JP2018063533A - 点検支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】火災感知器には、管理を行うための個々を識別するための識別情報に加えて、火災感知器の感度試験を行う際に必要な初期感度電圧を火災感知器に貼付される銘板に印刷したり、火災感知器が有する記憶媒体に格納したりしなければならなかった。【解決手段】火災感知器20を取り付けて、前記火災感知器20の感度を試験する感度試験器10と、前記感度試験器10が感度試験を行うための基準情報を有する支援装置50と、を備え、前記感度試験器10は、感度試験を行うときに前記支援装置50から前記基準情報を取得する。【選択図】図2

Description

本発明は、火災感知器の点検を支援する点検支援システムに関する。
火災感知器、例えば煙感知器は、火災判定部に入力された検出出力電圧が、発報閾値を超えると、スイッチング回路がオンして火災発報する。
火災感知器は、経年変化によって火災検出部の汚れ、回路の劣化等によって、ノイズ出力電圧が変化するので、点検時に加煙による作動試験の他に、一定期間ごとに感度試験器により、感度試験を行うことが義務付けられている。
無煙時の火災判定部の検出出力電圧(ノイズ出力電圧)は、火災感知器毎に異なるので製造時に感度試験器によって感度を測定し、発報閾値とノイズ出力電圧との差分を測定し、この差分を初期感度電圧として火災感知器に貼付される銘板に記載するか、またはICタグや火災感知器のメモリ等の記憶媒体に格納している。
感度試験を行うときには、警戒区域に設置されている火災感知器をベースから取り外し、感度試験器の測定用ベースに取り付け、試験年月日、火災感知器の機種名、製造番号を入力し、さらに初期感度電圧を入力するか、それらの情報を記憶媒体から読み込んで試験を開始する。
感度試験器は、火災感知器の火災判定部に入力された検出出力電圧(ノイズ出力電圧)に、試験電圧の電圧レベルを予め設定された一定範囲(例えば1.4V〜1.8V)でスイープさせながら重畳し、火災発報したときの試験電圧を感度電圧とする。そして、感度電圧が、初期感度電圧に対して所定の電圧範囲(合格基準範囲、たとえば、初期感度電圧±20%)であれば、その火災感知器が正常であると判断し、感度電圧が合格基準範囲外であれば、その火災感知器が異常であると判断する。
そして、試験年月日、機種名、製造番号、初期感度電圧とともに、試験結果が感度試験器のプリンタ用紙に記録される。点検作業員は、火災感知器が正常であれば、火災感知器をベースに再び取り付け、異常であれば交換する(特許文献1参照)。
特開2009−169819号公報
近年では、個々の火災感知器の機種名、製造年月日、使用されている部品のロット番号等とともに初期感度電圧をサーバで管理している。火災感知器には、管理を行うための個々を識別するための識別情報(例えば、製造番号)に加えて、火災感知器の感度試験を行う際に必要な初期感度電圧を火災感知器に貼付される銘板に印刷したり、火災感知器が有する記憶媒体に格納したりしなければならなかった。
そのため、個々の火災感知器で異なる複数の情報を個々の火災感知器に印刷したり、記憶媒体に格納したりしなければならず製造作業が非効率的であった。
また、火災感知器の銘板は、美観を損なわないように火災感知器をベースに取り付けたときに設置面側となる火災感知器の背面に貼付されている。そのため、火災感知器の情報が銘板に記載されている場合、その情報は火災感知器を感度試験器に取り付けると見ることができないので、感度試験器への入力に手間がかかったり、入力ミスが発生して正しい試験ができなかったりして、点検作業が非効率的であった。また、点検結果を有効に利用するためには点検作業員が管理システムに入力を行わなければならなかった。
本発明に係る点検支援システムは、火災感知器を取り付けて、前記火災感知器の感度を試験する感度試験器と、前記感度試験器が感度試験を行うための基準情報を有する支援装置を備え、前記感度試験器は、感度試験をおこなうときに前記支援装置から前記基準情報を取得することを特徴とする。
本発明によれば、感度試験を行うための基準情報を感知器の個々に記載したり、記憶させたりする必要がないので製造作業が容易になる。また、感度試験器に基準情報を入力する必要がないので点検作業が容易になる。また、点検作業を行うときに感知器の交換時期がわかる。また、点検前に交換が必要な感知器の個数や設置場所がわかるため交換作業が容易になる。
点検支援システムの構成を示す図。 感度試験の動作を示す図。 感度試験器の感度試験時の表示を示す図。 交換対象情報の作成の動作を示す図。 支援装置の交換対象情報作成時の表示を示す図。
