JP2018066760A - 経路告知装置、サーバ装置、経路告知システム及び経路告知方法並びに経路告知用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】経路の探索に当たって、自車の特徴や一時的な道路状況をも考慮してより適切な経路を探索することが可能な経路告知装置を提供する。【解決手段】車両の特徴を示す特徴情報をサーバ装置SVへ送信するインターフェース1と、送信された特徴情報により示される特徴に相当する特徴を有する他の車両の走行履歴を用いて探索された、車両が移動する経路を示す経路データを取得するCPU2と、取得した経路データを表示するディスプレイ3と、を備える。【選択図】図3

Description

本願は、経路告知装置、サーバ装置、経路告知システム及び経路告知方法並びに経路告知用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、探索された経路を運転者等の使用者に告知する経路告知装置及びサーバ装置、経路告知システム並びに経路告知方法及び当該経路告知装置用のプログラムの技術分野に属する。
近年、例えば車両に搭載されてその移動を案内するナビゲーション装置が広く一般化している。一般的にナビゲーション装置においては、出発地から目的地までの経路に沿った案内が行われる。このような従来のナビゲーション装置に関する先行技術文献としては、例えば下記特許文献1がある。
この特許文献1に記載されている技術では、予め記憶されている地図データと、自車の車両情報(例えば、自車の車幅、車高又は製造メーカ名等)とから、自車が通行できない道路を除外した経路を探索する構成とされている。
特開2007−33331号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術では、既存の地図データから通行できない道路を判断しているため、地図データに含まれていない細かな情報(例えば、道路上の段差の有無等)や、道路状況が変化した場合(例えば、自転車の駐輪によって実際の道路の幅よりも道幅が一時的に狭くなっている)等においては、走行し難い道路を含む経路を提示してしまうという問題点があった。
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、経路の探索に当たって、自車の特徴や一時的な道路状況をも考慮してより適切な経路を探索することが可能な経路告知装置及びサーバ装置、経路告知システム並びに経路告知方法及び当該経路告知装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体の特徴を示す特徴情報を外部へ送信する送信手段と、前記送信された特徴情報により示される前記特徴に相当する特徴を有する他の移動体の移動履歴を示す履歴情報を用いて探索された、前記移動体が移動する経路を示す経路情報を取得する取得手段と、前記取得した経路情報を告知する告知手段と、を備える。
実施形態に係る経路告知装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る経路探索システムの全体構成を示す図である。 実施例に係るサーバ装置等の概要構成を示すブロック図であり、(a)は当該サーバ装置の概要構成を示すブロック図であり、(b)は実施例に係るナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係る経路探索処理を示すフローチャート等であり、(a)は当該経路探索処理における道路データの更新処理等を示すフローチャートであり、(b)は当該経路探索処理を示すフローチャートである。 実施例に係る経路探索処理を説明する図である。
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態に係る経路告知装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る経路告知装置NVは、送信手段1と、取得手段2と、告知手段3と、を備えて構成されており、送信手段1は、例えばインターネット等のネットワークを介して外部SVに接続されている。
この構成において送信手段1は、移動体の特徴を示す特徴情報を外部SVへ送信する。
一方取得手段2は、送信手段1により送信された特徴情報により示される移動体の特徴に相当する特徴を有する他の移動体の移動履歴を示す履歴情報を用いて探索された、移動体が移動する経路を示す経路情報を取得する。
そして告知手段3は、取得手段2により取得した経路情報を告知する。
