JP2018046492A - ジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラム - Google Patents

ジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 利便性の向上と、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができるジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラムを提供する。【解決手段】 コピーシステムにおいて、MFP30は、スキャナーによって原稿から読み取られた画像を記憶部に記憶し、コンピューター40は、スキャナーによる原稿の読み取り結果に基づいて料金を計算し、MFP30は、コンピューター40によって計算された料金に対してオンライン決済サービス50によって発行された支払いコードを通知し、利用者端末20は、MFP30によって通知された支払いコードを使用してオンライン決済サービス50経由で料金を支払い(S165〜S167)、MFP30は、オンライン決済サービス50経由で料金が支払われた場合に記憶部に記憶されていた画像をプリンターによって記録媒体に印刷する(S170)。【選択図】 図12

Description

本発明は、画像形成装置を利用したジョブを実行するジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラムに関する。
従来、現金による料金の支払いを可能にするコインベンダーと、複写機とを備えていて、複写機によるコピーのジョブの実行の際にリアルタイムでコインベンダーによって料金の支払いを実行するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−351167号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムにおいては、利用者によってコインベンダーに投入された現金が減って料金の支払いが滞った時点でコピーのジョブの実行が停止され、その後、コインベンダーに現金が追加で投入されて料金の支払いが可能になった時点でコピーのジョブの実行が再開されるので、利便性が悪いという問題がある。
また、特許文献1に記載されたシステムにおいては、コインベンダーに現金で格納されている料金が複写機の管理者側の人間によって定期的に取得される必要があるので、人件費がかかるという問題がある。
また、特許文献1に記載されたシステムにおいては、料金が現金でコインベンダーに格納されているので、コインベンダーが格納している現金が盗難されて、複写機の管理者が料金を受け取れない可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、利便性の向上と、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができるジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラムを提供することを目的とする。
本発明のジョブ実行システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいて料金を計算する料金計算手段と、前記料金計算手段によって計算された前記料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、ジョブの内容に基づいた正確な料金が支払われた後で、ジョブを実行するので、ジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。また、本発明のジョブ実行システムは、料金の支払いにコインベンダーではなくオンライン決済サービスを利用するので、コインベンダーからの料金の取得作業が不要であり、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができる。
本発明のジョブ実行システムにおいて、前記画像形成装置は、読取デバイスを備え、前記内容は、前記読取デバイスによる原稿の読み取り結果を含み、前記ジョブは、前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた画像を使用して特定の処理を実行するものであり、前記ジョブ実行手段は、前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた前記画像を記憶部に記憶する画像記憶手段と、前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に、前記記憶部に記憶されていた前記画像を使用して前記特定の処理を実行する特定処理実行手段とを備えても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、読取デバイスによる原稿の読み取りによって生成された画像を記憶部に記憶しておき、この読み取りの結果に基づいた正確な料金が支払われた後で、この画像を使用して特定の処理を実行するので、「読取デバイスによって原稿から画像を読み取って、この画像を使用して特定の処理を実行する」というジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。
本発明のジョブ実行システムにおいて、前記画像形成装置は、印刷デバイスを備え、前記特定処理実行手段は、前記画像形成装置に備えられ、前記特定の処理は、前記印刷デバイスによる前記画像の印刷であっても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、「読取デバイスによって原稿から画像を読み取って、この画像を印刷デバイスによって印刷する」というコピーのジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。
