JP2018060140A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面が金属材料である層規制部材で現像剤の層厚を規制する場合と比較し、現像ロールが保持する現像剤層の単位面積当たりの現像剤の質量の低下を抑制する。【解決手段】トリマーバー60は、円柱状とされ、現像ロール42の現像剤層GSの層厚を規制する機能を有している。また、トリマーバー60は、円柱状の金属丸棒60Aと、この金属丸棒60Aの周囲に形成された樹脂層60Bと、で構成されている。よって、現像剤がトリマーギャップ51を通過する際に、現像剤を構成するキャリアによって、樹脂層60Bが削られトリマーギャップ51が広くなる。【選択図】図2
Description
本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、非磁性一成分現像剤により静電潜像を現像する現像装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、回転中心から外周までの距離が徐々に増加され、周囲の曲率半径が増大されるロール状の層規制部材を用い、現像ロールとの接触位置を変える事により現像ロール上のトナーの層厚及びトナーの帯電量を変動し、現像時の画像濃度を調整している。また、スプリングにより層規制部材に回転トルクを付与し、層規制部材の摩耗に伴い順次層規制部材を回動し、現像ロールに層規制部材の新たな部分を圧接することにより層規制部材の長寿命化を図っている。
特許文献2には、非磁性トナーと磁性キャリアを混合した二成分現像剤を使用する現像装置及びこれに用いられる現像剤層規制部材に関する技術が開示されている。この先行技術では、現像スリーブに保持された現像剤量を規制する現像剤層規制部材は、樹脂からなる基材樹脂板と、現像剤層規制部材の表面に、基材樹脂板の樹脂より硬い樹脂で、基材樹脂板をコーティングした樹脂ハードコート層と、を有することを特徴としている。
本発明は、表面が金属材料である層規制部材で現像剤層の層厚を規制する場合と比較し、現像ロールが保持する現像剤層の単位面積当たりの現像剤の質量が経時で低下することを抑制することが目的である。
請求項1の発明は、外周面に現像剤を保持する現像ロールと、前記現像剤によって削られる樹脂層が少なくとも前記現像ローラ側を向く表面に設けられ、前記現像ロールが保持する前記現像剤の層厚を規制する層規制部材と、を備える現像装置である。
請求項2の発明は、前記層規制部材は、金属丸棒と、前記金属丸棒の表面に設けられた前記樹脂層と、で構成されている請求項1に記載の現像装置である。
請求項3の発明は、前記樹脂層は、前記現像剤を構成するトナーのバインダー樹脂と同種の樹脂材料で構成されている、請求項1又は請求項2に記載の現像装置である。
請求項4の発明は、静電潜像が形成される像保持体と、前記像保持体と前記現像ロールが対向するように設けられた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像装置と、を備える画像形成装置である。
請求項5の発明は、前記現像ロールの累積回転数又は累積駆動時間が大きくなると小さいときよりも、現像バイアスが大きくなるように前記現像ロールに電圧を印加する印加手段を有する、請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、表面が金属材料である層規制部材で現像剤層の層厚を規制する場合と比較し、現像剤層の単位面積当たりの質量が経時で低下することを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、層規制部材が全て樹脂材料で構成されている場合と比較し、層規制部材の撓みを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、樹脂層が現像剤を構成するトナーのバインダー樹脂と異なる樹脂材料で構成されている場合と比較し、樹脂層が削れて現像剤に混入するとこによる画像品質に与える影響を抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載以外の現像装置を用いる場合と比較し、現像ロールの現像剤層の単位面積当たりの現像剤の質量が経時で低下することに伴う画像品質の低下を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像ロールに印加される現像バイアスが常に一定の場合と比較し、画像濃度の低下が抑制される。
