JP2018049194A - サイネージ装置、表示方法、およびプログラム - Google Patents

サイネージ装置、表示方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サイネージ装置のディスプレイに各ユーザ専用の領域を設けて各ユーザに適した情報を表示する。【解決手段】ディスプレイ11の前面に人がいる場合には、ディスプレイ11のミラー表示を所定の情報(例えば、地図等)の表示に変更する。そして、その人が予め利用登録を済ましているユーザである場合、ディスプレイ11の所定の情報の表示に重畳して、該ユーザの輪郭と同じ形の該ユーザの専用のユーザ領域を設定し、ユーザ領域に該ユーザに適した情報を表示する。本技術は、デジタルサイネージに適用できる。【選択図】図9

Description

本技術は、サイネージ装置、表示方法、およびプログラムに関し、特に、ディスプレイ上に各ユーザに適した情報を表示するためのユーザ領域を設けるようにしたサイネージ装置、表示方法、およびプログラムに関する。
商業ビル、観光スポット、駅、空港等の施設には、地図、施設案内図、広告等の情報を大型ディスプレイに表示することによって情報を発信できるデジタルサイネージが普及しつつある。
特に昨今、ディスプレイの大型化、情報処理の向上、通信ネットワークの高速化、無線LANの普及等が相まって、デジタルサイネージ(以下、サイネージ装置と称する)を用いた新たな情報発信の仕組みに対して様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、ユーザの顔を予め登録しておき、サイネージ装置に人が近づいた場合、その人の顔認証を行い、予め登録されているユーザであることが確認できた場合、そのユーザに適した情報を表示する発明が提案されている。
特開2011−118782号公報
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、サイネージ装置の新たな利用方法として、ディスプレイに各ユーザ専用のユーザ領域を設けて各ユーザに適した情報を表示できるようにするものである。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、情報を表示するディスプレイと、前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知部と、検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定部とを備える。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、前記ディスプレイに表示させる背景画像を生成する背景画像生成部と、前記背景画像に重畳して前記ユーザ領域に表示させるユーザ領域画像を生成するユーザ領域画像生成部と、前記背景画像に前記ユーザ領域画像を重畳させる重畳部とをさらに備えることができる。
前記ユーザ領域設定部は、検知された前記ユーザの輪郭と同じ形状の前記ユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定することができる。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、検知された前記ユーザ側から通知されるID情報またはユーザ属性の少なくとも一方を検出する検出部をさらに備えることができる。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、検出された前ID情報に基づいて、検知された前記ユーザの認証処理を行うユーザ認証処理部をさらに備えることができる。
前記検出部は、発光の点滅パターンとして前記ユーザ側から通知される前記ID情報または前記ユーザ属性の少なくとも一方を検出することができる。
前記検出部は、画像情報として前記ユーザ側から通知される前記ID情報または前記ユーザ属性の少なくとも一方を検出することができる。
前記背景画像生成部は、前記背景画像としてミラー画像を生成することができる。
前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記ユーザ属性に応じて前記ユーザ領域画像を生成することができる。
前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記ユーザ属性に基づき、前記ユーザの使用言語で表記されている前記ユーザ領域画像を生成することができる。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、前記ユーザの行動データを供給するサーバに接続する通信部をさらに備えることができ、前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記行動データに基づき、前記ユーザ領域画像を編集することができる。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、前記ユーザが所持するユーザ端末装置と通信する通信部をさらに備えることができ、前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザ端末装置から送信されたデータを用いて前記ユーザ領域画像を生成することができる。
本技術の一側面であるサイネージ装置は、前記通信部が同時に接続している複数の前記ユーザ端末装置に対してグループトークンを発行するグループトークン生成部をさらに備えることができる。
前記ユーザ領域設定部は、前記ディスプレイの前に存在する複数のユーザそれぞれに対応して前記ユーザ領域を設定した後、前記複数のユーザが所定の条件を満たす場合、複数の前記ユーザ領域を、前記複数のユーザのうちの一人に対応するものとみなすことができる。
本技術の一側面である表示方法は、情報を表示するディスプレイを備えたサイネージ装置の表示方法において、前記サイネージ装置による、前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知ステップと、検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定ステップとを含む。
本技術の一側面であるプログラムは、コンピュータを、情報を表示するディスプレイと、前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知部と、検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定部として機能させる。
本技術の一側面においては、ディスプレイの前に存在するユーザが検知され、検知されたユーザの輪郭に基づいて決定されたユーザ領域がディスプレイの画面上に設定される。
本技術の一側面によれば、ディスプレイに各ユーザ専用の領域を設けて各ユーザに適した情報を表示することが可能となる。
