JP2018047932A - 端末カバー、端末装置及びパレット - Google Patents

端末カバー、端末装置及びパレット Download PDF

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耕 青崎
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清一 高桑
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健 湯浅
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Abstract

【課題】防水・防振の両機能を兼ね備えた端末カバーを提供する。【解決手段】端末カバー3は、パレットの収容部への出し入れが可能に構成されたカバー本体部31を有する。カバー本体部31の挿入方向の後端部には、収容部の開口周縁部に係止される天板32を設けている。さらに、カバー本体部31の外周面とパレットの収容部の内壁との間には、収容部の内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部33を設けることによって防水・防振の両機能を兼ね備える。【選択図】図1

Description

本発明は、パレットに開口する有底凹陥状の収容部に収容される端末装置を保護するための端末カバー、パレットの収容部に収容される端末装置及び当該端末装置が収容されたパレットに関する。
近年、物流等に用いられるパレットに無線通信機能を有する端末装置を搭載し、パレット自体の管理・回収のための情報収集、パレットに載置された載置物の管理等に関する情報収集をする技術が知られている。パレットには、載置物の積み下ろし過程、フォークリフトを用いた近距離の移動過程、トラック等を用いた長距離輸送過程等において大きな衝撃が加わる場合がある。このような衝撃は、端末装置の故障や誤動作等の不具合の原因となる。
特許文献1には、パレットにICタグを装着するためのタグホルダーが開示されている。このものでは、ICタグを保持するタグ保持部の上面と前記天板部との間等に隙間を設け、ICタグに伝えられる衝撃を緩和する技術が開示されている。
特開2015−224048号公報
ところで、パレットの載置場所が屋外の場合があり、端末装置が搭載されたパレットが、長時間にわたって風雨にさらされる場合がある。パレットに設けられた端末装置を収容するための収容部が有底凹陥状である場合、端末装置とパレットの収容部との間への水の浸入により、端末装置が浸水し、不具合が生じることがある。一般的に、端末装置には、内部への水の浸入を防止する防水構造が採用されているが、浸水時間が長くなると、徐々に端末装置内部に水が浸入し、不具合が生じる場合がある。
特許文献1記載のタグホルダーは、天板部を設けており、この天板部が簡易の防水機能を果たしているともいえる。しかしながら、雨風等により、例えば、天板部に設けられた係止部とパレットの収容部に設けられた係止凹部との間から水が浸入することが考えられる。このような状態が続くと、収容部内に水が溜まって端末装置が浸水し、端末装置に不具合が生じることがある。
上記の点に鑑み、本発明は、防水機能及び防振機能の両方を兼ね備える端末カバーを提供することを目的とする。
本発明に係る端末カバーは、パレットの収容部への出し入れが可能に構成されたカバー本体部を有し、カバー本体部の挿入方向の後端部に係止部を設けるとともに、カバー本体部の外周面とパレットの収容部内壁との間に収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部を設けるようにした。これにより、防水機能及び防振機能の両方を兼ね備えるようにした。
すなわち、本発明の第1態様では、パレットに開口する有底凹陥状の収容部に収容される端末装置を保護するための端末カバーにおいて、前記端末装置の周囲を覆い、前記収容部への出し入れが可能に構成されたカバー本体部を有し、前記カバー本体部の挿入方向の後端部には、収容部の開口周縁部に係止されて当該カバー本体部を支持する係止部が設けられ、前記カバー本体部の外周面と前記収容部内壁との間には、前記収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部が設けられている。
この態様によると、カバー本体部の外周面と前記収容部内壁との間にシール部が設けられているため、収容部内への水の浸入を防ぐことができる。これにより、端末装置内部への水の浸入を防止することができ、端末装置に浸水に起因する不具合が生じるのを防ぐことができる。また、シール部が弾性体からなるため、パレット(収容部内壁)から端末装置への衝撃を吸収することができる。すなわち、シール部を設けることにより、端末カバーは、防水機能及び防振機能の両方を兼ね備えている。