以下、発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。まず、実施形態の画像形成装置10の全体構成及び動作について説明する。次いで、本実施形態の現像装置28)について説明する。次いで、本実施形態の作用について説明する。
また、以下の説明では、図面に矢印X及び矢印−Xで示す方向を装置幅方向右側及び左側、図面に矢印Z及び矢印−Zで示す方向を装置高さ方向上側及び下側(以下、上側及び下側という。)とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する方向(矢印Y及び矢印−Y方向)を装置奥行き方向手前側及び奥側とする。
≪画像形成装置の全体構成≫
まず、画像形成装置10の全体構成について、図1を参照しつつ説明する。画像形成装置10は、トナー像形成部20と、搬送装置30と、定着装置32と、制御部34と、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
まず、画像形成装置10の全体構成について、図1を参照しつつ説明する。画像形成装置10は、トナー像形成部20と、搬送装置30と、定着装置32と、制御部34と、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
<トナー像形成部>
トナー像形成部20は、帯電、露光、現像、転写の各工程を行って、搬送装置30により搬送される媒体Pにトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成部20は、感光体22と、帯電装置24と、露光装置26と、現像装置28と、転写装置29と、を含んで構成されている。
トナー像形成部20は、帯電、露光、現像、転写の各工程を行って、搬送装置30により搬送される媒体Pにトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成部20は、感光体22と、帯電装置24と、露光装置26と、現像装置28と、転写装置29と、を含んで構成されている。
像保持体の一例としての感光体22は、筒状とされており、駆動源(図示省略)に駆動されて軸周り(矢印A方向)に回転するようになっている。
帯電装置24は、軸周りに回転する感光体22を帯電する機能を有する。露光装置26は、帯電装置24が帯電した感光体22に潜像を形成する機能を有する。
現像装置28は、露光装置26が感光体22に形成した潜像を、トナーを用いてトナー像として現像する(トナー像を形成する)機能を有する。
転写装置29は、転写ロール26Aを含んで構成されており、転写ロール26Aと感光体22とニップNを形成し、感光体22に形成されたトナー像をニップNに搬送される媒体Pに転写する機能を有する。
なお、本実施形態のトナー像形成部20において、感光体22と現像装置28とは、一体的に画像形成装置本体に取り付け可能なカートリッジ21を構成している。
<搬送装置>
搬送装置30は、媒体Pの搬送経路(図中の二点鎖線)を搬送経路として、媒体Pを搬送方向(矢印B方向)に搬送する機能を有する。
搬送装置30は、媒体Pの搬送経路(図中の二点鎖線)を搬送経路として、媒体Pを搬送方向(矢印B方向)に搬送する機能を有する。
<定着装置>
定着装置32は、トナー像形成部20により媒体Pに形成されたトナー像を加熱、加圧して、媒体Pにトナーを定着させる機能を有する。
定着装置32は、トナー像形成部20により媒体Pに形成されたトナー像を加熱、加圧して、媒体Pにトナーを定着させる機能を有する。
<制御部>
制御部34は、画像形成装置10を構成する構成要素を制御する機能を有する。制御部34の具体的な機能については、画像形成装置の動作及び現像バイアス制御で説明する。
制御部34は、画像形成装置10を構成する構成要素を制御する機能を有する。制御部34の具体的な機能については、画像形成装置の動作及び現像バイアス制御で説明する。
以上が、実施形態の画像形成装置10の全体構成についての説明である。
≪画像形成装置の動作≫
次に、本実施形態の画像形成装置10の動作について、図1を参照しつつ説明する。
次に、本実施形態の画像形成装置10の動作について、図1を参照しつつ説明する。
外部装置(図示省略)から画像データを受け取った制御部34は、トナー像形成部20を作動させる。そして、帯電装置24が感光体22を帯電し、露光装置26が感光体22を露光して潜像を形成し、現像装置28が潜像を現像することで感光体22にはトナー像が形成される。
