JP2018050436A - 電源装置および電源制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力を供給する負荷へより効率よく電力を供給することができる電源装置および電源制御方法を提供することを目的としている。【解決手段】電源装置は、環境発電を行う発電素子と、発電素子の発電電力により充電されるとともに負荷装置に電力を供給する蓄電池と、蓄電池の電圧値を検出する電圧検出部と、蓄電池から前記負荷装置へ電力を供給する複数の経路と、電圧検出部が検出した電圧値である検出電圧値に基づいて、検出電圧値が所定電圧値より低い場合に、複数の経路のうち電力効率が良い経路を介して負荷装置へ電力を供給するように切り替える切替部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置および電源制御方法に関する。
近年、電子回路や無線技術の低消費電力化により、周囲の環境から電気エネルギーを得ることで、配線や電池交換なしで動作する、ワイヤレスセンサやリモコンスイッチといったエネルギーハーベスティングデバイス(環境発電素子)が注目されている。このため、例えば、蛍光灯やLED照明といった屋内光での使用を想定したエネルギーハーベスティング用の低照度色素増感太陽電池の開発が進められている。このようなシステムでは、例えば太陽電池を用いて室内の電灯の光エネルギーを電気エネルギーに変換しているため、発電される電力は、μW(マイクロワット)からmA(ミリアンペア)オーダーの微弱である場合が多い。このため、発電した電力を供給する対象へ効率よく電力供給を行うことが求められている。そこで、一般には、自己消費電量が少ないIC(集積回路)等を選択することで、ロスの少ない電源回路の設計が行われている。
例えば、特許文献1には、タスクを処理する複数の機能回路と、複数の機能回路に電力を供給する一次電源と、複数の機能回路に対して電力を供給して補助電源内に十分な量のエネルギーが利用可能になったときに処理されると特定される1以上のタスクを処理する前記補助電源とを備える電源回路システムが記載されている。この構成によって、特許文献1に記載の技術では、タスクを処理する複数の機能回路を有する電子デバイスに対し、効率的な電力供給を行うことを提案している。
特開2010−259320号公報
従来技術では、太陽光等によって発電するため発電される電圧が変動するので、機器へ供給する電圧を一定にするためにDC−DCコンバータ(直流電圧−直流電圧変換装置)を使用する場合が多い。しかしながら、DC−DCコンバータを用いた場合は、変換効率が約90%であるため、約10%のロスが生じている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、電力を供給する負荷へより効率よく電力を供給することができる電源装置および電源制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電源装置は、環境発電を行う発電素子と、前記発電素子の発電電力により充電されるとともに負荷装置に電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池の電圧値を検出する電圧検出部と、前記蓄電池から前記負荷装置へ電力を供給する複数の経路と、前記電圧検出部が検出した電圧値である検出電圧値に基づいて、前記検出電圧値が所定電圧値より低い場合に、前記複数の経路のうち電力効率が良い経路を介して前記負荷装置へ電力を供給するように切り替える切替部と、を備える。
また、本発明の一態様に係る電源装置は、前記電圧検出部が検出した電圧値である検出電圧値と第1閾値とを比較し、前記検出電圧値と前記第1閾値より小さい第2閾値とを比較する比較部、を備え、前記切替部は、前記比較部が比較した結果、前記検出電圧値が前記第1閾値以上の場合、前記蓄電池に蓄えられている電圧をDC/DCコンバータを介して前記負荷装置に供給するように切り替え、前記検出電圧値が前記第1閾値未満かつ前記第2閾値以上の場合、前記蓄電池に蓄えられている電圧を前記DC/DCコンバータを介さずに前記負荷装置に供給するように切り替えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電源装置は、前記蓄電池に一端が接続され、他端が前記DC/DCコンバータの入力側に接続される第1スイッチ部と、前記蓄電池に一端が接続され、他端が前記負荷装置に接続される第2スイッチ部と、を備え、前記DC/DCコンバータの出力側が前記負荷装置と前記第2スイッチ部の他端に接続され、前記切替部は、前