JP2018060469A - 抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラム - Google Patents

抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定のユーザに特徴的な情報を抽出すること。【解決手段】本願に係る抽出装置は、取得部と、分類部と、抽出部とを有する。取得部は、所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する。分類部は、対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、他のユーザの各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する。抽出部は、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する。【選択図】図2

Description

本発明は、抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラムに関する。
従来、種々の情報から抽出された特徴量等の情報が用いられている。例えば、検索クエリ(以下、単に「クエリ」ともいう)のコンテンツの特徴量を抽出し、その特徴量と同一性の高い特徴量を有するコンテンツを選択し、そのコンテンツの持つ関連メタ情報に基づいて類似度を判定し、グルーピングして表示する技術が提供されている。
特開2007−164633号公報
"word2vec"、[online]、[平成28年7月29日検索]、インターネット<URL:https://code.google.com/p/word2vec/>
しかしながら、上記の従来技術では、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができるとは限らない。例えば、類似しているユーザの情報のみに基づいて情報を抽出するだけでは、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、特定のユーザに特徴的な情報を抽出する抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る抽出装置は、所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、前記所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する取得部と、前記対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、前記他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する分類部と、前記第1クラスタと前記第2クラスタとの差異に基づいて、前記第1クラスタから前記対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する抽出部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る抽出装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る検索履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るベクトル情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る特徴クラスタ情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る抽出処理手順を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る広告配信処理の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る広告配信処理手順を示すフローチャートである。 図11は、抽出装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る抽出装置、抽出方法、及び抽出プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.抽出処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る抽出処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す図である。図1では、抽出装置100(図2参照)が複数のユーザを所定の行動を行った対象ユーザのグループと、所定の行動を行わなかった他のユーザのグループとの2つのグループに基づいて、特徴クラスタを抽出する場合を示す。図1の例では、所定の行動がA社のパソコンの購入である場合を示す。また、図1の例では、ユーザの行動情報が、ユーザが検索において用いたトークンである場合を示す。例えば、ここでいう「トークン」とは、ユーザが検索に用いたクエリに含まれる所定の区切り文字で区切られた文字列を意味する。例えば、「トークン」は、ユーザが検索に用いたクエリにおいてスペースで区切られた各文字列を意味する。例えば、検索クエリが「パソコン 性能」であった場合、文字列「パソコン」や文字列「性能」がトークンとなる。
例えば、図1中のユーザ群GL1(グループA)は、A社のパソコンを購入したユーザであるユーザU1やユーザU2等が含まれる。図1の例では、A社のパソコン購入ユーザ群であるユーザ群GL1には、1000人のユーザが含まれるものとする。また、例えば、図1中のユーザ群GL2(グループB)は、A社のパソコンを購入しなかったユーザであるユーザU3やユーザU4等が含まれる。図1の例では、A社のパソコン非購入ユーザ群であるユーザ群GL2には、2000人のユーザが含まれるものとする。
また、抽出装置100は、各ユーザが所定の期間における検索で用いたトークンを収集する。また、所定の行動を行ったユーザに関する所定の期間は、対応するユーザが所定の行動を行う前の一定期間(例えば1ヶ月)等であってもよい。例えば、ユーザU1についてトークンを収集する期間は、ユーザU1がパソコンAを購入した時点から1ヶ月前までの期間であってもよい。また、所定の行動を行わなかったユーザに関する所定の期間は、抽出処理を行う前の一定期間(例えば1ヶ月)等であってもよい。例えば、ユーザU3についてトークンを収集する期間は、抽出装置100が抽出処理を行う時点から1ヶ月前までの期間であってもよい。なお、上記所定の期間は一例であり、目的等に応じて種々の期間に変更されてもよい。
図1に示す例において、使用トークン情報TK1は、ユーザU1が所定の期間における検索において用いたトークンを示す。例えば、使用トークン情報TK1には、「パソコン」、「B社型番X」、「強度」、「充電」等といったトークンが含まれる。また、図1に示す例において、使用トークン情報TK2は、ユーザU2が所定の期間における検索において用いたトークンを示す。例えば、使用トークン情報TK2には、「ノートPC」、「B社型番Y」、「軽量」、「値段」等といったトークンが含まれる。