以上説明したように、実施形態に係る経路告知装置Sの動作によれば、移動体の特徴に相当する特徴を有する他の移動体の移動履歴を示す履歴情報を用いて探索された当該移動体の経路を示す経路情報を取得して告知するので、相当する特徴を有する他の移動体の移動履歴が経路の探索に反映されることで、より適切な経路を探索することができる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図5を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、車両等の複数の移動体(以下、車両等の移動体を単に「車両」と称する)にそれぞれ搭載された複数のナビゲーション装置と、サーバ装置と、が、例えばインターネット等のネットワークを介して接続されてなる経路探索システムにおける経路探索処理に対して実施形態を適用した場合の実施例である。
また、図2は実施例に係る経路探索システムの全体構成を示す図であり、図3は実施例に係るサーバ装置等の概要構成を示すブロック図であり、図4は実施例に係る経路探索処理を示すフローチャートである。このとき図2及び図3では、図1に示した実施形態に係る経路探索装置NVにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該経路探索装置NVにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。
図2に示すように、実施例に係る経路探索システムSは、サーバ装置SVと、実施形態に係る経路探索装置NVの一例としての複数のナビゲーション装置NV1、ナビゲーション装置NV2、…、ナビゲーション装置NVn(nは自然数)と、により構成されている。そしてサーバ装置SVと、各ナビゲーション装置NV1、ナビゲーション装置NV2、…、ナビゲーション装置NVnと、は、例えばインターネット等のネットワークWを介して情報の授受が可能に接続されている。なお以下の説明において、各ナビゲーション装置NV1、ナビゲーション装置NV2、…、ナビゲーション装置NVnについて共通の事項を説明する場合、適宜、単に「ナビゲーション装置NV」と称する。
一方サーバ装置SVは、図3(a)に例示するように、インターフェース10と、CPU11と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ12と、キーボード又はマウス等からなる操作部13と、後述する実施例に係る道路データ等を含むデータベースを不揮発性に記録するハードディスク等からなる記録部14と、により構成されている。このときインターフェース10が、本願に係る「受信手段」の一例、「サーバ装置受信手段」の一例、「送信手段」の一例及び「サーバ装置送信手段」の一例にそれぞれ相当する。またCPU11が本願に係る「探索手段」の一例に相当し、記録部14が本願に係る「記憶手段」の一例に相当する。
他方各ナビゲーション装置NVはそれぞれ、図3(b)に例示するように、実施形態に係る送信手段1の一例としてのインターフェース1と、実施形態に係る取得手段2の一例としてのCPU2と、液晶ディスプレイ等からなる実施形態に係る告知手段3の一例としてのディスプレイ3と、操作ボタン又はリモコン等からなる操作部4と、ナビゲーション装置NVがそれぞれ搭載されている車両の移動案内に必要な地図データや音声データ等或いは経路探索用の探索データ等のナビゲーション用データ等を含むデータベースを不揮発性に記録するハードディスク等からなる記録部5と、加速度センサ等の自立型センサ及びGPS(Global Positioning System)センサ並びに渋滞情報等収集用のVICS(Vehicle Information and Communication System)(登録商標)センサ等からなるセンサ部6と、により構成されている。このとき、インターフェース1が本願に係る「受信手段」の一例に相当し、CPU2が本願に係る「探索手段」の一例に相当する。
以上説明した構成においてサーバ装置SVのインターフェース10は、CPU11の制御の下、各ナビゲーション装置NVとの間のネットワークWを介したデータの入出力を制御する。そしてCPU11は、操作部13における使用者(管理者)による操作に基づき、必要な情報をディスプレイ12に表示させつつ、実施例に係る経路探索処理を実行する。このとき記録部14に記録されている道路データ等は、必要により読み出されてCPU11により当該経路探索処理に供される。
ここで、サーバ装置SVの記録部14に記録されている上記道路データについて、具体的に説明する。上述したようにサーバ装置SVの記録部14には、以下の表1に例示する実施例に係る道路データが記録されている。
この表1において、実施例に係る道路データとしては、車両の例えば車種(ボディーサイズ)ごとに、各道路を他の道路から識別するために道路IDに対応付けて、所定期間におけるその道路の進行台数と、当該車種の車両の割合(その道路を進行した全車種の車両の総数に対するその車種の車両の割合)が、各ナビゲーション装置NVからネットワークWを開始して参照可能に記述されている。このとき当該道路IDとは、経路案内用の地図データにおいて、道路を分割して得られる道路の最小単位ごと(より具体的には、例えばいわゆる「リンク」ごと)に予め付与されている道路IDである。以下の説明では、当該最小単位を単に「リンク」と称する。