本発明のジョブ実行システムにおいて、前記画像記憶手段は、前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた前記画像をラスタライズして前記記憶部に記憶しても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、料金が支払われた後で、画像をラスタライズすることなく印刷デバイスによって記録媒体に印刷することができるので、コピーのジョブを早期に終了することができる。
本発明のジョブ実行システムにおいて、前記画像形成装置は、表示デバイスを備え、前記支払いコード通知手段は、前記支払いコードを前記表示デバイスへの表示によって通知しても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、画像形成装置が支払いコードを表示デバイスへの表示によって通知するので、画像形成装置によって通知された支払いコードを使用してオンライン決済サービス経由で料金を支払うための利用者端末と、画像形成装置とが互いに通信できない場合であっても、画像形成装置の表示デバイスに表示された支払いコードを使用して利用者端末によってオンライン決済サービス経由で料金を支払うことができる。
本発明のジョブ実行システムは、前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金を支払うための利用者端末を備え、前記利用者端末は、撮影デバイスを備え、前記表示デバイスに表示された前記支払いコードを前記撮影デバイスによって撮影することによって取得しても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、画像形成装置の表示デバイスに表示された支払いコードを利用者端末の利用者が利用者端末に手入力する必要がないので、利便性を向上することができる。
本発明のジョブ実行システムにおいて、前記支払いコード通知手段は、前記支払いコードを二次元コードとして前記表示デバイスに表示しても良い。
この構成により、本発明のジョブ実行システムは、支払いコードが二次元コードとしてコンパクトに画像形成装置の表示デバイスに表示されるので、利用者端末の撮影デバイスによって撮影し易く、利便性を向上することができる。
本発明の画像形成装置は、画像形成装置であって、前記画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいた料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、ジョブの内容に基づいた正確な料金が支払われた後で、ジョブを実行するので、ジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。また、本発明の画像形成装置は、料金の支払いにコインベンダーではなくオンライン決済サービスを利用するので、コインベンダーからの料金の取得作業が不要であり、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができる。
本発明のジョブ実行プログラムは、画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいた料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段とを前記画像形成装置に実現させることを特徴とする。
この構成により、本発明のジョブ実行プログラムを実行する画像形成装置は、ジョブの内容に基づいた正確な料金が支払われた後で、ジョブを実行するので、ジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。また、本発明のジョブ実行プログラムを実行する画像形成装置は、料金の支払いにコインベンダーではなくオンライン決済サービスを利用するので、コインベンダーからの料金の取得作業が不要であり、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができる。
本発明のジョブ実行システム、画像形成装置およびジョブ実行プログラムは、利便性の向上と、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができる。
本発明の一実施の形態に係るコピーシステムのブロック図である。 図1に示す利用者端末のブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図3に示す画像管理情報の一例を示す図である。 図1に示すコンピューターのブロック図である。 図5に示すMFP管理情報の一例を示す図である。 図5に示す支払いコード管理情報の一例を示す図である。 図1に示すオンライン決済サービスが記憶する情報の一例を示す図である。 図8に示す支払いコード管理情報の一例を示す図である。 コピーの指示が入力されたMFPが二次元コードを表示するまでの図1に示すコピーシステムの動作のシーケンス図である。 ScanToBoxを実行する場合の図3に示すMFPの動作のフローチャートである。 利用者端末が二次元コードを読み取ってからMFPがコピーを終了するまでの図1に示すコピーシステムの動作のシーケンス図である。 図2に示す利用者端末の表示部に表示される支払い画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るジョブ実行システムとしてのコピーシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るコピーシステム10のブロック図である。
