を、四方を同等に構成した手段を用いている。
図2は本発明の引違い形式窓である。
断熱ガラス8を抑えるビート材9と、水切りビート材10を掴む形状のアルミ製障子外枠1と同じく、アルミ製障子内枠2を樹脂繋ぎ材3で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入し、アルミ製障子内部の一部に戸車11を取り付ける。
アルミ製サッシ内枠6とアルミ製サッシ外枠7の上部に戸車突起レール14を付けた形状とした。
アルミ製サッシ内枠6とアルミ製サッシ外枠7の上部連結部は、水処理のために深さのある溝付樹脂材12、下部連結部は樹脂繋ぎ材4で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入する。
方立枠と上枠は水切りビート材を掴んだ形状で四方を構成し、内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入した手段を用いている。
断熱ガラス8を抑えるビート材9と、水切りビート材10を掴む形状のアルミ製障子外枠1と同じく、アルミ製障子内枠2を樹脂繋ぎ材3で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入し、アルミ製障子内部の一部に戸車11を取り付ける。
アルミ製サッシ内枠6とアルミ製サッシ外枠7の上部に戸車突起レール14を付けた形状とした。
アルミ製サッシ内枠6とアルミ製サッシ外枠7の上部連結部は、水処理のために深さのある溝付樹脂材12、下部連結部は樹脂繋ぎ材4で連結し、その内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入する。
方立枠と上枠は水切りビート材を掴んだ形状で四方を構成し、内部に密着強度と高断熱性能を有した樹脂断熱材5を注入した手段を用いている。
アルミ製障子外枠1とアルミ製障子内枠2及び、アルミ製サッシ内枠6とアルミ製サッシ外枠7の内部に樹脂断熱材5との密着面積を多くするための突起15を設けた本発明の実施例。
アルミ製障子内枠2を樹脂製で構成した本発明の実施例。
アルミ製サッシ内枠6を樹脂製で構成した本発明の実施例。
押出し窓と嵌め殺し窓を組み合わせた本発明の実施例。
片側に嵌め殺し窓をつけた片引き戸の本発明の実施例。
アルミ製障子やアルミ製サッシ枠にラミネート加工した本発明の実施例。
1 アルミ製障子外枠
2 アルミ製障子内枠
3 樹脂繋ぎ材
4 樹脂繋ぎ材
5 樹脂断熱材
6 アルミ製サッシ内枠
7 アルミ製サッシ外枠
8 断熱ガラス
9 ビート材
10 水切りビート材
11 戸車
12 溝付樹脂材
13 防水クッション材
14 戸車突起レール
15 突起
2 アルミ製障子内枠
3 樹脂繋ぎ材
4 樹脂繋ぎ材
5 樹脂断熱材
6 アルミ製サッシ内枠
7 アルミ製サッシ外枠
8 断熱ガラス
9 ビート材
10 水切りビート材
11 戸車
12 溝付樹脂材
13 防水クッション材
14 戸車突起レール
15 突起
Claims (1)
- アルミ製障子とアルミ製サッシ枠からなるアルミ製サッシにおいて、アルミ製障子の内枠と外枠を、樹脂繋ぎ材で熱絶縁しながら連結し、アルミ製サッシ枠も同様に内枠と外枠を樹脂繋ぎ材にて熱絶縁しながら連結させ、アルミ製障子とアルミ製枠材の中空部に、密着強度と高断熱性能の有した樹脂断熱材を注入し、サッシの断熱性向上に加え、樹脂断熱材の密着性によってサッシ強度も向上させたことを特徴としたアルミ製断熱サッシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016223606A JP2018071334A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | アルミ製断熱サッシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016223606A JP2018071334A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | アルミ製断熱サッシ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003206U Continuation JP3218870U (ja) | 2018-08-01 | 2018-08-01 | アルミ製断熱サッシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018071334A true JP2018071334A (ja) | 2018-05-10 |
Family
ID=62114798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016223606A Pending JP2018071334A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | アルミ製断熱サッシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018071334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109267899A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-01-25 | 安吉罗氏铝合金箱包厂 | 一种防风保暖型的铝窗框 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108830A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-13 | Ykk Architect Prod Kk | サッシ窓 |
JPH10266712A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-06 | Almetax Kk | 断熱形材の製造方法 |
JPH112072A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Ykk Corp | 樹脂複合アルミニウム形材、断熱アルミニウム形材、それらの製造方法及びそれに用いる装置 |
JP2001003640A (ja) * | 1999-06-21 | 2001-01-09 | Fujisash Co | 断熱サッシ構成材の製造方法 |
-
2016
- 2016-10-27 JP JP2016223606A patent/JP2018071334A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH108830A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-13 | Ykk Architect Prod Kk | サッシ窓 |
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CN109267899A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-01-25 | 安吉罗氏铝合金箱包厂 | 一种防风保暖型的铝窗框 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180508 |