JP2018070967A - 粉体の吹込み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体流量計による排出流量の測定において誤差を低減することにより、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのを抑制できる粉体の吹込み方法を提供する。【解決手段】粉体31を均圧タンク1に供給するステップと、均圧タンク1が大気圧である状態で質量測定装置19による測定を行い、質量測定装置19の測定値を用いて均圧タンク1に供給された粉体の供給質量を算出するステップと、均圧タンク1をフィードタンク2と均圧した状態で、均圧タンク1に貯蔵された粉体をフィードタンク2へ補給するステップと、粉体流量計4によって排出流量を測定しながら、供給質量の粉体をフィードタンク2から輸送配管8を介して炉41内に吹込むステップと、粉体流量計4の測定値による排出流量が、供給質量を用いて算出される排出流量と一致するように、粉体流量計4の検量線を校正するステップと、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、フィードタンクを備える吹込み装置によって炉内に粉体を吹込む方法に関する。
精錬炉(例えば高炉)および発電所の燃焼加熱炉等(以下、これらを総称して「対象炉」または単に「炉」ともいう)において、吹込み装置によって炉内に微粉炭をはじめとする各種の粉体を吹込む場合がある。吹込み装置は、通常、吹込むべき粉体を一旦収容するため、フィードタンクを備える。
図1は、従来の吹込み装置の構成例を示すブロック図である。同図に示す粉体の吹込み装置は、フィードタンク2と、輸送配管8と、キャリアガスを供給するガス供給配管18を備える。輸送配管8は、フィードタンク2の下部に設けられた排出口と吹込み対象の炉41とを接続する。その途中で、輸送配管8には、ガス供給配管18が合流する。
フィードタンク2は、圧力容器であり、内部に粉体31を収容する。そのフィードタンク2から排出された粉体は、輸送配管8を流通して炉内に吹込まれる。その過程で、粉体31は、ガス供給配管18を流通するキャリアガスと混合され、キャリアガスとともに炉内に吹込まれる。対象炉41の操業条件を変動させない観点から、フィードタンク2からの粉体の排出流量(単位:t/h、以下、単に「排出流量」ともいう)を制御することが重要である。この排出流量は、対象炉41への吹込み量とも呼ばれる。
一方、上述の対象炉41では、所定の操業条件に基づき、相当の期間に亘って連続操業されることが一般的である。この場合、対象炉の操業継続時間は、1回あたりの粉体排出時間に比べ、極めて長い。ここで、「1回あたりの粉体排出時間」とは、フィードタンク2の容量の限度まで粉体を収容した状態から全部の粉体が排出されるまでに要する時間である。1回あたりの粉体排出時間は、フィードタンク2の容量と粉体の排出流量によって決まる。
対象炉41の連続操業を継続するため、フィードタンク2の内部の粉体が残り少なくなった際に、フィードタンク2からの粉体の排出を停止することなく、フィードタンク2の内部へ粉体を補給することが必要である。これにより、対象炉が連続操業している間、フィードタンク2からも粉体を連続的に排出することが可能となる。したがって、粉体の排出流量制御では、時々刻々の制御と長期間に亘る制御が必要である。
しかしながら、外乱要因により、フィードタンク2からの粉体の排出流量が、不可避的に変動する。この外乱要因には、例えば、対象炉41において操業条件を変更する場合が該当する。また、操業条件が一定である状態において、微粉炭などの粉体の性状が必ずしも一定でないことにより、フィードタンク2から排出される粉体の性状が変化した場合も外乱要因に該当する。また、操業条件が一定である状態において、フィードタンク2から粉体を排出しながら内部に粉体を補給する場合も外乱要因に該当する。
フィードタンク2に粉体を補給する方法として、例えば均圧タンク1を用いる方法がある。この方法では、図1に示すように、フィードタンク2の上方に均圧タンク1を配置するとともに、その均圧タンク1とフィードタンク2とを接続する補給配管17に開閉弁20を配置する。
均圧タンク1を用いる粉体の補給方法は、例えば、以下の手順によって行われる。
(1)開閉弁20を閉じた状態で、搬送装置(図示なし)によって系外から所定質量の粉体31が供給され、大気圧下の均圧タンク1の内部に一旦貯蔵される。
(2)均圧タンク1への粉体の供給後、均圧タンク1の圧力がフィードタンク2の圧力と同じになるように、加圧装置(図示なし)によって均圧タンク1が昇圧される。
