JP2018068115A - 分散型電源システムおよび分散型電源システムの制御方法 - Google Patents

分散型電源システムおよび分散型電源システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の分散型電源を連結して出力する電力の逆潮流を、1つの電流センサを用いて低減する発電装置、発電システム、および発電方法を提供する。
【解決手段】発電装置10Aは、系統100に連系して負荷200に供給する電力を発電する発電部12Aと、発電部12Aが発電する電力の出力を制御する制御部16Aと、系統100に流れる電流を検出する電流センサ18Aの信号が入力される入力部と、入力部に入力されたその信号を分岐して出力する出力部と、を備え、出力部は、分岐された信号を、発電装置10Aに連結された他の発電装置10Bに出力するように構成され、制御部16Aは、入力部に入力された信号に基づいて、発電部12Aが発電する電力の出力を低減するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電装置、発電システム、および発電方法に関するものである。より詳細には、本発明は、分散型電源を構成する燃料電池のような発電装置、このような発電装置を複数連結する発電システム、および、このような発電装置または発電システムの発電方法に関するものである。
近年、例えば太陽電池および燃料電池のような複数の分散型電源を発電装置として連結し、これらの発電装置が発電する電力を供給する発電システムが研究されている。このような分散型電源として用いられる発電装置には、例えば固体高分子形燃料電池(PEFC)および固体酸化物形燃料電池(SOFC)などのような燃料電池がある。このような分散型電源を複数採用し、これらの分散型電源が供給可能な電力に応じて、負荷を構成する機器の消費電力を制御することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
現在、上述した燃料電池のような分散型電源を用いて発電する電力は、系統に売電することができない。このため、現在の発電システムにおいては、燃料電池のような分散型電源が発電する電力の系統への逆潮流を検出すると、その出力を低下させるように制御を行う。したがって、これらの分散型電源を複数連結して運転する発電システムにおいては、電力の逆潮流を検出すると、複数の分散型電源の出力をそれぞれ調整して、システム全体として出力する電力が逆潮流しないように制御している。
特開2007−20260号公報
従来、複数の分散型電源を連結して運転する発電システムにおいては、逆潮流する電流を検出するため、複数の分散型電源のそれぞれが、逆潮流検出用の電流センサを有する構成となっている。
図4は、従来の複数の分散型電源を連結して運転する発電システムの概略構成を説明するブロック図である。図4に示すように、発電システム50は、複数の分散型電源(発電装置)80A,80B,80Cを含んで構成されている。これら複数の発電装置80A〜Cは、系統100に連系して負荷200に電力を供給する。また、図4に示すように、発電装置80A,80B,80Cは、それぞれ対応する電流センサ18A,18B,18Cに接続されている。このような構成により、発電システム50は、逆潮流が発生すると、電流センサ18A〜Cが逆潮流する電流を検出するため、発電装置80A〜Cの出力を抑制することができる。
このように複数の分散型電源がそれぞれ電流センサによって逆潮流を検出する構成においては、比較的高価な電流センサが分散型電源の台数だけ必要になる。このため、分散型電源の台数を増やすにつれて、電流センサのコストが増大する。また、このように逆潮流を検出する電流センサを分電盤に複数個配置する際に、設置スペースの問題など、施工上の問題が生じることもある。
したがって、本発明の目的は、複数の分散型電源を連結して出力する電力の逆潮流を、1つの電流センサを用いて低減する発電装置、発電システム、および発電方法を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る発明は、
系統に連系して負荷に供給する電力を発電する発電部と、
前記発電部が発電する電力の出力を制御する制御部と、
前記系統に流れる電流を検出する電流センサの信号が入力される入力部と、
前記入力部に入力された前記信号を分岐して出力する出力部と、
を備える発電装置であって、
前記出力部は、前記分岐された信号を、当該発電装置に連結された他の発電装置に出力するように構成され、
前記制御部は、前記入力部に入力された信号に基づいて、前記発電部が発電する電力の出力を低減するように制御するものである。
