JP2018060637A - エキシマランプユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 長尺なエキシマランプを備えながら、高い機械的強度を有するエキシマランプユニットを提供することにある。
【解決手段】 エキシマランプユニットは、一端ベース、中間ベースおよび他端ベースが一方向に沿ってこの順に設けられ、当該一端ベース、中間ベースおよび他端ベースを互いに連結する複数の連結ビームを有する保持機構と、前記中間ベースと他端ベースとの間に配置されたエキシマランプと、前記一端ベースから前記一方向の外方に突出して設けられた、前記エキシマランプに対する給電端子とよりなり、前記エキシマランプから放射される真空紫外線を透過する外套管内に収容されて使用されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば流体に紫外線を照射する長尺のエキシマランプユニットに関する。
或る種の紫外線処理装置として、気体、液体などの流体に紫外線を照射するものがある。この紫外線処理装置においては、水の殺菌や、水中の有機物(TOC:Total Organic Carbon)の分解、排ガス中のNOxの分解などの処理が行われる。
例えば特許文献1には、浄水処理や下水処理・食品排水処理・薬品排水処理・遠洋船舶バラスト水処理等において、藻類・微生物・病原性原虫等を不活化もしくは無害化するために紫外線を被処理流体(被処理水)に照射する紫外線処理装置が開示されている。
特許文献1に開示された紫外線処理装置においては、外套管に挿入された長尺な紫外線ランプが、被処理流体が流通する処理槽中に配置されてなり、被処理流体を処理槽の入口管から流入させ、処理槽中で紫外線ランプから254nmの紫外線を照射した後、出口管から排出することにより紫外線の照射処理が行われる。
特開2007−144386号公報
このような紫外線処理装置において用いる紫外線ランプとしては、紫外線として特に真空紫外線を放射するものが利用されており、また、選択する蛍光体の種類によって種々の波長の紫外線を利用することができることから、エキシマランプが好適に使用されている。
一方、紫外線処理装置においては、紫外線照射処理すべき被処理流体の量の増大のために、被処理流体が流通する処理槽が長尺化し、それに応じて紫外線ランプも長尺化する傾向にある。
然るに、紫外線ランプとして用いるエキシマランプは、その発光管がガラス材よりなるので、当該エキシマランプを長尺なものとして構成した場合には、当該エキシマランプに十分に高い機械的強度が得られないことがある、という問題がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、長尺なエキシマランプを備えながら、高い機械的強度を有するエキシマランプユニットを提供することにある。
本発明のエキシマランプユニットは、一端ベース、中間ベースおよび他端ベースが一方向に沿ってこの順に設けられ、当該一端ベース、中間ベースおよび他端ベースを互いに連結する複数の連結ビームを有する保持機構と、
前記中間ベースと他端ベースとの間に配置されたエキシマランプと、
前記一端ベースから前記一方向の外方に突出して設けられた、前記エキシマランプに対する給電端子とよりなり、
前記エキシマランプから放射される真空紫外線を透過する外套管内に収容されて使用されることを特徴とする。
本発明のエキシマランプユニットにおいては、前記一端ベースと前記中間ベースとの間に伸びる状態に、前記エキシマランプと前記給電端子とを電気的に接続するリード線を支持するリード線支持ロッドが設けられていることが好ましい。
本発明のエキシマランプユニットにおいては、前記中間ベースと前記他端ベースとを連結する前記連結ビームの数が、3本または4本であり、
前記エキシマランプの外周に沿って均等に離間して配置されていることが好ましい。
本発明のエキシマランプユニットにおいては、前記中間ベースと前記他端ベースとの間に、ランプホルダが前記連結ビームに保持されて配置され、
前記エキシマランプの両端が、当該ランプホルダと前記他端ベースとにより保持された構成とすることができる。
本発明のエキシマランプユニットにおいては、前記連結ビームが管状のものであり、前記連結ビームにおける前記エキシマランプと対向する周壁に設けられた冷却風穴から冷却風を送風する冷却機構が設けられていることが好ましい。
本発明のエキシマランプユニットにおいては、一端ベース、中間ベースおよび他端ベースが一方向に沿ってこの順に設けられ、中間ベースと他端ベースとの間にエキシマランプが配置されると共に、これらの一端ベース、中間ベースおよび他端ベースが互いに複数の連結ビームによって連結されている。従って、長尺なエキシマランプを備えながら全体が一体化されて高い機械的強度が得られる。
