JP2018056191A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置の製造を可能とする半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位の第1配線、低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第2配線に接続され、前記接続端子は、前記第2接続部に接続されている。
【選択図】図2
【解決手段】半導体装置は、切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位の第1配線、低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第2配線に接続され、前記接続端子は、前記第2接続部に接続されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体素子および配線基板を備えた半導体装置に関する。
従来、半導体素子の電極面側を配線基板側に向けた状態で、半導体素子を配線基板上に載せ、半導体素子の電極パッドを、バンプを介して配線基板の配線に接続させることで製造されるフリップチップタイプの半導体装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の半導体装置では、半導体素子の一部の電極パッドに第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアが形成されている。そして、配線基板(パッケージ基板)には、第1ボンディングエリアに対向する位置にグランド配線が設けられ、第2ボンディングエリアに対向する位置に電源配線が設けられている。そして、第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアのいずれかにバンプが設けられ、当該バンプを介して、電極パッドがグランド配線および電源配線のいずれかに接続される。
この半導体装置によれば、第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアのいずれかを選択してバンプを設けることで、配線基板の構成を変更することなく、電極パッドの電位を選択でき、これにより、半導体装置の特性を選択できる。これによれば、共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
特許文献1の半導体装置では、半導体素子の一部の電極パッドに第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアが形成されている。そして、配線基板(パッケージ基板)には、第1ボンディングエリアに対向する位置にグランド配線が設けられ、第2ボンディングエリアに対向する位置に電源配線が設けられている。そして、第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアのいずれかにバンプが設けられ、当該バンプを介して、電極パッドがグランド配線および電源配線のいずれかに接続される。
この半導体装置によれば、第1ボンディングエリアおよび第2ボンディングエリアのいずれかを選択してバンプを設けることで、配線基板の構成を変更することなく、電極パッドの電位を選択でき、これにより、半導体装置の特性を選択できる。これによれば、共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
しかしながら、特許文献1の半導体装置では、特性の異なる半導体装置を製造するには、第1ボンディングエリアにバンプが設けられた半導体素子と、第2ボンディングエリアにバンプが設けられた半導体素子とを、それぞれ個別に製造しなければならないという問題がある。
本発明は、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置の製造を可能とする半導体装置を提供することを目的としている。
本発明の半導体装置は、切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第2配線に接続され、前記接続端子は、前記第2接続部に接続されていることを特徴とする。
接続端子は、切替端子とは異なり、予め決められた特定の配線に接続される電極である。
本発明によれば、第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、切替端子に第1配線および第2配線のいずれかを選択して接続させることができる。これによれば、切替端子の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
本発明によれば、第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、切替端子に第1配線および第2配線のいずれかを選択して接続させることができる。これによれば、切替端子の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
本発明の半導体装置は、切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替端子は、前記第1配線の第1配線接続部または前記第2配線の第2配線接続部に接続され、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、前記接続端子は、前記第1接続部または前記第2接続部に接続され、平面視において、前記第2配線接続部は、前記第1配線接続部に対して、所定方向に所定距離だけ離れた位置に設定され、平面視において、前記第2接続部は、前記第1接続部に対して、前記所定方向に前記所定距離だけ離れた位置に設定されていることを特徴とする。
本発明では、半導体素子を配線基板における第1位置に設けた場合に、切替端子が第1配線接続部に接続し、接続端子が切替接続部の第1接続部に接続されるように構成されている。そして、本発明によれば、半導体素子を配線基板の第1位置から所定方向に所定距離だけずれた第2位置に設けた場合に、切替端子を第2配線接続部に接続させ、接続端子を切替接続部の第2接続部に接続させることができる。
これによれば、第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、切替端子に第1配線および第2配線のいずれかを選択して接続させることができる。これにより、半導体素子の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
これによれば、第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、切替端子に第1配線および第2配線のいずれかを選択して接続させることができる。これにより、半導体素子の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
本発明の半導体装置において、平面視における、前記第1接続部、前記第2接続部および前記連結部の前記所定方向と直交する方向の寸法は等しいことが好ましい。
本発明によれば、例えば、連結部の前記直交する方向の寸法が第1接続部および第2接続部より短い場合と比べて、半導体素子が第1位置から第2位置側にずれて設けられた場合や、第2位置から第1位置側にずれて設けられた場合に、平面視において、接続端子と重なる連結部の面積を大きくできる。これにより、接続端子と接続配線との接続信頼性を向上できる。
本発明の半導体装置において、前記接続端子は、複数設けられ、前記接続配線は、複数設けられ、前記複数の接続配線の前記切替接続部は、前記直交する方向に所定間隔で設けられ、前記第1配線接続部および前記第2配線接続部の間隔は、前記所定間隔と等しいことが好ましい。
半導体装置のサイズを小さくするため、隣り合う切替接続部の間隔は、予め決められた最小の配線間隔に設定されていることが多い。
この場合、本発明によれば、第1配線接続部と第2配線接続部との間隔が、前記最小の配線間隔となるため、前記所定距離を最小にできる。これによれば、平面視において、第1位置と第2位置とを合わせて見た場合の面積を最小にできるため、配線基板の面積をより小さくできる。
この場合、本発明によれば、第1配線接続部と第2配線接続部との間隔が、前記最小の配線間隔となるため、前記所定距離を最小にできる。これによれば、平面視において、第1位置と第2位置とを合わせて見た場合の面積を最小にできるため、配線基板の面積をより小さくできる。
本発明の半導体装置は、切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位および高電位よりも低い低電位の一方の電位の第1配線、および、切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、前記切替端子は、オープン状態の場合、高電位および低電位の他方の電位に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、切替端子に第1配線を接続させるか、切替端子を配線基板の配線と接続させずにオープン状態とさせるかを選択できる。切替端子は、オープン状態の場合、半導体素子の回路によって、高電位および低電位のうち第1配線とは異なる電位に設定されるように構成されている。これによれば、切替端子の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる半導体装置を製造できる。
本発明の半導体装置において、前記配線基板には、前記第1位置および前記第2位置を識別させる識別マークが設けられていることが好ましい。
本発明によれば、半導体素子を配線基板に設ける際に、半導体素子を第1位置または第2位置に容易に位置合わせすることができ、半導体装置を容易に製造できる。
本発明の半導体装置は、第1切替端子、第2切替端子、および接続端子を有し、前記第1切替端子および前記第2切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、第3接続部と、第4接続部と、前記第1接続部、前記第2接続部、前記第3接続部および前記第4接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、前記第2切替端子は、前記第2配線に接続され、前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、前記半導体素子が前記第3位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第2配線に接続され、前記第2切替端子は、前記第2配線に接続され、前記接続端子は、前記第3接続部に接続され、前記半導体素子が前記第4位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第2配線に接続され、前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第4接続部に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、第1切替端子および第2切替端子の電位を、次の4つの状態に設定できる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