さらに、挿入方向の後端部に係止部を設けることによって、端末装置の底面と収容部の底壁との間に隙間を設けることができる。これにより、収容部底壁から端末装置への衝撃を回避することができ、防振機能をより高めることができる。
また、前記端末装置の内部には、平板状のアンテナが当該端末装置の側壁と対向するように配置されており、前記カバー本体部には、前記アンテナと対向する位置にアンテナ用開口部が形成され、前記シール部は、前記アンテナ用開口部よりも前記挿入方向の後側に設けられていてもよい。
この構成により、端末装置がアンテナを有する場合において、端末カバーによってアンテナの受信感度の低下する又は発信信号が減衰することを防ぐことができる。
さらに、前記カバー本体部は、弾性体であり、前記アンテナ用開口部から端末装置の出し入れができるように構成されていてもよい。
この構成によると、端末装置の部品の交換やメンテナンスが容易になる。例えば、端末装置がバッテリーで駆動されている場合に、バッテリーの交換や充電等が容易になる。
また、前記シール部は、前記端末カバーに一体形成され、かつ、前記挿入方向の後側に前記カバー本体部の外周壁面から面直方向に延びる後端面を有し、該外周壁面から離れる方向の先端部に向かって次第に厚さが薄くなっている、としてもよい。
この構成によると、シール部の厚さが先端部に向かって次第に薄くなるため、端末装置の出し入れに必要な力が少なくてすむ。したがって、端末装置の収容部への出し入れに係る作業性を向上させることができる。また、シール部の後端面と対向配置された前端面が、挿入方向後側に向かって傾斜する傾斜面となるため、端末装置を収容部に収容する際に、シール部をより確実に挿入方向後側に向かって撓ませることができるようになっている。これにより、カバー本体部の外周壁面全体にわたってより確かな防水性能を得ることができる。
本発明の第2態様では、パレットに開口する有底凹陥状の収容部に収容される端末装置において、加速度センサと、位置情報を取得する位置情報取得部と、記憶部と、所定の時間毎又は前記加速度センサで所定値以上の検出値が得られた場合に、前記位置情報取得部からの位置情報を取得し、当該位置情報を前記記憶部に記憶するとともに、所定の条件に基づいて当該記憶部に記憶された位置情報を前記端末装置の外部に出力する通信制御部と、前記加速度センサ、前記位置情報取得部及び前記通信制御部を収容する収容カバーとを備え、前記収容カバーの挿入方向の後端部には、前記収容部の開口周縁部に係止されて前記端末装置を支持する係止部が設けられ、前記収容カバーの外周面と前記収容部内壁との間には、前記収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部が設けられている。
この態様によると、収容カバーの外周面と収容部内壁との間にシール部が設けられているため、第1態様と同様に、収容部内への水の浸入を防ぐことができる。また、シール部が弾性体からなり、収容カバーの挿入方向の後端部に係止部を設けたので、第1態様と同様に、高い防振性能を実現することができる。このように、本態様に係る端末装置は、防水・防振の両機能を兼ね備えている。
本発明の第3態様では、位置情報の取得が可能に構成された端末構造体が搭載されたパレットにおいて、前記端末構造体は、加速度センサと、位置情報を取得する位置情報取得部と、記憶部と、所定の時間毎又は前記加速度センサで所定値以上の検出値が得られた場合に、前記位置情報取得部からの位置情報を取得し、当該位置情報を前記記憶部に記憶するとともに、所定の条件に基づいて当該記憶部に記憶された位置情報を前記端末装置の外部に出力する通信制御部と、前記加速度センサ、前記位置情報取得部及び前記通信制御部を収容する収容カバーと、前記収容カバーの側壁外周面に設けられた弾性体からなるシール部とを有し、前記端末構造体が嵌入可能でありかつ前記端末構造体が嵌入された場合に、内壁に前記シール部が液密状に圧接される有底凹陥状の収容部を備え、前記端末装置の出し入れが可能に構成されている。
この態様によると、端末構造体が嵌入された場合に、端末構造体のシール部が液密状に圧接される有底凹陥状の収容部を備えているため、仮に、端末構造体が装着された状態で本態様に係るパレットを屋外に長時間放置した場合においても、端末構造体の浸水による不具合を防ぐことができる。また、端末構造体の出し入れが可能に構成されているため、端末構造体のメンテナンス、端末構造体自体の交換、及び端末構造体に使用する部品の交換等を容易に行うことができる。また、例えば、パレットが壊れた場合やパレット間で荷物が移動した場合等に、端末構造体をパレットから取り外して、他のパレットに付け替えて使用することができるようになっている。すなわち、利便性の高いパレットを提供することができる。
本発明によれば、カバー本体部に収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部を設けたため、防水・防振の両機能を兼ね備えた端末カバーを実現することができる。