本技術を適用したサイネージ装置の概要を説明するための図である。 ユーザ認証処理を説明するための図である。 サイネージ装置を含むシステムの構成例を示すブロック図である。 サイネージ装置の構成例を示すブロック図である。 ユーザ端末装置の構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの構成例を示すブロック図である。 表示データの供給元が異なるタイプA乃至Dを示す図である。 タイプAに対応するサイネージ装置の処理を説明するフローチャートである。 タイプAに対応するサイネージ装置の処理を説明するための図である。 タイプBに対応するサイネージ装置の処理を説明するフローチャートである。 タイプBに対応するサイネージ装置の表示例を示す図である。 タイプCに対応するサイネージ装置の処理を説明するフローチャートである。 タイプCに対応するサイネージ装置の表示例を示す図である。 タイプDに対応するサイネージ装置の処理を説明するフローチャートである。 汎用のコンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本技術を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<サイネージ装置の概要>
始めに、本技術の実施の形態であるサイネージ装置の概要について、図1を参照して説明する。
該サイネージ装置10は、例えば、商業ビル、観光スポット、街頭、公園、駅、空港等の多くの人が利用する公共の場に設置される。ただし、例えば、住宅やカラオケボックス等の閉鎖された空間(部屋)で用いてもよい。
サイネージ装置10は、大型のディスプレイ11と、その左右に設置されたカメラ部12を有しており、常時撮像を行うカメラ部12からの映像に基づき、ディスプレイ11の前面(の所定の距離範囲)に人がいるか否かを判断し、人がいない場合には、カメラ部12からの映像を反転してディスプレイ11に表示することによって鏡として機能する。以下、鏡として機能している状態をミラー表示とも称する。なお、ディスプレイ11のミラー表示の代わりに地図や広告等を表示するようにしてもよい。
また、ディスプレイ11の前面に人がいる場合には、ディスプレイ11のミラー表示を所定の情報(例えば、地図等)の表示に変更する。そして、その人が予め利用登録を済ましているユーザであるか否かを判定するユーザ認証処理を行い、ユーザである場合、ディスプレイ11の所定の情報の表示に重畳して、該ユーザの輪郭に基づいて決定される輪郭と同じ形の該ユーザの専用表示領域(以下、ユーザ領域と称する)を設定し、ユーザ領域に該ユーザに適した情報を表示する。
なお、ユーザ領域は、ユーザの輪郭と完全に同じ形でなくてもよく、例えば、ユーザの輪郭に基づいて矩形や円、楕円、その他の多角形等を組合せたものでもよい。その場合においても、ユーザ領域は、ユーザがディスプレイ11に近づけば拡大し、遠ざかれば縮小するものとし、また、ユーザがディスプレイ11の前で左右に移動すれば、それに応じて左右に移動するものとする。
例えば、図1に示されるように、サイネージ装置10の前面に予め利用登録が済んでいるユーザ81A,81Bが近づくと、ディスプレイ11のミラー表示が現地言語(例えば、日本語)表記の地図等の表示に変更される。そして、ユーザ認証処理が成功すると、ディスプレイ11には、ユーザ81Aのためのユーザ領域と、ユーザ81Bのためのユーザ領域が設定される。そして、ユーザ81Aのためユーザ領域には、ユーザ81Aの使用言語(利用登録時に設定。例えば、英語とする)に合わせて日本語英語併記(英語のみ表記でもよい)の地図が表示される。同様に、ユーザ81Bのためユーザ領域には、ユーザ81Bの使用言語(利用登録時に設定。例えば、中国語とする)に合わせて日本語中国語併記(中国語のみ表記でもよい)の地図が表示される。
このとき、ディスプレイ11のユーザ81A,81Bそれぞれのユーザ領域以外の領域は、日本語(現地言語)表記のまま変更はない。なお、サイネージ装置10から音声を出力できるようにし、例えば、ユーザ81Aに近い方のスピーカからは英語の音声を出力し、ユーザ81Bに近い方のスピーカ(いずれも不図示)からは中国語の音声を出力するように、各ユーザの使用言語に合わせて音声を出力するようにしてもよい。
<ユーザ認証処理について>
図2は、ユーザ認証処理のためにユーザ端末装置50側からサイネージ装置10に対してユーザID等を送信する方法を示している。
同図Aは、ユーザが所持するユーザ端末装置50(例えば、スマートフォンを想定する)を用い、その背面に設けられているフラッシュ用LEDの発光をユーザIDに対応するパターンに従って点滅させたり、前面に設けられているディスプレイに表示させた高輝度画面をユーザIDに対応するパターンに従って点滅させたりする例である。
同図Bは、ユーザが所持するユーザ端末装置50(例えば、スマートフォンを想定する)からの制御に従い、スマートウォッチやヘッドフォンに内蔵されているID通知装置82がユーザIDに対応するパターンに従って発光を点滅させる例である。
同図Cは、ユーザIDを表すQRコード等の画像情報が印刷されているバッジ83をユーザの衣服に付ける例である。なお、QRコード(商標)等の画像情報を用いる代わりに、バッジ83をユーザIDに対応するパターンで光を点滅させたり、変色発光させたりするようにしてもよい。バッジ83を用いた場合、ユーザ端末装置50やID通知装置82に比較して、ローコスト化、省電力化を実現できる。また、ユーザがユーザ端末装置50を所持していなくてもサイネージ装置10を利用することができる。
なお、図示は省略するが、予めユーザの顔を登録しておき、顔認識によってユーザ認証処理を行うようにしてもよい。この場合、ID通知装置82を所持したり、バッジ83を衣服に付けたりする手間をユーザから省くことができる。
上述した方法によってユーザIDが通知されたサイネージ装置10では、該ユーザIDに基づいてユーザ認証処理が行われる。
なお、ユーザIDを通知する代わりに、ユーザ属性を通知するようにしてもよい。その場合、ユーザの利用登録やユーザ認証処理を簡素化(省略)することができる。
上述した例では、ユーザ側からサイネージ装置10にユーザID等を通知するようにしたが、反対に、サイネージ装置10からユーザ端末装置50にサイネージ装置10のIDを通知するようにしてもよい。具体的には、サイネージ装置10の画面上に該サイネージ装置10の装置IDや装置属性を表すQRコードを表示するようにしたり、サイネージ装置10に該QRコードが印刷されているシールを貼ったりして、それをユーザ端末装置50が撮像して読み取るようにしてもよい。
この場合、近くに複数のサイネージ装置10が存在しているようなとき、どのサイネージ装置10を利用するかをユーザが明示的に選択することができる。また、利用を想定していないサイネージ装置10から、ユーザIDが検知(盗み見)されて、ユーザ端末装置50からデータが読み出されてしまうことを抑止できる。
<サイネージ装置10を含むシステムの構成例>
図3は、サイネージ装置10を含むシステムの構成例を示している。該システムは、サイネージ装置10、ユーザが所持するユーザ端末装置50、ユーザ端末装置50からの制御に従いサイネージ装置10に対してユーザIDを通知するID通知装置82、並びに、サイネージ装置10およびユーザ端末装置50がインターネット1を介して接続するサービスサーバ70から構成される。