本発明のエキシマランプユニットの構成の一例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 図1のエキシマランプユニットにおけるエキシマランプの一端部を連結ビームと共に示す斜視図である。 図1のエキシマランプユニットにおける他端ベースを、連結ビームの軸に沿った面で切断した断面図である。 図1のエキシマランプユニットにおける中間ベースを、円盤面に沿った面で切断した断面図である。 図1のエキシマランプユニットにおけるランプホルダを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は円盤面に沿った面で切断した断面図である。 図1のエキシマランプユニットにおける一端ベースを、円盤面に沿った面で切断した断面図である。 図1のエキシマランプユニットが外套管に挿入された状態における一端ベース付近を示す断面図である。 図1のエキシマランプユニットが外套管に挿入された状態における他端ベース付近を示す断面図である。
以下、本発明のエキシマランプユニットの実施の形態について説明する。
図1は、本発明のエキシマランプユニットの構成の一例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図である。図2は、図1のエキシマランプユニットにおけるエキシマランプの一端部を連結ビームと共に示す斜視図、図3は、図1のエキシマランプユニットにおける他端ベースを、連結ビームの軸に沿った面で切断した断面図、図4は、図1のエキシマランプユニットにおける中間ベースを、円盤面に沿った面で切断した断面図、図5は、図1のエキシマランプユニットにおけるランプホルダを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は円盤面に沿った面で切断した断面図、図6は、図1のエキシマランプユニットにおける一端ベースを、円盤面に沿った面で切断した断面図である。
このエキシマランプユニット10は、全体が長尺なものであって、エキシマランプ11から放射される真空紫外線を透過する外套管60(図7および図8参照)に挿入された状態で処理槽中に配置されて真空紫外線を放射するものである。
具体的には、エキシマランプユニット10は、一端ベース20、中間ベース30および他端ベース40が、一方向に沿ってこの順に設けられ、当該一端ベース20、中間ベース30および他端ベース40を互いに連結する複数の連結ビーム35を有する保持機構と、中間ベース30と他端ベース40との間に保持されたエキシマランプ11と、一端ベース20から一方向の外方に突出して設けられた、エキシマランプ11に対する給電端子21とよりなる。
また、一端ベース20と中間ベース30との間に伸びる状態に、エキシマランプ11と給電端子21とを電気的に接続するリード線15を支持するリード線支持ロッド25が設けられている。
〔エキシマランプ〕
エキシマランプ11は、内部にエキシマ放電を生成するための放電ガスが封入された、内側管および外側管よりなる二重管構造の発光管12を備えており、発光管12内部に筒状の内側電極(図示せず)が配設されると共に、発光管12の外壁面に網状の外側電極(図示せず)が設けられて構成されている。発光管12の両端部は、各々、発光管12の外径に適合する内径を有する有底筒状の金属キャップ13に外側電極が接触するよう嵌入され、当該金属キャップ13が有底筒状のセラミックキャップ14に挿入されると共にその周壁からネジ止めされることによって当該セラミックキャップ14が発光管12に対して固定されている。また、一方のセラミックキャップ14から外方に、内側電極に電気的に接続されたリード線15が伸びている。
外側電極および内側電極の材料は、例えばステンレス鋼(SUS304)が用いられる。
また、放電ガスは例えばキセノンとされ、エキシマランプ11から放射される紫外線の波長は、例えば172〜380nmとされる。
〔他端ベース〕
他端ベース40は略円盤状の他端ベース本体41と、当該他端ベース本体41の下面(図1(a)において下面)から突出する円錐台状の凸部42とからなる。他端ベース本体41の上面(図1(a)において上面)には、中央領域にエキシマランプ11の端部を嵌入するための凹所41aが設けられていると共に、連結ビーム35の端部を嵌入するための凹所41bが、外周に沿って均等に設けられている。
他端ベース40が凸部42を有するものであることによって、エキシマランプユニット10が有底円筒状の外套管60に挿入された場合にも、当該エキシマランプユニット10と外套管60の管壁との距離が確保されるために、熱のこもりを抑止することができる。