これにより、半導体素子の特性を4種類の中から選択できる。
また、半導体素子を第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる4種類の半導体装置を製造できる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
これにより、半導体素子の特性を4種類の中から選択できる。
また、半導体素子を第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる4種類の半導体装置を製造できる。
本発明の半導体装置は、第1切替端子、第2切替端子、および接続端子を有し、前記第1切替端子および前記第2切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、高電位および高電位よりも低い低電位の一方の電位の第1配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、第3接続部と、第4接続部と、前記第1接続部、前記第2接続部、前記第3接続部および前記第4接続部を連結する連結部とを有し、平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられ、前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、前記第2切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、前記半導体素子が前記第3位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、前記第2切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、前記接続端子は、前記第3接続部に接続され、前記半導体素子が前記第4位置に設けられている場合、前記第1切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、前記接続端子は、前記第4接続部に接続され、前記第1切替端子および前記第2切替端子は、オープン状態の場合、高電位および低電位の他方の電位に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば第1配線を高電位に設定した場合、第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子を設けることで、第1切替端子および第2切替端子の電位を、次の4つの状態に設定できる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
これにより、半導体素子の特性を4種類の中から選択できる。
また、半導体素子を第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる4種類の半導体装置を製造できる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
これにより、半導体素子の特性を4種類の中から選択できる。
また、半導体素子を第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子を接続配線に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を用いて、特性の異なる4種類の半導体装置を製造できる。
本発明の半導体装置において、前記半導体装置は、時計用の半導体装置であり、前記半導体素子は、特性が切り替わることで、時計の機能を切り替えることが好ましい。
本発明によれば、共通の半導体素子および共通の配線基板を備えた半導体装置を用いて、機能の異なる時計を製造できるため、機能の異なる時計を容易に製造できる。
[第1実施形態]
本実施形態の半導体装置1は、時計に用いられる半導体装置である。
図1は、第1実施形態の半導体装置1を示す断面図である。図2は、半導体装置1を半導体素子3側から見た平面図である。半導体装置1は、フリップチップタイプの半導体装置であり、配線基板2と、配線基板2に設けられた半導体素子3と、封止層4とを備えている。
時計用の半導体素子は、端子数が比較的少ないため、このようなフリップチップタイプの実装構造に適している。また、4辺に沿って端子が設けられる構成と比べて端子数が少ない、本実施形態のような2辺に沿って端子が設けられる構成を採用し易い。
本実施形態の半導体装置1は、時計に用いられる半導体装置である。
図1は、第1実施形態の半導体装置1を示す断面図である。図2は、半導体装置1を半導体素子3側から見た平面図である。半導体装置1は、フリップチップタイプの半導体装置であり、配線基板2と、配線基板2に設けられた半導体素子3と、封止層4とを備えている。
時計用の半導体素子は、端子数が比較的少ないため、このようなフリップチップタイプの実装構造に適している。また、4辺に沿って端子が設けられる構成と比べて端子数が少ない、本実施形態のような2辺に沿って端子が設けられる構成を採用し易い。
[配線基板の構成]
図1、図2に示すように、配線基板2は、基板本体10と、配線層20とを備えている。
基板本体10は、テープ状の絶縁性材料で形成されている。基板本体10は、平面視において長方形状に形成され、矩形状の開口部11を備えている。なお、基板本体10の平面形状は、長方形状に限定されず、他の形状であってもよい。
なお、以下の説明では、半導体装置1を半導体素子3側から見た平面視において、互いに直交する方向する+X方向および+Y方向のうち、基板本体10の長辺に沿った方向を+X方向とする。さらに、+X方向とは反対方向を−X方向とし、+Y方向とは反対方向を−Y方向とする。
図1、図2に示すように、配線基板2は、基板本体10と、配線層20とを備えている。
基板本体10は、テープ状の絶縁性材料で形成されている。基板本体10は、平面視において長方形状に形成され、矩形状の開口部11を備えている。なお、基板本体10の平面形状は、長方形状に限定されず、他の形状であってもよい。
なお、以下の説明では、半導体装置1を半導体素子3側から見た平面視において、互いに直交する方向する+X方向および+Y方向のうち、基板本体10の長辺に沿った方向を+X方向とする。さらに、+X方向とは反対方向を−X方向とし、+Y方向とは反対方向を−Y方向とする。
配線層20は、基板本体10の半導体素子3側の面に設けられている。配線層20は、銅、タングステン、モリブデンなどの金属で形成されている。配線層20は、図2に示すように、4本の接続配線21と、4本の接続配線22と、第1配線23と、第2配線24と、連結配線25,26とを備えている。
4本の接続配線21は、平面視において、基板本体10における開口部11の−X方向側に設けられ、+Y方向に所定間隔D1で並んで配置されている。各接続配線21は、基板本体10の−X方向側の端部から+X方向に伸びて形成されている。
各接続配線21は、+X方向側に、後述する半導体素子3の接続端子31と接続される切替接続部211を備えている。4つの切替接続部211は、それぞれ、−X方向側の端部に形成された第1接続部212と、+X方向側の端部に形成された第2接続部213と、第1接続部212および第2接続部213を連結する連結部211Jとを備えている。
ここで、平面視において、第2接続部213の中心は、第1接続部212の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、第1接続部212、第2接続部213および連結部211Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
また、各接続配線21の−X方向側の端部には、時計用クロックを発生するための水晶や指針を駆動するためのモーターなどの端子が接続される。
各接続配線21は、+X方向側に、後述する半導体素子3の接続端子31と接続される切替接続部211を備えている。4つの切替接続部211は、それぞれ、−X方向側の端部に形成された第1接続部212と、+X方向側の端部に形成された第2接続部213と、第1接続部212および第2接続部213を連結する連結部211Jとを備えている。
ここで、平面視において、第2接続部213の中心は、第1接続部212の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、第1接続部212、第2接続部213および連結部211Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
また、各接続配線21の−X方向側の端部には、時計用クロックを発生するための水晶や指針を駆動するためのモーターなどの端子が接続される。
4本の接続配線22は、平面視において、基板本体10における開口部11の+X方向側に設けられ、+Y方向に所定間隔D1で並んで配置されている。各接続配線22は、+Y方向において、接続配線21と同じ位置に設けられている。各接続配線22は、基板本体10の+X方向側の端部から−X方向に伸びて形成されている。
各接続配線22は、−X方向側に、後述する半導体素子3の接続端子32と接続される切替接続部221を備えている。4つの切替接続部221は、それぞれ、−X方向側の端部に形成された第1接続部222と、+X方向側の端部に形成された第2接続部223と、第1接続部222および第2接続部223を連結する連結部221Jとを備えている。
ここで、平面視において、第2接続部223の中心は、第1接続部222の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、第1接続部222、第2接続部223および連結部221Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
また、各接続配線22の+X方向側の端部には、図示しない水晶やモーターなどの端子が接続される。
各接続配線22は、−X方向側に、後述する半導体素子3の接続端子32と接続される切替接続部221を備えている。4つの切替接続部221は、それぞれ、−X方向側の端部に形成された第1接続部222と、+X方向側の端部に形成された第2接続部223と、第1接続部222および第2接続部223を連結する連結部221Jとを備えている。