(3)均圧タンク1の圧力がフィードタンク2の圧力に均圧された後、開閉弁20を開けることにより、粉体が円滑に均圧タンク1からフィードタンク2へ補給される。
(4)フィードタンク2への粉体の補給が終了した後、開閉弁20が閉じられ、その後、排圧装置(図示なし)によって均圧タンク1の圧力が大気圧に戻される。
なお、実操業では、粉体が均圧タンク1の内部に収容され、かつ、均圧タンク1が均圧された状態、すなわち、上記(2)の手順を終えた状態で、均圧タンク1が待機する。これにより、フィードタンク2の内部の粉体が残り少なくなった際に上記(3)の手順を行えば、粉体をフィードタンク2に即座に補給できる。補給後は、上記(4)、(1)および(2)の手順をその順に行うことにより、均圧タンク1を元の状態に戻して待機する。
フィードタンク2からの粉体の排出流量を制御するためには、その排出流量の測定が必要である。排出流量の測定方法としては、下記(A)および(B)の方法がある。
(A)フィードタンク2に質量測定装置5(ロードセル)を取り付け、その質量測定装置5がフィードタンク2の質量(内部の粉体質量)に応じた信号を出力する。その信号と経過時間の関係を時間微分することによって排出流量を算出する。
(B)フィードタンク2から排出された粉体が流通する輸送配管8に粉体流量計4を配置し、その粉体流量計4から出力される信号に基づいて排出流量を算出する。
また、上記(A)および(B)の測定方法を組み合わせて排出流量を測定する方法が、例えば、特許文献1に記載される。特許文献1に記載される方法では、均圧タンク1からフィードタンク2へ粉体を補給していない時は、上記(A)の測定方法を使用し、具体的には、フィードタンク2のロードセル5を用いて排出流量を測定する。一方、フィードタンク2へ粉体を補給している時は、上記(A)の測定方法によって排出流量が測定できないことから、上記(B)の測定方法を使用し、具体的には、粉体流量計4によって排出流量を測定する。
なお、図1に示す吹込み装置は、図面の理解を容易にするため、単一のフィードタンク2から分岐していない輸送配管8を介して炉41に粉体を吹込む構成とする。実際には、複数箇所から炉内に粉体が吹込まれることが通常である。吹込み箇所は、炉の形状に応じて、円周方向または上下方向に沿って並べて配置される場合がある。あるいは、円周方向および上下方向に沿ってそれぞれ並べて配置される場合もある。詳細な説明は省略するが、上述の複数箇所への粉体の吹込みは、例えば、フィードタンク2を複数設置すること、または、輸送配管8を分岐させること等によって実現できる。あるいは、フィードタンク2を複数設置するとともに、各輸送配管8を分岐させることによって実現できる。
ところで、前述の特許文献1には、フィードタンク2の圧力の変更によって排出流量を制御する方法が記載されている。この場合、吹込み装置が、フィードタンク内圧力指示計10と、ガス配管圧力指示計14と、粉体流量指示調節計6と、差圧指示調節計9とを備える。差圧指示調節計9は、フィードタンク内圧力指示計10およびガス配管圧力指示計14の測定値から、フィードタンク2とガス供給配管18の差圧を算出し、フィードタンク2の圧力を調節する。
ロードセル5によりフィードタンク2の内部に収容された粉体の質量が測定されると、ロードセル5から粉体の質量に応じた信号が粉体流量指示調節計6に伝達される。粉体流量指示調節計6は、その信号を時間微分することによってフィードタンク2からの粉体の排出流量を算出し、その排出流量が所定の速度(目標速度)となるように差圧指示調節計9に信号を送る。
この信号に応じ、差圧指示調節計9が、フィードタンク2の圧力を変更することにより、フィードタンク2とガス供給配管18の差圧を所定の差圧に調節する。この所定の差圧は、予め求められた差圧と排出流量との関係から算出される。フィードタンク2の圧力の変更は、内圧調節弁12の操作によって加圧用ガスをフィードタンク2の内部に導入することによって、または、排気用調節弁13の操作によってフィードタンク2からガスを排気することによって行われる。その結果、粉体の排出流量が制御される。
また、上記(A)のロードセル5による排出流量の測定、または、上記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を使用する場合、粉体流量調節弁3の開度の変更によって排出流量を制御できる。その粉体流量調節弁3は、フィードタンク2の排出口の後段に設置される。
