JP2018070399A - 水素生成装置及びそれを備えた燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水素生成装置において簡素な構成でCOセンサの水素ガス曝露を抑制する。【解決手段】水素生成装置(200)は、改質器(11)と、燃焼器(13)と、第1排気経路(15)と、第2排気経路(25)と、COセンサ(27)と、遮断弁(29)と、制御器(31)とを備える。第1排気経路(15)は、排ガスの流れ方向に分岐部(19)及び合流部(23)をこの順番で有する。第2排気経路(25)は、分岐部(19)に接続された一端を含む第1分岐路(17)と、合流部(23)に接続された他端を含む第2分岐路(21)とを有する。COセンサ(27)は、第2排気経路(25)において第2分岐路(21)から離れて配置されている。第2分岐路(21)は、合流部(23)からCOセンサ(27)への排ガスの拡散を抑制する長さを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、水素生成装置及びそれを備えた燃料電池システムに関する。
一般的に、燃料電池システムには改質器を備えた水素生成装置が用いられる。改質器では、原料を用いて水素含有ガスが生成される。改質器における改質反応を適切に行うために、改質器の温度を所定の温度に保つ必要がある。このため、改質器を加熱する燃焼器が用いられる。燃焼器は、改質器で生成された水素含有ガス等の燃料を燃焼させる。燃焼器の排ガス中の一酸化炭素を検知するためにCOセンサが使用される。
例えば、特許文献1には、図5に示す通り、水素生成装置300が記載されている。水素生成装置300は、改質器301と、燃焼器302と、第1排ガス流路308と、CO検知器309と、第1遮断器310Aと、第2遮断器310Bと、分岐路311Aと、制御器312とを備えている。分岐路311Aは、第1ガス流路308をバイパスする流路である。分岐路311Aは、分岐路311Aの上流端において第1ガス流路308から分岐し、分岐路311Aの下流端において第1ガス流路308と連通している。第1遮断器310A及び第2遮断器310Bは、分岐路311Aに設けられている。CO検知器309は、分岐路311Aにおいて第1遮断器310Aと第2遮断器310Bとの間に設けられている。
制御器312は、第1排ガス流路308に排ガスが流れる期間の一部において、第1遮断器310A及び第2遮断器310Bを遮断する。このため、CO検知器309の劣化を促進する水素ガスにCO検知器309が曝される可能性が低減し、CO検知器309の水素曝露による劣化の可能性が低減する。
特開2014−218408号公報
特許文献1に記載の技術によれば、水素生成装置300は複雑な構成を有する。このため、特許文献1に記載の技術は、水素生成装置の簡素化の観点から改良の余地を有する。
本開示は、
原料ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、
前記原料ガス又は前記水素含有ガスを燃焼させて前記改質器を加熱する燃焼器と、
前記燃焼器で生成された排ガスを排出する第1排気経路であって、当該第1排気経路における前記排ガスの流れ方向に分岐部及び合流部をこの順番で有する第1排気経路と、
前記分岐部から前記第1排気経路と分岐して前記合流部まで延びている第2排気経路であって、前記分岐部に接続された一端を含む第1分岐路と、前記合流部に接続された他端を含む第2分岐路とを有する、第2排気経路と、
前記第2排気経路において前記第2分岐路から離れて配置されたCOセンサと、
前記第2排気経路において前記COセンサと前記第2排気経路の前記一端との間に配置され、前記排ガスの流入を遮断可能な遮断弁と、
前記遮断弁の開閉を制御する制御器と、を備え、
前記第2分岐路は、前記合流部から前記COセンサへの前記排ガスの拡散を抑制する長さを有する、
水素生成装置を提供する。
本開示の技術によれば、水素生成装置を簡素化できる。