他端ベース40においては、連結ビーム35の下端部(図1(a)において下端部)およびエキシマランプ11の下端部(図1(a)において下端部)が固定される。
具体的には、エキシマランプ11は、当該エキシマランプ11のリード線15が配設されていない側のセラミックキャップ14が他端ベース本体41の凹所41aに嵌入されることによって当該他端ベース40に保持固定されている。
また、連結ビーム35は、その下端部が他端ベース本体41の凹所41bに嵌入されて溶接されると共に、他端ベース本体41の下面から当該凹所41bに開口されたネジ孔46から挿入されたネジ47によって、当該連結ビーム35の下端部がネジ止めされることによって当該他端ベース40に固定されている。
他端ベース40は、ポリテトラフルオロエチレンなどの絶縁物よりなる。
〔ランプホルダ〕
エキシマランプ11の上端部(図1(a)において上端部)は、中間ベース30および他端ベース40との間に配置され、連結ビーム35に保持されたランプホルダ50によって保持固定されている。
ランプホルダ50は、3つの同形状の部材51,51,51が組み合わせられた、全体が略円盤状のものであり、中央に、エキシマランプ11の金属キャップ13の外径に適合する内径のランプホルダ用貫通孔53が設けられると共に、連結ビーム35を挿通する貫通孔54が周縁に沿って均等に設けられている。また、ランプホルダ50の外縁に、後述する冷却風を通過させると共に、隣接する部材51同士をネジ57で止めるためのネジ孔59が側面に開口される切欠き58が設けられている。
ランプホルダ用貫通孔53は、具体的には、ランプホルダ50を構成する各部材51,51,51の対向する周縁に形成された、断面が円弧状の切欠きが、当該各部材51,51,51が組み立てられることによって、金属キャップ13の外径に適合する内径を有する円形状の孔とされるものである。
連結ビーム35を挿通する貫通孔54は、連結ビーム35の外径に適合する内径を有するものである。
ランプホルダ50においては、同形状の部材51,51,51がエキシマランプ11の金属キャップ13の周囲に配置された状態でネジ孔59を用いて隣接する部材51同士をネジ57で止めてエキシマランプ11の金属キャップ13の外面とランプホルダ50の部材51の切欠きからなるランプホルダ用貫通孔53の内面とを圧着することにより、エキシマランプ11がランプホルダ50によって固定される。
また、連結ビーム35は、ランプホルダ50の貫通孔54に挿入されることによって当該ランプホルダ50に固定される。
また、ランプホルダ50においては、側周面から金属キャップ13まで貫通するアース用貫通孔52が設けられており、当該アース用貫通孔52に金属ネジ55が挿入されて金属キャップ13と部材51とが導通されている。さらに、当該金属ネジ55から、アース端子22に電気的に接続されたアース線18が伸びている。
ランプホルダ50は、ステンレスまたはアルミニウムなどの金属よりなる。
〔中間ベース〕
中間ベース30は2つの半円盤状部材31A,31Bが組み合わせられた、全体が略円盤状のものであり、中央に、後述する冷却風を通過させる通気口33と、リード線支持ロッド25が挿通される固定用孔39とがそれぞれ設けられると共に、当該固定用孔39と離間するよう、連結ビーム35を挿通する切欠き34が周縁に沿って均等に設けられている。また、中間ベース30の外縁に、アース線18を通すための切欠き38が設けられている。
固定用孔39は、具体的には、各半円盤状部材31A,31Bの対向する周縁に形成された切欠きが、当該半円盤状部材31A,31Bが組み立てられてネジ37によって固定されることによって、リード線支持ロッド25の周面に予め設けられた溝の外径に適合する短径を有する矩形状の孔とされるものである。
連結ビーム35を挿通する切欠き34は、連結ビーム35の外形形状に適合する内形形状を有する、断面が略半円弧状のものである。
中間ベース30においては、連結ビーム35およびリード線支持ロッド25が固定される。
具体的には、リード線支持ロッド25は、その下端部が固定用孔39に挿通されて挟持されることによって当該中間ベース30に固定されている。
また、連結ビーム35は、中間ベース30の切欠き34に挿入または嵌入されることによって当該中間ベース30に固定されている。
リード線支持ロッド25が中間ベース30の固定用孔39によって固定されると共に、連結ビーム35が中間ベース30の切欠き34によって固定されることにより、両者の間に確実に距離が確保される。
中間ベース30は、ポリテトラフルオロエチレンなどの絶縁物よりなる。