例えば表1に例示する場合、所定期間に道路ID「イ」のリンクを進行した車両2479台のうち、普通車は687台であったので、その割合として約0.28(687台/2479台≒0.28)が記述されている。また同様に、所定期間に道路ID「ロ」のリンクを進行した車両1468台のうち、普通車は256台であったので、その割合として約0.17(256台/1468台≒0.28)が記述されている。このような道路データは、ナビゲーション装置NVから後述するように送信されてくる走行履歴情報を受信してこれを逐次道路データに加算していくことで更新されつつ、記録部14に記録されている。
一方各ナビゲーション装置NVのインターフェース1は、CPU2の制御の下、サーバ装置SVとの間のネットワークWを介したデータの入出力を制御する。そしてCPU2は、操作部4における使用者(運転者等)による操作に基づき、必要な情報をディスプレイ3に表示させつつ、実施例に係る経路探索処理を実行する。またCPU2は、センサ部6から出力されてくる現在位置データ及び渋滞情報等に基づき、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の移動を案内するナビゲーション処理をも実行する。
次に実施例に係る経路探索処理について、図2乃至図5を用いて具体的に説明する。なお当該経路探索処理は、主としてサーバ装置SVのCPU11及び各ナビゲーション装置NVのCPU2を中心として実行される。
初めに、実施例に係る経路探索処理のうち、サーバ装置SVにおいて実行される上記道路データの更新処理等について、図4(a)を用いて説明する。
図4(a)に示すように、実施例に係る道路データの更新処理としてサーバ装置SVのCPU11は、各ナビゲーション装置NVから例えば定期的に送信されてくる走行履歴情報を受信する(ステップS1)。
ここで実施例に係る走行履歴情報について説明する。実施例に係る走行履歴情報は、それを送信するナビゲーション装置NVが搭載されている車両の現在位置データ、当該現在位置データに対応する時刻データ、及び当該現在位置データに対応する進行方位データ等を含む一般の走行履歴情報に加えて、当該車両の特徴を示す実施例に係る特徴情報を含む走行履歴情報である。
このとき、実施例に係る特徴情報とは、例えば、・「軽自動車」、「小型車」、「普通車」及び「マイクロカー」といった項目で表される「ボディーサイズ」を示すボディーサイズ情報、・「ミニバン」、「スポーティーカー」、「ワゴン」、「セダン」、「RV(Recreational Vehicle)」等の項目で表される「車両タイプ」を示す車両タイプ情報、・「YES」又は「NO」の項目で表される「ローダウン車か否か」のローダウン情報、・「YES」又は「NO」の項目で表される「車高が高い車か否か」の車高情報、・「AT(オートマチック)」又は「MT(マニュアル)」の項目で表されるミッション情報、・「右ハンドル」又は「左ハンドル」の項目で表されるハンドル情報、・「YES」又は「NO」の項目で表される「オープンカーか否か」のオープンカー情報、・「YES」又は「NO」の項目で表される「電気自動車か否か」の電気自動車情報、 等を含む情報であり、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の使用者が、その車両についての上記各情報の項目をナビゲーション装置NVにおいて予め入力して、例えば記録部5に記録させておいた情報である。実施例に係る走行履歴情報が上記の特徴情報を含んで送信されてくることから、サーバ装置SVでは、それを受信して解析/分類することにより、上記表1に例示する道路データを更新しつつ形成することができるのである。このため実施例に係るナビゲーション装置NVは、例えば上記したように定期的に、上記走行履歴情報をサーバ装置SVに送信する。
図4(a)に戻って、走行履歴情報をいずれかのナビゲーション装置NVから受信したサーバ装置SVのCPU11は、受信した走行履歴情報の中に上記特徴情報が含まれているか否かを判定し(ステップS2)、当該特徴情報が含まれていない場合は(ステップS2;NO)、後述するステップS5の処理に移行する。一方ステップS2の判定において、送信されてきた走行履歴情報に特徴情報が含まれている場合(ステップS2;YES)、CPU11は次に、当該受信した走行履歴を例えば道路の上記リンクごとに分割し(ステップS3)、更に当該分割したリンクごとの走行履歴情報に対してステップS2の判定により確認された特徴情報をそれぞれ付加する(ステップS4)。次にCPU11は、特徴情報が付加された状態でリンクごとに分割されている走行履歴情報を当該リンクごとに上記道路データとして反映させ(より具体的には、道路データ内の項目として加算し)(ステップS5)、更に特徴情報ごとに改めて割合を再計算して表1に例示する道路データを更新する(ステップS6)。
なお上記ステップS2の判定において走行履歴情報に特徴情報が含まれていなかった場合(ステップS2;NO)の上記ステップS5の処理としては、例えば当該走行履歴を表1に例示する道路データ以外の他の統計データ等に反映させることになる。