サイネージ装置10がインターネット1に接続する方法は、有線または無線のどちらでもよい。ユーザ端末装置50がインターネット1に接続する方法は、携帯通信網を介してもよいし、近隣の無線LANを介してもよい。さらに、サイネージ装置10に無線LANのアクセスポイントとして動作する機能を持たせ、ユーザ端末装置50がアクセスポイントとしてのサイネージ装置10を介してインターネット1に接続するようにしてもよい。
サイネージ装置10とユーザ端末装置50との接続は、所定の無線通信規格(Bluetooth(商標)、Wi-Fi、赤外線通信等)を用いることができ、相互認証処理の後、データを無線通信することができる。
ユーザ端末装置50とID通知装置82との接続は、所定の無線通信規格(例えば、Bluetooth)に従ってデータを無線通信することができる。
<サイネージ装置10の構成例>
図4は、サイネージ装置10の構成例を示している。
該サイネージ装置10は、ディスプレイ11、カメラ部12、背景画像生成部13、画像重畳部14、ユーザ領域決定部15、ユーザ属性判定部16、データ提供部17、情報抽出部18、領域画像生成部19、および通信部20を有する。
ディスプレイ11は、その前面に人がいない場合にはミラー表示を行い、その前面に人がいる場合には所定の情報(例えば、現地言語(いまの場合、日本語)表記の地図等)を表示し、その人が登録済みのユーザであるときには、該ユーザ専用のユーザ領域を設けて該ユーザを対象とした情報(例えば、該ユーザの使用言語併記の地図等)を表示する。
カメラ部12は、ディスプレイ11の左右に設置された2台のカメラから成り、ディスプレイ11の前方を常時撮像し、その結果得られる映像信号を後段に出力する。すなわち、カメラ部12は、2台のカメラから得られるステレオ映像信号をユーザ領域決定部15に出力し、ステレオ映像信号の一方を背景画像生成部13およびユーザ属性判定部16に出力する。
背景画像生成部13は、カメラ部12からの映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面(の所定の距離範囲)に人がいるか否かを判定する。そして、ディスプレイ11の前面に人がいない場合、背景画像生成部13は、カメラ部12からの映像信号を反転することによりミラー表示用のミラー画像を生成し、背景画像として画像重畳部14に出力する。反対に、ディスプレイ11の前面に人がいる場合、背景画像生成部13は、所定の表示データ(例えば、現地言語表記の地図等)をデータ提供部17から取得し、背景画像として画像重畳部14に出力する。
画像重畳部14は、背景画像生成部13から入力される背景画像に、領域画像生成部19から入力されるユーザ領域画像を重畳してディスプレイ11に出力する。
ユーザ領域決定部15は、カメラ部12からのステレオ映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に存在するユーザの輪郭と同じ形状のユーザ領域を決定し、ディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報を領域画像生成部19に通知する。なお、ディスプレイ11の前面を通行する人の数が多くユーザの輪郭抽出が困難な場合、ステレオ映像信号に基づいてユーザまでの測距を行い、ディスプレイ11から所定の距離に位置する人物にだけ着目して、その輪郭を抽出するようにする。
ユーザ属性判定部16は、カメラ部12から入力される映像信号から、ユーザが所持するユーザ端末装置50やID通知装置82等の点滅パターンまたはバッジ83のQRコードを読み取ってユーザIDを特定し、データ提供部17を参照することによってユーザ認証処理を行う。ユーザ認証処理が成功した場合、ユーザ属性判定部16は、ユーザIDとそのユーザ属性を情報抽出部18に通知する。なお、ユーザ側からユーザIDではなく、ユーザ属性が通知される場合、ユーザ認証処理を省略して、該ユーザ属性を情報抽出部18に通知するようにしてもよい。
データ提供部17は、各ユーザの登録情報(ユーザID、ユーザ属性、SNSアカウント等)を保持しており、ユーザ認証処理を行うユーザ属性判定部16に対して登録情報を提供する。また、データ提供部17は、各種の表示データ(例えば、各言語表記および複数言語併記の地図、施設案内図、広告等)を保持しており、背景画像生成部13または情報抽出部18からの要求に応じた表示データを情報抽出部18に提供する。
情報抽出部18は、ユーザ属性判定部16から通知されたユーザ属性に対応する表示データ(例えば、日本語英語併記の地図)をデータ提供部17から取得して領域画像生成部19に出力する。また、情報抽出部18は、通信部20およびインターネット1を介してサービスサーバ70にアクセスし、ユーザ属性判定部16から通知されたユーザIDに対応する行動データ(例えば、ユーザの予約情報、目的地情報、スケジュール情報等)を取得して領域画像生成部19に出力する。さらに、情報抽出部18は、通信部20を介してユーザ端末装置50に接続し、該ユーザ端末装置50から表示データ(例えば、写真データ)を取得して領域画像生成部19に出力する。
領域画像生成部19は、ユーザ領域決定部15から通知されるディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報に基づき、情報抽出部18から入力された表示データ(例えば、日本語英語併記の地図)から該ユーザ領域を抽出することによりユーザ領域画像を生成し、さらに、ユーザ領域画像の明度を変化させて(例えば、明度を若干落として)、画像重畳部14に出力する。さらに、領域画像生成部19は、情報抽出部18から入力される行動データに基づき、ユーザ領域画像を編集する(例えば、目的地やその方向を示す矢印を追加する等)ができる。
これにより、背景画像にユーザ領域画像が重畳された状態の画像がディスプレイ11に表示されると、該ユーザ領域画像はユーザの影のように見えることになる。また、ユーザの背後に立つ他人がディスプレイ11を見た場合、ユーザ領域画像はユーザ自身が妨げとなって見えにくい状態となるので、ユーザの背後に立つ他人の視線からユーザ領域画像を保護することができる(ただし、他人から完全に見えないようにするものではない)。
なお、ディスプレイ11の前面に複数のユーザが存在する場合、各ユーザに対してユーザ領域が設定されて、ユーザ領域画像が生成し、背景画像に重畳されてディスプレイ11に表示される。例えば、図1に示されたように、ディスプレイ11の前面に2人のユーザ81A,81Bが存在する場合、ディスプレイ11の背景画像に二つのーザ領域が設定されて、ユーザ81A,81Bそれぞれに対応する表示データに対応する映像が表示されることになる。
通信部20は、ユーザ端末装置50との間で所定の無線通信規格に従い、所定のデータを無線通信する。また、通信部20は、インターネット1を介してサービスサーバ70に接続し、所定のデータを取得する。さらに、通信部20は、グループトークン生成部21を内蔵している。グループトークン生成部21は、同時に接続している複数のユーザ端末装置50に対してグループトークンを発行する。
