JP2018065428A - 車両後部構造 - Google Patents

車両後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018065428A
JP2018065428A JP2016204403A JP2016204403A JP2018065428A JP 2018065428 A JP2018065428 A JP 2018065428A JP 2016204403 A JP2016204403 A JP 2016204403A JP 2016204403 A JP2016204403 A JP 2016204403A JP 2018065428 A JP2018065428 A JP 2018065428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower back
vehicle
bracket
inner member
floor panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016204403A
Other languages
English (en)
Inventor
聡悟 宅野
Sogo Takuno
聡悟 宅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016204403A priority Critical patent/JP2018065428A/ja
Publication of JP2018065428A publication Critical patent/JP2018065428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】ロアバックからの荷重を内側メンバに効率よく伝達させることができる車両後部構造の提供。
【解決手段】内側メンバ50とロアバック40とを結合するブラケット60が設けられている。そのため、ブラケット60が設けられていない場合に比べて、ロアバック40の車両前方への面外変形を抑制し、ロアバック40とリアフロアパネル20との結合部C0での相対変位量を低減できる。よって、ロアバック40からの荷重を効率よく内側メンバ50に伝達させることができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、車両後部の構造に関する。
特許文献1は、リアフロアパネルが後端部でロアバックに結合されるとともに、左右のリアサイドメンバの内側に設けられる内側メンバ(補強メンバ)も後端部でロアバックに結合される構造を開示している。
上記特許文献1開示の構造には、つぎの問題点がある。
図9に示すように、リアサイドメンバ間に向けて車両後方から荷重が入力された場合に、ロアバック4に車両前方への面外変形が発生し、ロアバック4とリアフロアパネル2との結合部Cでの相対変位dにより該結合部Cにて高応力が発生するおそれがある。よって、ロアバック2からの荷重を効率よく内側メンバ(補強メンバ)5に伝達させるためには改善の余地がある。
特開2012−245878号公報
本発明の目的は、ロアバックからの荷重を内側メンバに効率よく伝達させることができる車両後部構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) リアフロアパネルと、
リアフロアパネルの車両幅方向両側で車両前後方向に延在する左右のリアサイドメンバと、
前記リアフロアパネルが車両後方側端部で結合されるロアバックと、
左右の前記リアサイドメンバの車両幅方向内側で該リアサイドメンバと並行に延在する内側メンバと、
前記内側メンバの上部と前記ロアバックとを結合するブラケットと、
を有する車両後部構造。
上記(1)の車両後部構造によれば、内側メンバの上部とロアバックとを結合するブラケットが設けられている。そのため、左右のリアサイドメンバ間に向けて車両後方から荷重が入力された場合であっても、ロアバックの車両前方への面外変形を抑制してロアバックとリアフロアパネルとの結合部での相対変位量を低減できる。その結果、ロアバックからの荷重を効率よく内側メンバに伝達させることができる。
本発明実施例の車両後部構造の模式平面図である。 本発明実施例の車両後部構造の、ブラケットとその近傍を車両上側から見たときの部分斜視図である。 本発明実施例の車両後部構造の模式底面図である。 図3のA−A線概略断面図である。なお、図中の丸は結合部を示す。 図3のB−B線概略断面図である。なお、図中の丸は結合部を示す。 本発明実施例の車両後部構造の、ブラケットロアとその近傍を車両下側から見たときの部分分解斜視図である。 本発明実施例の車両後部構造の、ヒッチメンバとロアバックとの位置関係を示す模式背面図である。 本発明実施例の車両後部構造の、内側メンバとその近傍の、(a)変形前と(b)変形後を示す模式断面図である。なお、図中の丸は結合部を示す。 従来の車両後部構造の、内側メンバとその近傍の、(a)変形前と(b)変形後を示す模式断面図である。なお、図中の丸は結合部を示す。
