JP2018064321A - 車両電源装置及び車両電源装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源装置内の複数の部品の異常有無をまとめて診断できる車両電源装置及び車両電源装置の制御方法を提供する。【解決手段】本発明に係る車両電源装置10は、制御部16と、第1電池11及び第2電池12と、第1電池11と第2電池12との間を第1電池11側から順に直列に接続する第1スイッチング素子13、第2スイッチング素子14、及び保護素子15と、を備え、制御部16は、第1電池11の正極端子における第1電圧と第2スイッチング素子14の第1電池11側の端子における第2電圧とに基づいて第1スイッチング素子13の異常を判定し、第2電圧と第2スイッチング素子14の第2電池12側の端子における第3電圧とに基づいて第2スイッチング素子14の異常を判定し、第3電圧と第2電池12の正極端子における第4電圧とに基づいて保護素子15の異常を判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載される電源装置の部品の異常を診断する車両電源装置及び車両電源装置の制御方法に関する。
従来、車両用のバッテリ等の電源装置において、電気負荷が接続された主電源と副電源との間に配置されるスイッチの異常有無を診断する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上記のような2電源システムを構成しているヒューズ又は他のスイッチなどの部品の診断は個別に行われ、それぞれの部品毎に診断を実施する必要があった。
上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、電源装置内の複数の部品の異常有無をまとめて診断できる車両電源装置及び車両電源装置の制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点に係る車両電源装置は、
制御部と、
第1電池及び第2電池と、
前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、及び保護素子と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定し、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定し、
前記第3電圧と前記第2電池の正極端子における第4電圧とに基づいて前記保護素子の異常を判定する。
制御部と、
第1電池及び第2電池と、
前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、及び保護素子と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定し、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定し、
前記第3電圧と前記第2電池の正極端子における第4電圧とに基づいて前記保護素子の異常を判定する。
また、本発明の第2の観点に係る車両電源装置では、
前記制御部は、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一である場合、前記保護素子は異常なしと判定し、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一でない場合、前記保護素子は異常であると判定する。
前記制御部は、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一である場合、前記保護素子は異常なしと判定し、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一でない場合、前記保護素子は異常であると判定する。
また、本発明の第3の観点に係る車両電源装置では、
前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定する。
前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定する。
また、本発明の第4の観点に係る車両電源装置では、
前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一である場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常なしと判定する。
前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一である場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常なしと判定する。
また、本発明の第5の観点に係る車両電源装置では、
前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定する。
前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定する。
また、本発明の第6の観点に係る車両電源装置では、
前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一である場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常なしと判定する。
前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一である場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常なしと判定する。
上記課題を解決するために、本発明の第7の観点に係る車両電源装置の制御方法は、
