JP2018057834A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】高ロフトのクラブヘッドにおけるショットのばらつきを低減できるゴルフクラブヘッドを提供する。【解決手段】ゴルフクラブヘッド100は、打撃フェースであって、フェースセンター、および打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する。ゴルフクラブヘッドは、ソール部分と、トップ部分と、後部分と、40°以上のロフトLとをさらに含む。打撃フェース面に対して垂直な仮想垂直面は、フェースセンターを通過する。クラブヘッド重心は、6.0mm以下の距離だけヒール−トゥ方向に仮想垂直面から離間される。ゴルフクラブヘッドは、ゴルフシャフトを受けるように構成された内部ボア158を含むホーゼル110をさらに含む。内部ボアは、周辺側壁160と、ゴルフクラブシャフトの先端に当接するように構成されたシャフト当接面162とを含む。ホーゼルは、さらに、内部ボアの当接面からソール方向に延びる補助凹部156を含む。【選択図】図5

Description

ゴルフクラブの性能は、打ったゴルフボールにエネルギーを効率的に伝達するゴルフクラブの能力、ボールに望ましいスピン特性を付与する能力、特定のインパクトの様式に応答してゴルファーにフィードバックを生じさせる、たとえば「感触」を付与する能力、およびゴルファーが幅広いショットタイプを行使できるようにする能力を含む、数多くの要素が混じったものである。これに加えて、効果的な成果を構成するものは、各クラブの役割によって異なる。しばしば見過ごされる性能の側面であるが、より高ロフトのクラブで重要性が増すと考えられるのは、ショットのばらつき、すなわち(特定のクラブによってインパクトが与えられた)ゴルフショットのセットがターゲット場所から所望の距離内に収まる度合いである。ゴルファーがグリーンに近づくにつれて、正確性の重要度が高まり、それにつれてキャリー距離の重要性は弱まる。
この原理は、ウェッジタイプのゴルフクラブヘッドの場合に特に当てはまる。しかしながら、ウェッジタイプのゴルフクラブヘッドを設計する試みは、一般に、ばらつきを減少させるためにとられるステップがしばしば、ウェッジタイプのゴルフクラブヘッドに期待されるまたは望まれる他の特質に悪影響を及ぼすため、不十分なものとなっている。たとえば、ゴルファーの自信を喚起し、1つ以上の専門のゴルフ規制機関(たとえば米国ゴルフ協会(USGA))によって公布された規則に従うために必要な従来の感触および設計特質は、犠牲にされ得る。また、ばらつきを減少させる試みの結果、しばしば、スピン、軌道形状、有効な跳ね返り、および/またはウェッジタイプのクラブヘッドに典型的に関連する全範囲のショットタイプを首尾良く実行する能力に悪影響を与える場所にクラブヘッドの質量が再配置される。
高ロフトのクラブヘッド(たとえば、ウェッジタイプのクラブヘッド)におけるショットのばらつきを低減する一方で、そのようなクラブヘッドに典型的に期待されるおよび/または望まれる他の性能特質を維持する必要性が存在する。
本発明の一例によるゴルフクラブヘッドは、地面に対して基準位置に配向されたとき、フェースセンター、リーディングエッジ、および打撃フェースとほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する打撃フェースを含むことができる。ゴルフクラブヘッドは、ソール部分と、トップ部分と、後部分と、40°以上のロフトLとをさらに含む。打撃フェース面に対して垂直な仮想垂直面は、フェースセンターを通過する。クラブヘッド重心は、6.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に仮想垂直面から離間される。ゴルフクラブヘッドは、仮想ホーゼル軸と、ゴルフシャフトを受けるように構成された内部ボアとを含むホーゼルをさらに含む。内部ボアは、周辺側壁と、ゴルフクラブシャフトの先端に当接するように構成されたシャフト当接面とを含む。ホーゼルは、さらに、内部ボアの当接面からソール方向に延びる補助凹部を含む。
本発明の別の例では、ゴルフクラブヘッドは、基準位置に配向されたとき、ソール部分、トップ部分、ヒール部分、トゥ部分を含むゴルフクラブヘッドを含むことができる。クラブヘッドは、フェースセンター、リーディングエッジ、打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面、およびヒールに最も近い部分およびトゥに最も近い部分を有する複数のスコアラインを有する打撃フェースをさらに含む。クラブヘッドは、ゴルフシャフトを受け入れるように構成された内部ボアを有するホーゼル部分と、打撃フェース面に対して垂直であり、複数のスコアラインのヒールに最も近い部分を通過する第1の仮想垂直面と、第1の仮想垂直面のヒール方向に位置するクラブヘッドの全体部分として画定されたヒールに最も近い領域と、その大部分がヒールに最も近い部分に位置するようにボリュームを区切る凹状領域とを含む。クラブヘッドのロフトLは40°以上である。打撃フェース面に対して垂直な第2の仮想垂直面は、フェースセンターを通過する。クラブヘッドの重心は、6.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に第2の仮想垂直面から離間される。
本発明の別の例では、ゴルフクラブヘッドは、仮想地面に対して基準位置に配向されたとき、フェースセンター、リーディングエッジ、および打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する、打撃フェースを含むゴルフクラブヘッドを含むことができる。クラブヘッドはさらに、ソール部分と、トップ部分と、後部分と、40°以上のロフトLとを含む。打撃フェース面に対して垂直な仮想垂直面は、フェースセンターを通過する。点P1が、リーディングエッジと仮想垂直面との交点に位置する。重心は、5.5mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に仮想垂直面から離間され、D2≦3.58mm−(0.053mm/°)×Lとなるような、最小距離D2だけ打撃フェース面から離間され、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるとなるような、距離D3だけ点P1から垂直方向に離間される。
本発明の別の例では、ゴルフクラブヘッドは、仮想地面に対して基準位置に配向されたとき、フェースセンター、リーディングエッジ、および打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する、打撃フェースを含むゴルフクラブヘッドを含むことができる。クラブヘッドはさらに、ソール部分と、トップ部分と、後部分と、40°以上のロフトLとを含む。打撃フェース面に対して垂直な仮想垂直面は、フェースセンターを通過する。点P1が、リーディングエッジと仮想垂直面との交点に位置する。重心は、5.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に仮想垂直面から離間され、0.50mm以下の最小距離D2だけ打撃フェース面から離間され、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるとなるような、距離D3だけ点P1から垂直に離間される。
上述したさまざまな例示的な態様は、個々にまたはさまざまな組み合わせで実施することができる。
本発明のさまざまな態様による、さまざまな例の1つ以上によって実証される、ゴルフクラブヘッドのこれらおよび他の特徴および利点は、次の説明、添付の図および付属の特許請求の範囲を考慮して明らかになるであろう。
以下に説明する図は、説明目的のみのためのものであり、決して本発明の範囲を限定することを意図するものではない。次に、例示的な実施を添付の図面を参照して説明する。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの正面図である。
図1の例示的なゴルフクラブヘッドの後面図である。
図1の例示的なゴルフクラブヘッドの上面図である。
図1の例示的なゴルフクラブヘッドの底面図である。
仮想ホーゼル軸が紙面に平行に延びるようにクラブヘッドが配向された状態の、図1の例示的なゴルフクラブヘッドのトゥ側斜視図である。
図1の例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
図1の例示的なゴルフクラブヘッドのトゥ側立面図である。
代替の後部分の構造を有する図1の例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
図8の例示的なゴルフクラブヘッドの後部ヒール斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドのトゥ側斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
図13Aのゴルフクラブヘッドの断面13Bを通る断面図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの底面図である。
図14Aのゴルフクラブヘッドの断面14Bを通る断面図である。
図14Aのゴルフクラブヘッドの断面14Cを通る断面図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
1つまたは複数の実施形態による例示的なゴルフクラブヘッドの後部斜視図である。
説明のために、これらの図は、必ずしも縮尺通りに描かれていない。すべての図において、同じまたは類似の要素は同じ参照番号によって示されている。
本開示によるゴルフクラブヘッドの1つまたは複数の新規かつ非自明な態様および特徴の代表的な例は、決して限定することを意図するものではない。さらに、本開示のさまざまな態様および特徴は、単独で使用することもできるし、多様な新規かつ自明でない組み合わせおよび副組み合わせで一緒に使用することもできる。
図1〜図7を参照すると、ゴルフクラブヘッド100が示されている。ゴルフクラブヘッドは、トップ部分102と、トップ部分102の反対側の底部分(またはソール部分)104と、ヒール部分108と、ヒール部分108の反対側のトゥ部分106とを含む。ゴルフクラブヘッドはさらに、中心長手ホーゼル軸112を画定するホーゼル110を含む。クラブヘッドは、打撃フェース116と、打撃フェースの反対側の後部分(リア部分、図2を参照)とをさらに含む。打撃フェースは、クラブヘッドが使用されるときにゴルフボールと衝突するように構成されている。