図1は、本開示の一実施形態に係る水素生成装置及び燃料電池システムの構成図である。 図2は、図1における遮断弁の制御の一例を示すフローチャートである。 図3は、図1における第1排気経路及び第2排気経路を構成する配管の一例を示す断面図である。 図4は、図3に示す配管部材をIV-IV線に沿って見た断面図である。 図5は、従来例に係る水素生成装置を示す図である。
(本開示の基礎となった知見)
本発明者らは、改質器で生成された水素含有ガス等の燃料を燃焼器で燃焼させた場合に燃焼器の排ガス中のCOを検知するCOセンサに関する課題について鋭意検討を重ね、以下の知見を得た。
COセンサの一例として、半導体式ガスセンサ及び接触燃焼式ガスセンサが知られている。半導体式ガスセンサは、貴金属等の金属元素を微量添加して増感したn型酸化物半導体(例えば、酸化スズの焼結体)を備え、その半導体が可燃性ガスと接触した際に電気伝導度が変化する特性を利用して可燃性ガスを検知する。接触燃焼式ガスセンサは、例えば、白金の細線に担持体を添着させて貴金属が担持された素子と、貴金属が担持されていない素子との一対の素子を備える。一対の素子を所定の温度に加熱した状態で可燃性ガスが素子に接触すると触媒酸化反応によって一対の素子に発熱差が生じる。これにより、接触燃焼式ガスセンサは可燃性ガスを検知する。
このようなCOセンサを水素生成装置に用いる場合、燃焼器において燃料が適切に燃焼しないと、燃焼器からの排ガスに水素ガスが含まれうる。この場合、燃焼器からの排ガスにCOセンサが曝露されると、COセンサの中心的な機能を担う電極及び触媒が劣化してしまう。このため、水素生成装置を備えたシステムの優れた安全性を保証するためには、COセンサが水素ガスに曝露されないように管理する必要がある。特許文献1に記載の技術は、COセンサの水素ガス曝露を抑制する観点から有利である。また、分岐路311Aに導かれた排ガスを第1ガス流路308に戻して第1ガス流路308を流れる排ガスとともに放出できる。しかし、分岐路311Aに2つの遮断器を設ける必要があるので複雑な構造を有する。そこで、本発明者らは、排ガスの一部をCO検知のためにバイパスさせる場合に簡素な構成でCOセンサの水素ガス曝露を抑制できる技術について日夜検討を重ね、本開示の水素生成装置を案出した。
本開示の第1態様は、
原料ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、
前記原料ガス又は前記水素含有ガスを燃焼させて前記改質器を加熱する燃焼器と、
前記燃焼器で生成された排ガスを排出する第1排気経路であって、当該第1排気経路における前記排ガスの流れ方向に分岐部及び合流部をこの順番で有する第1排気経路と、
前記分岐部から前記第1排気経路と分岐して前記合流部まで延びている第2排気経路であって、前記分岐部に接続された一端を含む第1分岐路と、前記合流部に接続された他端を含む第2分岐路とを有する、第2排気経路と、
前記第2排気経路において前記第2分岐路から離れて配置されたCOセンサと、
前記第2排気経路において前記COセンサと前記第2排気経路の前記一端との間に配置され、前記排ガスの流入を遮断可能な遮断弁と、
前記遮断弁の開閉を制御する制御器と、を備え、
前記第2分岐路は、前記合流部から前記COセンサへの前記排ガスの拡散を抑制する長さを有する、
水素生成装置を提供する。
第1態様によれば、COセンサによって排ガス中のCOを検知できるとともに第2排気経路を流れる排ガスを合流部で第1排気経路を流れる排ガスと合流させて排出できる。加えて、第2排気経路において、第1排気経路の合流部に接続された第2排気経路の他端とCOセンサとの間に遮断弁を配置しなくても、排ガスに水素ガスが含まれる場合に上記の遮断弁のみを閉じることにより、COセンサの水素ガス曝露を抑制できる。なぜなら、COセンサは、第2排気経路において第2分岐路から離れて配置されており、かつ、第2分岐路は、第1排気経路の合流部からCOセンサへの排ガスの拡散を抑制する長さを有するからである。このように、第1態様によれば、簡素な構成でCOセンサの水素ガス曝露を抑制できる。