(実施形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る点検支援システムの構成の一例を示す図である。
点検支援システム1は、感度試験器10と支援装置50で構成される。感度試験器10と支援装置50は、インターネット等のネットワークを介して接続されている。
<感度試験器10の構成>
感度試験器10は、接続部11、識別部12、試験器送信部13、試験器受信部14、試験器表示部15、試験部16および試験器入力部17を備える。
接続部11は、図示しない2つの刃受金具を有し、火災感知器20(以下、感知器20と呼ぶ)の取り付け面である背面に設けた刃金具とかみ合って感知器20を保持することで、感度試験器10に感知器20が接続される。そして、接続部11は、刃受金具と刃金具を介して感知器20に電力を供給すると感知器20が接続されたことを検知し、感知器20が火災発報した際には火災発報信号を受信する。また、接続部11は、図示しない試験端子を有し、感知器20の試験入力端子に接触して、試験電圧を感知器20に入力する。
識別部12は、感知器20から感知器20の個々に付与された識別情報を読み込む。識別情報がバーコード、QRコード(登録商標)、番号または記号等で銘板に記載されているものの場合、識別部12は図示しないカメラによって、識別情報を取得する。なお、カメラは、接続部11に感知器20を保持させたときに感知器20の背面に貼付されている銘板に記載された識別情報を撮影できる位置に設けられている。また、識別情報が記憶媒体に格納されているものの場合は、識別部12は接続部11を介して、感知器20に読み出し信号を送信して、感知器20から識別情報を読み出して識別情報を取得する。
なお、本実施の形態においては、識別情報が銘板に記載されている場合を例に説明する。
試験器送信部13は、インターネット等のネットワークを介して、支援装置50に識別部12が取得した識別情報等の情報を送信する。
試験器受信部14は、ネットワークを介して、支援装置50から送信される初期感度電圧等の感知器情報を受信する。
試験器表示部15は、LCD等の表示装置で構成され、感知器20の識別情報や支援装置50から受信した感知器情報等を表示する。
試験部16は、接続部11を介して感知器20に入力する試験電圧を変化させ、感知器20が火災発報したときに入力した試験電圧を感度電圧として、初期感度電圧と比較し、感知器20が正常であるか異常であるかを判定する。
試験器入力部17は、感知器20の設置時または点検時に感知器情報の一部を入力する。なお、本実施の形態においては、試験器表示部15とタッチパネルセンサの組み合わせによるソフトウェアスイッチを例に説明するが、メカニカルスイッチとしてもよいし、キーボード等の外部入力機器を接続できるようにしてもよい。
<支援装置50の構成>
支援装置50は、記憶部51、支援装置受信部52、情報処理部53、支援装置送信部54、支援装置表示部55および支援装置入力部56を備える。
記憶部51は、感知器20の個々に関する感知器情報を識別情報に関連付けてメモリ等の記憶媒体に格納している。
感知器情報は、感知器20の製造時に記憶部51に格納される製造情報である「製造日」、「機種名」、「使用部品」および感度試験を行うときの基準情報でもある「初期感度電圧」と、感知器20の設置時または点検時に記憶部51に格納される設置情報である「物件名」、「設置場所」、「使用開始日」、「平均温度」、「平均湿度」、「気温差」、「湿度差」および「環境汚れ度」と、感知器の点検時に記憶部51に格納される感度試験情報である「感度電圧」、「試験日」および「試験結果」である。
製造情報は、製造段階の各工程において記憶部51に格納される。例えば「使用部品」はプリント基板への部品実装時に、「初期感度電圧」は部品が実装されたプリント基板の検査時に、そして「製造日」、「機種名」については感知器20の組み立てが完了して銘板を印刷して貼付する時に格納される。各製造情報と識別情報との関連付けは、プリント基板に識別情報を付与して製造工程の最初から一貫して関連付けてもよいし、プリント基板の個々に仮識別情報を付与しておいて、感知器20の組み立てが完了したときに仮識別情報と識別情報を関連付けるようにしてもよく、様々な方法をとることができる。
ここで、「使用部品」には、例えば電解コンデンサのように有限寿命部品の製造日やロット番号等の寿命の判断等に利用できる情報が格納されている。また、「環境汚れ度」には、感知器20の設置場所における埃やチリ、油蒸気、たばこ煙等の感知器20の火災検出部を汚す可能性について1〜10等のレベルが格納されている。また、「感度電圧」、「試験日」および「試験結果」は、過去複数回分を履歴として格納している。