ロードセル5を用いて排出流量を測定する場合、フィードタンク2の内部に収容された粉体の質量がロードセル5によって測定され、粉体の質量に応じた信号が粉体流量指示調節計6に伝達される。粉体流量指示調節計6は、その信号を時間微分することによってフィードタンク2からの粉体の排出流量を算出し、その排出流量が所定の流量となるように粉体流量調節弁3の開度を変更する。その結果、粉体の排出流量が制御される。
粉体流量計4によって排出流量を測定する場合、フィードタンク2からの粉体の排出流量に応じた信号が粉体流量計4から粉体流量指示調節計6に伝達される。粉体流量指示調節計6は、測定された排出流量が所定の流量となるように粉体流量調節弁3の開度を変更する。その結果、粉体の排出流量が制御される。
特許5087879号公報
前述の特許文献1に記載された方法によってフィードタンクからの粉体の排出流量を測定すれば、対象炉が連続操業している間、連続的に排出流量を測定できる。しかしながら、上記(A)のロードセルを用いる排出流量の測定と、上記(B)の粉体流量計による排出流量の測定を切替える時に、実際の排出流量が変化していないにも拘わらず、測定された排出流量が変化しやすい。その測定結果に基づいて排出流量を制御すると、実際の排出流量が変動する。測定方法の切替え時に測定された排出流量が変動する原因は、2つの測定方法にそれぞれ内在する誤差等である。
切替え時に排出流量の測定値が変動するのを抑制するため、粉体流量計による排出流量の測定を常時使用することにより、測定方法の切替えをなくすことが考えられる。しかしながら、粉体流量計は、例えば、粉体の移送に伴って配管に生じる差圧に基づいて排出流量を測定する。あるいは、粉体流量計は、配管内の粉体の有無および密度に伴って変動する静電容量の変化に基づいて排出流量を測定する。このため、粉体流量計では、粉体の種類が変化した場合は言うまでもなく、粉体が微粉炭である場合に石炭の銘柄が変化しても、測定される排出流量が変動する。これらの場合、粉体流量計の検量線を変更する必要がある。
また、特許文献1にも記載されるように、長期間にわたって粉体流量計によって排出流量を測定すると、測定精度が低下する。したがって、粉体流量計による排出流量の測定を常時使用する方法は、不適である。
そこで、特許文献1では、上記(A)のロードセルを用いる排出流量の測定と、上記(B)の粉体流量計による排出流量の測定を切替えて使用する。その際、フィードタンクの質量測定装置を用いた排出流量、および、粉体流量計による排出流量から検量線を得て、粉体流量計を校正する。しかしながら、本発明者らが、さらに検討を進めたところ、切替え時に測定された排出流量が変動する原因に関し、ロードセルによるフィードタンクの質量測定に誤差があることを見出した。
ロードセルによるフィードタンクの質量測定では、以下の理由によって誤差が発生する。
(1)図1に示すような吹込み装置では、内部の圧力変化に伴ってフィードタンク2が膨張または収縮する。同様に、均圧タンク1も、内部の圧力変化に伴って膨張または収縮する。これらの影響を受けてロードセルの出力が変化する。
(2)また、フィードタンク2の内部に収容されている粉体の質量が変化すれば、吹込み装置の構成部材に発生するたわみ等が変化する。同様に、均圧タンク1の内部に収容されている粉体の質量が変化すれば、吹込み装置の構成部材に発生するたわみ等が変化する。これらの影響によっても、ロードセル5の出力が変化する。
(3)均圧タンク1の状態がフィードタンク2のロードセル5の出力に与える影響を緩和するため、補給配管17に伸縮管等を採用しているが、その影響を皆無にすることは困難である。
(4)特に上記(1)のフィードタンク2および均圧タンク1の圧力変化が、ロードセル5の出力に大きな影響を与える。
そこで、実操業では、ロードセル5の測定値を補正している。この補正後のフィードタンク2の質量を、上記(A)のロードセルによる排出流量の測定、および、粉体流量計の校正に用いている。ロードセル5の測定値の補正は、例えば、下記(1)式によって行うことができる。
F/T=MF/T+f(PF/T、PE/T、MF/T、ME/T) ・・・(1)
ここで、WF/Tは補正後のフィードタンクの質量(t)、MF/Tは補正前のフィードタンクの質量(測定値、単位:t)、PF/Tはフィードタンクの圧力(Pa)、PE/Tは均圧タンクの圧力(Pa)、ME/Tは均圧タンクの質量(t)、f(a、b、c、d)はa、b、cおよびdを入力値とする関数である。
なお、関数f(a、b、c、d)は、設備構成や構成部材の材質等に依存するので、吹込み装置ごとに事前に導出する。また、均圧タンクの質量ME/Tには、内部に貯蔵された粉体の質量が含まれる。
しかしながら、上記(1)式によって補正を行った場合でも、補正後のフィードタンクの質量に、誤差が残存する。このため、補正後のフィードタンクの質量を用いて粉体流量計の検量線を校正すると、排出流量の測定方法の切替え時に排出流量の測定値が変動する。
