JP2018067385A - 引込分岐端子箱 - Google Patents

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勇希 光井
Yuuki Mitsui
勇希 光井
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Abstract

【課題】接続部材の破損を防止するとともに、作業者にかかる負担軽減を図ること。【解決手段】引下線101および電気の需要施設に接続されるケーブル102を電気的に接続する高圧側接続端子105および低圧側接続端子106と、高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に螺合されることにより引下線101およびケーブル102を高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に固定する固定部材107と、を備えた引込分岐端子箱100において、固定部材107を、高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に螺合される螺子部301と、当該螺子部301に連続したリング形状をなす頭部302と、を備えたアイボルトによって構成した。【選択図】図4

Description

この発明は、配電線の分岐に用いる引込分岐端子箱に関する。
従来、電柱に架設されている配電線から各家庭などの需要施設に電線を引き回す際には、電柱の変圧器の低圧側から引き出されているケーブルを分岐させ、需要施設に引き回している。このような分岐作業は、たとえば、電柱の腕金アームなどに取り付けられている引込分岐端子箱内の端子に引下線を接続するとともに、需要施設に引き回すケーブルを引込分岐端子箱内の別の端子に接続することによっておこなう。
従来、引込分岐端子箱に接続される引下線やケーブルは、引込分岐端子箱内において、ドライバー(レンチ)などの工具を用いて操作する螺子(ボルト)を用いて接続されていた。このため、作業者は、引込分岐端子箱に対する作業をおこなう場合は、端子の操作に用いる工具を携帯していた。
関連する技術として、従来、たとえば、端子箱内の端子を挟持する方向に付勢されたクリップ本体部を、端子箱の側壁と端子台との間に差し入れた状態を保持する係止爪を備えた端子箱用クリップに関する技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開2010−140778号公報
しかしながら、上述した従来の技術は、引込分岐端子箱内において引下線や引込電線を固定する螺子を締めたり緩めたりする作業は、絶縁のための手袋を着用しておこなうため、ドライバーなどの工具を操作する力加減が難しく、螺子を過剰に締め込んで螺子が千切れたり螺子山が潰れたりするなどして、螺子を損傷させてしまうおそれがあるという問題があった。
また、ドライバーなどの工具を用いるため、当該工具を所持して昇柱しなくてはならず煩わしいという問題に加えて、高所からの工具の落下のおそれがあるという問題があった。さらに、ドライバーなどの工具は一般的に金属材料を用いて形成されているため、作業者は、感電防止のために絶縁手袋を着用して作業をおこなわなくてはならないが、当該絶縁手袋は厚手であり、工具の操作にかかる操作性に劣るという問題があった。この対策として、仮に、螺子に加えられる力を絶縁のための手袋を薄手のものにした場合、金属製のドライバーを介して作業者が感電するおそれがあるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、接続部材の破損を防止するとともに、作業者にかかる負担軽減を図ることができる引込分岐端子箱を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる引込分岐端子箱は、配電線から分岐された引下線を電気の需要施設に接続されるケーブルに分岐する引込分岐端子箱であって、前記引下線と前記ケーブルとを電気的に接続する導体と、前記導体に螺合されることにより前記引下線および前記ケーブルを前記導体に固定する固定部材と、を備え、前記固定部材は、前記導体に螺合される螺子部と、当該螺子部に連続したリング形状をなす頭部と、を備えたアイボルトであることを特徴とする。
また、この発明にかかる引込分岐端子箱は、上記の発明において、前記固定部材の頭部が、絶縁材料によって被覆されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる引込分岐端子箱は、上記の発明において、前記固定部材が、隣り合う前記固定部材の前記導体からの距離が異なるように配置されていることを特徴とする。
この発明にかかる引込分岐端子箱によれば、接続部材の破損を防止するとともに、作業者にかかる負担軽減を図ることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱の構成を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱の構成を示す説明図(その2)である。 接続部材の構成を示す説明図である。 接続部材の操作方法を示す説明図である。 接続部材における頭部の別の形状の一例を示す説明図(その1)である。 接続部材における頭部の別の形状の一例を示す説明図(その2)である。 接続部材における頭部の別の形状の一例を示す説明図(その3)である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる引込分岐端子箱の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱の構成について説明する。図1および図2は、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱の構成を示す説明図である。図1においては、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱を斜め方向から見た状態を示している。図2においては、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱を正面から見た状態を示している。
