JP2018067133A - 管理装置、管理システム、および管理方法 - Google Patents

管理装置、管理システム、および管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業内容の管理における使い易さの向上を図ること。
【解決手段】管理システムは、多面体と、前記多面体を用いて作業内容を管理する管理装置と、を有する。前記多面体は、前記多面体の姿勢を検出する検出部を有し、前記多面体の各面には、前記作業内容に関する属性情報が表示される。前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、前記多面体から前記姿勢に関する情報を受信する通信インタフェースと、を有し、前記プロセッサは、前記通信インタフェースからの前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記多面体の特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定する特定処理と、前記特定処理によって特定された前記作業内容に関する属性情報を出力する出力処理と、を実行する。
【選択図】図12

Description

本発明は、データを管理する管理装置、管理システム、および管理方法に関する。
近年、生産現場では作業員の作業工数管理のIT(Information Technology)化が求められている。例えば、特許文献1は、作業エリアへの作業員の入退室を検出し作業工数を管理する作業進捗管理システムを開示する。また、特許文献2は、作業員にスマートフォン等の携帯端末を所有させ、作業員が携帯端末から入力した作業情報を蓄積し管理する作業実績収集装置を開示する。
特開2007−188116号公報 特開2015−41173号公報
しかしながら、特許文献1の作業進捗管理システムは、エリアへの入退室を検出するのみである。したがって、作業員が同じ場所で様々な作業をするような場合に詳細な作業工数を管理することができない。また、特許文献2の作業実績収集装置は、携帯端末を用いる。したがって、ITに不慣れな作業員にとっては、携帯端末を利用するのは困難である。
本発明は、作業内容の管理における使い易さの向上を図ることを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる管理装置、管理システム、および管理方法は、多面体を用いて作業内容を管理する管理装置、管理システム、および管理方法であって、前記多面体は、前記多面体の姿勢を検出する検出部を有し、前記多面体の各面には、前記作業内容に関する属性情報が表示され、前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、前記多面体から前記姿勢に関する情報を受信する通信インタフェースと、を有し、前記プロセッサは、前記通信インタフェースからの前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記多面体の特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定する特定処理と、前記特定処理によって特定された前記作業内容に関する属性情報を出力する出力処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、作業内容の管理における使い易さの向上を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、管理システムのシステム構成例を示す説明図である。 図2は、多面体の構成例を示す説明図である。 図3は、図1に示した多面体DBの記憶内容例を示す説明図である。 図4は、作業内容DBのライン生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。 図5は、作業内容DBのセル生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。 図6は、作業内容DBのライン×セル生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。 図7は、多面体を用いたライン生産方式の作業管理例を示す説明図である。 図8は、多面体を用いたセル生産方式の作業管理例を示す説明図である。 図9は、多面体を用いたライン×セル生産方式の作業管理例を示す説明図である。 図10は、管理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図11は、実施例1にかかる管理装置の機能的構成例を示すブロック図である。 図12は、管理システムによる管理処理手順例を示す説明図である。 図13は、収集部によるデータ収集処理手順例を示すフローチャートである。 図14は、実施例1にかかる収集結果の出力画面例を示す説明図である。 図15は、実施例2にかかる管理装置の機能的構成例を示すブロック図である。 図16は、作業工程表DBに記憶される作業工程表情報の一例を示す説明図である。 図17は、収集結果DBに記憶される収集結果の記憶内容例を示す説明図である。 図18は、実施例2にかかる収集結果の出力画面例を示す説明図である。 図19は、照合部による照合処理手順例を示すフローチャートである。
<システム構成例>
図1は、管理システムのシステム構成例を示す説明図である。管理システム100は、管理装置101と、多面体102と、を有する。管理装置101は、多面体102からのデータを解析して作業者による作業内容を管理するコンピュータである。管理装置101は、多面体DB103と、作業内容DB104と、にアクセス可能である。多面体DB103は、多面体102ごとに、多面体102を構成する面と作業内容に関する属性情報(たとえば、作業者、作業番号、製造番号)の値との対応関係を記憶するデータベースである。作業内容DB104は、多面体102からのデータの解析結果を時系列に記憶するデータベースである。
多面体102は、作業者が利用するデバイスである。多面体102は、所定の設置エリアAi(i,nは、1以上の整数で、1≦i≦n)にて、作業者によって載置される。多面体102は、4以上の多角形の面により構成され、設置面とその反対側の面とが平行になるような物体である。たとえば、四面体、六面体、八面体、十面体、十二面体が挙げられる。各面は正多角形であるのが好ましい。なお、表裏二面を含むカードもまた、六面体である。本実施例では、便宜上、多面体102の形状を正六面体として説明する。
多面体102は、定期的に、または、不定期に、内部のデータを管理装置101に送信する。具体的には、たとえば、多面体102は、内部のデータを、ルータやスイッチといったネットワーク装置Diを経由して管理装置101に送信する。ネットワーク装置Diは、多面体102から受信したデータの信号強度を測定して、当該データとともに管理装置101に送信する。
多面体102は、設置エリアAiごとに用いられる。本例では、設置エリアごとに3個の多面体102が用いられる。なお、用いられる多面体102の数は、1個でもよく、2個または4個以上でもよい。3個の多面体102A〜102Cは、それぞれ、異なる属性を面に表示する。
<多面体102の構成例>
図2は、多面体102の構成例を示す説明図である。(A)は、多面体102のハードウェア構成例を示すブロック図であり、(B)は、多面体102の展開図である。(A)において、多面体102は、プロセッサ201と、メモリ202と、加速度センサ203と、通信IF204と、これらを接続するバス205と、を有する。プロセッサ201は、多面体102を制御する。メモリ202は、プロセッサ201の作業エリアとなる。また、記憶部であるメモリ202は、各種プログラムや多面体ID220などのデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。メモリ202としては、たとえば、フラッシュメモリ202がある。
