JP2018062411A - テープ巻付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ巻付作業の効率を向上する技術を提供する。
【解決手段】テープ巻付装置100は、テープ供給部10、回転体20、回転駆動部30、切断刃40及び付勢部50を備える。回転体20には、外周の一部において中心に向けてU字状に凹む凹部24が形成されている。切断刃40は、回転体20の外周面22Sにおける凹部24の縁部242との間で、テープ90を切断する刃先42を有している。刃先42は、回転体20の厚さ方向TD1に延びており、かつ、回転駆動部30による回転体20の回転方向RD1とは反対の方向に向けられている。付勢部50は、刃先42を回転体20の外周面22Sに向けて付勢する。
【選択図】図1

Description

この発明は、テープ巻付装置に関する。
特許文献1には、電線に粘着テープを巻き付けるテープ巻付機構が開示されている。このテープ巻付機構は、外周からU字状に凹む板状に形成された回転板と、その回転板を回転させる機構とを備える。回転板の切欠きに電線が配された状態で、その電線に粘着テープの先端部が接着され、その状態で回転板が電線周りに回転することによって、電線に粘着テープが巻付けられる。
また、電線が粘着テープに巻付けられた後に、オペレータがそのテープの切断を行うこと、又は、ープ巻付機構に組込まれたカッタ及びカッタ駆動部等によって自動で切断することが記載されている。
特開2016−063707号公報
しかしながら、従来のテープ巻付装置の場合、上述したようにテープの巻付が完了してから、テープの切断が行われる。このため、比較的短いテープを線材に巻付ける場合、作業効率が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、テープ巻付作業の効率を向上する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1態様は、線材にテープを巻き付けるテープ巻付装置であって、両側の主面のうち一方が粘着面であって他方が非粘着面であるテープを供給するテープ供給部と、外周の一部において中心に向けてU字状に凹む凹部が形成されている回転体と、前記回転体を回転させる回転駆動部と、前記回転体の外周面における前記凹部の縁部との間で、前記テープを切断する刃先を有しており、前記刃先が、前記回転体の厚さ方向に延びており、かつ、前記回転駆動部による前記回転体の回転方向とは反対の方向に向けられている切断刃とを備える。
また、第2態様は、第1態様のテープ巻付装置であって、前記切断刃の前記刃先が、前記縁部に対して傾斜する方向に延びており、前記回転体が回転することによって、前記刃先が前記凹部の前記縁部に擦り合わせられる。
また、第3態様は、第2態様のテープ巻付装置であって、前記切断刃の前記刃先が、湾曲状に形成されている。
また、第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つのテープ巻付装置であって、前記切断刃の前記刃先を前記回転体の前記外周面に向けて付勢する付勢部をさらに備える。
また、第5態様は、第1態様から第4態様のいずれか1つのテープ巻付装置であって、前記切断刃は、前記回転体の前記外周面の外形に対応する形状に形成された湾曲面を介して前記外周面に当接しており、前記湾曲面は、前記回転体の前記凹部をまたいで前記外周面に当接可能である。
第1態様のテープ巻付装置によると、外周にテープの粘着面が接着した線材を、回転体の凹部に挿入した状態で、回転体を回転することによって、外周面における凹部の両側縁部のうち、回転方向とは反対側の縁部に支持されたテープの一部が、回転体の回転に伴って切断刃に当てられる。これによって、線材に付着したテープを部分的に切断できる。また、回転体がさらに回転することによって、その切断されたテープを線材に巻付けることができる。
第2態様のテープ巻付装置によると、縁部に対して傾斜した刃先を縁部に擦り合わせることによって、これらの交差点にて剪断力を集中して作用させることができる。これによって、テープを好適に切断できる。
第3態様のテープ巻付装置によると、刃先の一端部分を、テープに対して角度をつけて当てることができるため、テープの切断を好適に始めることができる。
第4態様のテープ巻付装置によると、刃先を回転体の外周面に付勢することによって、刃先をテープに強固に当てることができるため、テープを良好に切断できる。
第5態様のテープ巻付装置によると、切断刃の湾曲面が、回転体の外周面に対して摺接することによって、切断刃を回転体に対して安定した位置に配することができる。
実施形態のテープ巻付装置100を示す概略構成図である。 実施形態の回転体20及び切断刃40を示す概略正面図である。 実施形態の切断刃40を示す概略背面図である。 テープ巻付動作を行う回転体20及び切断刃40を示す概略側面図である。 変形例の回転体20a及び切断刃40aを示す概略正面図である。 その他の変形例のテープ巻付装置100aを示す概略構成図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張又は簡略化して図示されている場合がある。
