JP2018052167A - シート駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の駆動モータにより複数の位置調整機構が選択的に作動されるシート駆動装置において、駆動モータの出力トルクに比べて、必要トルクの小さい位置調整機構では、駆動モータの出力が位置調整機構に伝達されるまでの間で位置調整機構の駆動トルクを減衰させることにある。それにより、必要トルクの小さい位置調整機構におけるトルクに耐えるための余分な補強を不要とする。【解決手段】各位置調整機構の中で他に比べて作動に必要なトルクが小さいチルト調整機構Mtでは、チルト調整機構Mtに駆動モータの出力を伝達する経路中に、他の位置調整機構に駆動モータの出力を伝達する経路に比べて、トルクの伝達効率を低下させる伝達効率抑制部を備える。伝達効率抑制部は、駆動モータの出力伝達経路の方向を変換する方向変換ギヤ(48T、49T)とチルト用トルクケーブル28とにより構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、単一の駆動モータにより複数の位置調整機構を選択的に作動させるシート駆動装置に関する。
単一の駆動モータにより複数の位置調整機構を選択的に作動させるシート駆動装置が特許文献1に開示されている。係るシート駆動装置によれば、単一の駆動モータを使って、4つの位置調整(シートの前後調整、上下調整、シートバックのリクライニング角度調整、及びシートクッションのチルト角度調整)を行うように構成されている。そのため、駆動モータの出力を各位置調整機構に分配する経路中にはそれぞれクラッチ機構が設けられている。そして、位置調整を行う機構に対応するクラッチを接続状態として駆動モータの出力を該当の位置調整機構に伝達する。一方、位置調整を行わない機構に対応するクラッチは非接続状態として駆動モータの出力は該当の位置調整機構に伝達しない。
特開2013−107624号公報
ところで、各位置調整機構を作動させるために必要なトルクは、互いに同一ではなく、異なることが普通である。そのため、駆動モータの出力トルクは、各位置調整機構において必要とされるトルクの最大値に合わせて選択される。その結果、必要トルクの小さい位置調整機構においては、過大なトルクが機構内に伝達される。機構内の構成は、扱うトルクに耐えられるようにするための補強が必要となる。例えば、トルクを受けながら動作を停止させる部位では大きなトルクを受け止める補強が必要となる。駆動モータの出力トルクを位置調整機構毎に適正値に制御することも考えられるが、そのような制御には余分なコストを必要とする。
このような問題に鑑み本発明の課題は、単一の駆動モータにより複数の位置調整機構が選択的に作動されるシート駆動装置において、駆動モータの出力トルクに比べて、必要トルクの小さい位置調整機構では、駆動モータの出力が位置調整機構に伝達されるまでの間で位置調整機構の駆動トルクを減衰させることにある。それにより、必要トルクの小さい位置調整機構におけるトルクに耐えるための余分な補強を不要とする。
第1発明は、単一の出力軸を有する駆動モータと、前記駆動モータの出力を受けて、シート上の各可動部の位置を調整する複数の位置調整機構と、前記複数の位置調整機構に対応して個別に配設され、前記各位置調整機構への出力軸と前記駆動モータに回転駆動される入力軸とを選択的に接続する複数のクラッチ機構とを備えたシート駆動装置である。前記各位置調整機構の中で他に比べて作動に必要なトルクが小さい特定の位置調整機構では、当該特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路中に、他の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路に比べて、トルクの伝達効率を低下させる伝達効率抑制部を備える。
第1発明において、伝達効率抑制部は、トルクの伝達損失を大きくするものにより構成することができる。例えば、伝達経路中の摩擦損失を大きくするもの、ギヤ間の伝達損失を大きくするもの、伝達経路を長くするものがある。特定の位置調整機構は、複数あってもよい。その場合、位置調整機構毎に伝達効率抑制部の伝達効率の低下度合を変えてもよい。