多面体ID220は、多面体102を一意に特定する識別情報である。具体的には、たとえば、多面体ID220は、その多面体102が、どのような属性を示し、かつ、当該属性においてどのような値の範囲を有するかを一意に特定する識別情報である。たとえば、その多面体102が、属性:作業者である場合、その多面体ID220は、属性:作業者の識別情報Sを含む「Sa」となる。また、多面体ID220に替えて、その多面体102のMAC(Media Access Control)アドレスのようなデバイス固有のIDを用いてもよい。デバイス固有のIDもまた、多面体102を一意に特定する識別情報である。
この場合、管理装置101が、MACアドレスと多面体ID220とを対応付けたテーブルを有し、受信したMACアドレスを対応する多面体ID220に変換することになる。MACアドレスのようなデバイス固有のIDを用いた場合、管理装置101において、対応する多面体ID220を変更することができる。なお、本実施例では、説明の便宜上、メモリ202には、多面体ID220が記憶されているものとして説明する。
加速度センサ203は、多面体102の姿勢を検出する検出部である。加速度センサ203は、たとえば、3軸センサであり、X軸の値x、Y軸の値y、およびZ軸の値zを姿勢情報として出力する。ここで、Z軸のうちZ+軸は、鉛直方向、すなわち、重力の方向を示す。X軸は、Y軸およびZ軸に直交し、Y軸は、X軸およびZ軸に直交する。Z+軸は、多面体102の所定の基準面の外向き法線に平行である。多面体102の向きは、この基準面からの外向き法線を基準にして決まる。たとえば、姿勢情報が(x,y,z)=(0,0,1)である場合、多面体102の向きは、基準面の外向き法線に一致するものとする。加速度センサ203に限らず、磁気センサを検出部として用いてもよい。
通信IF204は、ネットワーク装置Diにデータを送信する。具体的には、たとえば、通信IF204は、メモリ202内の多面体ID220および加速度センサ203で検出された姿勢情報を、当該多面体102の多面体情報として発信する。通信IF204は、たとえば、所定時間間隔(たとえば、1分おき)に多面体情報を発信する。発信された多面体情報は、ネットワーク装置Diに受信される。なお、図示はしないが、通信IF204からのデータの発信をONまたはOFFにするスイッチが多面体102に設けられていてもよい。
(B)の展開図では、3種類の多面体102の展開図を示す。多面体102の各面に表示される文字列は、塗装、シールの貼着、彫刻により物理的に面上に表示されてもよく、また、たとえば、液晶、LED、有機ELのような電子ディスプレイにより電子的に面上に表示されてもよい。
第1多面体102Aは、属性が「作業者」に設定された多面体102である。図2では、当該属性の値の範囲を「作業者A」とする。第1多面体102Aの6つの面のうち、5つの面には、文字列「作業者A」が表示される。残余の1面(面102Au)には、文字列「作業者A END」が表示される。文字列「作業者A END」は、当該作業者Aが作業をしていない状態を示す。なお、Z+軸は、文字列「作業者A END」が表示されている面102Auの外向き法線と平行である。第1多面体102Aの面102Asが設置するように載置された場合、第1多面体102Aの上面は、面102Auとなり、作業者Aが作業をしていない状態を示す。一方、第1多面体102の面102As以外の面が設置するように載置された場合、第1多面体102Aの上面は、文字列「作業者A」が表示される面となり、作業者Aが作業をしている状態を示す。
また、複数の作業者で1つの第1多面体102Aを共有してもよい。たとえば、5人の作業者A〜Eで1つの第1多面体102Aを共有する場合、第1多面体102Aの6つの面のうち、5つの面には、文字列「作業者A」〜「作業者E」が表示される。残余の1面(面102Au)には、文字列「作業者A〜E END」(作業者A〜Eのいずれもが作業をしていない状態)が表示される。
第2多面体102Bは、属性が「作業番号」に設定された多面体102である。作業番号は、作業を一意に特定する識別情報である。図2では、当該属性の値の範囲を「P001〜P005」とする。「P」は、作業番号の属性を示す。第2多面体102Bの6つの面のうち、5つの面にはそれぞれ、文字列「P001」〜「P005」が表示される。残余の1面(面102Bu)には、文字列「N/A」が表示される。文字列「N/A」は、「利用不可(Not Available)」を意味する。すなわち、いずれの作業番号P001〜P005の作業も行われていないことを示す。なお、Z+軸は、文字列「N/A」が表示されている面102Buの外向き法線と平行である。第2多面体102Bの面102Bsが設置するように載置された場合、第2多面体102Bの上面は、面102Buとなり、いずれの作業番号P001〜P005の作業も行われていない状態を示す。一方、文字列「P001」〜「P005」のいずれかの作業番号が表示されている面が上面となるように載置された場合、上面に表示された作業番号の作業が行われている状態を示す。
なお、図2の第2多面体102Bでは、作業番号P001〜P005が各面に表示されている例について説明したが、作業番号P006以降については、同様に、他の第2多面体102Bで表示される。
第3多面体102Cは、属性が「製造番号」に設定された多面体102である。製造番号は、製造物(完成品(製品ともいう)、中間製造物、部品を含む)を一意に特定する識別情報である。図2では、当該属性の値の範囲を「N001〜N005」とする。「N」は、製造番号の属性を示す。第3多面体102Cの6つの面のうち、5つの面にはそれぞれ、文字列「N001」〜「N005」が表示される。残余の1面(面102Cu)には、文字列「N/A」が表示される。文字列「N/A」は、「利用不可(Not Available)」を意味する。すなわち、いずれの製造番号N001〜P005の製造物も作業対象ではないことを示す。なお、Z+軸は、文字列「N/A」が表示されている面102Cuの外向き法線と平行である。第3多面体102Cの面102Csが設置するように載置された場合、第3多面体102Cの上面は、面102Cuとなり、いずれの製造番号N001〜N005の製造物も作業対象ではないことを示す。一方、文字列「N001」〜「N005」のいずれかの製造番号が表示されている面が上面となるように載置された場合、上面に表示された製造番号の製造物が作業対象であることを示す。
なお、図2の第3多面体102Cでは、製造番号N001〜N005が各面に表示されている例について説明したが、製造番号N006以降については、同様に、他の第3多面体102Cで表示される。
<DBの記憶内容例>
図3は、図1に示した多面体DB103の記憶内容例を示す説明図である。多面体DB103は、多面体102ごとに多面体テーブル300を記憶する。多面体テーブル300は、多面体ID220を有し、かつ、面IDと、属性値と、を対応付けたテーブルである。具体的には、たとえば、第1多面体テーブル300Aは、属性:作業者の多面体テーブル300であり、第2多面体テーブル300Bは、属性:作業番号の多面体テーブル300であり、第3多面体テーブル300Cは、属性:作業者の多面体テーブル300である。
第1多面体テーブル300Aは、属性として作業者を示す識別情報Sを含む多面体ID220:Saを有し、かつ、面ID301と、属性値である作業者番号302と、を対応付けたテーブルである。面ID301は、多面体102の面を一意に特定する識別情報である。作業者番号302は、作業者を一意に特定する識別情報である。第1多面体テーブル300Aでは、面ID301の値「1」〜「5」と、作業者番号「A」とが対応付けられており、面ID301の値「6」と、作業者番号「A END」(作業者Aが作業をしていない状態)とが対応付けられている。