ここで、平面視において、第2接続部223の中心は、第1接続部222の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、第1接続部222、第2接続部223および連結部221Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
また、各接続配線22の+X方向側の端部には、図示しない水晶やモーターなどの端子が接続される。
第1配線23は、高電位(VDD)の電源配線である。
第1配線23は、平面視おいて、基板本体10の開口部11の−Y方向側に位置し、+Y方向に伸びて形成されている。第1配線23は、+Y方向の端部に、後述する半導体素子3の切替端子33と接続される第1配線接続部231を備えている。
第1配線接続部231は、+Y方向において、接続配線21,22のうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21,22と同じ位置に形成されている。
なお、本実施形態では、前記1番目の接続配線21も高電位の電源配線であり、第1配線23は、前記1番目の接続配線21と連結配線25によって接続されている。
第1配線23は、平面視おいて、基板本体10の開口部11の−Y方向側に位置し、+Y方向に伸びて形成されている。第1配線23は、+Y方向の端部に、後述する半導体素子3の切替端子33と接続される第1配線接続部231を備えている。
第1配線接続部231は、+Y方向において、接続配線21,22のうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21,22と同じ位置に形成されている。
なお、本実施形態では、前記1番目の接続配線21も高電位の電源配線であり、第1配線23は、前記1番目の接続配線21と連結配線25によって接続されている。
第2配線24は、第1配線23よりも低い電位である低電位(VSS)の電源配線である。
第2配線24は、平面視おいて、基板本体10の開口部11の+Y方向側の位置から、開口部11を横切り、開口部11の−Y方向側の位置まで伸びている。第2配線24は、−Y方向の端部に、後述する半導体素子3の切替端子33と接続される第2配線接続部241を備えている。
第2配線接続部241は、+Y方向において、接続配線21,22のうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21,22と同じ位置に形成されている。
ここで、平面視において、第2配線接続部241の中心は、第1配線接続部231の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔は、接続配線21の間隔、すなわち、切替接続部211の間隔である所定間隔D1と等しい。
なお、本実施形態では、4本の接続配線22のうち−Y方向側から数えて4番目の接続配線22も低電位の電源配線であり、第2配線24は、前記4番目の接続配線22と連結配線26によって接続されている。
第2配線24は、平面視おいて、基板本体10の開口部11の+Y方向側の位置から、開口部11を横切り、開口部11の−Y方向側の位置まで伸びている。第2配線24は、−Y方向の端部に、後述する半導体素子3の切替端子33と接続される第2配線接続部241を備えている。
第2配線接続部241は、+Y方向において、接続配線21,22のうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21,22と同じ位置に形成されている。
ここで、平面視において、第2配線接続部241の中心は、第1配線接続部231の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔は、接続配線21の間隔、すなわち、切替接続部211の間隔である所定間隔D1と等しい。
なお、本実施形態では、4本の接続配線22のうち−Y方向側から数えて4番目の接続配線22も低電位の電源配線であり、第2配線24は、前記4番目の接続配線22と連結配線26によって接続されている。
半導体素子3は、平面視において、長辺が+X方向に沿う長方形状を有する。半導体素子3は、配線基板2側の面に、パッド30A(図1参照)およびパッド30Aに設けられたバンプ30B(図1参照)により構成された、4つの接続端子31と、4つの接続端子32と、切替端子33とを備えている。
4つの接続端子31は、平面視において、半導体素子3の−X方向側の端部に設けられ、+Y方向に並んで配置されている。接続端子31は、それぞれ、接続配線21の切替接続部211と接続される。
4つの接続端子32は、平面視において、半導体素子3の+X方向側の端部に設けられ、+Y方向に並んで配置されている。接続端子32は、それぞれ、接続配線22の切替接続部221と接続される。
切替端子33は、平面視において、半導体素子3の−Y方向側の端部の+X方向における中央部に設けられている。切替端子33は、第1配線接続部231または第2配線接続部241と接続される。
4つの接続端子32は、平面視において、半導体素子3の+X方向側の端部に設けられ、+Y方向に並んで配置されている。接続端子32は、それぞれ、接続配線22の切替接続部221と接続される。
切替端子33は、平面視において、半導体素子3の−Y方向側の端部の+X方向における中央部に設けられている。切替端子33は、第1配線接続部231または第2配線接続部241と接続される。
本実施形態では、半導体素子3は、平面視において、配線基板2における第1位置または第2位置に設けられる。
図2は、半導体素子3が第1位置に設けられた場合の半導体装置1を示している。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第1接続部212とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部222とが接続される。切替端子33は、第1配線接続部231と接続される。
図2は、半導体素子3が第1位置に設けられた場合の半導体装置1を示している。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第1接続部212とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部222とが接続される。切替端子33は、第1配線接続部231と接続される。
図3は、半導体素子3が第2位置に設けられた場合の半導体装置1を示している。
第2位置は、第1位置から、所定方向である+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第2接続部213とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第2接続部223とが接続される。切替端子33は、第2配線接続部241と接続される。
第2位置は、第1位置から、所定方向である+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第2接続部213とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第2接続部223とが接続される。切替端子33は、第2配線接続部241と接続される。
このように、本実施形態では、半導体素子3が第1位置に設けられた場合、切替端子33は、第1配線23に接続され、高電位となる。また、半導体素子3が第2位置に設けられた場合、切替端子33は、第2配線24に接続され、低電位となる。
図4は、半導体素子3の回路構成を示す図である。半導体素子3は、切替端子33に接続されたバッファ51と、機能切替回路52と、時計制御回路53とを備えている。
バッファ51は、切替端子33が第1配線23に接続されて高電位の場合、Hレベルの切替信号を機能切替回路52に出力する。また、バッファ51は、切替端子33が第2配線24に接続されて低電位の場合、Lレベルの切替信号を機能切替回路52に出力する。機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
時計制御回路53は、時計の機能を制御する制御回路であり、機能切替回路52によって特性が切り替えられることで、時計の機能を切り替える。例えば、時計制御回路53は、時計が備える指針の運針周期や運針間隔を切り替えたり、指針を駆動するステップモーターに出力する駆動信号の種類を切り替えたり、充電制御機能を有効または無効に切り替えたりする。
図4は、半導体素子3の回路構成を示す図である。半導体素子3は、切替端子33に接続されたバッファ51と、機能切替回路52と、時計制御回路53とを備えている。
バッファ51は、切替端子33が第1配線23に接続されて高電位の場合、Hレベルの切替信号を機能切替回路52に出力する。また、バッファ51は、切替端子33が第2配線24に接続されて低電位の場合、Lレベルの切替信号を機能切替回路52に出力する。機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
時計制御回路53は、時計の機能を制御する制御回路であり、機能切替回路52によって特性が切り替えられることで、時計の機能を切り替える。例えば、時計制御回路53は、時計が備える指針の運針周期や運針間隔を切り替えたり、指針を駆動するステップモーターに出力する駆動信号の種類を切り替えたり、充電制御機能を有効または無効に切り替えたりする。
図1に示すように、封止層4は、配線基板2および半導体素子3の間に設けられ、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。さらに、封止層4は、開口部11内にも設けられ、第1配線23および第2配線24を保護している。
[半導体装置の製造方法]
半導体装置1の製造する際は、半導体素子3を、端子面が配線基板2の配線層20が設けられた面と対向するように配置する。そして、半導体素子3を、配線基板2における第1位置または第2位置に位置合わせする。この位置合わせには、基板本体10に設けられ、第1位置および第2位置を識別させる識別マーク27(図2、図3参照)が用いられる。
本実施形態では、識別マーク27は、接続配線21の1つから延出して形成され、平面視において矩形形状に形成されている。識別マーク27は、平面視において、半導体素子3が第1位置に設けられた場合、図2に示すように、半導体素子3に重なり、−X方向側の端が半導体素子3の−X方向側の縁と一致するように形成されている。また、半導体素子3が第2位置に設けられた場合、半導体素子3に重ならず、+X方向側の端が半導体素子3の−X方向側の縁と一致するように形成されている。このような識別マーク27によれば、第1位置および第2位置を識別できる。
次に、半導体素子3の各端子と配線層20とを熱や圧力をかけて接合させる。
その後、半導体素子3と配線基板2との間に、開口部11から封止材料を流し込み、硬化させることで、封止層4を形成する。
半導体装置1の製造する際は、半導体素子3を、端子面が配線基板2の配線層20が設けられた面と対向するように配置する。そして、半導体素子3を、配線基板2における第1位置または第2位置に位置合わせする。この位置合わせには、基板本体10に設けられ、第1位置および第2位置を識別させる識別マーク27(図2、図3参照)が用いられる。