第1発明によれば、作動に必要なトルクが小さい特定の位置調整機構では、特定の位置調整機構に駆動モータの出力を伝達する経路中に、伝達効率抑制部を備える。その結果、駆動モータから特定の位置調整機構に伝達されるトルクは、伝達効率抑制部により抑制される。そのため、特定の位置調整機構に必要なトルクに対して駆動モータの出力トルクが大きくても、特定の位置調整機構において、大きなトルクに耐えるための余分な補強を不要とすることができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記伝達効率抑制部は、前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する伝達経路上の摩擦損失を増大させる摩擦損失増大部である。
第2発明において、摩擦損失増大部は、駆動モータの出力を特定の位置調整機構に伝達する伝達部材と固定側部材とが接近配置される部位の隙間を小さくして構成することができる。伝達部材と固定側部材とが接近配置される部位としては、例えば、伝達部材のジョイントとケース、方向変換ギヤとブッシュ(軸受)、動力伝達ケーブルのインナケーブルとアウタケーブル、動力伝達ケーブルの屈曲度合を大きくされた部位等である。
第2発明によれば、伝達効率抑制部を摩擦損失増大部とすることにより、伝達経路上の摩擦損失を増大させて、第1発明と同様の作用効果を達成することができる。
第3発明は、上記第1発明において、前記伝達効率抑制部は、前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路の経路長を設定可能な最短経路に比べて延長する経路延長部である。
第3発明によれば、伝達効率抑制部を経路延長部とすることにより、伝達経路の経路長を延長して、第1発明と同様の作用効果を達成することができる。
第4発明は、上記第1発明において、前記伝達効率抑制部は、前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路の少なくとも一部を構成し、屈曲変形可能な動力伝達ケーブルと、前記駆動モータの出力軸と前記特定の位置調整機構の入力軸とを結ぶ直線に対して交差方向に、前記駆動モータから前記特定の位置調整機構に伝達されるトルクの伝達方向を変換する方向変換ギヤとを備える。前記動力伝達ケーブルは、その端部が前記方向変換ギヤの出力軸に接続されており、両端間で屈曲されている。
第4発明において、方向変換ギヤは、動力伝達ケーブルの駆動モータ側に配置するか、特定の位置調整機構側に配置するかどちらでもよい。
第4発明によれば、駆動モータの出力軸と特定の位置調整機構の入力軸とが屈曲された動力伝達ケーブルにより接続されているため、伝達経路の経路長が延長され、伝達経路の伝達効率を低下させることができる。また、伝達経路中に方向変換ギヤが余分に付加されるため、この点でも伝達効率を低下させることができる。しかも、動力伝達ケーブルは屈曲されているため、摩擦損失が増大され、伝達効率を低下させることができる。そのため、第1発明と同様の作用効果を達成することができる。
第5発明は、単一の出力軸を有する駆動モータと、前記駆動モータの出力を受けて、シート上の各可動部の位置を調整する複数の位置調整機構と、前記複数の位置調整機構に対応して個別に配設され、前記各位置調整機構への出力軸と前記駆動モータに回転駆動される入力軸とを選択的に接続する複数のクラッチ機構とを備えたシート駆動装置である。前記複数の位置調整機構は、その作動に必要なトルクがそれぞれ異なっており、また、前記各位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する伝達経路の少なくとも一部が屈曲変形可能な動力伝達ケーブルにより構成されている。前記各位置調整機構に対応する前記動力伝達ケーブルの長さは、必要トルクの比較的大きい位置調整機構に対し、必要トルクの比較的小さい位置調整機構では長くされている。
第5発明において、位置調整機構の構造上の理由から動力伝達ケーブルの長さが決定されるものを除いて、他の位置調整機構の動力伝達ケーブルが位置調整機構の必要トルクの大きさに応じた長さとなるようにすることができる。例えば、スライド用位置調整機構とそれに対応するクラッチ機構とが、一対のスライドレールの各スライドレールに対応して分散して配置される構造の場合、スライド用位置調整機構の動力伝達ケーブルの長さは、他の位置調整機構に比べて長くなり易い。その場合、スライド用位置調整機構を除く他の位置調整機構に対応する動力伝達ケーブルの長さに限って、各位置調整機構の必要トルクの大きさに応じた長さとなるようにすることができる。例えば、他の位置調整機構が、リフタ用、リクライニング角度用及びチルト用であり、その順番に必要トルクが大きい場合、それらに対応する動力伝達ケーブルの長さは、リフタ用、リクライニング角度用、チルト用の順番に次第に長くなるようにすることができる。
