JP2018067056A - データ収集プログラム、データ収集システム及びデータ収集方法 - Google Patents

データ収集プログラム、データ収集システム及びデータ収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信量のボトルネックを解消するとともに通信量の増加を抑制することを可能とするデータ収集プログラム、データ収集システム及びデータ収集方法を提供する。【解決手段】複数の機器から、集約が行われる検索キー情報に対応するデータを受信した場合、そのデータに対応する検索キー情報を代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、検索キー情報を受信した場合であって、受信した検索キー情報が未送信である場合、受信した検索キー情報に対応するデータを含む複数のデータに対応する検索キー情報を情報処理装置に送信し、複数の機器から、集約が行われない検索キー情報に対応するデータを受信した場合であって、受信したデータに対応する検索キー情報が未送信である場合、受信したデータを含む複数のデータに対応する検索キー情報を情報処理装置に送信し、第1割合と第2割合とに基づき、代表ゲートウェイ装置に対する検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う。【選択図】図7

Description

本発明は、データ収集プログラム、データ収集システム及びデータ収集方法に関する。
例えば、利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、利用者に対して各種サービスの提供を行うために、用途に応じた業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。具体的に、事業者は、例えば、複数のセンサにおいて計測された計測データ(例えば、データセンター内の温度や湿度等のデータ)の検索を行う検索装置を含む情報処理システムを構築する。この場合、検索装置は、例えば、複数のセンサが計測した計測データを収集して記憶装置に記憶する。そして、検索装置は、利用者からの検索要求を受信した場合、記憶装置に記憶されたデータから検索要求に対応するデータを抽出して利用者に提示する。
上記のような検索装置において、各センサが計測した計測データが大量に存在する場合、記憶装置が有する記憶容量やネットワークの負荷等の制約から、全ての計測データを記憶装置に記憶することが困難である場合がある。そのため、事業者は、例えば、各センサと検索装置との間の通信経路上に、複数のゲートウェイ装置を配置する。そして、各ゲートウェイ装置は、例えば、各センサが計測した計測データを記憶し、記憶した計測データを示す情報(以下、検索キー情報とも呼ぶ)を検索装置に送信する。これにより、検索装置は、各ゲートウェイ装置から送信された検索キー情報を参照することで、検索要求に対応する計測データが記憶されているゲートウェイ装置を特定することが可能になる。そのため、検索装置は、各センサが計測した計測データの全てを記憶装置に記憶することなく、検索要求に対応する計測データの検索を行うことが可能になる(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2006−268431号公報 特開2006−350511号公報
ここで、各センサが計測する計測データの量が膨大である場合、事業者は、検索装置が検索キー情報の収集を行う方法を採用した場合であっても、ネットワークの負荷等を抑えることができない場合がある。
そこで、各ゲートウェイ装置は、他のゲートウェイ装置との間において検索キー情報の送受信を行い、検索キー情報を一部のゲートウェイ装置(以下、代表ゲートウェイ装置とも呼ぶ)に集約する。これにより、情報処理システムは、検索装置に対する検索キー情報の送信を、代表ゲートウェイ装置に集中的に行わせることが可能になる。そのため、情報処理システムは、検索装置と各ゲートウェイ装置との間に発生する通信量を抑制することが可能になる。
しかしながら、この場合、検索装置と各ゲートウェイ装置との間に発生する通信量を抑制することが可能になる一方、ゲートウェイ装置間における通信量は増加する。そのため、情報処理システムは、通信量のボトルネックとなる検索装置と各ゲートウェイ装置との間における通信量の抑制を優先的に行いつつ、ゲートウェイ装置間における通信量の増加を抑制する必要がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、通信量のボトルネックを解消するとともに通信量の増加を抑制することを可能とするデータ収集プログラム、データ収集システム及びデータ収集方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、複数の機器から送信されたデータに対応する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とアクセスするゲートウェイ装置に実行させるデータ収集プログラムにおいて、前記複数の機器から、集約が行われる前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データに対応する前記検索キー情報を前記検索キー情報の集約を行う代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を受信した場合であって、受信した前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記検索キー情報に対応する前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記複数の機器から、集約が行われない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合であって、受信した前記データに対応する前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、自装置が前記代表ゲートウェイ装置でない場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数と他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数との和に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う、処理を前記ゲートウェイ装置に実行させる。
一つの側面によれば、通信量のボトルネックを解消するとともに通信量の増加を抑制することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図2は、計測データの検索が行われる際の具体例について説明する図である。 図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。 図4は、ゲートウェイ装置2のハードウエア構成を示す図である。 図5は、情報処理装置1の機能ブロック図である。 図6は、ゲートウェイ装置2の機能ブロック図である。 図7は、第1の実施の形態における情報収集処理の概略を説明するフローチャート図である。 図8は、第1の実施の形態における情報収集処理の概略を説明するフローチャート図である。 図9は、第1の実施の形態における情報収集処理の概略を説明するフローチャート図である。 図10は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図11は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図12は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図13は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図14は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図15は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図16は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図17は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図18は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図19は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図20は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図21は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図22は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図23は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図24は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図25は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。 図26は、検索キー情報131の具体例を説明する図である。 図27は、集約対象情報232の具体例を説明する図である。 図28は、送信状況情報234、現集約率情報235及び単独集約率情報236の具体例を説明する図である。 図29は、検索キー情報131の具体例を説明する図である。 図30は、検索キー情報131の具体例を説明する図である。 図31は、送信指示情報233及び送信状況情報234の具体例を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム10の構成を示す図である。情報処理システム10は、例えば、情報処理装置1(以下、検索装置1とも呼ぶ)と、複数台のゲートウェイ装置2(以下、GW装置2とも呼ぶ)と、複数台のセンサ3(以下、機器3またはデバイス3とも呼ぶ)と、操作端末4とを有する。具体的に、図1に示す例における情報処理システム10は、ゲートウェイ装置2a、2b及び2cと、ゲートウェイ装置2aに計測データを送信する機器3a、3b及び3cと、ゲートウェイ装置2bに計測データを送信する機器3d及び3eと、ゲートウェイ装置2cに計測データを送信する機器3f及び3gとを有する。
機器3は、例えば、データセンター内における温度等を計測し、計測した内容を含む計測データを生成する。そして、機器3は、生成した計測データをゲートウェイ装置2に対して送信する。なお、機器3には、所定の位置に固定された機器の他、車載機器やモバイル端末等が含まれる。そのため、各機器3は、計測データを送信するゲートウェイ装置2を変更する場合がある。
ゲートウェイ装置2は、機器3から受信した計測データを自装置の記憶装置に記憶する。そして、ゲートウェイ装置2は、機器3から受信した計測データから検索キー情報を生成し、生成した検索キー情報を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1は、ゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報を自装置の記憶装置に記憶する。その後、情報処理装置1は、利用者から操作端末4を介して計測データの検索要求を受け付けた場合、記憶装置に記憶された検索キー情報を参照し、受け付けた検索要求に対応する計測データを示す検索キー情報を特定する。そして、情報処理装置1は、検索キー情報が示すゲートウェイ装置2(検索要求に対応する計測データが記憶されたゲートウェイ装置2)にアクセスし、検索要求に対応する計測データを取得する。その後、情報処理装置1は、例えば、取得した計測データを検索要求の送信元である操作端末4に送信する。
[計測データの検索が行われる際の具体例]
次に、計測データの検索が行われる際の具体例について説明を行う。図2は、計測データの検索が行われる際の具体例について説明する図である。なお、以下、機器3についての表記を省略する。
図2に示す例において、ゲートウェイ装置2a、2b及び2cは、それぞれ記憶装置230a、230b及び230c(以下、これらを総称して記憶装置230とも呼ぶ)を有している。そして、記憶装置230a、230b及び230cには、機器3から送信された計測データ231a、231b及び231c(以下、これらを総称して計測データ231とも呼ぶ)がそれぞれ記憶されている。また、図2に示す例において、情報処理装置1は、記憶装置130を有している。そして、記憶装置130には、各ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131が記憶されている。
具体的に、ゲートウェイ装置2aは、機器3aから送信された計測データ231aを受信した場合、図2に示すように、受信した計測データ231aを記憶装置230aに記憶する。また、ゲートウェイ装置2aは、この場合、受信した計測データ231aから検索キー情報131を生成し、生成した検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。そして、情報処理装置1は、ゲートウェイ装置2aから検索キー情報131を受信した場合、図2に示すように、受信した検索キー情報131を記憶装置130に記憶する。
一方、情報処理装置1は、操作端末4から送信された検索要求を受け付けた場合、記憶装置130に記憶された検索キー情報131を参照し、受け付けた検索要求に対応する計測データ231を示す検索キー情報131を特定する。そして、情報処理装置1は、特定した検索キー情報131がゲートウェイ装置2cを示している場合、ゲートウェイ装置2cの記憶装置230cにアクセスし、検索要求に対応する計測データ231cの取得を行う。
ここで、各機器3が計測する計測データ231の量が膨大である場合、情報処理システム10は、情報処理装置1が検索キー情報131の収集を行う方法を採用した場合であっても、ネットワークの負荷等を抑えることができない場合がある。