<ユーザ端末装置50の構成例>
図5は、ユーザ端末装置50の構成例を示している。ユーザ端末装置50は、例えば、スマートフォンに搭載されることが想定される。
ユーザ端末装置50は、ID通知制御部51、カメラ部52、サイネージ装置検出部53、ID通知指示ボタン54、位置情報検出部55、データ提供部56、ID通知部57、ID通知装置制御部58、通信部59、リモートディスプレイ制御部60、アプリ実行部61、アプリデータ格納部62、およびディスプレイ63を有する。
ID通知制御部51は、ID通知指示ボタン54等から通知されるトリガ信号に応じ、ID通知部57またはID通知装置82を制御し、サイネージ装置10に対してユーザIDを通知する処理を実行させる。
カメラ部52は、例えば、サイネージ装置10の画面に表示されるQRコードを撮像し、その結果得られる画像をサイネージ装置検出部53に出力する。サイネージ装置検出部53は、カメラ部52から入力される画像からQRコードを検出し、該QRコードが表わす装置IDや装置属性をID通知制御部51に通知する。
ID通知指示ボタン54は、ID通知を指示するユーザからの操作を受け付けるためのボタンであり、該ユーザから操作に応じて、ID通知のトリガ信号をID通知制御部51に出力する。
位置情報検出部55は、例えば、GPS信号等を受信、解析することにより該ユーザ端末装置50の位置情報を検出する。さらに、位置情報検出部55は、データ提供部56(または、サイネージ装置位置情報格納部72(図6))に保持されているサイネージ装置10の位置情報を参照し、近隣にサイネージ装置10が存在する場合、トリガ信号をID通知制御部51に出力する。
ID通知部57は、例えばスマートフォンにおける背面に設けられているフラッシュ用LEDまたはディスプレイ63等に相当し、ID通知制御部51から通知されるユーザIDに対応するパターンに従って発光を点滅することにより、サイネージ装置10に対してユーザIDを通知する。
ID通知装置制御部58は、ID通知制御部51からの制御に従い、図2Bに示されたスマートウォッチやヘッドフォン等に搭載されているID通知装置82にアクセスして、ユーザIDに対応するパターンに従って発光を点滅させることにより、サイネージ装置10に対してユーザIDを通知するように制御する。
通信部59は、サイネージ装置10との間で所定の無線通信規格(例えば、Wi-Fi)に従い、所定のデータを無線通信する。また、通信部59は、所定の無線通信規格(例えば、Bluetooth)に従い、ID通知装置82との間で所定のデータを通信する。さらに、通信部59は、携帯通信網、近隣の無線LAN、またはアクセスポイントとして動作するサイネージ装置10を介してインターネット1に接続し、サービスサーバ70とデータを通信する。
リモートディスプレイ制御部60は、アプリ実行部61にて実行されるアプリケーションプログラムによるディスプレイ63への画面表示と同じ映像信号を、通信部59を介してサイネージ装置10に供給する。
アプリ実行部61は、インストールされているアプリケーションプログラム(例えば、撮像、保存されている写真データを閲覧するための写真アプリ等)を実行する。また、アプリ実行部61は、アプリサーバ90にアクセスし、実行中のアプリケーションプログラムが処理するアプリデータ(例えば、写真データ)をアップロードしたり、他のユーザとデータを共有したりする。
アプリデータ格納部62は、アプリケーションプログラムが処理するアプリデータ(例えば、写真データ)を保持している。ディスプレイ63は、実行中のアプリケーションプログラムから供給される映像信号に対応する画面表示を行う。なお、図2Aを参照して上述したように、ディスプレイ63がID通知部57として動作するようにしてもよい。
<サービスサーバ70の構成例>
図6は、サービスサーバ70の構成例を示している。
該サービスサーバ70は、通信部71、サイネージ装置位置情報格納部72、マッチング判定部73、データ提供部74、およびユーザ情報抽出部75を有する。
通信部71は、インターネット1を介してサイネージ装置10やユーザ端末装置50と接続する。
サイネージ装置位置情報格納部72には、サイネージ装置10の位置情報が格納されている。マッチング判定部73は、ユーザ端末装置50から該ユーザ端末装置50の位置情報が通知された場合、サイネージ装置位置情報格納部72を参照することにより、該ユーザ端末装置50の近傍にサイネージ装置10が存在するか否かを判定し、その判定結果を該ユーザ端末装置50に通知する。
データ提供部74には、ユーザの行動データ(例えば、飛行機等の交通手段の予約情報、会議室やレストラン、コンサート等の予約情報、目的地情報、スケジュール情報等)が予め登録されている。ユーザ情報抽出部75は、サイネージ装置10からユーザIDが通知された場合、データ提供部74を参照することにより、該ユーザIDに対応する行動データを抽出してサイネージ装置10に提供する。
<表示データの供給元が異なるタイプA乃至Dについて>
次に、図7は、サイネージ装置10の画面に設けられるユーザ領域に表示される表示データ等の供給元を示している。
同図Aは、ユーザ認証処理のためにユーザ端末装置50からサイネージ装置10に対してユーザIDが通知され、サイネージ装置10のデータ提供部17から表示データ(例えば、ユーザの使用言語併記の地図等)が提供される場合の例を示している。以下、この例をタイプAと称する。
同図Bは、ユーザ認証処理が成功した後、ユーザ端末装置50からサイネージ装置10に対して表示データ(例えば、写真データ)が提供される場合の例を示している。以下、この例をタイプBと称する。
同図Cは、ユーザ認証処理が成功した後、サイネージ装置10がユーザ端末装置50から通知されているユーザIDをサービスサーバ70に通知して、サービスサーバ70から該ユーザの行動データ(予約情報、目的地情報、スケジュール情報等)の提供を受け、サイネージ装置10のデータ提供部17が提供する表示データ(例えば、ユーザの使用言語併記の地図等)に行動データを反映させる場合の例を示している。以下、この例をタイプCと称する。
同図Dは、上述したタイプBを経た後、サイネージ装置10に接続している複数のユーザ端末装置50に対してサイネージ装置10がグループトークンを発行し、グループトークンが発行された複数のユーザ端末装置50の間で、アプリサーバ90を介してアプリデータ(例えば、写真データ等)を共有する場合の例を示している。以下、この例をタイプDと称する。
以下、上述したタイプA乃至Dにそれぞれ対応するサイネージ装置10の処理について詳述する。
なお、サイネージ装置10がタイプA乃至Dのいずれであるかについては、サイネージ装置10毎にタイプA乃至Dのいずれかを予め指定しておいてもよいし、ユーザが所定のタイミングで選択できるようにしてもよい。
<タイプAに対応するサイネージ装置10の処理>
図8は、タイプAに対応するサイネージ装置10の処理を説明するフローチャートである。図9は、タイプAに対応するサイネージ装置10の処理を説明するための図である。