また、制御部34は、搬送装置30を作動させて、感光体22に形成されたトナー像が感光体22の回転によりニップNに到達するタイミングに合わせて、媒体PをニップNに送り込む。そして、制御部34は、転写装置29により感光体22に形成されたトナー像を媒体Pに転写させる。
次いで、定着装置32は、転写装置29により媒体Pに転写されたトナー像を、加熱及び加圧し、媒体Pにトナー像を定着させる。そして、トナー像が定着された媒体Pは、搬送装置30により画像形成装置10の外に排出されて、画像形成装置10の動作が終了する。
以上が、画像形成装置10の動作についての説明である。
≪現像装置≫
次に、現像装置28の詳細を説明する。
次に、現像装置28の詳細を説明する。
現像装置28は、図2に示されるように、現像ロール42と、供給部50と、トリマーバー60と、筐体70と、を含んで構成されている。
<現像ロール42>
本実施形態の現像ロール42は、内部に周方向に複数の磁極が配置された所謂マグネットロールであり、回転軸42Aと、円筒状とされる本体42Bと、を含んで構成されている。本体42Bは、その両端から回転軸42Aがはみ出した状態で回転軸42Aの外周に設けられている。すなわち、回転軸42Aの一端は、少なくとも本体42Bの端部からはみ出している。また、現像ロール42は、感光体22と互いの軸を揃えた状態で、感光体22に対向している。
本実施形態の現像ロール42は、内部に周方向に複数の磁極が配置された所謂マグネットロールであり、回転軸42Aと、円筒状とされる本体42Bと、を含んで構成されている。本体42Bは、その両端から回転軸42Aがはみ出した状態で回転軸42Aの外周に設けられている。すなわち、回転軸42Aの一端は、少なくとも本体42Bの端部からはみ出している。また、現像ロール42は、感光体22と互いの軸を揃えた状態で、感光体22に対向している。
そして、現像ロール42は、本体42Bの外周面42Cに、後述するトリマーバー60によって層厚が規制された現像剤層GSを保持した状態で、駆動源(図示省略)により軸周りに回転し、感光体22の潜像をトナー像として現像する。
なお、図1及び図2における矢印Cは、現像ロール42の回転方向を示している。また、実施形態の現像装置28の現像ロール42が外周面42Cに保持する現像剤Gは、トナー及びキャリアを含んでいる。よって、本実施形態の現像方式は、二成分現像方式である。
トナーは、バインダー樹脂にカーボンブラック等が内添されたトナー母体に、シリカ粒子などが外添された構造となっている。また、キャリアは、フェライト粒子が樹脂コーティングされた構造となっている。
図5に示すように、現像ロール42には電源33が電気的に接続されている。電源33は、感光体22に形成された静電潜像を現像剤G(図2参照)で現像して可視化するために、現像バイアスを現像ロール42に印加する。また、電源33は制御部34によって制御されている。
<供給部>
図2に示すように、供給部50は、筐体70内に収容されている現像剤Gを攪拌して、攪拌した現像剤Gを現像ロール42に供給する機能を有する。供給部50は、攪拌ロール52と、供給ロール54と、を含んで構成されている。なお、供給部50は、現像ロール42よりも下側に配置されている。
図2に示すように、供給部50は、筐体70内に収容されている現像剤Gを攪拌して、攪拌した現像剤Gを現像ロール42に供給する機能を有する。供給部50は、攪拌ロール52と、供給ロール54と、を含んで構成されている。なお、供給部50は、現像ロール42よりも下側に配置されている。
<筐体>
筐体70は、前述のとおり、現像剤Gを収容する機能を有する。また、筐体70は、長尺状とされており、装置奥行き方向に沿って配置され、現像ロール42を、図示していない一対の軸受を介して支持している。
筐体70は、前述のとおり、現像剤Gを収容する機能を有する。また、筐体70は、長尺状とされており、装置奥行き方向に沿って配置され、現像ロール42を、図示していない一対の軸受を介して支持している。
筐体70は、本体72と、蓋74と、を含んで構成されている。本体72の上側の部分には、装置奥行き方向に沿う長尺の開口72Aが形成されている。また、蓋74は、トリマーバー60の上側から現像剤Gが漏れ出さないように、開口72Aの一部を塞いでいる。
<トリマーバー>
層規制部材の一例としてのトリマーバー60は、円柱状とされ、現像ロール42の現像剤層GSの層厚を規制する機能を有している。
層規制部材の一例としてのトリマーバー60は、円柱状とされ、現像ロール42の現像剤層GSの層厚を規制する機能を有している。