図1に示すように、コピーシステム10は、利用者によって利用される利用者端末20と、画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)30と、コンピューター40と、オンライン上で決済を実行するオンライン決済サービス50と、銀行口座を管理している銀行口座管理システム60とを備えている。
MFP30は、例えば、コンビニエンスストアなどの商業施設、大学などの公共施設など、様々な施設に設置されることが可能である。MFP30は、原稿から読み取った画像を記録媒体に印刷する機能であるコピーを、利用者による料金の支払いに応じて実行するデバイスである。MFP30は、両面に情報が表示されているIDカード、運転免許証などの原稿の両面の画像をそのままのサイズで1枚の記録媒体の片面に集約するIDコピーなど、様々な種類のコピーを実行可能である。
コンピューター40は、MFP30の料金に関する処理だけでなく、MFP30と同様の少なくとも1台のMFPの料金に関する処理を実行可能でも良い。
オンライン決済サービス50および銀行口座管理システム60は、それぞれクラウドサービスであり、それぞれ例えばクラウドサーバーなどのサーバーによって実現されているシステムである。
利用者端末20と、オンライン決済サービス50とは、インターネットなどのネットワーク経由で通信可能である。
MFP30と、コンピューター40とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、通信可能である。
コンピューター40と、オンライン決済サービス50とは、インターネットなどのネットワーク経由で通信可能である。
オンライン決済サービス50と、銀行口座管理システム60とは、インターネットなどのネットワーク経由で通信可能である。
図2は、利用者端末20のブロック図である。
図2に示すように、利用者端末20は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、カメラなどの撮影デバイスである撮影部23と、ネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部24と、各種の情報を記憶する半導体メモリーなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部25と、利用者端末20全体を制御する制御部26とを備えている。利用者端末20は、例えば、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末であっても良い。
記憶部25は、オンライン決済サービス50(図1参照。)による決済のための決済用プログラム25aを記憶している。決済用プログラム25aは、利用者端末20の製造段階で利用者端末20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から利用者端末20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上から利用者端末20に追加でインストールされても良い。
制御部26は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部25に記憶されているプログラムを実行する。
制御部26は、決済用プログラム25aを実行することによって、オンライン決済サービス50に決済を指示する決済指示手段26aを実現する。
図3は、MFP30のブロック図である。
図3に示すように、MFP30は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー33と、用紙などの記録媒体に画像を印刷する印刷デバイスであるプリンター34と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部35と、ネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部36と、各種の情報を記憶する半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部37と、MFP30全体を制御する制御部38とを備えている。
スキャナー33は、複数枚の原稿や両面の原稿を自動的に読み取り可能であるADF(Auto Document Feeder)を備えている。
記憶部37は、「スキャナー33によって原稿から画像を読み取って、この画像を使用して特定の処理を実行する」というジョブを実行するためのジョブ実行プログラムとして、「スキャナー33によって原稿から画像を読み取って、この画像をプリンター34によって印刷する」というコピーのジョブを実行するためのコピープログラム37aを記憶している。コピープログラム37aは、MFP30の製造段階でMFP30にインストールされていても良いし、USBメモリーなどの外部の記憶媒体からMFP30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP30に追加でインストールされても良い。
記憶部37は、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像37bを複数記憶可能である。
記憶部37は、画像37bを管理するための画像管理情報37cを記憶可能である。
図4は、画像管理情報37cの一例を示す図である。
図4に示すように、画像管理情報37cは、画像37b(図3参照。)の識別情報である画像IDと、ジョブの識別情報であるジョブIDとが対応付けられた情報である。
図3に示す制御部38は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部37に記憶されているプログラムを実行する。