図1に示す例において、使用トークン情報TK3は、ユーザU3が所定の期間における検索において用いたトークンを示す。例えば、使用トークン情報TK3には、「スマホ」、「株価」、「PC」、「サッカー」等といったトークンが含まれる。また、図1に示す例において、使用トークン情報TK4は、ユーザU4が所定の期間における検索において用いたトークンを示す。例えば、使用トークン情報TK4には、「転職」、「メール」、「交通費」、「ノーパソ」等といったトークンが含まれる。
まず、抽出装置100は、グループAに含まれるユーザが用いたトークンをクラスタに分類する(ステップS11)。具体的には、抽出装置100は、トークンの類似度に基づいて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。図1の例では、抽出装置100は、各トークンに対応するベクトルの類似度に基づいて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。
例えば、抽出装置100は、非特許文献1の「word2vec」に関する技術に基づいて導出された各トークンのベクトルを用いてもよい。なお、抽出装置100は、各トークンに対応するベクトルが導出可能であれば、どのような技術により導出された各トークンのベクトルを用いてもよい。例えば、抽出装置100は、各トークンの意味が近い程、各トークンのベクトルが類似する各トークンのベクトルを用いてもよい。この場合、例えば、トークン「パソコン」に対応するベクトルとトークン「PC」に対応するベクトルとは類似する。
また、例えば、抽出装置100は、上述した各トークンのベクトルやKmeans等の種々の従来技術を適宜用いて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。例えば、抽出装置100は、クラスタ数が所定数(例えば1000個)になるように、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。なお、抽出装置100は、上述した各トークンのベクトルの類似度に基づいて、トークンを複数のクラスタに分類可能であれば、どのようなクラスタリング技術を用いてもよい。
図1の例では、抽出装置100は、第1クラスタ群CL11に示すように、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。例えば、第1クラスタ群CL11中のクラスタID「C11」により識別されるクラスタ(以下、「クラスタC11」と記載する場合がある)には、「パソコン」や「ノートPC」や「PC」や「ノーパソ」といったトークンが含まれることを示す。例えば、「パソコン」や「ノートPC」や「PC」や「ノーパソ」は、共通のパーソナルコンピュータを示す単語であるため、意味的に類似するトークンとして抽出装置100によりクラスタC11に分類される。また、例えば、第1クラスタ群CL11中のクラスタID「C12」により識別されるクラスタ(以下、「クラスタC12」と記載する場合がある)には、「B社型番X」や「B社型番Y」や「ZAシリーズ」や「ZBシリーズ」といったトークンが含まれることを示す。例えば、抽出装置100は、「B社型番X」や「B社型番Y」がB社のパソコンであり、「ZAシリーズ」や「ZBシリーズ」がB社のパソコンのシリーズであるため、意味的に類似するトークンとして、クラスタC12に分類する。また、例えば、第1クラスタ群CL11中のクラスタID「C13」により識別されるクラスタ(以下、「クラスタC13」と記載する場合がある)には、「値段」や「費用」や「代金」や「交通費」といったトークンが含まれることを示す。
また、抽出装置100は、グループBに含まれるユーザが用いたトークンをクラスタに分類する(ステップS12)。具体的には、抽出装置100は、トークンの類似度に基づいて、グループBに含まれるユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する。図1の例では、説明を簡単にするために、抽出装置100は、グループBに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタと同様の第2クラスタに分類する。図1の例では、抽出装置100は、第2クラスタ群CL12に示すように、グループBに含まれるユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する。すなわち、図1の例では、抽出装置100は、グループBに含まれるユーザが用いたトークンを、第1クラスタ群CL11中の第1クラスタと同様の第2クラスタに分類する。
そして、抽出装置100は、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する(ステップS13)。図1の例では、抽出装置100は、第1クラスタ群CL11や第2クラスタ群CL12に示す各クラスタに属するトークンの使用率に関する情報に基づいて特徴クラスタを抽出する。
図1の例では、第1クラスタ群CL11に示すように、クラスタC11に含まれるトークンのグループAにおける使用率は80%である。すなわち、図1の例では、クラスタC11に含まれるトークンはグループA中の1000人のユーザのうち、800人のユーザが使用したことを示す。なお、ここでいう「使用率」は、対応するクラスタに属するトークンを使用したユーザの割合を示すものであり、例えば、あるユーザが、「パソコン」や「ノートPC」や「PC」や「ノーパソ」等複数のトークンを使用していた場合であっても、そのユーザは「1(ユーザ)」として集計される。
また、図1の例では、第1クラスタ群CL11に示すように、クラスタC12に含まれるトークンのグループAにおける使用率は60%である。すなわち、図1の例では、クラスタC12に含まれるトークンはグループA中の1000人のユーザのうち、600人のユーザが使用したことを示す。また、図1の例では、第1クラスタ群CL11に示すように、クラスタC13に含まれるトークンのグループAにおける使用率は20%である。すなわち、図1の例では、クラスタC13に含まれるトークンはグループA中の1000人のユーザのうち、200人のユーザが使用したことを示す。
また、図1の例では、第2クラスタ群CL12に示すように、クラスタC11に含まれるトークンのグループBにおける使用率は60%である。すなわち、図1の例では、クラスタC11に含まれるトークンはグループB中の2000人のユーザのうち、1200人のユーザが使用したことを示す。また、図1の例では、第2クラスタ群CL12に示すように、クラスタC12に含まれるトークンのグループBにおける使用率は5%である。すなわち、図1の例では、クラスタC12に含まれるトークンはグループB中の2000人のユーザのうち、100人のユーザが使用したことを示す。また、図1の例では、第2クラスタ群CL12に示すように、クラスタC13に含まれるトークンのグループBにおける使用率は20%である。すなわち、図1の例では、クラスタC13に含まれるトークンはグループB中の2000人のユーザのうち、400人のユーザが使用したことを示す。