そこで、情報処理システム10は、例えば、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間において検索キー情報131の送受信を行い、検索キー情報131を一部の代表ゲートウェイ装置2に集約する。これにより、情報処理システム10は、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信を、代表ゲートウェイ装置2に集中的に行わせることが可能になる。そのため、情報処理システム10は、情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間に発生する通信量を抑制することが可能になる。
しかしながら、この場合、情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量を抑制することが可能になる一方、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における通信量は増加することになる。そのため、事業者は、通信量のボトルネックとなる情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の抑制を優先的に行いつつ、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における通信量の増加を抑制する必要がある。
そこで、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、各機器3から、集約が行われる検索キー情報131に対応する計測データ231(以下、単にデータとも呼ぶ)を受信した場合、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する。
また、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合であって、受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した検索キー情報131に対応する計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
さらに、ゲートウェイ装置2は、各機器3から、集約が行われない検索キー情報131に対応する計測データ231を受信した場合であって、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
すなわち、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、機器3から計測データ231を受信した場合、例えば、予め定められた情報(以下、集約機器情報とも呼ぶ)を参照し、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が、代表ゲートウェイ装置2において集約される検索キー情報131であるか否かを判定する。そして、ゲートウェイ装置2は、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が、集約される検索キー情報131であると判定した場合、受信した計測データ231から生成した検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信して集約を行う。また、ゲートウェイ装置2は、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が、集約されない検索キー情報131であると判定した場合、受信した計測データ231から生成した検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
これにより、ゲートウェイ装置2は、例えば、代表ゲートウェイ装置2において集約した方が情報処理システム10の全体としての通信量を抑制することができる検索キー情報131のみを、代表ゲートウェイ装置2において集約することが可能になる。そのため、ゲートウェイ装置2は、情報処理システム10の全体としての通信量を効率的に抑制することが可能になる。
また、ゲートウェイ装置2は、機器3から計測データ231を受信した場合、受信した計測データ231だけでなく、他の計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、例えば、機器3から受信した計測データ231だけでなく、自装置が今後受信する可能性がある複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。さらに、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合、受信した検索キー情報131に対応する計測データ231だけでなく、他の計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、例えば、他のゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報131に対応する計測データ231だけでなく、自装置が今後受信する可能性がある複数のデータ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1に対して行われる検索キー情報131の送信頻度を抑制することが可能になる。そのため、ゲートウェイ装置2は、情報処理システム10の全体としての通信量を効率的に抑制することが可能になる。
そして、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2でない場合、代表ゲートウェイ装置2における、各機器3から受信した計測データ231の数と他のゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報131の数との和に対する情報処理装置1に送信した検索キー情報131の数である割合(以下、第1割合とも呼ぶ)を取得する。また、ゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2でない場合、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を行わないとした場合の自装置における、各機器3から受信する計測データ231の数に対する情報処理装置1に送信する検索キー情報131の数である割合(以下、第2割合とも呼ぶ)を取得する。そして、ゲートウェイ装置2は、第1割合と第2割合とに基づき、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行う。
すなわち、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信している場合、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を自発的において行う。具体的に、ゲートウェイ装置2は、自装置による検索キー情報131の送信によって、情報処理システム10の全体における通信量が抑制されていないと判定した場合、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を自発的に中止する。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の抑制を優先的に行いつつ、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における通信量の増加を抑制することが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を示す図である。また、図4は、ゲートウェイ装置2のハードウエア構成を示す図である。
情報処理装置1は、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、検索キー情報131の収集を行う処理(以下、情報収集処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。また、記憶媒体104は、例えば、情報収集処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、情報格納領域130は、例えば、図1等で説明した記憶装置130に対応する。
CPU101は、図3に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して情報収集処理を行う。また、外部インターフェース103は、例えば、イントラネットやインターネット等からなるネットワークNWを介してゲートウェイ装置2及び操作端末4と通信を行う。
また、ゲートウェイ装置2は、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、外部インターフェース(I/Oユニット)203と、記憶媒体204とを有する。各部は、バス205を介して互いに接続される。
記憶媒体204は、例えば、記憶媒体204内のプログラム格納領域(図示しない)に、情報収集処理を行うためのプログラム210を記憶する。また、記憶媒体204は、例えば、情報収集処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域230(以下、記憶部230とも呼ぶ)を有する。なお、情報格納領域230は、例えば、図2で説明した記憶装置230に対応する。
CPU201は、図4に示すように、プログラム210の実行時に、プログラム210を記憶媒体204からメモリ202にロードし、プログラム210と協働して情報収集処理を行う。また、外部インターフェース203は、例えば、イントラネットやインターネット等からなるネットワークNWを介して情報処理装置1及び機器3と通信を行う。
[情報処理システムの機能]
次に、情報処理システム10の機能について説明する。図5は、情報処理装置1の機能ブロック図である。また、図6は、ゲートウェイ装置2の機能ブロック図である。
情報処理装置1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、例えば、情報受信部111と、機器特定部112と、代表決定部113と、情報送信部114と、データ検索部115と、情報管理部116として動作する。そして、情報格納領域130には、例えば、検索キー情報131が記憶される。
また、ゲートウェイ装置2のCPU201は、プログラム210と協働することにより、例えば、情報受信部211と、情報送信部212と、送信判定部213と、情報管理部214として動作する。そして、情報格納領域230には、例えば、検索キー情報131と、計測データ231と、集約対象情報232と、送信指示情報233と、送信状況情報234と、現集約率情報235と、単独集約率情報236とが記憶される。なお、情報格納領域230に記憶された検索キー情報131は、情報処理装置1の情報格納領域130に記憶された検索キー情報131と同じ内容の情報である。
情報処理装置1の情報受信部111は、各ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131をそれぞれ受信する。そして、情報処理装置1の情報管理部116は、各ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131を情報格納領域130に記憶する。検索キー情報131は、機器3から送信された計測データ231を含む複数の計測データ231を示す識別情報131aと、その計測データ231を送信した機器3を示す機器情報131bとを含む情報である。また、検索キー情報131は、例えば、情報処理装置1に各検索キー情報131を送信したゲートウェイ装置2(各検索キー情報131を生成したゲートウェイ装置2)を示すゲートウェイ情報131cを含む情報である。検索キー情報131の具体例については後述する。
また、情報受信部111は、例えば、操作端末4から計測データ231の検索要求を受信する。
情報処理装置1の機器特定部112は、例えば、情報受信部111が受信した検索キー情報131のそれぞれに所定回数以上含まれる機器情報131bのうち、複数のゲートウェイ装置2からそれぞれ受信した検索キー情報131にそれぞれ含まれる機器情報131b(以下、集約機器情報131bとも呼ぶ)を特定する。
情報処理装置1の代表決定部113は、機器特定部112が特定した集約機器情報131bを含む検索キー情報131を送信した複数のゲートウェイ装置2の中から、検索キー情報131を集約する代表ゲートウェイ装置2を決定する。
情報処理装置1の情報送信部114は、代表決定部113が決定した代表ゲートウェイ装置2を示す情報と集約機器情報131bとを、集約機器情報131bを含む検索キー情報131を送信した複数のゲートウェイ装置2のうち、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報を送信するゲートウェイ装置2にそれぞれ送信する。
情報処理装置1のデータ検索部115は、例えば、情報受信部111が操作端末4から計測データ231の検索要求を受信したことに応じて、その検索要求に対応する計測データ231を示す識別情報131aを含む検索キー情報131を特定する。そして、データ検索部115は、特定した検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2の情報格納領域230にアクセスし、情報受信部111が受信した検索要求に対応する計測データ231の検索(特定)を行う。
なお、データ検索部115は、検索対象の計測データ231に対応する検索キー情報131が複数存在する場合、検索対象の計測データ231を特定するまでの間、各検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2にそれぞれアクセスを行う。