また、前記出力部は、前記入力部に入力された信号のインピーダンスを整合させてから、当該信号を当該他の発電装置に出力してもよい。
上記目的を達成する第2の観点に係る発明は、
系統に連系して負荷に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置を含む発電システムであって、
前記複数の発電装置のうち1つの発電装置は、前記系統に流れる電流を検出する電流センサからの入力信号を分岐して、当該複数の発電装置のうち他の発電装置に出力するように構成され、
前記1つの発電装置は、前記入力信号に基づいて、当該1つの発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御し、
前記他の発電装置は、前記1つの発電装置から出力された前記入力信号に基づいて、当該他の発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御するものである。
また、前記1つの発電装置は、前記入力信号のインピーダンスを整合させてから、前記他の発電装置に出力してもよい。
上記目的を達成する第3の観点に係る発明は、
系統に連系して負荷に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置による発電方法であって、
前記複数の発電装置のうち1つの発電装置において、前記系統に流れる電流を検出する電流センサの入力信号を分岐して、当該複数の発電装置のうち他の発電装置に出力する出力ステップと、
前記1つの発電装置において、前記入力信号に基づいて、当該1つの発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御する第1制御ステップと、
前記他の発電装置において、前記1つの発電装置から出力された前記入力信号に基づいて、当該他の発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御する第2制御ステップと、
を含むものである。
また、前記出力ステップにおいて、前記入力信号のインピーダンスを整合させてから、前記他の発電装置に出力してもよい。
本発明によれば、複数の分散型電源を連結して出力する電力の逆潮流を、1つの電流センサを用いて低減することができる。
本発明の実施形態に係る発電装置を含む発電システムを概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の制御部をより詳細に説明する機能ブロック図である。 本発明の実施形態の変形例に係る発電装置を含む発電システムを概略的に示す機能ブロック図である。 従来の発電システムを概略的に示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る発電装置を複数含む発電システムを概略的に示す機能ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る発電装置を含む発電システム1は、発電装置10A、発電装置10B、および発電装置10Cを含んで構成される。図1においては、発電システム1は、分散型電源として、発電装置10A〜Cの3つの発電装置を含む例を示してある。しかしながら、本実施形態に係る発電システム1は、発電装置10A〜Cのような構成の発電装置を任意の複数個含んで構成することができる。以下の説明において、従来よく知られている要素および機能部については、適宜、説明を簡略化または省略する。
発電装置10Aは、図1に示すように、発電部12A、電力変換部14A、および制御部16Aを備えている。図1において、太い実線は電力の経路を示し、破線は制御信号または各種情報を通信する信号の経路を示している。
発電部12Aは、系統100に連系して負荷200に供給する電力を発電する。系統100は、一般的な商用の電力系統(グリッド)とすることができる。発電部12Aは、例えば固体高分子形燃料電池(PEFC)または固体酸化物形燃料電池(SOFC)などのような各種の燃料電池などで構成することができる。特に、本実施形態においては、発電部12Aは、発電した電力を系統に売電することができない、すなわち逆潮流させることができない電力を発電するものとするのが好適である。
ここで、「逆潮流させることができない電力」とは、例えば燃料電池の発電による電力のようにインフラストラクチャーから供給されるエネルギーに基づく電力であって、例えば現在の日本国におけるように売電が認められていない電力である。したがって、本実施形態において、発電部12Aは、例えば太陽光発電を行う太陽電池を備えた発電部のように、発電した電力を系統に売電することができるものとは異なる発電部とするのが好適である。以下、発電部12AがSOFCである場合の例について説明する。しかしながら、本発明に係る発電部はSOFCに限定されず、典型的には燃料電池を備えた各種の発電部とすることができる。特に、発電部12Aは、逆潮流不可能な分散型電源とするのが好適である。