制御部38は、コピープログラム37aを実行することによって、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を記憶部37に画像37bとして記憶する画像記憶手段38aと、コンピューター40(図1参照。)によって計算された料金に対してオンライン決済サービス50(図1参照。)によって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段38bと、支払いコード通知手段38bによって通知された支払いコードを使用してオンライン決済サービス50経由で料金が支払われた場合に、記憶部37に記憶されていた画像37bをプリンター34によって記録媒体に印刷する特定処理実行手段としての画像印刷手段38cとを実現する。
なお、画像記憶手段38aおよび画像印刷手段38cは、「スキャナー33によって原稿から読み取られた画像をプリンター34によって記録媒体に印刷する」というコピーのジョブを共働して実行するようになっており、本発明のジョブ実行手段を構成している。
図5は、コンピューター40のブロック図である。
図5に示すように、コンピューター40は、ネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部41と、各種の情報を記憶する半導体メモリーなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部42と、コンピューター40全体を制御する制御部43とを備えている。
記憶部42は、オンライン決済サービス50(図1参照。)による決済のための決済用プログラム42aを記憶している。決済用プログラム42aは、コンピューター40の製造段階でコンピューター40にインストールされていても良いし、USBメモリー、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの外部の記憶媒体からコンピューター40に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からコンピューター40に追加でインストールされても良い。
記憶部42は、MFPを管理するためのMFP管理情報42bを記憶している。
図6は、MFP管理情報42bの一例を示す図である。
図6に示すように、MFP管理情報42bは、MFPの識別情報であるMFPIDと、MFPの管理者の識別情報である管理者IDとが対応付けられた情報である。
図5に示すように、記憶部42は、オンライン決済サービス50(図1参照。)によって発行される支払いコードを管理するための支払いコード管理情報42cを記憶可能である。
図7は、支払いコード管理情報42cの一例を示す図である。
図7に示すように、支払いコード管理情報42cは、支払いコードと、MFPIDと、ジョブIDとが対応付けられた情報である。
図5に示す制御部43は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部42に記憶されているプログラムを実行する。
制御部43は、決済用プログラム42aを実行することによって、スキャナー33(図3参照。)による原稿の読み取り結果に基づいて料金を計算する料金計算手段43aと、オンライン決済サービス50(図1参照。)による決済のための通信を実行する決済用通信手段43bとを実現する。
図8は、オンライン決済サービス50が記憶する情報の一例を示す図である。
図8に示すように、オンライン決済サービス50は、利用者の銀行口座の情報を利用者の識別情報である利用者ID毎に示す利用者銀行口座情報50aと、MFP30の管理者の口座の情報を管理者ID毎に示す管理者口座情報50bとを記憶している。
利用者銀行口座情報50aには、利用者の銀行口座を管理している銀行の名称や、その銀行口座の口座番号など、利用者の銀行口座に関する情報が含まれている。利用者は、例えば、利用者端末20(図2参照。)の操作部21(図2参照。)を介して決済用プログラム25a(図2参照。)経由で、オンライン決済サービス50の利用者銀行口座情報50aに利用者の銀行口座の情報を登録することが可能である。
管理者は、例えば、任意のPC(Personal Computer)を介してインターネット経由で、オンライン決済サービス50の管理者口座情報50bに管理者の口座の情報を登録することが可能である。なお、管理者の口座は、オンライン決済サービス50によって管理されている口座であって、銀行口座ではない。
オンライン決済サービス50は、支払いコードを管理するための支払いコード管理情報50cを記憶可能である。
図9は、支払いコード管理情報50cの一例を示す図である。
図9に示すように、支払いコード管理情報50cは、支払いコードと、管理者IDと、料金と、コンピューターの識別情報であるコンピューターIDとが対応付けられた情報である。
次に、コピーシステム10の動作について説明する。
まず、コピーの指示が入力されたMFP30が二次元コードを表示するまでのコピーシステム10の動作について説明する。
図10は、コピーの指示が入力されたMFP30が二次元コードを表示するまでのコピーシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、コピーの指示を操作部31を介して入力することができる。MFP30の画像記憶手段38aは、コピーの指示が操作部31を介して入力されると、図10に示すように、「スキャナー33によって原稿から読み取った画像を記憶部37における特定の領域に記憶する動作」(以下「ScanToBox」と言う。)を実行する(S101)。ここで、画像記憶手段38aは、S101において記憶した画像の画像IDと、今回のジョブのジョブIDとを対応付けて画像管理情報37cに記憶する。