本開示の第2態様は、第1態様に加えて、前記第1排気経路は、前記分岐部と前記合流部との間に位置する第1上り部と、前記第1上り部から前記合流部に上方に延びている立ち上がり路とを有し、前記第2分岐路は、前記第2排気経路における前記COセンサと前記合流部との間に位置する第2上り部を有し、前記第2上り部から前記合流部まで上方に延びている、水素生成装置を提供する。第2態様によれば、第1排気経路において排ガスは立ち上がり路を上方に流れて合流部を通過するので、排ガスに水素ガスが含まれていても、水素ガスが合流部を上方に通過しやすい。このため、第1排気経路から第2分岐路に水素ガスが拡散することを抑制できる。
本開示の第3態様は、第2態様に加えて、前記立ち上がり路、前記第2分岐路、及び前記立ち上がり路と前記第2分岐路とを仕切る仕切壁を内部に有する配管部材をさらに備えた、水素生成装置を提供する。第3態様によれば、単一の配管部材によって、立ち上がり路及び第2分岐路を形成できる。
本開示の第4態様は、第2態様又は第3態様に加えて、
前記燃焼器で生成された前記排ガスから凝縮したドレンを貯留するタンクと、
前記第1上り部よりも下方に配置された第1排水口及び前記第1上り部よりも下方に配置されたドレン合流部を有するとともに前記タンクに接続され、前記第1排気経路に含まれる前記ドレンを前記第1排水口から排出する第1ドレン流路と、
前記第2上り部よりも下方に配置された第2排水口を有するとともに前記ドレン合流部に接続され、前記第2排水口から前記第2分岐路に含まれる前記ドレンを排出する第2ドレン流路と、をさらに備え、
少なくとも前記第1ドレン流路の一部に水トラップが形成されており、
前記第1上り部及び前記第2上り部は、前記タンクに貯留された前記ドレンの水位よりも上方に位置している、
水素生成装置を提供する。
第4態様によれば、排ガスから凝縮したドレンを第1ドレン流路及び第2ドレン流路を通過させてタンクに貯留でき、かつ、少なくとも第1ドレン流路の一部に水トラップを形成できる。加えて、第1上り部及び第2上り部がタンクに貯留されたドレンの水位よりも上方に位置しているので、水トラップは第1上り部及び第2上り部よりも下方に位置する。このため、第1上り部及び第2上り部が水トラップにより閉塞されることがないので、第1排気経路及び第2排気経路における排ガスの流れが水トラップによって阻害されない。
本開示の第5態様は、
第1態様〜第4態様のいずれか1つの態様の水素生成装置と、
前記水素生成装置の前記改質器で生成された前記水素含有ガスを用いて発電する燃料電池と、を備えた、
燃料電池システムを提供する。
第5態様によれば、水素生成装置で生成された水素含有ガスを用いて発電しつつ、第1態様〜第4態様と同様の効果を得ることができる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示す通り、本開示の一実施形態に係る燃料電池システム100は、水素生成装置200と、燃料電池45とを備えている。水素生成装置200は、改質器11と、燃焼器13と、第1排気経路15と、第2排気経路25と、COセンサ27と、遮断弁29と、制御器31とを備えている。改質器11は、原料ガスから水素含有ガスを生成するデバイスである。燃焼器13は、原料ガス又は改質器11によって生成された水素含有ガス等の燃料を燃焼させて改質器11を加熱する。第1排気経路15は、燃焼器13で生成された排ガスを排出する経路である。第1排気経路15は、第1排気経路15における排ガスの流れ方向に分岐部19及び合流部23をこの順番で有する。第2排気経路25は、分岐部19から第1排気経路15と分岐して合流部23まで延びている経路である。第2排気経路25は、分岐部19に接続された第2排気経路25の一端を含む第1分岐路17と、合流部23に接続された第2排気経路25の他端を含む第2分岐路21とを有する。COセンサ27は、第2排気経路25において第2分岐路21から離れて配置されている。遮断弁29は、第2排気経路25においてCOセンサ27と分岐部19に接続された第2排気経路25の一端との間に配置され、排ガスの流入を遮断可能である。制御器31は、遮断弁29の開閉を制御する。第2分岐路21は、合流部23からCOセンサ27への排ガスの拡散を抑制する長さを有する。
