JP2018052553A - 包装体 - Google Patents

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雅教 柴▲崎▼
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Koji Shingo
浩司 新後
洋介 河口
Yosuke Kawaguchi
洋介 河口
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Abstract

【課題】 自立することができる包装体を提供する。【解決手段】 包装体は、下端部で自立可能な自立体と、自立体を内部に収容する袋体と、を備え、袋体は、上方側に配置される上シール部と、下方側に配置される下シール部と、を備え、自立体の下端部は、内空間を有するように形成され、袋体は、上シール部と下シール部との間に、自立体の下端部で折り返される折返部を備え、下シール部は、自立体の下端部の内空間に、配置される。【選択図】 図3

Description

本発明は、一対のシール部を有する袋体を備える包装体に関する。
従来、包装体として、ケースと、ケースを内部に収容する袋体とを備える包装体が、知られている(例えば、特許文献1)。そして、袋体は、上方側に配置される上シール部と、下方側に配置される下シール部とを備えている。ところで、特許文献1に係る包装体においては、下シール部がケースよりも下方に位置しているため、下シール部が障害となって、包装体は自立できない。
特表2007−533553号公報
そこで、課題は、自立することができる包装体を提供することである。
包装体は、下端部で自立可能な自立体と、前記自立体を内部に収容する袋体と、を備え、前記袋体は、上方側に配置される上シール部と、下方側に配置される下シール部と、を備え、前記自立体の前記下端部は、内空間を有するように形成され、前記袋体は、前記上シール部と前記下シール部との間に、前記自立体の前記下端部で折り返される折返部を備え、前記下シール部は、前記自立体の前記下端部の前記内空間に配置される。
また、包装体においては、前記下シール部の上下方向高さは、前記上シール部の上下方向高さよりも、小さい、という構成でもよい。
また、包装体においては、前記自立体は、少なくとも前記下端部に、前記内空間を形成する少なくとも一つの壁部を備える、という構成でもよい。
また、包装体においては、前記自立体は、前記下端部に、前記少なくとも一つの壁部から内方に向けて突出する突出部を備える、という構成でもよい。
また、包装体においては、前記下シール部は、前記突出部よりも上方に配置される、という構成でもよい。
以上の如く、包装体は、自立することができる、という優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係る包装体の全体斜視図である。 図2は、図1のII−II線の拡大断面図である。 図3は、図1のIII−III線の要部拡大断面図である。 図4は、同実施形態に係る包装体の製造方法を説明する全体斜視図である。 図5は、同実施形態に係る包装体の製造方法を説明する全体斜視図である。 図6は、他の実施形態に係る包装体の要部縦断面図である。 図7は、さらに他の実施形態に係る包装体の全体斜視図である。 図8は、さらに他の実施形態に係る包装体の要部縦断面図である。 図9は、さらに他の実施形態に係る自立体の全体斜視図である。 図10は、さらに他の実施形態に係る自立体の要部斜視図である。 図11は、さらに他の実施形態に係る自立体の要部斜視図である。 図12は、さらに他の実施形態に係る自立体の要部斜視図である。 図13は、図12のXIII−XIII線の断面図である。 図14は、さらに他の実施形態に係る自立体の要部斜視図である。 図15は、図14のXV−XV線の断面図である。
以下、包装体における一実施形態について、図1〜図5を参酌して説明する。なお、各図(図6〜図15も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係る包装体1は、下端部2aで自立可能な自立体2と、自立体2を内部に収容する袋体3とを備えている。また、包装体1は、自立体2に固定されて且つ収容される物品10を備えている。本実施形態においては、包装体1の上下方向(高さ方向)D3の長さは、横方向(幅方向、厚み方向)D1,D2の長さよりも長くなっている。
袋体3を構成する材料は、通常、樹脂フィルム材料からなる。袋体3を構成する樹脂フィルム材料には、耐衝撃性、耐磨耗性、及び耐熱性等、包装袋としての基本的な性能を備えることが必要である。なお、収容する製品の特性に応じた特性を有することも必要である。また、後述する上シール部31や下シール部32や縦シール部33は、通常、ヒートシールにより形成されるので、樹脂フィルム材料には、ヒートシール性も要求される。
したがって、樹脂フィルム材料としては、ベースフィルム層(単層であっても複層であってもよい)と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シートが好適である。さらに、ベースフィルム層とシーラント層との間、若しくはベースフィルム層が複層の場合にはその間に、遮光性やガスバリア性を付与するバリア層を設けた複層シートがより好適である。
ここで、ベースフィルム層、シーラント層、及びバリア層の構成材料を例示する。なお、これら各層の積層は、慣用のラミネート法、例えば、接着剤によるドライラミネーション、熱接着性層を挟んで熱により接着させる熱ラミネーション等により行うことができる。
ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)等)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66等)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、及びポリエーテルスルフォン(PES)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
バリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、ベースフィルム層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物等を蒸着(又はスパッタリング)したフィルムが例示できる。
自立体2は、一般的な、厚紙、普通紙、合成紙等の所謂ノンコート紙と呼ばれる台紙や、表面に樹脂層が設けられた所謂コート紙等の紙材を主とする台材、あるいは合成樹脂シート等の合成樹脂材を主とする材料で形成される。合成樹脂シートの材料としては、ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)等が挙げられる。これらの単層シート、及びこれらの2以上のシートが積層接着された積層シート等の各種シート材を用いることができる。これにより、自立体2は、袋体3よりも剛性を有している。
図1及び図2に示すように、自立体2は、複数の壁部21〜24を備えている。具体的には、自立体2は、互いに対面して配置される第1及び第2壁部21,22と、互いに対面して配置され、第1及び第2壁部21,22にそれぞれ連接される第3及び第4壁部23,24とを備えている。
これにより、自立体2は、筒状に形成されている。なお、複数の壁部21〜24は、シート状に形成されていると共に、平坦状に形成されており、これにより、自立体2は、角筒状に形成されている。そして、自立体2の横方向で切断した断面形状は、上下方向に亘って、同じ形状(矩形状)となっている。
そして、自立体2の下端部2aは、複数の壁部21〜24で形成された内空間2bを備えている。本実施形態においては、複数の壁部21〜24は、周方向(上下方向回り)に連続して並列されている。これにより、内空間2bは、上方及び下方に開放され、側方に閉塞された空間となっている。また、複数の壁部21〜24が、周方向に連続して並列されているため、包装体1(自立体2)の自立安定性を向上させることができている。
なお、第1壁部21の幅は、第2壁部22の幅と同じであり、第3壁部23の幅は、第4壁部24の幅と同じである。そして、第1及び第2壁部21,22の幅は、第3及び第4壁部23,24の幅よりも、広くなっている。
また、自立体2は、袋体3の外部から物品10を視認できるように構成されている。例えば、自立体2のうち、少なくとも物品10と対面する部分は、透明に形成されていてもよく、窓(開口)を備えていてもよい。なお、各壁部21〜24は、自立体2が下端部2aで自立できる限りにおいて、物品10と対面する部分以外にも、開口を備えていてもよい。
図1〜図3に示すように、袋体3は、上方側に配置される上シール部31と、下方側に配置される下シール部32と、上シール部31から下シール部32まで延びる縦シール部33とを備えている。なお、上シール部31、下シール部32、及び縦シール部33は、例えば、フィルムが積層して溶着(又は接着)されることで、形成されている。
したがって、各シール部31〜33は、他の袋部分(具体的には、後述する、折返部34、外袋部35、及び内袋部36)よりも、厚くなっており(厚みが約2倍であり)、それにより、剛性を有している。断面図である図2及び図3(図6及び図8も同様)において、各シール部32,33は、フィルムが積層するように、図示されており、網掛けのハッチングで図示されている。
そして、袋体3は、上シール部31と下シール部32との間に、自立体2の下端部2aで折り返される折返部34を備えており、下シール部32は、自立体2の下端部2aの内空間2bに配置されている。これにより、剛性を有する下シール部32が、自立体2の下端部2aよりも下方側に配置されていないため、包装体1は、折返部34を介在して、自立体2の下端部2aで自立できる。
したがって、例えば、店頭において、包装体1を自立させることができるため、物品10を視認し易くすることができたり、自立体2や袋体3に記載された情報を、視認し易くすることができたりする。なお、上シール部31が、棒状の吊下具に挿通されるための開口を備えることで、吊り下げの什器や直置きの什器に対してフレキシブルに対応することができる。なお、上シール部31は、自立体2の外部、具体的には、自立体2よりも上方に配置されている。
ところで、縦シール部33が存在することで、当該部分の折返部34の厚みが厚くなり、また、当該部分の折返部34の剛性が大きくなる。これにより、縦シール部33の折返部34が、自立体2の下端部2aと載置面との間に介在すると、包装体1が傾いて自立することになる。
そこで、縦シール部33の折返部34は、複数の壁部21〜24のうち最も幅広な第1壁部21に配置されている。しかも、縦シール部33の折返部34は、第1壁部21の幅方向D1の中間位置に配置されている。これにより、当該部分の折返部34が、自立体2の下端部2aと載置面との間に介在しても、第1壁部21が幅広なため、載置面に対する包装体1の傾きを小さくすることができる。これにより、包装体1の自立安定性が低下することを抑制することができる。