図1および図2において、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100は、電柱に架設される高圧線の電力を家屋などの受給施設に供給する電路の接続部分に設置される。引込分岐端子箱100には、高圧線から分岐された引下線101と、受給施設に接続されるケーブル102と、が接続される。
引込分岐端子箱100は、一面に開口を備えた箱形状をなす本体部103と、本体部103における開口を開放可能に閉塞する蓋部104と、を備えている。本体部103の内部には、引下線101と接続する高圧側接続端子105、低圧側のケーブル102と接続する低圧側接続端子106などが設けられている。高圧側接続端子105および低圧側接続端子106は、導電性を有する材料を用いて形成された導体であって、固定部材107によって固定される引下線101やケーブル102が接続される。
引込分岐端子箱100において、各固定部材107は、固定部材107の配置方向に沿って隣合う固定部材107と異なる長さとなるように配置されている。具体的に、引込分岐端子箱100においては、第1の長さの固定部材107と、第1の長さよりも長い第2の長さの固定部材107と、が交互に配置されている。
(固定部材107の構成)
つぎに、固定部材107の構成について説明する。図3は、固定部材107の構成を示す説明図である。固定部材107は、略円柱形状をなす螺子部(軸部)301と、当該螺子部301の軸心方向の一端に設けられた頭部302と、を備えたアイボルトによって実現される。第1の長さと第2の長さとの差分は、螺子部301の軸心方向における頭部302の寸法と同等以上とされている。
螺子部301の外周面には、螺旋状の螺子山が設けられている。螺子部301において、頭部302とは反対側の端部は、たとえば、軸心に直交する平面に沿った平坦な形状とすることができる。頭部302とは反対側の端部を、軸心に直交する平面に沿った平坦な形状とすることにより、引下線101やケーブル102を傷つけることがない。
頭部302は、リング形状をなしている。具体的に、頭部302は、たとえば、螺子部301を構成する円柱を、リング形状に湾曲させることによって構成することができる。具体的に、図3においては、螺子部301を構成する円柱を略円形に湾曲させた頭部302を示している。
頭部302は、螺子部301と一体に設けられていることが好ましい。頭部302と螺子部301とを一体に設けることにより、固定部材107の強度を確保することができ、締めたり緩めたりする作業に際して固定部材107が変形したり破損したりすることを防止できる。
固定部材107においては、頭部302をリング形状とすることにより、頭部302に作業者の指先が引っかかりやすくなって頭部302を掴みやすくなる。また、頭部302に作業者の指先が引っかかりやすくなるため、掴んだ感触を認識しやすくなる。これにより、固定部材107を締めたり緩めたりする作業に際して固定部材107が変形したり破損したりすることを防止できる。
頭部302は、絶縁材料によって被覆されている。具体的には、たとえば、ゴム、シリコン、ウレタンゴム、エポキシ樹脂など公知の各種の材料を用いて被覆することができる。頭部302を被覆する絶縁材料は、ゴムなどのように、摩擦抵抗が大きい材料であることが好ましい。摩擦抵抗が大きい絶縁材料を用いて頭部302を被覆することにより、固定部材107を操作する際のグリップ性を確保し、容易かつ確実な操作を実現することができる。
(固定部材107の操作方法)
つぎに、固定部材107の操作方法について説明する。図4は、固定部材107の操作方法を示す説明図である。図4において、作業者は、引込分岐端子箱100に対して引下線101やケーブル102を接続する作業に際して、作業者は、絶縁手袋401を着用して作業をおこなう。
作業者は、まず、該当する高圧側接続端子105または低圧側接続端子106における固定部材107の頭部302を手で把持する。そして、把持した固定部材107を軸心周りに回動させることによって、固定部材107を緩める。固定部材107は、高圧側接続端子105または低圧側接続端子106に、接続しようとする引下線101やケーブル102を挿入することができる程度まで緩める。
つぎに、固定部材107を緩めた高圧側接続端子105または低圧側接続端子106に、接続しようとする引下線101やケーブル102を挿入する。引下線101やケーブル102は、該当する高圧側接続端子105または低圧側接続端子106を貫通して、挿入した側とは反対側の端部から突出するまで挿入する。
そして、引下線101やケーブル102を該当する高圧側接続端子105または低圧側接続端子106に挿入した状態のまま、固定部材107を螺合させて締め込む。固定部材107は、引下線101やケーブル102が高圧側接続端子105または低圧側接続端子106から抜け落ちない程度になるまで締め込む。
引込分岐端子箱100に接続された引下線101やケーブル102を、引込分岐端子箱100から取り外す作業は、上述した接続作業とは反対の手順でおこなう。すなわち、作業者は、引込分岐端子箱100に接続されている引下線101やケーブル102を片手で把持し、他方の手で固定部材107を把持する。