改質器11は、例えば、水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)等の改質反応により水素ガスを生成する。例えば、改質器11には、改質反応を進行させるための改質触媒が収められている。改質器11は、例えば、水及び原料ガスを用いて水素ガスを生成する。原料ガスは、例えば、都市ガス及び液化石油ガス(LPガス)等の炭化水素ガスである。例えば、水素生成装置200は、ポンプ又はブロワ等の原料ガス供給器51をさらに備え、原料ガス供給器51の作動により原料ガスが改質器11に供給される。
改質器11で生成された水素含有ガスは燃料電池45に供給される。燃料電池45は、改質器11で生成された水素含有ガスを用いて発電する。例えば、燃料電池システム100は、ポンプ又はブロワ等の酸化剤ガス供給器52をさらに備え、酸化剤ガス供給器52の作動により酸化剤ガスが燃料電池45に供給される。燃料電池45において、酸化剤ガスと水素含有ガスとが反応して電力が生成される。燃料電池45は、例えば、固体高分子形燃料電池である。例えば、燃料電池45による発電に伴う排熱によって湯が生成される。この場合、生成された湯は貯湯タンク(図示省略)に貯められる。
燃焼器13は、燃料を燃焼させることにより改質器11を加熱する。燃焼器13は、例えば、改質器11に隣接して配置されている。燃焼器13は、点火装置及び火炎検知器等の必要な機器(図示省略)を備えている。点火装置は、特定の種類の点火装置に限定されないが、例えば、接地電極と、接地電極との間に火花を発生可能な位置に配置された高圧電極とを備えた装置である。火炎検知器は、特定の種類の火炎検知器に限定されないが、例えば、フレームロッド又は熱電対である。フレームロッドによれば、燃料が燃焼した際に発生するイオン化電流値を測定でき、これにより火炎を検知できる。熱電対によれば、火炎の温度を検知することにより、火炎を検知できる。
水素生成装置200は、例えば、燃焼器13に接続された燃料供給路47をさらに備え、燃料供給路47から原料ガス又は水素含有ガス等の燃料が燃焼器13に供給される。例えば、燃料供給路47は、改質器11で生成され燃料電池45を通過した水素含有ガスが燃焼器13に供給されるように燃料電池45に接続されている。この場合、燃焼器13には、燃料電池45のアノードから排出されたガス(アノードオフガス)が燃料供給路47を通って供給される。また、燃焼器13は、ポンプ又はブロア等の酸化剤ガス供給器に接続されている。これにより、空気等の酸化剤ガスが酸化剤ガス供給器によって燃焼器13に供給され、燃焼器13において燃料を燃焼させることができる。例えば、燃焼器13は、酸化剤ガス供給器52に接続されていてもよいし、酸化剤ガス供給器52とは別の酸化剤ガス供給器に接続されていてもよい。
第1排気経路15は、燃焼器13に接続されている。第1排気経路15は、例えば、燃焼器13に接続された入口から水素生成装置200又は燃料電池システム100の筐体の外部に接している出口まで延びている。これにより、燃焼器13で生成された排ガスは、第1排気経路15を通って大気に放出される。
第2排気経路25において、遮断弁29が開いているとき、第1分岐路17と第2分岐路21とが連通している。この場合、分岐部19において、排ガスの一部は第1分岐路17及び第2分岐路21を通過して合流部23に流れ込み、第1排気経路15を通過して合流部23に到達した排ガスの残部と合流する。その後、排ガスは合流部23を通過して筐体の外部に向かって流れる。これにより、COセンサ27に接触しながら排ガスの一部が第2排気経路25を通過するので、排ガス中のCO検知が可能である。
COセンサ27は、COを検知できる限り特に制限されないが、例えば接触燃焼式ガスセンサ又は半導体式ガスセンサである。
例えば、燃焼器13において燃料である水素含有ガスが適切に燃焼しないと、燃焼器13の排ガスに水素が含まれる可能性がある。COセンサ27が水素に曝露されると、COセンサ27の中心的な役割を担う電極又は触媒が経時的に劣化する。この劣化は、水素による電極又は触媒が還元されることにより生じる。このため、COセンサ27が水素に曝露されると、COセンサ27におけるCOの検知反応が阻害され、COセンサ27がCOを適切に検知できなくなる。