端末構造体を斜め上側から見た斜視図である。 端末構造体の平面図である。 端末構造体の正面図である。 端末構造体をパレットに嵌入した状態を示す模式図である。 図3のV-V線断面図である。 端末装置の回路構成を示すブロック図である。 パレットを斜め上側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用範囲あるいはその用途を制限することを意図するものではない。
まず、本実施形態に係る端末構造体について、図1から図5を参照しながら詳細に説明する。図1は、端末構造体Aの斜視図であり、図2は同平面図、図3は同正面図、図4は同背面図である。また、図5は、図3のV-V線断面図である。また、図4では、端末構造体Aがパレット1(図7参照)に嵌入された状態を模式的に示している。
端末構造体Aは、位置情報の取得が可能に構成された端末装置2と、端末装置2の周囲を覆う端末カバー3とによって構成されている。端末構造体Aは、パレット1の上面中央に設けられた有底凹陥状の収容部11(図7参照)に出し入れが可能に構成されている。なお、以下の説明において、端末構造体Aのパレット1への挿入方向を下とし、取出方向を上とする。
−端末装置の構成−
端末装置2は、略矩形箱状の筐体21を有し、この筐体21内にアンテナ基板4、回路基板5及び電池6が収容されている。筐体21は、上下方向と直交する前後方向における前側寄りの中間位置で前後に分離可能である。筐体21は、後側を構成する筐体本体21aと、前側を構成する筐体蓋部21bとからなる。筐体本体21aは前側に、筐体蓋部21bは後側に、それぞれ開口した有底箱状とされている。筐体本体21aと筐体蓋部21bとは、両者間に防水用のシール部材21dを介在させた状態でねじ止め固定されている。具体的には、図示しないが、筐体本体21aには、ねじ孔が設けられており、筐体本体21aの裏側から挿入されたねじによって筐体本体21aと筐体蓋部21bとがねじ止め固定されている。筐体21(筐体本体21a及び筐体蓋部21b)は、例えば硬化性樹脂で形成されている。
なお、上記のように、筐体本体21aの底壁側を後側、筐体蓋部21b側を前側とし、以下の説明においても同様とする。また、以下の説明において、上下方向及び前後方向と直交する方向を横方向と称する。
筐体蓋部21bの内部には、筐体蓋部21bの前壁と対向配置されたアンテナ基板4が設けられている。アンテナ基板4には、GPSアンテナ41及び3Gアンテナ42(以下、この両アンテナを総称して単に通信アンテナ40ともいう)がパターン二ングされている。具体的に、GPSアンテナ41は、アンテナ基板4の上端部において、左右方向の略全体にわたって延びるようにパターニングされている。また、3Gアンテナ42は、アンテナ基板4の上下方向の中間位置において、左右方向の略全体にわたって延びるようにパターニングされている。図1及び図3では、GPSアンテナ41及び3Gアンテナ42のパターン領域を斜線で示している。
GPSアンテナ41は、GPS(Global Positioning System)からの測位情報を取得するためのアンテナである。なお、本実施形態では、GPSアンテナを適用した例について説明するが、GPSアンテナに代えて、他のGNSS(Global Navigation Satellite System)用のアンテナを適用してもよい。
また、3Gアンテナ42は、第3世代移動通信システムに準拠した通信により、基地局の位置情報を取得したり、端末装置2が取得した情報(測位情報、加速度センサが検出した情報)等を3G対応の通信網GN(図示省略)を介して管理サーバー(図示省略)等に送信したりするのに用いるアンテナである。なお、本実施形態では、第3世代移動通信システムに準拠した3Gアンテナを適用した例について説明するが、他の移動通信方式を採用してもよく、その場合は、そのシステムに準拠したアンテナを適用すればよい。
なお、通信アンテナ40のパターン形状について、図示を省略しているが、従来の一般的な通信アンテナと同様の形状を適用できる。また、通信アンテナ40の配置及び形状は、図1及び図3の形態に限定されない。例えば、通信アンテナ40の配置について、互いの位置が上下反対になってもよく、GPSアンテナ41と3Gアンテナ42とが左右方向に並べて配置されていてもよい。また、図1及び図3アンテナ基板4の全面をGPSアンテナ41や3Gアンテナ42の配置領域として使用してもよく、逆にアンテナ基板4の左右方向の長さよりも短く形成されたパターンを用いてもよい。