支援装置受信部52は、ネットワークを介して感知器20から送信される識別情報や試験器入力部17で入力された感知器情報の一部を受信する。
情報処理部53は、感知器20から取得した感知器情報の一部を識別情報に関連付けて記憶部51に格納する。また、情報処理部53は、感知器20から取得した識別情報に対応する感知器情報を記憶部51から読み込み、その感知器20の交換時期を決定する。
支援装置送信部54は、情報処理部53が読み込んだ感知器情報と交換時期を、ネットワークを介して感度試験器10に送信する。
支援装置表示部55は、LCD等の表示装置で構成され、記憶部51に格納されている感知器情報等を表示する。
支援装置入力部56は、試験器入力部17と同様な入力機能を有し、支援装置表示部55に表示する情報を指定する入力を行う。
<感度試験の動作>
図2は、点検時に感度試験を行うときの点検支援システム1の動作を示す図である。図2に基づき、感度試験を行うときの点検支援システム1の動作について説明する。
感度試験器10は、感知器20が接続されるのを待つ(S01)。接続部11は、感知器20が接続されると感知器20に電源を供給し、電流が流れたことを検出すると感知器20が接続されたことを検知する(S02)。識別部12は、接続部11が感知器20の接続を検知すると、カメラによって感知器20の銘板に記載されている識別情報を撮影し、その画像情報を解析して識別情報を取得する(S03)。
試験器送信部13は、ネットワークを介して、支援装置50に識別部12が取得した識別情報を送信する(S04)。
支援装置50は、支援装置受信部52が識別情報を受信すると、受信した識別情報に関連付けられた感知器情報を情報処理部53が記憶部51からを読み込む(S05)。支援装置送信部54は、情報処理部53から感知器情報を受け取り、感度試験器10に送信する(S06)。
感度試験器10は、試験器受信部14で支援装置50から感知器情報を受信すると試験器表示部15に感知器情報を表示する(S07)。このとき、接続されている感知器20の識別情報と受信した感知器情報に含まれる識別情報とが一致したときに感知器情報を表示するようにすると、感度試験器10に接続されている感知器20を交換されていた場合に異なる感知器20の感知器情報を表示することがない。
図3は、感度試験器10の感度試験時の試験器表示部15の表示を示す図である。
図3(a)は、感度試験器10に接続された感知器20がこれから設置されるものである場合の試験器表示部15aである。図3(a)においては、支援装置50の記憶部51に製造時の各工程において格納される情報しか格納されていないため、製造情報の「識別情報」、「製造日」、「機種名」、「初期感度電圧」の情報しか表示していない。設置情報の「物件名」、「設置場所」等の表示エリアは試験器入力部17となっており、タッチ操作すると、その項目の入力に適した文字入力キーボードやドロップダウンリストが表示され、感知器情報を入力することができる。なお、十字キー、決定ボタン、文字入力キーボード等のソフトウェアスイッチを別途設けて、感知器情報を入力するようにしてもよい。
試験器入力部17は、随時入力を受け付けていて感知器情報が入力されると(S08)、試験器送信部13が入力された感知器情報を支援装置50に送信する(S09)。図3(b)は、設置情報を入力した状態の試験器表示部15bである。支援装置50は、感知器情報を支援装置受信部52で受信すると、情報処理部53が記憶部51に受信した感知器情報を格納する(S10)。なお、感度試験器10に接続された感知器20が既に設置済みのものであり、全ての感知器情報が入力されている場合は、設置情報に関する感知器情報が記憶部51に格納されている。そのため、ステップS06で送信される感知器情報に設置情報である「物件名」等が含まれるため、ステップS08〜ステップS10が省略され、感知器情報を受信したときに図3(b)の試験器表示部15bが表示される。
感度試験器10の試験部16は、接続部11の試験端子を介して感知器20に試験電圧を入力して感知器20の感度試験を行う。試験部16は、試験端子に入力する試験電圧を例えば、1.4Vから0.1V刻みで1.8Vまで順に入力する。そして、感知器20が火災発報して2つの刃金具間の電圧を略短絡させて火災発報信号を送信すると、そのとき試験端子に入力している電圧を感度電圧と判断する。試験部16は、感度電圧と支援装置50から受信した基準情報である初期感度電圧とを比較して、例えば感度電圧が初期感度電圧の20%未満の電圧範囲であれば正常、20%以上の電圧範囲であれば異常と判断し(S11)、その結果を試験器表示部15に表示する(S12)。図3(c)は、試験結果を表示した状態の試験器表示部15cである。そして、試験部16は、試験器送信部13を介して感度電圧と試験日と試験結果からなる感度試験情報を支援装置50に送信する(S13)。支援装置50は、感度試験情報を受信すると情報処理部53が記憶部51に感度試験情報の履歴を感知器情報として格納する(S14)。
