JP2018059425A - 二重管構造及び二重管構造の製造方法 - Google Patents

二重管構造及び二重管構造の製造方法 Download PDF

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【課題】内側を流れる排気ガスの温度をなるべく低下させないようにし、かつ、曲げ加工を行うことが容易である二重管構造を提供する。
【解決手段】二重管構造2は、排気ガスを通す蛇腹形状の内管21と、内管21の外側に設けられた外管22と、内管21と外管22との間に設けられた断熱材23と、を有する。また、内管21の板厚は、外管22の板厚よりも小さい。また、内管21の板厚は、内管21における最大の外径と、内管21における最小の内径との差の長さの半分の長さよりも小さい。
【選択図】図2

Description

本発明は、内管と外管を有する二重管構造及び当該二重管構造の製造方法に関するものである。
車両には、内管と外管とを有する二重管構造がエンジンから排出される排気ガスを通すための管として用いられている。特許文献1には、外管内に、外管よりも小径で薄肉の内管が挿入保持された車両用二重排気管が開示されている。
特許第2924590号公報
ところで、内管及び外管を有する二重管を用いて排気ガスを流す場合、内管の肉厚が大きいと、内管の内側を流れる排気ガスは、内管に熱を奪われてしまい、温度が低下してしまう。そこで、特許文献1に示されるように、内管の肉厚を小さくして、薄肉内管を用いる場合、薄肉内管は曲げ加工を行う際に、割れ、つぶれ、シワ等が発生しやすく、曲げ加工を行うことは困難であるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、内側を流れる排気ガスの温度をなるべく低下させないようにし、かつ、曲げ加工を行うことが容易である二重管構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、排気ガスを通す蛇腹形状の内管と、前記内管の外側に設けられた外管と、前記内管と前記外管との間に設けられた断熱材と、を有することを特徴とする二重管構造を提供する。
また、前記内管の板厚は、前記外管の板厚よりも小さくてもよい。また、前記内管の板厚は、前記内管における最大の外径と、前記内管における最小の内径との差の長さの半分の長さよりも小さくてもよい。また、前記内管は、第1屈曲部を有し、前記外管は、前記第1屈曲部に対応する位置に第2屈曲部を有していてもよい。
本発明の第2の態様においては、直線形状の外管を準備する工程と、断熱材を蛇腹形状の内管の外側に設ける工程と、前記断熱材が外側に設けられている前記内管を前記外管の内側に挿入する工程と、前記断熱材が外側に設けられている前記内管が内側に挿入された前記外管を曲げる工程と、を有することを特徴とする二重管構造の製造方法を提供する。
本発明によれば、二重管構造において、内側を流れる排気ガスの温度をなるべく低下させないようにし、かつ、曲げ加工を行うことが容易になるという効果を奏する。
本実施形態に係る二重管構造2が車両に設けられている構成を示す。 本実施形態に係る二重管構造2の構成を示す。 図2のX−X線断面図を示す。 内管21の一部の拡大図を示す。
図1は、本実施形態に係る二重管構造2が車両に設けられている構成を示す図である。
車両は、エンジン1、二重管構造2、及び後処理装置3を有する。エンジン1は、例えば、ディーゼルエンジン、またはガソリンエンジンである。
二重管構造2は、エンジン1から排出される排気ガスを通す管である。二重管構造2の長手方向におけるエンジン1側の端部は、エンジン1の排気ガスが排出される排出口に設けられている。二重管構造2は、二重管構造2の内側を通過する排気ガスを保温する機能を有する。二重管構造2の詳細は後述する。
後処理装置3は、エンジン1から排出される排気ガスが流入され、流入された排気ガスを清浄にする機能を有する。後処理装置3は、例えば、酸化触媒(DOC:Diesel Oxidation Catalyst)、ディーゼルパティキュレートフィルター(DPD:Diesel Particulate Diffuser)、尿素選択還元触媒(尿素SCR:Urea Selective Catalytic Reduction)である。
後処理装置3は、二重管構造2の長手方向におけるエンジン1側の端部とは反対側の端部に設けられている。後処理装置3に用いられている触媒を活性化させるためには、後処理装置3の内側を流れる排気ガスの温度が所定温度以上である必要がある。そのため、エンジン1から排出される高温の排気ガスは、後処理装置3に流入する時点で、なるべく高い温度に保たれている必要がある。
そこで、二重管構造2は、前述したように排気ガスを保温する機能を有する。二重管構造2は、エンジン1から排出される排気ガスを保温し、二重管構造2の後流側に設けられている後処理装置3に流入させる排気ガスをなるべく高い温度にするようにしている。
図2は、本実施形態に係る二重管構造2の構成を示す図である。図3は、図2のX−X線断面図である。図4は、内管21の一部の拡大図である。
二重管構造2は、内管21、外管22、及び断熱材23を有する。
内管21は、金属製で、蛇腹形状の管である。内管21は、排気ガスを通している。内管21は、例えば、板厚が0.4〜1.0mm程度である。内管21は、蛇腹形状の管であるので、内管21の外周面を形成する板は、凹凸形状を有する。内管21の板厚は、図4に示すように、内管21の外周面を形成する板の厚さである。内管21の板厚は、内管21の長手方向において一定である。内管21は、このように蛇腹形状の薄肉内管であるので、曲げやすい。よって、内管21は、曲げることが必要な空間に設置するのには、適している。
また、内管21は、このように蛇腹形状の薄内内管であるので体積が小さく、熱容量が小さい。したがって、内管21が内管21の内側を流れる流体から熱を奪う量も小さい。よって、内管21の内側を流れる流体は、内管21の内側を流れることによって温度が低下する量を、例えば、内管21よりも板厚が大きい管の内側を流れることによって温度が低下する量に比べて、小さくすることができる。