第1多面体テーブル300Aは、特定の一人の作業者が作業しているか否かを特定するためのテーブルであるため、他の作業者(たとえば、作業者B、C、D、…)については、別の第1多面体テーブル300Aが用意される。この場合、第1多面体テーブル300Aごとに異なる多面体ID220が設定される。また、複数の作業者で1つの第1多面体102Aを共有してもよい。たとえば、5人の作業者A〜Eで1つの第1多面体102Aを共有する場合、面ID301の値「1」は作業者番号302の値「A」、面ID301の値「2」は作業者番号302の値「B」、面ID301の値「3」は作業者番号302の値「C」、面ID301の値「4」は作業者番号302の値「D」、面ID301の値「5」は作業者番号302の値「E」、面ID301の値「6」は作業者番号302の値「A〜E END」(作業者A〜Eのいずれもが作業をしていない状態)、とすればよい。
第2多面体テーブル300Bは、属性として作業番号を示す識別情報Pを含む多面体ID220:Paを有し、かつ、面ID301と、属性値である作業者番号302と、を対応付けたテーブルである。作業番号303は、作業を一意に特定する識別情報である。第2多面体テーブル300Bでは、面ID301の値「1」〜「5」と、作業番号「P001」〜「P005」とが対応付けられており、面ID301の値「6」と、作業番号「N/A」(利用不可(Not Available))とが対応付けられている。第2多面体102Bが複数存在する場合、第2多面体102Bごとに、第2多面体テーブル300Bが用意される。この場合、第2多面体テーブル300Bごとに異なる多面体ID220が設定される。
第3多面体テーブル300Cは、属性として製造番号を示す識別情報Nを含む多面体ID220:Naを有し、かつ、面ID301と、属性値である製造番号304と、を対応付けたテーブルである。製造番号304は、製造物を一意に特定する識別情報である。第3多面体テーブル300Cでは、面ID301の値「1」〜「5」と、製造番号「N001」〜「N005」とが対応付けられており、面ID301の値「6」と、製造番号「N/A」(利用不可(Not Available))とが対応付けられている。第3多面体102Cが複数存在する場合、第3多面体102Cごとに第3多面体テーブル300Cが用意される。この場合、第3多面体テーブル300Cごとに異なる多面体ID220が設定される。
つぎに、図4〜図6を用いて、作業内容DB104の記憶内容例について説明する。作業内容DB104は、いつだれがどの製造物について作業をしたかをデータ化して記憶するデータベースである。作業には、大きく分けて、ライン生産方式と、セル生産方式と、ライン×セル生産方式の3種の生産方式がある。
ライン生産方式とは、作業者が生産ライン上に配置され、生産ライン上を移動してくる部品に加工を施したり他の部品を取り付けたりする作業を行う生産方式である。基本的に同一作業者は移動してくる部品に対して常に同一作業番号の作業を実施するため、作業番号は変わらず、作業対象の製造番号が変わっていく。
セル生産方式とは、固定の場所に配置された部品に対して、複数の作業番号からなる一連の作業を同一作業者が実施する生産方式である。同一作業者についてある一定期間で見ると、作業対象の製造番号は変わらず、作業番号が順次変わっていく。
ライン×セル生産方式とは、ライン生産方式とセル生産方式を掛け合わせたような方式である。作業者は複数の製造番号の部品について、同時に複数の作業番号の作業を実施する。それらが終了すると、次の複数の製造番号の部品について、同時に先ほどと同じ複数の作業番号の作業を実施する。したがって、同一作業者について見てみると、作業番号も製造番号も順次変わっていく。
図4は、作業内容DB104のライン生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。図5は、作業内容DB104のセル生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。図6は、作業内容DB104のライン×セル生産方式に関する記憶内容例を示す説明図である。
作業内容DB104は、作業者番号302と、作業番号303と、製造番号304と、作業時刻400と、を対応付け、各値を組み合わせたレコードの集合である。作業時刻400は、当該レコードを構成する作業者番号302で特定される作業者が、製造番号304で特定される製造物に対して、作業番号303で特定される作業をおこなった時刻である。具体的には、たとえば、作業時刻400は、多面体102が多面体情報を発信した場合に多面体102が生成して多面体情報に含めたタイムスタンプでもよく、ネットワーク装置Diが多面体情報を受信または送信したときに生成されるタイムスタンプでもよく、管理装置101が多面体情報を受信したときに生成されるタイムスタンプでもよい。
<多面体102を用いた作業管理例>
つぎに、図7および図4を用いて、多面体102を用いたライン生産方式の作業管理例について説明する。なお、以下の例では、作業者が多面体102を載置することとするが、作業者ではなく管理者でもよい。
図7は、多面体102を用いたライン生産方式の作業管理例を示す説明図である。図7に示される多面体102は、ネットワーク装置Diの圏内に存在するものとする。
ステップS701では、作業者A、Bは、製造番号N001の製造物に対し作業番号P003の作業を、たとえば、8:31に開始する。この場合、作業者Aは、自身の第1多面体102A(以下、第1多面体102AA)を、文字列「作業者A」が上面となるように載置し、作業者Bは、自身の第1多面体102A(以下、第1多面体102AB)を、文字列「作業者B」が上面となるように載置する。また、作業者Aまたは作業者Bは、第2多面体102Bを、文字列「P003」が上面となるように載置し、第3多面体102Cを、文字列「N001」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を特定する。そして、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(8:31)とともにレコード400−1〜400−2を登録する。多面体102は、所定時間間隔(たとえんば、1分おき)に多面体情報を発信するため、管理装置101は、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(8:32)とともにレコード400−3〜400−4を登録する。このように、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS702では、作業者Aが、たとえば、10:03に、会議への出席や休憩などにより作業P003から一時離脱するものとする。この場合、作業者Aは、第1多面体102AAを、文字列「作業者A END」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を特定する。そして、管理装置101は、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:03)とともにレコード400−5〜400−6を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS703では、作業者Cが、たとえば、10:03に、作業者Aの交代要員として作業P003に加わるものとする。この場合、作業者Cは、自身の第1多面体102A以下、第1多面体102AC)を、文字列「作業者C」が上面となるように載置する。
第1多面体102ACは、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から第1多面体102ACの上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、管理装置101は、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:03)とともにレコード400−7を登録する。
