JP2018059306A - トイレ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 排出対象汚水(洗浄用水+汚物)を圧送排出して、洗浄用水の使用水量を減少させる節水トイレにおいて、停電時や故障時におけるトイレ使用を確保する。
【解決手段】 ボウル部1と、ボウル部に対して洗浄用水の放水を行う放水機構と、ボウル部の底方からボウル部内の排出対象汚水を排出する排出機構とを備えるトイレ装置において、放水機構が貯水槽23を備えて所定量の洗浄用水を一気放出する第一放水機構部2と、ポンプ駆動に対応して所定量の洗浄用水を放出する第二放水機構部4を備え、排出機構がトラップ排出管或いは機械式又は手動式開閉弁付排出管等の自然流下排出管3で構成した自然排出部と、排出ポンプを介装した圧送排出機構部5を備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排出対象汚水を吸引圧送排水して使用水量の削減を目的としたトイレ装置に関するものである。
圧送排出機構を備えたトイレ装置としては、密閉貯留槽を備えこの密閉貯留槽に粉砕機能付きの圧送ポンプを配置して排出するトイレ装置(特許文献1)、及び排出路途中に排出ポンプを設置したトイレ装置(特許文献2,3)が知られている。
特開2005−105581号公報。 特開2007−9434号公報。 特開2016−153594号公報。
汚物を粉砕して圧送排出するトイレ装置においては、圧送ポンプの駆動でトイレボウル側(ポンプ上流側)の排出対象汚水(洗浄水と汚物)を吸引することになり、その結果ボウル部内の汚水を単に押し流す一般的なトイレ装置に比較して格段の使用水量が少なくなる利点がある。
しかし圧送排出機構を介装した排出路を備えた前記の各トイレ装置にあっては、圧送排出機構の故障(ポンプ故障やストレーナー等の目詰まり)や災害時の停電に際しては、排出対象汚水の排出ができなくなるという問題がある。
そこで本発明は吸引圧送排出を行うトイレ装置において、吸引圧送排出以外にも排出可能な構成のトイレ装置を提案したものである。
本発明の請求項1記載のトイレ装置は、ボウル部と、ボウル部に対して洗浄用水の放水を行う放水機構と、ボウル部の底方からボウル部内の排出対象汚水を排出する排出機構とを備えるトイレ装置において、放水機構が貯水槽を備えて所定量の洗浄用水を一気放出する第一放水機構部と、ポンプ駆動に対応して所定量の洗浄用水を放出する第二放水機構部を備え、排出機構がトラップ排出管或いは機械式又は手動式開閉弁付排出管等の自然流下排出管で構成した自然排出部と、排出ポンプを介装した圧送排出機構部を備えてなることを特徴とするものである。
而して第二放水機構部と圧送排出機構部の動作制御をあらかじめ設定しておき、通常時はトイレ使用後に排出スイッチ等(ポンプ作動開始信号を発する)をONすると、圧送排出ポンプが一定時間作動すると共に、第二放水機構部から一定時間一定量の放水がなされ、ボウル部内の排出対象汚水(洗浄用水と汚物)が吸引され、排出ポンプで粉砕圧送排出され、ポンプ停止後の一定量の放水でボウル部内に一定量の洗浄用水が滞留して次回使用可能な状態となる。即ち通常時は吸引圧送排出を行う節水トイレとして機能する。
またポンプの故障や停電などによって前記の吸引圧送排出が困難となった場合には、第一放水機構の使用によって所定量(貯水槽の貯水)を放水してボウル部内の排出対象汚水を一気に自然排出部(トラップ排出管或いは開閉弁付排出管等)から下水管等に放出される。貯水槽から一旦放水されると貯水槽へは、機械式開閉弁(フロート弁機構)によって給水管路が開いて、所定量が給水される。
尚放水終了時におけるトラップ管におけるサイホン作用が途切れるとトラップ管内の洗浄用水(排出対象汚水は流出している)が戻ってボウル部底方に滞留して次回使用可能になる。また機械式又は手動式開閉弁付排出管を採用している場合には開閉弁を機械的に一定時間後閉じるか手動で閉じて、清浄な洗浄用水をボウル部の底方に溜めて次回使用可能とする。
また本発明の請求項2記載に係るトイレ装置は、前記トイレ装置における圧送排出機構部が、圧送排出ポンプを内装した本体部と、本体部における前記ポンプの吸引側に連結した吸引ホースと、本体部における排出側に連結した排出ホースで構成され、吸引ホースの先端を自然流下排出管(トラップ排出管又は開閉弁付排出管等)の上流側に連結してなるものであり、請求項3記載に係るトイレ装置は、更に排出ホースを自然流下排出管の下流側に連結してなるものである。
