JP2018055847A - 面状照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED等の光源が、導光板の光が出射される面の裏面側に配置されている場合であっても、導光板の出射面から出射される光の輝度を均一にすること。【解決手段】実施形態に係る面状照明装置は、第1の面と、前記第1の面と反対側の第2の面とを有する導光板と、前記第2の面側に配置され、前記第2の面に入射される光を発する光源と、を備え、前記第1の面には、前記第2の面に向かうにつれて開口領域が徐々に小さくなる凹状の反射面が形成され、前記第2の面には、前記第2の面から入射されて前記反射面により反射された光を、前記第1の面に向けて反射する第1の光学部材、及び、前記反射面と対向し、前記光源から入射された光を平行光にして前記平行光の進行方向を前記反射面へと変更する第2の光学部材が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、面状照明装置に関する。
従来、LED(Light Emitting Diode)が導光板の中央下部に配置され、セグメント点灯が可能な面状照明装置がある。例えば、導光板の出射面の裏面(光が出射される面とは反対側の面)側にLEDが配置される面状照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−45992号公報
ここで、導光板の裏面側にLEDが配置される場合には、面状照明装置全体の厚さを薄くするために、導光板とLEDとの距離が比較的短くなる。このため、LEDが発した光は、導光板の局所的な部分に入射される。したがって、導光板の出射面において、出射面から出射される光の輝度を出射面の全域(全領域)において均一にさせることは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、LED等の光源が、導光板の出射面の裏面側に配置されている場合であっても、導光板の出射面から出射される光の輝度を出射面の全域において均一にすることができる面状照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る面状照明装置は、第1の面と、前記第1の面と反対側の第2の面とを有する導光板と、前記第2の面側に配置され、前記第2の面に入射される光を発する光源と、を備え、前記第1の面には、前記第2の面に向かうにつれて開口領域が徐々に小さくなる凹状の反射面が形成され、前記第2の面には、前記第2の面から入射されて前記反射面により反射された光を、前記第1の面に向けて反射する第1の光学部材、及び、前記反射面と対向し、前記光源から入射された光を平行光にして前記平行光の進行方向を前記反射面へと変更する第2の光学部材が形成される。
本発明の一態様によれば、LED等の光源が、導光板の光が出射される面の裏面側に配置されている場合であっても、導光板の出射面から出射される光の輝度を出射面の全域において均一にすることができる。
図1は、実施形態に係る面状照明装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1のA−A線における断面の一部を示す図である。 図3は、第1の実施形態において、導光板の1つの領域から出射される光の輝度の状態の一例を模式的に示す図である。 図4は、第1の実施形態の変形例を説明するための図である。 図5は、変形例において、導光板の1つの領域から出射される光の輝度の状態の一例を模式的に示す図である。 図6は、第2の実施形態に係る面状照明装置について説明するための斜視図である。 図7は、図6のB−B線における断面の一部を示す図である。
以下、実施形態に係る面状照明装置について図面を参照して説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る面状照明装置の構成例を示す斜視図である。図1に示すように、実施形態に係る面状照明装置10は、1つの導光板11と、複数のLED12a〜12iと、反射シート13と、拡散シート14とを備える。面状照明装置10は、例えば、液晶表示装置のバックライトとして用いられる。