上記の使用率に関する情報を用いて抽出装置100は、グループAにおける使用率とグループBにおける使用率との差異に基づく評価値が所定の閾値以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。図1の例では、抽出装置100は、グループBにおける使用率に対するグループAにおける使用率の比(評価値)が3以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。
例えば、抽出装置100は、クラスタC11については、グループAにおける使用率が80%であり、グループBにおける使用率が60%であるため、評価値が「1.33(=80/60)」となるため、クラスタC11を特徴クラスタとして抽出しない。また、例えば、抽出装置100は、クラスタC13については、グループAにおける使用率が20%であり、グループBにおける使用率が20%であるため、評価値が「1(=20/20)」となるため、クラスタC13を特徴クラスタとして抽出しない。
また、例えば、抽出装置100は、クラスタC12については、グループAにおける使用率が60%であり、グループBにおける使用率が5%であるため、評価値が「12(=60/5)」となるため、クラスタC13を特徴クラスタとして抽出する。このように、抽出装置100は、A社のパソコンを購入したユーザに特徴的なクラスタを特徴クラスタとして抽出する。図1の例では、抽出装置100は、特徴クラスタ情報記憶部124に示すように、クラスタC12やクラスタC21のような評価値が3以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。
上記のように、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出することにより、抽出装置100は、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができる。また、抽出装置100は、抽出した特徴クラスタを外部の情報処理装置に提供してもよい。また、抽出装置100は、抽出した特徴クラスタに基づいて種々のサービスを提供してもよい。なお、抽出装置100による抽出した特徴クラスタに基づくサービスの提供についての詳細は後述する。また、上記の例では、行動情報としてクエリに含まれるトークンを用いる場合を示したが、抽出装置100は、ユーザの行動情報であればどのような情報を用いて上記のような特徴クラスタを抽出する処理を行ってもよい。例えば、抽出装置100は、ユーザの行動情報であって、その行動情報に対応するベクトルが取得可能であれば、どのような情報を用いて上記の抽出処理を行ってもよい。
例えば、抽出装置100は、ユーザの移動を伴う行動情報に基づいて、ある場所へ行くことを所定の行動として、特徴クラスタを抽出してもよい。例えば、抽出装置100は、ユーザの移動を伴う行動情報に基づいて、場所A(例えば海やレストラン等)へ行ったユーザを対象ユーザとし、その対象ユーザが場所Aへ行く前の所定の期間の行動情報をクラスタリングした第1クラスタを用いて、特徴クラスタを抽出してもよい。この場合、例えば、抽出装置100は、場所Aへ行かなかったユーザを他のユーザとし、その他のユーザの所定の期間の行動情報をクラスタリングして、第2クラスタとして用いてもよい。また、例えば、抽出装置100は、ユーザの行動情報として、ユーザによる自動車等の運転に関する行動情報を用いてもよい。なお、上記は一例であり、抽出装置100は、上記の特徴クラスタの抽出処理が可能な情報であれば、どのような情報を用いて上記の特徴クラスタの抽出処理を行ってもよい。
〔2.抽出装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る抽出装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る抽出装置の構成例を示す図である。図2に示すように、抽出装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、抽出装置100は、各種の情報を表示する表示部や、各種の情報を入力する入力部を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、所定のネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10(図9参照)等の外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、ユーザ情報記憶部121と、検索履歴情報記憶部122と、ベクトル情報記憶部123と、特徴クラスタ情報記憶部124と、広告情報記憶部125とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性情報を記憶する。図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図3に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「グループ(A社パソコン購入有無)」、「年齢」、「性別」、「居住地」、「興味」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。「グループ(A社パソコン購入有無)」は、対応するユーザがA社パソコン購入の有無に応じて属するグループを示す。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。また、「居住地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの居住する地域を示す。なお、「居住地」は、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な住所であってもよい。また、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザが関心のある対象を示す。なお、「興味」は、複数登録されてもよい。
例えば、図3に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、グループAに属するユーザであり、A社パソコンを購入したユーザであることを示す。また、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、図3に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、居住地が「地域A」であり、関心のある対象が「スポーツ」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(検索履歴情報記憶部122)
実施形態に係る検索履歴情報記憶部122は、検索に関する各種情報を記憶する。例えば、図4では、検索履歴情報記憶部122は、所定の検索システムにおいて使用されたクエリに関する情報を記憶する。図4に、実施形態に係る検索履歴情報記憶部122の一例を示す。図4に示す検索履歴情報記憶部122は、「検索クエリID」、「検索クエリ」、「入力ユーザ」、「日時」といった項目を有する。「検索クエリ」には、「トークン1」、「トークン2」といった項目が含まれる。