そこで、排ガスに水素が含まれる可能性がある場合には、遮断弁29を閉じることにより、COセンサ27に向かって流入する排ガスを遮断でき、COセンサ27が水素に曝露されることを抑制できる。遮断弁29は、排ガスの流入を遮断可能な弁であれば、特定の弁に限定されない。一例において、遮断弁29として常閉式又は常開式の電磁弁を利用できる。
典型的には、第2排気経路25には、遮断弁29以外の遮断弁が配置されていない。このため、遮断弁29が閉じられている場合でも、第2排気経路25におけるCOセンサ27の周辺の空間は、第2分岐路21によって合流部23と連通している。しかし、第2分岐路21は、合流部23からCOセンサ27への排ガスの拡散を抑制する長さを有する。このため、燃焼器13の排ガスに水素が含まれる可能性がある場合でも、遮断弁29が閉じられていれば、COセンサ27が水素に曝露されることを抑制できる。このように、水素生成装置200は、簡易な構成でCOセンサ27の水素ガス曝露を抑制できる。合流部23からCOセンサ27への排ガスの拡散を抑制するために必要な第2分岐路21の長さは、第1排気経路15において合流部23を通過する排ガスの流速、方向、及び水素濃度等の水素生成装置200の運転条件、第2分岐路21を形成する配管の形状、第2分岐路21が延びる方向、及び合流部23とCOセンサ27との位置関係等の条件によって様々な値でありうる。このため、合流部23からCOセンサ27への排ガスの拡散を抑制するために必要な第2分岐路21の長さは、例えば、予め行った実験又はシミュレーション(模擬実験)の結果を踏まえつつ安全率を考慮して決定することができる。
制御器31は、例えば、排ガスが第1排気経路15を流れる期間の一部において、遮断弁29を閉じるように遮断弁29の開閉を制御する。制御器31は、遮断弁29の開閉を制御する機能を発揮できる構成であれば、特定の構成に限定されない。制御器31は、例えば信号の入出力のためのインターフェースと、MPU(Micro Processor Unit)及びCPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置と、制御プログラムを記憶する及び演算処理装置による演算結果を一時的に記憶するRAM(Ramdom Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶装置とが相互に接続された構成を有する。なお、制御器31は、集中制御を行う単独の機器によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御を行う複数の機器によって構成されていてもよい。例えば、遮断弁29は、制御器31からの制御信号を受信可能に有線又は無線によって制御器31に接続されている。
制御器31は、例えば、図2に示すフローチャートの処理に従って、遮断弁29の開閉を制御する。この処理は、遮断弁29が開いている状態、すなわち、COセンサ27によって排ガス中のCO検知が行われている状態で開始される。まず、ステップS101において、制御器31は、燃焼器13に排ガスが流れる期間のうち所定期間であるか否か判断する。所定期間は、燃焼器13からの排ガスが第1排気経路15を流れる期間のうちの一部の期間であり、水素生成装置200の構成及び動作等の条件に従って適宜設定される。所定期間において、典型的には、排ガスに水素が含まれるように燃焼器13が動作する。ステップS101における判断結果が否定的である場合、ステップS101における判断結果が肯定的になるまでステップS101の処理が繰り返される。ステップS101における判断結果が肯定的である場合、制御器31は、ステップS102に進み、遮断弁29を閉じるための制御信号を遮断弁29に向かって出力する。これにより、遮断弁29が閉じ、排ガスに水素が含まれる可能性がある場合に、COセンサ27が水素に曝露されず、COセンサ27の機能不全を防止できる。