第5発明によれば、複数の位置調整機構のそれぞれを作動させるために必要なトルクが異なる場合、各位置調整機構への駆動モータからの出力の伝達経路における動力伝達ケーブルの長さが、必要トルクの大きい位置調整機構ほど短くされている。動力伝達ケーブルで生じる損失は、その長さが長いほど大きくなる。そのため、必要トルクが大きい位置調整機構では、動力伝達ケーブルによる損失が小さくされて、駆動モータの出力が大きいまま位置調整機構に入力される。一方、必要トルクが小さい位置調整機構では、動力伝達ケーブルによる損失が大きくされて、駆動モータの出力が抑制されて位置調整機構に入力される。従って、単一の駆動モータによって複数の位置調整機構を作動させる場合でも、必要トルクが大きい位置調整機構には大きなトルクを確保し、必要トルクが小さい位置調整機構では、必要以上のトルクに耐えるための余分な補強を不要とすることができる。
本発明の一実施形態であるシート駆動装置を適用した車両用フロントシートの斜視図である。 上記実施形態の主要部の拡大正面図である。 上記実施形態の主要部の拡大平面図である。 上記実施形態の主要部の拡大斜視図である。 上記実施形態における駆動機構部分の拡大斜視図である。 上記実施形態における駆動機構部分の拡大正面図である。 図6のVII−VII線断面矢視図である。 図6のVIII−VIII線断面矢視図である。 上記実施形態におけるチルト機構のギヤボックスの断面図である。 上記実施形態における動力伝達ケーブルの正面図である。
各図は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、車両用フロントシート(以下、単にシートという)6に本発明のシート駆動装置を適用した例を示す。各図中、矢印によりシート6を車両に搭載した状態における各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1は、シート6の外観を示す。シート6は、座部を成すシートクッション7の後方に、背凭れを成すシートバック8が前後回動自在に固定されている。そのため、シートクッション7の後部とシートバック8の下部とのヒンジ部には、シートバック8のリクライニング角度を調整するためのリクライナ(図示略)が設けられている。
シートバック8の上端部には、着座乗員の頭部を後方から支えるヘッドレスト9が設けられている。また、シートクッション7の右側部は、シートバック8の下部も含めてサイドシールド10により被われている。サイドシールド10内には、シート6に着座した乗員の好みに応じて着座姿勢を調整可能とするシート駆動装置の駆動装置40が収納されている。駆動装置40における操作部材を成す第1操作ノブ66及び第2操作ノブ67は、着座乗員による操作を可能とするようにサイドシールド10の外部に露出されている。
シート6は、車両フロアに前後移動自在に固定されている。そのため、車両フロアには、シートクッション7の左右両端部の下方に一対のロアレール1が固定されている。そして、各ロアレール1には、アッパレール2がそれぞれ嵌め込まれて、ロアレール1に対して前後方向にスライド自在とされている。各アッパレール2の上には、ブラケット3a、3bがそれぞれ固定され、各ブラケット3a、3bの上にフロントリンク4及びリヤリンク5をそれぞれ介してシートクッション7が固定されている。フロントリンク4及びリヤリンク5は、ブラケット3a、3bに対して前後方向に傾動自在とされている。従って、後述するように、シート6は、フロントリンク4及びリヤリンク5の角度調整により車両フロアからの高さを調整可能とされている。
図2〜4は、駆動装置40と共にシート6の下部の骨格構造を示す。左右の各ロアレール1内には、スライド用ナット部材11が回転自在に固定されている。スライド用ナット部材11は、前後方向に貫通する雌ねじを備えている。一方、左右の各アッパレール2内には、アッパレール2の前後方向に沿って延びるスライド用リードスクリュ(図示略)が固定されている。スライド用リードスクリュの外周上には雄ねじが形成され、スライド用ナット部材11の雌ねじに螺合されている。図示を省略したが、各スライド用ナット部材11の外周側には、傘歯車が形成され、その傘歯車に噛み合う方向変換用の傘歯車が設けられている。方向変換用の各傘歯車は、少なくとも端部が多角柱形状とされたスライド用連結ロッド14の各端部に固定されて、互いに連結されている。