以下に、図面を参照して、本発明実施例の車両後部構造を説明する。なお、図中において、UPは車両上方、FRは車両前方、OUTは車両幅方向外側を示す。
本発明実施例の車両後部構造10は、図1に示すように、リアフロアパネル20と、リアフロアパネル20の車両幅方向両側で車両前後方向に延在する左右のリアサイドメンバ30と、リアフロアパネル20が車両後方側端部で結合されるロアバック40と、左右のリアサイドメンバ30の車両幅方向内側でリアサイドメンバ30と並行に延在する内側メンバ50と、内側メンバ50の上部とロアバック40とを結合するブラケット60と、を有する。また、本発明実施例の車両後部構造10は、図3に示すように、第2のブラケット70をさらに有する。
リアフロアパネル20は、図4に示すように、車両幅方向中央のフロアパン21と、フロアパン21の車両幅方向両外側に位置しフロアパン21と互いに固定されるリアフロアサイド22と、を備える。
左右の(一対の)リアサイドメンバ30は、下方に向って開放される断面略ハット形状の強度部材であり、リアフロアパネル20のリアフロアサイド22の上面に結合されている。車両後部構造10には、図1に示すように、左右のリアサイドメンバ30間にわたって車両幅方向に延在し両端がリアサイドメンバ30に結合されるリアフロアクロスメンバ32と、リアフロアクロスメンバ32の前方で車両幅方向に延在し両端がリアサイドメンバ30に結合されるリアフロアフロントクロスメンバ34とが、それぞれ設けられている。
図2に示すように、ロアバック40には、リアフロアパネル20の後端部が結合部C0で結合される。また、ロアバック40には、リアサイドメンバ30の後端部も結合される。ロアバック40の車両後方側には、図7に示すように、ボート積載車やキャンピングカーなどの被牽引車を連結して牽引するためのトーイングヒッチメンバ80が設けられている。トーイングヒッチメンバ80は、車両幅方向に沿って配置されるヒッチクロス81を備えており、ヒッチクロス81は両端部の締結部82でロアバック40に締結固定されている。また、トーイングヒッチメンバ80は、図2に示すように、ロアバック40の車両前方側かつリアフロアパネル20の上側でリアサイドメンバ30およびロアバック40と締結固定されるヒッチメンバリインフォースアッパ83と、図3に示すように、ロアバック40の車両前方側かつリアフロアパネル20の下側でリアフロアパネル20と締結固定されるヒッチメンバリインフォースロア84と、を備えている。
車両後部構造10は、車両の軽量化や荷室容量確保のためランフラットタイヤやパンク修理キットの採用により、スペアタイヤレス化された車両に適用される。このスペアタイヤレス化された車両では、車両後面衝突時などにスペアタイヤがないことでスペアタイヤを介した車両前方への荷重伝達経路が無くなるため、リアサイドメンバ30への荷重増加が懸念される。そこで、スペアタイヤに代わる荷重伝達経路を確保するため、フロアパン21部分に内側メンバ50が設けられている。
内側メンバ50は、図1に示すように、左右のリアサイドメンバ30の車両幅方向内側で、車両幅方向に間隔をおいて一対設けられている。内側メンバ50は、後端部でロアバック40に結合され前端部でリアフロアクロスメンバ32に結合されている。各内側メンバ50は、図4に示すように、フロアパン21の上面に沿って設けられる内側メンバアッパ51と、フロアパン21の下面に沿って設けられる内側メンバロア52と、を備える。
内側メンバアッパ51は、下方に向って開放される断面略ハット形状の強度部材であり、フロアパン21の上面側に結合される。内側メンバアッパ51は、後端部でロアバック40にリアフロアパネル20とともに結合部C0で結合されている。結合は、特に限定されるものではないが、たとえば、ボルト締結、溶接、リベットを用いる等の方法で行われる(後述するC1〜C11も同様)。内側メンバロア52は、内側メンバアッパ51の真下に設けられており、上方に向って開放される断面略ハット形状の強度部材である。