従って吸引ホース(可撓性管)を自然流下排出管の上流側に連結することで、ボウル部底方で自然排水部と圧送排出機構部の上流部で連結され、排出ホースは所望箇所(適宜な排出管路)と連結することができる。また排出ホースを自然流下排出管の下流側と連結することで自然流下排出管が連結されている床下排水管内に圧送排出されることになる。
また本発明の請求項4記載に係るトイレ装置は、特にボウル部と第一放水機構部と自然排出機構部を備えた既存トイレに、第二放水機構部と圧送排出機構部を付設してなるもので、自然排出部を備えた既存トイレを改修することで、緊急時対応も可能な圧送排出による節水トイレとすることができる。
本発明の構成は上記のとおり、圧送排出を行う節水トイレに緊急対応可能な第一放水機構部と自然排水部を備えたもので、ポンプ故障や停電に際しても何ら支障なくトイレを使用することできたものである。
本発明の実施形態を示す全体説明図。 同既存トイレ装置の改修説明図。 同別例図。 同別構成の既存トイレ装置への適用説明図。 既存トイレ装置の全体説明図。
次に本発明の実施形態について説明する。本発明は新規なトイレ装置として全体を形成することもできるが、既存トイレ装置を改修して本発明を実現することも可能であるので、既存トイレ改修例を本発明の実施形態として示す。
既存トイレ装置は、例えば図5に示すようにボウル部1と第一放水機構部2と自然流下排出管(トラップ排出管)3で構成されている。
前記ボウル部1は、底方を排出口11とした適宜な容器形状であり、第一放水機構部2は、止水栓21を介して水道管22から給水を受ける高所配置の貯水槽23とボウル部1に放水する放水路24を備えてなる。前記の貯水槽23内には給水を制御するフロート開閉弁25と放水路24への開閉をなす放水弁26を設け、外部に設けた操作レバー27で前記放水弁26の動作させる周知構造が採用される。
自然流下排出管(トラップ排出管)3は、上流管31と下流管32で構成され逆U状の管路で、上流管31はボウル部1の底方の排出口11と連続し、下流管32は床下排水管33に接続されている。
本発明は、更に第二放水機構部4と、圧送排出機構部5を備えてなるもので、この第二放水機構部4と、圧送排出機構部5を前述した既存トイレ装置に組み込むものである。
第二放水機構部4は、止水栓21と貯水槽23への給水管途中から分岐した放水管41と放水管41の途中に介装した電磁弁42からなり、放水管41の管端からボウル部1に洗浄用水Aの放出を行うようにしたものである。尚前記の放水管41の給水側を分岐管とせずに貯水槽23と連結し、管途中に小型給水ポンプを外装しても良い。この場合は貯水槽23内の洗浄用水Aが順次使用されることになる。
圧送排出機構部5は、ポンプ内装の本体部51と、吸引ホース52と排出ホース53で構成される。
本体部51は、下方ポンプ室511と上方室512を備え、下方ポンプ室511にはポンプ作動部(インペラ等)513を設けると共に、前記ポンプ作動部513を回転駆動する駆動モータ514を適宜箇所に配設してなる。更に下方ポンプ室511の入口側(上流側)には吸引ホース52を連結し、上方室512に排出ホース53を連結したものである。
この圧送排出機構部5を組み込むには、トラップ排出管3の上流端底面(=ボウル部排出口11の底面)に穿孔aして連結部521を設け、吸引ホース52の先端に連結金具522を設けて連結する。またトラップ排出管3の下流側にも穿孔bして連結部531を設け、排出ホース53の先端に連結金具532を設けて連結する。
また前記の吸引ホース52を連結するに際して吸引ホース52をトラップ排出管3のトラップ位置よりも上方位置で引き回すようにする。
尚図示していないが、排出スイッチを含む制御部を備え、排出スイッチON時に電磁弁42と駆動モータ514の動作時間を予め設定しておく。
而して通常時はトイレ使用後に排出スイッチ等(ポンプ作動開始信号を発する)をONすると、電磁弁42が一定時間作動して、放水管41からボウル部1内に洗浄用水Aが放水され、駆動モータ514の作動でポンプが働き、ボウル部1内の排出対象汚水(洗浄用水と汚物)Bを吸引する。
即ちポンプ作動で吸引ホース52内が負圧状態になり、排水対象汚水Bを吸引し、排水対象汚水Bをポンプ作動部513による撹拌で汚物が粉砕されて汚水Cとなり上方室512に送られ、排出ホース53を通してトラップ排出管3の下流管32内に排出され、床下排出管33を通して外部排出される。
尚前記の吸引作用について詳細に説明すると、吸引ホース52の引き回しに際して、特に適宜高所に配置しておくと、ポンプ停止時に本体部51の上方室512内に残る汚水Cか下方ポンプ室511に戻って吸引ホース52への流出量を制限すると、常時下方ポンプ室511は水没状態にあり、ポンプ作動開始時に直ちに吸引作用が発揮されることになる。勿論非水没状態であっても、空気排出に引き続き吸引作用を奏するが、水没状態の方が反応が早い。