ゲートウェイ装置2の情報受信部211は、各機器3から計測データ231をそれぞれ受信する。また、情報受信部211は、自装置が代表ゲートウェイ装置2である場合、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信する。そして、ゲートウェイ装置2の情報管理部214は、受信した計測データ231及び検索キー情報131を情報格納領域230に記憶する。
また、情報受信部211は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2である場合、代表ゲートウェイ装置2が算出した現集約率情報235を受信する。現集約率情報235については後述する。
ゲートウェイ装置2の情報送信部212は、情報受信部211が、情報処理装置1から受信した集約機器情報131bに対応する機器3から計測データ231を受信した場合、検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する。具体的に、情報送信部212は、この場合、情報受信部211が受信した計測データ231を示す識別情報131aと、受信した計測データ231を送信した機器3に対応する機器情報131bとを含む検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する。
また、情報送信部212は、情報受信部211が、情報処理装置1に送信済の識別情報131aを含まない検索キー情報131を他のゲートウェイ装置2から受信した場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、情報送信部212は、この場合、情報受信部211が受信した検索キー情報131に含まれる識別情報131aが示す計測データ231を含む複数の計測データ231を示す識別情報131aと、情報受信部211が受信した検索キー情報131に含まれる機器情報131bとを含む検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
さらに、情報送信部212は、情報受信部211が、情報処理装置1から受信した集約機器情報131bに対応しない機器3から、情報処理装置1に送信済の識別情報131aに対応しない計測データ231を受信した場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、情報送信部212は、この場合、情報受信部211が受信した計測データ231を含む複数の計測データ231を示す識別情報131aと、情報受信部211が受信した計測データ231を送信した機器3に対応する機器情報131bを含む検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
また、情報管理部214は、自装置が代表ゲートウェイ装置2である場合、現集約率情報235の算出を行う。現集約率情報235は、代表ゲートウェイ装置2における、各機器3から受信した計測データ231の数及び他のゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報131の数に対する情報処理装置1に送信した検索キー情報131の数である割合(第1割合)である。現集約率情報235は、例えば、機器情報131b毎に算出されるものであってよい。
そして、情報管理部214は、算出した現集約率情報235を情報格納領域230に記憶する。また、情報送信部212は、算出した現集約率情報235を、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2にそれぞれ送信する。
さらに、情報管理部214は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2である場合、単独集約率情報236の算出を行う。単独集約率情報236は、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を行わないとした場合の自装置における、各機器3から受信する計測データ231の数に対する情報処理装置1に送信する検索キー情報131の数である割合(第2割合)を示す情報である。単独集約率情報236は、例えば、機器情報131b毎に算出されるものであってよい。
そして、情報管理部214は、算出した単独集約率情報236を情報格納領域230に記憶する。
また、情報管理部214は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2である場合、情報受信部211が受信した現集約率情報235を情報格納領域230に記憶する。
ゲートウェイ装置2の送信判定部213は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2である場合、現集約率情報235を取得する。具体的に、代表ゲートウェイ装置2から送信された現集約率情報235が情報格納領域230に記憶されている場合、送信判定部213は、情報格納領域230に記憶された現集約率情報235を取得する。また、送信判定部213は、情報格納領域230に記憶された単独集約率情報236を取得する。さらに、送信判定部213は、取得した現集約率情報235と単独集約率情報236とに基づき、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行う。なお、集約対象情報232、送信指示情報233及び送信状況情報234については後述する。
[第1の実施の形態]
次に、第1の実施の形態について説明する。図7から図9は、第1の実施の形態における情報収集処理の概略を説明するフローチャート図である。
ゲートウェイ装置2は、図7に示すように、各機器3から計測データ231を受信するまで、または、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信するまで待機する(S201のNO)。そして、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合(S201のYES、S202のNO)、ゲートウェイ装置2は、S201の処理で受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131であるか否かを判定する(S203)。
その結果、S201の処理で受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済でない検索キー情報131である場合(S203のNO)、ゲートウェイ装置2は、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する(S204)。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、S201の処理で受信した検索キー情報131に対応する計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。一方、S201の処理で受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131である場合(S203のYES)、ゲートウェイ装置2は、S201以降の処理を再度行う。
これにより、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から新たに受信した検索キー情報131が、情報処理装置1に既に送信された検索キー情報131に含まれる場合、新たに受信した検索キー情報131の送信を省略することが可能になる。そのため、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信頻度を抑制することが可能になる。
また、各機器3から計測データ231を受信した場合(S201のYES、S202のYES)、ゲートウェイ装置2は、図8に示すように、S201の処理において受信した計測データ231が、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231であるか否かの判定を行う(S211)。具体的に、ゲートウェイ装置2は、例えば、集約する検索キー情報131に対応する計測データ231を示す情報である集約対象情報232を参照し、S201の処理において受信した計測データ231が、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231であるか否かの判定を行う。
そして、S201の処理において受信した計測データ231が、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231でない場合(S211のNO)、ゲートウェイ装置2は、S201の処理で受信した検索キー情報131が、情報処理装置1に送信済の検索キー情報131であるか否かを判定する(S212)。その結果、S201の処理で受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済でない検索キー情報131である場合(S212のNO)、ゲートウェイ装置2は、S201の処理で受信した計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する(S213)。その後、ゲートウェイ装置2は、S201以降の処理を再度行う。なお、S201の処理で受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131である場合(S212のYES)、ゲートウェイ装置2は、S204の処理を行わない。
一方、S201の処理において受信した計測データ231が、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231である場合(S211のYES)、ゲートウェイ装置2は、S201の処理で受信した計測データ231に対応する検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する(S214)。その後、ゲートウェイ装置2は、S201以降の処理を再度行う。
すなわち、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231を受信したゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2であると判定する。そのため、集約される検索キー情報131に対応する計測データ231を受信したゲートウェイ装置2は、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信を行うことなく、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を行う。
これにより、ゲートウェイ装置2は、例えば、集約対象情報232の内容に従い、代表ゲートウェイ装置2において集約を行った方が全体としての通信量を低減させることができる計測データ231に対応する検索キー情報131のみを、代表ゲートウェイ装置2に送信することが可能になる。
また、ゲートウェイ装置2は、図9に示すように、送信判定タイミングになるまで待機する(S221のNO)。送信判定タイミングは、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行うタイミングである。具体的に、送信判定タイミングは、例えば、定期的なタイミングであってよい。
そして、送信タイミングになった場合であって、自装置が代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2であると判定した場合(S221のYES、S222のNO)、ゲートウェイ装置2は、第1割合及び第2割合の取得をそれぞれ行う(S223、S224)。その後、ゲートウェイ装置2は、S223の処理で取得した第1割合と、S224の処理で取得した第2割合とに基づき、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行う(S225)。
すなわち、集約対象情報232は、例えば、情報処理装置1によって生成される情報であるが、各ゲートウェイ装置2からの情報の収集等に伴う処理負担の関係上、頻繁に更新されない場合がある。そのため、ゲートウェイ装置2は、各ゲートウェイ装置2が有する情報に基づいて、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を自発的に行う。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1が集約対象情報232の更新を頻繁に行わない場合であっても、情報処理システム10の全体としての通信量の低減を効率的に行うことが可能になる。また、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1から集約対象情報232を頻繁に受信することによる通信の発生を抑制することが可能になる。
なお、S222の処理において、自装置が他のゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131を受信するゲートウェイ装置2(代表ゲートウェイ装置2)であると判定した場合(S222のYES)、ゲートウェイ装置2は、S221以降の処理を再度行う。
このように、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、複数の機器3から、集約が行われる検索キー情報131に対応する計測データ231を受信した場合、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する。
また、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合であって、受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した検索キー情報131に対応する計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
さらに、ゲートウェイ装置2は、複数の機器3から、集約が行われない検索キー情報131に対応する計測データ231を受信した場合であって、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