ブラケット60は、内側メンバ50の上部とロアバック40とを結合するブラケットである。具体的には、内側メンバアッパ51の上部51aとロアバック40の車両前方側面とを結合するブラケットである。ブラケット60は、一部品構成であってもよく、互いに固定される複数部品構成であってもよい。図2に示すように、ブラケット60は、ロアバック40のみならず周囲の部品と結合されている。ブラケット60のロアバック40を含む周囲の部品との結合の一例はつぎのとおりである。ブラケット60は、ブラケット60のフランジ部61に設けられる結合部C1,C2で、ヒッチメンバリインフォースアッパ82、ロアバック40およびヒッチクロス81の締結部82(図7参照)と結合されている。また、ブラケット60は、フランジ部61に設けられる結合部C3で、ロアバック40と結合されている。さらに、ブラケット60は、ブラケット60の基部62に設けられる結合部C4,C5で、内側メンバアッパ51の上部51aと結合されている。ブラケット60とロアバック40との結合部(C1,C2,C3)は、リアフロアパネル20とロアバック40との結合部C0よりも上方に位置する。
第2のブラケット70は、図6に示すように、内側メンバロア52とロアバック40とを結合するブラケットである。第2のブラケット70は、内側メンバロア52と同様に上方に向って開放される断面略ハット形状となっており、内側メンバロア52を下方から覆うようにして設けられている。第2のブラケット70は、一部品構成であってもよく、互いに固定される複数部品構成であってもよい。第2のブラケット70は、ロアバック40のみならず周囲の部品と結合されている。第2のブラケット70のロアバック40を含む周囲の部品との結合の一例はつぎのとおりである。第2のブラケット70は、第2のブラケット70の一方のフランジ部71に設けられる結合部C6で、フロアパン21と結合されている。また、第2のブラケット70は、第2のブラケット70の下部72に設けられる結合部C7で、内側メンバロア52の下部52aと結合されている。また、第2のブラケット70は、第2のブラケットの他方のフランジ部73に設けられる結合部C8で、内側メンバロア52およびフロアパン21と結合されている。さらに、第2のブラケット70は、内側メンバロア52の車両後側に回り込むようにして設けられる回り込みフランジ部74と、第2のブラケット70とロアバッグ40との間に介在される板状部材75と、に設けられる結合部C9,C10,C11で、ロアバック40と結合されている。第2のブラケット70とロアバック40との結合部(C9,C10,C11)は、リアフロアパネル20とロアバック40との結合部C0よりも下方に位置する。
つぎに、トーイング時のトーイングヒッチメンバ80からの荷重Fによって、左右のリアサイドメンバ30間に向けて車両後方から荷重が入力される場合の作用、効果を説明する。ただし、車両後方からの荷重は、車両後面衝突によって生じる荷重等であってもよい。
(i)図7に示すように、トーイングヒッチメンバ80からの入力によって、締結部82に内側かつ上方へのモーメントMが発生する。このモーメントMによりロアバック40に面内回転力が加わり、ロアバック40が車両前方へ面外変形しようとする。
(ii)ここで、本発明実施例では、図8に示すように、内側メンバアッパ51とロアバック40とを結合するブラケット60が設けられている。そのため、ブラケット60が設けられていない場合に比べて、ロアバック40の車両前方への面外変形を抑制し、ロアバック40とリアフロアパネル20との結合部C0での相対変位量dを低減できる。よって、ロアバック40からの荷重を効率よく内側メンバ50に伝達させることができる。
(iii)さらに、本発明実施例では、内側メンバロア52とロアバック40とを結合する第2のブラケット70が設けられている。そのため、ブラケット60のみが設けられており第2のブラケット70が設けられていない場合に比べて、ロアバック40とリアフロアパネル20との結合部C0での相対変位量dをさらに低減できる。よって、ロアバック40からの荷重をさらに効率よく内側メンバ50に伝達させることができる。
本発明実施例では、トーイングヒッチメンバ80が設定される場合を説明したが、トーイングヒッチメンバ80は設定されていなくてもよい。また、トーイングヒッチメンバ80の設定無仕様に対してブラケット60と第2のブラケット70を追加しトーイングヒッチメンバ80設定仕様を成立できるため、車両本体の共通化が図れて効率的である。
10 車両後部構造
20 リアフロアパネル
21 フロアパン
22 リアフロアサイド
30 リアサイドメンバ
32 リアフロアクロスメンバ
34 リアフロアフロントクロスメンバ
40 ロアバック
50 内側メンバ
51 内側メンバアッパ
51a 内側メンバアッパの上部
52 内側メンバロア
52a 内側メンバロアの下部
60 ブラケット
70 第2のブラケット
75 板状部材
80 トーイングヒッチメンバ
81 ヒッチクロス
82 締結部
83 ヒッチメンバリインフォースアッパ
84 ヒッチメンバリインフォースロア
C0−C11 結合部