打撃フェースは、ほぼ平坦な表面を含む。たとえば、打撃フェースは、通常、ゴルフボールを打撃するのに適した平坦なヒッティングフェースと同じであるが、その中にヒール−トゥ方向に延びる複数のスコアラインが形成されることが好ましい場合があるので、多少逸脱してもよい。いくつかの実施形態では、打撃フェースは、ウッドタイプまたはハイブリッドタイプのクラブヘッドに慣習的な一定または可変の半径(たとえば、約9インチ以上の半径)のバルジおよび/またはロールを有することもできる。いくつかの実施形態では、打撃フェースは、その中に形成された、1つまたは複数のテクスチャパターンを有することができる。たとえば、打撃フェースは、(後述するような)表面ミル加工された領域、メディアブラストされた領域、化学エッチング領域、レーザミル加工された領域を含むことができる。このような領域は、別々の相互に排他的な領域で、または少なくとも部分的に(または完全に)重複して、打撃フェース内に組み合わせて形成され得る。好ましくは、テクスチャ加工された打撃フェース領域は、複数のスコアラインの大部分(より好ましくは全体)を含む中央領域内に少なくとも位置する。そのような場合、打撃フェースとゴルフボールとの間の相互作用は、(たとえば、摩擦を増加させることによって)高められ、それによってスピンをより良好に制御および/または増大させることができる。いくつかの実施形態では、メディアブラストおよび/または表面ミル加工されたテクスチャを有する中央領域に加えて、そのような中央領域の周辺のヒールおよびトゥ領域は、高い研磨表面テクスチャを有する。
打撃フェース116は、フェースセンター130をさらに含む。フェースセンター130は、本明細書のすべての目的のために、(a)複数のスコアライン118のヒールに最も近い部分124とトゥに最も近い部分126の間、および(b)複数のスコアライン118の最上部分134および最底部分136の間のいずれにおいても等距離にある、打撃フェース上の場所を示す。打撃フェース116は、仮想打撃フェース面(たとえば、図7を参照)138に対応する。打撃フェース116がバルジおよび/またはロールを含む場合、仮想打撃フェース面138は、フェースセンター130において打撃フェース116に接する仮想平面であると考えられる。打撃フェース面138に垂直で、フェースセンター130を通過する仮想垂直面128も示されている。
複数のスコアライン118は、さらに、ヒールに最も近い部分124からトゥに最も近い部分までを測定して、好ましくは49mmから55mm、より好ましくは50mmから52mmの全体横幅D6を有する。
打撃フェース116はさらに、リーディングエッジ144を含み、リーディングエッジ144は、打撃フェース116を通って切り取られた増分的な前から後の垂直方向の側面の集合に対応する、打撃フェース上の最も前方の点の集合に対応する。たとえば、図7に特に示すように、リーディングエッジ144は点P1で垂直面128と交差する。
クラブヘッド100はさらに、最もトゥ側の部分P2を含む。図3に特に示すように、距離D7は、フェースセンター130から最もトゥ側の端点P2まで横方向に測定される。好ましくは、D7は40mm以上、より好ましくは42mmから50mmの間、さらにより好ましくは44mmから46mmの間である。これらの特質は、全範囲のウェッジタイプのゴルフショットを提供すると共に、ゴルファーの自信を喚起しパフォーマンスを改善するのに十分な大きさのインパクト面を示すものになり得る。
図1に示すように、クラブヘッド100は基準位置にある。本明細書で使用する「基準位置」は、仮想地面(たとえば仮想地面114)に対するクラブヘッド(たとえば、ゴルフクラブヘッド100)の配向を指し、この配向では、ゴルフクラブヘッド100のソール部分104は、仮想地面114と接し、ホーゼル110のホーゼル軸112は、仮想打撃フェース面138と交差して仮想水平線140を形成する仮想垂直ホーゼル面122内に存在する。別段の指定がない限り、本明細書に説明する実施形態のすべての特質は、基準位置に配向されたクラブヘッドに関するものと仮定する。クラブヘッド100は、打撃フェース116の反対側の後部分142(図2を参照)をさらに含む。
ゴルフクラブヘッド100は、好ましくは、アイアンタイプのクラブヘッド、より好ましくは、ウェッジタイプのクラブヘッドを含む。さらに、クラブヘッド100は、好ましくは、「ブレード」タイプのクラブヘッドである。そのような実施形態では、クラブヘッド100は、上側ブレード部分148および下側マッスル部分150を備える。上側ブレード部分は、好ましくは実質的に均一な厚さのものである。好ましくは、「ブレード」タイプのクラブヘッドのようなクラブヘッドは、いかなる周囲重み付け特徴も有さない。しかしながら、いくつかの実施形態では、クラブヘッドは、周囲重み付け特徴を具現することができるが、そのような周囲重み付け要素は、好ましくは、約10mm以下、より好ましくは約5mm以下である最大深さを有する。「ブレード」タイプのクラブヘッドは、よりばらついた感触を与え、その結果インパクト時にゴルファーに高い触感のフィードバックをもたらす。周囲重み付けを最小にすることによって、クラブヘッドの作用性が向上し、潜在的なショットのタイプおよびその結果として生じる軌道の幅が広げられる。これらの特徴は、具体的には高ロフトのクラブヘッド(たとえば、30°を超えるロフトを有するクラブヘッド)の場合、より具体的にはウェッジタイプのクラブヘッドの場合に求められる。
これらの利点および他の利点を達成しようとして、また、一つには「ブレード」タイプのクラブヘッドを構成する結果として、クラブヘッド100の重心132は、打撃フェース面に比較的近接して位置することが好ましい(図7)。好ましくは、重心132は、2.0mm以下、より好ましくは1.0mm以下、さらにより好ましくは0.5mm以下の距離D2だけ打撃フェース面138から離間される。このような重心位置を有するクラブヘッドを提供することは、高い触覚のフィードバック、プレイ性、堅い感触を促進することができる。これらの特質は、上述のように、ウェッジタイプのクラブヘッドにおいて特に有利である。したがって、好ましくは、クラブヘッド100は、40°以上、より好ましくは40°から67°の間のロフトLを含む。
追加的に、または代替的に、重心132は、打撃フェース面138のソール方向に配置される。しかし、代替の実施形態では、重心132は、打撃フェース面138の上方に位置する。
追加的に、または代替的に、重心の相対位置はロフト依存のものである。したがって、アイアンタイプまたはウェッジタイプのゴルフクラブヘッドのセットでは、重心位置は、ロフト角によってクラブヘッドごとに変わる。好ましくは、クラブヘッド100は、距離D2が以下の式にしたがってクラブヘッドのロフト角に関連付けられるように、構成される。
D2≦3.58mm−(0.053mm/°)×L
そのような特質は、クラブヘッドのロフト角に関連し得るクラブヘッドの設計特性の自然なバリエーションを考慮しながら、ブレードタイプ構造に関連する利点を確実に達成し、こうして高性能のクラブヘッドをより正確に提供する。
クラブヘッドは重心132をさらに含む。本発明者は、重心位置が特定のクラブヘッドに対しショットのばらつきを低減するのに重要な役割を果たすことを認識している。好ましくは、一つにはショットのばらつきを最小にするために、重心は打撃フェースの中央に位置する。好ましくは、重心132は、6.0mm以下、より好ましくは5.5mm以下、さらにより好ましくは5.0mm以下のヒール−トゥ距離D1だけフェースセンター130から離間される。最も好ましくは、重心132は、ヒール−トゥ方向にフェースセンター130と位置合わせされる(すなわち、フェースセンターを通過し、打撃フェース面に対して垂直な垂直面と同一平面上にある)。しかし、完全な位置合わせは、少なくとも通常は製造公差が存在するために達成することが困難である。
以下の表1に示すように、短いばらつきは、重心が打撃フェース116のフェースセンター130から横方向に十分に離れているが、同じロフトの同様の構造のウェッジと比較して、実質的に減少する。
Figure 2018057834
加えて、または代替的に、重心132は、上述したような間隔(D1)の程度ではあるが、フェースセンター130のヒール方向にあることが好ましい。随意選択ではあるが、ホーゼル110の存在を前提としたとき、クラブヘッドの質量分布が自然にヒール方向に偏向することを考慮すると、重心132をフェースセンター130のトゥ方向に配置すれば、自由裁量の質量のかなりの程度の再配置が必要となる可能性が高い。可能ではあるが、そのような程度の質量シフトは、ウェッジタイプのクラブヘッドで期待されるまたは望まれる性能と相関する他の重要な特質に有害な影響を及ぼし得る。たとえば、クラブヘッドの構造的完全性に影響を及ぼし得る。
また、特にブレードタイプのクラブヘッド、たとえばクラブヘッド100の場合、質量はマッスル部分150に集中する。質量は、独立して調整可能なクラブヘッドの特質ではない(すなわち、実際の材料の位置に対応する)ので、横方向の重心シフトは、当然、ソール部分の設計に不相応に影響を及ぼし得る。この当然の設計傾向は、場合によっては有害であると考えられ得る。たとえば、マッスル部分150に加えられた質量は、クラブヘッド100の実効的な跳ね返り(すなわち、クラブヘッド100が芝生と相互作用する態様)、所望の動的ロフト、およびスピン生成特質に影響を及ぼし得る。したがって、好ましくは、重心は、上述のように横方向に、しかし他の主要なクラブヘッドの特質に悪影響を及ぼさないようにして配置される。このトレードオフ固有の問題は、ウェッジタイプのクラブヘッドがコンパクトな形状である必要があり、それによって質量特性の操作の目的のためだけに配置または再配置され得る自由裁量の重量をほとんど与えないという事実によって悪化し得る。
上述の設計態様の1つの態様では、いくつかの実施形態において、重心高さは、望ましくは、上述の横方向の重心位置特質の条件の下で維持される。たとえば、図7に示すように、クラブヘッド100の重心132は、距離D3だけ点P1から垂直に離間される。好ましくは、D3は17mm以下、より好ましくは17mmから10mmの間である。しかしながら、この距離D3は、クラブヘッドロフトに影響され、したがってより正確にはロフトの関数として表される。したがって、加えてまたは代替的には、D3は、以下の式にしたがって、クラブヘッド100のロフトLに対応する。