トリマーバー60は、図2に示されるように、現像ロール42における供給ロール54に対向する位置(一例として、図中の二点鎖線内Sの位置)よりも回転方向下流側、かつ、現像ロール42における感光体22に対向する位置よりも上流側に配置されている。
図3(A)に示すように、トリマーバー60は、円柱状の金属丸棒60Aと、この金属丸棒60Aの周囲に形成された樹脂層60Bと、で構成されている。
樹脂層60Bは、現像剤G(図2参照)を構成するトナーのトナー母体のバインダー樹脂と同種の樹脂材料で形成されている。バインダー樹脂と同種の樹脂材料は、一例としてスチレンアクリル及びポリエステルなどである。また、樹脂層60Bの層厚は、一例として、20μm〜200μmであり、本実施形態では80μmである。
本実施形態のトリマーバー60においては、金属丸棒60Aは、磁性のSUS材で構成されている。
また、トリマーバー60の外周面60Cと現像ロール42の外周面42Cとの隙間をトリマーギャップ51とする。そして、前述したように、このトリマーギャップ51を現像剤G(図2参照)が通過することで、現像剤層GS(図2参照)の層厚が規制される。
<現像バイアス制御>
図5に示すように、電源33から現像ロール42に現像バイアス電圧が印加されている。この現像バイアス電圧が、現像ロール42の累積駆動時間の増加に伴って、大きくなるように、制御部34によって電源33が制御されている。
図5に示すように、電源33から現像ロール42に現像バイアス電圧が印加されている。この現像バイアス電圧が、現像ロール42の累積駆動時間の増加に伴って、大きくなるように、制御部34によって電源33が制御されている。
一例として、本実施形態では、累積駆動時間が24時間経過するごとに、現像バイアスの直流成分が5V大きくなるように、制御されている。なお、本実施形態では、現像ロール42には、マイナスの電圧を印加しているので、24時間経過するごとに5V低下させている。
≪作用≫
次に、本実施形態の作用について説明する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図3(A)に示すように、初期状態においては、現像ロール42の外周面42Cとトリマーバー60の外周面60Cとの隙間、すなわちトリマーギャップ51は、L1である。しかし、現像剤G(図2参照)がトリマーギャップ51を通過する際に、現像剤G(図2参照)を構成するキャリアによって、現像ロール42に対向する部位の樹脂層60Bが削られトリマーギャップ51が徐々に広くなる。なお、最終的には、現像ロール42に対向する部位の樹脂層60Bがなくなると、トリマーギャップ51はL2となる。
ここで、図4は、印字枚数と現像剤層GS(図2参照)の単位面積当たりの現像剤Gの質量(以降「MOS」と記す)との関係を示すグラフである。また、実線((黒四角(■))は、本実施形態のトリマーバー60の場合であり、破線(黒丸(●))は比較例のトリマーバーが金属丸棒60Aのみで構成されている場合である。なお、比較例の金属丸棒60Aのみで構成されトリマーバーの初期のトリマーギャップ51はL1である。
金属丸棒60Aだけで構成されている比較例としてのトリマーバーの場合は、トリマーギャップ51がL1で一定である。この場合、図4のグラフの破線(黒丸(●))に示すように、現像ロール42の外周面42Cの摩耗による搬送力の低下及び現像剤Gの劣化等により、現像ロール42の現像剤層GSのMOSが経時で減少していく。そして、現像ロール42の現像剤層GSのMOSが減少すると、画像濃度の低下及び画像濃度のムラ等の画像品質の低下する発生する場合がある。
これに対して、本実施形態のトリマーバー60の場合は、現像剤Gによって、トリマーバー60の樹脂層60Bが削られ、トリマーギャップ51が大きくなる(図3を参照)。よって、比較例の金属丸棒60Aのみのトリマーバーで現像剤層GSの層厚を規制する場合と比較し、現像ロール42の現像剤層GSのMOSの経時の減少が抑制される。
本実施形態のトリマーバー60の樹脂層60Bは、削れると現像剤Gに混入する。しかし、樹脂層60Bは、現像剤Gを構成するトナーのトナー母体のバインダー樹脂と同種の樹脂材料で構成されている。よって、樹脂層60Bが削れて現像剤Gに混入しても、樹脂層60Bがバインダー樹脂と異なる樹脂材料で構成されている場合と比較し、混入による画質への影響が少ない、又は影響が無い。
なお、樹脂層60Bの層厚及び硬さ等は、トリマーギャップ51がL1で一定である場合の現像剤層のMOSの減少に応じて適宜対応する。つまり、図4のグラフの破線(黒丸(●))が、実線(黒四角(■))に近づくように、樹脂層60Bの層厚及び硬さ等を調整する。