記検出電圧値が前記第1閾値以上の場合、前記第1スイッチ部を接続状態に制御し、前記第2スイッチ部を非接続状態に制御し、前記検出電圧値が前記第1閾値未満かつ前記第2閾値以上の場合、前記第1スイッチ部を非接続状態に制御し、前記第2スイッチ部を接続状態に制御するようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電源制御方法は、環境発電を行う発電素子と、前記発電素子の発電電力により充電されるとともに負荷装置に電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池から前記負荷装置へ電力を供給する複数の経路と、を有する電源装置の電源制御方法であって、電圧検出部が、前記蓄電池の電圧値を検出する電圧検出手順と、切替部が、前記電圧検出手順によって検出された電圧値である検出電圧値に基づいて、前記検出電圧値が所定電圧値より低い場合に、前記複数の経路のうち電力効率が良い経路を介して前記負荷装置へ電力を供給するように切り替える切替手順と、を含む。
本発明によれば、電力を供給する負荷へより効率よく電力を供給することができる。
本実施形態に係る電源装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る蓄電池140の検出電圧値が3.1V以上3,8V以下の接続状態を示す図である。 本実施形態に係る動作の一例を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る電源装置10における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る電源装置10の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、電源装置10は、環境発電素子を用いた太陽電池110(発電素子)、DC/DCコンバータ120(直流電圧−直流電圧変換装置)、電圧検出部130、蓄電池140、切替部150、第1スイッチ部160、DC/DCコンバータ170、および第2スイッチ部180を備えている。また、切替部150は、比較部151を備える。
太陽電池110の出力側は、DC/DCコンバータ120の入力側が接続されている。
DC/DCコンバータ120の出力側は、第1スイッチ部160の端子aと、第2スイッチ部180の端子cと、電圧検出部130の一方端と、に接続されている。
電圧検出部130は、他方端が蓄電池140の正極(+)端子に接続され、検出出力端子が切替部150の入力側に接続されている。
蓄電池140の負極(−)端子は、グランドGNDに接続されている。
切替部150は、第1制御端子が第1スイッチ部160の制御端子に接続され、第2制御端子が第2スイッチ部180の制御端子に接続されている。
第1スイッチ部160は、端子bがDC/DCコンバータ170の入力側に接続されている。
DC/DCコンバータ170は、出力側が負荷装置20と、第2スイッチ部180の端子dとに接続されている。
電源装置10は、負荷装置20に電力を供給して、この負荷装置20を動作させる。
負荷装置20は、例えば、配線や電池交換なしで動作するワイヤレスセンサとして機能する環境モニタ装置である。この環境モニタ装置は、オフィス等の室内の温度を測定する温度センサや、室内の湿度を測定する湿度センサを備えている。負荷装置20に供給される電圧値は、例えば3.0Vである。負荷装置20の消費電流は、例えば100mA以下である。
太陽電池110は、低照度用の太陽電池であり、例えば、10000(Lux;ルクス)以下の照度で使用される太陽電池である。太陽電池110は、受光面側に配列された複数の太陽電池セルを直列に接続し、所定の出力電圧Vsが得られるように構成されている。
DC/DCコンバータ120は、太陽電池110が出力する電圧Vsを、蓄電池140への給電電圧に応じた電圧に変換する。DC/DCコンバータ120は、例えば、太陽電池110の出力電圧Vsが蓄電池140の必要とする電圧よりも低い場合、昇圧コンバータ装置等で構成される。また、DC/DCコンバータ120は、蓄電池140の充電電圧が所定の上限電圧を超えないように出力電圧を制御している。
電圧検出部130は、蓄電池140の電圧値を検出し、検出した電圧値を検出電圧信号Vfとして切替部150に出力する。電圧検出部130は、例えば、抵抗分圧回路を用いて構成されている。