D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×L
より好ましくは、D3は、以下の式にしたがってクラブヘッド100のロフトLに対応する。
D3≧29.8mm−(0.3mm/°)×L
P1(すなわちリーディングエッジの位置)に対する重心高さを測定することは、ソール輪郭特徴、たとえば、さまざまな実効的な跳ね返りオプションに関連するものが考慮から除外されるという点で有利になり得る。このようにして、重心高さ測定と性能への実際の影響との間により純粋な関係が表れる。
上記の設計態様の別の態様では、いくつかの実施形態において、底(ソール)部分104の形状は、望ましくは、上述の横方向の重心位置特質の条件の下で維持される。望ましいソール形状を維持する例示的な指標として、クラブヘッド100はソール幅D8を含む(図7を参照)。本明細書のすべての目的において、「ソール幅」とは、前後方向に、打撃フェース面138に対して垂直に測定される、打撃フェース面138とクラブヘッド100の最も後方の部分との間の距離を示す。好ましくは、D8は20mm以下、より好ましくは14mmから20mmの間、さらにより好ましくは16mmから18mmの間である。
上記の設計態様のさらに別の態様では、いくつかの実施形態では、ゴルフクラブヘッド100は、望ましい上側ブレード部分の最大厚さD5を維持する(図7を参照)。本明細書のすべての目的のために、距離D5は、前後方向に、打撃フェース面138に対して垂直に測定される上側ブレード部分の最大厚さを指す。好ましくは、距離D7は7mm以下、より好ましくは6mm以下、さらにより好ましくは5.70mm以下、最も好ましくは4.75mmから5.75mmの間である。
クラブヘッドは、好ましくは、250gから350gの間、より好ましくは270gから310gの間、さらにより好ましくは285gから300gの間のヘッド質量を有する。追加的に、または代替的に、クラブヘッド100は、重心132を通過する仮想垂直軸周りで測定される慣性モーメント(Izz)を含む。慣性モーメントIzzは、好ましくは2500kg・cm2以上、より好ましくは2650kg・cm2と3100kg・cm2の間である。
上述したように、いくつかの実施形態では、他の主要なウェッジタイプのクラブ特質に悪影響を及ぼさないように、フェースセンター130に横方向に近接して重心132を配置することが望ましい。したがって、いくつかの実施形態では、質量は、全体的にヒール方向位置から除去され、クラブヘッドの他の部分に再配置されるか、またはクラブヘッドの残りの領域について均一に分散される。
いくつかの実施形態では、ゴルフクラブヘッド100は、仮想のヒールに最も近い領域152を含み、この領域152は、打撃フェース面138に対して垂直であり、複数のスコアライン118の最もヒール側の部分126を含む仮想垂直面154のヒール方向に位置する、クラブヘッド100の全体を指す。好ましくは、凹状領域156は、最もヒール側の領域152内に少なくとも部分的に位置する。より好ましくは、(移動されたボリュームによって測定される)凹状領域156の少なくとも大部分が、最もヒール側の領域152内に位置する。最も好ましくは、凹状領域156の全体が、クラブヘッド100の最もヒール側の領域152内に位置する。
特に図5に示すように、クラブヘッド100のホーゼル110は、内部ボア158を含む。内部ボア158は、従来のゴルフクラブシャフトを受け入れてクラブヘッド100に固定し、それによりゴルフクラブを形成するのに好適に寸法設定される。内部ボア158は、具体的には、周辺側壁160と、従来のゴルフシャフトの先端に当接して支持するように構成された面である底面とを含む。いくつかの実施形態では、当接面は、周辺レッジの形態をとる。
内部ボア158は、好ましくは、内部ボア158の上側端部の近位における約10.5mmの最大直径から約8.5mmの最小直径までの範囲の直径を含む。いくつかの実施形態では、内部ボア158の直径は、ソール方向に徐々に減少する。追加的に、または代替的に、少なくとも1つの段付き領域が、たとえばクラブヘッド100がシャフトアセンブリに固定されるときに、エポキシおよび/またはフェルール成分を収容するために内部ボアの側壁160に配置される。
当接面162(または図5に示す特定の実施形態における周辺レッジ162)は、好ましくは、仮想ホーゼル軸に対して径方向に測定して、1.0mm以上、より好ましくは1.0mmから3.0mmの間の幅を有する。このような特質は、使用中に軸−ホーゼル接合部に加えられる典型的な負荷を考慮して、十分な表面積およびシャフトに与えられる十分な反力を確実にする。
凹状領域156(図5の特定の実施形態では、補助凹部156)は、ホーゼル110の内部ボア158の当接面162からソール方向に延び、それによって「ブラインドキャビティ」を形成する。好ましくは、補助凹部156は、ホーゼル軸112に沿って測定して、4mm以上、より好ましくは6mm以上、最も好ましくは6mmから10mmの間の深さD10を有する。加えて、補助凹部156は、好ましくは、4mmから10mmの間、より好ましくは5mmから8mmの幅D11(図5の特定の実施形態では、最大直径D11)を含む。補助凹部156は、側壁164をさらに含み、側壁164は、補助凹部156の幅D10(または場合によっては直径D10)がソール方向にテーパになるように傾斜していることが好ましい。これは、たとえば、インベストメント鋳造プロセスにおいて補助凹部156を形成する(そしてその後取り除かれる)セラミックピンの挿入を可能にすることによって製造を容易にする。
鋳造形成の代替として、いくつかの実施形態では、補助凹部は、(たとえば、インベストメント鋳造による)クラブヘッド本体の形成の後にクラブヘッド100に機械加工される。そのような実施形態では、好ましくは、補助凹部156は、仮想ホーゼル軸112の周りで回転し、それに沿って貫通するように構成された、テーパにされたビットを適用することによってミル加工される。
追加的に、または代替的には、打撃フェース116のフェースセンター130と重心132との間の横方向の間隔を減少させる別の手段として、好ましくはホーゼルの長さが低減される。詳細には、仮想ホーゼル軸112に沿って測定して、ホーゼル110の最上範囲から地面114までの距離D4は、好ましくは75mm以下、より好ましくは70mmから75mmの間である。ホーゼルの長さを短くすることにより、自由裁量の質量をフェースセンター130の遠位のポイントから除去し、クラブヘッド100全体にわたって再分配することができ、それによって、パフォーマンスへの有害な悪影響を最小限に抑えながら、クラブヘッド100の重心132をフェースセンター130により近づけて再配置する。
いくつかの実施形態では、補助凹部は少なくとも部分的に充填される。いくつかのこのような実施形態では、補助凹部は、充填材料でその全体が充填される。このようなことは、ゴルフボールによるインパクトから生じる振動を減衰させるために利点となり得る。このような実施形態では、充填材料は、好ましくは、クラブヘッドの本体の密度より小さい密度を有する材料である。代替的に、または追加的に、補助凹部の充填材の密度は、7g/cm3以下、より好ましくは4g/cm3以下である。追加的に、または代替的に、充填材は、本体の硬度よりも低い硬度を有し、随意選択により、ポリマー材料、天然または合成ゴム、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、開放または閉鎖セル発泡体、ゲル、金属発泡体、粘弾性材料、または樹脂などの弾性材料を含む。
上述した質量に関連する特質に関連して、さらなる特質が、ショットのばらつきをさらに低減すると考えられる。たとえば、いくつかの実施形態では、打撃フェースクラブヘッド100は、好ましくは、少なくとも中央領域内、すなわち複数のスコアライン118の最ヒール側の部分126および最もトゥ側の部分124によって区切られた領域内に位置するテクスチャパターンを含む。好ましくは、テクスチャパターンは、表面ミル加工されたパターン、たとえば、参照によりその全体が本明細書に援用される、米国特許出願第15/219,850号明細書(リップ(Ripp)ら)に記載されている、表面ミル加工されたパターンのいずれかを含む。特に、表面ミル加工されたパターンは、複数のスコアライン118上に重ね合わされた複数の微細な弧状の溝を含むことが好ましい。いくつかの実施形態では、表面ミル加工されたパターンは、随意選択により、一定または可変の送り速度で、一定または可変のスピン速度で、および一定または可変の切削深さで、単一パスで形成された単一の複数のほぼ平行な弧状溝を含む。しかし、他の実施形態では、表面ミル加工されたパターンは、随意選択により単一の第1パスで形成されたほぼ平行な弧状溝の第1のセットと、第1のパスで形成された複数の弧状溝に重ね合わされるように単一の第2パスで随意選択により形成された、ほぼ平行な弧状溝の第2のセットとを含む。好ましくは、第1または第2の複数の弧状溝の1つは、上に凹の経路を画定する一方、第2または第1の複数の弧状溝はそれぞれ、上に凸の経路を画定する。いずれの場合でも、打撃フェース118は、特に中央領域内において、好ましくは、約120μinから180μinの間、より好ましくは140μinから180μinの間の表面粗さRaを含み、そのような表面粗さは、標準ASME条件で測定される。
追加的に、または代替的に、複数のスコアライン118は、鋳造ではなく、機械加工、たとえばミル加工によって形成され、それによって機械加工されたスコアラインに関連する構造的特徴、たとえばより精密で、全般的に反りのない表面部分、およびスコアライン118と打撃フェース116との間に形成されるより急なコーナーを有する。
本開示の1つまたは複数の態様において、ゴルフクラブヘッド100が、図8および図9に示されている。別段の記載がない限り、このゴルフクラブヘッド100は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。このゴルフクラブヘッド100は、これが異なる輪郭の後部分142を具現する点において異なる。