第1電池及び第2電池と、前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、を備える回路系において、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定する第1ステップと、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定する第2ステップと、
を含む。
第1電池及び第2電池と、前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、を備える回路系において、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定する第1ステップと、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定する第2ステップと、
を含む。
本発明の第1の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内の複数の部品の異常有無をまとめて診断できる。
また、本発明の第2の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内の保護素子が異常であるか否かを診断できる。
また、本発明の第3の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内のスイッチング素子がオン状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
また、本発明の第4の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内のスイッチング素子がオフ状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
また、本発明の第5の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内の他のスイッチング素子がオン状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
また、本発明の第6の観点に係る車両電源装置によれば、電源装置内の他のスイッチング素子がオフ状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
本発明の第7の観点に係る車両電源装置の制御方法によれば、電源装置内の複数の部品の異常有無をまとめて診断できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る車両電源装置及び車両電源装置の制御方法について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両電源装置10の概略を示すブロック図である。車両電源装置10は、第1電池11及び第2電池12と、第1電池11と第2電池12との間を第1電池11側から順に直列接続する第1スイッチング素子13、第2スイッチング素子14、及び保護素子15と、制御部16と、を有する。また、車両電源装置10は、第2スイッチング素子14の両端子の電圧を測定する測定部17を有する。
第1電池11は、例えば、鉛電池である。第1電池11は、負荷20と並列に接続される。第1電池11の負極端子は、接地のために使用される。第1電池11の正極端子は、第1スイッチング素子13と直列に接続される。第1電池11は、負荷20に電力を供給する。
第2電池12は、例えば、リチウムイオン電池又はニッケル水素電池等の二次電池である。第2電池12は、負荷20及び第1電池11と並列に接続される。第2電池12の負極端子は、接地のために使用される。第2電池12の正極端子は、保護素子15と直列に接続される。
第1スイッチング素子13は、例えば、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)である。第1スイッチング素子13は、第1電池11及び負荷20と直列に接続される。第1スイッチング素子13は、第1電池11及び負荷20を、車両電源装置10における他の構成要素と並列に接続し又は切り離すスイッチとして機能する。
第2スイッチング素子14は、例えば、機械式のリレーである。第2スイッチング素子14は、第1スイッチング素子13と直列に接続される。第2スイッチング素子14は、第2電池12を、車両電源装置10外の各構成要素と並列に接続し又は切り離すスイッチとして機能する。
保護素子15は、例えば、ヒューズである。保護素子15は、第2スイッチング素子14と第2電池12との間で直列に接続される。保護素子15は、過電流が生じた場合に溶断し、第2電池12を保護する。
制御部16は、車両電源装置10全体の動作を制御する。制御部16は、例えば車両のECU(Electric Control Unit又はEngine Control Unit)により構成される。
制御部16は、第1スイッチング素子13及び第2スイッチング素子14のオン又はオフをそれぞれ制御する。制御部16は、第1スイッチング素子13及び第2スイッチング素子14の動作をそれぞれ制御して、第1電池11及び第2電池12による電力供給、並びに第1電池11及び第2電池12の充電を行なう。
制御部16は、測定部17によって測定された第2スイッチング素子14の両端子の電圧に関する情報を測定部17より受信する。また、制御部16は、第1電池11及び第2電池12の正極端子の電圧を計測する。
制御部16は、第1電池11の正極端子における電圧V1(第1電圧)と第2スイッチング素子14の第1電池11側の端子における電圧V2(第2電圧)とに基づいて第1スイッチング素子13の異常を判定する。制御部16は、第2スイッチング素子14の第2電池12側の端子における電圧V3(第3電圧)と電圧V2とに基づいて、第2スイッチング素子14の異常を判定する。制御部16は、第2電池12の正極端子における電圧V4(第4電圧)と電圧V3とに基づいて保護素子15の異常を判定する。