また、現像ロール42の現像剤層GSのMOSの減少が抑制されても、トナーの帯電特性は、樹脂層60Bの厚み及び樹脂層60Bの有無によって変化し、これにより画像濃度が低下する場合がある。しかし、本実施形態では、現像ロール42の累積駆動時間が24時間経過するごとに、現像バイアスの直流成分が5V大きくなるように制御されているので、現像バイアスが一定の場合と比較し、濃度低下が抑制される。
また、トリマーバー60は、金属丸棒60Aと樹脂層60Bとで構成されているので、層規制部材が全て樹脂材料で構成されている場合と比較し、高剛性であり、撓みを抑制することができる。
<その他>
尚、本発明は、上記実施形態に限定されない。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、現像方式は二成分現像方式であったが、これに限定されるものでない。一成分現像方式にも適用可能である。
また、例えば、上記実施形態では、樹脂層60Bは、現像剤Gを構成するトナーのバインダー樹脂と同種の樹脂材料で構成されていたが、これに限定されない。現像剤Gによって削られる軟らかさの樹脂材料であればよい。より具体的には、樹脂層60Bは、現像剤Gを構成するキャリア、トナー母体、及び外添剤等によって削られる軟らかさの樹脂材料であればよい。例えば、二成分現像方式では現像剤Gを構成するキャリアよりも軟らかい樹脂材料であればよい。また、一成分現像方式では、現像剤Gを構成するトナー母体を構成するバインダー樹脂、トナー母体に内添された磁性粉、及びシリカ等の外添剤等よりも軟らかい樹脂材料であればよい。
また、例えば、上記実施形態では、樹脂層60Bは、金属丸棒60Aの全周に亘って形成されていたが、これに限定されない。樹脂層60Bは、少なくとも現像ロール42側を向く表面に形成されていればよい。
また、例えば、上記実施形態では、トリマーバー60は円柱状であったが、これに限定されない。円柱以外、例えば、四角柱状及び板状等であってもよい。
また、金属丸棒60Aは磁性SUS材で構成されていたが、これに限定されない。金属丸棒60Aは、非磁性材料で構成されていてもよい。
更に、金属材料以外の本体、例えば、高剛性の樹脂材料で構成された本体に、本体よりも軟らかく現像剤Gで削られる樹脂材料で樹脂層が形成された層規制部材であってもよい。
本実施形態では、現像ロール42の累積駆動時間が24時間経過するごとに、現像バイアスの直流成分が5V大きくなるように制御されていいたが、これに限定されない。現像ロール42の累積駆動時間と濃度低下との関係に応じて、適宜現像バイアスを調整すればよい。また、現像ロール42の累積駆動時間でなく、累積回転数に応じて、現像バイアスを大きくしてもよい。また、現像バイアスは、累積駆動時間又は累積回転数によることなく、一定であってもよい。
また、画像形成装置の構成としては、上記実施形態の構成に限られず種々の構成とすることが可能である。更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 画像形成装置
22 感光体(像保持体の一例)
28 現像装置
33 電源(印加手段の一例)
34 制御部(印加手段の一例)
42 現像ロール
60 トリマーバー(層規制部材の一例)
60A 金属丸棒
60B 樹脂層
22 感光体(像保持体の一例)
28 現像装置
33 電源(印加手段の一例)
34 制御部(印加手段の一例)
42 現像ロール
60 トリマーバー(層規制部材の一例)
60A 金属丸棒
60B 樹脂層
Claims (5)
- 外周面に現像剤を保持する現像ロールと、
前記現像剤によって削られる樹脂層が少なくとも前記現像ロール側を向く表面に設けられ、前記現像ロールが保持する前記現像剤の層厚を規制する層規制部材と、
を備える現像装置。 - 前記層規制部材は、
金属丸棒と、
前記金属丸棒の表面に設けられた前記樹脂層と、
で構成されている請求項1に記載の現像装置。 - 前記樹脂層は、前記現像剤を構成するトナーのバインダー樹脂と同種の樹脂材料で構成されている、
請求項1又は請求項2に記載の現像装置。 - 静電潜像が形成される像保持体と、
前記像保持体と前記現像ロールが対向するように設けられた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像装置と、
を備える画像形成装置。 - 前記現像ロールの累積回転数又は累積駆動時間に応じて、現像バイアスが大きくなるように前記現像ロールに電圧を印加する印加手段を有する、
請求項4に記載の画像形成装置。
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