蓄電池140は、太陽電池110の発電電力により充電されるとともに負荷装置20に電力を供給する。蓄電池140は、大容量のキャパシタであり、例えば40F(ファラド)のリチウムイオンキャパシタ(LIC)である。なお、蓄電池140は、長時間に渡り電荷を保存する必要があるため、リーク電流が少ないリチウムイオンキャパシタが用いられる。なお、蓄電池140の容量は、40Fに限定されず、太陽電池110の発電量と、負荷装置20の消費電力の平均値と、負荷装置20を連続駆動したい時間と、に基づいて、適宜な容量のキャパシタを選定することができる。なお、蓄電池140には、出荷時に、例えば3.0Vから3.8V程度の電圧に充電されている。
切替部150は、電圧検出部130が出力する検出電圧信号Vfに応じて、第1スイッチ部160と第2スイッチ部180を制御する。切替部150は、比較部151が検出電圧信号Vfと第1閾値電圧Ref1を比較した結果、検出電圧信号Vfが第1閾値電圧Ref1以上かつ3.8V以下の場合、第1スイッチ部160をオン状態になるように切り替える制御信号CNT1と、第2スイッチ部180をオフ状態になるように切り替える制御信号CNT2それぞれを生成する。また、切替部150は、比較部151が検出電圧信号Vfと、第1閾値電圧Ref1および第2閾値電圧Ref2を比較した結果、検出電圧信号Vfが第1閾値電圧Ref1未満かつ第2閾値電圧Ref2以上の場合、第1スイッチ部160をオフ状態になるように切り替える制御信号CNT1と、第2スイッチ部180をオン状態になるように切り替える制御信号CNT2それぞれを生成する。切替部150は、生成した制御信号CNT1を第1スイッチ部160の制御端子に出力し、生成した制御信号CNT2を第2スイッチ部180の制御端子に出力する。図1は、蓄電池140の検出電圧値が3.1V以上3,8V以下の接続状態を示し、第1スイッチ部160がオン状態であり、第2スイッチ部180がオフ状態である。また、図2は、蓄電池140の検出電圧値が3.1V以上3,8V以下の接続状態を示す図であり、第1スイッチ部160がオフ状態であり、第2スイッチ部180がオン状態である。
比較部151は、電圧検出部130が出力する電圧検出信号Vfを、自部が有する所定の第1閾値電圧Ref1および第2閾値電圧Ref2と比較する。第1閾値電圧Ref1は、通常状態からDC/DCコンバータ120または蓄電池140の出力電圧が下降し、負荷装置20が動作を停止する閾値電圧である。第1閾値電圧Ref1は、例えば3.1Vである。第2閾値電圧Ref2は、第1閾値電圧Ref1よりヒステリシス電圧に相当する電圧だけ低い電圧である。ヒステリシス電圧は、例えば0.1Vとし、第2閾値電圧Ref2は3.0V(=3.1V−0.1V)である。
第1スイッチ部160は、切替部150が出力する制御信号CNT1に応じて、DC/DCコンバータ120と、DC/DCコンバータ170との間の接続を接続状態または切断状態に切り替える。
DC/DCコンバータ170は、第1スイッチ部160が出力する電圧を、負荷装置20に合わせて降圧する。第1スイッチ部160がオン状態のとき、蓄電池140の電圧値は3.1〜3.8Vである。DC/DCコンバータ170は、この電圧値3.1〜3.8Vを、例えば3.0Vに降圧する。
第2スイッチ部180は、切替部150が出力する制御信号CNT2に応じて、DC/DCコンバータ120と、負荷装置20との間の接続を接続状態または切断状態に切り替える。
図1および図2では、第1スイッチ部160および第2スイッチ部180を、機械式接点を用いたスイッチで構成される例を示している。なお、スイッチは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体スイッチング素子を用いた半導体スイッチを含んで構成されていてもよい。
次に、電源装置10の動作について、図1、図2を参照し、図3を用いて説明する。
図3は、本実施形態に係る動作の一例を示すタイミングチャートである。図3において、横軸は時刻、縦軸は電圧の大きさを示す。また、図3において、波形g1は、検出電圧の時刻に対する変化を示す。波形g2は、第1スイッチ部160の動作状態を示す。波形g3は、第2スイッチ部180の動作状態を示す。
検出電圧値が3.8V以下3.1V以上である時刻t0〜時刻t1の期間、図1と図3に示すように、第1スイッチ部160がオン(ON)状態であり、第2スイッチ部180がオフ(OFF)状態である。これにより、太陽電池110または蓄電池140から供給される電力は、第1スイッチ部160とDC/DCコンバータ170を介して、負荷装置20に供給される。DC/DCコンバータ170の変換効率が約90%である場合、約10%がロスとなる。本実施形態では、この状態において、検出された電圧値が高い、すなわち太陽電池110による発電が充分であるため、電圧の安定を優先しロスを許容する。なお、本実施形態では、第1スイッチ部160とDC/DCコンバータ170を介して負荷装置20へ電力を供給するルートDCL1を、通常ルートともいう。