測定部17は、第2スイッチング素子14の両端子の電圧を測定し、その情報を制御部16に出力する。測定部17は、制御部16によってオン又はオフ制御され、各部品の異常診断が必要な時のみ動作する。これにより、測定部17は、各部品の異常診断時に、暗電流が抑制された状態で、第2スイッチング素子14の両端子の電圧を測定できる。
負荷20は、例えば車両に備えられたオーディオ、エアコンディショナ、及びナビゲーションシステム等を含み、供給された電力を消費して動作する。負荷20は、エンジン駆動の停止中に第2電池12から電力供給を受けて動作し、エンジン駆動中に第1電池11から電力供給を受けて動作する。
続いて、本発明の一実施形態に係る車両電源装置10について、図2に示すフローチャートによりその動作を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る車両電源装置10の動作を示すフローチャートである。図2(a)は、保護素子15の異常を診断する場合のフローチャートである。図2(b)及び(c)は、第1スイッチング素子13及び第2スイッチング素子14の異常を診断する場合のフローチャートである。
初めに、図2(a)に基づいて、保護素子15の異常を診断する場合の動作について説明する。
制御部16は、第2スイッチング素子14の第2電池12側の端子における電圧に関する情報を測定部17より受信する。すなわち、制御部16は、電圧V3に関する情報を測定部17より受信する(ステップS10)。
次に、制御部16は、第2電池12の正極端子の電圧を計測する。すなわち、制御部16は、電圧V4を計測する(ステップS11)。
続いて、制御部16は、保護素子15の両端子の電圧に相当する電圧V3と電圧V4とが略同一であるか否かを判定する(ステップS12)。略同一である場合、保護素子15は溶断しておらず、制御部16は、保護素子15が異常なしと判定する(ステップS13)。略同一でない場合、保護素子15は溶断しており、制御部16は、保護素子15が異常であると判定する(ステップS14)。
続いて、図2(b)及び(c)に基づいて、第1スイッチング素子13及び第2スイッチング素子14の異常を診断する場合の動作について説明する。
初めに、制御部16は、第1スイッチング素子13をオン状態に制御する(ステップS20)。
次に、制御部16は、第2スイッチング素子14の第1電池11側の端子における電圧に関する情報を測定部17より受信する。すなわち、制御部16は、電圧V2に関する情報を測定部17より受信する(ステップS21)。
次に、制御部16は、第1電池11の正極端子の電圧を計測する。すなわち、制御部16は、電圧V1を計測する(ステップS22)。
続いて、制御部16は、第1スイッチング素子13の両端子の電圧に相当する電圧V1と電圧V2とが略同一であるか否かを判定する(ステップS23)。略同一である場合、第1スイッチング素子13は、正常にオンになっており、制御部16は、第1スイッチング素子13がオン状態の制御で異常なしと判定する(ステップS24)。略同一でない場合、第1スイッチング素子13は、正常にオンになっておらず、制御部16は、第1スイッチング素子13が異常であると判定する(ステップS25)。
続いて、制御部16は、ステップS24において第1スイッチング素子13がオン状態の制御で異常なしと判定すると、第1スイッチング素子13をオフ状態に制御する(ステップS30)。
次に、制御部16は、第2スイッチング素子14の第1電池11側の端子における電圧に関する情報を測定部17より受信する。すなわち、制御部16は、電圧V2に関する情報を測定部17より受信する(ステップS31)。
次に、制御部16は、第1電池11の正極端子の電圧を計測する。すなわち、制御部16は、電圧V1を計測する(ステップS32)。
続いて、制御部16は、第1スイッチング素子13の両端子の電圧に相当する電圧V1と電圧V2とが略同一であるか否かを判定する(ステップS33)。略同一である場合、第1スイッチング素子13は、正常にオフになっておらず、制御部16は、第1スイッチング素子13がオフ状態の制御で異常であると判定する(ステップS34)。略同一でない場合、第1スイッチング素子13は、正常にオフになっており、制御部16は、第1スイッチング素子13が異常なしと判定する(ステップS35)。
その後、制御部16は、ステップS35において第1スイッチング素子13がオン状態及びオフ状態の制御で共に異常なしと判定すると、第2スイッチング素子14をオン状態に制御する(ステップS40)。
次に、制御部16は、第2スイッチング素子14の両端子における電圧に関する情報を測定部17より受信する。すなわち、制御部16は、電圧V2及び電圧V3に関する情報を測定部17より受信する(ステップS41)。
続いて、制御部16は、電圧V2と電圧V3とが略同一であるか否かを判定する(ステップS42)。略同一である場合、第2スイッチング素子14は、正常にオンになっており、制御部16は、第2スイッチング素子14がオン状態の制御で異常なしと判定する(ステップS43)。略同一でない場合、第2スイッチング素子14は、正常にオンになっておらず、制御部16は、第2スイッチング素子14が異常であると判定する(ステップS44)。
続いて、制御部16は、ステップS43において第2スイッチング素子14がオン状態の制御で異常なしと判定すると、第2スイッチング素子14をオフ状態に制御する(ステップS50)。
次に、制御部16は、第2スイッチング素子14の両端子における電圧に関する情報を測定部17より受信する。すなわち、制御部16は、電圧V2及び電圧V3に関する情報を測定部17より受信する(ステップS51)。
続いて、制御部16は、電圧V2と電圧V3とが略同一であるか否かを判定する(ステップS52)。略同一である場合、第2スイッチング素子14は、正常にオフになっておらず、制御部16は、第2スイッチング素子14がオフ状態の制御で異常であると判定する(ステップS53)。略同一でない場合、第2スイッチング素子14は、正常にオフになっており、制御部16は、第2スイッチング素子14が異常なしと判定する(ステップS54)。