ステップS1において、図9Aに示されるように、ディスプレイ11に所定の表示データ(同図の場合、日本語表記の地図等)が行われる。すなわち、背景画像生成部13が、所定の表示データをデータ提供部17から取得し、背景画像として画像重畳部14に出力し、画像重畳部14が背景画像をそのままディスプレイ11に出力する。なお、日本語表記の地図の代わりに、ミラー表示や広告表示を行うようにしてもよい。
ステップS2において、ディスプレイ11の前面に人が現れるまで日本語表記の地図の表示が継続される。すなわち、背景画像生成部13が、カメラ部12からの映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に人がいるか否かを判定し、ディスプレイ11の前面に人が現れない場合、処理をステップS1に戻して、ステップS1およびS2の処理を繰り返す。その後、図9Bに示されるように、ディスプレイ11の前面に人が現れた場合、処理をステップS3に進める。
ステップS3において、ディスプレイ11の前面に現れた人に対するユーザ認証処理が行われる。すなわち、ユーザ属性判定部16が、カメラ部12から入力される映像信号から、ID通知装置82等の点滅パターンを読み取り、それに対応するユーザIDを特定し、情報抽出部18を参照することによってユーザ認証処理を行う。
ステップS4において、ユーザ認証処理の成否が判断される。すなわち、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みであると確認された場合、ユーザ認証処理が成功したと判断されて、ユーザ属性判定部16がユーザIDとそのユーザ属性(例えば、使用言語が英語であることを示す)を情報抽出部18に通知した後、処理がステップS5に進められる。反対に、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みではないと確認された場合、ユーザ認証処理が失敗したと判断され、処理がステップS3に戻されて、ステップS3およびS4の処理が繰り返される。なお、ステップS3およびS4の処理が所定の回数繰り返された場合、すなわち、ユーザ認証処理が所定の回数失敗した場合には、改めてステップS1から実行するようにする。
ステップS5において、ユーザ領域が決定される。すなわち、ユーザ領域決定部15が、カメラ部12からのステレオ映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に存在するユーザの輪郭と同じ形状のユーザ領域の位置を決定し、ディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報を領域画像生成部19に通知する。
ステップS6において、ユーザ領域画像が生成される。すなわち、情報抽出部18が、ユーザ属性判定部16から通知されたユーザ属性に対応する表示データ(例えば、日本語英語併記の地図)をデータ提供部17から取得して領域画像生成部19に出力する。領域画像生成部19は、ユーザ領域決定部15から通知されたディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報に基づき、情報抽出部18から入力された表示データから該ユーザ領域を抽出することによりユーザ領域画像を生成し、さらに、ユーザ領域画像の明度を変更して画像重畳部14に出力する。
ステップS7において、ディスプレイ11のユーザ領域にユーザ領域画像が表示される。すなわち、画像重畳部14が、背景画像生成部13から入力されている背景画像(いまの場合、日本語表記の地図)に、領域画像生成部19から入力されるユーザ領域画像(いまの場合、日本語英語併記の地図)を重畳してディスプレイ11に出力する。
なお、ディスプレイ11の前面に複数の人が存在する場合、上述したステップS3乃至S7の処理は、検出された各人ごとに行われる。例えば、図9Bに示されたように、ディスプレイ11の前面に2人が存在し、ユーザ81Aの使用言語が英語であり、ユーザ81Bの使用言語が中国語である場合、図9Cに示されるように、ディスプレイ11の全体(背景)には、日本語表記の地図が表示され、ユーザ81Aの影(ユーザ領域85A)には、日本語英語併記の地図が表示され、ユーザ81Bの影(ユーザ領域85B)には、日本語中国語併記の地図が表示されることになる。
以上で、タイプAに対応するサイネージ装置10の処理の説明を終了する。該処理によれば、各ユーザは画面に表示されている地図上で自身が見たい地域の正面に立てば、見たい地域が自己のユーザ領域に含まれることになるので、明示的な操作を行わなくても、自己の使用言語表示の情報を得ることができる。
<タイプBに対応するサイネージ装置10の処理>
図10は、タイプBに対応するサイネージ装置10の処理を説明するフローチャートである。図11は、タイプBに対応するサイネージ装置10の表示例を示す図である。
ステップS11において、ディスプレイ11にミラー表示が行われる。すなわち、背景画像生成部13がカメラ部12からの映像信号を反転することによりミラー表示用のミラー画像を生成し、背景画像として画像重畳部14に出力し、画像重畳部14が背景画像をそのままディスプレイ11に出力する。なお、ミラー表示の代わりに、例えば、現地語表記の地図や広告を表示するようにしてもよい。
ステップS12において、ディスプレイ11の前面に人が現れるまでミラー表示が継続される。すなわち、背景画像生成部13が、カメラ部12からの映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に人がいるか否かを判定し、ディスプレイ11の前面に人が現れない場合、処理をステップS1に戻して、ステップS11およびS12の処理を繰り返す。その後、ディスプレイ11の前面に人が現れた場合、処理をステップS13に進める。
ステップS13において、ディスプレイ11に所定の表示データ(例えば、日本語表記の地図等)が行われる。すなわち、背景画像生成部13が、所定の表示データをデータ提供部17から取得し、背景画像として画像重畳部14に出力し、画像重畳部14が背景画像をそのままディスプレイ11に出力する。
ステップS14において、ディスプレイ11の前面に現れた人に対するユーザ認証処理が行われる。すなわち、ユーザ属性判定部16が、カメラ部12から入力される映像信号から、ID通知装置82等の点滅パターンを読み取り、それに対応するユーザIDを特定し、情報抽出部18を参照することによってユーザ認証処理を行う。
ステップS15において、ユーザ認証処理の成否が判断される。すなわち、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みであると確認された場合、ユーザ認証処理が成功したと判断されて、ユーザ属性判定部16がユーザIDを情報抽出部18に通知した後、処理がステップS16に進められる。反対に、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みではないと確認された場合、ユーザ認証処理が失敗したと判断され、処理がステップS13に戻されて、ステップS13乃至S15の処理が繰り返される。なお、ステップS13乃至S15の処理が所定の回数繰り返された場合、すなわち、ユーザ認証処理が所定の回数失敗した場合には、改めてステップS11から実行するようにする。