ステップS704では、作業者Aが、たとえば、10:30に、作業P003に復帰し、作業者Cが作業P003から離脱するものとする。この場合、作業者Aは、第1多面体102AAを、文字列「作業者A」が上面となるように載置する。また、作業者Cは、第1多面体102ACを、ネットワーク装置Diの圏外に持ち出して作業P003から離脱する。または、作業者Cは、第1多面体102ACの通信IFをOFFにする。
各多面体102(第1多面体102AC除く)は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、管理装置101は、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:30)とともにレコード400−8〜400−9を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。なお、管理装置101は、第1多面体102ACからの多面体情報を受信しないため、作業者番号が「C」のレコードは登録されなくなる。
ステップS705では、作業者A、Bは、たとえば、製造番号N001の製造物に対する作業番号P3の作業を終了し、製造番号N002の製造物に対する作業番号P3の作業を10:50に開始する。この場合、作業者Aまたは作業者Bは、第3多面体102Cを、文字列「N002」が上面となるように載置する。
各多面体102(第1多面体102AC除く)は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を特定する。そして、図4に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:30)とともにレコード400−10〜400−11を登録する。このように、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ライン生産方式の場合、ベルトコンベアで作業者の前に順次運ばれてくる製造番号の製造物に対し、同一の作業番号の作業を実施する。したがって、作業者は、主に製造番号が表示される第3多面体102Cの面を順次変えていく。このように、多面体102の上面を変えるという単純な操作で、作業内容を作業内容DB104に蓄積することができるため、作業者の負担軽減を図り、作業内容の人為的な管理ミスを抑制することができる。
なお、製造番号については第3多面体102Cを用いず、製造番号の製造物(またはその収容物)に自身の製造番号を発信するタグをぶら下げておき、それをネットワーク装置Diで読み取るようにしてもよい。これにより、作業者が第3多面体102Cを適宜設置変更する必要がなくなる。したがって、作業者の負担を軽減しつつ、作業者による人為的な操作ミス(設置変更忘れ、設置変更ミス等)がなくなり、作業工数管理の管理精度を高めることができる。
つぎに、図8および図5を用いて、多面体102を用いたセル生産方式の作業管理例について説明する。
図8は、多面体102を用いたセル生産方式の作業管理例を示す説明図である。図8に示される多面体102は、ネットワーク装置Diの圏内に存在するものとする。
ステップS801では、作業者Eは、製造番号N060の製造物に対し作業番号P011の作業を、たとえば、9:00に開始する。この場合、作業者Eは、自身の第1多面体102A(以下、第1多面体102AE)を、文字列「作業者E」が上面となるように載置する。また、作業者Eは、第2多面体102Bを、文字列「P011」が上面となるように載置し、第3多面体102Cを、文字列「N060」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、図5に示した作業内容DB104に、作業時刻400(9:00)とともにレコード500−1を登録する。多面体102は、所定時間間隔(たとえんば、1分おき)に多面体情報を発信するため、管理装置101は、図5に示した作業内容DB104に、作業時刻400(9:01)とともにレコード400−2を登録し、作業時刻400(9:02)とともにレコード400−3を登録する。このように、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS802では、作業者Eは、たとえば、10:35に、作業番号P011の作業を終え、作業番号P012の作業を開始するものとする。この場合、作業者Eは、第2多面体102Bを、文字列「P012」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、図5に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:35)とともにレコード500−4を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS803では、作業者Eは、たとえば、11:20に、製造番号060の製造物に対する作業番号P012の作業を終え、つぎの製造番号061の製造物に対する作業番号P011の作業を開始するものとする。この場合、作業者Eは、第2多面体102Bを、文字列「P011」が上面となるように載置し、第3多面体102Cを、文字列「N061」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、図5に示した作業内容DB104に、作業時刻400(11:20)とともにレコード500−5を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
セル生産方式の場合、作業対象となる製造番号の製造物に対し一連の作業番号の作業を行うため、主に第2多面体102Bを順次変えていくことになる。このように、多面体102の上面を変えるという単純な操作で、作業内容を作業内容DB104に蓄積することができるため、作業者の負担軽減を図り、作業内容の人為的な管理ミスを抑制することができる。
なお、製造番号については第3多面体102Cを用いず、製造番号の製造物(またはその収容物)に自身の製造番号を発信するタグをぶら下げておき、それをネットワーク装置Diで読み取るようにしてもよい。これにより、作業者が第3多面体102Cを適宜設置変更する必要がなくなる。したがって、作業者の負担を軽減しつつ、作業者による人為的な操作ミス(設置変更忘れ、設置変更ミス等)がなくなり、作業工数管理の管理精度を高めることができる。
つぎに、図9および図6を用いて、多面体102を用いたライン×セル生産方式の作業管理例について説明する。
図9は、多面体102を用いたライン×セル生産方式の作業管理例を示す説明図である。図9に示される多面体102は、ネットワーク装置Diの圏内に存在するものとする。
ステップS901では、作業者Fは、製造番号N220,N221の各製造物に対し作業番号P070の作業を、たとえば、8:32に開始する。この場合、作業者Fは、自身の第1多面体102A(以下、第1多面体102AF)を、文字列「作業者F」が上面となるように載置する。また、作業者Fは、第2多面体102Bを、文字列「P070」が上面となるように載置する。また、作業者Fは、2つの第3多面体102Cのうち一方の第3多面体102C(以下、第3多面体102C1)を、文字列「N220」が上面となるように載置し、他方の第3多面体102C(以下、第3多面体102C2)を、文字列「N221」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、図6に示した作業内容DB104に、作業時刻400(8:32)とともにレコード600−1〜600−2を登録する。多面体102は、所定時間間隔(たとえんば、1分おき)に多面体情報を発信するため、図6に示した作業内容DB104に、所定時間間隔で作業内容DB104にレコード600−3〜600−4が蓄積される。