<1. 第1実施形態>
図1は、実施形態のテープ巻付装置100を示す概略構成図である。図2は、実施形態の回転体20及び切断刃40を示す概略正面図である。図3は、実施形態の切断刃40を示す概略背面図である。
テープ巻付装置100は、テープ供給部10、回転体20、回転駆動部30及び切断刃40を備えている。テープ巻付装置100は、回転体20の回転駆動によってテープ90を線材80へ巻付けるとともに、その回転体20の回転駆動によってテープ90を切断刃40によって切断するように構成されている。線材80としては、複数本の電線等が想定され得るが、その他の線状の部材であってもよい。テープ90は、一方の主面が粘着性を有する粘着面92であり、他方の主面が粘着性を有さない非粘着面94である粘着テープである。
テープ供給部10は、テープ巻回体支持部12と、中継部14とを備える。テープ巻回体支持部12は、帯状のテープ90が巻回されることによって形成されたテープ巻回体900を回転可能に支持する。テープ巻回体支持部12は、テープ巻回体900の中心の中空部に挿通されており、テープ巻回体900からテープ90が引き出される際に、テープ巻回体900テープが、テープ巻回体支持部12の周りを回転するように回転する。
中継部14は、回転可能な円筒状に形成されており、テープ巻回体900から回転体20付近まで引き出されたテープ90の中間部分を支持する。中継部14は、テープ90の粘着面92とは反対側の非粘着面94に当接する。
回転体20は、所定の厚さを有する円板状の部材において、その外周の一部において、中心に向けてU字状に凹む凹部24を形成した形状を有する。なお、「U字状」とは、図1に示すように、凹部24の側部から底部にかけて、滑らかに湾曲する形状に限定されるものではなく、例えば、角をなすように屈曲する形状を含む。
図2に示すように、回転体20の外周面22Sにおいて、凹部24の入り口部分をなす一対の縁部240,242が形成されている。図1に示すように、一対の縁部240,242のうち回転方向RD1側の縁部240は滑らかに湾曲する部分となっており、回転方向RD1の反対側(回転方向RD1手前側)の縁部242は尖った角をなすように屈曲する部分となっている。本例では、縁部240,242は、厚さ方向TD1に平行に延びている。
回転駆動部30は、回転体20を回転運動させる駆動部である。回転駆動部30は、回転体20の外周に沿って配された複数(ここでは、3つ)のローラ部材32と、ローラ部材32を同期して回転させるモータ等の動力源(不図示)を備えている。複数のローラ部材32は、回転体20の外周面22Sに当接するように配されており、ローラ部材32各々が回転することによって、回転体20が一定の回転方向RD1(図1では、反時計回りの方向)に回転する。複数のローラ部材32の中心位置は、回転体20の回転中心軸Q1となっている。この回転中心軸Q1は、厚さ方向TD1に平行であり、縁部240,242の延びる方向に平行となっている。なお、複数のローラ部材32のうち一部のみをモータにつなぎ、残余を受動的に回転するフリーローラとしてもよい。
切断刃40は、回転体20とともにテープ90を切断する部材である。切断刃40は、その先端部に、回転体20における凹部24を形成する縁部240との間でテープ90を切断する刃先42を有する。
図2に示すように、刃先42は、回転体20の厚さ方向TD1に延びている。刃先42は、回転方向RD1とは反対側に向けられている。切断刃40の刃先42は、テープ90の幅よりも大きくなっており、この刃先42がテープ90を切断する。また、回転体20の厚さは、刃先42の幅(厚さ方向TD1の長さ)よりも大きくなっているが、これは必須ではない。
刃先42は、回転体20の厚さ方向TD1の一端側から他端側に向けて、回転体20の回転方向RD1に傾斜する方向に延びている。本例では、厚さ方向TD1と縁部242の延在方向が平行であるため、刃先42は縁部242に対して傾斜している。本例の刃先42は、さらに、厚さ方向TD1の一端側から他端側に向けて、湾曲状に形成されている。ここでは、刃先42の一端から他端に向けて、傾斜が徐々に小さくなるように湾曲している。
なお、切断刃40の先端部である刃先42の全体が縁部242に対して傾斜していることは必須ではなく、例えば、刃先42の中間部のみが傾斜していてもよい。また、刃先42の全体が湾曲状に形成されていることも必須ではない。また、刃先42が縁部242に対して傾斜していることは必須ではなく、刃先42が縁部242と平行に延びていてもよい。