支援装置50の情報処理部53は、記憶部51に格納されている感知器情報に基づき感知器20の交換時期を決定する(S15)。交換時期は、以下をそれぞれ算出して、そのうち直近の日付を交換時期とする。算出Aとして、製造日に所定期間(例えば20年)を追加した日付を算出する。算出Bとして、製造日に使用部品の保管期間を加味した日付を算出する。算出Cとして、使用開始日に設置場所の温度や湿度等の情報に基づき使用部品の寿命時間を加味した日付を算出する。算出Dとして、使用開始日に感知器20を汚すおそれがないときの感知器20の使用期限である基準期間(例えば25年)に環境汚れ度に応じた係数(例えば、1−0.05×汚れ度)を乗算した期間を加味した日付を算出する。算出Eとして、感度試験情報から過去の試験日と感度電圧の変化量に基づき、感度電圧が異常となるおそれがある日付を算出する。
情報処理部53は、決定した交換時期情報を、支援装置送信部54を介して、感度試験器10に送信する(S16)。交換時期情報を受信した感度試験器10は、試験器表示部15に交換時期を表示する(S17)。図3(d)は、交換時期を表示した状態の試験器表示部15dである。
<交換対象情報作成動作>
点検作業員は、感度試験を行う物件に設置されている感知器20のうち、交換が必要なものの数やその設置場所情報をあらかじめ支援装置50で作成することで、感知器20の交換を効率よく行うことができる。
図4は、交換対象情報である交換情報および交換推奨情報を作成するときの点検支援システム1の動作を示す図である。また、図5は、支援装置の交換情報および交換推奨情報作成時の支援装置表示部55の表示を示す図である。図4および図5に基づき、交換対象情報を作成するときの点検支援システム1の動作について説明する。
支援装置表示部55は、点検情報の「物件名」および「点検予定日」の表示エリアおよびその右隣の「交換対象情報作成」の部分が支援装置入力部56となっており、感度試験器10の試験器表示部15と同様にタッチ操作で情報を入力することができる。
支援装置50は、支援装置入力部56に交換対象情報作成を入力されるのを待つ(S51)。具体的には、支援装置入力部56の「物件名」および「点検予定日」が入力され、「交換対象情報作成」ボタンが押されるのを待つ。交換対象情報作成が入力されると、情報処理部53は、入力された点検物件の「物件名」を含む感知器20の感知器情報を読み込み(S52)、それぞれの感知器20について、交換時期を決定する(S53)。なお、交換時期の決定は、前述の通りであるので説明を省略する。
情報処理部53は、ステップ53で決定した交換時期のうち、ステップ51およびステップ52で入力された「点検予定日」を超えていて交換が必要な感知器20の個数と、そのそれぞれの感知器情報を交換情報として作成する(S54)。また、交換時期が「点検予定日」を超えてはいないが近く交換を推奨する感知器20の個数と、そのそれぞれの感知器情報を交換推奨情報として作成する(S55)。支援装置表示部55は、交換情報および交換推奨情報を表示する(S56)。
以上説明した本実施形態によれば、感知器20の感度試験を行うときに、感度試験を行うための基準情報である初期感度電圧を支援装置50から取得できる。その結果、感知器20の個々に初期感度電圧の情報を銘板に記載したり、記憶媒体に格納したりする必要がなく、製造行程を減らすことができ製造作業が容易になる。また、点検時に点検作業員が感度試験器に初期感度電圧を入力する必要がないため、入力の手間や入力ミスが発生しないので点検行程を減らすことができ、点検作業が容易になる。また、感知器20の感度試験を行ったときに交換時期がわかるので、交換時期までの期間が短い場合に感知器20を交換して、感知器20に不具合が発生するおそれを回避することができる。
また、点検前に交換が必要な感知器20の個数と設置場所がわかるため、交換用の感知器20の準備と感知器20の交換作業を容易に行うことができる。また、交換推奨の感知器20の個数と設置場所がわかるため、交換時期までの期間が短い場合に感知器20を交換して、感知器20に不具合が発生するおそれを回避することができる。
上記の実施形態は下記の様に変形してもよい。また、下記の変形例は他の1以上の変形例と組み合わせてもよい。
<変形例1>