ステップS902では、作業者Fは、たとえば、9:42に、作業番号P070の作業を終え、作業番号P071の作業を開始するものとする。この場合、作業者Fは、第2多面体102Bを、文字列「P071」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、図6に示した作業内容DB104に、作業時刻400(9:42)とともにレコード600−5〜600−6を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS903では、作業者Fが、たとえば、10:22に、作業P071を終えたため、休憩により作業P071から一時離脱するものとする。この場合、作業者Fは、第1多面体102AFを、文字列「作業者F END」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、管理装置101は、図6に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:22)とともにレコード600−7〜600−8を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ステップS904では、作業者Fが、たとえば、10:35に、復帰し、つぎの製造番号N222、N223の各製造物に対し作業P071を開始するものとする。この場合、作業者Fは、第1多面体102AFを、文字列「作業者A」が上面となるように載置する。また、作業者Fは、第2多面体102Bを、文字列「P070」が上面となるように載置する。また、作業者Fは、第3多面体102C1を、文字列「N222」が上面となるように載置し、第3多面体102C2を、文字列「N223」が上面となるように載置する。
各多面体102は、ネットワーク装置Diを介して多面体情報を管理装置101に送信する。これにより、管理装置101は、多面体情報に加速度センサ203からの姿勢情報から多面体102の上面を観察面として特定し、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する作業者番号302、作業番号303、および製造番号304を特定する。そして、管理装置101は、図6に示した作業内容DB104に、作業時刻400(10:35)とともにレコード600−9〜600−10を登録する。以降、所定時間間隔で作業内容DB104にレコードが蓄積される。
ライン×セル生産方式に限らず、複数の製造番号の製造物についての作業を同時並行で行う場合、第3多面体102Cを複数用意して同時に設置する。これにより、製造番号ごとの作業内容管理を行うことができる。複数の作業番号の作業を並列で行う場合も、同様に、第2多面体102Bを複数用意して同時に設置する。これにより、作業番号ごとの作業内容管理を行うことができる。
<管理装置101の構成例>
図10は、管理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。管理装置101は、プロセッサ1001と、記憶デバイス1002と、入力デバイス1003と、出力デバイス1004と、通信インタフェース(通信IF1005)と、を有する。プロセッサ1001、記憶デバイス1002、入力デバイス1003、出力デバイス1004、および通信IF1005は、バスにより接続される。プロセッサ1001は、管理装置101を制御する。記憶デバイス1002は、プロセッサ1001の作業エリアとなる。また、記憶デバイス1002は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体である。記憶デバイス1002としては、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリがある。入力デバイス1003は、データを入力する。入力デバイス1003としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナがある。出力デバイス1004は、データを出力する。出力デバイス1004としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタがある。通信IF1005は、ネットワーク装置Diと接続し、データを送受信する。
図11は、実施例1にかかる管理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。管理装置101は、多面体DB103と、作業内容DB104と、特定部1101と、判断部1102と、選択部1103と、出力部1104と、収集部1105と、を有する。多面体DB103および作業内容DB104は、具体的には、たとえば、図3に示した記憶デバイスにより実現される。なお、多面体DB103または/および作業内容DB104は、プロセッサ1001がアクセス可能であれば管理装置101外の他の記憶デバイスに設けられてもよい。また、特定部1101、選択部1103、判断部1102、出力部1104および収集部1105は、具体的には、たとえば、図10に示した記憶デバイス1002に記憶されたプログラムをプロセッサ1001に実行させることで実現される機能である。
特定部1101は、通信IF1005からの姿勢情報に基づいて、多面体102が載置された状態において多面体102の特定の面に表示されている作業内容に関する属性情報を特定する。特定の面とは、多面体102が載置された状態において、作業者が観察しやすく、かつ、作業者の作業内容を特定する情報(文字列)が表示されている面(以下、「観察面」という)である。上記の例では、観察面は、多面体102を載置した場合の多面体102の上面である。なお、観察面は、上面に限られず、ある一側面でもよい。観察面がどの面にとなるかは、姿勢情報、すなわち、多面体102の向きにより一義的に決まる。
具体的には、たとえば、多面体102は、ある基準面からの外向き法線を鉛直方向と規定する。特定部1101は、多面体102の姿勢情報により特定される多面体102の向きと、当該基準面からの外向き法線との傾きを検出し、傾きに応じて多面体102が載置される設置面を特定する。
たとえば、第2多面体102Bを例に挙げると、基準面は、面102Buである。姿勢情報が(x,y,z)=(0,0,1)である場合、姿勢情報により特定される多面体102の向きと面1402Buの外向き法線の向きとは一致する。したがって、この場合は、傾きがないため、特定部1101は、面102Buを設置面と特定し、その反対側の面102Bsを多面体102の上面と特定する。逆に、姿勢情報が(x,y,z)=(0,0,−1)である場合、特定部1101は、面102Bsを設置面と特定し、その反対側の面102Buを第2多面体102Bの上面と特定する。
また、たとえば、「P003」の表示面の外向き法線を(x,y,z)=(1,0,0)とする。受信した姿勢情報が(x,y,z)=(1,0,0)である場合、第2多面体102Bの設置面は、「P003」の表示面となる。したがって、特定部1101は、その反対側となる「P004」の表示面を第2多面体102Bの上面と特定する。逆に、姿勢情報が(x,y,z)=(−1,0,0)である場合、特定部1101は、「P004」の表示面を設置面と特定し、その反対側となる「P003」の表示面を第2多面体102Bの上面と特定する。
また、たとえば、「P002」の表示面の外向き法線を(x,y,z)=(0,1,0)とする。受信した姿勢情報が(x,y,z)=(0,1,0)である場合、第2多面体102Bの設置面は、「P002」の表示面となる。したがって、特定部1101は、その反対側となる「P005」の表示面を第2多面体102Bの上面と特定する。逆に、姿勢情報が(x,y,z)=(0,−1,0)である場合、特定部1101は、「P005」の表示面を設置面と特定し、その反対側となる「P002」の面である第2多面体102Bの上面を観察面として特定する。
