JP2018053125A - コークス掻出し装置及びコークス掻出し方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)コークス炉の炉団長方向に走行する走行台車と、走行台車上で昇降する上部フレームと、走行台車と上部フレームとを接続する4本の昇降ポストと、上部フレーム上に配置されて炭化室内の詰まりコークスを掻き出すためのコークス掻出し機とを有するコークス掻出し装置であって、
前記昇降ポストは、相互に摺動する複数の筒体と、昇降シリンダーとを有し、前記筒体のうち、最上段の筒体は上部フレームに固定され、最下段の筒体は炉長方向を軸として回転可能に走行台車に接続され、上部フレームは、前記昇降シリンダーの伸縮によって上部位置と下部位置との間を昇降可能であり、前記昇降シリンダーの上部接続部は炉長方向を軸として回転可能に相手側と接続され、前記複数の筒体のうち相互に摺動する2本の筒体は、少なくとも上部フレームが上部位置にあるとき、上方の筒体の下端位置と下方の筒体との間の炉団長方向の間隙、又は下方の筒体の上端位置と上方の筒体との間の炉団長方向の間隙が、片側で0.2mm〜2mmの範囲であることを特徴とするコークス掻出し装置。
(2)前記昇降ポストはそれぞれ3本の筒体を有し、前記昇降シリンダーは3段のテレスコープシリンダーであることを特徴とする上記(1)に記載のコークス掻出し装置。
(3)前記走行台車は炉団長方向に設置された2本のレール上を走行し、前記走行台車は、各レールについて炉団長方向に少なくとも2個のレール押付装置を有し、前記レール押付装置は下端側にレール押付具を有し、レール押付具は上昇位置と下降位置の間を昇降可能であり、レール押付具が下端位置にあるとき、レール押付具がレールに接触して走行台車を押し上げることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコークス掻出し装置。
(4)前記昇降ポスト位置における上部フレームと走行台車との間の距離を測定する装置を、昇降ポストそれぞれについて有することを特徴とする上記(1)から(3)までのいずれか1つに記載のコークス掻出し装置。
(5)前記コークス掻出し機として、上部フレーム上に常設された専用のアーム機構を有するものを用いることを特徴とする上記(1)から(4)までのいずれか1つに記載のコークス掻出し装置。
(6)前記コークス掻出し機として、アーム機構を有する汎用建設機械を用いることを特徴とする上記(1)から(4)までのいずれか1つに記載のコークス掻出し装置。
(7)上記(1)から(6)までのいずれか1つに記載のコークス掻出し装置を用いたコークス掻出し方法であって、前記昇降シリンダーの昇降距離の調整により、上部フレームの炉団長方向の傾斜を修正し、その後にコークス掻出し機によって炭化室内の詰まりコークスを掻き出すことを特徴とするコークス掻出し方法。
2 窯口
3 コークス
7 レール
9 炉団長方向
10 汎用建設機械
11 レバー
13 炉長方向
16 走行台車
17 車輪
18 コークス掻出し機
20 昇降ポスト
21 上部フレーム
22 アーム機構
23 アーム
24 コークス掻出しツール
27 上部位置
28 下部位置
35 昇降シリンダー
36 上部フレーム接続部
37 上部接続部
38 下部接続部
39 筒体
39U 最上段の筒体
39M 中段の筒体
39L 最下段の筒体
40 レール押付装置
41 レール押付具
43 懸架装置
45 測長器
46 内蔵カメラ
47 全景カメラ
48 隙間
49 運転室
52 筒体回転軸
53 筒体第2回転軸
Claims (7)
- コークス炉の炉団長方向に走行する走行台車と、走行台車上で昇降する上部フレームと、走行台車と上部フレームとを接続する4本の昇降ポストと、上部フレーム上に配置されて炭化室内の詰まりコークスを掻き出すためのコークス掻出し機とを有するコークス掻出し装置であって、
前記昇降ポストは、相互に摺動する複数の筒体と、昇降シリンダーとを有し、前記筒体のうち、最上段の筒体は上部フレームに固定され、最下段の筒体は炉長方向を軸として回転可能に走行台車に接続され、上部フレームは、前記昇降シリンダーの伸縮によって上部位置と下部位置との間を昇降可能であり、
前記昇降シリンダーの上部接続部は炉長方向を軸として回転可能に相手側と接続され、
前記複数の筒体のうち相互に摺動する2本の筒体は、少なくとも上部フレームが上部位置にあるとき、上方の筒体の下端位置と下方の筒体との間の炉団長方向の間隙、又は下方の筒体の上端位置と上方の筒体との間の炉団長方向の間隙が、片側で0.2mm〜2mmの範囲であることを特徴とするコークス掻出し装置。 - 前記昇降ポストはそれぞれ3本の筒体を有し、前記昇降シリンダーは3段のテレスコープシリンダーであることを特徴とする請求項1に記載のコークス掻出し装置。
- 前記走行台車は炉団長方向に設置された2本のレール上を走行し、前記走行台車は、各レールについて炉団長方向に少なくとも2個のレール押付装置を有し、前記レール押付装置は下端側にレール押付具を有し、レール押付具は上昇位置と下降位置の間を昇降可能であり、レール押付具が下端位置にあるとき、レール押付具がレールに接触して走行台車を押し上げることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコークス掻出し装置。
- 前記昇降ポスト位置における上部フレームと走行台車との間の距離を測定する装置を、昇降ポストそれぞれについて有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコークス掻出し装置。
- 前記コークス掻出し機として、上部フレーム上に常設された専用のアーム機構を有するものを用いることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のコークス掻出し装置。
- 前記コークス掻出し機として、アーム機構を有する汎用建設機械を用いることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のコークス掻出し装置。
- 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のコークス掻出し装置を用いたコークス掻出し方法であって、前記昇降シリンダーの昇降距離の調整により、上部フレームの炉団長方向の傾斜を修正し、その後にコークス掻出し機によって炭化室内の詰まりコークスを掻き出すことを特徴とするコークス掻出し方法。
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JP2016191301A JP6750436B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | コークス掻出し装置及びコークス掻出し方法 |
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2016
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