支援装置50の支援装置表示部55および支援装置入力部56をスマートフォンや情報処理装置等の外部機器に設け、支援装置50にネットワークを介して接続して、交換が必要な感知器20の情報や交換を推奨する感知器20の情報を外部機器に出力して、外部機器で表示するようにしてもよい。
<変形例2>
上記の実施形態では、点検を行う「物件名」と「点検予定日」を指定して交換情報や交換推奨情報を作成したが、「物件名」を指定せず「点検予定日」に代えて「生産日予定」を指定することで、「生産日予定日」における全ての感知器20の交換数や交換推奨数を算出するようにしてもよい。これにより、感知器20の生産計画に交換用の個数を加味することができる。
<変形例3>
上記の実施形態では、支援装置50が算出A〜算出Eに基づき交換時期を決定しているが、算出A〜算出Eのいずれか1つまたはそのうちの複数の組み合わせにより交換時期を決定するようにしてもよい。その場合に、記憶部51に格納する感知器情報は、算出に必要な情報のみとすることができ、感度試験器10から必要な設置情報のみを入力するようにしてもよい。
<変形例4>
上記の実施形態では、支援装置50が交換時期を決定しているが、感度試験器10で交換時期を決定するようにしてもよい。
<変形例5>
上記の実施形態では、支援装置50が交換情報と交換推奨情報の両方を作成して表示しているが、交換情報または交換推奨情報のいずれか一方のみを作成するようにしてもよい。
<変形例6>
上記の実施形態では、感度試験器10で設置情報を入力したが、実際に感知器20を火災状態する加熱・加煙試験器から設置情報を入力するようにしてもよい。本変形例においては、感度試験情報が支援装置50の記憶部51に格納されていないことがあり、その場合は感度試験情報に基づく算出Eを除く算出A〜Dにより交換時期を決定する。
1 点検支援システム、10 感度試験器、11 接続部、12 識別部、13 試験器送信部、14 試験器受信部、15(15a、15b、15c、15d) 試験器表示部、16 試験部、17 試験器入力部、20 感知器、50 支援装置、51 記憶部、52 支援装置受信部、53 情報処理部、54 支援装置送信部、55 支援装置表示部、56 支援装置入力部

Claims (6)

  1. 火災感知器を接続して、前記火災感知器の感度を試験する感度試験器と、
    前記感度試験器が感度試験を行うための基準情報を有する支援装置と、を備え、
    前記感度試験器は、感度試験を行うときに前記支援装置から前記基準情報を取得することを特徴とする点検支援システム。
  2. 前記感度試験器は、前記火災感知器の設置情報が入力されると該設置情報を前記支援装置に送信し、また、前記火災感知器の感度試験を行うと感度試験情報を前記支援装置に送信し、
    前記支援装置は、前記火災感知器の製造情報と、前記設置情報と、前記感度試験情報を感知器情報として格納し、前記感知器情報に基づき前記火災感知器の交換時期を決定することを特徴とする請求項1に記載の点検支援システム。
  3. 前記支援装置は、
    前記製造情報の1つである前記火災感知器の製造日に所定期間を追加した日付、
    前記製造日に前記製造情報の1つである前記火災感知器に使用されている部品の保管期間を加味した日付、
    前記設置情報の1つである使用開始日に前記設置情報の1つである設置場所の温度または湿度のいずれか1つまたは両方に基づき使用部品の寿命時間を加味した日付、
    前記使用開始日に基準期間に前記設置情報の1つである環境汚れ度に応じた係数を乗算した期間を加味した日付、
    前記感度試験情報の1つである試験日と感度電圧の変化量に基づき感度電圧が異常となるおそれがある日付、
    のいずれかの日付、または複数の組み合わせのうち直近の日付を交換時期とすることを特徴とする請求項2に記載の点検支援システム。
  4. 前記支援装置は、前記交換時期を前記感度試験器に送信し、
    前記感度試験器は、前記交換時期を表示することを特徴とする請求項3に記載の点検支援システム。
  5. 前記支援装置は、交換対象情報作成が入力されると前記感知器情報に基づき交換が必要な前記火災感知器の交換情報または交換を推奨する前記火災感知器の交換推奨情報のいずれか一方あるいは両方を表示することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の点検支援システム。
  6. 前記交換情報または前記交換推奨情報は、ネットワークを介して接続される外部機器に出力し、外部機器で表示することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の点検支援システム。
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