ステップS16において、ユーザ領域が決定される。すなわち、ユーザ領域決定部15が、カメラ部12からのステレオ映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に存在するユーザの輪郭と同じ形状のユーザ領域の位置を決定し、ディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報を領域画像生成部19に通知する。また、ユーザ領域決定部15は、ユーザ属性判定部16を介し、ユーザ領域のサイズを情報抽出部18に通知する。
ステップS17において、ユーザ認証処理が成功したユーザ端末装置50と無線接続が確立される。すなわち、情報抽出部18がユーザIDを通信部20に通知し、通信部20が、ユーザIDに対応するユーザ端末装置50と無線接続を確立する。
ステップS18において、通信部20がユーザ領域のサイズをユーザ端末装置50に通知する。この通知を受け取ったユーザ端末装置50では、アプリ実行部61で実行されているアプリケーションプログラム(例えば、写真アプリ等)が、ディスプレイ63に表示させる画面の映像信号をリモートディスプレイ制御部60とディスプレイ63に出力し、リモートディスプレイ制御部60が、該映像信号を通信部59を介してサイネージ装置10に送信する。サイネージ装置10では、該映像信号が通信部20で受信されて情報抽出部18に供給される。
ステップS19において、ユーザ領域画像が生成される。すなわち、情報抽出部18が、通信部20から供給されたユーザ端末装置50からの映像信号を領域画像生成部19に出力する。領域画像生成部19は、ユーザ領域決定部15から通知されたディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報に、ユーザ端末装置50からの映像信号をレンダリングすることによってユーザ領域画像を生成し、さらに、ユーザ領域画像の明度を変更して画像重畳部14に出力する。
ステップS20において、ディスプレイ11のユーザ領域にユーザ領域画像が表示される。すなわち、画像重畳部14が、背景画像生成部13から入力されている背景画像(いまの場合、日本語表記の地図)に、領域画像生成部19から入力されるユーザ領域画像(いまの場合、ユーザ端末装置50で実行されている写真アプリの映像)を重畳してディスプレイ11に出力する。
なお、ディスプレイ11の前面に複数の人が存在する場合、上述したステップS14乃至S20の処理は、検出された各人ごとに行われる。例えば、ディスプレイ11の前面に2人が存在する場合、図11に示されるように、ユーザ81Aの影(ユーザ領域85A)には、ユーザ81Aが所持するユーザ端末装置50の画面と同じ映像が表示され、ユーザ81Bの影(ユーザ領域85B)には、ユーザ81Bが所持するユーザ端末装置50の画面と同じ映像が表示されことになる。
以上で、タイプBに対応するサイネージ装置10の処理の説明を終了する。該処理によれば、各ユーザは画面上に設けられた自分専用のユーザ領域を、所持するユーザ端末装置50のリモートディスプレイとして利用できるので、例えば、ユーザ81Aは、隣にいるユーザ81Bに対して、所持するユーザ端末装置50に保存されている写真等を、サイネージ装置10の画面のユーザ領域に表示させて披露することができる。このとき、ユーザがディスプレイ11に近づけば自己のユーザ領域が広がり、ディスプレイ11から離れれば、自己のユーザ領域が狭まるので、ユーザは特別な操作をすることなく、直感的に自己のユーザ領域の広さを調整できる。
なお、ユーザ81Aの背後に立つ他人がディスプレイ11を見た場合、ユーザ81Aのユーザ領域は、ユーザ81A自身が妨げとなって見えにくい状態となるので、ユーザの背後に立つ他人の視線からユーザ領域画像をある程度保護することができる。
<タイプCに対応するサイネージ装置10の処理>
図12は、タイプCに対応するサイネージ装置10の処理を説明するフローチャートである。図13は、タイプCに対応するサイネージ装置10の表示例を示す図である。
ステップS31において、ディスプレイ11に所定の表示データ(例えば、日本語表記の地図等)が行われる。すなわち、背景画像生成部13が、所定の表示データをデータ提供部17から取得し、背景画像として画像重畳部14に出力し、画像重畳部14が背景画像をそのままディスプレイ11に出力する。なお、日本語表記の地図の代わりに、ミラー表示や広告表示を行うようにしてもよい。
ステップS32において、ディスプレイ11の前面に人が現れるまで日本語表記の地図の表示が継続される。すなわち、背景画像生成部13が、カメラ部12からの映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に人がいるか否かを判定し、ディスプレイ11の前面に人が現れない場合、処理をステップS31に戻して、ステップS31およびS32の処理を繰り返す。その後、図9Bに示されるように、ディスプレイ11の前面に人が現れた場合、処理をステップS33に進める。
ステップS33において、ディスプレイ11の前面に現れた人に対するユーザ認証処理が行われる。すなわち、ユーザ属性判定部16が、カメラ部12から入力される映像信号から、ID通知装置82等の点滅パターンを読み取り、それに対応するユーザIDを特定し、情報抽出部18を参照することによってユーザ認証処理を行う。
ステップS34において、ユーザ認証処理の成否が判断される。すなわち、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みであると確認された場合、ユーザ認証処理が成功したと判断されて、ユーザ属性判定部16がユーザIDを情報抽出部18に通知した後、処理がステップS35に進められる。反対に、ユーザ属性判定部16によって特定されたユーザIDが登録済みではないと確認された場合、ユーザ認証処理が失敗したと判断され、処理がステップS33に戻されて、ステップS33およびS34の処理が繰り返される。なお、ステップS33およびS34の処理が所定の回数繰り返された場合、すなわち、ユーザ認証処理が所定の回数失敗した場合には、改めてステップS31から実行するようにする。
ステップS35において、ユーザ領域が決定される。すなわち、ユーザ領域決定部15が、カメラ部12からのステレオ映像信号に基づき、ディスプレイ11の前面に存在するユーザの輪郭と同じ形状のユーザ領域の位置を決定し、ディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報を領域画像生成部19に通知する。
ステップS36において、ユーザの行動データがサービスサーバ70から取得される。すなわち、情報抽出部18が、通信部20およびインターネット1を介し、サービスサーバ70に接続してユーザIDを通知する。これに応じ、サービスサーバ70では、ユーザ情報抽出部75がデータ提供部74から該ユーザIDに対応する行動データを抽出して通信部71に出力し、通信部71が該行動データを、インターネット1を介してサイネージ装置10に返信する。