以上のステップS1乃至ステップS6の処理により、各ナビゲーション装置NVから送信されてくる走行履歴情報に含まれている特徴情報を用いた、表1に例示する実施例に係る道路データの更新が実行される。
次に、実施例に係る経路探索処理のうち、各ナビゲーション装置NVにおいてそれぞれ実行される経路探索処理について、図4(b)及び図5を用いて説明する。
図4(b)に示すように、実施例に係る経路探索処理として各ナビゲーション装置NVのCPU2は、初めに、例えば使用者(運転者等)による操作部4を用いた操作により目的地点及び所定の探索条件が設定されると、当該設定された探索条件等に基づいて当該目的地点までの経路の候補である候補経路を探索する(ステップS10)。
次にCPU2は、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両において上記特徴情報が入力/設定されて記録部5に記録されているか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11の判定において特徴情報が記録されていない場合(ステップS11;NO)、CPU2は後述するステップS15の処理に移行する。
一方ステップS11の判定において特徴情報が記録されていた場合(ステップS11;YES)、CPU2は次に、その特徴情報内の一又は複数の情報(上記ボディーサイズ情報等の中のいずれか)のうち、その時の経路探索において回避すべき又は優先すべき情報を選択する(ステップS12)。この選択処理は、例えばディスプレイ3に上記一又は複数の情報を含む選択画面を表示すること等により行われる。ステップS12の選択処理についてより具体的には、例えばナビゲーション装置NVが搭載されている車両がローダウン車であることが上記ローダウン情報により示されているとき、ローダウン車であることを優先すべきか否かを選択する。このときローダウン車であることを優先すべきと選択された場合に、以下の経路探索処理では、路面の凹凸がより少ない道路が優先的に探索されることになる。
次にCPU2は、ステップS10の探索処理により探索された候補経路に含まれるリンクについての道路データであって、表1に例示する特徴情報により分類されている道路データをサーバ装置SVから取得する(ステップS13)。そしてCPU2は、ステップS10の探索処理により探索された候補経路を示すデータにおいて、それぞれのリンクにおける所要時間を、特徴情報に基づいて加減して調整する(ステップS14)。このステップS14の処理として具体的には、例えば、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両が、その特徴情報により示される特徴を有しているが故に通行し難いリンクについて、ステップS10の探索処理により探索された候補経路の当該リンクの所要時間を増大させ、候補経路としての優先度を下げさせる等の調整を行う。また例えば、特徴情報として「普通車」であることを示すボディーサイズ情報が記録部5に記録されている場合、表1に例示する道路データを参照して、同じ「普通車」の割合が高いリンク(即ち、普通車が進行し易いと考えられるリンク)ほどそのリンクの所要時間を短く調整し、候補経路としての優先度を上げさせる調整を行う。更に反対に、「普通車」の割合が低いリンク(即ち、普通車が進行し難いと考えられるリンク)ほどそのリンクの所要時間を長く調整し、候補経路としての優先度を下げさせる調整を行う。
なお、ステップS14に係る調整処理では、上記した所要時間の他に、距離等も調整の対象となるが、これらの値自体を調整する他に、経路探索処理に一般に用いられているパラメータである「コスト」を、その調整の対象としてもよい。この場合、ステップS10の探索処理により探索された候補経路を示すデータ自体(上記所要時間等自体)ではなくコストを調整することで、これらを別個に扱って実施例に係る経路探索処理を実行することができる。具体的には、例えば特徴情報として「普通車」であることを示すボディーサイズ情報が記録されている場合、表1に例示する道路データを参照して、同じ「普通車」の割合が高いリンクほどそのコストを下げるように調整し、候補経路としての優先度を上げさせる。また「普通車」の割合が低いリンクほどそのコストを上げるように調整し、候補経路としての優先度を下げさせる。
次にCPU2は、ステップS14の処理による調整後の所要時間等に基づいて、候補経路(ステップS10参照)ごとに、各候補経路の出発地点から目的地点までの全所要時間を算出し(ステップS15)、その算出された全所要時間が最も短い候補経路を最終的な経路として使用者(運転者等)に例えばディスプレイ3を介して提示する(ステップS16)。その後処理部2は、当該提示した経路を用いた案内処理等を継続する。
なお上記ステップS11の判定において特徴情報が記録されていない場合(ステップS11;NO)のステップS15以降の処理としては、従来の経路探索処理と同様の処理となる。
