JP2018045592A - ラベル付与装置、ラベル付与方法及びラベル付与プログラム - Google Patents

ラベル付与装置、ラベル付与方法及びラベル付与プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多段階の値に対応するラベルを有する情報を効率的に作成する。【解決手段】ラベル付与装置2は、ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部21に表示させる表示制御部242と、タッチパネルにおいて、対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部243と、タッチされた位置と、対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部244と、特定されたラベルの値を対象情報に付与する送信部246と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、機械学習用のラベルを対象情報に付与するラベル付与装置、ラベル付与方法及びラベル付与プログラムに関する。
近年、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事等の作業を依頼するクラウドソーシングを利用して、大量の対象情報のそれぞれに対して付与するラベルの値を示すデータを高速かつ大量に作成することが行われている。例えば、機械学習の学習データの作成では、対象情報としての学習データに対して、特定の条件を満たすか否かを示すラベルを付与することが一般的であるものの、複数段階の強度を有するラベルを付与することも行われている。特許文献1には、人と人以外との中間的な特徴を持つ多数の画像を生成し、ラジオボタン式のインターフェースを介して作業者に人と人以外との境界を選択させることによって多くの学習データを得る方法が記載されている。
特開2015−191426号公報
特許文献1に記載されているように、ラジオボタン式のインターフェースを用いて学習データに複数段階の強度を有するラベルを付与する方法では、選択肢を多くすればするほどラベルの粒度を高めることができる。しかしながら、作業者が複数の選択肢から一の選択肢を選択する必要があるため、選択肢が多くなればなるほど、作業者の選択に要する時間が大きくなり、非効率となる。一方、選択肢を減らすと所要時間は減少するが、ラベルの粒度が荒くなるという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、多段階の値に対応するラベルを有する情報を効率的に作成することができるラベル付与装置、ラベル付与方法及びラベル付与プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るラベル付与装置は、ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部と、前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部と、タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部と、を備える。
前記表示制御部は、複数の前記対象情報を前記表示部に表示させ、前記受付部は、前記対象情報のそれぞれに対応する位置をタッチする操作を受け付け、前記特定部は、タッチされた位置と、複数の前記対象情報のそれぞれに対して予め定められた前記基準位置とに基づいて、複数の前記対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定し、前記付与部は、複数の前記対象情報のそれぞれに、特定されたラベルの値を付与してもよい。
前記表示制御部は、複数の前記対象情報を含む集合情報を前記表示部に表示させ、前記特定部は、前記集合情報から複数の前記対象情報を抽出し、タッチされた位置と、抽出した複数の前記対象情報のそれぞれに対して予め定められた前記基準位置とに基づいて、複数の前記対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定してもよい。
前記受付部は、前記タッチパネルをタッチしながら前記対象情報に対応する位置を含む領域を移動する操作を受け付け、前記特定部は、前記操作の軌跡と前記基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定してもよい。
前記受付部は、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作として、タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作を受け付け、前記特定部は、前記タップ操作、前記フリック操作又は前記スワイプ操作に対応する位置と、前記基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定してもよい。
前記表示制御部は、前記特定部が特定したラベルの値に対応する情報を前記タッチされた位置に表示させてもよい。
前記ラベル付与装置は、前記特定部により過去に特定された複数のラベルの値に基づいて、前記タッチパネルを操作するユーザの操作傾向を特定し、前記特定部により新たに特定されたラベルの値を、前記操作傾向に基づいて補正する補正部を更に備えてもよい。