また、下シール部32の上下方向高さは、上シール部31の上下方向高さよりも、小さくなっている。具体的には、下シール部32の面積は、上シール部31の面積よりも、小さくなっている。これにより、下シール部32を配置するために必要となる内空間2bの体積を小さくすることができている。また、剛性を有する下シール部32が小さいため、下シール部32を自立体2の下端部2aの内部に入れる作業が容易となる。
なお、袋体3は、自立体2の外側を覆うように配置される外袋部35と、下シール部32と共に自立体2の下端部2aの内空間2bに配置される内袋部36とを備えている。そして、外袋部35は、上シール部31と折返部34との間に配置され、内袋部36は、下シール部32と折返部34との間に配置されている。
本実施形態に係る包装体1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る包装体1の製造方法について、図4及び図5を参酌して説明する。
まず、図4に示すように、自立体2を内部に収容するようにして、フィルム状の包材50をピロー包装する。なお、ピロー包装においては、フィルム状の包材50の幅方向の端部同士をヒートシールして、第1シール部51を形成することで、包材50を筒状とし、その後、包材50を幅方向に沿ってヒートシールした後に切断することで、第2及び第3シール部52,53を形成し、包材50が袋状になる。
このとき、第1シール部51が自立体2の第1壁部21に沿って配置するように、包材50の幅方向の端部同士をヒートシールする。また、第3シール部53の上下方向高さが第2シール部52の上下方向高さよりも小さくなるように、包材50を幅方向に沿って切断する。
そして、装置又は人手により、包材50の第3シール部53を、自立体2の下端部2aの内部に押し込めることで、図5に示すように、包装体1が完成する。なお、包材50は、袋体3となり、第1シール部51は、縦シール部33となり、第2シール部52は、上シール部31となり、第3シール部53は、下シール部32となる。
以上より、本実施形態に係る包装体1は、下端部2aで自立可能な自立体2と、前記自立体2を内部に収容する袋体3と、を備え、前記袋体3は、上方側に配置される上シール部31と、下方側に配置される下シール部32と、を備え、前記自立体2の前記下端部2aは、内空間2bを有するように形成され、前記袋体3は、前記上シール部31と前記下シール部32との間に、前記自立体2の前記下端部2aで折り返される折返部34を備え、前記下シール部32は、前記自立体2の前記下端部2aの前記内空間2bに配置される。
斯かる構成によれば、自立体2の下端部2aは、内空間2bを有するように形成されており、自立体2は、下端部2aで自立可能に構成されている。また、袋体3は、上方側に配置される上シール部31と、下方側に配置される下シール部32とを備えており、内部に自立体2を収容している。
そして、袋体3においては、上シール部31と下シール部32との間にある折返部34が、自立体2の下端部2aで折り返され、下シール部32は、自立体2の下端部2aの内空間2bに配置されている。これにより、下シール部32が自立体2の下端部2aより下方に配置されておらず、下シール部32が障害とならないため、包装体1は自立できる。
また、本実施形態に係る包装体1においては、前記下シール部32の上下方向高さは、前記上シール部31の上下方向高さよりも、小さい、という構成である。
斯かる構成によれば、下シール部32の上下方向高さが上シール部31の上下方向高さよりも小さいため、例えば、下シール部32を配置するための内空間2bを小さくすることができる。これにより、例えば、下シール部32を収容するために必要となるデッドスペースを小さくすることができる。
また、本実施形態に係る包装体1においては、前記自立体2は、少なくとも前記下端部2aに、前記内空間2bを形成する少なくとも一つの壁部21〜24を備える、という構成である。
斯かる構成によれば、少なくとも一つの壁部21〜24は、自立体2の少なくとも下端部2aに備えられており、これにより、自立体2の下端部2aに内空間2bを形成している。そして、壁部21〜24が自立体2の下端部2aに剛性をもたらすため、自立体2の自立安定性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る包装体1においては、前記袋体3は、前記上シール部31から前記下シール部32まで延びる縦シール部33をさらに備え、前記下端部2aは、前記内空間2bを形成する複数の壁部21〜24を備え、前記縦シール部33の前記折返部34は、前記複数の壁部21〜24のうち最も幅広な壁部21に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、袋体3は、上シール部31から下シール部32まで延びる縦シール部33を備えている。また、自立体2の下端部2aは、複数の壁部21〜24を備えており、複数の壁部21〜24は、下シール部32を配置する内空間2bを形成している。
そして、縦シール部33のうち、自立体2の下端部2aで折り返される折返部34は、複数の壁部21〜24のうち、最も幅広な壁部21に配置されている。これにより、例えば、縦シール部33に起因して、包装体1の自立安定性が低下することを抑制することができる。
なお、包装体は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、包装体は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