本実施形態では、識別マーク27は、接続配線21の1つから延出して形成され、平面視において矩形形状に形成されている。識別マーク27は、平面視において、半導体素子3が第1位置に設けられた場合、図2に示すように、半導体素子3に重なり、−X方向側の端が半導体素子3の−X方向側の縁と一致するように形成されている。また、半導体素子3が第2位置に設けられた場合、半導体素子3に重ならず、+X方向側の端が半導体素子3の−X方向側の縁と一致するように形成されている。このような識別マーク27によれば、第1位置および第2位置を識別できる。
次に、半導体素子3の各端子と配線層20とを熱や圧力をかけて接合させる。
その後、半導体素子3と配線基板2との間に、開口部11から封止材料を流し込み、硬化させることで、封止層4を形成する。
[第1実施形態の作用効果]
第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子3を設けることで、切替端子33の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子3の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21,22に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子3および共通の配線基板2を用いて、特性の異なる半導体装置1を製造できる。すなわち、例えば、端子の位置が異なる2種類の半導体素子を製造する必要がない。
第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子3を設けることで、切替端子33の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子3の特性を選択できる。
また、半導体素子を第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21,22に接続させることができる。
これによれば、共通の半導体素子3および共通の配線基板2を用いて、特性の異なる半導体装置1を製造できる。すなわち、例えば、端子の位置が異なる2種類の半導体素子を製造する必要がない。
接続配線21において、第1接続部212、第2接続部213および連結部211Jの+Y方向の寸法は等しい。このため、例えば、連結部211Jの+Y方向の寸法が第1接続部212および第2接続部213より短い場合と比べて、半導体素子3が第1位置から第2位置側にずれて設けられた場合や、第2位置から第1位置側にずれて設けられた場合に、平面視において、接続端子31と重なる連結部211Jの面積を大きくできる。これにより、接続端子31と接続配線21との接続信頼性を向上できる。
接続配線22においても同様である。
接続配線22においても同様である。
第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔は、切替接続部211,221の間隔D1と等しい。このため、切替接続部211,221の間隔が、予め決められた最小の配線間隔に設定されている場合、第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔を最小にできる。すなわち、所定距離DSを最小にできる。これによれば、平面視において、第1位置と第2位置とを合わせて見た場合の面積を最小にできるため、配線基板2の面積をより小さくできる。
配線基板2に、第1位置および第2位置を識別させる識別マーク27が設けられているため、半導体素子3を配線基板2に設ける際に、半導体素子3を第1位置または第2位置に容易に位置合わせすることができ、半導体装置1を容易に製造できる。また、半導体装置1の製造後に、切替端子33の電位が高電位か低電位かを容易に判別できる。
[第2実施形態]
第2実施形態の半導体装置1Aについて、主に第1実施形態の半導体装置1と異なる点を以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第2実施形態の半導体装置1Aは、図5に示すように、配線基板2Aが、第2配線24および連結配線26を備えていない。
本実施形態の半導体装置1Aでは、半導体素子3Aが第1位置に設けられた場合、図5に示すように、4つの接続端子31と、4つの第1接続部212とが接続され、4つの接続端子32と、4つの第1接続部222とが接続され、切替端子33は、第1配線接続部231に接続される。
一方、半導体素子3Aが第2位置に設けれた場合、図6に示すように、4つの接続端子31と、4つの第2接続部213とが接続され、4つの接続端子32と、4つの第2接続部223とが接続され、切替端子33は、配線層20には接続されず、オープン状態とされている。つまり、配線基板2Aは、平面視において、半導体素子3Aが第2位置に設けられた場合に、切替端子33と重なる位置に、配線層20が設けられていない非配線部28を備えている。
第2実施形態の半導体装置1Aについて、主に第1実施形態の半導体装置1と異なる点を以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第2実施形態の半導体装置1Aは、図5に示すように、配線基板2Aが、第2配線24および連結配線26を備えていない。
本実施形態の半導体装置1Aでは、半導体素子3Aが第1位置に設けられた場合、図5に示すように、4つの接続端子31と、4つの第1接続部212とが接続され、4つの接続端子32と、4つの第1接続部222とが接続され、切替端子33は、第1配線接続部231に接続される。
一方、半導体素子3Aが第2位置に設けれた場合、図6に示すように、4つの接続端子31と、4つの第2接続部213とが接続され、4つの接続端子32と、4つの第2接続部223とが接続され、切替端子33は、配線層20には接続されず、オープン状態とされている。つまり、配線基板2Aは、平面視において、半導体素子3Aが第2位置に設けられた場合に、切替端子33と重なる位置に、配線層20が設けられていない非配線部28を備えている。
このように、本実施形態では、半導体素子3Aが第1位置に設けられた場合、切替端子33は、第1配線23に接続され、高電位となる。また、半導体素子3Aが第2位置に設けられた場合、切替端子33は、配線には接続されず、オープン状態となる。
図7は、半導体素子3Aの回路構成を示す図である。半導体素子3Aは、切替端子33とバッファ51との間に、プルダウン抵抗54が接続された構成を備える。プルダウン抵抗54は、切替端子33とVSSの電源線との間に設けられたN型MOS電界効果トランジスター(NMOSトランジスター)541によって構成されている。NMOSトランジスター541のゲート電極は、機能切替回路52に接続されている。
電源投入後、機能切替回路52は、Hレベル信号をNMOSトランジスター541のゲート電極に出力する。これにより、NMOSトランジスター541がオン状態となる。
このとき、切替端子33が第1配線23に接続されている場合は、プルダウン抵抗54が大きいため、切替端子33の電位は高電位に維持され、バッファ51から、Hレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
一方、切替端子33がオープン状態の場合は、プルダウン抵抗54によって、切替端子33が低電位となり、バッファ51から、Lレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
そして、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
バッファ51から機能切替回路52にHレベルまたはLレベルの切替信号が出力された後、機能切替回路52は、Lレベル信号をNMOSトランジスター541のゲート電極に出力する。これにより、NMOSトランジスター541がオフ状態となる。
図7は、半導体素子3Aの回路構成を示す図である。半導体素子3Aは、切替端子33とバッファ51との間に、プルダウン抵抗54が接続された構成を備える。プルダウン抵抗54は、切替端子33とVSSの電源線との間に設けられたN型MOS電界効果トランジスター(NMOSトランジスター)541によって構成されている。NMOSトランジスター541のゲート電極は、機能切替回路52に接続されている。
電源投入後、機能切替回路52は、Hレベル信号をNMOSトランジスター541のゲート電極に出力する。これにより、NMOSトランジスター541がオン状態となる。
このとき、切替端子33が第1配線23に接続されている場合は、プルダウン抵抗54が大きいため、切替端子33の電位は高電位に維持され、バッファ51から、Hレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
一方、切替端子33がオープン状態の場合は、プルダウン抵抗54によって、切替端子33が低電位となり、バッファ51から、Lレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
そして、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
バッファ51から機能切替回路52にHレベルまたはLレベルの切替信号が出力された後、機能切替回路52は、Lレベル信号をNMOSトランジスター541のゲート電極に出力する。これにより、NMOSトランジスター541がオフ状態となる。
[第2実施形態の作用効果]
第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子3Aを設けることで、切替端子33の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子3Aの特性を選択できる。また、半導体素子3Aを第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21,22に接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Aおよび共通の配線基板2Aを用いて、特性の異なる半導体装置1Aを製造できる。
その他、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
第1位置および第2位置のいずれかを選択して半導体素子3Aを設けることで、切替端子33の電位を高電位および低電位のうち選択する方の電位とすることができ、これにより、半導体素子3Aの特性を選択できる。また、半導体素子3Aを第1位置および第2位置のどちらに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21,22に接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Aおよび共通の配線基板2Aを用いて、特性の異なる半導体装置1Aを製造できる。