SOFCで構成される発電部12Aは、外部から供給される水素および酸素などのガスを電気化学反応させる燃料電池発電装置によって発電を行い、発電した電力を供給することができる。本実施形態において、発電部12Aは、起動時には系統100からの電力を受けて運転を開始するが、起動した後は、系統100からの電力を受けずに稼動する、すなわち自立運転が可能であってもよい。本実施形態において、発電部12Aは、自立運転することができるように、改質部など他の機能部も必要に応じて適宜含むものとする。本実施形態において、発電部12Aは、一般的によく知られた燃料電池で構成することができるため、燃料電池のより詳細な説明は省略する。
発電部12Aが発電した電力は、電力変換部14Aを経て、電力を消費する各種の負荷200に供給することができる。ここで、発電装置10Aから出力される電力は、実際の家屋などにおいては、分電盤などを経てから負荷200に供給されるが、そのような部材は省略してある。負荷200は、発電システム1から電力が供給される、ユーザが使用する家電製品などの各種の機器とすることができる。図1においては、負荷200は1つの部材として示してあるが、1つの部材には限定されず任意の個数の機器とすることができる。
電力変換部14Aは、発電部12Aが発電する電力を直流から交流に変換する。より詳細には、電力変換部14Aは、発電部12Aが発電した直流の電力を、DC/DCコンバータによって昇圧または降圧してから、DC/ACインバータによって交流の電力に変換する。電力変換部14Aは、一般的なインバータなどを用いて構成することができ、一般的によく知られた構成とすることができるため、詳細な説明は省略する。
制御部16Aは、発電装置10Aの各機能部をはじめとして発電装置10Aの全体を制御および管理する。制御部16Aは、例えばマイコンまたはプロセッサ(CPU)などで構成することができる。また、制御部16Aは、各種プログラムおよび種々の情報を記憶するメモリも備えるものとして、以下説明する。このメモリは、制御部16Aが行うデータ解析および各種の演算処理などを行う際のアルゴリズム、およびルックアップテーブル(LUT)のような各種の参照テーブルなども記憶する。特に、本実施形態において、制御部16Aは、発電部12Aが発電する電力の出力を制御する。このような制御を行うために、制御部16Aは、例えば発電部12Aの発電を制御したり、電力変換部14Aの出力を制御したりすることができる。このため、図1に示すように、制御部16Aは、発電部12Aおよび電力変換部14Aと、制御線により接続される。以下、本実施形態独自の制御に係る制御部16Aなどの動作について中心的に説明する。
発電装置10Bは、系統100に連系して負荷200に供給する電力を発電する発電部12Bと、発電部12Bが発電する電力を直流から交流に変換する電力変換部14Bと、発電部12Bが発電する電力の出力を制御する制御部16Bと、を備える。また、発電装置10Cは、系統100に連系して負荷200に供給する電力を発電する発電部12Cと、発電部12Cが発電する電力を直流から交流に変換する電力変換部14Cと、発電部12Cが発電する電力の出力を制御する制御部16Cと、を備える。
図1に示すように、発電装置10A、10B、および10Cは、それぞれほぼ同様の構成とすることができるが、そのような構成に限定されるものではなく、それぞれ種々の構成を採用することができる。本実施形態において、発電装置10A、10B、および10Cは、系統100に連系して負荷200に供給する電力の出力を制御可能であればよい。このように、発電システム1は、系統100に連系して負荷200に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置10A、10B、および10Cを含んで構成される。
また、図1に示すように、発電システム1において、発電装置10Aの電力の出力は、他の発電装置10Bおよび10Cの電力の出力に連結される。このように、発電装置10A、発電装置10B、発電装置10Cは、それぞれ、分散型電源により構成することができる。図1においては、発電部12A〜Cが発電した直流の電力を、交流に変換してから連結しているが、本実施形態に係る発電システム1はこのような態様に限定されず、直流電力のまま連結してもよい。
さらに、図1に示すように、発電システム1において、発電装置10Aは、電流センサ18Aに接続されている。電流センサ18Aは、例えば、CT(Current Transformer:変流器)とすることができる。しかしながら、電流を検出することができる要素であれば、任意のものを採用することができる。