例えば、包装体1においては、図6に示すように、前記自立体2は、前記下端部2aに、前記少なくとも一つの壁部23,24から内方に向けて突出する突出部25を備える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、突出部25が、壁部23,24から内方に向けて突出しているため、例えば、突出部25が袋体3と干渉する。これにより、下シール部32が自立体2の内空間2bから抜け出すことを抑制することができる。
また、図6に係る包装体1においては、前記下シール部32は、前記突出部25よりも上方に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、剛性を有する下シール部32が、突出部25よりも上方に配置されているため、下シール部32は、突出部25によって係止される。これにより、例えば、下シール部32が自立体2の内空間2bから抜け出すことを抑制することができる。
また、図6に係る突出部25は、弾性を有すると共に、復元状態で袋体3に接している、という構成である。斯かる構成によれば、例えば、下シール部32が自立体2の内空間2bから抜け出そうとして、突出部25を弾性変形させると、突出部25は、その復元力により、袋体3を押さえるようにして接する。これにより、下シール部32が自立体2の内空間2bから抜け出すことを抑制することができる。
なお、図6においては、突出部25は、壁部23,24から上方且つ内方に向けて突出している、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、壁部23,24から横方向に向けて突出している、という構成でもよく、壁部23,24から下方且つ内方に向けて突出している、という構成でもよい。また、図6においては、突出部25は、弾性を有している、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、剛性を有している、という構成でもよい。
また、図6においては、突出部25は、内袋部36と接している、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、下シール部32と接している、という構成でもよい。また、図6においては、下シール部32は、突出部25よりも上方に配置される、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、突出部25と同じ高さに配置されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、縦シール部33の折返部34は、複数の壁部21〜24のうち最も幅広な壁部21に配置されている、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、縦シール部33の折返部34は、複数の壁部21〜24のうち最も幅狭な壁部23,24に配置されている、という構成でもよい。また、例えば、袋体3は、縦シール部33を備えていない、という構成でもよい。
また、例えば、自立体2は、図7に示すように、縦シール部33の折返部34を収容するために、壁部21の下端に凹部21aを備えている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、厚くて剛性を有する縦シール部33の折返部34が、自立体2の下端部2aと載置面との間に介在しても、凹部21aに収容されているため、包装体1が傾いて自立することを抑制することができる。
また、例えば、自立体2は、図8に示すように、下シール部32を収容する内空間2bと物品10を収容する内空間2cとが横方向(図8においては、第2方向D2)で重なるように、各内空間2b,2cを区画する区画部26を備えている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、例えば、下シール部32を配置するための内空間2bを小さくすることができるため、下シール部32を収容するために必要となるデッドスペースを小さくすることができる。
図8においては、区画部26は、複数の区画片26a,26aを備えている。そして、それぞれの区画片26a,26aは、壁部21,22から上方且つ内方に向けて延びており、それぞれの端部同士で接続されている。なお、区画部26は、所定の壁部(例えば、第1壁部21)から上方且つ内方に向けて延びて、対面する壁部(例えば、第2壁部22)に接続されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、自立体2は、物品10を固定して収容している、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、図8に示すように、自立体2は、複数の物品10を固定することなく自由な状態で収容している、という構成でもよく、また、図9に示すように、自立体2は、物品10を収容することなく載置している、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、自立体2は、少なくとも下端部2aに、内空間2bを形成する少なくとも一つの壁部21〜24を備えている、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、図9及び図10に示すように、自立体2は、壁部21〜24を備えることなく、上下方向に延びる複数の柱部27を備えている、という構成でもよい。