その他、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
[第3実施形態]
第3実施形態の半導体装置1Bについて、主に第1実施形態の半導体装置1と異なる点を以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第3実施形態の半導体装置1Bは、図8に示すように、接続配線21Bの4つの切替接続部214は、それぞれ、第1接続部215、第2接続部216、第3接続部217、第4接続部218、連結部214Jを備えている。
第1接続部215は、切替接続部214の−X方向側の端部に形成され、第4接続部218は、切替接続部214の+X方向側の端部に形成されている。第2接続部216および第3接続部217は、第1接続部215と第4接続部218の間に形成され、第2接続部216は、第3接続部217の−X方向側に形成されている。各接続部215〜218は、各接続部間に形成された連結部214Jによって連結されている。
ここで、平面視において、第2接続部216の中心は、第1接続部215の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第3接続部217の中心は、第2接続部216の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。第4接続部218の中心は、第3接続部217の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、各接続部215〜218および連結部214Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
第3実施形態の半導体装置1Bについて、主に第1実施形態の半導体装置1と異なる点を以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第3実施形態の半導体装置1Bは、図8に示すように、接続配線21Bの4つの切替接続部214は、それぞれ、第1接続部215、第2接続部216、第3接続部217、第4接続部218、連結部214Jを備えている。
第1接続部215は、切替接続部214の−X方向側の端部に形成され、第4接続部218は、切替接続部214の+X方向側の端部に形成されている。第2接続部216および第3接続部217は、第1接続部215と第4接続部218の間に形成され、第2接続部216は、第3接続部217の−X方向側に形成されている。各接続部215〜218は、各接続部間に形成された連結部214Jによって連結されている。
ここで、平面視において、第2接続部216の中心は、第1接続部215の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第3接続部217の中心は、第2接続部216の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。第4接続部218の中心は、第3接続部217の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、各接続部215〜218および連結部214Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
接続配線22Bの4つの切替接続部224は、図11に示すように、それぞれ、第1接続部225、第2接続部226、第3接続部227、第4接続部228、連結部224Jを備えている。
第1接続部225は、切替接続部224の−X方向側の端部に形成され、第4接続部228は、切替接続部224の+X方向側の端部に形成されている。第2接続部226および第3接続部227は、第1接続部225と第4接続部228の間に形成され、第2接続部226は、第3接続部227の−X方向側に形成されている。各接続部225〜228は、各接続部間に形成された連結部224Jによって連結されている。
ここで、平面視において、第2接続部226の中心は、第1接続部225の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第3接続部227の中心は、第2接続部226の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。第4接続部228の中心は、第3接続部227の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、各接続部225〜228および連結部224Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
第1接続部225は、切替接続部224の−X方向側の端部に形成され、第4接続部228は、切替接続部224の+X方向側の端部に形成されている。第2接続部226および第3接続部227は、第1接続部225と第4接続部228の間に形成され、第2接続部226は、第3接続部227の−X方向側に形成されている。各接続部225〜228は、各接続部間に形成された連結部224Jによって連結されている。
ここで、平面視において、第2接続部226の中心は、第1接続部225の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。また、第3接続部227の中心は、第2接続部226の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。第4接続部228の中心は、第3接続部227の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
なお、各接続部225〜228および連結部224Jは、+Y方向の寸法が互いに等しい寸法D2となるように形成されている。
図8に示すように、高電位の第1配線23Bは、平面視において、基板本体10の開口部11の−Y方向側に設けられ、連結配線25に接続された基端部232と、基端部232から+Y方向に延出した延出部233,234,235とを備えている。
延出部233〜235は、+Y方向側の端部に、後述する半導体素子3Bの第1切替端子34または第2切替端子35と接続される第1配線接続部2331,2341,2351を備えている。
第1配線接続部2331,2341,2351は、+Y方向において、接続配線21B,22Bのうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21B,22Bと同じ位置に形成されている。
延出部233〜235は、+Y方向側の端部に、後述する半導体素子3Bの第1切替端子34または第2切替端子35と接続される第1配線接続部2331,2341,2351を備えている。
第1配線接続部2331,2341,2351は、+Y方向において、接続配線21B,22Bのうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21B,22Bと同じ位置に形成されている。
低電位の第2配線24Bは、連結配線26に接続され、平面視おいて、基板本体10の開口部11の+Y方向側の位置から、開口部11を横切り、開口部11の−Y方向側の位置まで伸びた配線本体部242と、配線本体部242の−Y方向側の端部から−X方向に延出した延出部243とを備えている。
配線本体部242は、−Y方向側の端部に第2配線接続部2421を備えている。延出部243は、−X方向側の端部に形成された第2配線接続部2431と、当該第2配線接続部2431および第2配線接続部2421を連結する連結部243Jとを備えている。
第2配線接続部2421,2431は、+Y方向において、接続配線21B,22Bのうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21B,22Bと同じ位置に形成されている。
配線本体部242は、−Y方向側の端部に第2配線接続部2421を備えている。延出部243は、−X方向側の端部に形成された第2配線接続部2431と、当該第2配線接続部2431および第2配線接続部2421を連結する連結部243Jとを備えている。
第2配線接続部2421,2431は、+Y方向において、接続配線21B,22Bのうち−Y方向側から数えて1番目の接続配線21B,22Bと同じ位置に形成されている。
ここで、平面視において、第1配線接続部2341の中心は、第1配線接続部2331の中心から+X方向に所定距離DSだけずれており、第2配線接続部2431の中心は、第1配線接続部2341の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。第2配線接続部2421の中心は、第2配線接続部2431の中心から+X方向に所定距離DSだけずれており、第1配線接続部2351の中心は、第2配線接続部2421の中心から+X方向に所定距離DSだけずれている。
半導体素子3Bには、−Y方向側の端部の+X方向における中央部に、第1切替端子34および第2切替端子35が設けられている。
本実施形態では、半導体素子3Bは、平面視において、配線基板2Bにおける第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられる。
図8は、半導体素子3Bが第1位置に設けられた場合の半導体装置1Bを示している。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第1接続部215とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部225とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2331と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2341と接続される。
本実施形態では、半導体素子3Bは、平面視において、配線基板2Bにおける第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられる。
図8は、半導体素子3Bが第1位置に設けられた場合の半導体装置1Bを示している。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第1接続部215とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部225とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2331と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2341と接続される。
図9は、半導体素子3Bが第2位置に設けられた場合の半導体装置1Bを示している。