本発明の目的は、粉体流量計による排出流量の測定において誤差を低減することにより、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのを抑制できる粉体の吹込み方法を提供することである。
本発明の一実施形態による粉体の吹込み方法は、吹込み装置によって炉内に粉体を吹込む方法である。前記吹込み装置は、加圧下で前記粉体を収容するフィードタンクと、前記フィードタンクと前記炉とを接続し、前記フィードタンクから排出された前記粉体がキャリアガスとともに流通する輸送配管と、前記フィードタンクへ補給される前記粉体を、内部に一旦貯蔵する均圧タンクと、前記均圧タンクと前記フィードタンクとを接続する補給配管と、前記輸送配管において、前記フィードタンクからの前記粉体の排出流量を測定する粉体流量計と、前記均圧タンクの内部に貯蔵された前記粉体の質量を測定する質量測定装置と、を備える。
前記吹込み方法は、前記粉体を前記均圧タンクに供給して前記均圧タンクの内部に貯蔵するステップと、前記均圧タンクの内部が大気圧である状態で前記質量測定装置による測定を行い、前記質量測定装置の測定値を用いて前記均圧タンクに供給された前記粉体の供給質量を算出するステップと、前記均圧タンクの内部を前記フィードタンクの内部と均圧した状態で、前記均圧タンクの内部に貯蔵された前記粉体を前記フィードタンクへ補給するステップと、前記粉体流量計によって前記排出流量を測定しながら、前記供給質量の前記粉体を前記フィードタンクから前記輸送配管を介して前記炉内に吹込むステップと、前記粉体流量計の測定値による前記排出流量が、前記供給質量を用いて算出される前記排出流量と一致するように、前記粉体流量計の検量線を校正するステップと、を含む。
本発明の粉体の吹込み方法は、均圧タンクを大気圧にした状態で、均圧タンクへの粉体の供給質量を測定することから、その供給質量に含まれる誤差を低減できる。その供給流量を用いることにより、フィードタンクからの粉体の排出流量を精度よく算出できる。このような供給質量から算出した排出流量を用いて粉体流量計の検量線を校正するので、粉体流量計の測定誤差を低減できる。その結果、本発明の粉体の吹込み方法は、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのを抑制できる。
図1は、従来の吹込み装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の吹込み方法に使用可能な吹込み装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の吹込み方法を適用した処理フロー例での、均圧タンクおよびフィードタンクの質量の変化を示す模式図である。 図4は、実施例における弁開度と排出流量の推移を示す図である。
以下に、本実施形態の吹込み方法およびその好ましい態様について図面を参照しながら説明する。
[本実施形態の吹込み方法の概要]
図2は、本実施形態の吹込み方法に使用可能な吹込み装置の構成例を示すブロック図である。図2に示す粉体の吹込み装置の基本構成は、前記図1に示す吹込み装置と同じである。図2に示す吹込み装置は、前記図1に示す吹込み装置と比べ、さらに、均圧タンク1に取り付けられる質量測定装置(ロードセル)19と、均圧タンク1の内部の圧力を測定する均圧タンク内圧力指示計16と、粉体質量指示計15とを備える。
本実施形態の吹込み方法では、均圧タンク1に、質量測定装置19を付加する。詳細な手順は後述するが、その質量測定装置19を用い、均圧タンク1を大気圧にした状態で均圧タンク1の質量を測定する。その測定結果から粉体質量指示計15が均圧タンク1の内部に供給された粉体の質量(以下、単に「供給質量」ともいう)を算出する。
前述の通り、フィードタンク2に取り付けられたロードセル5の測定値には誤差が含まれる。同様の理由により、均圧タンク1に取り付けられたロードセル19の測定値にも誤差が含まれるが、フィードタンク2に取り付けられたロードセル5と比べて、その誤差を低減できる。その理由は、以下の通りである。
(a)前述の通り、フィードタンク2および均圧タンク1の圧力変化は、質量測定装置(5、19)の出力に大きな影響を与える。
(b)そこで、本実施形態の吹込み方法は、測定時の均圧タンクの圧力を大気圧で一定とする。これにより、測定値から均圧タンク1の圧力変化による影響を取り除くことができる。