検出電圧値が3.1V未満3.0V以上である時刻t1〜時刻t2の期間、図2と図3に示すように、第1スイッチ部160がオフ(OFF)状態であり、第2スイッチ部180がオン(ON)状態である。これにより、太陽電池110または蓄電池140から供給される電力は、第2スイッチ部180を介して、負荷装置20に供給される本実施形態では、この状態において、検出された電圧値が低い、すなわち太陽電池110による発電が少ないため、効率を優先する。なお、本実施形態では、第2スイッチ部180を介して、DC/DCコンバータ170を介さないで負荷装置20へ電力を供給するルートDCL2を、非通常ルートともいう。このように、本実施形態の電源装置10は、蓄電池140から負荷装置20へ電力を供給する際、通常ルートと非通常ルートの2つの経路を備えている。
なお、検出電圧が3.0V以下の場合、蓄電池140から負荷装置20への電力供給を停止する。この場合、切替部150は、第1スイッチ部160をオフ状態に保ち、第2スイッチ部180をオフ状態に保つ。
次に、電源装置10における処理手順を説明する。
図4は、本実施形態に係る電源装置10における処理手順を示すフローチャートである。なお、電源装置10は、以下の処理を、所定の時間間隔で行う。
(ステップS1)電圧検出部130は、蓄電池140の電圧値を検出し、検出した電圧値を電圧検出信号Vfとして切替部150に出力する。
(ステップS2)切替部150は、電圧検出部130が出力する検出電圧値が第1閾値電圧Ref1(3.1V)以上であるか否かを判定する。切替部150は、検出電圧値が第1閾値電圧Ref1(3.1V)以上であると判定した場合(ステップS2;YES)、ステップS3の処理に進め、検出電圧値が第1閾値電圧Ref1(3.1V)未満であると判定した場合(ステップS2;NO)、ステップS6の処理に進める。
(ステップS3)切替部150は、第1スイッチ部160をオン状態になるように制御する。
(ステップS4)切替部150は、第2スイッチ部180をオフ状態になるように制御する。
(ステップS5)切替部150は、通常ルートによって負荷装置20へ電力を供給、すなわち、DC/DCコンバータ170を介して負荷装置20に電力を供給する。切替部150は、ステップS1に処理を戻す。
(ステップS6)切替部150は、電圧検出部130が出力する検出電圧値が第2閾値電圧Ref2(3.0V)以上であるか否かを判定する。切替部150は、検出電圧値が第2閾値電圧Ref2(3.0V)以上であると判定した場合(ステップS6;YES)、ステップS7の処理に進め、検出電圧値が第2閾値電圧Ref2(3.0V)未満であると判定した場合(ステップS6;NO)、ステップS10の処理に進める。
(ステップS7)切替部150は、第1スイッチ部160をオフ状態になるように制御する。
(ステップS8)切替部150は、第2スイッチ部180をオン状態になるように制御する。
(ステップS9)切替部150は、非通常ルートによって負荷装置20へ電力を供給、すなわち、DC/DCコンバータ170を介さずに負荷装置20に電力を供給する。切替部150は、ステップS1に処理を戻す。
(ステップS10)切替部150は、第1スイッチ部160および第2スイッチ部180のスイッチをオフ状態になるように制御する。切替部150は、ステップS1に処理を戻す。
以上のように、本実施形態の電源装置10は、太陽電池110によって発電された電力は、DC/DCコンバータ120を介して、蓄電池140に蓄えられる。通常時(蓄電池140の電圧値が3.1V〜3.8V)、すなわち電圧値が不足していない場合、電源装置10は、蓄電池140の電力が第1スイッチ部160とDC/DCコンバータ170を介して、負荷装置20へ電力を供給する。
一方、非通常時(蓄電池140の電圧値が3.1V未満)、すなわち発電量が充分ではなく電圧値が低い場合、電圧値が低いことを比較部151が比較した結果に基づいて検出し、DC/DCコンバータ170を介さずに負荷装置20へ電力を供給する。なお、切替部150は、非通常時にDC/DCコンバータ170をオフ状態または省電力動作状態になるように制御してもよい。
このように、本実施形態では、負荷装置20へ電力を供給するルートが複数ある場合、発電量が不十分であれば、より効率のよいルートによって負荷装置20へ電力を供給している。