〔リード線支持ロッド〕
リード線支持ロッド25は、エキシマランプ11の一方のセラミックキャップ14から伸びるリード線15を支持するものであり、具体的には、リード線支持ロッド25の外周にリード線15を沿わせることにより、当該リード線15を支持している。
リード線支持ロッド25は、ガラスエポキシなどの絶縁物よりなる。
〔一端ベース〕
一端ベース20は略円盤状のものであり、中央に後述する冷却風を通過させる排気口23と、当該排気口23に連通してリード線支持ロッド25が挿通される固定用孔29とが設けられると共に、連結ビーム35を挿通する貫通孔24が外周に沿って均等に設けられている。また、一端ベース20の外縁に、アース線18を通すための切欠き28が設けられている。
固定用孔29は、具体的には、その内部に、リード線支持ロッド25の周面に予め設けられた溝に適合するL字型の突起を有するものとされている。
一端ベース20においては、連結ビーム35の上端部(図1(a)において上端部)およびリード線支持ロッド25の上端部(図1(a)において上端部)が固定される。
具体的には、連結ビーム35は、一端ベース20の側周面から貫通孔24に向かって開口されたネジ孔26に止めネジ27が入れられて圧接されることによって当該一端ベース20に固定されている。また、連結ビーム35の上端部には、ナット32が装着されている。
また、リード線支持ロッド25は、固定用孔29のL字型の突起に引っ掛けられることによって当該一端ベース20に固定されている。
一端ベース20は、ポリテトラフルオロエチレンなどの絶縁物よりなる。
一端ベース20の上面から突出して固定されたリード線支持ロッド25の上端部には、エキシマランプ11の高圧側電極(内側電極)に接続される真鍮などの金属よりなる給電端子21がネジ止めにより固定されると共に、一端ベース20の上面には、低圧側電極(外側電極)に接続される真鍮などの金属よりなるアース端子22がネジ止めにより固定されている。
給電端子21においては、リード線支持ロッド25内に配設されてエキシマランプ11の内側電極から伸びたリード線15が電気的に接続され、アース端子22においてはランプホルダ50から伸びたアース線18が連結ビーム35に沿って配設されて電気的に接続されている。
これにより、給電端子21を介してエキシマランプ11に給電が行われる。
〔連結ビーム〕
連結ビーム35は、例えばステンレス鋼(SUS)管よりなり、エキシマランプ11の軸方向と同じ方向に伸びるよう配置されたものである。
連結ビーム35は、一端ベース20から他端ベース40まで一体的に伸びる長型のものであってもよく、また、一端ベース20から中間ベース30まで伸びる短型のものと、これとは別個の、中間ベース30から他端ベース40まで伸びる短型のものとを組み合わせたものであってもよく、これらを併用してもよい。
中間ベース30と他端ベース40とを連結する連結ビーム35は、エキシマランプ11の外周に沿って均等に離間して配置されている、すなわち、エキシマランプ11の発光管12の管軸に垂直な断面において、隣接する2本の連結ビーム35についての発光管12の軸中心からの角度が、いずれも略同等であるよう配置されていることが好ましい。
中間ベース30と他端ベース40とを連結する連結ビーム35の数は、3本または4本であることが好ましい。連結ビーム35の数が過度に多い場合は、エキシマランプ11から放射される紫外線が当該連結ビーム35によって遮られてしまい、光の利用効率が低いものとなるおそれがある。また、連結ビーム35の数が過度に少ない場合は、エキシマランプユニット10に十分な機械的強度が得られないおそれがある。
〔冷却機構〕
エキシマランプユニット10には、中間ベース30と他端ベース40とを連結する連結ビーム35の、エキシマランプ11と対向する周壁に設けられた冷却風穴36(図1(b)参照)から冷却風を送風する冷却機構が設けられていてもよい。
冷却風としては、例えば窒素ガスを用いることが好ましい。
エキシマランプ11は、温度が上昇すると発光効率が低下し、その結果、放出される紫外線の照度が低下するという特性を有するところ、このような冷却機構を有することにより、点灯中のエキシマランプ11を冷却することができてエキシマランプ11が過熱されることが抑止されるので、高い発光効率が得られる。
〔外套管〕
このエキシマランプユニット10は、有底円筒状の外套管内に収容された状態において使用される。具体的には、図7および図8に示されるように、一端ベース20が上方、他端ベース40が下方となる垂直姿勢で、外套管60内に挿入され、その全体が紫外線照射処理すべき被処理流体中に浸漬される。