このように本実施形態の吹込み方法では、均圧タンク1を大気圧にした状態で、均圧タンク1への粉体の供給質量を測定する。その供給質量に含まれる誤差は、フィードタンク2に取り付けられたロードセル5を用いる場合と比べ、低減される。このため、フィードタンク2へ供給される粉体の質量を精度よく把握できる。
[処理フロー例]
図3は、本実施形態の吹込み方法を適用した処理フロー例での、均圧タンクおよびフィードタンクの質量の変化を示す模式図である。同図には、経過時間(h)とロードセル19によって測定される均圧タンク1の質量(t)の関係、および、経過時間(h)とロードセル5によって測定されるフィードタンク2の質量(t)の関係を示す。
以下に、本実施形態の吹込み方法による処理フロー例について、前記図2および図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、nは、2以上の正の整数であり、フィードタンクに粉体を補給する回数を示す。
(1)(n−1)回目のフィードタンク2へ粉体を補給した後、n回目の補給を行うため、開閉弁20を閉じるとともに均圧タンク1を排圧して大気圧とする(図3のTA(n))。この時、均圧タンク1の質量をロードセル19によって測定し、その測定値をWB(n)とする。
(2)系外から均圧タンク1に所定質量の粉体31を供給した後、均圧タンク1の質量をロードセル19によって測定し、その測定値をWC(n)とする(図3のTB(n))。これらの測定値を用い、均圧タンク1への粉体の供給質量WA(n)を下記(2)式によって算出する。ここで、WA(n)、WB(n)およびWC(n)の単位は、いずれも、tである。
WA(n)=WB(n)−WC(n) ・・・(2)
(3)上記(2)で均圧タンク1の質量を測定した後、均圧タンク1をフィードタンク2と均圧する。
(4)ロードセル5によってフィードタンク2の粉体の残量を把握し、所定の残量となった時に、開閉弁20を開けて均圧タンク1からフィードタンク2へ粉体を補給する(図3のTC(n))。その際、均圧タンク1に貯蔵された粉体の全量がフィードタンクへ補給されると考え、均圧タンク1への粉体の供給質量WA(n)をフィードタンクへ補給された粉体の質量とみなす。
(5)上記(1)と同様に、開閉弁20を閉じるとともに均圧タンク1を排圧して大気圧とする(図3のTA(n+1))。
(6)下記(3)式により、フィードタンク2からの粉体の排出流量V1(t/h)を算出する。下記(3)式によって排出流量V1を算出できる理由は、後述する。以下では、その排出流量V1を、「供給質量から算出した粉体の排出流量」という。
V1=WA(n)/(TA(n+1)−TA(n)) ・・・(3)
(7)一方で、TA(n)からTA(n+1)までの間、粉体流量計4によって粉体流量を所定の時間間隔で測定しながら、フィードタンク2から輸送配管8を介して炉41内に粉体を吹込む。TA(n)からTA(n+1)までの粉体流量計4による粉体流量の測定値を平均することにより、フィードタンク2からの粉体の排出流量V2を得る。以下では、その排出流量V2を、「粉体流量計を用いた粉体の排出流量」という。
(8)上記手順(7)の粉体流量計4を用いた粉体の排出流量V2が、上記手順(6)の供給質量から算出した粉体の排出流量V1と一致するように、粉体流量計4の検量線を校正する。
前述の通り、均圧タンク1を大気圧にした状態で均圧タンク1への粉体の供給質量を測定することから、その供給質量に含まれる誤差を低減できる。この供給質量を用いることにより、粉体の排出流量V1を精度よく算出できる。このような供給質量から算出した粉体の排出流量を用いて粉体流量計4の検量線を校正するので、本実施形態の吹込み方法は、粉体流量計4の測定誤差を低減できる。その結果、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのを抑制できる。
前述の処理フロー例の手順(6)において、前記(3)式によってフィードタンク2からの粉体の排出流量を算出できる理由は、以下の通りである。
(a)実際の連続操業では、処理フロー例の(1)〜(5)の手順が周期的に繰り返されるので、TA(n)、TB(n)およびTC(n)はいずれも同じ周期で出現すると仮定できる。
(b)また、フィードタンクへの粉体の補給開始時(図3のTC(n))におけるフィードタンクの粉体の残量は同じであると仮定できる。
(c)さらに、均圧タンクに供給される粉体の質量は、系外で一定の質量で切り出された後で搬入されることから、ほぼ一定である。
(d)上記(a)〜(c)の仮定によれば、TA(n)〜TA(n+1)の間に、粉体の供給質量WAの全量がフィードタンク2から排出されたと考えられる。