そして、ゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2でない場合、代表ゲートウェイ装置2における、複数の機器3から受信した計測データ231の数と他のゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報131の数との和に対する情報処理装置1に送信した検索キー情報131の数である第1割合を取得する。また、ゲートウェイ装置2は、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を行わないとした場合の自装置における、複数の機器3から受信する計測データ231の数に対する情報処理装置1に送信する検索キー情報131の数である第2割合を取得する。そして、ゲートウェイ装置2は、第1割合と第2割合とに基づき、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行う。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の抑制を優先的に行いつつ、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における通信量の増加を抑制することが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図10から図19は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図20から図31は、第1の実施の形態における情報収集処理の詳細を説明する図である。図20から図31を参照しながら、図10から図19の情報収集処理の詳細を説明する。
[ゲートウェイ装置における情報収集処理]
初めに、ゲートウェイ装置2における情報収集処理について説明を行う。ゲートウェイ装置2の情報受信部211は、図10に示すように、各機器3から計測データ231を受信するまで、または、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信するまで待機する(S11のNO)。そして、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合(S11のYES、S12のNO)、ゲートウェイ装置2の情報管理部214は、図11に示すように、S11の処理で受信した検索キー情報131を情報格納領域230に記憶する(S21)。すなわち、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信する場合とは、図20に示すように、自装置(ゲートウェイ装置2a)が検索キー情報131の集約を行う代表ゲートウェイ装置2であることを示している。
その後、ゲートウェイ装置2の情報送信部212は、図21に示すように、S11の処理で受信した検索キー情報131に対応する計測データ231に対応する識別情報131aが集約対象情報232に含まれるか否かを判定する(S22)。すなわち、情報送信部212は、他のゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131の内容を含む検索キー情報131が既に情報処理装置1に送信されているか否かについての判定を行う。
その結果、識別情報131aが集約対象情報232に含まれない場合(S22のNO)、情報送信部212は、情報処理装置1に対して検索キー情報131の送信を行う(S23)。具体的に、情報送信部212は、S23の処理において、S11の処理で受信した検索キー情報131に対応する計測データ231を含む複数の計測データ231を示す識別情報131aと、S11の処理で受信した検索キー情報131に含まれる機器情報131bとを含む検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
その後、情報管理部214は、S23の処理で情報処理装置1に送信した検索キー情報131に含まれる識別情報131aを、情報格納領域230に記憶された集約対象情報232に追加する(S24)。
これにより、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から新たに受信した検索キー情報131に対応する計測データ231の識別情報131aが、情報処理装置1に既に送信した検索キー情報131に含まれる場合、新たに受信した検索キー情報131の送信を省略することが可能になる。そのため、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信頻度を抑制することが可能になる。
一方、S11の処理で受信した検索キー情報131に対応する計測データ231に対応する識別情報131aが集約対象情報232に含まれる場合(S22のYES)、情報送信部212及び情報管理部214は、S23及びS24の処理を行わない。すなわち、情報送信部212は、この場合、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信を行わない。
図10に戻り、各機器3から計測データ231を受信した場合(S11のYES、S12のYES)、情報管理部214は、S11の処理において受信した計測データ231を情報格納領域230記憶する(S13)。そして、情報管理部214は、この場合、S11の処理で受信した計測データ231から検索キー情報131を生成し、情報格納領域230に記憶する(S14)。
その後、情報送信部212は、S11の処理において受信した計測データ231の機器情報131bが送信状況情報234に含まれるか否かを判定する(S15)。送信状況情報234は、代表ゲートウェイ装置2において集約する計測データ231に対応する機器情報131bと、代表ゲートウェイ装置2を示す情報とを含む情報である。すなわち、情報送信部212は、送信状況情報234を参照することにより、S11の処理において受信した計測データ231に対応する検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信すべきか否かの判定を行う。
その結果、機器情報131bが送信状況情報234に含まれる場合(S15のYES)、情報送信部212は、図22に示すように、S11の処理において受信した検索キー情報131を、自装置に対応する代表ゲートウェイ装置2に送信する(S16)。
一方、S11の処理において受信した計測データ231の機器情報131bが送信状況情報234に存在しない場合(S15のNO)、情報送信部212は、図23に示すように、S11の処理において受信した計測データ231の識別情報131aが集約対象情報232に含まれるか否かを判定する(S31)。すなわち、情報送信部212は、機器3から送信された計測データ231に対応する検索キー情報131が既に情報処理装置1に送信されているか否かについての判定を行う。
その結果、計測データ231の識別情報131aが集約対象情報232に含まれないと判定した場合(S31のNO)、情報送信部212は、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する(S32)。具体的に、情報送信部212は、この場合、S11の処理において受信した計測データ231を含む複数の計測データ231を示す識別情報131aと、S11の処理において受信した計測データ231を送信した機器に対応する機器情報131bとを含む検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
その後、情報管理部214は、S32の処理で情報処理装置1に送信した検索キー情報131に含まれる識別情報131aを、情報格納領域230に記憶された集約対象情報232に追加する(S33)。
これにより、ゲートウェイ装置2は、機器3から新たに受信した計測データ231の識別情報131aが、情報処理装置1に既に送信した検索キー情報131に含まれる場合、新たに受信した計測データ231の送信を省略することが可能になる。そのため、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信頻度を抑制することが可能になる。
なお、S11の処理において受信した計測データ231の識別情報131aが集約対象情報232に含まれると判定した場合(S31のYES)、情報送信部212及び情報管理部214は、S32及びS33の処理を行わない。
そして、S16の処理、S24の処理またはS33の処理の後、ゲートウェイ装置2の送信判定部213は、図13に示すように、送信状況情報234に情報が存在するか否かを判定する(S41)。すなわち、送信状況情報234に情報が存在するゲートウェイ装置2は、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2である。したがって、送信判定部213は、送信状況情報234を参照することにより、自装置が代表ゲートウェイ装置2であるか否かの判定を行う。
その結果、送信状況情報234に情報が存在しない場合、すなわち、自装置が代表ゲートウェイ装置2である場合(S41のNO)、送信判定部213は、情報格納領域230に記憶された現集約率情報235の更新を行う(S42)。そして、送信判定部213は、更新した現集約率情報235を、自装置に対して検索キー情報131を送信する他のゲートウェイ装置2に送信する(S43)。その後、現集約率情報235を受信した他のゲートウェイ装置2は、受信した現集約率情報235を情報格納領域230に記憶する。
一方、送信状況情報234に情報が存在する場合、すなわち、自装置が代表ゲートウェイ装置2でない場合(S41のYES)、送信判定部213は、情報格納領域230に記憶された単独集約率情報236の更新を行う(S43)。
これにより、送信判定部213は、後述するように、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行うことが可能になる。以下、情報収集処理の具体例について説明を行う。
[情報収集処理の具体例]
初めに、検索キー情報131の具体例について説明を行う。図26、図29及び図30は、検索キー情報131の具体例を説明する図である。具体的に、図26(A)及び図29(A)は、ゲートウェイ装置2cの情報格納領域230cに記憶された検索キー情報131の具体例を説明する図である。また、図26(B)及び図29(B)は、ゲートウェイ装置2aの情報格納領域230aに記憶された検索キー情報131の具体例を説明する図である。さらに、図26(C)、図29(C)及び図30は、情報処理装置1の情報格納領域130に記憶された検索キー情報131(ゲートウェイ装置2aまたはゲートウェイ装置2cから送信された検索キー情報131)の具体例を説明する図である。
図26等に示す検索キー情報131は、検索キー情報131に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、機器情報131bが設定される「機器情報」と、識別情報131aが設定される「識別情報」とを項目として有する。また、図26等に示す検索キー情報131は、さらに、各検索キー情報131の送信元のゲートウェイ装置2を示す情報が設定される「ゲートウェイ情報」を項目として有する。「識別情報」には、例えば、各ゲートウェイ装置2において検索キー情報131が記憶されている位置を示す情報が設定される。また、「ゲートウェイ情報」には、各検索キー情報131を生成したゲートウェイ装置2を示す情報が設定される。
具体的に、図26(A)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスB」が設定され、「識別情報」として「hoge/piyo」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2c(ゲートウェイ装置2c)」が設定されている。また、図26(B)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「2」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「piyo/fuga」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2c」が設定されている。
そして、図26(B)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「hoge/hoge」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2a(ゲートウェイ装置2a)」が設定されている。また、図26(B)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「2」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「hoge/fuga」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2a」が設定されている。また、図26(B)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「3」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「piyo/fuga」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2c」が設定されている。
ここで、図26(B)に示す検索キー情報131における「情報ID」が「3」である検索キー情報131の「ゲートウェイ情報」には、「2c」が設定されている。すなわち、「情報ID」が「3」である検索キー情報131は、他のゲートウェイ装置2であるゲートウェイ装置2cから送信された検索キー情報131であることを示している。