付勢部50は、切断刃40を回転体20の外周面22Sに向けて付勢する。付勢部50は、ここでは、自然長又は自然長よりも収縮した状態で取付けられた1つ又は複数の弾性部材(つるまきバネ)によって構成されており、切断刃40を回転体20の外周面22Sに接するように押圧する。切断刃40は、回転体20に対向する側に、回転体20の外周面22Sに対応する円弧状に湾曲する湾曲面44Sを備えている。切断刃40は、付勢部50によって付勢されることによって、その湾曲面44Sが外周面22Sに当接する。ここでは、湾曲面44Sの回転方向RD1の一方端に刃先42が形成されている。
切断刃40が付勢部50に付勢されることによって、切断刃40の湾曲面44Sは回転体20の外周面22Sに当接する。このため、回転体20が回転する際には、湾曲面44Sが回転体20の外周面22Sに摺接する。また、湾曲面44Sの端部に設けられた刃先42は、回転体20が回転することによって、縁部242に密着しながら擦り合わせられる。
湾曲面44Sの回転方向RD1に沿った長さL1(図3参照)は、凹部24の一対の縁部240,242間の距離L2(図2参照)よりも大きくなっている。このため、切断刃40の湾曲面44Sは、縁部240,242間をまたいで回転体20の外周面22Sに当接することが可能となっている(図4参照)。
なお、付勢部50を設けることは必須ではない。例えば、付勢部50を設ける代わりに、不図示の固定手段によって切断刃40を回転体20の回転中心軸Q1に対して一定位置に固定してもよい。
<動作説明>
次に、図4を参照しつつテープ巻付装置100の動作について説明する。図4は、テープ巻付動作を行う回転体20及び切断刃40を示す概略側面図である。
まず、作業者の手又は保持装置(例えば、ロボットハンドなど)に保持された線材80の外周の一部分が、線材80がテープ90の粘着面92に貼り付けられる(貼付工程S1)。テープ90の粘着面92は、回転体20側とは反対側を向いているため、中継部14から延びるテープ90の一部分に線材80を外側から接近させることによって、粘着面92に接着させるとよい。
貼付工程S1の後、テープ90の一部分が貼り付いた線材80が、回転体20の凹部24の奥へ挿入される(線材挿入工程S2)。このとき、線材80を凹部24の最奥部等の内面に当接させるとよい。
線材挿入工程S2の後、回転体20が回転することによって、テープ90の切断が行われる(切断工程S3)。具体的には、回転駆動部30からの駆動力を受けて回転体20が回転し始めることによって、テープ90の中間部が縁部242に押され、切断刃40の刃先42に接近する。そして、回転体20の回転が進むと、刃先42の一端側の部分が縁部242に押されたテープ90の中間部に接触し、テープ90の一端側部分が切断される。さらに、回転体20の回転が進むと、刃先42の一端側から他端側にかけてテープ90に当接し、テープ90を切断する。なお、回転体20が回転することによって、縁部242がテープ90を押すことによって、テープ90から刃先42に回転体20から遠ざかる方向へ後退させる力が加わる。しかしながら、切断刃40が付勢部50から付勢力を受けることによって、その後退を回避できる。このため、テープ90を好適に切断できる。
テープ90が切断される際には、切断刃40の刃先42が、付勢部50の付勢力受けて、凹部24の縁部242に密着しながら擦り合わされる。このため、切断刃40の刃先42と、凹部24の縁部242と交差する点において、テープ90を切断する剪断力が生まれる。この剪断力によって、テープ90を好適に切断することができる。特に、刃先42が湾曲状に形成されていることによって、刃先42を、より角度をつけてテープ90に当てることができる。このため、テープ90を好適に切断できる。
車両用のワイヤーハーネス等を製造する場合、一般的に粘着力が強く、また、切断し難いテープが使用される場合が多い。本テープ巻付装置100のようにテープを擦り切る構成とすることによって、テープを好適に切断できる。
ここで、回転体20の回転制御(すなわち、回転駆動部30の動作制御)は、スイッチ操作、センサ機構又は機械的機構によって行うことができる。例えば、スイッチ操作によって回転体20の回転制御を行う場合、1つ以上のスイッチを設け、その1つ以上のスイッチの操作に応じて回転駆動部30を動作させるとよい。センサ機構によって回転体20の回転を制御する場合、凹部24の内面(好ましくは最奥部)に線材80が挿入されたことをセンサ(接触式センサ又は非接触式センサ)で検知し、回転駆動部30を動作させるとよい。機械的機構によって回転体20の回転制御を行う場合、ピニオンギア機構を利用するとよい。すなわち、線材80を凹部24の奥へ押し込みの力を、ピニオンギア機構によって回転体20の回転力に変換するとよい。このとき、回転体20を押し込みの力とは反対方向に付勢するバネなどを設けることによって、回転体20を自動的に元の位置に戻すことが可能としてもよい。
切断されたテープ90の長さは、テープ90の一部が貼り付いた線材80を、凹部24の奥へ挿入するときにおける、テープ90の引出量によって決定される。換言すると、凹部24の深さ、及び、凹部24への線材80挿入時における凹部24の位置(回転中心軸Q1周りの角度)によって決定される。