スライド用連結ロッド14の両端間部には、スライド用ギヤボックス13が結合されている。スライド用ギヤボックス13内には、互いに噛み合う傘歯車(図示略)を内蔵している。一方の傘歯車は、スライド用連結ロッド14と同期回転するように固定され、他方の傘歯車は、後述のスライド用トルクケーブル(本発明における動力伝達ケーブルに相当)16により回転されるように固定されている。
従って、スライド用トルクケーブル16が回転すると、その回転が、スライド用ギヤボックス13を介してスライド用連結ロッド14に伝達される。そして、スライド用連結ロッド14の回転は、スライド用ナット部材11に伝達される。スライド用ナット部材11が回転されると、スライド用ナット部材11に螺合するスライド用リードスクリュによって前後進運動に変換されて、スライド用連結ロッド14が前後方向に移動される。ここで、スライド用ナット部材11、スライド用リードスクリュ、スライド用ギヤボックス13、及びスライド用連結ロッド14は、ロアレール1及びアッパレール2と共にスライド用の位置調整機構としてのスライド調整機構Msを構成している。
各側のフロントリンク4は、各下端がブラケット3aに回動自在に固定され、各上端がシートクッション7の骨格を成すサイドフレーム20の前端部に回動自在に固定されている。また、各側のリヤリンク5は、各下端がブラケット3bに回動自在に固定され、各上端がサイドフレーム20の後端部に回動自在に固定されている。従って、アッパレール2、ブラケット3a、3b、フロントリンク4、リヤリンク5、及びサイドフレーム20は、4節リンクを構成している。
右側のリヤリンク5には、サイドフレーム20側の回転軸を中心に、その前側に略扇状に広がるセクタギヤ部5aが形成されている。具体的には、セクタギヤ部5aは、リヤリンク5に対して左右方向に分離され、回転軸で一体化されている。また、右側のリヤリンク5に隣接して、サイドフレーム20側面には、リフタ用ギヤボックス21が設けられている。リフタ用ギヤボックス21は、ウォーム(図示略)及びウォームホイール(図示略)を含む減速機構を内蔵している。ウォームホイールには、同軸でリフタ用ピニオン(図示略)が固定されている。リフタ用ピニオンは、セクタギヤ部5aと噛み合わされている。そして、ウォームは、リフタ用ギヤボックス21の前方に延在するリフタ用トルクケーブル(本発明における動力伝達ケーブルに相当)22の端部に固定されている。
リフタ用トルクケーブル22が回転すると、その回転がウォームに伝達され、ウォームホイールで減速されてリフタ用ピニオンに伝達される。リフタ用ピニオンの回転は、セクタギヤ部5aを介してリヤリンク5に伝達されて、リヤリンク5が上端を中心に回転する。それにより、4節リンクを構成するフロントリンク4及びリヤリンク5が、ブラケット3a、3b側の固定点を中心に回転し、ブラケット3a、3bに対してサイドフレーム20を昇降する。ここで、フロントリンク4、リヤリンク5、及びリフタ用ギヤボックス21は、ブラケット3a、3b及びサイドフレーム20と共にリフタ用の位置調整機構としてのリフタ調整機構Mlを構成している。
左右のサイドフレーム20の前後方向中央部より前側には、板材から成るチルトアーム25が、その後端部を中心に回動自在に固定されている。チルトアーム25の前端部には、チルトリンク(図示略)の上端が回動自在に固定され、チルトリンクの下端は、フロントリンク4の上端と同軸で回動自在に固定されている。
右側のチルトリンクには、その下端の回転軸を中心に、その前側に略扇状に広がるセクタギヤ部(図示略)が形成されている。また、右側のチルトリンクに隣接して、サイドフレーム20側面には、チルト用ギヤボックス27が設けられている。チルト用ギヤボックス27は、ウォーム(図示略)及びウォームホイール(図示略)を含む減速機構を内蔵している。ウォームホイールには、同軸でチルト用ピニオンが固定されている。チルト用ピニオンは、セクタギヤ部と噛み合わされている。そして、ウォームは、チルト用ギヤボックス27の後方に延在するチルト用トルクケーブル(本発明における動力伝達ケーブルに相当)28の端部に固定されている。
チルト用トルクケーブル28が回転すると、その回転がウォームに伝達され、ウォームホイールで減速されてチルト用ピニオンに伝達される。チルト用ピニオンの回転は、セクタギヤ部を介してチルトリンクに伝達されて、チルトリンクが下端を中心に回動する。それにより、チルトアーム25が、その後端部を中心に回動し、その前端部を昇降する。そのため、サイドフレーム20に対するチルトアーム25の傾斜角度が増減する。ここで、チルトリンク、及びチルト用ギヤボックス27は、チルトアーム25及びサイドフレーム20と共にチルト用の位置調整機構としてのチルト調整機構Mtを構成している。