図9に係る自立体2は、四つの柱部27と、柱部27,27の下端同士に連結される一対の下枠部28,28と、柱部27,27の上端同士に連結される一対の上枠部29,29とを備えている。なお、図9においては、下枠28は、各端部で柱部27に連結されている、という構成であるが、斯かる構成に限られず、下枠28は、中央部で柱部27に連結されている、という構成でもよい。
また、図9においては、自立体2は、一対の直線状の下枠28,28により、自立可能である、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、自立体2は、一つの直線状の下枠28と一つの柱部27とにより、自立可能である、という構成でもよく、一つの曲線状の下枠28により、自立可能である、という構成でもよい。
図10に係る自立体2は、下端部2aに四つの柱部27を備えており、柱部27の上方に、物品10を収容する本体部2dを備えている。なお、図10においては、自立体2は、四つの柱部27により、自立可能である、という構成であるが、斯かる構成に限られず、例えば、自立体2は、三つの柱部27により、自立可能である、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、自立体2は、角筒状に形成され、自立体2の下端部2aの内空間2bは、側方に閉塞された空間である、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、自立体2は、円筒状に形成されている、という構成でもよい。また、例えば、図9〜図15に示すように、自立体2の下端部2aの内空間2bは、側方に開放された空間である、という構成でもよい。
そして、自立体2の下端部2aは、シート状の壁部21,22で形成される場合には、図11〜図13に示すように、少なくとも二つの平坦状の壁部21,22、又は、図14及び図15に示すように、少なくとも一つの湾曲状の壁部21を備えていればよい。これにより、自立体2の下端部2aは、内空間2bを有し、且つ、自立可能に構成される。
なお、自立体2の下端部2aが、二つの平坦状の壁部21,22を備えている構成においては、当該壁部21,22は、図11に示すように、離間していてもよく、また、図12及び図13に示すように、連接されていてもよい。また、例えば、自立体2の下端部2aは、平坦状の壁部と湾曲状の壁部とをそれぞれ備えていてもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、自立体2の下端部2aは、複数のシート状(例えば、0.5〜2mm)の壁部21〜24で形成されている、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、自立体2の下端部2aは、充分な厚み(例えば、10mm以上)を有する壁部で形成されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1は、自立体(例えば、保形のためのケース)2とは別に、自立体2に固定されて且つ収容される物品(商品)10とを備えている、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、自立体2は、物品(商品)自身である、という構成でもよい。即ち、包装体1は、自立体2と袋体3とから成る、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る包装体1においては、下シール部32の上下方向高さは、上シール部31の上下方向高さよりも、小さい、という構成である。しかしながら、包装体は、斯かる構成に限られない。例えば、下シール部32の上下方向高さは、上シール部31の上下方向高さと同じ大きさである、という構成でもよく、また、例えば、下シール部32の上下方向高さは、上シール部31の上下方向高さよりも、大きい、という構成でもよい。
1…包装体、2…自立体、2a…下端部、2b…内空間、2c…内空間、2d…本体部、3…袋体、10…物品、21…第1壁部、22…第2壁部、23…第3壁部、24…第4壁部、25…突出部、26…区画部、26a…区画片、27…柱部、28…上枠部、29…下枠部、31…上シール部、32…下シール部、33…縦シール部、34…折返部、35…外袋部、36…内袋部、50…包材、51…第1シール部、52…第2シール部、53…第3シール部

Claims (5)

  1. 下端部で自立可能な自立体と、
    前記自立体を内部に収容する袋体と、を備え、
    前記袋体は、上方側に配置される上シール部と、下方側に配置される下シール部と、を備え、
    前記自立体の前記下端部は、内空間を有するように形成され、
    前記袋体は、前記上シール部と前記下シール部との間に、前記自立体の前記下端部で折り返される折返部を備え、
    前記下シール部は、前記自立体の前記下端部の前記内空間に、配置される、包装体。
  2. 前記下シール部の上下方向高さは、前記上シール部の上下方向高さよりも、小さい、請求項1に記載の包装体。
  3. 前記自立体は、少なくとも前記下端部に、前記内空間を形成する少なくとも一つの壁部を備える、請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 前記自立体は、前記下端部に、前記少なくとも一つの壁部から内方に向けて突出する突出部を備える、請求項3に記載の包装体。
  5. 前記下シール部は、前記突出部よりも上方に配置される、請求項4に記載の包装体。
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