次に、表1に例示する道路データを前提として、実施例に係る経路探索処理について図5を用いて説明する。図5は、地図データ上の経路を模したイメージ図であり、丸印がリンク同士の接続点を示す。そして、表1に例示する道路ID「イ」のリンク、道路ID「ロ」のリンク、道路ID「ハ」のリンク及び道路ID「ニ」のリンクがそれぞれ示されている。また車両の形のマークで示される現在地に「普通車」である車両が位置しており、「目的地」で示される目的地点まで移動する途上であるとする。この場合、図4(b)に示すステップS10の処理に係る候補経路として、それぞれ、道路ID「イ」のリンク、道路ID「ロ」のリンク、道路ID「ハ」のリンク又は道路ID「ニ」のリンクを含む四通りの候補経路が探索されているとすると、表1に例示する道路データを参照して、道路ID「イ」のリンクを含む候補経路が普通車が最も通り易く(即ち、表1の道路データにおいて普通車の割合が最も高い)、次に道路ID「ロ」のリンクを含む候補経路が通り易く、以下、道路ID「ニ」のリンクを含む候補経路→道路ID「ハ」のリンクを含む候補経路、の順で通り易い候補経路ということになる。そしてこの順で所要時間の調整(図4(b)ステップS14参照)が行われる結果、全所要時間が最も短い候補経路として道路ID「イ」のリンクを含む候補経路が提示される(図4(b)ステップS16参照)。これにより図5に例示する車両は、図5に実線矢印で示すように道路ID「イ」のリンクを含む経路に沿って目的地点まで移動することになる。
以上それぞれ説明したように、実施例に係る経路探索処理によれば、ナビゲーション装置NVが搭載された車両の特徴に相当する特徴を有する他の車両の走行履歴情報を用いて探索された候補経路を提示するので、相当する特徴を有する他の車両の走行履歴が経路の探索に反映されることで、より適切な経路を探索することができる。
また、道路データを用いて経路を探索するに当たり、当該道路データに基づいて、車両の数又は割合が他のリンクに対して相対的に少ないリンクの優先順位を下げて探索する場合には、相当する特徴を有する車両があまり進行しないリンクの優先順位を下げて経路を探索することで、より適切に経路を探索することができる。
一方、道路データを用いて経路を探索するに当たり、当該道路データに基づいて、車両の数又は割合が他のリンクに対して相対的に多いリンクの優先順位を上げて探索するので、相当する特徴を有する車両が頻繁に進行するリンクの優先順位を上げて経路を探索することで、より適切に経路を探索することができる。
更に、例えばサーバ装置SVに記録されている道路データを所定の時間帯によって区分した上で、当該時間帯の区分ごとに候補経路を探索する構成とすれば、時間帯に応じた最適な経路を提示することができる。
また特徴情報に、車両の幅、高さ又は区分を示す情報等が含まれているので、当該幅等に応じて適切な経路を探索することができる。
なお、上述した実施例では、ディスプレイ3を用いて候補経路等を提示する場合について説明したが、この提示を図示しないスピーカを用いた音声により行ってもよい。
更に、上述した実施例では、経路探索処理自体を各ナビゲーション装置NVにおいて実行する場合について説明したが、これ以外に、経路探索処理自体をサーバ装置SVに行わせるように構成することもできる。この場合には、各ナビゲーション装置NVからは特徴情報を含む走行履歴情報をサーバ装置SVに送信すると共に、経路探索に必要な目的地点を示すデータや従来の探索条件を示すデータをサーバ装置SVに送信することになる。これによりサーバ装置SVにおいて図4(b)に示した経路探索処理を実行し、その結果を、上記走行履歴情報を送信したナビゲーション装置NVに送信して提示させる。この場合には、各ナビゲーション装置NVのCPU2における処理負荷を軽減できるという効果を奏し得る。
更にまた、図4にそれぞれ示したフローチャートに相当するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係るCPU11又はCPU2として機能させることも可能である。
1 送信手段(インターフェース)
2 取得手段(CPU)
3 告知手段(ディスプレイ)
4、13 操作部
5、14 記録部
11 CPU
12 ディスプレイ
SV 外部(サーバ装置)
NV、NV1、NV2、NVn ナビゲーション装置
S 経路探索システム

Claims (1)

  1. 移動体の特徴を示す特徴情報を外部へ送信する送信手段と、
    前記送信された特徴情報により示される前記特徴に相当する特徴を有する他の移動体の移動履歴を示す履歴情報を用いて探索された、前記移動体が移動する経路を示す経路情報を取得する取得手段と、
    前記取得した経路情報を告知する告知手段と、
    を備えることを特徴とする経路告知装置。
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