各側のサイドフレーム20の後端部には、板材から成るリクライナプレート31が固定されている。リクライナプレート31には、略円盤状のリクライナ32を介してシートバック8の下端部が結合されている。このリクライナ32は、周知のハイポサイクロイド減速機を構成するものである。即ち、リクライナ32は、図示を省略したが、内歯歯車を有してリクライナプレート31に固定される第1ディスクと、内歯歯車の歯数よりも少ない歯数でこれに噛合する外歯歯車を有する第2ディスクと、内歯歯車及び外歯歯車を噛合すべくこれらの偏心状態を保つ楔部材と、第1ディスク(内歯歯車)と同軸に配置されて第2ディスクが軸支され楔部材を移動させるカム軸等とを備えて構成される。そして、リクライナ32は、第2ディスクにおいてシートバック8に固定されている。リクライナ32は、カム軸の回転に伴う楔部材の移動により、内歯歯車及び外歯歯車の噛合状態を保ったまま第2ディスクを公転させることで、この公転時における第2ディスクの自転数としてカム軸の回転を減速する。そして、第1ディスクに対する第2ディスクの回転により、シートクッション7に対してシートバック8が回動(傾動)する。
右側のリクライナプレート31には、その外側にリクライナ用ギヤボックス33が固定されている。このリクライナ用ギヤボックス33は、ウォーム(図示略)及びウォームホイール(図示略)から成る減速機構を内蔵する。ウォームホイールは、シート幅方向に延びる軸線を有して両側のリクライナ32間に橋渡しされる多角柱状のリクライナ用連結ロッド34に一体回転するように連結されている。このリクライナ用連結ロッド34は、両側のリクライナ32を貫通してそれらのカム軸に一体回転するように連結されている。一方、ウォームは、リクライナ用ギヤボックス33の前方に延在するリクライナ用トルクケーブル(本発明における動力伝達ケーブルに相当)35の端部に固定されている。
従って、リクライナ用トルクケーブル35が回転すると、その回転がリクライナ用ギヤボックス33の入力側であるウォーム及び出力側であるウォームホイール間で減速されてリクライナ用連結ロッド34に伝達される。そして、リクライナ用連結ロッド34の回転は、リクライナ32のカム軸に伝達される。これにより、前述の態様でリクライナ32の第1ディスクに対して第2ディスクが回転し、シートクッション7に対してシートバック8が回動(傾動)する。ここで、リクライナ32、リクライナ用ギヤボックス33及びリクライナ用連結ロッド34は、リクライナプレート31及びシートバック8とともにリクライナ用の位置調整機構としてのリクライニング角度調整機構Mrを構成する。
以上のように、本実施形態は、スライド調整機構Ms、リフタ調整機構Ml、チルト調整機構Mt及びリクライニング角度調整機構Mrの各々において正方向及び逆方向にシート位置の調整が可能な、いわゆる8ウェイパワーシートとなっている。これら各調整機構Ms、Ml、Mt、Mrにより調整されるシート6上の各シート可動部が本発明におけるシート可動部に相当する。
右側のサイドフレーム20のリフタ用ギヤボックス21及びチルト用ギヤボックス27間に挟まれる前後方向中間部には、駆動装置40が固定されている。駆動装置40は、単一の出力軸を有する駆動モータ41を備える。その駆動モータ41の出力軸は、後述のようにクラッチ機構を介して、スライド用トルクケーブル16、リフタ用トルクケーブル22、チルト用トルクケーブル28及びリクライナ用トルクケーブル35に接続している。従って、一つの駆動モータ41によりスライド調整機構Ms、リフタ調整機構Ml、チルト調整機構Mt及びリクライニング角度調整機構Mrを調整動作可能としている。
図5〜8は、駆動装置40の詳細を示す。駆動装置40は、駆動機構部分と操作機構部分とから成るが、ここでは、駆動機構部分のみを示し、操作機構部分の図示は省略している。なお、操作機構部分は、第1操作ノブ66及び第2操作ノブ67の操作に応じて、駆動モータ41の駆動回路(図示略)に挿入接続されたスイッチ(図示略)をオンオフ操作する機構、並びに後述のように駆動機構部分にある各クラッチ機構を接続、非接続に切り替え操作する機構を備える。
駆動機構部分は、単一の駆動モータ41を備え、駆動モータ41は、単一のモータ出力軸42を備える。モータ出力軸42には、ウォーム43が結合され、ウォーム43には、上下に分散する一対のウォームホイール44、45が噛み合わされている。従って、ウォーム43とウォームホイール44、45の組み合わせによって、駆動モータ41からの一軸の回転出力が二軸の回転出力に変換されている。