さらに、図26(C)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「hoge/*」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2a」が設定されている。また、図26(C)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「2」である情報には、「機器情報」として「デバイスB」が設定され、「識別情報」として「hoge/*」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2c」が設定されている。また、図26(C)に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「3」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「piyo/*」が設定され、「ゲートウェイ情報」として「2a」が設定されている。
すなわち、例えば、図26(C)に示す検索キー情報131における「情報ID」が「2」である情報は、ゲートウェイ装置2cにおいて、図26(A)に示す検索キー情報における「情報ID」が「1」である情報に基づいて生成された情報である。そのため、図26(C)に示す検索キー情報131の「情報ID」が「2」である情報の「識別情報」に設定された「hoge/*」は、図26(A)に示す検索キー情報131の「情報ID」が「1」である情報の「識別情報」に設定された情報である「hoge/piyo」を含んでいる。
また、例えば、図26(C)に示す検索キー情報131における「情報ID」が「3」である情報は、ゲートウェイ装置2aにおいて、図26(B)に示す検索キー情報における「情報ID」が「3」である情報に基づいて生成された情報である。そのため、図26(C)に示す検索キー情報131の「情報ID」が「3」である情報の「識別情報」に設定された「piyo/*」は、図26(B)に示す検索キー情報131の「情報ID」が「3」である情報の「識別情報」に設定された情報である「piyo/fuga」を含んでいる。
次に、集約対象情報232の具体例について説明を行う。図27は、集約対象情報232の具体例を説明する図である。具体的に、図27(A)は、ゲートウェイ装置2cの情報格納領域230cに記憶された集約対象情報232の具体例を説明する図である。また、図27(B)は、ゲートウェイ装置2aの情報格納領域230aに記憶された集約対象情報232の具体例を説明する図である。
図27に示す集約対象情報232は、集約対象情報232に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、機器情報131bが設定される「機器情報」と、識別情報131aが設定される「識別情報」とを項目として有する。
具体的に、図27(A)に示す集約対象情報232において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスB」が設定され、「識別情報」として「hoge/*」が設定されている。すなわち、図27(A)に示す集約対象情報232は、図26(C)で説明した検索キー情報131のうち、「ゲートウェイ情報」が「2c」である情報の「情報ID」、「機器情報」及び「識別情報」に設定された情報と同じ情報が設定されている。
また、図27(B)に示す集約対象情報232において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「hoge/*」が設定されている。さらに、図27(B)に示す集約対象情報232において、「情報ID」が「2」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「識別情報」として「piyo/*」が設定されている。すなわち、図27(B)に示す集約対象情報232は、図26(C)で説明した検索キー情報131のうち、「ゲートウェイ情報」が「2a」である情報の「情報ID」、「機器情報」及び「識別情報」に設定された情報と同じ情報が設定されている。
続いて、送信状況情報234の具体例について説明を行う。図28は、送信状況情報234、現集約率情報235及び単独集約率情報236の具体例を説明する図である。具体的に、図28(A)は、送信状況情報234の具体例を説明する図である。また、図28(B)は、現集約率情報235の具体例を説明する図である。さらに、図28(C)は、単独集約率情報236を説明する図である。
図28(A)に示す送信状況情報234は、送信状況情報234に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、機器情報131bが設定される「機器情報」とを項目として有する。また、図28(A)に示す送信状況情報234は、検索キー情報131の送信先のゲートウェイ装置2(代表ゲートウェイ装置2)を示す情報が設定される「送信先」を項目として有する。
具体的に、図28(A)に示す送信状況情報234において、「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定され、「送信先」として「2a」が設定されている。
そして、例えば、機器3からの計測データ231の受信に伴って、図29(A)における「情報ID」が「3」である検索キー情報131を生成した場合(S11のYES、S12のYES、S14)、ゲートウェイ装置2aの情報送信部212は、S11の処理において受信した計測データ231の機器情報131bが送信状況情報234に含まれているか否かを判定する(S15)。
ここで、図28(A)における送信状況情報234における「情報ID」が「1」である情報の「機器情報」には、図29(A)における「情報ID」が「3」である検索キー情報131の「機器情報」に設定された「デバイスA」が設定されている(S15のYES)。そのため、ゲートウェイ装置2aの情報送信部212は、図29(A)における「情報ID」が「3」である検索キー情報131を、図28(A)における送信状況情報234における「情報ID」が「1」である情報の「送信先」に設定された情報が示すゲートウェイ装置2aに送信する(S16)。
そして、ゲートウェイ装置2aの情報受信部211は、例えば、ゲートウェイ装置2cの情報送信部212が送信した検索キー情報131(図29(A)における「情報ID」が「3」である検索キー情報131)を受信する(S11のYES、S12のNO)。その後、ゲートウェイ装置2aの情報管理部214は、図29(B)における検索キー情報131の「情報ID」が「4」である情報のように、受信した検索キー情報131を情報格納領域230aに記憶する(S21)。
続いて、ゲートウェイ装置2aの情報送信部212は、情報格納領域230aに記憶した検索キー情報131に対応する計測データ231の識別情報131aが集約対象情報232に存在するか否かを判定する(S22)。
ここで、図27(B)に示す集約対象情報232の「識別情報」における「情報ID」が「2」である情報の「識別情報」には、図29(B)における「情報ID」が「4」である情報の「識別情報」に設定された「piyo/hoge」を含む「piyo/*」が設定されている。そのため、情報送信部212は、情報格納領域230aに記憶した検索キー情報131に対応する計測データ231の識別情報131aが集約対象情報232に存在すると判定する(S22のYES)。
そして、ゲートウェイ装置2aが代表ゲートウェイ装置2であるため(S41のNO)、ゲートウェイ装置2aの送信判定部213は、ゲートウェイ装置2aの現集約率情報235の更新を行う(S42)。具体的に、ゲートウェイ装置2aの送信判定部213は、この場合、図29(A)における「情報ID」が「3」である検索キー情報131(S11の処理において受信した検索キー情報131)の「機器情報」に情報が設定されたデバイスAについての現集約率情報235の更新を行う。以下、デバイスAについての現集約率情報235の具体例について説明を行う。
図28(B)は、現集約率情報235の具体例について説明する図である。図28(B)に示す現集約率情報235は、現集約率情報235に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、機器情報131bが設定される「機器情報」と、最新の算出値が設定される「集約率」とを項目として有する。
具体的に、図29(B)に示す検索キー情報131のうち、「機器情報」に「デバイスA」が設定された情報であって、図27(B)に示す集約対象情報232に対応する情報の数は、「情報ID」が「1」から「4」である情報の4つである。また、図27(B)に示す集約対象情報232のうち、図29(B)に示す検索キー情報131における「情報ID」が「1」から「4」である情報に対応する情報の数は、「情報ID」が「1」及び「2」である情報の2つである。
そのため、ゲートウェイ装置2aの送信判定部213は、この場合、図29(B)に示す検索キー情報131に含まれる4つの情報が、図27(B)に示す集約対象情報232の含まれる2つの情報に集約するものと判定する。したがって、送信判定部213は、この場合、ゲートウェイ装置2aにおけるデバイスAについての現集約率情報235として、「50(%)」を算出する(S41のNO、S42)。
その後、ゲートウェイ装置2aの送信判定部213は、ゲートウェイ装置2aに対して検索キー情報131を送信していたゲートウェイ装置2cに対して、算出した現集約率情報235を送信する(S43)。
一方、ゲートウェイ装置2cの送信判定部213は、自装置が代表ゲートウェイ装置2ではないため、ゲートウェイ装置2cの単独集約率情報236の更新を行う(S41のYES、S44)。具体的に、ゲートウェイ装置2cの送信判定部213は、現集約率情報235の場合と同様に、デバイスAについての単独集約率情報236を更新する。すなわち、ゲートウェイ装置2cの送信判定部213は、ゲートウェイ装置2aに対する検索キー情報131の送信を中止した場合の、ゲートウェイ装置2cにおける検索キー情報131の集約率を算出する。以下、デバイスAについての単独集約率情報236の具体例について説明を行う。
図28(C)は、単独集約率情報236の具体例について説明する図である。図28(C)に示す単独集約率情報236は、単独集約率情報236に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、機器情報131bが設定される「機器情報」と、最新の算出値が設定される「集約率」とを項目として有する。
具体的に、図29(A)に示す検索キー情報131のうち、「機器情報」に「デバイスA」が設定された情報であって、図27(B)に示す集約対象情報232(代表ゲートウェイ装置2であるゲートウェイ装置2aの集約対象情報132)に対応する情報の数は、「情報ID」が「2」及び「3」である情報の2つである。また、図27(B)に示す集約対象情報232のうち、図29(A)に示す検索キー情報131における「情報ID」が「2」及び「3」である情報に対応する情報の数は、「情報ID」が「2」である情報の1つである。
そのため、ゲートウェイ装置2cの送信判定部213は、この場合、図29(A)に示す検索キー情報131に含まれる2つの情報が、図27(B)に示す集約対象情報232の含まれる1つの情報に集約するものと判定する。したがって、送信判定部213は、この場合、ゲートウェイ装置2aにおけるデバイスAについての現集約率情報235として、「50(%)」を算出する(S44)。
なお、上記の例において、ゲートウェイ装置2cの情報送信部212は、情報処理装置1に対して新たな検索キー情報131を送信しない(S23、S32)。そのため、情報処理装置1の情報格納領域130に記憶された検索キー情報131は、図29(C)に示すように、図26(C)に示す状態から更新されない。
[情報処理装置における情報収集処理]
次に、情報処理装置1における情報収集処理について説明を行う。情報処理装置1の情報管理部116は、図14に示すように、ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131を受信するまで待機する(S51のNO)。そして、情報管理部116は、S51の処理において受信した検索キー情報131を情報格納領域130に記憶する。
これにより、情報処理装置1は、利用者からの検索要求があった場合に、検索要求に対応する計測データ231が記憶されたゲートウェイ装置2を特定することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、検索要求に対応する計測データ231を取得することが可能になる。
[情報処理装置における集約設定処理]
次に、情報収集処理のうち、情報処理装置1が各ゲートウェイ装置2に対して検索キー情報131の集約を行うための設定を指示する処理(以下、集約設定処理とも呼ぶ)について説明を行う。初めに、情報処理装置1における集約設定処理について説明を行う。
情報処理装置1の機器特定部112は、図15に示すように、集約設定タイミングになるまで待機する(S61)。集約設定タイミングは、例えば、定期的な間隔(1分毎等)であってよい。そして、集約設定タイミングになった場合(S61のYES)、機器特定部112は、情報格納領域130に記憶された検索キー情報131において、各機器情報131bが含まれる回数をそれぞれカウントする(S62)。その結果、情報格納領域130に記憶された検索キー情報131に所定回数以上含まれる機器情報131bが存在するか否かを判定する(S63)。さらに、所定回数以上含まれる機器情報131bが存在する場合(S63のYES)、機器特定部112は、検索キー情報131の送信元のゲートウェイ装置2が複数である機器情報131bが存在するか否かを判定する(S64)。
そして、送信元のゲートウェイ装置2が複数である機器情報131bが存在すると判定した場合(S64のYES)、代表決定部113は、図24に示すように、S64の処理において存在した機器情報を含む検索キー情報131の送信元のゲートウェイ装置2のうち、検索キー情報131の送信回数が最も多いゲートウェイ装置2を代表ゲートウェイ装置2として決定する(S65)。その後、情報送信部114は、図24に示すように、S65の処理で決定した代表ゲートウェイ装置2を示す情報と、S64の処理で存在した機器情報131bとを、S64の処理で存在した機器情報131bの送信元のゲートウェイ装置2のうち、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2にそれぞれ送信する(S66)。