また、前述の処理フロー例の手順(6)では、前記(3)式により、1回分の粉体の供給質量WAを用いて粉体の排出流量を算出しているが、複数回分(例えば3〜5回分程度)の粉体の供給質量WA(n)を用いて粉体の排出流量を算出するのが好ましい。これにより、粉体の排出流量V1をより精度よく算出でき、その結果、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのをさらに抑制できる。
n回目からm回分の粉体の供給質量WA(n)を用いて粉体の排出流量を算出する場合、例えば、下記(4)式よって粉体の排出流量V1を算出できる。ただし、mは2以上の自然数とする。
V1=(WA(n)+WA(n+1)+WA(n+2)+・・・WA(n+m−1))/(TA(n+m)−TA(n)) ・・・(4)
n回目からm回分の粉体の供給質量WA(n)を用いて粉体の排出流量を算出する場合、前述の処理フロー例の手順(7)における粉体流量計を用いた粉体の排出流量V2は、TA(n)からTA(n+m)までの測定値を平均することによって得ればよい。
均圧タンク1のロードセルの測定値は、補正することなく用いることもできるが、例えば、下記(5)式によって補正するのが好ましい。これにより、均圧タンク1のロードセル19における測定誤差をさらに低減することができ、粉体流量計における測定誤差をさらに低減できる。
E/T=ME/T+g(PF/T、PE/T、MF/T、ME/T) ・・・(5)
ここで、WE/Tは補正後の均圧タンクの質量(t)、ME/Tは補正前の均圧タンクの質量(測定値、単位:t)、PF/Tはフィードタンクの圧力(Pa)、PE/Tは均圧タンクの圧力(Pa)、MF/Tはフィードタンクの質量(t)、g(a、b、c、d)はa、b、cおよびdを入力値とする関数である。ただし、本実施形態の吹込み方法では、均圧タンクの圧力PE/Tが大気圧であり、定数となる。
[関数g(a、b、c、d)の導出]
関数g(a、b、c、d)は、前述の関数f(a、b、c、d)と同様に、設備構成や構成部材の材質等に依存するので、吹込み装置ごとに事前に導出する。この関数g(a、b、c、d)は、例えば、以下の手順によって導出できる。
(1)g(a、b、c、d)を分解すれば、上記(5)式は下記(6)式に変形できる。 WE/T=ME/T+g1(PF/T)+g2(PE/T)+g3(MF/T)+g4(ME/T) ・・・(6)
ここで、g1(a)〜g4(a)は、いずれも、aを入力値とする関数である。
(2)誤差Eを(WE/T−ME/T)とし、PF/T、PE/T、MF/TおよびME/Tのうちの3種を一定とすれば、下記(7)〜(10)式が得られる。これは、PF/T等を一定とすれば、g1(a)等が定数となることによる。
E=g1(PF/T)+A ・・・(7)
E=g2(PE/T)+B ・・・(8)
E=g3(MF/T)+C ・・・(9)
E=g4(ME/T)+D ・・・(10)
ここで、A〜Dはいずれも定数である。
(3)操業実績等から、誤差Eとフィードタンクの圧力PF/Tの関係を得て、その関係を回帰分析することにより、関数g1(a)および定数Aを求める。また、誤差Eと均圧タンクの圧力PE/Tの関係を得て、その関係を回帰分析することにより、関数g2(a)および定数Bを求める。同様に、関数g3(a)および定数C、並びに、関数g4(a)および定数Dを求める。
(4)このようにして求めた関数g1(a)〜g4(a)からg(a、b、c、d)を得る。
なお、補正後の均圧タンクの質量WE/Tには、事前(均圧タンク1への供給前)に粉体の質量を測定し、その測定値を用いればよい。また、回帰分析では、例えば、最小二乗法を用いることができる。
吹込み装置は、均圧タンク1の内部の圧力を測定する均圧タンク内圧力指示計16を備えるのが好ましい。この場合、均圧タンク1のロードセル19によって質量を測定する時に、均圧タンク1が大気圧であることを確認するのが好ましい。これにより、均圧タンク1のロードセル19の測定値から、均圧タンク1の圧力変化による誤差をさらに取り除くことができる。
前述の処理フロー例では、均圧タンク1が大気圧である状態で、均圧タンク1に粉体を供給した。本実施形態での吹込み方法では、均圧タンク1のロードセル19によって質量を測定する時に、均圧タンク1が大気圧であればよい。このため、気流(空気)輸送によって粉体を均圧タンク1の内部に供給してもよい。この場合、輸送の前後に、均圧タンク1を大気圧とし、その状態でロードセル19によって質量を測定すればよい。