そして、特定部1101は、観察面が決まると、多面体テーブル300を参照して、観察面の面ID301に対応する属性情報を特定する。具体的には、たとえば、第2多面体102Bの場合、多面体ID220が「Pa」であり、観察面の面ID301が「1」である場合、特定部1101は、作業番号303の「P001」を属性情報として特定する。第1多面体102および第3多面体102についても同様にして、特定部1101は、観察面および属性情報を特定する。
選択部1103は、同一期間内に姿勢情報とその信号強度との組み合わせが複数受信された場合、各組み合わせに含まれる信号強度に基づいて、複数の組み合わせの中から管理対象候補となる組み合わせを選択する。同一期間とは、ある一定の時間間隔(たとえば、1分)である。多面体102は、多面体情報を発信するが、圏内のネットワーク装置Diのほか、隣接エリアのネットワーク装置Diに受信される場合がある。この場合、選択部1103は、異なるネットワーク装置Diから同一の多面体ID220を含む多面体情報および信号強度を受信した場合、信号強度が高い方の多面体情報を管理対象候補として選択する。また、選択部1103は、多面体情報を受信した場合、その信号強度がしきい値以上である場合に、当該多面体情報を管理対象候補として選択してもよい。
この場合、特定部1101は、選択された多面体情報に含まれている姿勢情報に基づいて、上述したように、観察面および属性情報を特定する。これにより、信号強度が低い方の多面体情報を除外することができ、作業内容の管理の高精度化を図ることができる。
なお、選択部1103は、多面体102の識別情報(多面体ID)と姿勢情報とを含む多面体情報と、ネットワーク装置Diが検出した多面体102からの多面体情報の信号強度と、の組み合わせを複数受信した場合も、上述したように、各組み合わせに含まれる信号強度に基づいて、複数の組み合わせの中から管理対象候補となる組み合わせを選択することになる。
判断部1102は、通信IF1005からの各多面体102からの多面体情報に含まれる識別情報の組み合わせが管理対象となる組み合わせであるか否かを判断する。管理対象となる組み合わせは、あらかじめ設定される。本例の場合、管理対象となる識別情報の組み合わせは、属性を示す識別情報S、P、Nの組み合わせである。たとえば、判断部1102は、第1多面体102の識別情報Sa、第2多面体102の識別情報Pa、第3多面体102の識別情報Naを受信した場合、管理対象となる組み合わせと判断、すなわち、管理対象となる複数の多面体情報が受信されたと判断する。1種でも識別情報が欠落する場合は、管理対象とはならない。
この場合、特定部1101は、管理対象と判断された場合に、各多面体情報に含まれる姿勢情報に基づいて、多面体102ごとに、上述したように、観察面および属性情報を特定する。これにより、作業内容の欠落を抑制し、作業内容の管理の高精度化を図ることができる。
出力部1104は、特定部1101によって特定された作業内容に関する属性情報を出力する。また、出力部1104は、出力に際し、属性情報に作業時刻を関連付けて出力する。出力部1104は、具体的には、たとえば、属性情報および作業時刻を、作業内容DB104を有する外部装置に送信したり、出力デバイス1004の一例であるディスプレイに表示したり、記憶デバイス1002内の作業内容DB104に格納する。
収集部1105は、複数の属性情報のうち特定の属性情報に基づいて、残余の属性情報を作業内容DB104から収集する。具体的には、たとえば、収集部1105は、ユーザからの操作により特定の属性情報をキーにして作業内容DB104を検索し、特定の属性情報に関連する残余の属性情報を収集する。たとえば、特定の属性情報として、作業者番号:Aをキーにした場合、作業者番号:Aに関連付けられている作業番号および製造番号を収集する。
<管理処理手順例>
図12は、管理システム100による管理処理手順例を示す説明図である。多面体102は、多面体ID220と姿勢情報とを含む多面体情報を発信する(ステップS1201)。ネットワーク装置Diは、送信された多面体情報を受信する(ステップS1202)。ネットワーク装置Diは、多面体情報を受信すると、その信号強度を測定する(ステップS1202)。ネットワーク装置Diは、多面体情報および信号強度を管理装置101に送信する(ステップS1203)。
管理装置101は、選択部1103により、信号強度を参照して、管理対象候補となる多面体情報を選択する(ステップS1204)。つぎに、管理装置101は、複数の多面体情報を受信した場合に、判断部1102により、各多面体情報に多面体ID220の組み合わせが、管理対象となる組み合わせであるか否かを判断する(ステップS1205)。
つぎに、管理装置101は、特定部1101により、観察面を特定し(ステップS1206)、多面体テーブル300を参照して、観察面に対応する作業内容に関する属性情報を特定する(ステップS1207)。そして、管理装置101は、出力部1104により、特定した属性情報を作業内容DB104に格納する(ステップS1208)。
<データ収集処理手順例>
図13は、収集部1105によるデータ収集処理手順例を示すフローチャートである。管理装置101は、管理者の操作により、収集期間の指定を受け付ける(ステップS1301)。管理装置101は、作業時刻400を参照して、指定した収集期間に含まれる作業時刻400のレコードを、作業内容DB104から取得する(ステップS1302)。管理装置101は、所定の収集間隔(たとえば、5分)で、収集したレコード群を区切る(ステップS1303)。収集間隔で区切られた期間を、収集区間と称す。
管理装置101は、未選択の収集区間があるか否かを判断する(ステップS1304)。未選択の収集区間がある場合(ステップS1304:Yes)、管理装置101は、未選択の収集区間を選択する(ステップS1305)。管理装置101は、選択収集区間において、同一作業者番号に対する作業番号および製造番号が異なるレコードがあるか否かを判断する(ステップS1306)。たとえば、作業者番号Aに対して、作業番号P001および製造番号N001のレコードと、作業番号P001および製造番号N002のレコードと、が存在する場合、異なるレコードとなる。
異なるレコードがある場合(ステップS1306:Yes)、管理装置101は、選択集計区間において、当該異なるレコードが示す作業番号と製造番号との組み合わせごとに、レコード数を計数する(ステップS1307)。管理装置101は、レコード数最多の組み合わせが複数存在するか否かを判断する(ステップS1308)。複数存在する場合(ステップS1308:Yes)、管理装置101は、レコード数最多の組み合わせ数で選択集計区間を按分し、それぞれの組み合わせの作業時間および作業内容に決定する(ステップS1309)。そして、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1308において、レコード数最多の組み合わせが複数存在しない場合(ステップS1308:No)、管理装置101は、当該レコード数最多の組み合わせを選択収集区間の作業内容に決定する(ステップS1310)。そして、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1306において、異なるレコードがない場合(ステップS1306:No)、管理装置101は、当該組み合わせを選択収集区間の作業内容に決定する(ステップS1311)。そして、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1304において、未選択の集計区間がない場合(ステップS1304:No)、管理装置101は、収集結果を出力する(ステップS1312)。