特に、このクラブヘッド100は、ブレード部分148およびマッスル部分150を有する後部分142を含む。後部分142はさらに、中央に位置し、隆起したヒール領域170とトゥ領域172との間に挟まれた凹状領域を含む。ヒール領域170およびトゥ領域172の各々は、中央に位置する凹状領域168よりも大きい厚さを有することが好ましい。好ましくは、(a)ヒール領域170と凹状領域168の間、および(b)トゥ領域172と凹状領域168の間の両方またはいずれかの厚さの相違は、2mm以上、より好ましくは2mmから4mmの間である。クラブヘッド100の中心から周辺領域に更なる重量を再配置することにより、重心132を通過する仮想垂直軸まわりの慣性モーメントIzzをある程度大きくすることができる。結果として、クラブヘッド100は、中心を外したゴルフショットに対して、より高いハンディキャップを有するゴルファーにとって特に有利であるより大きな寛容をもたらすことができる。しかし、上述したように、特にウェッジタイプクラブヘッドの場合、クラブヘッドの寛容を高めることは、作用性、たとえばクラブヘッドが幅広いゴルフショットを効果的に実行する能力および/または幅広いショット軌道を達成する能力に有害な影響を与え得る。したがって、中央凹状部分とヒール領域および/またはトゥ領域との間の厚さ変動の範囲の上限は4mmが好ましい。
図8のゴルフクラブヘッド100は、ヒールトラス174およびトゥトラス176をさらに備える。ヒールトラス174およびトゥトラス176は、中央の凹状領域168を境界付けている。トラス176および178は、好ましくは、底部から上部方向に収束するように(垂直に対して)傾斜している。トラス174および176はまた、上部補強要素178と連通し、上部補強要素178はそれによって、トゥトラス176およびヒールトラス174を接合する。上部補強要素178はまた、クラブヘッド100のトップラインの少なくとも一部分も形成し、これはクラブヘッド100のトップ部分102の上側表面の一部分を形成する。リビール180および182は、好ましくは、それぞれトラス174および176の外側境界を形成する。エッジ184および186は、それぞれトラス174および176の内側境界、ならびに凹状領域168の境界を形成する。リビール180および182は、好ましくは溝を構成し、この溝は、好ましくは1mm以下の深さを有する。いくつかの実施形態では、リビール180および182は、たとえば塗料で、少なくとも部分的に充填されている。リビール180および182の存在は、クラブヘッド100のゴルファー潜在特質に、たとえば、クラブヘッド100が、増大した慣性モーメント、したがって、中心を外したショットに対して増大した寛容を有することを伝えるように働く。したがって、このような機能は、プレー中のクラブ選択を助け、および/または使用中のゴルファーの自信を高めることができる。
いくつかの実施形態では、図8のクラブヘッド100を再度参照すると、中央凹状領域168は、サブ凹部188を含む。好ましくは、サブ凹部188は、ソール部分104に向かって延びている。しかし、代替の実施形態では、サブ凹部188は、トップ部分102、ヒール部分108、および/またはトゥ部分106に向かって延びるように配置されてもよい。さらに、好ましくは、弾性インサート166が、サブ凹部188内に配置される。いくつかの実施形態では、弾性インサート166は、サブ凹部188内に少なくとも部分的にのみ配置される。他の実施形態では、弾性インサート166は、サブ凹部188を完全に充填する。代替的または追加な実施形態では、図8および図9に示すように、弾性インサート166は、サブ凹部188の境界を越えて中央凹状領域168の主領域内へと延びる。
弾性インサートは、ポリマー材料、天然または合成ゴム、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、開放または閉鎖セル発泡体、ゲル、金属発泡体、または樹脂を含む。いくつかの実施形態では、弾性インサートは、振動減衰特性(たとえば、粘弾性特性)を有し、それによってたとえばゴルフボールによるインパクトに基づくクラブヘッドの振動放出特性を制御する。
上述したように、全体的に横方向の重心132は、一つにはショットのばらつきを低減するために望ましい。しかし、このような特質は、クラブヘッド、特にウェッジタイプのクラブヘッドの他の望ましい特徴に有害な影響を与えることなく達成されることが好ましい。図1〜図9のクラブヘッド100は、ヒールに最も近い領域、より具体的にはホーゼル領域からの質量除去によってこれを達成する。このようにすれば、ソール輪郭、重心高さ、打撃フェースからの重心深さ、および他のさまざまな質量関連および空間関連の特質は、ほとんど損なわれないままである。それでもなお、他の代替的な実施形態は、たとえば、ウェッジタイプのクラブヘッドの所望の性能特質に有害な影響を与えることなく、質量特質に関する同様の結果を達成することができる。
図10A〜図10Fを参照すると、本開示によるさまざまなクラブヘッドの実施形態が示されている。別段の記載がない限り、図10A〜10Dのゴルフクラブヘッド200は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそれらのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド200は、これが異なる輪郭の後部分142を具現する点において異なる。具体的には、それぞれの場合、クラブヘッド100の打撃壁部分とホーゼル部分の間の接合部の近位にある後部分242から質量が除去される。
図10Aでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分へと弧状に移行する。特に、図10Aのクラブヘッドの実施形態では、ブレード部分248は、角度なしにホーゼル部分内へと滑らかに移行する。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図10Bでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分へと弧状に移行する。特に、図10Bのクラブヘッドの実施形態では、ブレード部分248は、ホーゼル部分210内へと弧状に移行する。この特定の実施形態では、ブレード部分248は、ホーゼル領域210に近づくにつれて幅が狭くなり、角のある頂点288を形成する。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図10Cでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分へと弧状に移行する。特に、図10Cのクラブヘッドの実施形態では、ブレード部分248は、ホーゼル部分210内へと弧状に移行する。この特定の実施形態では、ブレード部分248は、ホーゼル領域210に近づくにつれて幅が狭くなり、角のある頂点288を形成する。図10Cのクラブヘッドの実施形態の角のある頂点288は、図10Bの角のある頂点288よりも大きい角度のものである。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図10Dでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分へと弧状に移行する。特に、図10Dのクラブヘッドの実施形態では、ブレード部分248は、ほぼ平坦な中央領域290と、ほぼ平坦な中央領域290を少なくとも部分的に取り囲む斜めの周辺領域292とを備える。この実施形態では、斜め領域292は、ホーゼル部分210内へと弧状に移行する。ブレード部分248は、ホーゼル領域210に近づくにつれて幅が狭くなり、角のある頂点288を形成する。図10Dのクラブヘッドの実施形態の角のある頂点288は、図10Bの角のある頂点288よりも大きな角度のものである。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図10Eでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分210へと弧状に移行する。ブレード部分248は、ホーゼル領域210に近づくにつれて幅が狭くなり、角のある頂点288を形成する。加えて、クラブヘッド200は、好ましくは全体的にヒール−トゥ方向に延びるチャネル294を含む。より好ましくは、チャネル294は、上側ブレード部分248と下側マッスル部分250の間の接合部に位置する。チャネル250は、好ましくは1mm以上、より好ましくは1mmから5mmの間の深さを含む。いくつかの実施形態では、チャネル294は均一な厚さを含む。しかし、代替の実施形態では、チャネルの厚さは、たとえば、望ましくない場所から自由裁量の質量を選択的に除去するために変動する。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図10Fでは、ゴルフクラブヘッド200は、上側ブレード部分248および下側マッスル部分250を有する後部分242を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分248は、質量除去の結果として、ホーゼル部分210へと弧状に移行する。ブレード部分248は、ホーゼル領域210に近づくにつれて幅が狭くなり、角のある頂点288を形成する。加えて、クラブヘッド200は、好ましくは全体的にヒール−トゥ方向に延びるチャネル294を含む。より好ましくは、チャネル294は、上側ブレード部分248と下側マッスル部分250の間の接合部に位置する。チャネル294は、好ましくは、1mm以上、より好ましくは1mから5mmの間の深さを含む。この特定の実施形態では、チャネル294は、曲げ部296を含み、これによりヒール方向に延びるにつれてソール部分204に向かって下方向に延びる。そのような曲げ部296を有することにより、さらに、任意の質量の除去可能性およびより望ましい位置へのそれらの再配置を制御することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、チャネル294は均一な厚さを含む。しかし、代替の実施形態では、チャネル294の厚さは、たとえば、望ましくない場所から自由裁量の質量を選択的に除去するために変動する。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図11A〜図11Dを参照すると、本開示によるさまざまなクラブヘッドの実施形態が示されている。別段の記載がない限り、図10A〜図10Dの各々のゴルフクラブヘッド300は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそれらのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド300は、これらが異なる輪郭の後部分342を具現する点において異なる。特に、各々の場合において、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば実効的な跳ね返りの考慮および/またはフェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面を達成するように、質量の再配置が起こる。