第2位置は、第1位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第2接続部216とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第2接続部226とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2341と接続される。第2切替端子35は、第2配線接続部2431と接続される。
第2位置は、第1位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第2接続部216とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第2接続部226とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2341と接続される。第2切替端子35は、第2配線接続部2431と接続される。
図10は、半導体素子3Bが第3位置に設けられた場合の半導体装置1Bを示している。
第3位置は、第2位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第3接続部217とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第3接続部227とが接続される。第1切替端子34は、第2配線接続部2431と接続される。第2切替端子35は、第2配線接続部2421と接続される。
第3位置は、第2位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第3接続部217とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第3接続部227とが接続される。第1切替端子34は、第2配線接続部2431と接続される。第2切替端子35は、第2配線接続部2421と接続される。
図11は、半導体素子3Bが第4位置に設けられた場合の半導体装置1Bを示している。
第4位置は、第3位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第4接続部218とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第4接続部228とが接続される。第1切替端子34は、第2配線接続部2421と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2351と接続される。
第4位置は、第3位置から、+X方向に所定距離DSだけずれた位置である。
この場合、4つの接続端子31と、4つの第4接続部218とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第4接続部228とが接続される。第1切替端子34は、第2配線接続部2421と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2351と接続される。
本実施形態では、半導体素子3Bが第1位置〜第4位置に設けられた場合、第1切替端子34および第2切替端子35の電位は、次のようになる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
本実施形態では、半導体素子3Bにおいて、機能切替回路52に、第1切替端子34および第2切替端子35がそれぞれバッファ51を介して接続されている。そして、機能切替回路52は、第1切替端子34および第2切替端子35の電位の組み合わせに応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された4種類のうちのいずれかに切り替える。
[第3実施形態の作用効果]
第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子3Bを設けることで、第1切替端子34および第2切替端子35の電位を、4つの状態に設定できる。これにより、半導体素子3Bの特性を4種類の中から選択できる。また、半導体素子3Bを第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21B,22Bに接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Bおよび共通の配線基板2Bを用いて、特性の異なる4種類の半導体装置1Bを製造できる。
その他、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子3Bを設けることで、第1切替端子34および第2切替端子35の電位を、4つの状態に設定できる。これにより、半導体素子3Bの特性を4種類の中から選択できる。また、半導体素子3Bを第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21B,22Bに接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Bおよび共通の配線基板2Bを用いて、特性の異なる4種類の半導体装置1Bを製造できる。
その他、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態の半導体装置1Cについて、主に第3実施形態の半導体装置1Bと異なる点を以下に説明する。なお、第3実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第4実施形態の半導体装置1Cは、図12に示すように、配線基板2Cが、第2配線24Bおよび連結配線26を備えていない。
本実施形態の半導体装置1Cでは、半導体素子3Cが第1位置に設けられた場合、図12に示すように、4つの接続端子31と、4つの第1接続部215とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部225とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2331と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2341と接続される。
第4実施形態の半導体装置1Cについて、主に第3実施形態の半導体装置1Bと異なる点を以下に説明する。なお、第3実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
第4実施形態の半導体装置1Cは、図12に示すように、配線基板2Cが、第2配線24Bおよび連結配線26を備えていない。
本実施形態の半導体装置1Cでは、半導体素子3Cが第1位置に設けられた場合、図12に示すように、4つの接続端子31と、4つの第1接続部215とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第1接続部225とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2331と接続される。第2切替端子35は、第1配線接続部2341と接続される。
半導体素子3Cが第2位置に設けられた場合、図13に示すように、4つの接続端子31と、4つの第2接続部216とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第2接続部226とが接続される。第1切替端子34は、第1配線接続部2341と接続される。第2切替端子35は、配線層20には接続されず、オープン状態とされている。つまり、配線基板2Cは、平面視において、半導体素子3Cが第2位置に設けられた場合に、第2切替端子35と重なる位置に、配線層20が設けられていない非配線部281を備えている。
半導体素子3Cが第3位置に設けられた場合、図14に示すように、4つの接続端子31と、4つの第3接続部217とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第3接続部227とが接続される。第1切替端子34および第2切替端子35は、配線層20には接続されず、オープン状態とされている。つまり、配線基板2Cは、平面視において、半導体素子3Cが第3位置に設けられた場合に、第2切替端子35と重なる位置に、配線層20が設けられていない非配線部282を備えている。なお、第1切替端子34は、平面視において、前記非配線部281と重なっている。
半導体素子3Cが第4位置に設けられた場合、図15に示すように、4つの接続端子31と、4つの第4接続部218とが接続される。また、4つの接続端子32と、4つの第4接続部228とが接続される。第1切替端子34は、配線層20には接続されず、オープン状態とされている。第1切替端子34は、平面視において、前記非配線部282と重なっている。第2切替端子35は、第1配線接続部2351と接続される。
本実施形態では、半導体素子3Cにおいて、機能切替回路52に、第1切替端子34および第2切替端子35がプルダウン抵抗54をそれぞれ介して接続されている。このため、切替端子34,35は、オープン状態とされた場合、低電位となる。
このため、本実施形態では、半導体素子3Cが第1位置〜第4位置に設けられた場合、第1切替端子34および第2切替端子35の電位は、次のようになる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
このため、本実施形態では、半導体素子3Cが第1位置〜第4位置に設けられた場合、第1切替端子34および第2切替端子35の電位は、次のようになる。
(第1位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:高電位
(第2位置)第1切替端子:高電位 第2切替端子:低電位
(第3位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:低電位
(第4位置)第1切替端子:低電位 第2切替端子:高電位
本実施形態では、機能切替回路52は、第1切替端子34および第2切替端子35の電位の組み合わせに応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された4種類のうちのいずれかに切り替える。
[第4実施形態の作用効果]
第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子3Cを設けることで、第1切替端子34および第2切替端子35の電位を、4つの状態に設定できる。これにより、半導体素子3Cの特性を4種類の中から選択できる。また、半導体素子3Cを第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21B,22Bに接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Cおよび共通の配線基板2Cを用いて、特性の異なる4種類の半導体装置1Cを製造できる。