ウォームホイール44、45の各回転軸の前後方向両側には、それぞれクラッチ機構が結合されている。即ち、ウォームホイール44の回転軸の前側の入力軸44aには、チルト用クラッチ機構46Tが結合され、後側の入力軸44bには、リクライナ用クラッチ機構46Rが結合されている。また、ウォームホイール45の回転軸の前側の入力軸45aには、スライド用クラッチ機構46Sが結合され、後側の入力軸45bには、リフタ用クラッチ機構46Lが結合されている。
チルト用クラッチ機構46Tの出力軸47Tには、ハスバ歯車48Tが結合され、ハスバ歯車48Tには、その回転軸に対して交差方向に回転軸を配置されたハスバ歯車49Tが噛合されている。ハスバ歯車48T、49Tの組み合わせによって、チルト用クラッチ機構46Tの出力軸47Tの軸方向が変換されている。ハスバ歯車48T、49Tの組み合わせは、本発明における方向変換ギヤに相当する。
更に、スライド用クラッチ機構46Sの出力軸47Sには、ハスバ歯車48Sが結合され、ハスバ歯車48Sには、その回転軸に対して交差方向に回転軸を配置されたハスバ歯車49Sが噛合されている。ハスバ歯車48S、49Sの組み合わせによって、スライド用クラッチ機構46Sの出力軸47Sの軸方向が変換されている。なお、リクライナ用クラッチ機構46Rの出力軸47R、並びにリフタ用クラッチ機構46Lの出力軸47Lは、軸方向が変換されていない。
図5〜7では、チルト用クラッチ機構46Tにおいて入力軸44aと出力軸47Tとが接続された状態を示している。また、リクライナ用クラッチ機構46R、スライド用クラッチ機構46S及びリフタ用クラッチ機構46Lにおいては、各入力軸44b、45a、45bと出力軸47R、47S、47Lとが非接続とされた状態を示している。この状態では、駆動モータ41の回転は、チルト用クラッチ機構46Tを介してチルト調整機構Mtに伝達されている。この状態からチルト用クラッチ機構46Tが非接続状態とされ、リクライナ用クラッチ機構46R、スライド用クラッチ機構46S及びリフタ用クラッチ機構46Lのいずれかが接続状態とされると、接続状態とされたクラッチ機構に対応した調整機構に駆動モータ41の回転が伝達される。
駆動装置40の駆動機構部分を構成する駆動モータ41、各クラッチ機構46S、46T、46L、46R等の各部材は、ギヤケース半体50a内に収納されている。ギヤケース半体50aには、組み合わせることにより一つの函体であるギヤケース50を成すギヤケース半体50b(図2参照)が被せられている。
駆動装置40の操作機構部分は、ギヤケース50の右側に、各クラッチ機構46S、46T、46L、46Rを個々に駆動する各クラッチ駆動手段(図示略)、また、駆動モータ41の作動回路に接続されたスイッチ及びそのスイッチを操作するスイッチ操作手段(図示略)等が配置されて操作機構カバー65が被せられている(図1参照)。更に、操作機構カバー65の右側には、第1操作ノブ66及び第2操作ノブ67が配置されている。
上述のように、スライド用クラッチ機構46Sの出力軸47S、並びにチルト用クラッチ機構46Tの出力軸47Tは、それらの軸方向が方向変換ギヤにより変換されている。そして、各方向変換ギヤであるハスバ歯車49S及び49Tの回転は、それぞれスライド用トルクケーブル16及びチルト用トルクケーブル28を介してスライド調整機構Ms及びチルト調整機構Mtに伝達されている。一方、リクライナ用クラッチ機構46Rの出力軸47R、並びにリフタ用クラッチ機構46Lの出力軸47Lは、それらの軸方向が変換されていない。従って、出力軸47R及び47Lの回転が、そのままリクライナ用トルクケーブル35及びリフタ用トルクケーブル22を介してリクライニング角度調整機構Mr及びリフタ調整機構Mlに伝達されている。
各出力軸47S、47T、47R、47Lの出力トルクは、各トルクケーブル16、28、35、22のインナケーブル、アウタケーブル間の回転摩擦抵抗により減衰される。その回転摩擦抵抗は、各トルクケーブル16、28、35、22の性能が互いに同一の場合、その長さが長いほど大きくなる。また、方向変換ギヤにおいても摩擦損失や伝達損失がある。そのため、スライド調整機構Ms、チルト調整機構Mt、リクライニング角度調整機構Mr及びリフタ調整機構Mlに伝達されるトルクは、各出力軸47S、47T、47R、47Lからの出力伝達経路中に方向変換ギヤを備え、且つトルクケーブルの長さが長いものが最も小さくなり、方向変換ギヤを備えず、且つトルクケーブルの長さが短いものが最も大きくなる。しかも、トルクケーブルの回転摩擦抵抗は、トルクケーブルが屈曲されているか否か、更には屈曲度合により変わり、屈曲され、且つ屈曲度合が大きいほど大きくなる。