前記表示制御部は、特定されたラベルの値と、他のユーザによって予め特定されたラベルの値とに基づいて算出された点数を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、機械学習に係るラベルが付与される対象情報を前記表示部に表示させ、前記付与部は、前記対象情報と、当該対象情報に対して特定されたラベルの値とを関連付けた教師データを生成してもよい。
本発明の第2の態様に係るラベル付与装置は、ラベルが付与される対象情報を表示部に表示させるとともに、入力部による入力位置を示すポインタを前記表示部に表示させる表示制御部と、前記入力部を介して、前記対象情報に対応する位置を含む領域において前記ポインタを移動させる操作を受け付ける受付部と、前記操作の軌跡と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部と、を備える。
本発明の第3の態様に係るラベル付与システムは、ラベル付与装置と、管理装置とを備えるラベル付与システムであって、前記管理装置は、ラベルが付与される対象情報を前記ラベル付与装置に送信する送信部を有し、前記ラベル付与装置は、前記対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部と、前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部とを有し、前記管理装置又は前記ラベル付与装置は、タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部とを更に有する。
前記ラベル付与装置は複数設けられ、前記管理装置は、前記対象情報と、前記対象情報に付与されたラベルの値とを関連付けて記憶する記憶部と、同一の対象情報に付与された複数のラベルの値に基づいて、当該対象情報の信頼度を算出する算出部とを更に有してもよい。
前記送信部は、算出された信頼度が所定の閾値以下の対象情報を、当該対象情報が送信されていない前記ラベル付与装置に送信してもよい。
本発明の第4の態様に係るラベル付与方法は、コンピュータが実行する、ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させるステップと、前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付けるステップと、タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定するステップと、特定されたラベルの値を前記対象情報に付与するステップと、を備える。
本発明の第5の態様に係るラベル付与プログラムは、コンピュータを、ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部、前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部、タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部、及び特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部、として機能させる。
本発明によれば、多段階の値に対応するラベルを有する情報を効率的に作成することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係るラベル付与システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係るラベル付与装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係るラベル付与システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る対象情報が表示部に表示された例を示す図である。 第1実施形態に係るなぞり操作の軌跡が表示部にリアルタイムで表示されている例を示す図である。 第1実施形態に係る対象情報が表示部に表示された別の例を示す図である。 第1実施形態に係る基準位置と、タッチされた位置との距離を説明するための図である。 第1実施形態に係るなぞり操作の軌跡の表示態様をラベルの値に基づいて変化させた例を示す図である。 第2実施形態においてタップ操作により対象情報に対応する位置を受け付ける例を示す図である。 第2実施形態においてフリック操作又はスワイプ操作により対象情報に対応する位置を受け付ける例を示す図である。 第3実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 第4実施形態に係る点数が表示部に表示された例を示す図である。
<第1実施形態>
[ラベル付与システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係るラベル付与システムSの概要を示す図である。図1に示すように、ラベル付与システムSは、管理装置1と、ラベル付与装置2とを備える。ラベル付与システムSは、対象情報に対して多段階の値に対応するラベルを付与するシステムである。ここで、第1実施形態に係る対象情報は、例えば、機械学習に係るラベルが付与される情報である。また、対象情報及びラベルの値は、機械学習の教師データとして用いられるものとするが、これに限らず、付与されたラベルをそのまま統計情報としてアンケート結果に利用する等、他の用途に用いられてもよい。
管理装置1は、ラベル付与装置2と通信ネットワークを介して接続されるサーバである。ラベル付与装置2は、スマートフォン等の携帯端末である。ラベル付与装置2は、クラウドソーシングに係る作業としての、対象情報へのラベル付与作業を行うユーザによって使用される。なお、図1では、ラベル付与装置2は、1台のみ表示されているが、複数存在するものとする。