その他、第3実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
第1位置、第2位置、第3位置および第4位置のいずれかを選択して半導体素子3Cを設けることで、第1切替端子34および第2切替端子35の電位を、4つの状態に設定できる。これにより、半導体素子3Cの特性を4種類の中から選択できる。また、半導体素子3Cを第1位置〜第4位置のいずれに設けた場合も、接続端子31,32を接続配線21B,22Bに接続させることができる。これによれば、共通の半導体素子3Cおよび共通の配線基板2Cを用いて、特性の異なる4種類の半導体装置1Cを製造できる。
その他、第3実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第1および第3実施形態では、第1配線23,23Bは高電位(VDD)の電源配線であり、第2配線24,24Bは低電位(VSS)の電源配線であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1配線23,23Bが低電位(VSS)の電源配線であり、第2配線24,24Bが高電位(VDD)の電源配線であってもよい。
前記第2および第4実施形態では、第1配線23,23Bは高電位(VDD)の電源配線であるが、本発明はこれに限定されない。すなわち、第1配線23,23Bは低電位(VSS)の電源配線であってもよい。
この場合、半導体素子は、プルダウン抵抗54の代わりにプルアップ抵抗55を備える。例えば、第2実施形態に対応した例を示すと、図16に示すように、半導体素子は、切替端子33とバッファ51との間に、プルアップ抵抗55が接続された構成を備える。プルアップ抵抗55は、切替端子33とVDDの電源線との間に設けられたP型MOS電界効果トランジスター(PMOSトランジスター)551によって構成されている。
電源投入後、機能切替回路52は、Lレベル信号をPMOSトランジスター551のゲート電極に出力する。これにより、PMOSトランジスター551がオン状態となる。
このとき、切替端子33が第1配線23に接続されている場合は、プルダウン抵抗が大きいため、切替端子33の電位は低電位に維持され、バッファ51から、Lレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
一方、切替端子33がオープン状態の場合は、プルアップ抵抗55によって、切替端子33が高電位となり、バッファ51から、Hレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
そして、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
同様に、第4実施形態に適用した場合は、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された4種類のうちのいずれかに切り替えることができる。
この場合、半導体素子は、プルダウン抵抗54の代わりにプルアップ抵抗55を備える。例えば、第2実施形態に対応した例を示すと、図16に示すように、半導体素子は、切替端子33とバッファ51との間に、プルアップ抵抗55が接続された構成を備える。プルアップ抵抗55は、切替端子33とVDDの電源線との間に設けられたP型MOS電界効果トランジスター(PMOSトランジスター)551によって構成されている。
電源投入後、機能切替回路52は、Lレベル信号をPMOSトランジスター551のゲート電極に出力する。これにより、PMOSトランジスター551がオン状態となる。
このとき、切替端子33が第1配線23に接続されている場合は、プルダウン抵抗が大きいため、切替端子33の電位は低電位に維持され、バッファ51から、Lレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
一方、切替端子33がオープン状態の場合は、プルアップ抵抗55によって、切替端子33が高電位となり、バッファ51から、Hレベルの切替信号が機能切替回路52に出力される。
そして、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された2種類のうちのいずれかに切り替える。
同様に、第4実施形態に適用した場合は、機能切替回路52は、切替信号に応じて、時計制御回路53の特性を予め設定された4種類のうちのいずれかに切り替えることができる。
前記第3実施形態では、−X方向側から順番に、第1配線接続部2331、第1配線接続部2341、第2配線接続部2431、第2配線接続部2421、第1配線接続部2351が配置されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、半導体素子3Bが第1位置〜第4位置に設けられた場合に、第1切替端子34および第2切替端子35の電位の組み合わせがすべて異なれば、各接続部は、どのような順番で配置されていてもよい。
また、前記第4実施形態では、−X方向側から順番に、第1配線接続部2331、第1配線接続部2341、非配線部281、非配線部282、第1配線接続部2351が配置されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、半導体素子3Cが第1位置〜第4位置に設けられた場合に、第1切替端子34および第2切替端子35の電位の組み合わせがすべて異なれば、各接続部および非配線部は、どのような順番で配置されていてもよい。
また、前記第4実施形態では、−X方向側から順番に、第1配線接続部2331、第1配線接続部2341、非配線部281、非配線部282、第1配線接続部2351が配置されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、半導体素子3Cが第1位置〜第4位置に設けられた場合に、第1切替端子34および第2切替端子35の電位の組み合わせがすべて異なれば、各接続部および非配線部は、どのような順番で配置されていてもよい。
前記第1および第2実施形態では、第2位置は、第1位置から+X方向にずれた位置であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2位置は、第1位置から+Y方向にずれた位置であってもよい。
この場合、第1実施形態の半導体装置1では、第2配線接続部241は、第1配線接続部231に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。また、第2接続部213,223は、第1接続部212,222に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。
第2実施形態の半導体装置1Aでは、非配線部28は、第1配線接続部231に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。また、また、第2接続部213,223は、第1接続部212,222に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。
この場合、第1実施形態の半導体装置1では、第2配線接続部241は、第1配線接続部231に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。また、第2接続部213,223は、第1接続部212,222に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。
第2実施形態の半導体装置1Aでは、非配線部28は、第1配線接続部231に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。また、また、第2接続部213,223は、第1接続部212,222に対して、+Y方向にずれた位置に形成される。
前記第1実施形態では、第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔は、切替接続部211の間隔D1と等しいが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1配線接続部231および第2配線接続部241の間隔は、間隔D1より短くても長くてもよい。
前記第1および第2実施形態では、半導体素子3,3Aに切替端子が1つ設けられ、前記第3および第4実施形態では、半導体素子3B,3Cに切替端子が2つ設けられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、半導体素子に切替端子が3つ以上設けられていてもよい。この場合、半導体素子の特性を8種類以上のうちのいずれかに切り替えることができる。
前記各実施形態では、基板本体10に開口部11が形成されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、開口部11はなくてもよい。
また、前記各実施形態では、基板本体10は、テープ状の絶縁性材料で形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、基板本体10は、ガラスエポキシ樹脂などの可撓性を有さない材料で形成されていてもよい。
また、前記各実施形態では、基板本体10は、テープ状の絶縁性材料で形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、基板本体10は、ガラスエポキシ樹脂などの可撓性を有さない材料で形成されていてもよい。
前記各実施形態では、各接続配線22,22Bは、+Y方向において、接続配線21,21Bと同じ位置に設けられているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、+Y方向において、接続配線21,21Bとは異なる位置に設けられていてもよい。
また、前記各実施形態では、第1配線接続部および第2配線接続部は、+Y方向において、−Y方向から数えて1番目の接続配線21,21B,22,22Bと同じ位置に形成されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、第1配線接続部および第2配線接続部は、+Y方向において互いに同じ位置に形成されていればよく、+Y方向において前記1番目の接続配線21,21B,22,22Bとは異なる位置に形成されていてもよい。
また、前記各実施形態では、第1配線接続部および第2配線接続部は、+Y方向において、−Y方向から数えて1番目の接続配線21,21B,22,22Bと同じ位置に形成されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、第1配線接続部および第2配線接続部は、+Y方向において互いに同じ位置に形成されていればよく、+Y方向において前記1番目の接続配線21,21B,22,22Bとは異なる位置に形成されていてもよい。