導光板11は、透明材料(例えば、ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂)を用いて上面視で矩形状に形成されている。導光板11は、主面11a及び主面11bを有する。主面11aは、入射された光を出射する出射面である。そのため、以下の説明では、「主面11a」を「出射面11a」と表記する場合がある。主面11bは、主面11aと反対側の面(主面11aの裏面)である。なお、主面11aは、第1の面の一例であり、主面11bは、第2の面の一例である。
ここで、出射面11a及び主面11bには、複数の領域(エリア)21a〜21iが共通して規定されている。第1の実施形態では、9つの領域21a〜21iが規定されている場合について説明するが、領域の数は9つ未満であってもよいし、9つより多くてもよい。
出射面11aの全領域のうち、領域21aには、窪んだ略円錐状の反射面15aが形成されている。この反射面15aは、主面11bに向かうにつれて開口領域が徐々に小さくなる凹状の面である。すなわち、出射面11aには、主面11bに向かうにつれて開口領域が徐々に小さくなる凹状の反射面15aが形成されている。
他の領域21b〜21iのそれぞれについても、同様の反射面15b〜15iのそれぞれが形成されている。
主面11bにおける複数の領域21a〜21iのそれぞれには、複数の第1の光学部材22(図2参照)及び第2の光学部材23(図2参照)が形成されている。第1の光学部材22及び第2の光学部材23については、後述する。また、以下の説明では、領域21a〜21iを区別して説明しない場合には、単に、「領域21」と表記する。
複数のLED12a〜12iは、点状の光源(点状光源)である。LED12a〜12iは、例えば、青色LEDと黄色蛍光体とからなる疑似白色LEDであり、全体として略直方体状に形成され、一側面に発光面を有するいわゆるトップビュー型のLEDである。複数のLED12a〜12iの発光面のそれぞれは、導光板11の主面11bの領域21a〜21iのそれぞれに対向する。より具体的には、LED12a〜12iの発光面のそれぞれは、反射面15a〜15iのそれぞれに対向するとともに、領域21a〜21iのそれぞれの後述する第2の光学部材23に対向する。例えば、LED12a〜12iのそれぞれの光軸23a(図2参照)は、領域21a〜21iのそれぞれの後述する第2の光学部材23の光軸と一致した状態で、LED12a〜12iのそれぞれが配置される。よって、LED12a〜12iは、反射面15a〜15iのそれぞれに入射される光を発する。以下の説明では、LED12a〜12iを区別して説明しない場合には、単に、「LED12」と表記する。このように、LED12は、領域21ごとに1つ配置されており、複数のLED12のうち、いずれかのLED12が発光して、複数の領域21のうち発光したLED12が配置された領域21のみから光が出射されることにより、部分発光が実現される。なお、LED12は、トップビュー型のLEDに限られない。例えば、LED12は、サイドビュー型のLEDであってもよい。
反射シート13は、導光板11の主面11b側に配置される。反射シート13は、主面11bから漏れた光を反射して、再度導光板11に戻す。
拡散シート14は、導光板11の出射面11a側に配置される。拡散シート14は、出射面11aから出射される光を拡散する。拡散シート14により拡散された光が、上述した液晶表示装置に入射される。
次に、図2を参照して、実施形態に係る面状照明装置10の導光板11について説明する。図2は、図1のA−A線における断面の一部を示す図である。なお、図2では、図1のA−A線における領域21b、21e、21hの断面のうち、領域21eの断面が示されており、領域21b及び領域21hの断面については図示が省略されている。図2を参照して、領域21eの構成について説明するが、他の領域21a〜21d、21f〜21hについても同様の構成である。
図2に示すように、導光板11の出射面11aの領域21eには、上述した反射面15eが形成され、凹レンズ80が配置されている。
反射面15eは、反射面15eが形成されるとともに凹レンズ80が配置された領域であって出射面11aの領域である領域67以外の出射面11aの領域68との成す角の角度(傾斜角度)が、例えば、135度となるように形成されている。例えば、反射面15eには、光を全反射する加工が施されている。反射面15eは、全領域において、傾斜角度が略一定の全反射面である。したがって、反射面15eは、後述する第2の光学部材23からの平行光(略平行)の平行状態を維持したまま、かかる平行光を反射することができる。すなわち、反射面15eにより反射される平行光は、平衡状態が維持されて、導光板11内を進行する。なお、反射面15eは、入射された平行光の平衡状態を維持したまま平行光を反射させなくてもよく、最終的に導光板11の出射面11aから出射される光の輝度が出射面11aの全域において均一になるように、適宜、傾斜角度が部分的に調整されてもよい。