図11Aでは、ゴルフクラブヘッド300は、上側ブレード部分348および下側マッスル部分350を有する後部分342を含む。後部分142には、特に後面のマッスル部分350内には(その後面から内側に延びる)複数の円形凹部301(a)〜301(d)が形成されている。円形凹部301(a)〜301(d)は、好ましくは、その中にウェイト要素、たとえばウェイト要素303(a)〜303(b)を受け取り、固定するのに適合したウェイトポートを構成する。好ましくは、凹部301(a)〜301(d)はヒール−トゥ方向に整列される。いくつかの実施形態では、ウェイト要素303(a)〜303(b)は、ウェイトポート301(a)〜301(d)に取外し可能に結合可能である。しかし、他の実施形態では、1つまたは複数のウェイト要素は、たとえば接着剤によってウェイトポート301(a)〜301(d)内に恒久的に固定される。ウェイト要素が取外し可能であるような実施形態では、好ましくは、ウェイト要素はまた、ゴルファーの特別なニーズまたは望みを満たすためにクラブヘッド300の質量関連特質をカスタマイズするべく使用できるように、さまざまなウェイトポート301(a)〜301(d)の間で交換可能である。たとえば、そのような実施形態では、ウェイト要素303(a)〜303(b)は、ウェイトポート301(a)〜301(d)の各々に対応する相補的ねじ領域と対合するのに適合した、ねじ切りされた外部シャフト(図示せず)を備えることができる。
好ましくは、ウェイトポート301(a)〜301(d)およびウェイト要素303(a)〜303(b)システムは、図1〜8に関して説明されたように、フェースセンターに向けて横方向にクラブヘッドの重心332をシフトする能力を提供するように構成される。いくつかの実施形態およびそのいくつかの構成では、いくつかのウェイト要素303(a)〜303(b)がトゥ方向のウェイトポート301(c)および301(d)内に位置し、一方でヒール方向のウェイトポート301(a)および301(b)がウェイト要素を有さない状態(その例示的な状態を示す)をもたらすことによってこの能力を満たすことができる。
代替的に、または追加的に、このような重量シフト能力は、空間特質および/または密度のいずれかによって、異なる重量値を有する1セットのウェイト要素を提供することによって満たすことができる。たとえば、ウェイトポート301(a)〜301(d)およびウェイト要素システムは、1つまたは複数の高密度のウェイト要素がトゥ近位のウェイトポートに配置され、一方で低密度のウェイト要素がヒール近位のウェイトポートに置かれる状態をもたらすことができる。好ましくは、ウェイト要素303のセットの少なくとも1つのウェイト要素は、7g/cm3以上、より好ましくは9g/cm3以上の密度を有する。好ましくは、そのような実施形態では、タングステンの供給によって密度が高められる。詳細には、このようなウェイト要素は、タングステンを少なくとも20重量%、より好ましくは少なくとも40重量%の量で含む組成を有する。
追加的または代替的に、このようなセットでは、少なくとも1つの他のウェイト要素は、7g/cm3以下、より好ましくは4gh/cm3以下の密度を有する。追加的に、または代替的に、ウェイト要素303のセットの少なくとも第1のウェイト要素は7g以上のウェイトを含み、随意によりウェイト要素のセットの第2のウェイト要素は4g以下の重さを含む。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド300の重心332を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図11Bでは、ゴルフクラブヘッド300は、上側ブレード部分348および下側マッスル部分350を有する後部分342を含む。特に、鋭利な接合部とは対照的に、ブレード部分348は、質量除去の結果として、ホーゼル部分310へと弧状に移行する。特に、図11Bのクラブヘッドの実施形態では、ブレード部分248は、角度なしにホーゼル部分310内へと滑らかに移行する。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド200の重心232を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。さらに、マッスル部分はトゥ方向に向かって広がり、その結果トゥのフレア305を生じさせる。
図11Cでは、ゴルフクラブヘッド300が示されており、このゴルフクラブヘッド300は、ブレード部分348、およびソール部分104に近位のマッスル部分350を有する、後部分342を含む。ソール部分104は、この特定の実施形態では、ヒール側キャビティ307およびトゥ側キャビティ309を含む。好ましくは、これらのキャビティ307および309は、通常芝生と相互作用することが意図されたソール部分304の底面の一部分の外側に横方向に位置する。たとえば、キャビティ307および309は、打撃フェースに垂直であり、フェースセンターを通過する仮想垂直面から0.5インチのところに置かれた、横方向の境界311および313によって区切られたゾーンの外側にその全体が位置することが好ましい。これらのキャビティ307、309はいずれも、効果的な性能に寄与するクラブヘッド300の特徴に害を与えることなく除去され得る領域からの質量除去の制御を可能にする。これらのキャビティ307および309はまた、そこからクラブヘッド300の他の位置に除去された質量の再分配も可能にして、たとえば、図1〜図8に示すクラブヘッドの実施形態に関して上述したいずれかの態様で、クラブヘッド300の重心332の位置をさらに制御する。
トゥ側キャビティ309は、ヒール側キャビティ307よりも大きくなるように寸法設定されることが好ましい。たとえば、トゥ側キャビティ309は、ヒール側キャビティ307よりも深さが深いことが好ましい。追加的に、または代替的に、トゥ側キャビティ309は、ヒール側キャビティ307よりも特徴的な長さ(すなわち、キャビティの周辺部に沿った任意の2点間の最大距離)が大きいことが好ましい。追加的に、または代替的に、トゥ側キャビティ309は、好ましくは、ヒール側キャビティ307よりも移動したボリュームが大きい。これらの寸法は、たとえば、ホーゼル310が占める質量に対抗するために、クラブヘッド300の重心332をフェースセンターに向かって横方向にシフトすることを可能にする。したがって、質量が除去され、それによって、クラブヘッド300の重心332を、他の主要特質に悪影響を及ぼすことなく、中心に向かってシフトさせる。
図11Dでは、ブレード部分348およびマッスル部分350を含む後部分342を有するゴルフクラブヘッド300が示されている。この特定の実施形態では、ここでも、質量は、中央の相対的にソール方向位置から除去され、相対的にトゥ方向および上側方向位置に移動される。具体的には、ソール部分304は、上側ソール面315と、使用中に芝生と相互作用するように構成された下側ソール面317とを含む。上側ソール面315は、概してソール方向に延びる凹部319を含む。凹部319は、ヒール−トゥ方向に概ね中央に位置する。たとえば、凹部319のトゥに最も近い部分とヒールに最も近い部分との間の中間の位置は、10mm以下、より好ましくは5mm以下の距離だけフェースセンターから横方向に離間される。この凹部319は、性能および感触を示す特質へのあらゆる悪影響を最小限に抑えるような質量除去を可能にする。いくつかの実施形態では、凹部319は、後方に取り付けられたインサートまたは(凹部319内に注がれ形成され得る)充填材料で少なくとも部分的に(場合によっては完全に)充填される。しかし、他の実施形態では、凹部319は、材料を部分的または完全に欠いたままであり、随意選択によりクラブヘッド300の外部に開いている。いくつかの実施形態では、キャップが、凹部319に隣接するクラブヘッド表面部分と同一平面になるような態様で凹部319内に配置される。
凹部319に関連して、質量はまた、好ましくは、クラブヘッド300のトゥ方向(好ましくは上側)領域に再配置される。たとえば、図11Dに示すように、クラブヘッド300のブレード部分148は、浅い上側凹部323を区切る周囲重み付け要素321を含む。浅い上側凹部323は、面取りされた上側トゥ方向周辺部分327を有する周辺部325を画定する。特に、面取りされた周辺部分327は、好ましくは、(打撃フェースに対して垂直であり、フェースセンターを通過する第1の仮想垂直面、および地面に対して平行であり、フィエースセンターを通過する第2の仮想垂直面によって画定された)クラブヘッド300の上側およびトゥ方向の四分円内にその全体が位置する。さらに、面取りされた周辺部327は、第1の角のある接合部またはコーナー329(a)および第2の角のある接合部またはコーナー329(b)を含み、面取りされた接合部327を、上側凹部323の周辺部325の隣接する部分から区切る。好ましくは、いくつかの実施形態では、面取りされた周辺部分327は、直線または線形エッジを含む。しかし、他のエッジタイプが想定され、たとえば弓形またはぎざぎざが想定される。
面取りされた接合部327の存在は、クラブヘッド300の上側およびトゥ方向領域への質量の再配置を可能にし、図1−8に示すクラブヘッドの実施形態に関して上述した所望の質量特性を達成するのを助ける。さらに、面取りされた接合部327は、性能に悪影響を及ぼさず、使用中にプレーヤの自信を乱さないようにしてそのような再配置を可能にする。たとえば、この特定の実施形態では、トップラインを太くしたり、過度の周囲重み付けをする(これらのいずれも、普通なら具体的には作用性を限定することにより、クラブヘッド300の感触および性能に悪影響を及ぼし得る。)ことなく、上側領域に質量を追加することができる。