1,1A,1B,1C…半導体装置、2,2A,2B,2C…配線基板、3,3A,3B,3C…半導体素子、4…封止層、10…基板本体、11…開口部、20…配線層、21,21B,22,22B…接続配線、23,23B…第1配線、24,24B…第2配線、25,26…連結配線、27…識別マーク、28,281,282…非配線部、30A…パッド、30B…バンプ、31,32…接続端子、33…切替端子、34…第1切替端子、35…第2切替端子、51…バッファ、52…機能切替回路、53…時計制御回路、54…プルダウン抵抗、55…プルアップ抵抗、211,214,221,224…切替接続部、211J,214J,221J,224J,243J…連結部、212,215,222,225…第1接続部、213,216,223,226…第2接続部、217,227…第3接続部、218,228…第4接続部、231,2331,2341,2351…第1配線接続部、232…基端部、233,234,235,243…延出部、241,2421,2431…第2配線接続部、242…配線本体部、541…N型MOS電界効果トランジスター、551…P型MOS電界効果トランジスター。
Claims (9)
- 切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、
高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、
前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、
平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、
前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、
前記切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、
前記切替端子は、前記第2配線に接続され、
前記接続端子は、前記第2接続部に接続されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、
高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、
前記切替端子は、前記第1配線の第1配線接続部または前記第2配線の第2配線接続部に接続され、
前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、
前記接続端子は、前記第1接続部または前記第2接続部に接続され、
平面視において、前記第2配線接続部は、前記第1配線接続部に対して、所定方向に所定距離だけ離れた位置に設定され、
平面視において、前記第2接続部は、前記第1接続部に対して、前記所定方向に前記所定距離だけ離れた位置に設定されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項2に記載の半導体装置において、
平面視における、前記第1接続部、前記第2接続部および前記連結部の前記所定方向と直交する方向の寸法は等しい
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項3に記載の半導体装置において、
前記接続端子は、複数設けられ、
前記接続配線は、複数設けられ、
前記複数の接続配線の前記切替接続部は、前記直交する方向に所定間隔で設けられ、
前記第1配線接続部および前記第2配線接続部の間隔は、前記所定間隔と等しい
ことを特徴とする半導体装置。 - 切替端子および接続端子を有し、前記切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、
高電位および高電位よりも低い低電位の一方の電位の第1配線、および、切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、
前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部および前記第2接続部を連結する連結部とを有し、
平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置または第2位置に設けられ、
前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、
前記切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、
前記切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、
前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、
前記切替端子は、オープン状態の場合、高電位および低電位の他方の電位に設定される
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1または請求項5に記載の半導体装置において、
前記配線基板には、前記第1位置および前記第2位置を識別させる識別マークが設けられている
ことを特徴とする半導体装置。 - 第1切替端子、第2切替端子、および接続端子を有し、前記第1切替端子および前記第2切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、
高電位の第1配線、高電位よりも低い低電位の第2配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、
前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、第3接続部と、第4接続部と、前記第1接続部、前記第2接続部、前記第3接続部および前記第4接続部を連結する連結部とを有し、
平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられ、
前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記第2配線に接続され、
前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第3位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第2配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記第2配線に接続され、
前記接続端子は、前記第3接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第4位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第2配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第4接続部に接続されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 第1切替端子、第2切替端子、および接続端子を有し、前記第1切替端子および前記第2切替端子の電位に応じて特性が切り替わる半導体素子と、
高電位および高電位よりも低い低電位の一方の電位の第1配線、および切替接続部を備えた接続配線を有する配線基板と、を備え、
前記切替接続部は、第1接続部と、第2接続部と、第3接続部と、第4接続部と、前記第1接続部、前記第2接続部、前記第3接続部および前記第4接続部を連結する連結部とを有し、
平面視において、前記半導体素子は、前記配線基板における第1位置、第2位置、第3位置または第4位置に設けられ、
前記半導体素子が前記第1位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第1接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第2位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記第2切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、
前記接続端子は、前記第2接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第3位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、
前記第2切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、
前記接続端子は、前記第3接続部に接続され、
前記半導体素子が前記第4位置に設けられている場合、
前記第1切替端子は、前記配線基板に設けられた配線には接続されずにオープン状態となり、
前記第2切替端子は、前記第1配線に接続され、
前記接続端子は、前記第4接続部に接続され、
前記第1切替端子および前記第2切替端子は、オープン状態の場合、高電位および低電位の他方の電位に設定される
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記半導体装置は、時計用の半導体装置であり、
前記半導体素子は、特性が切り替わることで、時計の機能を切り替える
ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016187170A JP2018056191A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016187170A JP2018056191A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 半導体装置 |
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JP2018056191A true JP2018056191A (ja) | 2018-04-05 |
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ID=61834304
Family Applications (1)
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JP2016187170A Pending JP2018056191A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 半導体装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018056191A (ja) |
-
2016
- 2016-09-26 JP JP2016187170A patent/JP2018056191A/ja active Pending
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