本実施形態の吹込み方法では、前述の特許文献1と同様に、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定と、前記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を切替えて使用するのが好ましい。より具体的には、均圧タンク1からフィードタンク2へ粉体を補給する間は、前記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を使用し、補給をしていない間は、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定を使用するのが好ましい。
フィードタンク2のロードセル5の測定値は、補正することなく用いることもできるが、例えば、前記(1)式によって補正するのが好ましい。これにより、フィードタンク2のロードセル5で測定誤差を低減することができ、その結果、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのをさらに抑制できる。前記(1)式の関数f(a、b、c、d)は、例えば、[関数g(a、b、c、d)の導出]と同様の手順によって導出できる。
本実施形態の吹込み方法では、粉体の排出流量の制御について特に制限はなく、従来と同様に行えばよい。例えば、前述したように、排出流量の測定値に応じて粉体流量調節弁3の開度を変更することにより、排出流量を目標値に制御してもよい。また、排出流量の測定値に応じてフィードタンク2の圧力を変更することにより、排出流量を目標値に制御してもよい。
本発明の効果を確認するため、高炉に設置された微粉炭の吹込み装置を用い、微粉炭を高炉に吹込む試験を行った。本試験では、前記図2に示す吹込み装置を用いた。
本発明例1では、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定と、前記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を切替えて使用した。より具体的には、均圧タンク1からフィードタンク2へ粉体を補給する間は、前記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を使用し、補給をしていない間は、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定を使用した。
また、本発明例1では、[処理フロー例]に記載の手順によって粉体流量計4の検量線を校正しながら、微粉炭の吹込みを行った。処理フロー例の手順(6)では、前記(3)式に代えて前記(4)式を用い、供給質量から算出した粉体の排出流量V1を算出した。その際、3回分の粉体の供給質量を用いた。また、粉体流量計を用いた粉体の排出流量V2は、TA(n)からTA(n+3)までの測定値を平均することによって得た。
比較例1では、常に、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定を使用した。均圧タンク1からフィードタンク2へ粉体を補給している間は、排出流量を測定できないことから、弁開度および排出流量(測定値)を一定とした。
比較例2では、本発明例1と同様に、前記(A)のフィードタンク2のロードセル5を用いる排出流量の測定と、前記(B)の粉体流量計4による排出流量の測定を切替えて使用した。粉体流量計4の検量線の校正では、本発明例1と異なり、フィードタンク2のロードセル5の測定値から算出した粉体の排出質量を用いた。すなわち、特許文献1の校正方法を使用した。
本発明例および比較例では、粉体の排出流量の測定値に応じて粉体流量調節弁3の開度を変更することにより、排出流量を目標値に制御した。排出流量の目標値は、45t/hとした。
本発明例および比較例ともに、フィードタンク2のロードセル5の測定値を前記(1)式によって補正した。また、均圧タンク1のロードセル19の測定値を前記(6)式によって補正した。関数f(a、b、c、d)およびg(a、b、c、d)は、[関数g(a、b、c、d)の導出]に記載の手順に準じて導出した。
試験は、比較例1、1回目の本発明例1、比較例2、2回目の本発明例1の順に実施した(後述の図4参照)。
表1に、各試験における弁開度の平均値、弁開度のばらつき、微粉炭の排出流量の平均値および微粉炭の排出流量のばらつきを示す。本発明例1については、1回目および2回目を纏めて評価した。
Figure 2018070967
ここで、表1の「弁開度のばらつき」は、弁開度の最大値と弁開度の最小値であり、弁開度の平均値を基準とする相対値である。また、「微粉炭の排出流量のばらつき」は、排出流量の測定値における最大値と最小値であり、排出流量の平均値を基準とする相対値である。弁開度のばらつき、および、微粉炭の排出流量のばらつきは、いずれも、小さいほど、排出流量の変化が小さくなり、吹込みが安定する。