「検索クエリID」は、クエリを識別するための識別情報を示す。「検索クエリ」の「トークン1」や「トークン2」は、対応するクエリに含まれるトークンを示す。「入力ユーザ」は、対応するクエリを入力(使用)したユーザを示す。また、「日時」は、対応するクエリが入力(使用)された日時を示す。
図4の例では、検索クエリID「Q11」により識別されるクエリは、「パソコン」や「B社型番X」といったトークンを含むことを示す。また、検索クエリID「Q11」により識別されるクエリを用いたユーザがユーザU1であることを示す。また、検索クエリID「Q11」により識別されるクエリを用いた検索が日時DAに行われたことを示す。なお、図4の例では、日時DAのように日時を抽象的な記号で表記するが、例えば「2016年7月27日21時28分54秒」のような具体的な日時であってもよい。
なお、検索履歴情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(ベクトル情報記憶部123)
実施形態に係るベクトル情報記憶部123は、各単語(トークン)のベクトル情報を記憶する。図5は、実施形態に係るベクトル情報記憶部の一例を示す図である。図5に示すように、ベクトル情報記憶部123は、各単語に関する情報を記憶する。具体的には、ベクトル情報記憶部123は、分散表現により学習された各単語の素性の重みに関する情報を記憶する。図5に示すように、ベクトル情報記憶部123は、ベクトル情報として、「単語ID」「単語(トークン)」、「素性1」〜「素性3」等の項目を有する。
「単語ID」は、単語(トークン)を識別するための識別情報を示す。「単語(トークン)」は、対応する単語(トークン)を示す。「素性1」〜「素性3」は、対応する単語(トークン)の各素性の重みを示す。
例えば、図5に示す例において、単語ID「W1」により識別されるトークン「パソコン」は、素性1の重みが「1.5」、素性2の重みが「0」、素性3の重みが「0.8」等であることを示す。例えば、各単語(トークン)がm次元のベクトルで表現される場合、素性数はm個になり、素性1〜素性mの重みが記憶される。
なお、ベクトル情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよく、各単語(トークン)のベクトル表現であれば、どのような情報が記憶されてもよい。
(特徴クラスタ情報記憶部124)
実施形態に係る特徴クラスタ情報記憶部124は、特徴クラスタに関する各種情報を記憶する。例えば、図6では、特徴クラスタ情報記憶部124は、特徴クラスタに関する情報を記憶する。図6に、実施形態に係る特徴クラスタ情報記憶部124の一例を示す。図6に示す特徴クラスタ情報記憶部124は、「クラスタID」、「トークン一覧」、「評価値(グループA)」といった項目を有する。トークン一覧には、「トークン1」〜「トークン4」等の項目が含まれる。
「クラスタID」は、クラスタを識別するための識別情報を示す。「トークン一覧」の「トークン1」〜「トークン4」等は、対応するクラスタに属するトークンを示す。「評価値(グループA)」は、対応するクラスタの評価を示す。
図6の例では、クラスタID「C12」により識別されるクラスタC12が特徴クラスタとして抽出されていることを示す。また、クラスタC12は、「B社型番X」や「B社型番Y」や「ZAシリーズ」や「ZBシリーズ」といったトークンを含むことを示す。また、クラスタC12のグループAについての評価値は「12」であることを示す。
なお、特徴クラスタ情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、特徴クラスタ情報記憶部124は、特徴クラスタを抽出した日時に関する情報を記憶してもよい。
(広告情報記憶部125)
実施形態に係る広告情報記憶部125は、広告に関する各種情報を記憶する。図7に、実施形態に係る広告情報記憶部125の一例を示す。図7に示す広告情報記憶部125は、「広告ID」、「広告コンテンツ」、「商品等」といった項目を有する。
「広告ID」は、広告を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主や代理店等から入稿された広告を示す。図7では「広告コンテンツ」に「広告A」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であるものとする。「商品等」は、広告の対象となる商品やサービスを示す。なお、商品やサービスを識別する情報としては「商品等」に限らず、商品やサービスを識別するための「商品ID」等の情報を記憶してもよい。
例えば、図7に示す例において、広告ID「AC1」により識別される広告Aは、商品「A社パソコンXA」を対象とする広告であることを示す。
なお、広告情報記憶部125は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、広告情報記憶部125は、入札価格に関する情報等を記憶してもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、抽出装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(抽出プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、分類部132と、抽出部133と、配信部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザ情報記憶部121からユーザに関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、検索履歴情報記憶部122から検索履歴に関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、ベクトル情報記憶部123から各単語(トークン)のベクトル情報を取得する。また、例えば、取得部131は、特徴クラスタ情報記憶部124から特徴クラスタに関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、広告情報記憶部125から広告に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザの属性に類似する属性を有する他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、他のユーザが用いた検索クエリに関する情報として、他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得する。例えば、取得部131は、所定の商品を購入した対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の商品を購入しなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する。