エキシマランプユニット10は、他端ベース40の凸部42が外套管60の底面に僅かな空間を介して対向するよう非接触状態に配置される。一方、一端ベース20の周側面の下部の全周に設けられた凹所20aが外套管60の上端に挿入されると共に、一端ベース20の周側面の上部の全周に設けられた顎部20bが当該外套管60の上端面上に載置される。
上記のエキシマランプユニット10の寸法の一例を挙げると、全長が2m、一端ベース20の顎部20bの外径がφ60mm、凹所20aの外径がφ54mm、中間ベース30、ランプホルダ50、他端ベース40の最大外径がφ54mm、一端ベース20と中間ベース30との距離が735mm、中間ベース30とランプホルダ50との距離が100mm、ランプホルダ50と他端ベース40との距離が1000mmである。連結ビーム35は、外径がφ6mm、内径がφ4mm、長さが2mである。このエキシマランプユニット10が挿入される外套管60の内径はφ58mmである。
また、エキシマランプ11のランプ長が1m、内側管の内径が14mm、外径が16mm、厚みが1mm、外側管の内径が24.5mm、外径が26.5mm、厚みが1mm、放電ガスの封入圧が33.3kPaである。
以上のようなエキシマランプユニット10においては、一端ベース20、中間ベース30および他端ベース40が一方向にこの順に設けられ、中間ベース30と他端ベース40との間にエキシマランプ11が保持されると共に、これらの一端ベース20、中間ベース30および他端ベース40が互いに複数の連結ビーム35によって連結されている。従って、長尺なエキシマランプ11を備えながら全体が一体化されて高い機械的強度が得られる。
以上、本発明のエキシマランプユニットについて具体的に説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
10 エキシマランプユニット
11 エキシマランプ
12 発光管
13 金属キャップ
14 セラミックキャップ
15 リード線
18 アース線
20 一端ベース
20a 凹所
20b 顎部
21 給電端子
22 アース端子
23 排気口
24 貫通孔
25 リード線支持ロッド
26 ネジ孔
27 止めネジ
28 切欠き
29 固定用孔
30 中間ベース
31A,31B 半円盤状部材
32 ナット
33 通気口
34 切欠き
35 連結ビーム
36 冷却風穴
37 ネジ
38 切欠き
39 固定用孔
40 他端ベース
41 他端ベース本体
41a,41b凹所
42 凸部
46 ネジ孔
47 ネジ
50 ランプホルダ
51 部材
52 アース用貫通孔
53 ランプホルダ用貫通孔
54 貫通孔
55 金属ネジ
57 ネジ
58 切欠き
59 ネジ孔
60 外套管

Claims (5)

  1. 一端ベース、中間ベースおよび他端ベースが一方向に沿ってこの順に設けられ、当該一端ベース、中間ベースおよび他端ベースを互いに連結する複数の連結ビームを有する保持機構と、
    前記中間ベースと他端ベースとの間に配置されたエキシマランプと、
    前記一端ベースから前記一方向の外方に突出して設けられた、前記エキシマランプに対する給電端子とよりなり、
    前記エキシマランプから放射される真空紫外線を透過する外套管内に収容されて使用されることを特徴とするエキシマランプユニット。
  2. 前記一端ベースと前記中間ベースとの間に伸びる状態に、前記エキシマランプと前記給電端子とを電気的に接続するリード線を支持するリード線支持ロッドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエキシマランプユニット。
  3. 前記中間ベースと前記他端ベースとを連結する前記連結ビームの数が、3本または4本であり、
    前記エキシマランプの外周に沿って均等に離間して配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエキシマランプユニット。
  4. 前記中間ベースと前記他端ベースとの間に、ランプホルダが前記連結ビームに保持されて配置され、
    前記エキシマランプの両端が、当該ランプホルダと前記他端ベースとにより保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエキシマランプユニット。
  5. 前記連結ビームが管状のものであり、前記連結ビームにおける前記エキシマランプと対向する周壁に設けられた冷却風穴から冷却風を送風する冷却機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエキシマランプユニット。

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