次に、制御器31は、ステップS103に進み、遮断弁29を閉じるための制御信号を遮断弁29に向かって出力してから所定時間が経過したか否か判断する。所定時間は、例えば、排ガスに水素が含まれないように燃焼器13が動作するまでに必要な時間に基づいて定められている。ステップS103における判断結果が肯定的である場合、制御器31は、ステップS104に進み、遮断弁29を開くための制御信号を遮断弁29に向かって出力し、一連の処理が終了する。これにより、遮断弁29が開き、COセンサ27によって排ガス中のCOの検知が再開される。
制御器31は、例えば、燃焼器13が有する火炎検知器(図示省略)の検出結果に基づいて、遮断弁29の開閉を制御してもよい。この場合、火炎検知器は、例えば、火炎検知器による火炎の検知結果を示す信号を制御器31が受信可能であるように制御器31と有線又は無線によって接続されている。制御器31は、火炎検知器が火炎を検知していることを示す信号を受信している期間には遮断弁29を開き、火炎検知器が火炎を検知していないことを示す信号を受信している期間には遮断弁29を閉じるように制御する。
図1に示す通り、例えば、第1排気経路15は、第1上り部39と、立ち上がり路16とをさらに有する。第1上り部39は、分岐部19と合流部23との間に位置する。立ち上がり路16は、第1上り部39から合流部23に上方に延びている経路である。また、第2分岐路21は、第2排気経路25におけるCOセンサ27と合流部23との間に位置する第2上り部40を有し、第2上り部40から合流部23まで上方に延びている。第1排気経路15において排ガスは立ち上がり路16を上方に流れて合流部23を通過するので、排ガスに水素ガスが含まれていても、水素ガスが合流部23を上方に通過しやすい。このため、第1排気経路15から第2分岐路15に水素ガスが拡散することを抑制できる。この場合、第2分岐路21の長さが比較的短くても、第2分岐路21により合流部23からCOセンサ27への排ガスの拡散を抑制できる。
例えば、第1排気経路15は、分岐部19から第1上り部39までの区間において、水平面に対して下方に傾きつつ水平面に沿って延びている。このため、第1排気経路15が延びる方向は、第1上り部39において上方に向かって大きく変化する。例えば、第2排気経路25は、COセンサ27から第2上り部40までの区間において、水平面に対して下方に傾きつつ水平面に沿って延びている。このため、第2排気経路25が延びる方向は、第2上り部40において上方に向かって大きく変化する。
図1に示す通り、例えば、水素生成装置200は、排ガス熱交換器49をさらに備えており、第1排気経路15における燃焼器13と分岐部19との間の経路の一部は排ガス熱交換器49の内部で延びている。排ガス熱交換器49は、例えば、排ガスと水との熱交換により水を温める。排ガスは排ガス熱交換器49において冷却されるので、排ガスから水分が凝縮する可能性がある。また、第1排気経路15又は第2排気経路25を排ガスが流れる過程で排ガスが冷えて排ガスから水分が凝縮する可能性がある。第1排気経路15が分岐部19から第1上り部39までの区間において水平面に対して下方に傾いていると、凝縮水が分岐部19に向かって流れることを防止できる。加えて、第2排気経路25がCOセンサ27から第2上り部40までの区間において水平面に対して下方に傾いていると、凝縮水がCOセンサ27に向かって流れることを防止できる。
図1に示す通り、水素生成装置200は、例えば、タンク33と、第1ドレン流路37と、第2ドレン流路41とをさらに備えている。タンク33は、燃焼器13で生成された排ガスから凝縮したドレン(凝縮水)を貯留する。第1ドレン流路37は、第1排水口42及びドレン合流部43を有するとともにタンク33に接続された流路である。第1排水口42及びドレン合流部43は、第1上り部39よりも下方に配置されている。第1ドレン流路37は、第1排気経路15に含まれるドレンを第1排水口42から排出するための流路である。第2ドレン流路41は、第2上り部40よりも下方に配置された第2排水口44を有するとともにドレン合流部43に接続されている。第2ドレン流路41は、第2排水口44から第2分岐路21に含まれるドレンを排出するための流路である。第2排出口44から排出されたドレンは、ドレン合流部43において第1排水口42から排出されたドレンと合流して第1ドレン流路37を流れてタンク33に回収される。少なくとも第1ドレン流路37の一部に水トラップが形成されている。これにより、排ガスがタンク33から外部に漏れ出すことを防止できる。第1上り部39及び第2上り部40は、タンク33に貯留されたドレンの水位よりも上方に位置している。このため、第1上り部39及び第2上り部40よりも下方に水トラップが形成される。その結果、第1排気経路15及び第2排気経路25における排ガスの流れが水トラップによって阻害されない。