この電流センサ18Aは、発電システム1の出力する電力が系統100に逆潮流していることを検出することができる。このため、電流センサ18Aは、図1に示すように、発電装置10A〜10Cから出力される電力のうち、負荷200に供給された後で系統100に流れる電力を検出する位置に配置される。すなわち、本実施形態において、電流センサ18Aは、発電装置10Aおよび発電装置10Aに連結された他の発電装置(10Bおよび/または10C)と系統と100の間に流れる電流を検出する。電流センサ18Aが検出した電流は、制御部16Aに、無線または有線の通信により、直接的または間接的に通知されるようにする。そして、制御部16Aは、電流センサ18Aが検出した電流から、逆潮流電力を算出することができる。
また、本実施形態に係る発電システム1においては、図1に示すように、発電装置10Aの制御部16Aと、発電装置10Bの制御部16Bとが、制御線40によって接続される。さらに、発電装置10Bの制御部16Bと、発電装置10Cの制御部16Cとが、制御線42によって接続される。このような接続は、有線または無線により行うことができるが、後述のように、各発電装置10A〜Cにおいて設けられる入力端子と出力端子とを、有線の制御線40,42によって接続すれば、簡易な構成にすることができる。
図2は、本発明の実施形態に係る発電装置10A〜Cの制御部をより詳細に説明する機能ブロック図である。図2においては、発電装置10Aの制御部16A、および発電装置10Bの制御部16Bのみを示してあるが、発電装置10Cの制御部16Cも同様の構成とすることができる。なお、図2においては、制御信号または各種情報を通信する信号の経路を実線で示してある。また、制御部16Aと制御部16Bとは同様の構成とすることができるため、以下、制御部16Aの構成のみについて説明し、制御部16Bの説明は省略する。
図2に示すように、制御部16Aは、入力端子20A、出力端子22A、増幅器24A、制御CPU26A、スイッチ28A、および抵抗30Aを備えている。
入力端子20Aは、電流センサ18Aの検出信号を入力するためのセンサ信号入力端子である。また、出力端子22Aは、電流センサ18Aの検出信号を発電装置10Aから他の発電装置10Bに出力するためのセンサ信号出力端子である。これら入力端子20Aおよび出力端子22Aは、プラグ、ジャック、またはレセプタクルなど、種々のコネクタなどにより構成することができる。
増幅器24Aは、電流センサ18Aが検出したセンサ信号を増幅する増幅器である。増幅器24Aは、種々のアンプなどを用いて構成することができる。入力端子20Aから入力させたセンサ信号は、この増幅器24Aによって増幅された後、制御CPU26Aに入力される。また、入力端子20Aから入力させたセンサ信号は、この増幅器24Aによって増幅された後、さらに出力端子22Aから出力される。
制御CPU26Aは、電流センサ18Aが検出した電流の方向が順潮流であるか逆潮流であるかを判定したり、その電流の電流値を監視したりなどのための、各種の制御を行う。
また、制御CPU26Aは、上述の電流の方向および電流値などに基づいて、発電部12Aおよび電力変換部14Aを制御することで、発電装置10Aからの電力の出力を制御する。
スイッチ28Aは、入力端子20Aから入力されたセンサ信号を、抵抗30Aに接続するか否かを切り替えるものである。スイッチ28Aは、任意の切り替え器を用いて構成することができる。
抵抗30Aは、インピーダンスマッチングを行うための抵抗である。この抵抗30Aの動作については後述する。
図2に示すように、制御部16Aおよび制御部16Bには、センサ信号の入力端子20A,20B、およびセンサ信号の出力端子22A,22Bが設けられる。また、図2に示すように、逆潮流の電流を検出する電流センサ18Aは、発電装置10Aの制御部16Aの入力端子20Aに接続される。図2においては、入力端子20A,20Bおよび出力端子22A,22Bが、制御部16Aおよび制御部16Bに設けられる例を示したが、これらの端子は発電装置10Aおよび10Bの任意の箇所に設けることができる。
入力端子20Aに入力されたセンサ信号は、インピーダンスマッチング用の抵抗30Aによって電流値から電圧値に変換される。また、このように電圧値に変換されたセンサ信号は、増幅器24Aによって所定のレベルまで増幅されてから、制御CPU26Aに入力される。