第1実施形態において、管理装置1は、ラベル付与装置2から対象情報の取得リクエストが行われたことに応じて、対象情報をラベル付与装置2に送信する(図1の(1))。ラベル付与装置2は、受信した対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させ(図1の(2))、対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける(図1の(3))。ラベル付与装置2は、タッチされた位置に基づいて、多段階の値に対応するラベルの値を特定し(図1の(4))、特定されたラベルの値を対象情報に付与する。このようにすることで、ラベル付与装置2は、対象情報に対応する位置をタッチするという簡単な操作に基づいて、多段階の値に対応するラベルを有する情報を効率的に作成することができる。
ラベル付与装置2は、特定したラベルの値と、対象情報とを管理装置1に送信する(図1の(5))。管理装置1は、ラベルの値と対象情報とを受信すると、当該対象情報に関連付けてラベルの値を記憶する(図1の(6))。これにより、管理装置1は、対象情報に複数段階の強度を示すラベルを付与することができる。
以下、管理装置1及びラベル付与装置2の構成について説明する。
[管理装置1の構成例]
まず、管理装置1の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。管理装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部11は、管理装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、管理装置1を送信部121、受信部122、及び記憶制御部123として機能させる管理プログラムを記憶する。また、記憶部11は、対象情報と、対象情報に対して付与されたラベルの値とを記憶する。
制御部12は、例えばCPUである。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、管理装置1に係る機能を制御する。制御部12は、送信部121と、受信部122と、記憶制御部123とを備える。これらの機能の詳細については後述する。
[ラベル付与装置2の構成例]
続いて、ラベル付与装置2の構成について説明する。図3は、第1実施形態に係るラベル付与装置2の構成を示す図である。ラベル付与装置2は、表示部21と、入力部22と、記憶部23と、制御部24とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部21は、制御部24の制御に応じて対象情報や、対象情報に対応するラベルの値を示す情報等を表示する。
入力部22は、例えば、表示部21に対応して配置される接触センサ等により構成されるタッチパネルやボタンであり、ラベル付与装置2のユーザから操作入力を受け付ける。
記憶部23は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部23は、ラベル付与装置2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部23は、ラベル付与装置2の制御部24を、後述する取得部241、表示制御部242、受付部243、特定部244、補正部245、及び付与部としての送信部246として機能させるラベル付与プログラムを記憶する。
制御部24は、例えばCPUである。制御部24は、記憶部23に記憶されている各種プログラムを実行することにより、ラベル付与装置2に係る機能を制御する。制御部24は、取得部241と、表示制御部242と、受付部243と、特定部244と、補正部245と、送信部246とを備える。
[ラベル付与システムSにおける処理の流れ]
続いて、管理装置1が備える制御部12及びラベル付与装置2が備える制御部24が備える各機能について、ラベル付与システムSにおける処理の流れを示すシーケンス図を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係るラベル付与システムSにおける処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、ラベル付与装置2の取得部241は、管理装置1に、対象情報の取得リクエストを送信する(S10)。
管理装置1の送信部121は、ラベル付与装置2から対象情報の取得リクエストを受信したことに応じて、記憶部11に記憶されている対象情報のうち、当該ラベル付与装置2に送信していない対象情報を取得する(S20)。
ここで、対象情報は、例えば単語や画像である。送信部121は、複数の対象情報を含む集合情報を取得する。例えば、送信部121は、単語を複数含む文を集合情報として取得する。送信部121は、取得した集合情報を送信することにより、複数の対象情報をラベル付与装置2に送信する(S30)。
ラベル付与装置2の取得部241は、管理装置1から送信された、複数の対象情報を含む集合情報を取得する。
続いて、ラベル付与装置2の表示制御部242は、機械学習に係るラベルが付与される対象情報を、入力部22を構成するタッチパネルが設けられた表示部21に表示させる(S40)。
図5は、第1実施形態に係る対象情報が表示部21に表示された例を示す図である。表示制御部242は、例えば図5に示すように、複数の対象情報を含む集合情報としての文Sa、Sbを表示部21に表示させる。
また、表示制御部242は、文Sa、Sbを構成する単語のそれぞれに対して付与するラベルの尺度を示す情報を表示させる。図5に示す例では、ラベルの尺度を示す尺度情報Mとして、単語を肯定的と捉えるか否かを示す文字列「肯定」、「否定」及び矢印を表示させる。