図12を参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態によるクラブヘッド400が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド400は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド400は、これが異なる輪郭の後部分442を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
詳細には、ゴルフクラブヘッド400は、ブレード部分448と、マッスル部分450とを含む。マッスル部分450は、ソール部分404の近位に位置し、ソール部分は、ソール上面415およびソール下面417を含む。ソールの上面415は、ソール方向に延びる凹部419を含む。一部の実施形態では、凹部419は、凹部トゥ端部および凹部ヒール端部の両方に囲まれている。しかし、(図示するような)他の実施形態では、凹部419は、たとえば、トゥ端部431において、ノッチ433によって開いている。
さらに、いくつかの実施形態では、第2の凹部437が、ソール部分404の上面415からソール方向に延びる。第2の凹部437は、随意選択により、後方に取り付けられたインサート435をその内部に含み、収容する。しかし、代替的な実施形態では、充填材料が第2の凹部437に注がれ、適所で硬化される。
好ましくは、インサート435は、7g/cm3以上、より好ましくは9g/cm3以上の密度を有する。好ましくは、そのような実施形態では、タングステンの供給によって密度が高められる。詳細には、インサート435は、少なくとも20重量%、より好ましくは少なくとも40重量%の量のタングステンを含む組成物を有する。一部の場合、インサート435は、鋼の、タングステンの、または他の金属の合金を含むことができる。他の実施形態では、インサートは、タングステンが含浸されたポリマー材料で妥協することができる。
図13A〜13Bを参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態によるクラブヘッド500が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド500は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド500は、これが異なる輪郭の後部分542を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
詳細には、クラブヘッド500は、下側マッスル部分550および上側ブレード部分548を含む後部分542を含む。ブレード部分548は、好ましくは、ゴルフボールにインパクトを与えるのに適合する打撃フェース(図示せず)と反対のほぼ平坦な後面539を備える。ブレード部分548は、厚さが変動することが好ましい。ブレード部分548は、厚さが上方向に向かって増大するように、好ましくは実質的には、ブレード部分548とマッスル部分550の間の接合部における第1の位置から後部分542のブレード部分539の後面539の最上部分にかけて増大するように、全体的に徐々に厚さが変動することが好ましい。追加的に、または代替的に、ブレード部分548の厚さは、ヒール方向にテーパになる。
このような厚さの変動を有するようにブレード部分548を構造化することにより、図1〜8に示す本開示の実施形態に関して上述したように、重心532の位置を比較的中央に向かって横方向に制御するための手段が提供される。このような構造のトップライン厚さへの影響を低減するために、トップ部分502と後面539の間に斜め面541が位置することが好ましく、それによって従来のトップラインの厚さを保持するような態様での上述の質量再配置を可能にする。
図13Bを参照すると、クラブヘッド500が断面13Bで示されている。横断面13Bは、打撃フェース516に対して垂直であり、フェースセンター530を通過する仮想垂直面に対応する。少なくともこの断面では、打撃フェース516に対して垂直に測定されるトップライン厚さD12は、好ましくは7mm以下、より好ましくは6mm以下、さらにより好ましくは5mm〜6mmである。ブレード部分548の斜め面541と後面539との間の接合部で測定される距離D13は、好ましくはD12より少なくとも1mm、より好ましくは少なくとも2mmだけ大きい。追加的に、または代替的に、距離D13は、好ましくは6mm以上、より好ましくは7mm以上、最も好ましくは7mmから11mmの間である。これらのパラメータは、クラブヘッド500の従来の外観、感触、性能、および/またはプレイ性に悪影響を及ぼすことなく、上述したような重心532の望ましい横方向シフトを可能にする。
追加的に、または代替的に、図13Bを再び参照すると、後面539は、垂直断面13Bで見たとき、打撃フェース516に対して角度θを形成し、θは、0.5°以上、より好ましくは1.0°以上、最も好ましくは1°から4°の間である。これらのパラメータは、クラブヘッド500の従来の外観、感触、性能、および/またはプレイ性に悪影響を及ぼすことなく、上述したような重心532の望ましい横方向シフトを可能にする。
斜め面541は、好ましくは、最大幅の位置がクラブヘッド500の上側のトゥに最も近いコーナーと概ね一致する、概して三日月形状を形成する。本明細書で使用されるように、上側のトゥに最も近いコーナーは、フェースセンター530の上方かつトゥ方向に位置する、クラブヘッド500の周辺部に沿った点を指し、この点は、打撃フェース516に対して垂直であり、フェースセンター530を通過する仮想軸から最大の径方向距離で離間される。斜め領域541の幅は、好ましくは、そのようなコーナーからトゥからヒール方向に、およびそのようなコーナーから上下方向に、いずれの場合も後面539の周辺部に沿ってテーパになる。
図14A〜図14Cを参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態によるクラブヘッド600が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド600は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド600は、これが異なる輪郭のソール部分604を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
図14A〜図14Cを参照すると、ゴルフクラブヘッド600は、トゥからヒール方向に全体的に厚さがテーパになるソール部分604を備える。図示するように、仮想垂直中心面628は、打撃フェース616に対して垂直であり、打撃フェース616のフェースセンター(図示せず)を通過する。好ましくは、ソール部分604は、平面628のトゥ方向に位置する(打撃フェース616からこれに対して垂直な方向に測定される)最大厚さD14を含む。より好ましくは、最大ソール厚さD14に関連するソール部分604上の位置は、0.5*D7以上の距離だけ中心垂直面628から離間される。
追加的にまたは代替的に、クラブヘッド600のソール部分604は、最小ソール厚さD15と、最小ソール厚さD15に関連するソール上の対応する位置とを含む。好ましくは、この位置は、仮想垂直面628のヒール方向に位置する。より好ましくは、この位置は、0.5*D7以上の距離だけ仮想面のヒール方向に位置する。
追加的に、または代替的に、最大ソール厚さD14と最小ソール厚さD15との差は、5.5mm以上、より好ましくは6mm以上、最も好ましくは7mm以上である。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
図15A〜図15Bを参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態による代替のクラブヘッド700が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド700は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド700は、これが異なる輪郭の後部分742を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
詳細には、後部分742は、上側ブレード部分748と下側マッスル部分750とを含む。ブレード部分748は、ほぼ均一な厚さの部分を含み、ほぼ平坦である後面739を含む。好ましくは、質量要素743が、後面739の上側のトゥ領域内に配置される。いくつかの実施形態では、質量要素739は鋳造されており、ほぼ均一な厚さの概して隆起した領域を構成することができる。代替的に、または追加的に、隆起した領域743は、テクスチャ加工された、たとえば表面ミル加工されたパターンを含む後面745を含むことができる。
代替的な実施形態では、質量要素743は、後方に取り付けられた重み付きインサートまたは円形模様を構成することができる(図15Bを参照)。好ましくは、そのような実施形態では、インサート743は、クラブヘッドの本体よりも密度が大きい。好ましくは、インサート743は、7g/cm3以上、より好ましくは9g/cm3以上の密度を有する。好ましくは、そのような実施形態では、タングステンの供給によって密度が高められる。具体的には、インサート743は、タングステンを少なくとも20重量%、より好ましくは少なくとも40重量%の量で含む組成を有する。一部の場合、インサート743は、鋼、タングステン、または他の金属の合金を含むことができる。他の実施形態では、インサートは、タングステンが含浸されたポリマー材料で妥協することができる。
インサート743は、機械的手段、たとえばねじ付き締結具もしくは締まりばめなどによって、または化学的接着剤、たとえば、随意選択により2層の接着テープの間に挟まれた粘弾性材料を含む両面テープなどによって取り付けられ得る。いくつかの実施形態では、質量要素743は、ブレード部分748の周辺部から離間される。他の実施形態では、質量要素743の側縁747は、クラブヘッド700のブレード部分748の周辺部と実質的に同一平面にある。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