図4は、実施例における弁開度と排出流量の推移を示す図である。同図には、経過時間と弁開度との関係、および、経過時間と排出流量の測定値との関係を示す。図4では、1回目および2回目の本発明例1における排出流量の推移を楕円で囲んで示す。
比較例1では、常にフィードタンクのロードセルを用いて排出流量を測定し、図4および表1より、微粉炭の排出流量の平均値が目標値と同じになった。しかし、均圧タンクからフィードタンクへ粉体を補給している間、粉体流量調節弁の開度を一定とするので、補給終了後に微粉炭の排出流量が大きく変動した。このため、弁開度のばらつきが±10%、微粉炭の排出流量のばらつきが±15t/hとなり、その結果、吹込みが安定しなかった。
比較例2では、2種類の排出流量の測定方法を切替えて使用した。また、粉体流量計4の検量線の校正では、フィードタンク2のロードセル5の測定値から算出した粉体の排出質量を用いた。その結果、微粉炭の排出流量の平均値が目標値と同じになった。しかし、測定方法の切替え時に、排出流量の測定値が変動したので、弁開度のばらつきが±8%、微粉炭の排出流量のばらつきが±12t/hとなった。このため、吹込みが安定しなかった。
本発明例1では、2種類の排出流量の測定方法を切替えて使用した。また、粉体流量計4の検量線の校正では、均圧タンク1のロードセル19の測定値(供給質量)から算出した粉体の排出流量を用いた。その結果、1回目および2回目を含む全体で、微粉炭の排出流量の平均値が目標値と同じになった。また、測定方法の切替え時における測定値の変動が低減されたので、弁開度のばらつきが±4%、微粉炭の排出流量のばらつきが±8t/hとなった。このため、吹込みが安定した。
これらから、均圧タンク1のロードセル19の測定値(供給質量)から算出した粉体の排出流量を用いて粉体流量計4の検量線を校正することにより、切替え時における測定値の変動を低減できることが明らかになった。
本発明の粉体の吹込み方法は、排出流量の測定方法の切替え時に測定値が変動するのを抑制できる。このため、高炉への微粉炭の吹込みに適用すれば、排出流量(吹込み量)の変動を低減できるので、高炉操業の安定化に大きく寄与できる。
1:均圧タンク、 2:フィードタンク、 3:粉体流量調節弁、 4:粉体流量計、
5:フィードタンクの質量測定装置(ロードセル)、 6:粉体流量指示調節計、
7:輸送配管内圧力計、 8:輸送配管、 9:差圧指示調節計、
10:フィードタンク内圧力指示計、 11:差圧指示計、 12:内圧調節弁、
13:排気用調節弁、 14:ガス配管圧力指示計、 15:粉体質量指示計、
16:均圧タンク内圧力指示計、 17:補給配管、 18:ガス供給配管、
19:均圧タンクの質量測定装置(ロードセル)、 20:開閉弁、 31:粉体、
41:粉体を吹き込む対象の炉

Claims (1)

  1. 吹込み装置によって炉内に粉体を吹込む方法であって、
    前記吹込み装置は、
    加圧下で前記粉体を収容するフィードタンクと、
    前記フィードタンクと前記炉とを接続し、前記フィードタンクから排出された前記粉体がキャリアガスとともに流通する輸送配管と、
    前記フィードタンクへ補給される前記粉体を、内部に一旦貯蔵する均圧タンクと、
    前記均圧タンクと前記フィードタンクとを接続する補給配管と、
    前記輸送配管において、前記フィードタンクからの前記粉体の排出流量を測定する粉体流量計と、
    前記均圧タンクの内部に貯蔵された前記粉体の質量を測定する質量測定装置と、を備え、
    前記吹込み方法は、
    前記粉体を前記均圧タンクに供給して前記均圧タンクの内部に貯蔵するステップと、
    前記均圧タンクの内部が大気圧である状態で前記質量測定装置による測定を行い、前記質量測定装置の測定値を用いて前記均圧タンクに供給された前記粉体の供給質量を算出するステップと、
    前記均圧タンクの内部を前記フィードタンクの内部と均圧した状態で、前記均圧タンクの内部に貯蔵された前記粉体を前記フィードタンクへ補給するステップと、
    前記粉体流量計によって前記排出流量を測定しながら、前記供給質量の前記粉体を前記フィードタンクから前記輸送配管を介して前記炉内に吹込むステップと、
    前記粉体流量計の測定値による前記排出流量が、前記供給質量を用いて算出される前記排出流量と一致するように、前記粉体流量計の検量線を校正するステップと、を含む、粉体の吹込み方法。
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