図4に戻り、受付部243は、ラベル付与装置2のユーザから、入力部22を構成するタッチパネルにおいて、対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける(S50)。具体的には、受付部243は、タッチパネルにおいて集合情報に対応する複数の対象情報のそれぞれに対応する位置をタッチする操作を受け付ける。より具体的には、受付部243は、ユーザから、タッチパネルをタッチしながら対象情報に対応する位置を含む領域を移動する操作、すなわち、複数の対象情報に対応する位置をなぞる操作を受け付ける。図5に示す例では、受付部243は、集合情報としての文Sa、Sbのそれぞれに対応する領域Aa、Abにおいて、複数の対象情報に対応する位置をなぞる操作を受け付ける。例えば、領域Aaのうち文Saよりも上の位置をなぞる操作が、文Saを構成する各単語を肯定的に捉えることに対応する。また、領域Aaのうち文Saよりも下の位置をなぞる操作が、文Saを構成する各単語を否定的に捉えることに対応する。
ここで、表示制御部242は、タッチパネルをなぞる操作(以下、なぞり操作ともいう。)の軌跡を表示部21にリアルタイムに表示させるようにしてもよい。図6は、第1実施形態に係るなぞり操作の軌跡Tが表示部21にリアルタイムで表示されている例を示す図である。このようにすることで、ラベル付与装置2は、表示部21においてタッチ操作が検出された位置をユーザに把握させることができる。
なお、上述の説明では、集合情報が文である例について説明したが、集合情報は文に限らず、複数の画像であってもよい。例えば、取得部241は、管理装置1から、動画等から抽出された時間的に連続する複数の画像を集合情報として取得してもよい。また、取得部241は、管理装置1から動画を取得し、当該動画から時間的に連続する複数の画像を集合情報として抽出してもよい。
図7は、第1実施形態に係る対象情報が表示部21に表示された別の例を示す図である。表示制御部242は、図7(a)に示すように、複数の対象情報を含む集合情報として、時間的に連続する複数の画像を表示部21に表示させる。図7に示す例では、同一人物の顔の画像であって、それぞれ表情が異なる画像が表示されていることが確認できる。また、図7に示す例では、ラベルの尺度として、表情が快適なものか否かを示す文字列「快」、「不快」及び矢印が表示されていることが確認できる。
この場合において、受付部243は、複数の画像に対応する位置をなぞる操作を受け付ける。そして、表示制御部242は、図7(b)に示すように、なぞり操作の軌跡を表示部21にリアルタイムで表示させる。
図4に戻り、特定部244は、タッチされた位置と、対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、対象情報に対応するラベルの値を特定する(S60)。具体的には、特定部244は、タッチされた位置と、複数の対象情報のそれぞれに対して予め定められた基準位置とに基づいて、複数の対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定する。
より具体的には、特定部244は、集合情報から複数の対象情報を抽出し、なぞり操作の軌跡が示すタッチされた位置と、抽出した複数の対象情報のそれぞれに対して予め定められた基準位置とに基づいて、複数の対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定する。特定部244は、図5に示すように、集合情報が文である場合には、形態素解析を行うことにより、当該集合情報から複数の対象情報として、例えば、名詞や形容詞といった文における重要度が相対的に高い単語を抽出する。例えば、特定部244は、図5に示される文Saから、単語として「a社」、「ケータイ」、「かっこよく」を抽出する。なお、特定部244は、形態素解析を行うことにより、文に含まれる全ての単語を抽出してもよい。
続いて、特定部244は、表示部21に表示されている文のうち、抽出された複数の単語のそれぞれの基準位置と、当該単語に対応してタッチされた位置との距離を算出する。図8は、基準位置と、タッチされた位置との距離を説明するための図である。基準位置は、図8に示すように、文を構成する複数の文字の中心を結ぶ線分Lに対応する位置である。
特定部244は、なぞり操作の軌跡上の位置のうち、抽出された単語に対応する線分の位置から最も距離が長くなる位置を、基準位置と、当該単語に対応してタッチされた位置との距離として算出する。図8に示す例では、特定部244は、軌跡Tのうち、単語「かっこよく」に対応する領域Acに含まれる軌跡を特定する。そして、特定部244は、特定した軌跡上の位置であって線分Lから最も遠い位置と、単語「かっこよく」の基準位置との距離Dを算出する。特定部244は、同様の手順で、抽出された単語のそれぞれに対応する距離を算出する。
特定部244は、算出した距離に基づいてラベルの値を多段階で特定する。例えば、特定部244は、単語「かっこよく」の距離が6.3425である場合、単語「かっこよく」のラベルの値を6.3425とする。
なお、表示制御部242は、特定部244が特定したラベルの値に対応する情報をタッチされた位置に表示させるようにしてもよい。例えば、表示制御部242は、なぞり操作の軌跡を表示部21にリアルタイムで表示させる場合に、当該軌跡の表示態様をラベルの値に基づいて変化させるようにしてもよい。