凹レンズ80は、出射面11aから主面11bに向かう方向(Z軸のマイナス方向)に凹んでいるレンズである。凹レンズ80は、凹レンズ80の光軸とLED12の光軸23aとが一致する状態で配置される。このため、図2において、凹レンズ80の光軸とLED12の光軸23aとを同一に扱うことができる。凹レンズ80は、平行光81、82の進行方向を凹レンズの光軸から離れる方向に変更する。ここで、仮に凹レンズ80が配置されていない場合には、領域67から光が出射されなくなり、領域67から出射される光の輝度が低下する。しかしながら、本実施形態では、凹レンズ80が設けられているため、凹レンズ80により、領域67からも光が出射される。このため、本実施形態では、領域67から出射される光の輝度が低下することを抑制することができる。
なお、凹レンズ80を設けずに、凹レンズ80が設けられた位置に反射面15eの一部として出射面11aの領域68に平行な面(水平面)や曲面が形成されてもよい。これにより、かかる水平面や曲面は、第2の光学部材23からの平行光を出射する。よって、この場合においても、領域67から光が出射される。このため、領域67から出射される光の輝度が低下することを抑制することができる。
図2に示すように、導光板11の主面11bの領域21eには、複数の第1の光学部材22及び第2の光学部材23が形成されている。
第2の光学部材23は、第2の光学部材23の光軸を含む領域である中心部に屈折作用を有する屈折プリズム(フレネルレンズ)23bと、中心部の外周側の領域である外周部に反射作用を有する反射プリズム(TIR(Total Internal Reflection)レンズ)23cとを有する。図2に示すように、フレネルレンズ23b及びTIRレンズ23cは、LED12から放射状に出射された光61〜66を平行光(略平行光)にし、平行光の進行方向を反射面15e及び凹レンズ80へと変更する。すなわち、平行光が第2の光学部材23から反射面15e及び凹レンズ80に向かって導光板11内を進行する。第2の光学部材23は、反射面15eに対向する。第2の光学部材23は、公知の技術である。例えば、第2の光学部材23と同様の光学部材について、特開2007−266242号公報に記載されている。
なお、フレネルレンズ23b及びTIRレンズ23cは、LED12から放射状に出射された光を完全な平行光にしなくてもよく、最終的に導光板11の出射面11aから出射される光の輝度が出射面11aの全域において均一となるように、適宜、フレネルレンズ23b及びTIRレンズ23cの形状を部分的に調整してもよい。
複数の第1の光学部材22は、第2の光学部材23を取り囲むように形成されている。第1の光学部材22は、上面(XY平面)視で、第2の光学部材23の光軸(LED12eの光軸23a)を中心とする円形状である。
第1の光学部材22は、第2の光学部材23から領域21eのY軸方向の端69に向かうにつれて、出射面11aに対して出射面11aから離れる方向に傾斜する第1領域22aに、出射面11aに対して出射面11aに近づく方向に傾斜する第2領域22bが連続するプリズムである。
また、本実施形態では、図2に示すように、面77と第2領域22bとの成す角の角度θ1は、第2の光学部材23から領域21eのY軸方向の端69に向かうにつれて、小さくなる。なお、面77は、第2領域22bの出射面11a側の端を通り、かつ、出射面11aの領域68と平行な面である。
また、本実施形態では、第1領域22aと第2領域22bとの成す角の角度θ2は、複数の第1の光学部材22において一定である。