端末装置2の後下側の隅角部には、端末装置2を駆動するための電池6が内蔵されている。筐体本体21aの後下側の隅角部は、電池6が収容できるように電池6の形状に沿って凹陥している。また、電池6の外側は、略断面L字状の電池カバー21cで覆われている。電池カバー21cは、筐体本体21aの底壁及び側壁と面一になった状態で筐体本体21aに係止されている。この係止方法は、特に限定されない。例えば、電池カバー21cの一端部(下前側の端部)を筐体本体21aに回動可能に軸支する。そして、電池カバー21cを回動させて閉じた状態で、電池カバー21cの他端部(後上側の端部)と筐体本体21aの後壁とを係止用クリップ(図示しない)等を用いて係止する方法がある。また、電池カバー21cと筐体本体21aとの間には、防水用のシール部材21eが設けられている。
筐体本体21aの上壁には、左右方向に延びる溝部と、端末装置の電源をオンオフ制御する押ボタン式の電源スイッチ8とが左右方向に並べて設けられている。溝部内には、端末装置の外部から信号ケーブル(例えば、USBケーブル)や電源ケーブルが接続できるように複数のコネクタ7が設けられている。コネクタ7は、例えば、端末装置2を端末カバー3から取り出した後に、端末装置2からデータを取り出したり、端末装置2にプログラムを書き込んだりするのに用いることができる。図5における筐体本体21aの上壁には、溝部の断面構造が図示されている。図5に示すように、コネクタ7を使用しない場合や、端末装置2を端末カバー3に収容する際には、コネクタ7は、板状のコネクタカバー21fで覆われている。
電源スイッチ8及び複数のコネクタ7は、筐体本体21a内において、上下方向及び左右方向に延び、前後方向の中間位置に配置された回路基板5に実装されている。さらに、回路基板5には、電源回路51、電源制御回路52、CPU53(例えば、マイコン)、振動を検知するための加速度センサ54、記憶部としてのFlashメモリ55、GPS対応の通信モジュール56及び3G対応の通信モジュール57が実装されている。なお、本実施形態では、記憶部としてFlashメモリを用いる例を示しているが、これに限定されず、記憶部として他の記憶手段を用いてもよい。例えば、Flashメモリ以外の不揮発性メモリを適用してもよい。
次に、図6を参照しながら端末装置の回路構成について詳細に説明する。
電源回路51は、例えば、DCDCコンバータで構成されており、電池からの供給された電源を昇圧又は降圧して各回路ブロックに供給する。具体的には、電源回路51は、CPU53、Flashメモリ55、通信モジュール56,57、通信アンテナ40(GPSアンテナ41、3Gアンテナ42)及び加速度センサ54に電源を供給する。
電源回路51と通信モジュール56,57との間には、電源制御回路52が設けられている。電源制御回路52は、CPU53からの制御を受けて、通信モジュール56,57(GPSアンテナ41、3Gアンテナ42)のそれぞれに対して、電源回路51からの電源を供給するか否かを切り替える回路である。
記憶部としてのFlashメモリ55には、CPU53を動作させるためのプログラムが格納されている。また、Flashメモリ55には、通信アンテナ40を介して取得した自機測位情報が一時的に記憶されるとともに、加速度センサ54や温度センサ(図示省略)等の各種センサによって取得された測定情報、CPUの初期動作等に係る動作状態情報、電池残量情報等を含む付帯情報が、計測時間に紐づけられて一時的に記憶される。なお、計測時間は、CPUのタイマ(例えば、RTC)が電源投入された後にカウントを開始する時間(タイマ情報)を用いてもよいし、通信アンテナ40を介して取得された標準時等の時間情報を用いてもよいし、その時間情報に基づいてCPUのタイマ情報を補正し、補正後の時間情報を用いてもよい。
また、付帯情報は、上記例示したものに限定されず、端末装置2において取得することができる情報で、端末装置2に係る情報(周辺の環境情報、端末装置の動作情報)、パレット自体に係る情報又はパレットに載置された載置物に係る情報であれば、他の情報であってもよい。
通信制御部としてのCPU53は、電源スイッチ8が押されることによって起動される。起動後は、Flashメモリ55に格納されたプログラムに基づいて、端末装置2全体の動作を制御する。また、CPU53は、加速度センサ54に接続されており、加速度センサ54からの振動検知信号(振動検知情報)を取得する。また、CPU53は、電池6の残量を示す残量情報の取得が可能に構成されている。
−端末装置の動作−
以下の説明において、特に明記する場合を除いて、動作制御の主体はCPU53であるものとする。
(基本動作)
パレット1に装着された端末装置2のCPU53は、所定の条件に基づいて、GPSアンテナ41(通信モジュール56)を介して自機の位置を示す自機測位情報及び/又は時間情報を取得する。所定の条件として、例えば、CPU53に搭載されたタイマ53a(例えば、RTC(Real-Time Clock))を用いて計測された所定のデータ取得時間毎に自機測位情報を取得する。また、加速度センサ54から所定の大きさ以上の振動検知信号を受けた場合、振動又は衝撃が与えられたと判断し、所定時間が経過したか否かにかかわらず、自機測位情報及び/又は時間情報を取得する。そして、通信アンテナ40を介して取得された自機測位情報及び/又は端末装置2で取得された振動検知情報等の付帯情報を、計測時間に紐づけてFlashメモリ55に保存する。