図9は、第1実施形態に係るなぞり操作の軌跡Tの表示態様をラベルの値に基づいて変化させた例を示す図である。図9に示す例では、ラベルの値が相対的に高い値である場合には、軌跡Tが太く表示され、ラベルの値が相対的に低い値である場合には、軌跡Tが破線で表示されている。このようにすることで、ラベル付与装置2は、ユーザにラベルの値の特定状況を把握させることができる。
なお、図9に示す例では、表示制御部242は、ラベルの値に応じて、軌跡Tを太く表示させたり破線で表示させたりしたが、これに限らない。表示制御部242は、ラベルの値に応じて、軌跡Tの色を変化させるようにしてもよい。
図4に戻り、補正部245は、特定部244により過去に特定された複数のラベルの値に基づいて、入力部22を構成するタッチパネルを操作するユーザの操作傾向を特定し、特定部244により新たに特定されたラベルの値を、操作傾向に基づいて補正する(S70)。
例えば、補正部245は、特定部244により過去に特定された複数のラベルの値に基づいて、ラベルの値の分散を特定する。そして、補正部245は、分散の値に基づいて特定されたラベルの値を補正する。例えば、補正部245は、複数のラベル付与装置2において算出された分散の平均値を管理装置1から取得しておき、分散の値が相対的に高い場合には、ラベルの値が小さくなるように補正し、分散の値が相対的に低い場合には、ラベルの値が大きくなるように補正する。このようにすることで、複数のラベル付与装置2のそれぞれを操作する異なるユーザ間のラベルを均一に扱うことができる。ここで、表示制御部242は、補正後のラベルの値に基づいて、なぞり操作の軌跡の表示態様を変化させるようにしてもよい。
なお、補正部245は、軌跡Tと、集合情報とに基づいて、軌跡Tの表示部21上の位置を変化させることによりラベルの値を補正するようにしてもよい。例えば、ユーザの中には、なぞり操作の軌跡が左右にずれるユーザも存在する。そこで、補正部245は、なぞり操作に基づいて算出したタッチ位置と基準位置との距離と、対象情報の位置とに基づいて、なぞり操作の軌跡の左右へのずれ量を特定してもよい。そして、補正部245は、ずれ量に基づいて軌跡Tの表示部21上の位置を変化させることによりラベルの値を補正するようにしてもよい。
また、本実施形態では、補正部245が、特定部244により新たに特定されたラベルの値を、操作傾向に基づいて補正するものとしたが、これに限らない。ラベル付与装置2は、補正部245を備えないようにしてもよい。
送信部246は、特定部244によって特定されるとともに補正部245によって補正された、複数の対象情報のそれぞれのラベルの値と、当該複数の対象情報と、ラベル付与装置2の識別情報とを管理装置1に送信する(S80)。例えば、送信部246は、対象情報と、当該対象情報に対して特定されるとともに補正されたラベルの値とを関連付けた教師データを生成し、当該教師データと、ラベル付与装置2の識別情報とを管理装置1に送信する。これにより、送信部246は、管理装置1に、特定されたラベルの値を対象情報に付与させる。
受信部122は、ラベル付与装置2から対象情報と、ラベルの値と、ラベル付与装置2の識別情報とを受信する。
記憶制御部123は、ラベルの値を記憶部11に記憶させる(S90)。具体的には、記憶制御部123は、対象情報と、ラベルの値と、ラベル付与装置2の識別情報を受信する。そして、記憶制御部123は、対象情報と、ラベルの値と、ラベル付与装置2の識別情報とを関連付けて記憶部11に記憶させる。
[第1実施形態における効果]
以上のとおり、第1実施形態に係るラベル付与システムSにおいて、ラベル付与装置2は、タッチパネルにおいて表示部21に表示された対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付け、タッチされた位置と、当該対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、当該対象情報に対応するラベルの値を特定し、特定されたラベルの値を当該対象情報に付与する。このようにすることで、ラベル付与装置2は、タッチパネルにおいて対象情報に対応する位置をタッチするという簡単な操作に基づいて、多段階の値に対応するラベルを効率的に作成することができる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るラベル付与装置2は、複数の対象情報に対応する位置をなぞる操作とは異なる操作によって、対象情報に対応する位置を受け付ける点で第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
第2実施形態において、受付部243は、対象情報に対応する位置のタッチ操作として、タップ操作を受け付ける。図10は、第2実施形態においてタップ操作により対象情報に対応する位置を受け付ける例を示す図である。例えば、表示制御部242は、図10(a)に示すように、集合情報としての文に対してラベルの値に対応する線L1、L2を表示させておく。ここで、線L1、L2に対応するラベルの値は、中立を示す値(例えば0)であるものとする。そして、受付部243は、対象情報に対応する位置をタッチする操作として、線L1、L2の上下の領域におけるタップ操作を受け付ける。例えば、ユーザが「かっこよく」を肯定的に捉える場合、ユーザは、図10(a)に示すように、「かっこよく」の上部の領域Adをタップする操作を行う。受付部243が、領域Adをタップする操作を受け付けると、表示制御部242は、図10(b)に示すように、線L1がタッチされた位置を通過するように線L1の形状を変化させる。