図2に示すように、第1の光学部材22の第2領域22bは、反射面15eにより反射された光71〜74を、出射面11aの領域21eの全領域のうち、領域68に向けて反射する。また、第1の光学部材22は、反射面15eにより反射され続いて出射面11aにより反射された光75、76も、出射面11aの領域21eの全領域のうち、領域68に向けて反射する。すなわち、第1の光学部材22は、導光板11内を進行する光を出射面11aに向けて反射する。このように、第1の実施形態では、反射面15eにより反射された光が、導光板11のY軸方向の端69側にまで導光板11内を進行し、第1の光学部材22により反射されて出射面11aから出射される。よって、導光板11の出射面11aにおける領域21eからは、光が均一に出射される。図3は、第1の実施形態において、導光板の1つの領域から出射される光の輝度の状態の一例を模式的に示す図である。したがって、導光板11の出射面11aにおける領域21eから出射される光の輝度は、図3に示すように、領域21eの全域(全領域)において均一となる。他の領域21a〜21d、21f〜21hについても同様である。
以上のことから、第1の実施形態に係る面状照明装置10によれば、LED12が、導光板11の出射面11aの裏面(主面11b)側に配置されている場合であっても、LED12が発光する領域21から出射される光の輝度を領域21の全域において均一にすることができる。
そして、導光板11から出射される光71〜76、81、82は、拡散シート14により拡散される。ここで、図2において、符号81〜86が示す楕円は、拡散シート14により光が拡散される様子を模式的に示すものである。
なお、第1の光学部材22が、プリズムである場合について説明したが、かかるプリズムに代えて、かかるプリズムと同様の機能を有するドットが主面11bに形成されてもよい。
また、図2に示すように、導光板11の主面11bのY軸方向の端69側には、黒く塗られた溝87が形成されている。かかる溝87は、領域21eを規定する。例えば、溝87は、上面視で矩形状であり、矩形状の溝87に囲まれた領域が、上面視で矩形状の領域21eとなる。本実施形態の溝87は、第1の光学部材22から端69に向かうにつれて、出射面11aに対して近づく方向に傾斜する傾斜面(周壁)を有する。領域21eのかかる傾斜面の端69側の位置と出射面11aとの間における厚さL1は、領域21eにおける端69以外の導光板11の厚さよりも薄い。このため、導光板11の領域21eから、領域21eと隣接する領域21b、21h等に光が漏れることを抑制することができる。したがって、発光対象の領域21のみを精度良く発光させることができる。
以上、第1の実施形態に係る面状照明装置10について説明した。上述したように、第1の実施形態に係る面状照明装置10によれば、LED12が、導光板11の出射面11aの裏面(主面11b)側に配置されている場合であっても、発光対象の領域21から出射される光の輝度を発光対象の領域21の全域において均一にすることができる。
また、第1の実施形態に係る面状照明装置10によれば、導光板11内を進行する光が平行光の状態又は平行光に近い状態であることから、導光板11の出射面11aとは反対側の主面11bに形成された第1の光学部材22による光の制御(出射面11aから出射する光の配光制御)を容易に行うことが期待できる。
また、第1の実施形態に係る面状照明装置10によれば、1枚の導光板11を用いて、部分発光が可能であるため、複数枚の導光板を接合して部分発光を可能にした場合と比較して、導光板の接合部分の継ぎ目がないため、シームレスな部分発光を行うことができる。
(第1の実施形態の変形例)
なお、領域21を規定する溝87は、シボ処理が施されてシボ(皺)が形成された溝であってもよい。そこで、このような変形例を第1の実施形態の変形例として説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、第1の実施形態の変形例を説明するための図である。図4の例に示すように、導光板11の主面11bに、溝88が形成される。溝88は、シボ処理が施されてシボが形成されている。そのため、溝88の傾斜面(周壁)により出射面11aに向けて反射された光の輝度が高くなる。
図5は、変形例において、導光板の1つの領域から出射される光の輝度の状態の一例を模式的に示す図である。図5に示すように、領域21eのうち、シボが形成された溝88により反射された光が出射される領域21e−1は、他の領域よりも輝度が高い。これにより、領域21eの周辺部が縁取られ、発光している領域21eを強調させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る面状照明装置20について説明する。図6は、第2の実施形態に係る面状照明装置について説明するための斜視図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、第2の実施形態に係る面状照明装置20は、第1の実施形態に係る導光板11に代えて、導光板31を備える点が、第1の実施形態に係る面状照明装置10と異なる。