図2〜4のように、トルクケーブルの長さは、長い順に、スライド用トルクケーブル16、チルト用トルクケーブル28、リクライナ用トルクケーブル35、リフタ用トルクケーブル22とされている。また、各トルクケーブルの屈曲度合は、チルト用トルクケーブル28が他に比べて最も大きく屈曲されており、図2、3のように、チルト用トルクケーブル28は、上下方向及び左右方向にそれぞれ屈曲されている。スライド用トルクケーブル16、リクライナ用トルクケーブル35及びリフタ用トルクケーブル22は、互いに同程度に屈曲されている。チルト用トルクケーブル28は、その長さ及び屈曲度合を実現するため、駆動装置40の中で、他に比べて高い位置にある入力軸44aからチルト用トルクケーブル28に動力を伝達し、チルト用トルクケーブル28はチルト調整機構Mtの低い位置に動力を伝達している。以上の結果、各出力軸47S、47T、47R、47Lから各調整機構に伝達されるトルクは、小さい順に、チルト調整機構Mt、スライド調整機構Ms、リクライニング角度調整機構Mr、リフタ調整機構Mlとされる。
本実施形態の場合、各調整機構において必要とされるトルクは、乗員の体重のかかり具合により決まり、大きい順に、リフタ調整機構Ml、リクライニング角度調整機構Mr、スライド調整機構Ms、チルト調整機構Mtである。従って、上記のように各調整機構に伝達されるトルクが設定されることにより、駆動モータ41の出力は、リフタ調整機構Mlには殆ど減衰することなく伝達されて、リフタ調整機構Mlにおいて必要なトルクが確保される。一方、チルト調整機構Mtには、駆動モータ41の出力トルクが、他の調整機構に比べて最も大きく減衰されて伝達される。そのため、チルト調整機構Mtでは、大きすぎるトルクが伝達されて必要以上のトルクに耐えるための余分な補強を不要とすることができる。スライド調整機構Ms、リクライニング角度調整機構Mrについても、それぞれ必要トルクに見合ったトルクが伝達される。
本実施形態のチルト調整機構Mtは、本発明における特定の位置調整機構に相当する。また、本実施形態のハスバ歯車48T、49T(方向変換ギヤ)及びチルト用トルクケーブル28は、本発明における伝達効率抑制部及び経路延長部に相当し、チルト用トルクケーブル28は摩擦損失増大部に相当する。
以上のように、本実施形態では、方向変換ギヤの有無、並びにトルクケーブルの長さ及び屈曲度合により駆動モータ41から各調整機構に伝達されるトルクを調整するようにしたが、駆動モータ41から各調整機構へのトルク伝達経路中の別の部位においてトルクの伝達効率を調整してもよい。調整される伝達効率としては、例えば、(1)モータ出力軸42のウォーム43とウォームホイール44又は45との間の噛合い伝達効率(図6参照)、(2)ウォームホイール44又は45の入力軸44a、44b、45a、45bと軸受ブッシュ44c、44d、45c、45dとの間の摩擦損失(図6、7参照)、(3)ハスバ歯車49Tとそのハスバ歯車49Tを回転自在に支持する軸受ブッシュ49a、49bとの間の摩擦損失(図8参照)、(4)チルト用ギヤボックス27のウォーム27aとウォームホイール27bとの間の噛合い伝達効率(図9参照)、(5)チルト用ギヤボックス27のウォーム27aとそのウォーム27aを回転自在に支持する軸受ブッシュ27d、27eとの間の摩擦損失(図9参照)、(6)チルト用トルクケーブル28のインナケーブル28aとアウタケーブル28bとの間の摩擦損失(図10参照)がある。
ここで(1)〜(6)の各伝達効率を低下させるように構成した場合、それらは本発明における伝達効率抑制部に相当し、(2)、(3)、(5)及び(6)は、本発明における摩擦損失増大部に相当する。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を車両のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。上記実施形態では、複数の位置調整機構を、スライド調整機構Ms、リフタ調整機構Ml、チルト調整機構Mt及びリクライニング角度調整機構Mrとしたが、その他にランバサポート調整機構、クッション長可変機構、オットマン調整機構等を追加することもできる。また、それらの位置調整機構から不要なものを除くこともできる。