切断工程S3において、回転体20が回転し始めることによって、テープ90の巻付が行われる(巻付工程S4)。線材80が凹部24の内面に当てられた状態で、テープ90が凹部24の内面(回転方向RD1とは反対側の内面)に押されることによって、テープ90が線材80の周囲に巻付けられる。回転体20は、所定の回数だけ回転して停止させるとよい。巻付工程S4の後、線材80が凹部24から取り出される。
以上のように、本実施形態のテープ巻付装置100によると、回転体20を回転させることによって、テープ90を所要の長さに切断、及び、その切断されたテープ90の巻付けを並行して実行できる。このため、線材80へのテープ90の巻付作業を効率的に実行できる。
特に、回転方向RD1に対向する両側の縁部240,242のうち、回転方向RD1の反対側の縁部242に対して、刃先42を傾斜させている。このため、刃先42が縁部242に密着して擦り合わされることによって、これらの交差点にて集中的に剪断力を発生させることができる。これによって、テープ90を好適に切断できる。
<2. 変形例>
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
図5は、変形例の回転体20a及び切断刃40aを示す概略正面図である。本変形例の回転体20aは、回転方向RD1とは反対側の縁部242aが、厚さ方向TD1に対して傾斜している。図示の例では、縁部242aが湾曲状とされた凹部24aが形成されている。また、刃先42aが回転体20の厚さ方向TD1に平行に直線状に延びている。このような回転体20a及び切断刃40aにおいても、刃先42aが縁部242aに対して傾斜した状態となる。このため、刃先42aが縁部242aに擦り合わされることによって、これらの交差する点に剪断力を集中的に発生させることができるため、テープ90を好適に切断することができる。
図6は、その他の変形例のテープ巻付装置100aを示す概略構成図である。図6に示すテープ巻付装置100aは、中継部14aの位置が、回転体20に対して刃先42よりも手前側に配している。このため、切断刃40の刃先42が、テープ90を切断する際には、テープ90が中継部14a及び縁部242に支持されることによって、テープ90に対して刃先42を、角度をつけて当てることができる。したがって、テープ90を良好に切断することができる。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
10 テープ供給部
20,20a 回転体
22S 外周面
24,24a 凹部
30 回転駆動部
40,40a 切断刃
42,42a 刃先
44S 湾曲面
50 付勢部
80 線材
90 テープ
92 粘着面
900 テープ巻回体
100,100a テープ巻付装置
242,242a (回転方向の反対側の)縁部
Q1 回転中心軸
RD1 回転方向

Claims (5)

  1. 線材にテープを巻き付けるテープ巻付装置であって、
    両側の主面のうち一方が粘着面であって他方が非粘着面であるテープを供給するテープ供給部と、
    外周の一部において中心に向けてU字状に凹む凹部が形成されている回転体と、
    前記回転体を回転させる回転駆動部と、
    前記回転体の外周面における前記凹部の縁部との間で、前記テープを切断する刃先を有しており、前記刃先が、前記回転体の厚さ方向に延びており、かつ、前記回転駆動部による前記回転体の回転方向とは反対の方向に向けられている切断刃と、
    を備える、テープ巻付装置。
  2. 請求項1のテープ巻付装置であって、
    前記切断刃の前記刃先が、前記縁部に対して傾斜する方向に延びており、前記回転体が回転することによって、前記刃先が前記凹部の前記縁部に擦り合わせられる、テープ巻付装置。
  3. 請求項2のテープ巻付装置であって、
    前記切断刃の前記刃先が、湾曲状に形成されている、テープ巻付装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項のテープ巻付装置であって、
    前記切断刃の前記刃先を前記回転体の前記外周面に向けて付勢する付勢部、
    をさらに備える、テープ巻付装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項のテープ巻付装置であって、
    前記切断刃は、前記回転体の前記外周面の外形に対応する形状に形成された湾曲面を介して、前記外周面に当接しており、
    前記湾曲面は、前記回転体の前記凹部をまたいで前記外周面に当接可能である、テープ巻付装置。
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WO2018070212A1 (ja) 2018-04-19

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