例えば、取得部131は、所定の行動を行った対象ユーザの行動情報と、所定の行動を行わなかった他のユーザの行動情報とを取得する。例えば、取得部131は、所定の商品を購入した対象ユーザの行動情報と、所定の商品を購入しなかった他のユーザの行動情報とを取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザの行動情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を取得し、他のユーザの行動情報として、他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザの行動情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、他のユーザの行動情報として、他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得する。
例えば、取得部131は、対象ユーザが検索に用いたクエリに関する情報を、検索履歴情報記憶部122から取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザが検索に用いたクエリに含まれるトークンに関する情報を、検索履歴情報記憶部122から取得する。図1の例では、例えば、取得部131は、対象ユーザであるユーザU1の使用トークン情報TK1を、検索履歴情報記憶部122から取得する。
例えば、取得部131は、対象ユーザの属性に類似する属性を有する他のユーザの行動情報を取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザ以外のユーザが検索に用いたクエリに含まれるトークンに関する情報を、検索履歴情報記憶部122から取得する。図1の例では、例えば、取得部131は、対象ユーザ以外のユーザであるユーザU3の使用トークン情報TK3を、検索履歴情報記憶部122から取得する。例えば、取得部131は、対象ユーザであるユーザU1の属性に類似する30代男性のユーザであるユーザU3の使用トークン情報TK3を取得する。また、取得部131は、各トークンのベクトル情報を外部の処理装置から取得してもよい。
(分類部132)
分類部132は、種々の情報を分類する。分類部132は、対象ユーザの各行動情報間の類似度に基づいて対象ユーザの行動情報を第1クラスタに分類し、他のユーザの各行動情報間の類似度に基づいて他のユーザの行動情報を第2クラスタに分類する。例えば、分類部132は、対象ユーザの各行動情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて対象ユーザの行動情報を第1クラスタに分類し、他のユーザの各行動情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて他のユーザの行動情報を第2クラスタに分類する。例えば、分類部132は、対象ユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて対象ユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類し、他のユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて他のユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する。例えば、分類部132は、対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する。
例えば、分類部132は、単語(トークン)の類似度に関する情報を生成する。例えば、分類部132は、検索履歴情報記憶部122に記憶されたトークンに関する情報に基づいて、分散表現の学習を行い、各単語(トークン)の素性の重みをベクトル情報として生成する。例えば、分類部132は、非特許文献1の「word2vec」に関する技術に基づいて、分散表現の学習を行ってもよい。分類部132は、各単語(トークン)についてm次元の実数値ベクトルである単語ベクトル(例えば、「word embedding」等と称される)を導出する。例えば、各次元の実数値が、ベクトル情報における各素性の重みに対応する。このように、分類部132は、分散表現の学習によりトークンのベクトルに関する情報を生成する。なお、抽出装置100が各トークンのベクトル情報を外部の処理装置から取得する場合、分類部132はベクトル情報の生成を行わなくてもよい。
図1の例では、分類部132は、グループAに含まれるユーザが用いたトークンをクラスタに分類する。具体的には、分類部132は、トークンの類似度に基づいて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。分類部132は、各トークンに対応するベクトルの類似度に基づいて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。
例えば、分類部132は、非特許文献1の「word2vec」に関する技術に基づいて導出された各トークンのベクトルの類似度に基づいて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。また、例えば、分類部132は、上述した各トークンのベクトルやKmeans等の種々の従来技術を適宜用いて、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。例えば、分類部132は、クラスタ数が所定数(例えば1000個)になるように、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。
図1の例では、分類部132は、第1クラスタ群CL11に示すように、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。例えば、分類部132は、第1クラスタ群CL11中に示すように、「パソコン」や「ノートPC」や「PC」や「ノーパソ」といったトークンをクラスタC11として分類する。また、例えば、分類部132は、第1クラスタ群CL11中に示すように、「B社型番X」や「B社型番Y」や「ZAシリーズ」や「ZBシリーズ」といったトークンをクラスタC12として分類する。
(抽出部133)
抽出部133は、種々の情報を抽出する。例えば、抽出部133は、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する。例えば、抽出部133は、対象ユーザのうち第1クラスタに属する行動情報に関する行動を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属する行動情報に関する行動を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出する。例えば、抽出部133は、対象ユーザのうち第1クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出する。例えば、抽出部133は、対象ユーザのうち第1クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出する。