図16A〜図16Bを参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態による代替のクラブヘッド800が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド800は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド800は、これが異なる輪郭の後部分842を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
後部分842は、上側ブレード部分848と下側マッスル部分850とを含む。ブレード部分848およびマッスル部分850は、後面839を画定する。後面839内には、降下領域849が設けられている。降下領域849は、好ましくは、後面839の全体的な輪郭から凹んでおり、そこから実質的に一定の深さを含む。実質的に一定の深さは、好ましくは0.25mm以上、より好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは1.0mm以上である。
追加的に、または代替的に、降下領域849が占める後面839の表面領域の大部分は、クラブヘッド800(図示せず)の打撃フェースのフェースセンターのヒール方向に位置する(図16Aおよび18Bを参照)。より好ましくは、降下領域849は、クラブヘッド800(図16A参照)の打撃フェースのフェースセンターのヒール方向にその全体が位置する。いくつかの実施形態では、降下領域849は、クラブヘッド800の周囲に隣接する(図16Aを参照)。しかし、代替の実施形態では、降下領域849は、クラブヘッドの周囲から離間される(図18Bを参照)。いくつかのそのような実施形態では、降下領域849は、(平面図で考えると)完全に囲まれている。
追加的にまたは代替的に、後方に取り付けられたインサートまたは注入された充填剤851が、降下領域内に少なくとも部分的に、または随意により完全に位置する。一部の場合、インサート851はいずれも、降下領域849を実質的に充填し、クラブヘッド800後面839に隣接する部分の輪郭の上方に降下領域849から延びる。そのような場合、インサート851の密度は、好ましくは、本体の密度より小さく、および/または4g/cc以下である。
これらの特質は、図1〜図8の実施形態に関して記載された質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置への質量の再分配を提供する。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
図17A〜図17Dを参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態による代替のクラブヘッド900が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド900は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド900は、これが異なる輪郭の後部分942を具現する点において異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
特に図17Aを参照すると、ゴルフクラブヘッド900は、上側ブレード部分948と、下側マッスル部分950と、ホーゼル910とを含む。複数の降下領域949が、クラブヘッド900のヒール側に近位のさまざまな位置(たとえば、打撃フェースに対して垂直であり、そのフェースセンターを通過する仮想垂直面のヒール方向)に配置される。
降下領域949は、好ましくは、クラブヘッド900の全体的な輪郭から凹んでおり、そこから実質的に一定の深さを含む。実質的に一定の深さは、好ましくは0.25mm以上、より好ましくは0.5mm以上、最も好ましくは1.0mm以上である。いくつかの実施形態では、降下領域949は、互いに深さが変動する。他の実施形態では、降下領域949は、互いに実質的に一定の深さのものである。
追加的に、または代替的に、降下領域949が占めるクラブヘッド900の表面領域の大部分は、クラブヘッド900(図示せず)の打撃フェースのフェースセンターのヒール方向に位置する。より好ましくは、降下領域949は、クラブヘッド900の打撃フェースのフェースセンターのヒール方向にその全体が位置する。いくつかの実施形態では、降下領域949は、クラブヘッド900の周辺部に隣接している(およびエッジを共有している)。
好ましくは、いくつかの実施形態では、クラブヘッド900の外面のいくつかの領域において、降下領域949は、それらの間に1つまたは複数のトラス(またはリブ)953を形成するように離間される。好ましくは、トラス953は、実質的に一定の幅のものであり、少なくともホーゼル910に近位のクラブヘッド900の外面上に位置する。一部の場合では、トラス953はジグザグパターンを形成し、これによって降下領域949は交互の三角形の特徴を形成する。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
図17Cに示すようなゴルフクラブヘッド900を参照すると、この特定の実施形態では、単一の降下領域949が、ホーゼル910の長手方向に、たとえば、仮想中心ホーゼル軸912と平行に長手方向に延びる。段付き領域949は、全体的に弓形および/または半径状である上側縁および下側縁によって離間された2つのほぼ平行な線状の側縁を含む。
図17Dに示すようなゴルフクラブヘッド900を参照すると、この特定の実施形態では、降下領域949は、ホーゼル910の長手方向に、たとえば、仮想中心ホーゼル軸912に平行に長手方向に延びる。段付き領域949は、上方向(すなわち、ホーゼル910の先端部に向かって)幅がテーパになり、ホーゼル本体の接合部のフィレット状輪郭と概ね同様の態様でソール方向に広がっている。
図18を参照すると、本開示の1つまたは複数の実施形態によるクラブヘッド1000が示されている。別段の記載がない限り、ゴルフクラブヘッド1000は、図1〜図8のゴルフクラブヘッド100と同様であり、質量関連の特質および構造的な特質を含むそのすべての特質を具現する。ゴルフクラブヘッド1000は、これが異なる構造のホーゼル1010を具現する点において特に異なる。特に、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配される。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
再び図18を参照すると、ゴルフクラブヘッド1000は、トップ部分1002、底部分1004、ヒール部分1008、およびトゥ部分1006を有する本体を含む。本体はさらに、上側ブレード部分1048および下側マッスル部分1050を画定する。ホーゼル1010は、ヒール部分1008に近位の本体上の位置から延びる。この特定の実施形態では、ホーゼル1010は、本体よりも小さい密度の低密度材料を含む。好ましくは、低密度材料の密度は4g/cc以下である。いくつかの実施形態では、低密度材料は、好ましくはホーゼル1010の凹状領域内に位置する、後方に取り付けられたインサートまたは注ぎ込まれ定位置に硬化された材料の形態をとる。しかし、他の実施形態では、図示するように、ホーゼル1010の一部分は、低密度材料から形成され、機械的手段、たとえば、締まりばめおよび/またはねじボルト、または化学接着材、溶接またはろう付けを使用してクラブヘッド1000の残りの部分に固定される。低密度材料自体は、残りの本体部分の相補的ねじ領域と回転可能に接続されるように構成されたねじ領域を含むことができる。これらの特質が提供されると、質量は、図1〜図8の実施形態に関して説明した質量関連特性を達成する目的で、ヒール方向位置からトゥ方向位置に再分配することができる。上述したように、これらの場合のそれぞれにおいて、全体の性能への悪影響を最小限に抑えるように、たとえば、実効的な跳ね返り、フェースセンターからの横方向に間隔を空けること以外の重心の位置ベースの局面および/または作用性を達成するように、質量の再配置が起こる。
上記に概説した例に関連してさまざまな特徴を説明してきたが、これらの特徴および/または例のさまざまな代替、変更、変形および/または改良が可能になり得る。したがって、上記に記載された例は単なる例示であることが意図されている。根底にある原理の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、さまざまな変更を行うことができる。

Claims (44)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、基準位置に配向されたとき、
    打撃フェースであって、フェースセンター、リーディングエッジ、および該打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する打撃フェースと、
    ソール部分と、
    トップ部分と、
    後部分と、
    40°以上のロフトLと、
    該打撃フェース面に対して垂直であり、該フェースセンターを通過する仮想垂直面と、
    6.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に該仮想垂直面から離間されたクラブヘッド重心と、
    仮想ホーゼル軸と、ゴルフシャフトを受け入れるように構成された内部ボアとを含むホーゼルであって、該内部ボアは、周辺側壁と、該ゴルフクラブシャフトの先端部に当接するように構成されたシャフト当接面とを含み、該ホーゼルは、さらに、該内部ボアの該当接面からソール方向に延びる補助凹部を含む、ホーゼルと
    を備える、ゴルフクラブヘッド。
  2. 該当接面が、該ホーゼル軸の半径方向に測定して、1mm以上の幅を有する環状レッジを含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 該補助凹部が、該ホーゼル軸の方向に測定して、5mm以上の深さを含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 該距離D1が、5.5mm以下である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 該距離D1が、5.0mm以下である、請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 該重心が、2.0mm以下の最小距離D2だけ前記打撃フェース面から離間される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 該距離D2が、1.0mm以下である、請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 該リーディングエッジと該仮想垂直面との交点に位置する点P1