Claims (1)

  1. リアフロアパネルと、
    リアフロアパネルの車両幅方向両側で車両前後方向に延在する左右のリアサイドメンバと、
    前記リアフロアパネルが車両後方側端部で結合されるロアバックと、
    左右の前記リアサイドメンバの車両幅方向内側で該リアサイドメンバと並行に延在する内側メンバと、
    前記内側メンバの上部と前記ロアバックとを結合するブラケットと、
    を有する車両後部構造。
JP2016204403A 2016-10-18 2016-10-18 車両後部構造 Pending JP2018065428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204403A JP2018065428A (ja) 2016-10-18 2016-10-18 車両後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204403A JP2018065428A (ja) 2016-10-18 2016-10-18 車両後部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018065428A true JP2018065428A (ja) 2018-04-26

Family

ID=62086734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016204403A Pending JP2018065428A (ja) 2016-10-18 2016-10-18 車両後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018065428A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021122131A1 (fr) * 2019-12-18 2021-06-24 Renault S.A.S Structure de partie arriere de caisse de vehicule automobile equipee de longerons et longeronnets

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021122131A1 (fr) * 2019-12-18 2021-06-24 Renault S.A.S Structure de partie arriere de caisse de vehicule automobile equipee de longerons et longeronnets
FR3105153A1 (fr) * 2019-12-18 2021-06-25 Renault S.A.S Structure de partie arriere de caisse de vehicule automobile equipee de longerons et longeronnets

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9896131B2 (en) Vehicle floor portion structure
US9764705B2 (en) Vehicle connecting member and vehicle front section structure
US8857902B2 (en) Front vehicle body structure
US9394003B2 (en) Vehicle framework structure
US10589789B2 (en) Vehicle body front part structure
WO2013088896A1 (ja) 車体構造
US20140159433A1 (en) Vehicle body lateral structure
US20120212010A1 (en) Front body of vehicle
JP2009126197A (ja) 後部車体構造
US11161400B2 (en) Vehicle rear structure
JP5320371B2 (ja) 自動車の後部車体構造
US11066104B2 (en) Vehicle body structure and vehicle including the same
JP2016196203A (ja) 車体の後部構造
JP6432578B2 (ja) 車両の後部車体構造
US10414444B2 (en) Vehicle rear end structure
JP2018065428A (ja) 車両後部構造
KR101703620B1 (ko) 차체 멤버 체결구조
WO2018066684A1 (ja) 車両の荷重伝達システム
WO2015037130A1 (ja) 車体後部構造
JP2015063243A (ja) 車両用グリルガード取付構造
JP2018161934A (ja) 車体のフロア構造
JP2014058279A (ja) 車体下部構造
US10399604B2 (en) Vehicle rear structure
JP2009107387A (ja) 自動車の車体構造
JP2020044872A (ja) 車両の下部構造