所定回数の計測を行った後、CPU53は、Flashメモリ55から保存されている所定回数分の自機測位情報及び振動検知情報の付帯情報(以下、蓄積情報ともいう)を取出し、3Gアンテナ42(通信モジュール57)を介して管理サーバーが接続された通信網GNに出力する。管理サーバーでは、端末装置2から取得した蓄積情報に基づいて、パレット1の管理、運送状況の管理、パレット1に載置された載置物の管理等を行う。
CPU53は、GPSアンテナ41を介して自機測位情報を取得できない場合、3Gアンテナ42(通信モジュール57)を介して、自機の所在エリアを示すエリア情報を自機測位情報として取得する。エリア情報(自機測位情報)取得後の流れは、GPSアンテナ41による自機測位情報取得の場合と同様である。すなわち、蓄積情報には、自機測位情報として、GPSアンテナ41を介して取得した自機測位情報と、3Gアンテナ42を介して取得したエリア情報とが混在する場合がある。
なお、端末装置2のCPU53には、加速度センサ54に加えて、内蔵又は外付けの温度センサ(図示省略)等の他のセンサ(以下、各種センサともいう)を接続することが可能である。そして、CPU53は、データ取得時間毎に各種センサの測定値を取得し、当該測定値を蓄積情報に追加することができる。
(スリープ動作)
長距離運送の場合等、運送期間が長期間になる場合がある。この場合に、常時、通信モジュール56(GPSアンテナ41)及び通信モジュール57(3Gアンテナ42)への通電を行うと、電池6の消耗が早くなり、端末装置2の長期間にわたる使用が難しい。そこで、本開示に係る端末装置2は、長期間の運用を可能にするために、消費電力を削減する通常動作モード(基本動作)に加えて、消費電力を低減したスリープモード(スリープ動作)を有する。
スリープモードになると、CPU53は、電源制御回路52を制御して、通信モジュール56,57(通信アンテナ40)への電源供給を遮断する。したがって、スリープモード期間中は、端末装置は、自機測位情報の受信、蓄積情報の発信等に係る外部との接続ができない状態となる。さらに、CPU53は、スリープモード期間中、タイマ53aに基づく時間管理、電源回路51の制御及び加速度センサ54から出力される振動検知信号の監視のみを行う。これにより、省電力化を図ることができる。
スリープモードへの移行後に所定の設定時間が経過すると、CPU53は、スリープモードを解除し、通常動作モードに移行する。具体的には、GPSアンテナ41又は3Gアンテナ42を介して自機測位情報を取得する。このとき、必要に応じて(プログラム等の設定に応じて)各種センサの測定情報を取得する。そして、所定量以上の蓄積情報が取得されている場合、3Gアンテナ42を介して、蓄積情報を通信網GNに出力し、再びスリープモードに移行する。一方で、所定量以上の蓄積情報が取得されていない場合、CPU53は、自機測位情報等の取得後、再びスリープモードに移行する。以後同様にして、CPU53は、スリープモードに係る動作と通常モードに係る動作とを繰りかえす。
なお、上記の説明では、スリープモードの解除は、所定の設定時間の経過毎に行われるものとしたが、これに限定されない。例えば、上記所定の設定時間の経過毎に加えて又は代えて、加速度センサ54から所定の閾値を超える振動検知信号が検知された場合に、スリープモードが解除され、通常動作モードに移行してもよい。また、電源スイッチが長押し(例えば、3秒以上)されることに基づいてモード変更を行ってもよい。
−端末カバーの構成−
次に、端末カバー3の構成について詳細に説明する。
図1及び図5に示すように、本実施形態に係る端末カバー3は、弾性体(例えば、ゴム)によって構成されている。端末カバー3は、端末装置の周囲を覆うカバー本体部31と、カバー本体部31と一体形成された係止部としての天板32と、カバー本体部31の外周壁面に一体形成されたフランジ状のシール部33とを備えている。
図4に示すように、カバー本体部31は、パレット1の収容部11の左右方向の幅及び前後方向の幅よりも若干小さく構成されている。これにより、カバー本体部31が収容部11に収容された際に、カバー本体部31の側壁と収容部11の内壁との間に隙間G2が形成される。前後方向の隙間G2についても、図示を省略しているが、図4と同様である。また、カバー本体部31の上下方向の高さは、収容部11の深さよりも若干低くなっている。