図11は、ScanToBoxを実行する場合のMFP30の動作のフローチャートである。
図11に示すように、画像記憶手段38aは、スキャナー33によって原稿から画像を読み取る(S131)。
次いで、画像記憶手段38aは、S101において読み取った画像を、プリンター34による印刷のためにラスタライズして、ビットマップデータを生成する(S132)。
最後に、画像記憶手段38aは、S102において生成したビットマップデータを記憶部37における特定の領域に画像37bとして記憶する(S133)。
図10に示すように、MFP30の支払いコード通知手段38bは、S101の処理の後、今回のコピーのジョブの属性を取得する(S102)。
ここで、コピーのジョブの属性は、例えば、印刷するページ数を示すページ数情報と、両面印刷および片面印刷の何れを実行するかを示す両面片面情報と、モノクロコピーおよびカラーコピーの何れを実行するかを示す色情報と、印刷する部数を示す部数情報と、印刷する記録媒体のサイズを示す記録媒体サイズ情報とを含んでいる。
ページ数は、印刷する面数である。例えば、両面印刷が1枚実行される場合、2ページ印刷されることになる。
ページ数が同一の場合、両面印刷および片面印刷の何れが実行されるときでも料金が同一に設定されても良い。例えば、1枚の記録媒体に両面印刷が実行される場合と、2枚の記録媒体に片面印刷が実行される場合とで、料金が同一に設定されても良い。
一方、ページ数が同一の場合でも、両面印刷および片面印刷の何れが実行されるかによって料金に差がつけられても良い。例えば、1枚の記録媒体に両面印刷が実行される場合の料金が、2枚の記録媒体に片面印刷が実行される場合の料金より低く設定されても良い。
料金の決定に際して、両面片面情報は、「ページ数が同一の場合でも、両面印刷および片面印刷の何れが実行されるかによって料金に差がつけられるとき」に利用される。
支払いコード通知手段38bは、スキャナー33による原稿の実際の読み取り結果に基づいてページ数情報を決定する。
支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示における設定に応じて両面片面情報を決定する。ただし、支払いコード通知手段38bは、スキャナー33による原稿の実際の読み取り結果に基づいて両面片面情報を変更するように設定されていても良い。例えば、支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示において、原稿の表面、裏面をそれぞれ記録媒体の表面、裏面に印刷すること、すなわち、両面印刷することが設定されていたとしても、実際に原稿をスキャナー33によって読み取った結果、原稿の一方の面に何も印刷されていない場合に、片面印刷に変更するように設定されていても良い。
支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示における設定に応じて色情報を決定する。ただし、支払いコード通知手段38bは、スキャナー33による原稿の実際の読み取り結果に基づいて色情報を決定したり、変更したりするようになっていても良い。例えば、支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示において、モノクロコピーおよびカラーコピーの何れを実行するかを自動で判定することが設定されていた場合、実際に原稿をスキャナー33によって読み取った結果、読み取った原稿の色に応じて色情報を決定する。また、支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示においてカラーコピーすることが設定されていたとしても、実際に原稿をスキャナー33によって読み取った結果、原稿がモノクロである場合に、モノクロコピーとして扱うように設定されていても良い。
支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示における設定に応じて部数情報を決定する。
支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示における設定に応じて記録媒体サイズ情報を決定する。ただし、支払いコード通知手段38bは、スキャナー33による原稿の実際の読み取り結果に基づいて記録媒体サイズ情報を決定しても良い。例えば、支払いコード通知手段38bは、操作部31を介して入力されたコピーの指示において記録媒体のサイズとして「自動」が設定されていた場合、実際に原稿をスキャナー33によって読み取った結果、読み取った原稿のサイズに応じて適切な記録媒体サイズ情報を自動で決定しても良い。
支払いコード通知手段38bは、S102の処理の後、S102で取得した属性に基づいた料金の計算の依頼をコンピューター40に送信する(S103)。ここで、支払いコード通知手段38bは、MFP30のMFPIDと、今回のジョブのジョブIDとをS103における依頼とともにコンピューター40に送信する。
コンピューター40の料金計算手段43aは、S103においてMFP30から送信されてきた依頼を受信すると、この依頼とともにMFP30から送信されてきた属性、すなわち、S102で取得された属性と、特定の計算基準とに基づいて、今回のコピーのジョブの料金を計算する(S104)。
次いで、コンピューター40の決済用通信手段43bは、S104で計算された料金での支払いコードをオンライン決済サービス50に要求する(S105)。ここで、決済用通信手段43bは、S103における依頼とともにMFP30から送信されてきたMFPIDにMFP管理情報42bにおいて対応付けられている管理者IDと、コンピューター40のコンピューターIDとをS105の要求に含める。