図14は、実施例1にかかる収集結果の出力画面例を示す説明図である。管理者が管理装置101の入力デバイス1003から、収集期間などの収集条件を指定すると、収集部1105が作業内容DB104からレコードを収集し、出力デバイス1004が収集結果を出力画面1400に表示する。図14では、「作業者 日田太郎、作業日:2016年6月1日」と収集条件した場合の例である。指定した作業者のその日の作業内容が開始終了時刻とともに表示される。表示したデータについて管理者が修正できるように修正ボタン1401を設けたり、管理者や上長が承認できるように承認ボタン1402を設けたりしてもよい。また、収集期間変更ボタン1403を設け、1日の表示から1週間単位、1カ月単位等、任意の期間の作業工数表が見られるようにしてもよい。また、収集条件を変更する条件変更ボタン1404を設けてもよい。
このように、実施例1によれば、多面体102の観察面を変えるという単純な操作で、作業内容を作業内容DB104に蓄積することができるため、作業者の負担軽減を図り、作業内容の人為的な管理ミスを抑制することができる。
また、多面体情報の信号強度を参照することで、作業エリアAi外の多面体102からの信号強度が低い多面体情報を排除することができる。したがって、作業内容の管理精度の向上を図ることができる。
また、複数の多面体情報の多面体ID220の組み合わせと管理対象の組み合わせとの一致判定を行うことにより、管理対象外の組み合わせを排除することができる。したがって、作業内容の管理精度の向上を図ることができる。
実施例2は、実施例1で示した収集結果と、当該収集結果の収集期間と同一期間における作業工程表と、を照合する例である。実施例2では、実施例1とは異なる点を中心に説明し、実施例1と同一箇所および同一処理については説明を省略する。
図15は、実施例2にかかる管理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。管理装置101は、作業工程表DB1501と、収集結果DB1502と、照合部1503と、を有する。作業工程表DB1501および収集結果DB1502は、具体的には、たとえば、具体的には、たとえば、図10に示した記憶デバイス1002により実現される。なお、作業工程表DB1501または/および収集結果DB1502は、プロセッサ1001がアクセス可能であれば管理装置101外の他の記憶デバイス1002に設けられてもよい。また、照合部1503は、具体的には、たとえば、図10に示した記憶デバイス1002に記憶されたプログラムをプロセッサ1001に実行させることで実現される機能である。
作業工程表DB1501は、作業工程表情報を記憶する。作業工程表情報は、あらかじめ設定された作業工程表をデータ化した情報である。
図16は、作業工程表DB1501に記憶される作業工程表情報の一例を示す説明図である。作業工程表情報1600は、作業者番号1601と、作業番号1602と、製造番号1603と、開始時刻1604と、終了時刻1605と、をテーブル化した情報である。作業者番号1601は、作業者を一意に特定する識別情報である。作業番号1602は、作業を一意に特定する識別情報である。製造番号1603は、製造物を一意に特定する識別情報である。開始時刻1604は、当該レコードで特定される作業が開始される時刻である。終了時刻1605は、当該レコードで特定される作業が終了する時刻である。作業工程表情報1600のレコードは、いつ(開始時刻1604から終了時刻1605まで)だれがどの製造物に対しどのような作業をするかを規定する。
図15に戻り、収集結果DB1502は、収集部1105から出力され、かつ、照合部1503によって処理された収集結果を記憶する。収集結果DB1502については後述する。
照合部1503は、収集部1105による収集結果と作業工程表DB1501とを同一時間帯で照合する。具体的には、たとえば、照合部1503は、収集結果および作業工程表情報1600でキーとなる属性情報を指定して、残余の属性情報どうしを照合する。例として、キーとなる属性情報を作業者番号とし、残余の属性情報を作業番号および製造番号とする。
照合部1503は、作業者番号1601,1701が一致し、かつ、作業工程表情報1600の開始時刻1604および終了時刻1605が収集結果1700の開始時刻1704および終了時刻1705を包含する関係にあるレコードを、収集結果1700および作業工程表情報1600から特定する。そして、照合部1503は、特定した両レコードの作業番号1602,1702および製造番号1603、1703を比較し、不一致である場合は、作業工程表情報1600の作業番号1602および製造番号1603を収集結果1700のレコードに追加する。このあと、出力部1104が、最新の収集結果1700を収集結果DB1502に格納する。これにより、作業工程表情報1600どおりに作業が行われたか否かを確認することができる。
図17は、収集結果DB1502に記憶される収集結果の記憶内容例を示す説明図である。収集結果1700は、作業者番号1701と、作業番号1702と、製造番号1703と、開始時刻1704と、終了時刻1705と、作業工程表作業番号1706と、作業工程表製造番号1707と、をテーブル化した情報である。作業者番号1701は、作業者を一意に特定する識別情報である。作業番号1702は、作業を一意に特定する識別情報である。製造番号1703は、製造物を一意に特定する識別情報である。開始時刻1704は、当該レコードで特定される作業が開始される時刻である。終了時刻1705は、当該レコードで特定される作業が終了する時刻である。
作業工程表作業番号1706は、作業工程表情報1600の作業番号1602である。作業工程表製造番号1707は、作業工程表情報1600の製造番号1603である。収集結果において、作業工程表作業番号1706および作業工程表製造番号1707が格納されていないレコードは、照合部1503において、収集結果1700と作業工程表情報1600とが一致したレコードである。一方、収集結果1700において、作業工程表作業番号1706および作業工程表製造番号1707が格納されているレコードは、照合部1503において、収集結果1700と作業工程表情報1600とを比較して作業番号1602,1702および製造番号1603,1703が一致しなかったレコードである。
図18は、実施例2にかかる収集結果の出力画面例を示す説明図である。図14との違いは、図17に対応して、作業工程表作業番号および作業工程表製造番号が表示される点である。
図19は、照合部1503による照合処理手順例を示すフローチャートである。管理装置101は、収集部1105で指定されたキーと同一のキーとなる属性情報(例として作業者番号)を指定する(ステップS1901)。つぎに、管理装置101は、未選択の収集区間があるか否かを判断する(ステップS1902)。未選択の収集区間がある場合(ステップS1902:Yes)、管理装置101は、未選択の収集区間を選択する(ステップS1903)。管理装置101は、キーを含み、かつ、選択収集区間内のレコードを、作業工程表情報1600および収集結果からそれぞれ抽出する(ステップS1904)。
管理装置101は、抽出した両レコードの作業番号1602,1702および製造番号1603,1703が一致するか否かを判断する(ステップS1905)。一致する場合(ステップS1905:Yes)、管理装置101は、収集結果1700からの抽出レコードを収集結果DB1502に格納する(ステップS1906)。そして、ステップS1902に移行する。一方、不一致である場合(ステップS1905:No)、管理装置101は、収集結果からの抽出レコードと、作業工程表情報1600からの抽出レコードの作業番号1702および製造番号1703と、を収集結果DB1502に格納する(ステップS1907)。そして、ステップS1902に移行する。
ステップS1902において、管理装置101は、未選択の収集区間がない場合(ステップS1902:No)、照合処理を終了する。これにより、管理者は、作業工程表情報1600どおりに作業が行われたか否かを確認することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、または置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
100 管理システム