端末カバー3の天板32は、収容部11の左右方向及び前後方向の幅よりも若干大きくかつパレットの段差部12の左右方向及び前後方向の幅よりも若干小さく形成されている。これにより、収容部11の開口周縁部に形成された段差部12に、天板32が係止される。天板32の厚さは、段差部12の段の高さ未満になるように構成されている。これにより、天板32が段差部12に係止されたときに、天板32の表面がパレット1の表面よりも下側に凹むようになる。これにより、端末カバー3がパレット1に載置された荷物からの衝撃(振動等)を受けないようにすることができる。
図3及び図5に示すように、シール部33は、その外周壁面から離れる方向の先端部に向かって次第に厚さが薄くなる断面視三角形状である。シール部33は、カバー本体部31の外周壁面から面直方向に延びる後端面33a(上側の面)と、カバー本体部31の外周壁面から先端部に向かって上側に傾斜する傾斜面33b(下側の面)とを有する。ここで、図4に示すように、シール部33の左右方向及び前後方向の両端間の長さは、それぞれの方向における収容部11の幅よりも大きくなるように構成されている。これにより、端末構造体Aが収容部11に収容された場合に、シール部33が上側に向かって撓み、端末カバー3と収容部11の内壁との間を液密状に封止する。
カバー本体部31の内側には、端末装置2を収容するための収容空間が形成されている。端末装置2が挿入されていない状態における収容空間の広さは、端末装置2の外形と略同一か若干小さく形成されている。
カバー本体部31の前面には、アンテナ基板4と対向する位置が開口する矩形状のアンテナ用開口部34が形成されている。より具体的には、アンテナ用開口部34は、通信アンテナ40と対向する位置が開口するように形成されている。このように、通信アンテナ40と対向する位置を開口させることにより、通信アンテナ40の電波受信感度及び電波発信強度を高めることができる。
なお、本実施形態では、アンテナ用開口部34は、端末装置2の挿入ができるような大きさになっている。具体的には、アンテナ用開口部34の大きさは、端末装置2の外形寸法よりも若干小さくなっている。作業者は、アンテナ用開口部34を広げた状態で端末装置2をカバー本体部31の収容空間に嵌め込むことにより、端末装置2をカバー本体部31に装着する。
このように、端末カバー3を弾性体にし、その収容空間の広さを工夫することにより、端末装置2がカバー本体部31内に収容されたときに、カバー本体部31の内壁にフィットしてがたつきが防止され、かつ、簡単に抜け落ちないようになっている。これにより、内部振動の発生等に起因する不具合を防ぐことができる。また、アンテナ用開口部34から端末装置2の取り付け、取外しができるようにしたので、端末装置2の電池6交換の際に、端末カバー3のアンテナ用開口部34から端末装置2を取り出して交換することができる。また、部品の交換やメンテナンスも容易になり、作業性が高まる。
以上のように、本実施形態に係る端末カバー3において、アンテナ用開口部34は、通信アンテナ40の感度向上に寄与するとともに、端末装置2の取り付け、取り外しに係る装着用開口部としての機能も兼ねているという特徴がある。なお、アンテナ用開口部と端末装置の装着用開口部とは、別々の位置に形成するようにしてもよい。例えば、端末カバー3の前面にアンテナ用開口部を設けるとともに、端末カバー3の後面に装着用開口部を設けるようにしてもよい。その場合、アンテナ用開口部34は、図1等で図示した大きさよりも小さくすることができる。例えば、アンテナ用開口部34は、通信アンテナ40と同じ広さになるように形成される。また、アンテナ用開口部34がそれぞれの通信アンテナ40に応じて分離して形成されていてもよい。ただし、端末カバー3の強度の観点からすると、本実施形態のように、アンテナ用開口部と装着用開口部とが共通化されているのが好ましい。
なお、図5に示すように、カバー本体部31の底壁(下壁)には、電池カバー21cを筐体本体21aに回動可能に軸支するための構造部21gに対応して形成された開口部35が設けられている。これにより、端末カバー3の縦方向のサイズを小さくすることができる。換言すると、端末カバー3の下端部とパレット1の収容部11との間の隙間G1を設けるために必要な収容部11の大きさを小さくすることができるメリットがある。又は、収容部11の深さが決まっている場合に、隙間G1を設けるための端末装置2のサイズを大きくしたり、端末カバー3の壁厚を厚くすることができるメリットがある。このように、本実施形態に係るシール部33が防水機能を有するため、強度に影響が出ない範囲内において、必要に応じて壁面に対して開口部を設けることができるメリットがある。なお、開口部35は、必ずしも必要ではない。例えば、収容部11の深さに余裕がある場合には、開口部35を設けなくてもよい。
−パレットの構成−
図7は本実施形態に係る端末構造体Aが搭載されたパレット1の構成を示している。このパレット1は、一般的なパレットと同様に、工場や倉庫等での荷役作業に用いられる。パレット1の側面には、荷役作業においてフォークリフトのフォーク(図示省略)を挿入するための開口部14が設けられている。