Ms スライド調整機構
Ml リフタ調整機構
Mt チルト調整機構
Mr リクライニング角度調整機構
1 ロアレール
2 アッパレール
3a、3b ブラケット
4 フロントリンク
5 リヤリンク
6 車両用フロントシート(シート)
7 シートクッション
8 シートバック
9 ヘッドレスト
10 サイドシールド
11 スライド用ナット部材
13 スライド用ギヤボックス
14 スライド用連結ロッド
16 スライド用トルクケーブル(動力伝達ケーブル)
20 サイドフレーム
21 リフタ用ギヤボックス
22 リフタ用トルクケーブル(動力伝達ケーブル)
25 チルトアーム
27 チルト用ギヤボックス
28 チルト用トルクケーブル(動力伝達ケーブル)
31 リクライナプレート
32 リクライナ
33 リクライナ用ギヤボックス
34 リクライナ用連結ロッド
35 リクライナ用トルクケーブル(動力伝達ケーブル)
40 駆動装置
41 駆動モータ
42 モータ出力軸
43 ウォーム
44、45 ウォームホイール
44a、44b、45a、45b 入力軸
46S スライド用クラッチ機構
46T チルト用クラッチ機構
46L リフタ用クラッチ機構
46R リクライナ用クラッチ機構
47S、47T、47L、47R 出力軸
48S、49S ハスバ歯車
48T、49T ハスバ歯車(方向変換ギヤ)
50 ギヤケース
50a、50b ギヤケース半体
65 操作機構カバー
66 第1操作ノブ
67 第2操作ノブ

Claims (5)

  1. 単一の出力軸を有する駆動モータと、
    前記駆動モータの出力を受けて、各シート可動部の位置を調整する複数の位置調整機構と、
    前記複数の位置調整機構に対応して個別に配設され、前記各位置調整機構への出力軸と前記駆動モータに回転駆動される入力軸とを選択的に接続する複数のクラッチ機構とを備えたシート駆動装置であって、
    前記各位置調整機構の中で他に比べて作動に必要なトルクが小さい特定の位置調整機構では、当該特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路中に、他の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路に比べて、トルクの伝達効率を低下させる伝達効率抑制部を備えるシート駆動装置。
  2. 請求項1において、
    前記伝達効率抑制部は、前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する伝達経路上の摩擦損失を増大させる摩擦損失増大部であるシート駆動装置。
  3. 請求項1において、
    前記伝達効率抑制部は、前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路の経路長を設定可能な最短経路に比べて延長する経路延長部であるシート駆動装置。
  4. 請求項1において、
    前記伝達効率抑制部は、
    前記特定の位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する経路の少なくとも一部を構成し、屈曲変形可能な動力伝達ケーブルと、
    前記駆動モータの出力軸と前記特定の位置調整機構の入力軸とを結ぶ直線に対して交差方向に、前記駆動モータから前記特定の位置調整機構に伝達されるトルクの伝達方向を変換する方向変換ギヤとを備え、
    前記動力伝達ケーブルは、その端部が前記方向変換ギヤの出力軸に接続されており、両端間で屈曲されているシート駆動装置。
  5. 単一の出力軸を有する駆動モータと、
    前記駆動モータの出力を受けて、各シート可動部の位置を調整する複数の位置調整機構と、
    前記複数の位置調整機構に対応して個別に配設され、前記各位置調整機構への出力軸と前記駆動モータに回転駆動される入力軸とを選択的に接続する複数のクラッチ機構とを備えたシート駆動装置であって、
    前記複数の位置調整機構は、その作動に必要なトルクがそれぞれ異なっており、
    また、前記各位置調整機構に前記駆動モータの出力を伝達する伝達経路の少なくとも一部が屈曲変形可能な動力伝達ケーブルにより構成されており、
    前記各位置調整機構に対応する前記動力伝達ケーブルの長さは、必要トルクの比較的大きい位置調整機構に対し、必要トルクの比較的小さい位置調整機構では長くされているシート駆動装置。
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