さらに、発電装置10Aの制御部16Aの出力端子22Aは、発電装置10Bの制御部16Bの入力端子20Bに接続され、以下同様の態様で接続することができる。このような接続においては、2台目以降の発電装置(例えば10B,10C)は、インピーダンスマッチング用の抵抗(例えば30B)は不要となる。このため、制御部16Bにおいては、スイッチ28Bをオフにすることによって、インピーダンスの整合性を維持することができる。すなわち、発電装置10Aの制御部16Aは、入力された信号のインピーダンスを整合させてから、この信号を他の発電装置10Bに出力することができる。
このように、本実施形態においては、入力端子20A,20Bを中心とする部材を含めて、本発明による入力部を構成する。また、本実施形態においては、入力部から入力された信号が出力端子22A,22Bから出力されるまでに通る部材を含めて、本発明による出力部を構成する。
したがって、本実施形態に係る発電装置10Aは、系統100に流れる電流を検出する電流センサ18Aの信号が入力される入力部と、入力部に入力された前記信号を分岐して出力する出力部と、を備えている。ここで、この出力部は、前記分岐された信号を、発電装置10Aに連結された他の発電装置19Bに出力するように構成される。
次に、本実施形態に係る発電システム1における発電装置10A〜Cの動作について説明する。
本実施形態に係る発電システム1が動作を開始する際には、複数の発電装置(例えば10A〜C)のうち1つに電流センサを接続して逆潮流を検出するように構成することができる。この場合、複数の発電装置(例えば10A〜C)のうち他の装置は、電流センサを直接接続する必要はない。以下、一例として、発電装置10Aに電流センサ18Aが接続されものとし、この発電装置10Aがセンサ信号の入力を受けて、他の発電装置10Bにセンサ信号を出力する場合の動作について説明する。
図1に示した発電システム1において、発電装置10A〜Cが出力する最大の電力よりも、負荷200の消費電力の需要が大きい場合、系統100から電力を買電することになる。この時、発電装置10Aが備える電流センサ18Aは、順潮流の電流を検出する。このようにして、電流センサ18Aが順潮流の電流を検出すると、制御部16Aは、発電装置10Aが最大の電力を出力するように制御する。この場合、制御部16B,16Cも、発電装置10B,10Cがそれぞれ最大の電力を出力するように制御する。そして、負荷200の消費電力の需要のうち、発電システム1の出力で不足するぶんは、系統100から買電することによりまかなう。
一方、発電システム1において、発電装置10A〜Cが出力する最大の電力が、負荷200の消費電力の需要よりも大きい場合、発電装置10Aが備える電流センサ18Aは、逆潮流の電流を検出する。この場合、発電装置10A〜Cは、以下説明する本実施形態に係る制御を行う。この場合、制御部16Aは、発電装置10Aが発電する電力の出力を低減する。ここで、制御部16Aは、電流センサ18Aが検出するセンサ信号を、常時他の発電装置10Bに出力している。
そして、発電装置10Bの制御部16Bは、発電装置10Aから入力されたセンサ信号に基づいて、逆潮流が発生していると判定すると、発電部12Bが発電する電力の出力を低減する。ここで、制御部16Bは、発電装置10Aから入力されたセンサ信号を、常時他の発電装置10Cに出力している。そして、発電装置10Cの制御部16Cは、発電装置10Bから入力されたセンサ信号に基づいて、逆潮流が発生していると判定すると、発電部12Cが発電する電力の出力を低減する。
本実施形態では、1つの電流センサ18Aで検出される電流値と電流方向が、それぞれの制御部16A〜16Cで認識され、発電装置10A〜10Cが発電する電力が系統100に逆潮流しないように制御される。この場合、それぞれの発電装置10A〜10Cで認識された逆潮流の電流値に応じた電力を減少させ、電流センサ18Aの電流方向が系統100からの「買電」となるまで、出力を減少させる。
このように、本実施形態においては、1つの電流センサが、発電装置10Aおよび発電装置10Aに連結された他の発電装置(10Bおよび/または10C)と系統100との間に流れる逆潮流の電流を検出する。また、本実施形態において、制御部16Aは、電流センサ18Aが検出するセンサ信号を、他の発電装置(10Bおよび/または10C)に送信する。また、発電装置10A,10B,10Cそれぞれの制御部16A,16B,16Cは、入力されるセンサ信号に基づいて、逆潮流が発生している時は、それぞれ発電部12A,12B,12C発電する電力の出力を低減するように制御する。ここで、本実施形態において、制御部16Aは、前記受信した信号のインピーダンスを整合させてから、当該信号を当該他の発電装置(10Bおよび/または10C)に出力してもよい。