したがって、オンライン決済サービス50は、S105の要求に応じて支払いコードを発行してコンピューター40に返信する(S106)。なお、オンライン決済サービス50は、発行した支払いコードを、S105における要求に含まれていた管理者ID、料金およびコンピューターIDを対応付けて支払いコード管理情報50cに記憶する。
コンピューター40の決済用通信手段43bは、S106においてオンライン決済サービス50から返信されてきた支払いコードを示すQRコード(登録商標)などの二次元コードを生成する(S107)。なお、決済用通信手段43bは、S106においてオンライン決済サービス50から返信されてきた支払いコードを、S103においてMFP30から送信されていたMFPIDおよびジョブIDに対応付けて支払いコード管理情報42cに記憶する。
次いで、決済用通信手段43bは、S107において生成した二次元コードをMFP30に送信する(S108)。
したがって、MFP30の支払いコード通知手段38bは、S108においてコンピューター40から送信されてきた二次元コードを表示部32に表示する(S109)。
次に、利用者端末20が二次元コードを読み取ってからMFP30がコピーを終了するまでのコピーシステム10の動作について説明する。
図12は、利用者端末20が二次元コードを読み取ってからMFP30がコピーを終了するまでのコピーシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、S109においてMFP30の表示部32に表示された二次元バーコードを利用者端末20の撮影部23によって読み取らせるように、利用者端末20を操作することができる。利用者端末20の決済指示手段26aは、表示部32に表示された二次元バーコードを撮影部23によって読み取らせるように利用者端末20が操作されると、図12に示すように、表示部32に表示された二次元バーコードを撮影部23によって読み取る(S161)。
次いで、決済指示手段26aは、S161において読み取った二次元バーコードを解釈して、この二次元バーコードによって示される支払いコードと、利用者IDとをオンライン決済サービス50に送信する(S162)。
したがって、オンライン決済サービス50は、S162において利用者端末20から送信されてきた支払いコードおよび利用者IDに基づいて、支払いコードに支払いコード管理情報50cにおいて対応付けられている料金と、利用者IDに利用者銀行口座情報50aにおいて関連付けられている銀行口座の情報とを利用者端末20に返信する(S163)。
利用者端末20の決済指示手段26aは、料金と、銀行口座の情報とがオンライン決済サービス50から送信されてくると、料金の支払いのための支払い画面70(図13参照。)を表示部22に表示する(S164)。
図13は、支払い画面70の一例を示す図である。
図13に示すように、支払い画面70は、オンライン決済サービス50から送信されてきた銀行口座の情報を示すテキスト71と、オンライン決済サービス50から送信されてきた料金を示すテキスト72と、銀行口座のパスワード、すなわち、その銀行口座からの引き落としを銀行口座管理システム60が許可するためのパスワードが入力されるためのテキストボックス73とを含んでいる。
図13においては、支払い画面70に表示される銀行口座の情報として銀行の名称を示している。しかしながら、支払い画面70には、銀行口座の情報として、銀行の名称以外の情報が、銀行の名称に加えて、または、銀行の名称に代えて、表示されても良い。なお、S163においては、銀行口座の情報のうち、支払い画面70に表示される情報のみが返信されれば良い。
図12に示すように、決済指示手段26aは、テキストボックス73に銀行口座のパスワードが入力されると、入力されたパスワードをオンライン決済サービス50に送信する(S165)。
したがって、オンライン決済サービス50は、S165において利用者端末20から送信されてきたパスワードが正しい場合にのみ、銀行口座管理システム60が管理している銀行口座のうち、S162において利用者端末20から送信されてきた利用者IDに利用者銀行口座情報50aにおいて関連付けられている銀行口座から、S162において利用者端末20から送信されてきた支払いコードに支払いコード管理情報50cにおいて対応付けられている料金を引き落とす(S166)。
次いで、オンライン決済サービス50は、S166において引き落とした料金を、S162において利用者端末20から送信されてきた支払いコードに支払いコード管理情報50cにおいて対応付けられている管理者IDに管理者口座情報50bにおいて関連付けられている口座に振り込む(S167)。
次いで、オンライン決済サービス50は、料金の支払いが完了した旨を示す支払い完了通知と、S162において利用者端末20から送信されてきた支払いコードとを、この支払いコードに支払いコード管理情報50cにおいて対応付けられているコンピューターIDのコンピューター40に送信する(S168)。
コンピューター40の決済用通信手段43bは、S168においてオンライン決済サービス50から支払い完了通知が送信されてくると、S168においてオンライン決済サービス50から支払い完了通知とともに送信されてきた支払いコードに支払いコード管理情報42cにおいて対応付けられているジョブIDのジョブの料金の支払いが完了した旨を示す支払い完了通知を、この支払いコードに支払いコード管理情報42cにおいて対応付けられているMFPIDのMFP30に送信する(S169)。
MFP30の画像印刷手段38cは、S169においてコンピューター40から支払い完了通知が送信されてくると、この支払い完了通知に示されているジョブIDに画像管理情報37cにおいて対応付けられている画像IDの画像37bに関して、「記憶部37における特定の領域に記憶されている画像をプリンター34によって印刷する動作」(以下「BoxToPrint」と言う。)を実行する(S170)。