第2実施形態において、受付部243は、対象情報に対応する位置のタッチ操作として、フリック操作又はスワイプ操作を受け付ける。図11は、第2実施形態においてフリック操作又はスワイプ操作により対象情報に対応する位置を受け付ける例を示す図である。表示制御部242は、図11(a)に示すように、集合情報としての文に対してラベルの値に対応する線L1、L2を表示させておく。そして、受付部243は、対象情報に対応する位置をタッチする操作として、線L1、L2が表示されている位置から、線L1、L2の上下の領域にフリック又はスワイプする操作を受け付ける。例えば、ユーザが「かっこよく」を肯定的に捉える場合、ユーザは、図11(a)に示すように、線L1のうち、「かっこよく」に対応する位置を開始位置とし、破線矢印の方向にフリック又はスワイプする操作を行う。受付部243が、フリック又はスワイプする操作を受け付けると、表示制御部242は、図11(b)に示すように、線L1がタッチされた位置を通過するように線L1の形状を変化させる。
特定部244は、タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作に対応する位置と、基準位置とに基づいて、対象情報に対応するラベルの値を特定する。例えば、特定部244は、タップ操作が行われた場合、当該タップ操作が行われた位置と、当該位置と、対象情報に対応して表示されている線との距離とに基づいてラベルの値を特定する。また、特定部244は、フリック操作又はスワイプ操作が行われた場合、当該操作が終了した位置と、対象情報に対応して表示されている線との距離とに基づいてラベルの値を特定する。
[第2実施形態における効果]
以上のとおり、第2実施形態に係るラベル付与システムSにおいて、ラベル付与装置2は、対象情報に対応する位置をタッチする操作として、タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作を受け付け、当該タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作に対応する位置と、基準位置とに基づいて、対象情報に対応するラベルの値を特定する。このようにすることで、ラベル付与装置2は、対象情報をなぞるタッチ操作とは異なる、タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作でも、ラベルの値を特定することができる。
<第3実施形態>
[対象情報のラベルの値の信頼度を算出する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係るラベル付与システムSは、管理装置1が、対象情報のラベルの値の信頼度を算出する点で第1実施形態と異なる。
図12は、第3実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。図12に示すように、管理装置1の制御部12は、算出部124を更に備える。
算出部124は、複数のラベル付与装置2から受信した、同一の対象情報に対して付与されたラベルの値に基づいて信頼度を算出する。例えば、算出部124は、同一の対象情報に対して付与されたラベルの値に基づいて、信頼度としての分散を算出する。そして、算出部124は、算出した分散に基づいて信頼度を算出する。例えば、算出部124は、分散の値が高い場合には信頼度が低く、分散の値が低い場合には信頼度が高くなるように信頼度を算出する。
送信部121は、ラベル付与装置2から対象情報の取得リクエストを受信し、ラベル付与装置2に送信する対象情報を記憶部11から取得する場合に、算出された信頼度が所定の閾値以下の対象情報、すなわち、信頼性が低いラベルが付されている対象情報を記憶部11から取得する。そして、送信部121は、当該対象情報を、取得リクエストを送信したラベル付与装置2に送信する。これにより、送信部121は、信頼性が低いラベルが付されている対象情報を、当該対象情報が送信されていないラベル付与装置2に送信する。
[第3実施形態における効果]
以上のとおり、第3実施形態に係るラベル付与システムSにおいて、管理装置1は、同一の対象情報に付与された複数のラベルの値に基づいて、当該対象情報の信頼度を算出する。このようにすることで、管理装置1は、ラベルの極性が分かれる対象情報やラベルに付された値にばらつきがある対象情報を特定することができる。そして、管理装置1は、当該対象情報をラベル付与装置2に送信し、当該対象情報に対して新たに付与されるラベルの値に基づいて、信頼性を再判定することができる。また、管理装置1は、複数のラベル付与装置2に当該対象情報を送信し、ラベルの値を取得することにより、より正確に信頼性を判定することができる。
<第4実施形態>
[特定されたラベルの値に基づく点数を表示する]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態に係るラベル付与装置2は、特定されたラベルの値に基づいて点数を算出し、当該点数を表示部21に表示させる点で第1実施形態と異なる。
第4実施形態において、取得部241は、管理装置1から対象情報と、当該対象情報に対して他の複数のユーザによって予め特定されたラベルの値の平均値とを取得する。
表示制御部242は、特定部244によって特定されたラベルの値と、他のユーザによって特定されたラベルの値とに基づいて、点数を算出する。具体的には、表示制御部242は、特定したラベルの値と、他のユーザによって特定されたラベルの値の平均値との差分が小さければ小さいほど、点数が高くなるように点数を算出する。そして、表示制御部242は、算出した点数を表示部21に表示させる。図13は、第4実施形態に係る点数が表示部21に表示された例を示す図である。図13では、算出された点数を示すオブジェクトOが表示されていることが確認できる。表示制御部242は、複数の対象情報のそれぞれに対して点数を算出し、当該点数の合計値を表示部21に表示させるようにしてもよい。