このように、発電装置10Aは、電流センサ18Aのセンサ信号が入力されると、当該信号を分岐して発電装置10Bに出力する。そして、発電装置10Bは、発電装置10Aからの前記信号が入力されると、当該信号を分岐して発電装置10Cに出力する。そして、発電装置10Cは、発電装置10Bからの前記信号が入力される。また、発電装置10A,10B,10Cそれぞれの制御部16A,16B,16Cは、入力された信号に基づいて、それぞれの発電部12A,12B,12Cが発電する電力の出力を低減するように制御する。
以上説明したように、本実施形態では、電流センサ18Aからの出力(センサ信号)が、順次、逆潮流を防止する機能を有する複数の発電装置10A〜10Cに伝送されるため、電流センサの数を1つに削減することができる。このため、電流センサのコストダウンに資することができ、さらに、電流センサを備え付けるスペースを小さくなることができる。
また、本実施形態では、1つの電流センサが検出する信号を伝送するため、発電装置10A〜10Cの間の通信プロトコルは不要になる。さらに、本実施形態では、センサ信号をクロック周波数に依存しないアナログ信号として伝送可能なため、伝送の遅延を抑制することができる。また、本実施形態においては、それぞれの発電装置10A〜10Cにバッファアンプが含まれるため、センサ信号の出力と入力とを接続する際に、カスケード接続をすることができる。
このように、本発明によれば、それぞれの発電装置が逆潮流検出用の電流センサを持つ必要がなくなるため、コストを削減することができ、さらに、分電盤内の設置スペースにも余裕ができるため、施工性も良くなる。
また、従来のように、逆潮流が発生した場合、発電装置の間の通信を使用して各発電装置の出力を制御すると、分散電源の異常または通信エラーなどにより、逆潮流の抑制に遅れが生じることがあった。この場合、規定された時間内に逆潮流を抑止することができないおそれがあった。本発明によれば、逆潮流が発生した場合、規定された時間内に、出力電力の低減を実現できる。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部およびステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
例えば、発電装置10A〜10Cの接続態様は、図1に示したような構成に限定されるものではなく、種々の構成とすることができる。例えば、図3に示すように、電流センサ18Bが発電装置10Bの制御部16Bに接続される構成とすることもできる。この場合、発電装置10Bの制御部16Bと、発電装置10Aの制御部16Aとを制御線40で接続し、発電装置10Bの制御部16Bと、発電装置10Cの制御部16Cとを制御線42で接続することができる。
また、本発明は、各々の発電装置10A,10B,10C単体の発明としてのみならず、発電システム1の発明としても実施することができる。すなわち、本発明は、系統100に連系して負荷200に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置(例えば10A、10B、および10C)を含む発電システムとして実施することもできる。
この場合、複数の発電装置のうち第1の発電装置(例えば10A)は、系統100に流れる電流を検出する電流センサ18Aからの入力信号を分岐して、複数の発電装置のうち他の発電装置(例えば10B)に出力するように構成される。また、1つの発電装置10Aは、その入力信号に基づいて、1つの発電装置10Aが発電する電力の出力を低減するように制御する。また、他の発電装置10Bは、1つの発電装置10Aから出力された入力信号に基づいて、他の発電装置10Bが発電する電力の出力を低減するように制御する。
さらに、本発明は、系統100に連系して負荷200に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置(例えば10A、10B、および10C)による発電方法としても、同様に実施することができる。
1,2 発電システム
10A,10B,10C 発電装置
12A,12B,12C 発電部
14A,14B,14C 電力変換部
16A,16B,16C 制御部
18A,18B 電流センサ
20A,20B 入力端子
22A,22B 出力端子
24A,24B 増幅器
26A,26B 制御CPU
28A,28B スイッチ
30A,30B 抵抗
40,42 制御線
100 系統
200 負荷
上記目的を達成する第1の観点に係る発明は、
第1の分散型電源と、
前記第1の分散型電源に直接的に接続される第2の分散型電源と、
前記第1の分散型電源に直接的に接続されず、前記第2の分散型電源に直接的に接続される第3の分散型電源と、を備える分散型電源システムであって、
前記第1の分散型電源は、前記第2の分散型電源に第2の信号を送信し、
前記第2の分散型電源は、前記第3の分散型電源に第3の信号を送信するものである。
また前記第2の信号と前記第3の信号とは、異なる信号であってもよい。