図6に示すように、導光板31は、主面31aと主面31bとを有する。導光板31の主面31aは、光が出射される出射面であり、第1の実施形態に係る導光板11と同様に、領域21毎に、反射面15が形成される。
図7は、図6のB−B線における断面の一部を示す図である。なお、図7では、図6のB−B線における領域21b、21e、21hの断面のうち、領域21eの断面が示されており、領域21b及び領域21hの断面については図示が省略されている。図7を参照して、第2の実施形態に係る領域21eの構成について説明するが、他の領域21a〜21d、21f〜21hについても同様の構成である。
図7に示すように、第2の実施形態に係る導光板31の領域21eは、主面(出射面)31a、及び、出射面31aとは反対側の主面31bを有する。出射面31aには、反射面15eが形成される。主面31bには、複数の第1の光学部材22及び第2の光学部材23が形成される。出射面31aは、第1の面の一例であり、主面31bは、第2の面の一例である。
例えば、図7に示すように、領域21eは、基部31dと複数の第1の光学部材22と第2の光学部材23とを有する。基部31dは、出射面31aを有する。複数の第1の光学部材22及び第2の光学部材23は、基部31dの厚み方向(Z軸方向)の出射面31aとは反対側に設けられる。例えば、基部31dの出射面31aとは反対側の仮想的な面31cに、複数の第1の光学部材22及び第2の光学部材23が設けられる。
第2の実施形態に係る導光板31は、YZ平面の断面視において、楔形状となっている。より具体的には、図7に示すように、上述した面31cが、第2の光学部材23の位置(反射面15eと対向する主面31bにおける位置(反射面15eと対向する基部31dの位置))から領域21eのY軸方向の端に向かうにつれて、出射面31aに対して出射面31aに近づく方向に傾斜する。他の領域21a〜21d、21f〜21hについても同様である。
すなわち、領域21毎に、導光板31の出射面31aと第1の光学部材22との距離が、第2の光学部材23の位置(反射面15eと対向する主面31bにおける位置)から領域21の端に向かうにつれて徐々に短くなる。
導光板31が上述したような楔形状となっているため、領域21eのY軸方向の端における導光板11の出射面11aと主面11bとの間における厚さL2は、領域21eにおける端以外の導光板11の厚さよりも薄い。このため、第2の実施形態に係る面状照明装置20によれば、隣接する領域(例えば、領域21b、21h等)への光が漏れることを抑制することができる。また、隣接する領域との境界に、傾斜角度の大きい(頂角(又は谷角)が狭い)周壁を設けた場合と比較して、接合部分の接合面積が大きくなり機械的強度が向上する。これにより、周壁の頂部(谷部)において導光板31が折れる可能性を低減することができる。
第2の実施形態に係る第2の光学部材23は、LED12から放射状に出射された光32〜39を平行光(略平行光)にし、平行光の進行方向を反射面15e及び凹レンズ80へと変更する。すなわち、平行光が第2の光学部材23から反射面15e及び凹レンズ80に向かって導光板11内を進行する。
第2の実施形態に係る第1の光学部材22は、反射面15eにより反射された光40〜45を、出射面11a(より具体的には、先の図4に示す出射面11aの領域21eの全領域のうち、領域68)に向けて反射する。すなわち、第2の実施形態に係る第1の光学部材22は、導光板11内を進行する光を出射面11aに向けて反射する。このように、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、反射面15eにより反射された光が、導光板11のY軸方向の端側にまで導光板11内を進行し、第1の光学部材22により反射されて出射面11aから出射される。よって、導光板11の出射面11aにおける領域21eからは、光が均一に出射される。したがって、導光板11の出射面11aにおける領域21eから出射される光の輝度は、領域21eの全域において均一となる。他の領域21a〜21d、21f〜21hについても同様である。