すなわち、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における検索キー情報131の送受信に伴う通信量の増加を抑制するためには、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における検索キー情報131の送受信を少なくすることが可能なゲートウェイ装置2を、代表ゲートウェイ装置2として決定することが好ましい。
そこで、情報処理装置1は、例えば、各ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131をそれぞれ参照し、各検索キー情報131に所定回数以上含まれ、かつ、複数のゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131に含まれる機器情報131bを特定する。また、情報処理装置1は、例えば、特定した機器情報131bを含む検索キー情報131の送信元のゲートウェイ装置2のうち、情報処理装置1に対する検索キー情報131の送信回数が最も多いゲートウェイ装置2を代表ゲートウェイ装置2として決定する。これにより、情報処理装置1は、情報処理システム10の全体としての通信量を低減させることが可能な代表ゲートウェイ装置2と、代表ゲートウェイ装置2において集約を行うべき検索キー情報131とを特定することが可能になる。
なお、情報格納領域130に記憶された検索キー情報131に所定回数以上含まれる機器情報131bが存在しない場合(S63のNO)、機器特定部112は、S61以降の処理を再度行う。同様に、送信元のゲートウェイ装置2が複数である機器情報131bが存在しないと判定した場合(S64のNO)、または、S66の処理の後、機器特定部112は、S61以降の処理を再度行う。以下、S63からS65の処理の具体例について説明を行う。
[S63からS65の処理の具体例]
図30は、S63からS65の処理の具体例を説明する図である。具体的に、図30に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「1」、「3」、「4」及び「5」である情報の「機器情報」には、「デバイスA」がそれぞれ設定されている。また、図30に示す検索キー情報131において、「情報ID」が「1」、「3」及び「4」である情報の「ゲートウェイ情報」には「2a」が設定され、「情報ID」が「5」である情報の「ゲートウェイ情報」には「2c」が設定されている。
そのため、この場合において、S63の処理おける所定回数以上に「3(回)」が含まれる場合、機器特定部112は、ゲートウェイ装置2に送信すべき機器情報131bとして「デバイスA」を特定する。また、代表決定部113は、この場合、図30に示す検索キー情報131おいて、「機器情報」に「デバイスA」が設定された情報の「ゲートウェイ情報」に最も多く設定されたゲートウェイ装置2であるゲートウェイ装置2aを、代表ゲートウェイ装置2として決定する。
[ゲートウェイ装置における集約設定処理]
次に、ゲートウェイ装置2における集約設定処理について説明を行う。情報受信部211は、図16に示すように、S65の処理で決定した代表ゲートウェイ装置2を示す情報と、S64の処理で存在した機器情報131bとを情報処理装置1から受信するまで待機する(S71のNO)。
そして、代表ゲートウェイ装置2に示す情報等を受信した場合(S71のYES)、情報管理部214は、情報格納領域230に記憶された送信指示情報233に、S71の処理で受信した機器情報131bを追加する(S72)。送信指示情報233は、代表ゲートウェイ装置2において集約する計測データ231に対応する機器情報131bと、代表ゲートウェイ装置2を示す情報とを含む情報であって、情報処理装置1における集約設定処理によって決定された情報である。以下、送信指示情報233の具体例について説明を行う。
[送信指示情報及び送信指示情報の具体例]
図31は、送信指示情報233及び送信状況情報234の具体例を説明する図である。図31(A)は、送信指示情報233の具体例を説明する図である。また、図31(B)は、送信状況情報234の具体例を説明する図である。図31(A)に示す送信指示情報233は、図28(A)において説明した送信状況情報234と同じ項目を有している。
具体的に、S71の処理において、ゲートウェイ装置2bが代表ゲートウェイ装置2であることを示す情報を受信した場合、情報管理部214は、図31(A)に示すように、「送信先」のそれぞれに「2b」を設定する。また、S71の処理において、「デバイスA」及び「デバイスC」である機器情報131bを有する検索キー情報131の送信を行う旨の情報を受信した場合、情報管理部214は、例えば、「情報ID」が「1」及び「2」である情報の「機器情報」に、それぞれ「デバイスA」及び「デバイスC」を設定する。
図16に戻り、送信判定部213は、現集約率情報235が情報格納領域230に記憶されているか否か、すなわち、現集約率情報235が情報処理装置1から送信済であるか否かを判定する(S73)。その結果、現集約率情報235が情報格納領域230に記憶されていると判定した場合(S73のYES)、送信判定部213は、S71の処理において受信した機器情報131bに対応する現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満であるか否かの判定を行う(S74)。以下、S74の処理の詳細について説明を行う。
[S74の処理の詳細]
図2等に示す例において、ゲートウェイ装置2aとゲートウェイ装置2cとが検索キー情報131の集約を行わない場合、機器情報131bが「デバイスA」である検索キー情報131の送受信による情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量は、以下の式(1)によって表される。なお、以下、ゲートウェイ装置2bが情報処理装置1及び他のゲートウェイ装置2との間で検索キー情報131の送受信を行わないものとして説明を行う。また、式(1)において、PaAは、機器情報131bが「デバイスA」である検索キー情報131のゲートウェイ装置2aにおける単独集約率情報236を示す。また、PcAは、機器情報131bが「デバイスA」である検索キー情報131のゲートウェイ装置2cにおける単独集約率情報236を示す。また、QaAは、機器情報131bが「デバイスA」である機器からゲートウェイ装置2aに対して送信された計測データ231の数を示す。さらに、QcAは、機器情報131bが「デバイスA」である機器からゲートウェイ装置2cに対して送信された計測データ231の数を示す。

(1−PaA)QaA+(1−PcA)QcA ・・・ (1)

また、ゲートウェイ装置2aとゲートウェイ装置2cとにおいて検索キー情報131の集約を行う場合、「デバイスA」から送信された計測データ231に対応する検索キー情報131の送受信による情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量は、以下の式(2)によって表される。なお、式(2)は、ゲートウェイ装置2aを代表ゲートウェイ装置2とし、ゲートウェイ装置2cを代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2とした場合の通信量を示す式である。また、式(2)において、PacAは、機器情報131bが「デバイスA」である検索キー情報131のゲートウェイ装置2cにおける現集約率情報235を示す。

(1−PacA)(QaA+QcA ・・・ (2)

さらに、式(1)から式(2)を減算した式は、以下の式(3)によって表される。

(PacA−PaA)QaA+(PacA−PcA)QcA ・・・ (3)

すなわち、式(3)は、ゲートウェイ装置2cにおける現集約率情報235と、ゲートウェイ装置2aにおける単独集約率情報236との差が0に近づく程、検索キー情報131の集約による情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の低下が小さくなることを示している。同様に、式(3)は、ゲートウェイ装置2cにおける現集約率情報235と、ゲートウェイ装置2cにおける単独集約率情報236との差が0に近づく程、検索キー情報131の集約による情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の低下が小さくなることを示している。
そのため、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2の送信判定部213は、代表ゲートウェイ装置2における現集約率情報235と、自装置の単独集約率情報236との差が0に近づいた場合に、検索キー情報131の集約を中止する旨の判定を行うことが可能になる。そこで、送信判定部213は、例えば、S71の処理において受信した機器情報131bに対応する現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満であるか否かの判定を行う(S74)。そして、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満である場合、ゲートウェイ装置2aの送信判定部213は、検索キー情報131を集約することによる効果が小さいと判定し、S71の処理において受信した機器情報131bを含む検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信しないことを決定する。
図16に戻り、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満であると判定した場合(S74のYES)、情報管理部214は、S71以降の処理を行う。すなわち、送信判定部213は、この場合、S71の処理において受信した機器情報131bを含む検索キー情報131を、代表ゲートウェイ装置2に送信しないことを決定する。
また、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満でない場合(S74のNO)、情報管理部214は、図17に示すように、S71の処理において受信した機器情報131bが送信状況情報234に含まれているか否かを判定する(S81)。そして、送信状況情報234に含まれている場合(S81のYES)、情報管理部214は、情報格納領域230に記憶された送信状況情報234から、S71の処理において受信した機器情報131bに対応する情報を削除する(S82)。一方、S71の処理において受信した機器情報131bが送信状況情報234に含まれていない場合(S81のNO)、情報管理部214は、S82の処理を行わない。
そして、情報管理部214は、情報格納領域230に記憶された送信状況情報234に、S71の処理において受信した機器情報131bに対応する情報を追加する(S83)。その後、情報管理部214は、S71以降の処理を再度行う。以下、図28(A)において説明した送信状況情報234に対してS82及びS83の処理を行う場合の具体例について説明を行う。
[S82及びS32の処理を行う場合の送信指示情報の具体例]
図31(B)は、S82及びS32の処理を行う場合の送信指示情報233の具体例について説明する図である。図31(A)において説明した送信指示情報233の「機器情報」には、「デバイスA」及び「デバイスC」がそれぞれ設定されている。また、図28(A)に示す送信状況情報234における「情報ID」が「1」である情報には、「機器情報」として「デバイスA」が設定されている。
そのため、情報管理部214は、図28(A)に示す送信状況情報234における「情報ID」が「1」である情報を削除する(S82)。これにより、情報管理部214は、図28(A)に示す送信状況情報234に含まれる情報のうち、「機器情報」に「デバイスA」が設定された情報の初期化を行うことが可能になる。そして、情報管理部214は、「情報ID」が「1」である情報を削除した送信状況情報234に対し、図31(A)において説明した送信指示情報233に含まれる各情報(「情報ID」が「1」及び「2」である情報)を追加する(S83)。
すなわち、送信指示情報233は、S71の処理で受信した情報の内容を反映するために更新される。そのため、送信指示情報233は、S71の処理において情報の受信が行われない限り更新されない情報である。これに対し、送信状況情報234は、S71の処理において情報の受信が行われた場合だけでなく、後述するように、代表ゲートウェイ装置2に検索キー情報131を送信するゲートウェイ装置2による自発的な判定によっても更新される情報である。
[集約解除処理]
次に、情報収集処理のうち、各ゲートウェイ装置2が検索キー情報131の集約を行うための設定を自発的に解除する処理(以下、集約解除処理とも呼ぶ)について説明を行う。
情報管理部214は、図18に示すように、集約解除タイミングになるまで待機する(S91)。集約解除タイミングは、例えば、定期的な間隔(1分毎等)であってよい。そして、集約解除タイミングになった場合(S91のYES)、情報管理部214は、送信状況情報234に情報が存在する場合、すなわち、自装置が代表ゲートウェイ装置2であるか否かの判定を行う(S92)。
その結果、送信状況情報234に情報が存在しない場合(S92のNO)、情報管理部214は、図25に示すように、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満である機器情報131bを特定する(S93)。
すなわち、S71の処理において情報処理装置1から集約を行う検索キー情報131の機器情報131bを受信した後、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満になった機器情報131bが新たに発生する可能性がある。そのため、情報管理部214は、S93の処理において、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が新たに所定値未満になった機器情報131bを含めて特定する。