上記の通り、排ガスは排ガス熱交換器49において冷却され、排ガスから水分が凝縮する可能性がある。第1排気経路15又は第2排気経路25を排ガスが流れる過程で排ガスが冷えて排ガスから水分が凝縮する可能性がある。特に、排ガスが合流部に近づくにつれて排ガスから水分が凝縮しやすい。第1排気経路15の第1上り部39と合流部23との間の部分は立ち上がり路16として形成されており、第2分岐路21は、第2上り部40から合流部23まで上方に延びている。このため、第1排気経路15及び第2排気経路25に含まれる凝縮水を、水トラップを介してタンク33に回収できる。
ドレン合流部43は、典型的には、第1上り部39よりも下方に配置されている。第2上り部40は、例えば、第1上り部39よりも上方に配置されている。なお、第2上り部40は、第1上り部39と略同じ高さに配置されていてもよい。
立ち上がり流路16及び第2分岐路21を形成するための配管部材の一例について説明する。図3に示す通り、水素生成装置200は、例えば、配管部材50を備えている。配管部材50は、立ち上がり流路16、第2分岐路21、及び仕切壁18を内部に有する部材である。仕切壁18は、立ち上がり路16と第2分岐路21とを仕切る壁である。この場合、単一の配管部材50によって、立ち上がり路16及び第2分岐路21を形成できる。
水素生成装置200は、配管部材52、配管部材54、及び配管部材56をさらに備えている。配管部材52は、分岐部19と第1上り部39との間の第1排気経路15を形成している。配管部材54は、第1排気経路15の一部及び第1分岐路17を形成している。配管部材54は遮断弁29に接続されている。配管部材56は、遮断弁29と第2上り部40との間の第2排気経路25を形成している。配管部材56の一端は遮断弁29に接続されている。配管部材56にはCOセンサ27が取付けられている。配管部材52の一端は、配管部材54に接続されている。
図3及び図4に示す通り、配管部材50は、第1の方向に延びている主管51と、主管51の外周面から第1の方向と垂直な方向に突出している3つのフランジ(フランジ55、フランジ57、及びフランジ59)とを有している。フランジ55及びフランジ57は同一の方向(第2の方向)に開口している。フランジ59は、主管51の周方向にフランジ55から離れて配置されている。主管51は、その両端に一対のフランジ(フランジ53a及びフランジ53b)を有する。フランジ55は、フランジ55の内部に配管部材52の他端が挿入された状態で配管部材52と接続されている。第1上り部39は、フランジ55の内部に形成されている。フランジ57は、フランジ57の内部に配管部材56の他端が挿入された状態で配管部材56と接続されている。第2上り部40は、フランジ57の内部に形成されている。
仕切壁18は、主管51の内部空間を第1の方向及び第2の方向と垂直な第3の方向に二分するように、フランジ53aに含まれる主管51の一端から第1の方向に所定の距離れた位置からフランジ53bの根元まで第1の方向に延びている。仕切壁18は、フランジ53bの根元において主管51の内周面につながっている。仕切壁18によって仕切られた2つの空間の一方が立ち上がり路16に相当する。仕切壁18によって仕切られた2つの空間の他方が第2分岐路21に相当する。仕切壁18とフランジ53aに含まれる主管51の一端との間の空間が合流部23に相当する。フランジ53bの内部空間は、第1上り部39と連通しており、フランジ53bによって第1排水口42が形成されている。一方、フランジ59の内部空間が第2上り部40と連通している。フランジ59によって第2排水口44が形成されている。