外管22は、金属製で、中空の円柱形状(円筒形状)である。外管22は、内管21の外側に設けられている。外管22の板厚(肉厚)は、例えば、1.5〜2.0mm程度である。外管22の板厚は、外管22の長手方向において一定である。外管22の長手方向における長さは、内管21の長手方向における長さと同じ長さである。
このように、内管21の板厚は、外管22の板厚よりも小さい。したがって、二重管構造2は、内管21の内側を流れる流体から内管21が奪う熱量を小さくすることができる。
また、図4に示すように、内管21の板厚は、内管21における最大の外径と、内管21における最小の内径との差の長さの半分の長さよりも小さい。二重管構造2は、このような構成を有するので、内管21の板厚を小さくすることができる。
また、図2に示すように、内管21は、第1直線部211と第1屈曲部212とを有する。第1直線部211は、内管21における直線形状を有する部分である。第1屈曲部212は、内管21における曲がっている部分である。また、外管22は、第2直線部221と第2屈曲部222とを有する。第2直線部221は、外管22における直線形状を有する部分である。第2屈曲部222は、外管22における曲がっている部分である。
内管21は、第1屈曲部212を有し、外管22は、第1屈曲部212に対応する位置に第2屈曲部222を有する。具体的には、内管21の第1直線部211の外側には、外管22の第2直線部221が位置している。また、内管21の第1屈曲部212の外側には、外管22の第2屈曲部222が位置している。なお、第1屈曲部212と第2屈曲部222とは、湾曲している領域を含んでいてもよい。また、内管21が有する第1直線部211と第1屈曲部212の数、及び外管22が有する第2直線部221と第2屈曲部222の数は任意である。
このように、二重管構造2は、直線形状でもよいが、曲げを有していてもよい。二重管構造2は、このような構成を有するので、曲げることが必要な空間に用いることも可能である。
断熱材23は、熱の移動を防ぐための部材である。断熱材23は、例えば、グラスウールである。断熱材23は、内管21の外側面と外管22の内側面との間に、充填されている。二重管構造2では、このように内管21と外管22との間に断熱材23が設けられているので、内管21の内側を流れる排気ガスの熱が、内管21、断熱材23、及び外管22を通過して、外管22の外側に逃げることを抑制することができる。また、断熱材23は、内管21の外側面と外管22の内側面との間の空隙を確保するための機能も有している。
[本実施形態に係る二重管構造2の製造方法]
まず、直線形状の外管22を準備する。次に、断熱材23を蛇腹形状の内管21の外側に設ける。そして、断熱材23が外側に設けられている内管21を直線形状の外管22の内側に挿入する。
そして、断熱材23が外側に設けられている内管21が内側に挿入された直線形状の外管22を、例えば、ベンダー(曲げ加工機)を用いて曲げることにより、屈曲部を有する二重管構造2が製造される。この結果、二重管構造2、特に、屈曲部を有する二重管構造2を簡易に製造することができる。
[本実施形態に係る二重管構造2による効果]
本実施形態に係る二重管構造2は、排気ガスを通す蛇腹形状の内管21と、内管21の外側に設けられた外管22と、内管21と外管22との間に設けられた断熱材23と、を有する。
本実施形態に係る二重管構造2は、内管21が蛇腹形状であるので、曲げ加工を行うことが容易である。また、蛇腹形状の内管21は薄肉であるので、内管21の体積を小さくすることができる。よって、二重管構造2は、内管21の熱容量が小さいので、内管21の内側を排気ガスが通るときに、排気ガスが内管21に奪われる熱量を小さくすることができる。この結果、二重管構造2は、車両における他の部材の配置に合わせて曲がった形状に加工しやすく、かつ二重管構造2の内部を流れる排気ガスをなるべく保温し、二重管構造2から流出される時点の排気ガスの温度を高い温度に保つことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・エンジン
2・・・二重管構造
21・・・内管
211・・・第1直線部
212・・・第1屈曲部
22・・・外管
221・・・第2直線部
222・・・第2屈曲部
23・・・断熱材
3・・・後処理装置

Claims (5)

  1. 排気ガスを通す蛇腹形状の内管と、
    前記内管の外側に設けられた外管と、
    前記内管と前記外管との間に設けられた断熱材と、
    を有することを特徴とする二重管構造。
  2. 前記内管の板厚は、前記外管の板厚よりも小さいことを特徴とする、
    請求項1に記載の二重管構造。
  3. 前記内管の板厚は、前記内管における最大の外径と、前記内管における最小の内径との差の長さの半分の長さよりも小さいことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の二重管構造。
  4. 前記内管は、第1屈曲部を有し、
    前記外管は、前記第1屈曲部に対応する位置に第2屈曲部を有することを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の二重管構造。
  5. 直線形状の外管を準備する工程と、
    断熱材を蛇腹形状の内管の外側に設ける工程と、
    前記断熱材が外側に設けられている前記内管を前記外管の内側に挿入する工程と、
    前記断熱材が外側に設けられている前記内管が内側に挿入された前記外管を曲げる工程と、
    を有することを特徴とする二重管構造の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101955553B1 (ko) * 2018-06-22 2019-03-07 주식회사 한조 가스공급용 이중관 구조의 파이프라인 및 그의 제작방법

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