そして、S93の処理において特定した機器情報131bに対応する情報が送信状況情報234に存在する場合(S94のYES)、情報管理部214は、図25に示すように、情報格納領域230に記憶された送信状況情報234から、S93の処理で特定した機器情報131bに対応する情報を削除する(S95)。一方、S93の処理において特定した機器情報131bに対応する情報が送信状況情報234に存在しない場合(S94のNO)、情報管理部214は、S95の処理を行わない。
すなわち、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値未満になった機器情報131bが新たに発生した場合、ゲートウェイ装置2は、新たに発生した機器情報131bを含む検索キー情報131の代表ゲートウェイ装置2に対する送信を中止する。
その後、情報管理部214は、図19に示すように、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値以上である機器情報131bを特定する(S101)。すなわち、S71の処理において情報処理装置1から集約を行う検索キー情報131の機器情報131bを受信した後、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値以上から所定値未満になり、さらに、所定値未満から所定値以上になった機器情報131bが発生する可能性がある。そのため、情報管理部214は、S101の処理において、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が再度所定値以上になった機器情報131bを含めて特定する。
そして、S101の処理において特定した機器情報131bに対応する情報が送信状況情報234に存在しない場合(S102のNO)、情報管理部214は、情報格納領域230に記憶された送信状況情報234に、S101の処理で特定した機器情報131bに対応する情報を追加する(S103)。一方、S101の処理において特定した機器情報131bに対応する情報が送信状況情報234に存在する場合(S102のYES)、情報管理部214は、S103の処理を行わない。
すなわち、現集約率情報235と単独集約率情報236との差が所定値以上になった機器情報131bが新たに発生した場合、ゲートウェイ装置2は、新たに発生した機器情報131bを含む検索キー情報131の代表ゲートウェイ装置2に対する送信を再開する。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理システム10の全体としての通信量の低減を行うための設定変更を随時行うことが可能になる。
このように、本実施の形態におけるゲートウェイ装置2は、各機器3から集約が行われる検索キー情報131に対応する計測データ231を受信した場合、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131を代表ゲートウェイ装置2に送信する。
また、ゲートウェイ装置2は、他のゲートウェイ装置2から検索キー情報131を受信した場合であって、受信した検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した検索キー情報131に対応する計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
さらに、ゲートウェイ装置2は、各機器3から集約が行われない検索キー情報131に対応する計測データ231を受信した場合であって、受信した計測データ231に対応する検索キー情報131が情報処理装置1に送信済の検索キー情報131に含まれない場合、検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。具体的に、ゲートウェイ装置2は、この場合、受信した計測データ231を含む複数の計測データ231に対応する検索キー情報131を情報処理装置1に送信する。
そして、ゲートウェイ装置2は、自装置が代表ゲートウェイ装置2でない場合、代表ゲートウェイ装置2における、各機器3から受信した計測データ231の数と他のゲートウェイ装置2から受信した検索キー情報131の数との和に対する情報処理装置1に送信した検索キー情報131の数である第1割合を取得する。また、ゲートウェイ装置2は、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を行わないとした場合の自装置における、各機器3から受信する計測データ231の数に対する情報処理装置1に送信する検索キー情報131の数である第2割合を取得する。そして、ゲートウェイ装置2は、第1割合と第2割合とに基づき、代表ゲートウェイ装置2に対する検索キー情報131の送信を継続するか否かの判定を行う。
これにより、ゲートウェイ装置2は、情報処理装置1と各ゲートウェイ装置2との間における通信量の抑制を優先的に行いつつ、ゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間における通信量の増加を抑制することが可能になる。
[検索要求に対応する計測データの検索を行う際の処理の詳細]
次に、検索要求に対応する計測データ231の検索を行う際の処理の詳細について説明を行う。
本実施の形態におけるゲートウェイ装置2が情報処理装置1に送信する検索キー情報131には、他のゲートウェイ装置2から代表ゲートウェイ装置2に送信された検索キー情報131が含まれる場合がある。そのため、ゲートウェイ装置2から送信される検索キー情報131に対応する計測データ231には、送信された検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2に記憶されていない計測データ231が含まれる場合がある。
この点、これらの計測データ231は、ゲートウェイ装置2から送信された検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2に対して検索キー情報131の送信を行った他のゲートウェイ装置2に記憶されている。そのため、情報処理装置1のデータ検索部115は、検索要求に対応する計測データ231が、その計測データ231に対応する検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2に記憶されていない場合、上記の他のゲートウェイ装置2にアクセスを行う。
具体的に、データ検索部115は、検索対象の計測データ231に対応する検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2の情報格納領域230に記憶された検索キー情報131を参照する。そして、データ検索部115は、ゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2に対して検索対象の計測データ231を送信したゲートウェイ装置2を特定する。その後、データ検索部115は、特定したゲートウェイ装置2の情報格納領域230を参照し、検索対象の計測データ231の取得を行う。
そのため、データ検索部115は、検索要求に対応する計測データ231が検索キー情報131に含まれるゲートウェイ情報131cが示すゲートウェイ装置2に記憶されていない場合であっても、処理負荷を大幅に増やすことなく計測データ231の検索を行うことが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
複数の機器から送信されたデータに対応する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とアクセスするゲートウェイ装置に実行させるデータ収集プログラムにおいて、
前記複数の機器から、集約が行われる前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データに対応する前記検索キー情報を前記検索キー情報の集約を行う代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を受信した場合であって、受信した前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記検索キー情報に対応する前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記複数の機器から、集約が行われない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合であって、受信した前記データに対応する前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、
自装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置である場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数と他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数との和に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う、
処理を前記ゲートウェイ装置に実行させることを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記検索キー情報は、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含み、
前記送信する処理では、前記機器情報に含まれる集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信する、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記集約機器情報は、前記情報処理装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置に送信した情報である、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記4)
付記2において、
前記検索キー情報は、前記情報処理装置に各検索キー情報を送信した前記ゲートウェイ装置を示すゲートウェイ情報を含み、
前記情報処理装置は、前記データの検索要求を受信したことに応じて、前記検索要求に対応する前記データを示す前記識別情報を含む前記検索キー情報を特定し、特定した前記検索キー情報に含まれる前記ゲートウェイ情報が示す特定のゲートウェイ装置に記憶された前記データから、前記検索要求に対応する前記データの検索を行う、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記5)
付記4において、
前記情報処理装置は、前記特定のゲートウェイ装置が記憶する前記データに、前記検索要求に対応する前記データが含まれていない場合、前記特定のゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置に記憶された前記データから、前記検索要求に対応する前記データの検索を行う、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記6)
付記1において、
前記判定する処理では、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値未満である場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続する旨の判定を行い、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値以上である場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を中止する旨の判定を行う、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記7)
付記6において、
前記判定する処理では、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を中止する旨の判定を行った後、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値未満になった場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を再開する旨の判定を行う、
ことを特徴とするデータ収集プログラム。
(付記8)
複数の機器から送信されたデータを記憶する複数のゲートウェイ装置と、前記データに対する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とを有するデータ収集システムであって、
前記情報処理装置は、
前記複数のゲートウェイ装置から、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを含む複数のデータを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含む前記検索キー情報をそれぞれ受信する情報受信部と、
受信した前記検索キー情報のそれぞれに所定回数以上含まれる前記機器情報のうち、複数のゲートウェイ装置からそれぞれ受信した前記検索キー情報にそれぞれ含まれる集約機器情報を特定する機器特定部と、
特定した前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を集約する代表ゲートウェイ装置を決定する代表決定部と、
前記代表ゲートウェイ装置を示す情報と前記集約機器情報とを、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置にそれぞれ送信する情報送信部とを有し、
前記ゲートウェイ装置は、
前記情報処理装置から受信した前記集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信する情報送信部と、