なお、サイネージ装置10がサービスサーバ70からユーザの行動データを取得するに際しては、なりすまし等に対するデータ漏えいを防止するため、相互認証処理を実行するようにしてもよい。
サイネージ装置10では、情報抽出部18が通信部20を介して該行動データを取得し、受信して情報抽出部18に供給する。情報抽出部18は、該行動データから、現在の時刻や位置に関係する情報(例えば、目的地情報)を抽出して領域画像生成部19に出力する。
ステップS37において、ユーザ領域画像が生成される。すなわち、情報抽出部18が、ユーザ属性判定部16から通知されたユーザ属性に対応する表示データ(例えば、日本語英語併記の地図)をデータ提供部17から取得して領域画像生成部19に出力する。領域画像生成部19は、ユーザ領域決定部15から通知されたディスプレイ11におけるユーザ領域の位置情報に基づき、情報抽出部18から入力された表示データから該ユーザ領域を抽出することによりユーザ領域画像を生成する。また、領域画像生成部19は、情報抽出部18から入力された目的地情報に基づき、ユーザ領域画像にユーザの目的地またはその方向を指し示す矢印を追加し、さらに、ユーザ領域画像の明度を変更して画像重畳部14に出力する。
ステップS38において、ディスプレイ11のユーザ領域にユーザ領域画像が表示される。すなわち、画像重畳部14が、背景画像生成部13から入力されている背景画像(いまの場合、日本語表記の地図)に、領域画像生成部19から入力されるユーザ領域画像(いまの場合、目的地やその方向を指し示す矢印が追加された日本語英語併記の地図)を重畳してディスプレイ11に出力する。
なお、ディスプレイ11の前面に複数の人が存在する場合、上述したステップS33至S38の処理は、検出された各人ごとに行われる。例えば、ディスプレイ11の前面に2人が存在し、ユーザ81Aの使用言語が英語であり、ユーザ81Bの使用言語が中国語である場合、図13に示されるように、ディスプレイ11の全体(背景)には、日本語表記の地図が表示され、ユーザ81Aの影(ユーザ領域85A)には、日本語英語併記の地図上にユーザ81Aの目的地(ユーザ領域85Aに表示されている地図の外)の方向を大まかに指し示す矢印が表示される。同様に、ユーザ81Bの影(ユーザ領域85B)には、日本語中国語併記の地図上にユーザ81Bの目的地(ユーザ領域85Bに表示されている地図内)を指し示す矢印が表示される。
以上で、タイプCに対応するサイネージ装置10の処理の説明を終了する。該処理によれば、ユーザは、自己の目的地が自己のユーザ領域に入っていない場合には、特別な操作をすることなく、自身が移動したり、手を伸ばしたりする直感的な行動によってユーザ領域を移動したり、拡大したりして、自己の目的地をユーザ領域内に入れることができ、目的地の正確な位置を表示させることができる。
また、例えば、空港における飛行機の搭乗ゲートや、予約済みのイベントのスケジュールや会場等について、地図や予定表をディスプレイ11の全体に表示させ、各ユーザごとの情報については、その上に重畳表示させることにより、情報(例えば、地図)の概要を見れば済むユーザと、詳細を見たいユーザとが混在している場合においても、各ユーザに対して短時間で効率的に情報を提示することができる。
<タイプDに対応するサイネージ装置10の処理>
図14は、タイプDに対応するサイネージ装置10の処理を説明するフローチャートである。
タイプDに対応する該処理は、例えば、上述したタイプBに対応するサイネージ装置10の処理を経た後に実行される。
ステップS51において、同時に複数のユーザ端末装置50が接続しているか確認する。すなわち、通信部20が、同時に複数のユーザ端末装置50との間で無線接続を確立しているか否かを判定する。同時に複数のユーザ端末装置50との間で無線接続が確立されている場合、処理はステップS52に進められる。反対に、1台以下のユーザ端末装置50との間でのみ無線接続が確立されている場合、ステップS52はスキップされる。
ステップS52において、通信部20のグループトークン生成部21が、無線接続が確立されている複数のユーザ端末装置50に対してグループトークンを発行、通知する。
この後、グループトークンが通知された複数のユーザ端末装置50側では、実行中のアプリケーションプログラム(例えば、写真アプリ等)が処理するアプリデータ(例えば、写真データ等)がアプリサーバ90を介して共有可能な状態となる。
以上で、タイプDに対応するサイネージ装置10の処理の説明を終了する。該処理によれば、各ユーザは他のユーザとの間でアプリデータを共有することが可能となる。
<第1の変形例>
以上の説明では、ディスプレイ11の前に複数のユーザが存在していた場合、各ユーザに対してそれぞれ個別にユーザ領域が設けられるようにしたが、複数のユーザ間の距離が所定の閾値(数cm)以下の場合、各ユーザ用の複数のユーザ領域を1つのユーザ領域とみなしてもよい。
具体的には、例えば、ディスプレイ11の前に手を繋いだ2人のユーザが存在し、それぞれのユーザ認証処理が成功して2つのユーザ領域が設けられた後、一方のユーザがユーザIDを通知する点滅パターンを継続し、他方のユーザがユーザIDを通知する点滅パターンを消した場合、2つのユーザ領域を一方のユーザに対応するものとみなして、一方のユーザに適した情報の表示面積を広げるようにしてもよい。
このようにすれば、2人組以上のユーザは、より広い表示面積で、そのうちの一人のユーザに適した情報や、該ユーザから提供される情報(例えば、写真等)を見ることができる。
<第2の変形例>
サイネージ装置10のディスプレイ11をユーザ以外の他人が見る可能性が無い場合、すなわち、ディスプレイ11の前面にユーザ認証処理が成功したユーザだけしかいない場合や、サイネージ装置10が閉鎖的な空間(住宅の部屋等)に設定されていることが検知された場合、ディスプレイ11の全面をユーザ領域とみなし、ユーザに適した情報を表示するようにしてもよい。また、その場合、複数のユーザがいるときには、ディスプレイ11に対する各ユーザの左右の位置や距離に応じ、検出される各ユーザの輪郭を矩形領域に変換してディスプレイ11に配置することにより、画面上で利用しない領域を減らし、矩形を前提とすることが多い情報を効率的に表示することができる。
<第3の変形例>
サイネージ装置10のディスプレイ11をテーブル型とし、ユーザが見下ろして使用するようにしてもよい。
<第4の変形例>
サイネージ装置10のディスプレイ11にタッチセンサを内蔵させてもよい。タッチセンサにより、例えば、ユーザが両手を使ってディスプレイ11の一部の領域を覆い隠す動作が検知された場合、その領域を該ユーザに対して秘匿性が高い情報を表示するための専用の表示領域とするようにしてもよい。
<応用例>
サイネージ装置10のディスプレイ11に設けたユーザ領域に、Twitter(商標)等のSNSの画面を表示するようにしてもよい。具体的には、ユーザ登録時にSNSアカウントをユーザIDに対応付けて登録するようにし、ユーザがユーザIDを通知するバッジ83等を身に付けるようにする。サイネージ装置10では、ユーザ認証処理後、ユーザIDに対応するSNSアカウントを用いてSNSのサーバにアクセスし、該ユーザ用の情報を取得してディスプレイ11のユーザ領域に表示すればよい。