図1の例では、抽出部133は、第1クラスタ群CL11や第2クラスタ群CL12に示す各クラスタに属するトークンの使用率に関する情報に基づいて特徴クラスタを抽出する。例えば、抽出部133は、グループAにおける使用率とグループBにおける使用率との差異に基づく評価値が所定の閾値以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。例えば、抽出部133は、グループBにおける使用率に対するグループAにおける使用率の比(評価値)が3以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。また、例えば、抽出部133は、クラスタC12については、グループAにおける使用率が60%であり、グループBにおける使用率が5%であるため、評価値が「12(=60/5)」となるため、クラスタC12を特徴クラスタとして抽出する。例えば、抽出部133は、A社のパソコンを購入したユーザに特徴的なクラスタを特徴クラスタとして抽出する。図1の例では、抽出部133は、特徴クラスタ情報記憶部124に示すように、クラスタC12やクラスタC21のような評価値が3以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。
また、抽出部133は、広告情報記憶部125から広告を抽出する。例えば、抽出部133は、取得部131が検索を行っているユーザが入力したクエリを取得した際に、クエリ中のトークンが特徴クラスタ情報記憶部124に記憶された特徴クラスタのトークンと一致する場合、特徴クラスタに対応する広告を抽出する。また、例えば、抽出部133は、取得部131が検索を行っているユーザが入力したクエリを取得した際に、クエリ中のトークンが特徴クラスタ情報記憶部124に記憶された特徴クラスタのトークンと一致しない場合、所定の基準に基づき広告を抽出する。例えば、抽出部133は、クエリ中のトークンが特徴クラスタ情報記憶部124に記憶された特徴クラスタのトークンと一致しない場合、各広告の入札価格やユーザに関する情報に基づき広告を抽出してもよい。
(配信部134)
配信部134は、外部の情報処理装置に各種情報を送信する。例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる行動情報に対応する行動を行ったユーザに所定の行動に関するコンテンツを配信する。例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる行動情報に対応する行動を行ったユーザに所定の行動に関する広告を配信する。図1の例では、例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタ情報記憶部124に含まれるトークンを用いて検索を行ったユーザにA社のパソコンの広告を配信する。この点についての詳細は、後述する。例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された広告を配信する。例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関するコンテンツを配信する。例えば、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関する広告を配信する。
〔3.抽出処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る抽出装置100による抽出処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る抽出処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、抽出装置100は、ユーザが検索に用いた検索クエリに関する情報を取得する(ステップS101)。例えば、抽出装置100は、対象ユーザの行動情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、他のユーザの行動情報として、他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得する。その後、例えば、抽出装置100は、取得部131により取得されたトークンについて分散表現の学習等を行い、各トークンのベクトルに関する情報を生成する。なお、各トークンのベクトル情報が外部の処理装置から取得される場合、抽出装置100はベクトル情報の生成を行わなくてもよい。
そして、抽出装置100は、グループA(対象ユーザ群)のトークンを第1クラスタに分類する(ステップS102)。図1の例では、抽出装置100は、第1クラスタ群CL11に示すように、グループAに含まれるユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類する。
また、抽出装置100は、グループB(非対象ユーザ群)のトークンを第2クラスタに分類する(ステップS103)。図1の例では、抽出装置100は、第2クラスタ群CL12に示すように、グループBに含まれるユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する。
その後、抽出装置100は、第1クラスタと第2クラスタとに基づいて特徴クラスタを抽出する(ステップS104)。図1の例では、抽出装置100は、特徴クラスタ情報記憶部124に示すように、クラスタC12やクラスタC21のような評価値が3以上であるクラスタを特徴クラスタとして抽出する。
〔4.広告配信処理〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る抽出装置100による広告配信処理について説明する。図9は、実施形態に係る広告配信処理の一例を示す図である。図9の例では、ユーザU11が検索を行う際に入力したクエリに基づく広告を配信する場合を示す。
まず、抽出装置100は、ユーザU11が利用する端末装置10からクエリを取得する(ステップS21)。図9の例では、抽出装置100は、端末装置10からクエリ「ZAシリーズ」を取得する。図9に示す例において、ユーザU11は、端末装置10の画面に表示された検索画面を表示するページW11中の検索窓にクエリ「ZAシリーズ」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10は、抽出装置100へ検索クエリ「ZAシリーズ」を送信する。
その後、抽出装置100は、取得した検索クエリ「ZAシリーズ」に基づいて、広告を抽出する(ステップS22)。例えば、抽出装置100は、取得した検索クエリ「ZAシリーズ」に含まれるトークンである「ZAシリーズ」が、特徴クラスタ情報記憶部124中のトークンと一致するかに応じて、広告を抽出する。図9の例では、抽出装置100は、広告リストAL11に示すように、トークン「ZAシリーズ」が特徴クラスタ情報記憶部124中のトークンと一致するため、A社のパソコンXAに関する広告Aを抽出する。
その後、抽出装置100は、ユーザU11が利用する端末装置10へ抽出した広告を配信する(ステップS23)。図9の例では、抽出装置100は、ユーザU11が利用する端末装置10へA社のパソコンXAに関する広告Aを配信する(ステップS23)。
上記のように、抽出装置100は、対象ユーザに特徴的なトークンを使用して検索を行ったユーザに対して、A社のパソコンに関する広告を配信することにより、広告効果を向上させることができる。例えば、抽出装置100は、A社のパソコンを購入したユーザに特徴的なトークンが使用された場合、その検索を行ったユーザに対してしてA社のパソコンに関する広告を配信することにより、広告効果を向上させることができる。