自装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置である場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数及び他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う送信判定部と、を有する、
ことを特徴とするデータ収集システム。
(付記9)
付記8において、
前記検索キー情報は、前記情報処理装置に各検索キー情報を送信した前記ゲートウェイ装置を示すゲートウェイ情報を含み、
前記情報処理装置は、さらに、
前記データの検索要求を受信したことに応じて、前記検索要求に対応する前記データを含む識別情報を含む前記検索キー情報を特定し、特定した前記検索キー情報に含まれる前記ゲートウェイ情報が示す特定のゲートウェイ装置に記憶された前記データから、前記検索要求に対応する前記データの検索を行うデータ検索部を有する、
ことを特徴とするデータ収集システム。
(付記10)
付記9において、
前記データ検索部は、
前記特定のゲートウェイ装置が記憶する前記データに、前記検索要求に対応する前記データが含まれていない場合、前記特定のゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置に記憶された前記データから、前記検索要求に対応する前記データの検索を行う、
ことを特徴とするデータ収集システム。
(付記11)
付記8において、
前記代表決定部は、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記情報処理装置に対して前記検索キー情報を送信した回数が最も多いゲートウェイ装置を、前記代表ゲートウェイ装置として決定する、
ことを特徴とするデータ収集システム。
(付記12)
複数の機器から送信されたデータを記憶する複数のゲートウェイ装置と、前記データに対する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とを有するデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、
前記情報処理装置は、
前記複数のゲートウェイ装置から、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを含む複数のデータを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含む前記検索キー情報をそれぞれ受信し、
受信した前記検索キー情報のそれぞれに所定回数以上含まれる前記機器情報のうち、複数のゲートウェイ装置からそれぞれ受信した前記検索キー情報にそれぞれ含まれる集約機器情報を特定し、
特定した前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を集約する代表ゲートウェイ装置を決定し、
前記代表ゲートウェイ装置を示す情報と前記集約機器情報とを、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置にそれぞれ送信する情報送信部とを有し、
前記ゲートウェイ装置は、
前記情報処理装置から受信した前記集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、
自装置が前記代表ゲートウェイ装置でない場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数及び他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う、
ことを特徴とするデータ収集方法。
1:情報処理装置 2:ゲートウェイ装置
3:機器 4:操作端末

Claims (9)

  1. 複数の機器から送信されたデータに対応する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とアクセスするゲートウェイ装置に実行させるデータ収集プログラムにおいて、
    前記複数の機器から、集約が行われる前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データに対応する前記検索キー情報を前記検索キー情報の集約を行う代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を受信した場合であって、受信した前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記検索キー情報に対応する前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記複数の機器から、集約が行われない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合であって、受信した前記データに対応する前記検索キー情報が前記情報処理装置に送信済の前記検索キー情報に含まれない場合、受信した前記データを含む複数のデータに対応する前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、
    自装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置である場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数と他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数との和に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う、
    処理を前記ゲートウェイ装置に実行させることを特徴とするデータ収集プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記検索キー情報は、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含み、
    前記送信する処理では、前記機器情報に含まれる集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信する、
    ことを特徴とするデータ収集プログラム。
  3. 請求項2において、
    前記集約機器情報は、前記情報処理装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置に送信した情報である、
    ことを特徴とするデータ収集プログラム。
  4. 請求項2において、
    前記検索キー情報は、前記情報処理装置に各検索キー情報を送信した前記ゲートウェイ装置を示すゲートウェイ情報を含み、
    前記情報処理装置は、前記データの検索要求を受信したことに応じて、前記検索要求に対応する前記データを示す前記識別情報を含む前記検索キー情報を特定し、特定した前記検索キー情報に含まれる前記ゲートウェイ情報が示す特定のゲートウェイ装置に記憶された前記データから、前記検索要求に対応する前記データの検索を行う、
    ことを特徴とするデータ収集プログラム。
  5. 請求項1において、
    前記判定する処理では、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値未満である場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続する旨の判定を行い、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値以上である場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を中止する旨の判定を行う、
    ことを特徴とするデータ収集プログラム。
  6. 請求項5において、
    前記判定する処理では、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を中止する旨の判定を行った後、前記第1割合と前記第2割合との差が所定の値未満になった場合、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を再開する旨の判定を行う、
    ことを特徴とするデータ収集プログラム。
  7. 複数の機器から送信されたデータを記憶する複数のゲートウェイ装置と、前記データに対する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とを有するデータ収集システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のゲートウェイ装置から、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを含む複数のデータを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含む前記検索キー情報をそれぞれ受信する情報受信部と、
    受信した前記検索キー情報のそれぞれに所定回数以上含まれる前記機器情報のうち、複数のゲートウェイ装置からそれぞれ受信した前記検索キー情報にそれぞれ含まれる集約機器情報を特定する機器特定部と、
    特定した前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を集約する代表ゲートウェイ装置を決定する代表決定部と、
    前記代表ゲートウェイ装置を示す情報と前記集約機器情報とを、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置にそれぞれ送信する情報送信部とを有し、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記情報処理装置から受信した前記集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信する情報送信部と、
    自装置が前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信するゲートウェイ装置である場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数及び他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う送信判定部と、を有する、
    ことを特徴とするデータ収集システム。
  8. 請求項7において、
    前記代表決定部は、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記情報処理装置に対して前記検索キー情報を送信した回数が最も多いゲートウェイ装置を、前記代表ゲートウェイ装置として決定する、
    ことを特徴とするデータ収集システム。
  9. 複数の機器から送信されたデータを記憶する複数のゲートウェイ装置と、前記データに対する検索キー情報を参照して前記データの検索を行う情報処理装置とを有するデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のゲートウェイ装置から、前記複数の機器のうちの特定の機器から送信された前記データを含む複数のデータを示す識別情報と、前記特定の機器を示す機器情報とを含む前記検索キー情報をそれぞれ受信し、
    受信した前記検索キー情報のそれぞれに所定回数以上含まれる前記機器情報のうち、複数のゲートウェイ装置からそれぞれ受信した前記検索キー情報にそれぞれ含まれる集約機器情報を特定し、
    特定した前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置から、前記検索キー情報を集約する代表ゲートウェイ装置を決定し、
    前記代表ゲートウェイ装置を示す情報と前記集約機器情報とを、前記集約機器情報を含む前記検索キー情報を送信した複数のゲートウェイ装置のうち、前記代表ゲートウェイ装置に前記検索キー情報を送信したゲートウェイ装置にそれぞれ送信する情報送信部とを有し、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記情報処理装置から受信した前記集約機器情報に対応する機器から、前記データを受信した場合、受信した前記データを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報とを含む検索キー情報を前記代表ゲートウェイ装置に送信し、他のゲートウェイ装置から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報を受信した場合、受信した前記検索キー情報に含まれる前記識別情報が示す前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記検索キー情報に含まれる前記機器情報とを含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、前記集約機器情報に対応しない機器から、前記情報処理装置に送信済の前記識別情報を含まない前記検索キー情報に対応する前記データを受信した場合、受信した前記データを含む複数のデータを示す前記識別情報と、受信した前記データを送信した機器に対応する前記機器情報を含む前記検索キー情報を前記情報処理装置に送信し、
    自装置が前記代表ゲートウェイ装置でない場合、前記代表ゲートウェイ装置における、前記複数の機器から受信した前記データの数及び他のゲートウェイ装置から受信した前記検索キー情報の数に対する前記情報処理装置に送信した前記検索キー情報の数である第1割合と、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を行わないとした場合の自装置における、前記複数の機器から受信する前記データの数に対する前記情報処理装置に送信する前記検索キー情報の数である第2割合とに基づき、前記代表ゲートウェイ装置に対する前記検索キー情報の送信を継続するか否かの判定を行う、
    ことを特徴とするデータ収集方法。
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