    さらに備え、
    該重心は、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるような、距離D3だけ該点P1から垂直方向に離間される、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. D3≧29.8mm−(0.3mm/°)×Lである、請求項8に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 該補助凹部が、少なくとも部分的に充填されている、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 該補助凹部が、該ソール方向に幅がテーパになる、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 上側端部および仮想ホーゼル軸を有するホーゼルと、
    該ホーゼル上側端部から地面まで該仮想ホーゼル軸に沿って測定して、75mm以下である距離D4と
    をさらに備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 該打撃フェースが、さらに、表面ミル加工されたテクスチャパターンを含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 5.70mm以下の最大トップライン厚さD5をさらに備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  15. ゴルフクラブヘッドであって、基準位置に配向されたとき、
    ソール部分と、
    トップ部分と、
    ヒール部分と、
    トゥ部分と、
    打撃フェースであって、フェースセンター、リーディングエッジ、該打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面、およびヒールに最も近い部分およびトゥに最も近い部分を有する複数のスコアラインを有する打撃フェースと、
    ゴルフシャフトを受けるように構成された内部ボアを有するホーゼル部分と、
    該打撃フェース面に垂直であり、該複数のスコアラインの該ヒールに最も近い部分を通過する第1の仮想垂直面と、
    該第1の仮想垂直面のヒール方向に位置する該クラブヘッドの全体部分として画定されたヒールに最も近い領域と、
    その大部分が該ヒールに最も近い領域内に位置するようにボリュームを区切る凹状領域と、
    40°以上のロフトLと、
    該打撃フェース面に対して垂直であり、該フェースセンターを通過する、第2の仮想垂直面と、
    6.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に該第2の仮想垂直面から離間されたクラブヘッド重心と
    を備える、ゴルフクラブヘッド。
  16. 該凹状領域が、全体的に、該第1の仮想垂直面のヒール方向に位置する、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 該凹状領域が、該ホーゼル部分の該内部ボアと連通している、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  18. 該凹状領域が、5mm以上の深さを含む、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  19. 該距離D1が、5.5mm以下である、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  20. 該距離D1が、5.0mm以下である、請求項19に記載のゴルフクラブヘッド。
  21. 該重心が、2.0mm以下の最小距離D2だけ該打撃フェース面から離間される、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  22. 該距離D2が、1.0mm以下である、請求項21に記載のゴルフクラブヘッド。
  23. 該リーディングエッジと該仮想垂直面との交点に位置する点P1
    をさらに備え、
    該重心は、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるような、距離D3だけ該点P1から垂直方向に離間される、
    請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  24. 該凹状領域が、少なくとも部分的に充填される、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  25. 該補助凹部が、該ソール方向に幅がテーパになる、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  26. 上側端部および仮想ホーゼル軸を有するホーゼルと、
    該ホーゼル上側端部から地面まで該仮想ホーゼル軸に沿って測定して、75mm以下である距離D4と
    をさらに備える、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  27. 該打撃フェースが、さらに、表面ミル加工されたテクスチャパターンを含む、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  28. 5.70mm以下の最大トップライン厚さD5をさらに備える、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  29. ゴルフクラブヘッドであって、仮想地面に対して基準位置に配向されたとき、
    打撃フェースであって、フェースセンター、リーディングエッジ、および該打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する打撃フェースと、
    ソール部分と、
    トップ部分と、
    後部分と、
    40°以上のロフトLと、
    該打撃フェース面に対して垂直であり、該フェースセンターを通過する仮想垂直面と、
    該リーディングエッジと該仮想垂直面との交点に位置する点P1と、
    5.5mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に該仮想垂直面から離間された重心であって、D2≦3.58mm−(0.053mm/°)×Lとなるような、最小距離D2だけ該打撃フェース面から離間され、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるような、距離D3だけ該点P1から垂直方向に離間される重心と
    を備える、
    ゴルフクラブヘッド。
  30. 該距離D1が、5.0mm以下である、請求項29に記載のゴルフクラブヘッド。
  31. 該距離D2が、2.0mm以下である、請求項29に記載のゴルフクラブヘッド。
  32. 該距離D2が、1.0mm以下である、請求項31に記載のゴルフクラブヘッド。
  33. D3≧29.8mm−(0.3mm/°)×Lである、請求項29に記載のゴルフクラブヘッド。
  34. 上側端部および仮想ホーゼル軸を有するホーゼルと、
    該ホーゼル上側端部から地面まで該仮想ホーゼル軸に沿って測定して、75mm以下である距離D4と
    をさらに備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  35. 該打撃フェースが、さらに、表面ミル加工されたテクスチャパターンを含む、請求項29に記載のゴルフクラブヘッド。
  36. 5.70mm以下の最大トップライン厚さD5をさらに備える、請求項29に記載のゴルフクラブヘッド。
  37. ゴルフクラブヘッドであって、基準位置に配向されたとき、
    打撃フェースであって、フェースセンター、リーディングエッジ、および該打撃フェースに対してほぼ平行な仮想打撃フェース面を有する打撃フェースと、
    ソール部分と、
    トップ部分と、
    後部分と、
    40°以上のロフトLと、
    該打撃フェース面に対して垂直であり、該フェースセンターを通過する仮想垂直面と、
    該リーディングエッジと該仮想垂直面との交点に位置する点P1と、
    5.0mm以下の距離D1だけヒール−トゥ方向に該仮想垂直面から離間され、0.50mm以下の最小距離D2だけ該打撃フェース面から離間され、D3≧29.5mm−(0.3mm/°)×Lとなるような、距離D3だけ該点P1から垂直に離間される重心と
    を備える、
    ゴルフクラブヘッド。
  38. 該距離D1が、5.0mm以下である、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
  39. 該距離D2が、2.0mm以下である、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
  40. 該距離D2が、1.0mm以下である、請求項39に記載のゴルフクラブヘッド。
  41. D3≧29.8mm−(0.3mm/°)×Lである、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
  42. 上側端部および仮想ホーゼル軸を有するホーゼルと、
    該ホーゼル上側端部から地面まで該仮想ホーゼル軸に沿って測定して、75mm以下である距離D4と
    をさらに備える、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
  43. 該打撃フェースが、さらに、表面ミル加工されたテクスチャパターンを含む、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
  44. 5.70mm以下の最大トップライン厚さD5をさらに備える、請求項37に記載のゴルフクラブヘッド。
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