以上に説明したように、コピーシステム10は、スキャナー33による原稿の読み取りによって生成された画像を記憶部37に記憶しておき(S101)、この読み取りの結果に基づいた正確な料金が支払われた(S165〜S167)後で、この画像をプリンター34によって記録媒体に印刷する(S170)ので、「スキャナー33によって原稿から画像を読み取って、この画像をプリンター34によって印刷する」というコピーのジョブの実行が料金の支払いの滞りによって途中で停止されることがなく、利便性の向上を実現することができる。
コピーシステム10は、料金の支払いにコインベンダーではなくオンライン決済サービス50を利用するため、料金がMFP30の利用者の銀行口座からMFP30の管理者の口座に直接振り込まれるので、コインベンダーからの料金の取得作業が不要であり、人件費の低減と、料金の安全な受け取りとを実現することができる。
コピーシステム10は、料金の支払いにコインベンダーではなくオンライン決済サービス50を利用するので、コインベンダーがあまり利用されていない国であっても、容易に導入されることが可能である。
コピーシステム10は、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像をラスタライズして記憶部37に記憶するので、料金が支払われた後で、画像をラスタライズすることなくプリンター34によって記録媒体に印刷することができる。したがって、コピーシステム10は、コピーのジョブを早期に終了することができる。
なお、コピーシステム10は、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像をラスタライズすることなく記憶部37に記憶しておき、記憶部37に記憶していた画像を、スキャナー33による原稿の読み取り結果に基づいた正確な料金が支払われた後で、ラスタライズしてプリンター34によって記録媒体に印刷する構成でも良い。
コピーシステム10は、MFP30が支払いコードを表示部32への表示によって通知する(S109)ので、利用者端末20と、MFP30とが互いに通信できない場合であっても、MFP30の表示部32に表示された支払いコードを使用して利用者端末20によってオンライン決済サービス50経由で料金を支払うことができる。
コピーシステム10は、支払いコードが二次元コードとしてコンパクトにMFP30の表示部32に表示されるので、利用者端末20の撮影部23によって撮影し易く、利便性を向上することができる。なお、コピーシステム10は、文字列や一次元コードなど、二次元バーコードより利用者端末20の撮影部23によって撮影し難い方法で支払いコードが表示部32に表示されても良い。
コピーシステム10は、表示部32に表示された支払いコードを撮影部23によって撮影することによって取得するので、MFP30の表示部32に表示された支払いコードを利用者端末20の利用者が利用者端末20に手入力する必要がない。したがって、コピーシステム10は、利便性を向上することができる。なお、コピーシステム10は、二次元バーコードではなく、文字列など、利用者端末20の利用者が理解可能な方法で支払いコードを表示部32に表示する場合、MFP30の表示部32に表示された支払いコードが利用者端末20の利用者によって利用者端末20に手入力される構成でも良い。
コピーシステム10は、本実施の形態において、MFP30の管理者の口座として、オンライン決済サービス50によって管理されている口座を利用している。しかしながら、コピーシステム10は、MFP30の管理者の口座として、オンライン決済サービス50によって管理されている口座ではなく、銀行口座を利用する構成でも良い。
コピーシステム10は、本実施の形態において、MFP30の利用者の口座として、銀行口座を利用している。しかしながら、コピーシステム10は、MFP30の利用者の口座として、銀行口座ではなく、オンライン決済サービス50によって管理されている口座を利用する構成でも良い。
コピーシステム10は、コンピューター40の上述した機能の少なくとも一部をMFP30がコピープログラム37aの実行によって実現する構成でも良い。例えば、コピーシステム10は、コンピューター40の料金計算手段43aに相当する機能をMFP30が実現する構成でも良い。コピーシステム10は、コンピューター40の上述した全ての機能をMFP30が実現する構成である場合、コンピューター40を備えなくても良い。
MFP30において、HDDなどの記憶部37は、通常、制御部38のRAMより、記憶容量が圧倒的に多い。したがって、コピーシステム10は、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を記憶部37に記憶する(S101)ことによって、原稿の枚数が大量であるコピーにも対応することができる。しかしながら、コピーシステム10は、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を制御部38のRAMに記憶しておき、制御部38のRAMに記憶していた画像を、スキャナー33による原稿の読み取り結果に基づいた正確な料金が支払われた後で、プリンター34によって記録媒体に印刷しても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態においてMFPであるが、コピー専用機など、MFP以外の画像形成装置でも良い。