そして、把持した固定部材107を操作して、緩める方向に回転させる。固定部材107は、引下線101やケーブル102を高圧側接続端子105または低圧側接続端子106から引き抜くことができる程度になるまで緩める。その後、固定部材107を緩めた高圧側接続端子105または低圧側接続端子106から、引下線101やケーブル102を引き抜いて作業を終了する。
図5〜図7は、固定部材107における頭部302の別の形状の一例を示す説明図である。上述した実施の形態においては、螺子部201を構成する円柱を略円形に湾曲させることによって形成された頭部302を備える固定部材107について説明したが、頭部302の形状はこれに限るものではない。固定部材107の頭部302は、リング形状であればよく、図5〜図7に示すように、各種の形状とすることができる。
以上説明したように、この実施の形態の引込分岐端子箱100は、配電線から分岐された引下線101を電気の需要施設に接続されるケーブル102に分岐する引込分岐端子箱100であって、引下線101とケーブル102とを電気的に接続する導体である高圧側接続端子105および低圧側接続端子106と、高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に螺合されることにより引下線101およびケーブル102を高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に固定する固定部材107と、を備え、固定部材107は、高圧側接続端子105および低圧側接続端子106に螺合される螺子部301と、当該螺子部301に連続したリング形状をなす頭部302と、を備えたアイボルトであることを特徴としている。
この実施の形態の引込分岐端子箱100によれば、作業者が頭部302を把持して固定部材107を手で操作することができるので、固定部材107に対して、当該固定部材107が破損するほどの過剰な力をかけることなく、固定部材107を回転させることができる。これにより、固定部材107の破損を防止するとともに、固定部材107を破損させることのない作業により作業者にかかる負担軽減を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100によれば、工具を使用することなく固定部材107を手で操作することができるので、作業にかかる工具の準備や当該工具を持ち歩く必要性をなくし、作業効率の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100によれば、固定部材107の頭部302に孔が空いていることにより、作業者が、頭部302を掴みやすくなり、掴んだ感触を認識しやすい。これにより、固定部材107の破損を確実に防止するとともに、固定部材107を破損させることのない作業により作業者にかかる負担軽減を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100は、固定部材107の頭部302は、絶縁材料によって被覆されていることを特徴とする。
この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100によれば、頭部302が絶縁材料によって被覆されているため、作業者が頭部302を把持して固定部材107を手で操作する際の安全性を確保することができる。これにより、作業者は、固定部材107を確実に把持して操作することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の引込分岐端子箱100は、固定部材107が、隣り合う固定部材107の高圧側接続端子105および低圧側接続端子106からの距離が異なるように配置されていることを特徴としている。
この実施の形態の引込分岐端子箱100によれば、頭部302の大きさを作業者が手で把持できる程度に大きくした場合にも、固定部材107どうしが干渉することを防止できる。これにより、作業を確実におこなうことができ、作業時間の短縮を図ることができる。
以上のように、この発明にかかる引込分岐端子箱は、配電線の分岐作業に用いる引込分岐端子箱に有用であり、特に、足場が悪い、あるいは高所であるなど、厳しい作業環境においておこなう配電線の分岐作業に用いる引込分岐端子箱に適している。
100 引込分岐端子箱
101 引下線
102 ケーブル
105 高圧側接続端子
106 低圧側接続端子
107 固定部材
301 螺子部
302 頭部

Claims (3)

  1. 配電線から分岐された引下線を電気の需要施設に接続されるケーブルに分岐する引込分岐端子箱であって、
    前記引下線と前記ケーブルとを電気的に接続する導体と、
    前記導体に螺合されることにより前記引下線および前記ケーブルを前記導体に固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材は、前記導体に螺合される螺子部と、当該螺子部に連続したリング形状をなす頭部と、を備えたアイボルトであることを特徴とする引込分岐端子箱。
  2. 前記固定部材の頭部は、絶縁材料によって被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の引込分岐端子箱。
  3. 前記固定部材は、隣り合う前記固定部材の前記導体からの距離が異なるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の引込分岐端子箱。
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