101 管理装置
102 多面体
203 加速度センサ
300 多面体テーブル
1101 特定部
1102 判断部
1103 選択部
1104 出力部
1105 収集部
1503 照合部

Claims (8)

  1. 多面体を用いて作業内容を管理する管理装置であって、
    前記多面体は、前記多面体の姿勢を検出する検出部を有し、
    前記多面体の各面には、前記作業内容に関する属性情報が表示され、
    前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、前記多面体から前記姿勢に関する情報を受信する通信インタフェースと、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記通信インタフェースからの前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記多面体の特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定する特定処理と、
    前記特定処理によって特定された前記作業内容に関する属性情報を出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする管理装置。
  2. 請求項1に記載の管理装置であって、
    前記通信インタフェースは、ネットワーク装置を介して前記多面体から、前記姿勢に関する情報と、前記ネットワーク装置が検出した前記多面体からの前記姿勢に関する情報の信号強度と、の組み合わせを受信し、
    前記プロセッサは、
    同一期間内に前記姿勢に関する情報および前記信号強度が複数組受信された場合、前記各信号強度に基づいて、複数の前記姿勢に関する情報から管理対象となる前記姿勢に関する情報を選択する選択処理を実行し、
    前記特定処理では、前記プロセッサは、前記選択処理によって選択された前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定することを特徴とする管理装置。
  3. 請求項1に記載の管理装置であって、
    前記多面体を複数用い、
    前記各多面体は、それぞれ異なる作業内容を一意に特定する識別情報を記憶する記憶部を有し、
    前記通信インタフェースは、前記各多面体から前記姿勢に関する情報および前記識別情報を含む多面体情報を受信し、
    前記プロセッサは、
    前記通信インタフェースからの前記各多面体からの前記多面体情報に含まれる前記識別情報の組み合わせが管理対象となる組み合わせであるか否かを判断する判断処理を実行し、
    前記特定処理では、前記プロセッサは、前記判断処理によって前記管理対象となる組み合わせであると判断された場合、前記各多面体情報に含まれる前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体ごとに、前記多面体が載置された状態において前記特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記各多面体の前記作業内容に関する属性情報を出力することを特徴とする管理装置。
  4. 請求項3に記載の管理装置であって、
    前記通信インタフェースは、ネットワーク装置を介して前記各多面体から、前記多面体情報と、前記ネットワーク装置が検出した前記多面体からの前記多面体情報の信号強度と、を受信し、
    前記プロセッサは、
    同一期間内に前記多面体情報および前記信号強度が複数組受信された場合、前記各信号強度に基づいて、複数の前記多面体情報の中から管理対象候補となる多面体情報の組み合わせを選択する選択処理を実行し、
    前記判断処理では、前記プロセッサは、前記選択処理によって選択された前記管理対象候補となる多面体情報の組み合わせに含まれる前記識別情報の組み合わせに基づいて、前記管理対象候補となる前記多面体情報の組み合わせが、管理対象となる多面体情報の組み合わせであるか否かを判断し、
    前記特定処理では、前記プロセッサは、前記判断処理によって判断された前記管理対象候補となる前記多面体情報の組み合わせに含まれる前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体ごとに、前記多面体が載置された状態において前記特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定することを特徴とする管理装置。
  5. 請求項3に記載の管理装置であって、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記各多面体の前記属性情報を作業に関する時刻情報に関連付けて、前記記憶デバイス内または他の記憶デバイス内の第1データベースに格納することを特徴とする管理装置。
  6. 請求項5に記載の管理装置であって、
    前記記憶デバイスは、前記各多面体の前記属性情報を用いた前記作業の時系列な工程を示す作業工程表情報を記憶しており、
    前記プロセッサは、
    複数の前記属性情報のうち特定の属性情報に基づいて、残余の属性情報を前記第1データベースから収集する収集処理と、
    前記収集処理による収集結果と前記作業工程表情報とを同一時間帯で照合する照合処理と、を実行し、
    前記出力処理では、前記プロセッサは、前記照合処理によって前記収集結果と前記作業工程表情報とが一致した時間帯については、前記収集結果を第2データベースに格納し、不一致となった時間帯については、前記収集結果と、前記残余の属性情報に対応する前記作業工程表情報内の属性情報と、を前記第2データベースに格納することを特徴とする管理装置。
  7. 多面体と、前記多面体を用いて作業内容を管理する管理装置と、を有する管理システムであって、
    前記多面体は、前記多面体の姿勢を検出する検出部を有し、
    前記多面体の各面には、前記作業内容に関する属性情報が表示され、
    前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、前記多面体から前記姿勢に関する情報を受信する通信インタフェースと、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記通信インタフェースからの前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記多面体の特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定する特定処理と、
    前記特定処理によって特定された前記作業内容に関する属性情報を出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする管理システム。
  8. 多面体を用いて作業内容を管理する管理装置による管理方法であって、
    前記多面体は、前記多面体の姿勢を検出する検出部を有し、
    前記多面体の各面には、前記作業内容に関する属性情報が表示され、
    前記管理装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶する記憶デバイスと、前記多面体から前記姿勢に関する情報を受信する通信インタフェースと、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記通信インタフェースからの前記姿勢に関する情報に基づいて、前記多面体が載置された状態において前記多面体の特定の面に表示されている前記作業内容に関する属性情報を特定する特定処理と、
    前記特定処理によって特定された前記作業内容に関する属性情報を出力する出力処理と、
    を実行することを特徴とする管理方法。
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