また、前記第1の分散型電源は、第1の信号を取得し、前記第1の信号に応じて、前記第1の分散型電源における電力状態を管理する第1の制御部を備えてもよい。
また、前記第2の分散型電源は、前記第2の信号を取得し、前記第2の信号に応じて、前記第2の分散型電源における電力状態を管理する第2の制御部を備えてもよい。
また、前記第3の分散型電源は、前記第3の信号を取得し、前記第3の信号に応じて、前記第3の分散型電源における電力状態を管理する第3の制御部を備えてもよい。
また、前記第1の分散型電源は、第1の信号を取得し、前記第1の信号に基づいて設定される前記第2の信号に応じて、前記第1の分散型電源における電力状態を管理する第1の制御部を備えてもよい。
また、前記第2の分散型電源は、前記第2の信号を取得し、前記第2の信号に基づいて設定される前記第3の信号に応じて、前記第2の分散型電源における電力状態を管理する第2の制御部を備えてもよい。
また、前記第3の分散型電源は、前記第3の信号を取得し、前記第3の信号に基づいて設定される第4の信号に応じて、前記第3の分散型電源における電力状態を管理する第3の制御部を備えてもよい。
また、前記第1の分散型電源、前記第2の分散型電源及び前記第3の分散型電源は、複数の同じ分散型電源であってもよい。
上記目的を達成する第2の観点に係る発明は、
第1の分散型電源と、
前記第1の分散型電源に直接的に接続される第2の分散型電源と、
前記第1の分散型電源に直接的に接続されず、前記第2の分散型電源に直接的に接続される第3の分散型電源と、を備える分散型電源システムの制御方法であって、
前記第1の分散型電源が、前記第2の分散型電源に第2の信号を送信し、
前記第2の分散型電源が、前記第3の分散型電源に第3の信号を送信するものである。

Claims (6)

  1. 系統に連系して負荷に供給する電力を発電する発電部と、
    前記発電部が発電する電力の出力を制御する制御部と、
    前記系統に流れる電流を検出する電流センサの信号が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された前記信号を分岐して出力する出力部と、
    を備える発電装置であって、
    前記出力部は、前記分岐された信号を、当該発電装置に連結された他の発電装置に出力するように構成され、
    前記制御部は、前記入力部に入力された信号に基づいて、前記発電部が発電する電力の出力を低減するように制御する、発電装置。
  2. 前記出力部は、前記入力部に入力された信号のインピーダンスを整合させてから、当該信号を前記他の発電装置に出力する、請求項1に記載の発電装置。
  3. 系統に連系して負荷に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置を含む発電システムであって、
    前記複数の発電装置のうち1つの発電装置は、前記系統に流れる電流を検出する電流センサからの入力信号を分岐して、当該複数の発電装置のうち他の発電装置に出力するように構成され、
    前記1つの発電装置は、前記入力信号に基づいて、当該1つの発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御し、
    前記他の発電装置は、前記1つの発電装置から出力された前記入力信号に基づいて、当該他の発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御する、発電システム。
  4. 前記1つの発電装置は、前記入力信号のインピーダンスを整合させてから、前記他の発電装置に出力する、請求項3に記載の発電システム。
  5. 系統に連系して負荷に供給する電力の出力を制御可能な複数の発電装置による発電方法であって、
    前記複数の発電装置のうち1つの発電装置において、前記系統に流れる電流を検出する電流センサの入力信号を分岐して、当該複数の発電装置のうち他の発電装置に出力する出力ステップと、
    前記1つの発電装置において、前記入力信号に基づいて、当該1つの発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御する第1制御ステップと、
    前記他の発電装置において、前記1つの発電装置から出力された前記入力信号に基づいて、当該他の発電装置が発電する電力の出力を低減するように制御する第2制御ステップと、
    を含む、発電方法。
  6. 前記出力ステップにおいて、前記入力信号のインピーダンスを整合させてから、前記他の発電装置に出力する、請求項5に記載の発電方法。
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