〔5.広告配信処理のフロー〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る抽出装置100による広告配信処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る広告配信処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、抽出装置100は、検索クエリを取得する(ステップS201)。そして、抽出装置100は、検索クエリ中のトークンが特徴クラスタのトークンと一致する場合(ステップS202:Yes)、特徴クラスタに対応する広告を抽出する(ステップS203)。
一方、抽出装置100は、検索クエリ中のトークンが特徴クラスタのトークンと一致しない場合(ステップS202:No)、所定の基準に基づき広告を抽出する(ステップS204)。その後、抽出装置100は、抽出した広告を配信する(ステップS205)。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る抽出装置100は、取得部131と、分類部132と、抽出部133とを有する。取得部131は、所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する。分類部132は、対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する。抽出部133は、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、第1クラスタと第2クラスタとの差異に基づいて、第1クラスタから対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出することにより、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、抽出部133は、対象ユーザのうち第1クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、対象ユーザのうち第1クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出することにより、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、取得部131は、対象ユーザの属性に類似する属性を有する他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を取得する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、対象ユーザの属性に類似する属性を有するユーザとの差異に基づくことにより、特定のユーザに特徴的な情報を抽出することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100は、配信部134を有する。配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関するコンテンツを配信する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、抽出した特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関するコンテンツを配信することにより、特定のユーザに特徴的な情報に基づいて適切なコンテンツを配信することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、配信部134は、抽出部133により抽出された特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関する広告を配信する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、抽出した特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに所定の行動に関する広告を配信することにより、特定のユーザに特徴的な情報に基づいて適切な広告を配信することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、取得部131は、対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、他のユーザが用いた検索クエリに関する情報として、他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得する。分類部132は、対象ユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて対象ユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類し、他のユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて他のユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報として、対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを用い、他のユーザが用いた検索クエリに関する情報として、他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを用いることにより、特定のユーザに特徴的なトークンを抽出することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、抽出部133は、対象ユーザのうち第1クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、対象ユーザのうち第1クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合と、他のユーザのうち第2クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、第1クラスタを特徴クラスタとして抽出することにより、特定のユーザに特徴的なトークンを抽出することができる。
また、実施形態に係る抽出装置100において、取得部131は、所定の商品を購入した対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の商品を購入しなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する。