配管部材50は、例えば、水素生成装置200において第1の方向(主管51が延びている方向)が鉛直方向となるように取り付けられている。これにより、立ち上がり路16が第1上り部39から合流部23に上方に延びている。加えて、第2分岐路21は、第2上り部40から合流部23まで上方に延びている。
(変形例)
立ち上がり路16及び第2分岐路21が単一の配管部材によって形成されていることは必須ではない。例えば、立ち上がり路16及び第2分岐路21を別々の配管で形成したうえで、これらの配管をジョイント部品によって接合して合流部23を形成してもよい。
11 改質器
13 燃焼器
15 第1排気経路
16 立ち上がり路
17 第1分岐路
18 仕切壁
19 分岐部
20 配管部材
21 第2分岐路
23 合流部
25 第2排気経路
27 COセンサ
29 遮断弁
31 制御器
33 タンク
37 第1ドレン流路
39 第1上り部
40 第2上り部
41 第2ドレン流路
42 第1排水口
43 ドレン合流部
44 第2排水口
45 燃料電池
100 燃料電池システム
200 水素生成装置

Claims (5)

  1. 原料ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、
    前記原料ガス又は前記水素含有ガスを燃焼させて改質器を加熱する燃焼器と、
    前記燃焼器で生成された排ガスを排出する第1排気経路であって、当該第1排気経路における前記排ガスの流れ方向に分岐部及び合流部をこの順番で有する第1排気経路と、
    前記分岐部から前記第1排気経路と分岐して前記合流部まで延びている第2排気経路であって、前記分岐部に接続された一端を含む第1分岐路と、前記合流部に接続された他端を含む第2分岐路とを有する、第2排気経路と、
    前記第2排気経路において前記第2分岐路から離れて配置されたCOセンサと、
    前記第2排気経路において前記COセンサと前記第2排気経路の前記一端との間に配置され、前記排ガスの流入を遮断可能な遮断弁と、
    前記遮断弁の開閉を制御する制御器と、を備え、
    前記第2分岐路は、前記合流部から前記COセンサへの前記排ガスの拡散を抑制する長さを有する、
    水素生成装置。
  2. 前記第1排気経路は、前記分岐部と前記合流部との間に位置する第1上り部と、前記第1上り部から前記合流部に上方に延びている立ち上がり路とを有し、
    前記第2分岐路は、前記第2排気経路における前記COセンサと前記合流部との間に位置する第2上り部を有し、前記第2上り部から前記合流部まで上方に延びている、
    請求項1に記載の水素生成装置。
  3. 前記立ち上がり路、前記第2分岐路、及び前記立ち上がり路と前記第2分岐路とを仕切る仕切壁を内部に有する配管部材をさらに備えた、請求項2に記載の水素生成装置。
  4. 前記燃焼器で生成された前記排ガスから凝縮したドレンを貯留するタンクと、
    前記第1上り部よりも下方に配置された第1排水口及び前記第1上り部よりも下方に配置されたドレン合流部を有するとともに前記タンクに接続され、前記第1排気経路に含まれる前記ドレンを前記第1排水口から排出する第1ドレン流路と、
    前記第2上り部よりも下方に配置された第2排水口を有するとともに前記ドレン合流部に接続され、前記第2排水口から前記第2分岐路に含まれる前記ドレンを排出する第2ドレン流路と、をさらに備え、
    少なくとも前記第1ドレン流路の一部に水トラップが形成されており、
    前記第1上り部及び前記第2上り部は、前記タンクに貯留された前記ドレンの水位よりも上方に位置している、
    請求項2又は3に記載の水素生成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水素生成装置と、
    前記水素生成装置の前記改質器で生成された前記水素含有ガスを用いて発電する燃料電池と、を備えた、
    燃料電池システム。
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