このようにすれば、ユーザは、ユーザ端末装置50(スマートフォン等)を所持していなくても、サイネージ装置10を用いてSNSからのメッセージ等を確認することができる。
<他の実施形態>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図15は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
該コンピュータ100において、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、およびドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ100では、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105およびバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
なお、コンピュータ100が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 インターネット, 10 サイネージ装置, 11 ディスプレイ, 12 カメラ部, 13 背景画像生成部, 14 画像重畳部, 15 ユーザ領域決定部, 16 ユーザ属性判定部, 17 データ提供部, 18 情報抽出部, 19 領域画像生成部, 20 通信部, 21 グループトークン生成部, 50 ユーザ端末装置, 51 ID通知制御部, 52 カメラ部, 53 サイネージ装置検出部, 54 ID通知指示ボタン, 55 位置情報検出部, 56 データ提供部, 57 ID通知部, 58 ID通知装置制御部, 59 通信部, 60 リモートディスプレイ制御部, 61 アプリ実行部, 62 アプリデータ格納部, 63 ディスプレイ, 70 サービスサーバ, 71 通信部, 72 サイネージ装置位置情報格納部, 73 マッチング判定部, 74 データ提供部, 75 ユーザ情報抽出部, 81 ユーザ, 82 ID通知装置, 83 バッジ, 85 ユーザ領域,90 アプリサーバ, 100 コンピュータ, 101 CPU

Claims (16)

  1. 情報を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知部と、
    検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定部と
    を備えるサイネージ装置。
  2. 前記ディスプレイに表示させる背景画像を生成する背景画像生成部と、
    前記背景画像に重畳して前記ユーザ領域に表示させるユーザ領域画像を生成するユーザ領域画像生成部と、
    前記背景画像に前記ユーザ領域画像を重畳させる重畳部と
    をさらに備える請求項1に記載のサイネージ装置。
  3. 前記ユーザ領域設定部は、検知された前記ユーザの輪郭と同じ形状の前記ユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定する
    請求項1または2に記載のサイネージ装置。
  4. 検知された前記ユーザ側から通知されるID情報またはユーザ属性の少なくとも一方を検出する検出部を
    さらに備える請求項1から3のいずれかに記載のサイネージ装置。
  5. 検出された前ID情報に基づいて、検知された前記ユーザの認証処理を行うユーザ認証処理部を
    さらに備える請求項1から4のいずれかに記載のサイネージ装置。
  6. 前記検出部は、発光の点滅パターンとして前記ユーザ側から通知される前記ID情報または前記ユーザ属性の少なくとも一方を検出する
    請求項1から5いずれかに記載のサイネージ装置。
  7. 前記検出部は、画像情報として前記ユーザ側から通知される前記ID情報または前記ユーザ属性の少なくとも一方を検出する
    請求項1から5のいずれかに記載のサイネージ装置。
  8. 前記背景画像生成部は、前記背景画像としてミラー画像を生成する
    請求項2から7のいずれかに記載のサイネージ装置。
  9. 前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記ユーザ属性に応じて前記ユーザ領域画像を生成する
    請求項2から8のいずれかに記載のサイネージ装置。
  10. 前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記ユーザ属性に基づき、前記ユーザの使用言語で表記されている前記ユーザ領域画像を生成する
    請求項2から9のいずれかに記載のサイネージ装置。
  11. 前記ユーザの行動データを供給するサーバに接続する通信部をさらに備え、
    前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザの前記行動データに基づき、前記ユーザ領域画像を編集する
    請求項2から8のいずれかに記載のサイネージ装置。
  12. 前記ユーザが所持するユーザ端末装置と通信する通信部をさらに備え、
    前記ユーザ領域画像生成部は、前記ユーザ端末装置から送信されたデータを用いて前記ユーザ領域画像を生成する
    請求項2から8のいずれかに記載のサイネージ装置。
  13. 前記通信部が同時に接続している複数の前記ユーザ端末装置に対してグループトークンを発行するグループトークン生成部をさらに備える
    請求項1から12のいずれかに記載のサイネージ装置。
  14. 前記ユーザ領域設定部は、前記ディスプレイの前に存在する複数のユーザそれぞれに対応して前記ユーザ領域を設定した後、前記複数のユーザが所定の条件を満たす場合、複数の前記ユーザ領域を、前記複数のユーザのうちの一人に対応するものとみなす
    請求項1から13のいずれかに記載のサイネージ装置。
  15. 情報を表示するディスプレイを備えたサイネージ装置の表示方法において、
    前記サイネージ装置による、
    前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知ステップと、
    検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定ステップと
    を含む表示方法。
  16. コンピュータを、
    情報を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの前に存在するユーザを検知する検知部と、
    検知された前記ユーザの輪郭に基づいて決定するユーザ領域を前記ディスプレイの画面上に設定するユーザ領域設定部と
    して機能させるプログラム。
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