送信部246は、算出された点数と、ラベル付与装置2の識別情報とを管理装置1に送信する。管理装置1は、受信した点数と、ラベル付与装置2の識別情報とを関連付けて記憶部11に記憶させる。
[第4実施形態における効果]
以上のとおり、第4実施形態に係るラベル付与システムSにおいて、ラベル付与装置2は、特定されたラベルの値と、他のユーザによって予め特定されたラベルの値とに基づいて算出された点数を表示部21に表示させる。このようにすることで、ラベル付与装置2のユーザは、点数が高くなるようにラベルの付与操作を行うこととなる。これにより、ラベル付与装置2は、対象情報に対して適切なラベルの値を付与することができる。
なお、本実施形態において、取得部241は、管理装置1から、複数のラベル付与装置2から受信した点数のうち、最も高い点数を取得してもよい。そして、表示制御部242は、取得した点数を表示部21に表示させるとともに、最も高い点数を表示部21に表示させるようにしてもよい。このようにすることで、ラベル付与装置2のユーザは、他のユーザの点数を意識し、当該点数よりも高い点数を目指してタッチ操作を行うことになる。これにより、ラベル付与装置2は、対象情報に対して更に適切なラベルの値を付与することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
例えば、第1実施形態では、ラベル付与装置2が対象情報に対して付与されるラベルの値を特定することとしたがこれに限らない。例えば、ラベル付与装置2が、対象情報と、タッチパネルにおいてタッチされた位置を示す位置情報とを管理装置1に送信し、管理装置1が、当該位置情報に基づいてラベルの値を特定してもよい。
また、第1実施形態では、ラベル付与装置2がスマートフォン等の携帯端末であるものとし、対象情報をタッチパネルが設けられた表示部21に表示させたが、これに限らない。ラベル付与装置2は、マウスを入力部22とするデスクトップ型のパソコンやノートパソコン等であってもよい。この場合において、表示制御部242は、対象情報を表示部21に表示させるとともに、入力部22による入力位置を示すポインタを表示部21に表示させてもよい。そして、受付部243が、入力部22を介して、対象情報に対応する位置を含む領域においてポインタを移動させる操作を受け付け、特定部244が、操作の軌跡と、対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、対象情報に対応するラベルの値を特定してもよい。このようにすることで、デスクトップ型のパソコンやノートパソコンをラベル付与装置2として動作させることができる。
また、第1実施形態において、ラベル付与装置2は、図7に示すように、動画から抽出された連続する複数の画像を表示させ、その画像に対応する位置をなぞる操作を受け付けたが、これに限らない。例えば、ラベル付与装置2は、表示部21に動画を再生表示させるとともに、入力部22を構成するタッチパネルにおいて、動画の再生時間に応じて、動画に対する尺度を示す操作(例えば、タッチパネル上で上下になぞる操作)を受け付けるようにしてもよい。そして、ラベル付与装置2は、動画の再生時間のそれぞれにおいてなぞられた位置に基づいてラベルの値を特定し、当該ラベルの値を、再生時間に対応する画像に付与してもよい。
また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・管理装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・送信部、122・・・受信部、123・・・記憶制御部、124・・・算出部、2・・・ラベル付与装置、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・記憶部、24・・・制御部、241・・・取得部、242・・・表示制御部、243・・・受付部、244・・・特定部、245・・・補正部、246・・・送信部、S・・・ラベル付与システム

Claims (15)

  1. ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部と、
    前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部と、
    タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、
    特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部と、
    を備えるラベル付与装置。
  2. 前記表示制御部は、複数の前記対象情報を前記表示部に表示させ、
    前記受付部は、前記対象情報のそれぞれに対応する位置をタッチする操作を受け付け、
    前記特定部は、タッチされた位置と、複数の前記対象情報のそれぞれに対して予め定められた前記基準位置とに基づいて、複数の前記対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定し、
    前記付与部は、複数の前記対象情報のそれぞれに、特定されたラベルの値を付与する、
    請求項1に記載のラベル付与装置。
  3. 前記表示制御部は、複数の前記対象情報を含む集合情報を前記表示部に表示させ、
    前記特定部は、前記集合情報から複数の前記対象情報を抽出し、タッチされた位置と、抽出した複数の前記対象情報のそれぞれに対して予め定められた前記基準位置とに基づいて、複数の前記対象情報のそれぞれに対応するラベルの値を特定する、