なお、測定部17は、第2スイッチング素子14の判定時に、第1スイッチング素子13の状態が正常であるという前提のもとでないと、電圧V2を正確に測定することができない。従って、上述のとおり、制御部16は、第1スイッチング素子13の判定を行った後に、第2スイッチング素子14の判定を行うのが好適である。
以上のような本発明の一実施形態に係る車両電源装置10によれば、電源装置内の複数の部品の異常有無をまとめて診断できる。すなわち、車両電源装置10は、制御部16を含むBMS(Battery Management System)で計測している電圧V1及び電圧V4に加えて、第2スイッチング素子14の両端子における電圧V2及び電圧V3を新たに計測することで、各部品の異常有無をまとめて診断できる。
より具体的には、車両電源装置10は、電圧V3と電圧V4とを比較することで、保護素子15が異常であるか否かを診断できる。
また、車両電源装置10は、電圧V1と電圧V2とを比較することで、第1スイッチング素子13がオン状態又はオフ状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
また、車両電源装置10は、電圧V2と電圧V3とを比較することで、第2スイッチング素子14がオン状態又はオフ状態の制御下で異常であるか否かを診断できる。
本発明は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。従って、先の記述は例示的なものであり、これに限定されるものではない。発明の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるものとする。
10 車両電源装置
11 第1電池
12 第2電池
13 第1スイッチング素子
14 第2スイッチング素子
15 保護素子
16 制御部
17 測定部
20 負荷
V1、V2、V3、V4 電圧
11 第1電池
12 第2電池
13 第1スイッチング素子
14 第2スイッチング素子
15 保護素子
16 制御部
17 測定部
20 負荷
V1、V2、V3、V4 電圧
Claims (7)
- 制御部と、
第1電池及び第2電池と、
前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、及び保護素子と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定し、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定し、
前記第3電圧と前記第2電池の正極端子における第4電圧とに基づいて前記保護素子の異常を判定する、
車両電源装置。 - 前記制御部は、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一である場合、前記保護素子は異常なしと判定し、
前記第3電圧と前記第4電圧とが略同一でない場合、前記保護素子は異常であると判定する、
請求項1に記載の車両電源装置。 - 前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定する、
請求項1又は2に記載の車両電源装置。 - 前記制御部は、前記第1スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一である場合、前記第1スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第1電圧と前記第2電圧とが略同一でない場合、前記第1スイッチング素子が異常なしと判定する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両電源装置。 - 前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオン状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両電源装置。 - 前記制御部は、前記第2スイッチング素子がオフ状態に制御される場合において、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一である場合、前記第2スイッチング素子が異常であると判定し、
前記第2電圧と前記第3電圧とが略同一でない場合、前記第2スイッチング素子が異常なしと判定する、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両電源装置。 - 第1電池及び第2電池と、前記第1電池と前記第2電池との間を前記第1電池側から順に直列に接続する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、を備える回路系において、
前記第1電池の正極端子における第1電圧と前記第2スイッチング素子の前記第1電池側の端子における第2電圧とに基づいて前記第1スイッチング素子の異常を判定する第1ステップと、
前記第2電圧と前記第2スイッチング素子の前記第2電池側の端子における第3電圧とに基づいて前記第2スイッチング素子の異常を判定する第2ステップと、
を含む、
車両電源装置の制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016200079A JP2018064321A (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | 車両電源装置及び車両電源装置の制御方法 |
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JP2022545353A (ja) * | 2019-10-29 | 2022-10-27 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 充電スイッチ部異常感知方法およびこれを適用したバッテリーシステム |
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