またポンプ作動部が一定時間動作し、その停止後に一定量の洗浄用水Aをボウル部1内に放出することで、この洗浄用水Aが滞留して次回使用可能な状態となる。従って通常時は吸引圧送排出を行う節水トイレとして機能するものである。
本発明は前記の通常使用時の他に、ポンプの故障や停電などによって前記の吸引圧送排出が困難となった場合にも使用できるようにしたものである。即ち操作レバー27を動作させると通常の既設トイレと同様に所定量(貯水槽の貯水)の洗浄用水Aをボウル部1内に放水してボウル部内の排出対象汚水Bを一気にトラップ排出管3から床下排出管33に排出するものであり、貯水槽23には、フロート開閉弁25の動作で給水管路が開いて所定量が給水される。
次に図3に示した例について説明すると、吸引ホース52aの先端を図2に例示した穿孔aに替えてボウル部1とトラップ排出管3の接続箇所上方に穿孔cし、吸水ホース52aを前記穿孔cから前記接続箇所底方近く(=ボウル部排出口11の底面近く)まで差し入れ、穿孔c箇所を水封して取り付けるようにしたもので、排出ホース53aは特に既設トイレに連結せずに、他のは下水管路に接続された任意の排出箇所と連結することができる。
次に図4に示した例について説明する。図4に示したトイレ装置は、自然流下排出管に開閉弁式排出管(自然流下排出管)3aを採用したものである。開閉弁式排出管3aは、ボウル部1の排出口11から床下排出管33を接続する管で、常時閉じられている開閉弁34を備える。
この開閉弁34を動作させるには、閉塞ロックを解除して単に手動で開閉し、或いは発条などを付設して手動で閉塞ロックを解除すると、前記発条の付勢力以上の水圧が加わると開口し、圧力が低下すると閉じる機械式開閉弁である。
第一放水機構部2及び第二放水機構部4は、前記した各例と同様な構成が採用され、圧送排出機構部5は、吸引ホース52bが開閉弁式排出管3aの開閉弁34の上流管31aの底面と接続され、排出ホース53bが開閉弁34の下流管32aに接続されているものである。
従って開閉弁34が常時閉じている状態で通常使用される。トイレ使用時は第二放水機構部4と圧送排出機構部5の動作で、使用後は洗浄用水Aがボウル部1に放水されると共に、排出対象汚水Bが吸引ホース52bから吸引され、本体部51で粉砕圧送されて下流管32aに汚水Cとして排出されるもので、節水トイレとして使用される。
更に停電時やポンプ故障時などの圧送排出機構部5が動作できないときには、開閉弁34の閉塞ロックを解除して、開閉弁34を開口可能にして第一放水機構部2の大量放水による自然排出をおこなうものである。
1 ボウル部
11 排出口
2 第一放水機構部
21 止水栓
22 水道管
23 貯水槽
24 放水路
25 フロート開閉弁
26 放水弁
27 操作レバー
3 自然流下排出管(トラップ排出管)
3a 自然流下排出管(開閉弁式排出管)
31,31a 上流管
32,32a 下流管
33 床下排出管
34 開閉弁
4 第二放水機構部
41 放水管
42 電磁弁
5 圧送排出機構部
51 本体部
511 下方ポンプ室
512 上方室
513 ポンプ作動部
514 駆動モータ
52,52a,52b 吸引ホース
521 連結部
522 連結金具
53,53a,53b 排出ホース
531 連結部
532 連結金具

Claims (4)

  1. ボウル部と、ボウル部に対して洗浄用水の放水を行う放水機構と、ボウル部の底方からボウル部内の排出対象汚水を排出する排出機構とを備えるトイレ装置において、放水機構が貯水槽を備えて所定量の洗浄用水を一気放出する第一放水機構部と、ポンプ駆動に対応して所定量の洗浄用水を放出する第二放水機構部を備え、排出機構がトラップ排出管或いは機械式又は手動式開閉弁付排出管等の自然流下排出管で構成した自然排出部と、排出ポンプを介装した圧送排出機構部を備えてなることを特徴とするトイレ装置。
  2. 圧送排出機構部が、圧送排出ポンプを内装した本体部と、本体部における前記ポンプの吸引側に連結した吸引ホースと、本体部における排出側に連結した排出ホースで構成され、吸引ホースの先端を自然流下排出管の上流側に連結してなる請求項1記載のトイレ装置。
  3. 排出ホースを自然流下排出管の下流側に連結してなる請求項2記載のトイレ装置。
  4. ボウル部と第一放水機構部と自然排出機構部を備えた既存トイレに、第二放水機構部と圧送排出機構部を付設してなる請求項1乃至3記載の何れかのトイレ装置。
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