    請求項2に記載のラベル付与装置。
  4. 前記受付部は、前記タッチパネルをタッチしながら前記対象情報に対応する位置を含む領域を移動する操作を受け付け、
    前記特定部は、前記操作の軌跡と前記基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  5. 前記受付部は、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作として、タップ操作、フリック操作又はスワイプ操作を受け付け、
    前記特定部は、前記タップ操作、前記フリック操作又は前記スワイプ操作に対応する位置と、前記基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  6. 前記表示制御部は、前記特定部が特定したラベルの値に対応する情報を前記タッチされた位置に表示させる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  7. 前記特定部により過去に特定された複数のラベルの値に基づいて、前記タッチパネルを操作するユーザの操作傾向を特定し、前記特定部により新たに特定されたラベルの値を、前記操作傾向に基づいて補正する補正部を更に備える、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  8. 前記表示制御部は、特定されたラベルの値と、他のユーザによって予め特定されたラベルの値とに基づいて算出された点数を前記表示部に表示させる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  9. 前記表示制御部は、機械学習に係るラベルが付与される対象情報を前記表示部に表示させ、
    前記付与部は、前記対象情報と、当該対象情報に対して特定されたラベルの値とを関連付けた教師データを生成する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のラベル付与装置。
  10. ラベルが付与される対象情報を表示部に表示させるとともに、入力部による入力位置を示すポインタを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記入力部を介して、前記対象情報に対応する位置を含む領域において前記ポインタを移動させる操作を受け付ける受付部と、
    前記操作の軌跡と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、
    特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部と、
    を備えるラベル付与装置。
  11. ラベル付与装置と、管理装置とを備えるラベル付与システムであって、
    前記管理装置は、
    ラベルが付与される対象情報を前記ラベル付与装置に送信する送信部を有し、
    前記ラベル付与装置は、
    前記対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部と、
    前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部とを有し、
    前記管理装置又は前記ラベル付与装置は、
    タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部と、
    特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部とを更に有する、
    ラベル付与システム。
  12. 前記ラベル付与装置は複数設けられ、
    前記管理装置は、
    前記対象情報と、前記対象情報に付与されたラベルの値とを関連付けて記憶する記憶部と、
    同一の対象情報に付与された複数のラベルの値に基づいて、当該対象情報の信頼度を算出する算出部とを更に有する、
    請求項11に記載のラベル付与システム。
  13. 前記送信部は、算出された信頼度が所定の閾値以下の対象情報を、当該対象情報が送信されていない前記ラベル付与装置に送信する、
    請求項12に記載のラベル付与システム。
  14. コンピュータが実行する、
    ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させるステップと、
    前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付けるステップと、
    タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定するステップと、
    特定されたラベルの値を前記対象情報に付与するステップと、
    を備えるラベル付与方法。
  15. コンピュータを、
    ラベルが付与される対象情報をタッチパネルが設けられた表示部に表示させる表示制御部、
    前記タッチパネルにおいて、前記対象情報に対応する位置をタッチする操作を受け付ける受付部、
    タッチされた位置と、前記対象情報に対して予め定められた基準位置とに基づいて、前記対象情報に対応するラベルの値を特定する特定部、及び
    特定されたラベルの値を前記対象情報に付与する付与部、
    として機能させるラベル付与プログラム。

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