これにより、実施形態に係る抽出装置100は、所定の商品を購入した対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、所定の商品を購入しなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を用いることにより、所定の商品を購入したユーザに特徴的な情報を抽出することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る抽出装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、抽出装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定のネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定のネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る抽出装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定のネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
100 抽出装置
121 ユーザ情報記憶部
122 検索履歴情報記憶部
123 ベクトル情報記憶部
124 特徴クラスタ情報記憶部
125 広告情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 分類部
133 抽出部
134 配信部

Claims (10)

  1. 所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、前記所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する取得部と、
    前記対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、前記他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する分類部と、
    前記第1クラスタと前記第2クラスタとの差異に基づいて、前記第1クラスタから前記対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする抽出装置。
  2. 前記抽出部は、
    前記対象ユーザのうち前記第1クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合と、前記他のユーザのうち前記第2クラスタに属する検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、前記第1クラスタを前記特徴クラスタとして抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の抽出装置。
  3. 前記取得部は、
    前記対象ユーザの属性に類似する属性を有する前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の抽出装置。
  4. 前記抽出部により抽出された前記特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに前記所定の行動に関するコンテンツを配信する配信部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の抽出装置。
  5. 前記配信部は、
    前記抽出部により抽出された前記特徴クラスタに含まれる検索クエリに関する情報を用いた検索を行ったユーザに前記所定の行動に関する広告を配信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の抽出装置。
  6. 前記取得部は、
    前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報として、前記対象ユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報として、前記他のユーザが用いた検索クエリに含まれるトークンを取得し、
    前記分類部は、
    前記対象ユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて前記対象ユーザが用いたトークンを第1クラスタに分類し、前記他のユーザが用いた各トークン間の類似度に基づいて前記他のユーザが用いたトークンを第2クラスタに分類する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の抽出装置。
  7. 前記抽出部は、
    前記対象ユーザのうち前記第1クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合と、前記他のユーザのうち前記第2クラスタに属するトークンを用いた検索を行ったユーザの割合との比が所定の閾値以上の場合、前記第1クラスタを前記特徴クラスタとして抽出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の抽出装置。
  8. 前記取得部は、
    所定の商品を購入した前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、前記所定の商品を購入しなかった前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の抽出装置。
  9. コンピュータが実行する抽出方法であって、
    所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、前記所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する取得工程と、
    前記対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、前記他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する分類工程と、
    前記第1クラスタと前記第2クラスタとの差異に基づいて、前記第1クラスタから前記対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する抽出工程と、
    を含むことを特徴とする抽出方法。
  10. 所定の行動を行った対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報と、前記所定の行動を行わなかった他のユーザが用いた検索クエリに関する情報とを取得する取得手順と、
    前記対象ユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記対象ユーザが用いた検索クエリに関する情報を第1クラスタに分類し、前記他のユーザが用いた各検索クエリに関する情報に対応するベクトル間の類似度に基づいて前記他のユーザが用いた検索クエリに関する情報を第2クラスタに分類する分類手順と、
    前記第1クラスタと前記第2クラスタとの差異に基づいて、前記第1クラスタから前記対象ユーザに特徴的な行動を示すクラスタである特徴クラスタを抽出する抽出手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする抽出プログラム。
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