以上、本発明について説明したが、電源装置10は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述の例では、発電素子として環境発電素子を用いた太陽電池110の例を示したが、これに限られない。発電素子は、環境発電を行える発電素子であればよい。ここで、光以外の環境発電とは、例えば熱、振動、風力、電波等による発電である。
また、上述した例では、電源装置10が、2つの経路(通常ルートと非通常ルート)を備える例を説明したが、経路は3つ以上であってもよい。例えば、図1に示した構成に、電源装置10は、さらに3つ目の経路を備え、蓄電池140の正極端子に第3スイッチ部(不図示)の入力側が接続され、第3スイッチ部の出力側が第3のDC/DCコンバータ(不図示)の入力側に接続され、第3のDC/DCコンバータの出力側が負荷装置20に接続されていてもよい。第3のDC/DCコンバータは、DC/DCコンバータ170より降圧が低く、DC/DCコンバータ170より効率が良い。そして、比較部151は、検出電圧値と第3閾値Ref3とを比較した結果に応じて、この第3スイッチ部のオン状態とオフ状態とを切り替えるようにしてもよい。この場合であっても、切替部150は、蓄電池140の電圧値、すなわち太陽電池110の発電量に応じて、効率の良い順に接続されるように、経路を第1スイッチ部160、第2スイッチ部180および第3スイッチ部を切り替えるようにしてもよい。
また、電源検出部130、切替部150は、例えばCPU(中央演算装置)やDSP(Digital Signal Processor;デジタルシグナルプロセッサ)が処理を行うようにしてもよい。
10…電源装置、20…負荷装置、110…太陽電池、120…DC/DCコンバータ、130…電圧検出部、140…蓄電池、150…切替部、151…比較部、160…第1スイッチ部、170…DC/DCコンバータ、180…第2スイッチ部

Claims (4)

  1. 環境発電を行う発電素子と、
    前記発電素子の発電電力により充電されるとともに負荷装置に電力を供給する蓄電池と、
    前記蓄電池の電圧値を検出する電圧検出部と、
    前記蓄電池から前記負荷装置へ電力を供給する複数の経路と、
    前記電圧検出部が検出した電圧値である検出電圧値に基づいて、前記検出電圧値が所定電圧値より低い場合に、前記複数の経路のうち電力効率が良い経路を介して前記負荷装置へ電力を供給するように切り替える切替部と、
    を備える電源装置。
  2. 前記電圧検出部が検出した電圧値である検出電圧値と第1閾値とを比較し、前記検出電圧値と前記第1閾値より小さい第2閾値とを比較する比較部、を備え、
    前記切替部は、前記比較部が比較した結果、前記検出電圧値が前記第1閾値以上の場合、前記蓄電池に蓄えられている電圧をDC/DCコンバータを介して前記負荷装置に供給するように切り替え、前記検出電圧値が前記第1閾値未満かつ前記第2閾値以上の場合、前記蓄電池に蓄えられている電圧を前記DC/DCコンバータを介さずに前記負荷装置に供給するように切り替える、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記蓄電池に一端が接続され、他端が前記DC/DCコンバータの入力側に接続される第1スイッチ部と、
    前記蓄電池に一端が接続され、他端が前記負荷装置に接続される第2スイッチ部と、を備え、
    前記DC/DCコンバータの出力側が前記負荷装置と前記第2スイッチ部の他端に接続され、
    前記切替部は、
    前記検出電圧値が前記第1閾値以上の場合、前記第1スイッチ部を接続状態に制御し、前記第2スイッチ部を非接続状態に制御し、
    前記検出電圧値が前記第1閾値未満かつ前記第2閾値以上の場合、前記第1スイッチ部を非接続状態に制御し、前記第2スイッチ部を接続状態に制御する、請求項2に記載の電源装置。
  4. 環境発電を行う発電素子と、前記発電素子の発電電力により充電されるとともに負荷装置に電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池から前記負荷装置へ電力を供給する複数の経路と、を有する電源装置の電源制御方法であって、
    電圧検出部が、前記蓄電池の電圧値を検出する電圧検出手順と、
    切替部が、前記電圧検出手順によって検出された電圧値である検出電圧値に基づいて、前記検出電圧値が所定電圧値より低い場合に、前記複数の経路のうち電力効率が良い経路を介して前記負荷装置へ電力を供給するように切り替える切替手順と、
    を含む電源制御方法。
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