以上のことから、第2の実施形態に係る面状照明装置20によれば、LED12が、導光板11の出射面11aの裏面(主面11b)側に配置されている場合であっても、LED12が発光する領域21から出射される光の輝度を領域21の全域において均一にすることができる。
そして、導光板11から出射される光40〜45は、拡散シート14により拡散される。
以上、第2の実施形態に係る面状照明装置20について説明した。上述したように、第1の実施形態に係る面状照明装置20によれば、LED12が、導光板11の出射面11aの裏面(主面11b)側に配置されている場合であっても、発光対象の領域21から出射される光の輝度を発光対象の領域21の全域において均一にすることができる。
また、第2の実施形態に係る面状照明装置20によれば、第1の実施形態と同様に、導光板11内を進行する光が平行光の状態又は平行光に近い状態であることから、導光板11の出射面11aとは反対側の主面11bに形成された第1の光学部材22による光の制御(出射面11aから出射する光の配光制御)を容易に行うことが期待できる。
また、第2の実施形態に係る面状照明装置20によれば、第1の実施形態と同様に、1枚の導光板11を用いて、部分発光が可能であるため、複数枚の導光板を接合して部分発光を可能にした場合と比較して、導光板の接合部分の継ぎ目がないため、シームレスな部分発光を行うことができる。
また、第2の実施形態に係る面状照明装置20によれば、上述したように、導光板31が折れる可能性を低減することができる。
また、第1の実施形態、第1の実施形態の変形例及び第2の実施形態では、領域21が複数である場合について例示したが、領域21は1つであってもよい。この場合には、領域21が導光板11の出射面11aの全域となる。このため、領域21が1つである場合には、LED12が、導光板11の出射面11aの裏面(主面11b)側に配置されている場合であっても、出射面11aの全域から出射される光の輝度を出射面11aの全域において均一にすることができる。
以上、実施形態及び実施形態の変形例について説明したが、上記実施の形態及び上記変形例により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10 面状照明装置
11、31 導光板
11a、31a 出射面(第1の面)
11b、31b 主面(第2の面)
12a〜12i LED(光源)
13 反射シート
14 拡散シート
15a〜15i 反射面
21a〜21h 領域
22 第1の光学部材
22a 第1領域
22b 第2領域
23 第2の光学部材
23a 光軸

Claims (5)

  1. 第1の面と、前記第1の面と反対側の第2の面とを有する導光板と、
    前記第2の面側に配置され、前記第2の面に入射される光を発する光源と、
    を備え、
    前記第1の面には、前記第2の面に向かうにつれて開口領域が徐々に小さくなる凹状の反射面が形成され、前記第2の面には、前記第2の面から入射されて前記反射面により反射された光を、前記第1の面に向けて反射する第1の光学部材、及び、前記反射面と対向し、前記光源から入射された光を平行光にして前記平行光の進行方向を前記反射面へと変更する第2の光学部材が形成される、面状照明装置。
  2. 前記反射面の前記第2の面側に、前記第1の面から前記第2の面に向かう方向に凹んでいる凹レンズが配置される、請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記導光板は、領域毎に前記反射面が形成される前記第1の面と、前記領域毎に前記第1の光学部材及び前記第2の光学部材が形成される前記第2の面とを有し、
    前記領域の端における前記第1の面と前記第2の面との間における厚さは、前記領域の端以外の厚さよりも薄い、請求項1又は2に記載の面状照明装置。
  4. 前記領域は、前記第2の面に形成された溝により規定され、
    前記溝は、シボが形成される、
    請求項3に記載の面状照明装置。
  5. 前記領域毎に、前記導光板の前記第1の面と前記第1の光学部材との距離が、前記反射面と対向する前記第2の面における位置から前記領域の端に向かうにつれて徐々に短くなる、請求項3又は4に記載の面状照明装置。
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