図7に示すように、パレット1の上面の中央には、端末構造体Aを収容するための有底凹陥状の収容部11が形成されている。収容部11の開口周縁部には、収容部11よりも広い開口を有する段差部12が形成されている。また、段差部12の左右方向外側における前後方向の中央部分には、矩形状に切り欠かれた切欠部13が形成されている。これにより、端末構造体Aを取り出す際に、切欠部13から段差部12と端末カバー3の天板32との間に工具の先端を挿入することができるので、取出作業に係る作業性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によると、カバー本体部31の外周壁面に沿ってシール部33を設けたため、パレット1の収容部11への水の浸入を防ぐことができる。これにより、収容部11に収容された端末装置2の内部への水の浸入を防止することができる。すなわち、端末装置2への浸水に起因する不具合が生じるのを防ぐことができる。また、シール部33が弾性体からなるため、パレット1の収容部11の内壁から端末装置2への衝撃を吸収することができる。すなわち、シール部33は防振材としての機能も兼ねている。このように、本実施形態に係る端末カバー3は、防水機能及び防振機能の両方を兼ね備えているという特徴がある。
さらに、端末カバー3の天板32が、パレット1の段差部12に係止されて、端末カバー3の底面と収容部11の底面との間に隙間G1を設けるようにしたので、収容部11の底壁を介して端末カバー3や端末装置2にパレット1の振動が伝達されるのを回避することができる。これにより、さらに防振機能を高めることができるというメリットがある。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、種々の改変が可能である。
例えば、図7では、パレット1が、矩形板状であるものとしたが、パレット1の形態はこれに限定されない。例えば、パレットは、ボックス型のロールボックスパレットであってもよい。この場合、例えば、ロールボックスパレットの底板の中央に有底凹陥状の収容部を設け、端末構造体Aは、その収容部に嵌入される。また、例えば、ロールボックスパレットの側壁に有底凹陥状の収容部を有する収容ボックス等を取り付けてもよい。さらに、有底凹陥状の収容部が、矩形板状のパレットの側壁に設けられていてもよく、その場合においても上記実施形態と同様の構成で、同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、シール部33は、カバー本体部31の外周壁面に沿って1本設けられている例を示したが、これに限定されず、シール部33が上下方向に2本以上設けてもよい。本数を増加させることにより、防水性能をさらに向上させることができる。ただし、端末構造体Aの取り付け及び取り外しの作業性(容易性)の観点から、シール部33は1本であるのが好ましい。
また、上記実施形態では、シール部33は、断面視三角形状であり、フランジ状に一体形成されているものとしたが、収容部内壁との間を液密状に封止することが可能な構造であれば、フランジ状のものに限定されない。例えば、カバー本体部31の外周壁面に沿って鉢巻状に巻き付けられた管状部材又は円柱状部材であってもよい。このような管状部材又は円柱状部材をシール部として採用する場合に、カバー本体部31のシール部と対応する位置に周方向に延びる案内溝を形成し、カバー本体部31と別体として設けたシール部を案内溝に嵌めるようによい。また、シール部を、断面視半円形状部材又は断面視半円形状の管状部材とし、カバー本体部31に一体形成してもよい。
また、上記実施形態では、端末構造体Aは、端末装置2と端末カバー3とによって構成されるものとしたが、これに限定されない。例えば、端末構造体Aとして、端末カバー3を省いた構成としてもよい。具体的には、端末装置2の天板の防水性の高い構造(例えば貫通孔や接続部のない単板)にするとともに、端末装置2の外周壁面に沿って収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部を一体形成又は後付けで装着するような構成であってもよい。このような構成にしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、端末カバー3のカバー本体部31は、弾性体であるものとしたが、カバー本体部31は剛性の高い素材、例えば、硬化性樹脂で形成されていてもよい。この場合、端末装置2を挿入するための取り出し口は、端末装置2より広く開口させ、端末装置2の収容後に蓋等によって取り出し口を閉じる構成とすればよい。
また、端末カバー3の天板32は、パレット1の段差部12全体に係止されるものとしたが、天板32が段差部12の一部(例えば、左右方向の両端部のみ)で係止されるようにしてもよい。ただし、天板32を段差部12全体に係止させるようにすることにより、シール部33に加えて、さらに防水機能を高めることができるというメリットがある。