本発明のジョブ実行システムは、本実施の形態において、「スキャナー33によって原稿から画像を読み取って、この画像をプリンター34によって印刷する」というコピーのジョブを実行するコピーシステムである。しかしながら、本発明のジョブ実行システムは、「スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を送信する」というスキャン送信のジョブなど、「スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を使用して特定の処理を実行する」ジョブのうち、コピーのジョブ以外のジョブを実行するシステムにも適用可能である。また、本発明のジョブ実行システムは、「USBメモリーなどの外部の記憶媒体やクラウドサービスに記憶されたドキュメントをプリンター34によって印刷する」というジョブなど、「スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を使用して特定の処理を実行する」ジョブ以外のジョブを実行するシステムにも適用可能である。更に、本発明のジョブ実行システムは、「ドキュメントをプリンター34によって印刷する」というドキュメント印刷のジョブを実行する場合に、プリンター34によって使用される印刷データをドキュメントからコンピューター40が生成したり、「スキャナー33によって原稿から読み取られた画像を送信する」というスキャン送信のジョブを実行する場合に、スキャナー33によって原稿から読み取られた画像をコンピューター40が送信したりするなど、ジョブがMFP30のみによって実行されなくても良い。すなわち、本発明のジョブ実行システムは、MFP30を利用した種々のジョブを実行するシステムに適用可能である。
10 コピーシステム(ジョブ実行システム)
20 利用者端末
23 撮影部(撮影デバイス)
30 MFP(画像形成装置)
32 表示部(表示デバイス)
33 スキャナー(読取デバイス)
34 プリンター(印刷デバイス)
37 記憶部
37a コピープログラム(ジョブ実行プログラム)
37b 画像
38a 画像記憶手段(ジョブ実行手段)
38b 支払いコード通知手段
38c 画像印刷手段(特定処理実行手段、ジョブ実行手段)
43a 料金計算手段
50 オンライン決済サービス

Claims (9)

  1. 画像形成装置と、
    前記画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいて料金を計算する料金計算手段と、
    前記料金計算手段によって計算された前記料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、
    前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段と
    を備えることを特徴とするジョブ実行システム。
  2. 前記画像形成装置は、読取デバイスを備え、
    前記内容は、前記読取デバイスによる原稿の読み取り結果を含み、
    前記ジョブは、前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた画像を使用して特定の処理を実行するものであり、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた前記画像を記憶部に記憶する画像記憶手段と、
    前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に、前記記憶部に記憶されていた前記画像を使用して前記特定の処理を実行する特定処理実行手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のジョブ実行システム。
  3. 前記画像形成装置は、印刷デバイスを備え、
    前記特定処理実行手段は、前記画像形成装置に備えられ、
    前記特定の処理は、前記印刷デバイスによる前記画像の印刷であることを特徴とする請求項2に記載のジョブ実行システム。
  4. 前記画像記憶手段は、前記読取デバイスによって前記原稿から読み取られた前記画像をラスタライズして前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項3に記載のジョブ実行システム。
  5. 前記画像形成装置は、表示デバイスを備え、
    前記支払いコード通知手段は、前記支払いコードを前記表示デバイスへの表示によって通知することを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のジョブ実行システム。
  6. 前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金を支払うための利用者端末を備え、
    前記利用者端末は、撮影デバイスを備え、前記表示デバイスに表示された前記支払いコードを前記撮影デバイスによって撮影することによって取得することを特徴とする請求項5に記載のジョブ実行システム。
  7. 前記支払いコード通知手段は、前記支払いコードを二次元コードとして前記表示デバイスに表示することを特徴とする請求項6に記載のジョブ実行システム。
  8. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいた料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、
    前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置を利用したジョブの内容に基づいた料金に対してオンライン決済サービスによって発行された支払いコードを通知する支払いコード通知手段と、
    前記支払いコード通知手段によって通知された前記支払いコードを使用して前記オンライン決済サービス経由で前記料金が支払われた場合に前記ジョブを実行するジョブ実行手段と
    を前記画像形成装置に実現させることを特徴とするジョブ実行プログラム。
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