本発明に係る端末カバーは、防水機能及び防振機能の両方を兼ね備えているので、板状のパレット、ロールボックスパレット等のパレットをはじめして、物流用途及び荷役用途のパレット、コンテナ等に幅広く適用が可能であり、極めて有用である。
A 端末構造体
1 パレット
11 収容部
2 端末装置
3 端末カバー
31 カバー本体部
32 天板(係止部)
33 シール部
34 アンテナ用開口部
41 GPSアンテナ(アンテナ)
42 3Gアンテナ(アンテナ)
53 CPU(通信制御部)
54 加速度センサ
55 Flashメモリ(記憶部)

Claims (6)

  1. パレットに開口する有底凹陥状の収容部に収容される端末装置を保護するための端末カバーであって、
    前記端末装置の周囲を覆い、前記収容部への出し入れが可能に構成されたカバー本体部を有し、
    前記カバー本体部の挿入方向の後端部には、収容部の開口周縁部に係止されて当該カバー本体部を支持する係止部が設けられ、
    前記カバー本体部の外周面と前記収容部内壁との間には、前記収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部が設けられている
    ことを特徴とする端末カバー。
  2. 請求項1記載の端末カバーにおいて、
    前記端末装置の内部には、平板状のアンテナが当該端末装置の側壁と対向するように配置されており、
    前記カバー本体部には、前記アンテナと対向する位置にアンテナ用開口部が形成され、
    前記シール部は、前記アンテナ用開口部よりも前記挿入方向の後側に設けられている
    ことを特徴とする端末カバー。
  3. 請求項2記載の端末カバーにおいて、
    前記カバー本体部は、弾性体であり、
    前記アンテナ用開口部は、端末装置の出し入れができるように形成されている
    ことを特徴とする端末カバー。
  4. 請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の端末カバーにおいて、
    前記シール部は、前記端末カバーに一体形成され、かつ、前記挿入方向の後側に前記カバー本体部の外周壁面から面直方向に延びる後端面を有し、該外周壁面から離れる方向の先端部に向かって次第に厚さが薄くなっている
    ことを特徴とする端末カバー。
  5. パレットに開口する有底凹陥状の収容部に収容される端末装置であって、
    加速度センサと、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、
    記憶部と、
    所定の時間毎又は前記加速度センサで所定値以上の検出値が得られた場合に、前記位置情報取得部からの位置情報及び時間情報のうちの少なくとも一方を取得し、当該位置情報及び前記端末装置内で取得された付帯情報のうちの少なくとも一方を前記記憶部に記憶するとともに、所定の条件に基づいて当該記憶部に記憶された位置情報又は付帯情報を前記端末装置の外部に出力する通信制御部と、
    前記加速度センサ、前記位置情報取得部及び前記通信制御部を収容する収容カバーとを備え、
    前記収容カバーの挿入方向の後端部には、前記収容部の開口周縁部に係止されて前記端末装置を支持する係止部が設けられ、
    前記収容カバーの外周面と前記収容部内壁との間には、前記収容部内壁との間を液密状に封止する弾性体からなるシール部が設けられている
    ことを特徴とする端末装置。
  6. 位置情報の取得が可能に構成された端末構造体が搭載されたパレットであって、
    前記端末構造体は、
    加速度センサと、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、
    記憶部と、
    所定の時間毎又は前記加速度センサで所定値以上の検出値が得られた場合に、前記位置情報取得部からの位置情報及び時間情報のうちの少なくとも一方を取得し、当該位置情報又は前記端末構造体内で取得された付帯情報のうちの少なくとも一方を前記記憶部に記憶するとともに、所定の条件に基づいて当該記憶部に記憶された位置情報又は付帯情報を前記端末構造体の外部に出力する通信制御部と、
    前記加速度センサ、前記位置情報取得部及び前記通信制御部を収容する収容カバーと、
    前記収容カバーの側壁外周面に設けられた弾性体からなるシール部とを有し、
    前記端末構造体が嵌入可能でありかつ前記端末構造体が嵌入された場合に、内壁に前記シール部が液密状に圧接される有底凹陥状の収容部を備え、前記端末構造体の出し入れが可能に構成されている
    ことを特徴とするパレット。
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